JP5593525B2 - フッ化物残渣回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原子力発電所から発生する使用済核燃料の再処理に用いるフッ化物残渣回収装置に関する。
現在、原子力発電所から発生する使用済核燃料の再処理技術の主流は、溶媒抽出法を用いたPUREX法であり、この方法では製品であるU、MOX(またはPu)は高精製度で回収される。しかし、PUREX法は主工程において溶媒抽出という大型の分離体系を必要とすることや大量の液体廃棄物が発生することから再処理コストが高い傾向であるとされ、経済性を向上させるために施設の小型化や廃棄物量の低減を図る必要がある。
一方、乾式再処理法のひとつに、1980年代まで開発が継続されたフッ化物揮発法がある。この方法は小型の設備で高精製度のUを回収できるという利点があるが、Puの精製が難しいという課題がある。
そこで、溶媒抽出法の上流にフッ化物揮発法によるUの分離精製工程を設けることで、溶媒抽出法設備を小型化するとともに、Puの精製が難しいというフッ化物揮発法の課題を補う相補的なハイブリット再処理法であるFLUOREX法の開発が行われている(例えば、特許文献1,非特許文献1参照)。
FLUOREX法では、使用済核燃料の大部分を占めるUの内、90%以上をフッ化工程においてフッ化反応により気体状のUFに転換して揮発させ、分離する。即ち、脱被覆工程で、使用済核燃料を粉体状にする。この粉体状の酸化物と高濃度のFガスを塔状のフレーム炉に導入し、1200℃程度の温度で燃料中のUをUFに転換する。このUFは蒸留器や吸着材によって精製することができる。この製品UはU濃縮に用いるUFの化学形態であるため、転換施設を介することなくU濃縮、転換施設で使用でき、燃料として再利用できる。Uの大部分を除去した残りの10%以下のUとPuおよび不揮発性のFPのフッ化物は、酸化物転換工程において水蒸気と反応させ酸化物に転換した後、硝酸に溶解し、溶媒抽出法の手法を用いて精製する。
特開2002−257980号公報
火力原子力発電 Vol.54 No.12 (Dec.2003)
フッ化工程で生成した不揮発性のフッ化物であるフッ化残渣を回収し、次工程である酸化物転換工程へ送る際には、水分を含む空気の混入、フッ素ガスの漏洩および次工程で使用する水蒸気のフッ化工程への混入を防止する必要がある。これは、フッ化工程ではフッ素を利用するため、水分を含む空気および水蒸気の混入により生成されたフッ化水素(HF)による材料腐食への影響を小さくする必要がある。また、HFは生体に対して極めて浸透性が強いので、例え希薄でもHFの吸入やHFに接触することのないように漏洩防止が必要とされている。また、放射線防護の観点から放射性粉体であるフッ化残渣の漏洩防止も必要である。したがって、フッ素雰囲気であるフッ化工程から酸化物転換工程へのフッ化残渣の回収において、放射性物質及びフッ素雰囲気と系外との隔離を可能とするフッ化残渣回収装置が必要である。
また、稼働率向上の観点から、フッ化処理を中断することなくフッ化残渣を回収することが必要である。
本発明の目的は、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、フッ素雰囲気系外へのフッ素ガス、放射性物質の漏えいを防止することができるとともに、フッ素雰囲気系内へ湿分が混入しFガスとの反応によりHF生成及びHFによる材料腐食を防止できるフッ化物残渣回収装置を提供することにある。また、フッ化処理を中断することなくフッ化物残渣を回収することのできるフッ化物残渣回収装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、フレーム炉におけるフッ化工程で生じたガスを回収するラインとは別に、前記フレーム炉の底部に残留した不揮発性の固体フッ化物粉末をフッ化残渣回収容器により回収するフッ化残渣回収装置であって、前記フッ化残渣回収容器は、前記フレーム炉の下流側に直列に接続された第1及び第2のフッ化残渣回収容器からなり、前記フレーム炉と前記第1のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第1の仕切り弁と、前記第1のフッ化残渣回収容器と前記第2のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第2の仕切り弁と、前記第2のフッ化残渣回収容器の下流側に設けられた第3の仕切り弁と、前記第1から第3の仕切り弁の開閉を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記フレーム炉の底部に堆積したフッ化残渣が所定量になると、前記第1の仕切り弁を開とし、前記フレーム炉で蓄積されたフッ化残渣を前記第1のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第1の仕切り弁を閉とし、前記第2の仕切り弁を開とし、前記第1のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を前記第2のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第2の仕切り弁を閉とし、前記第3の仕切り弁を開とし、前記第2のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させるようにしたものである。
かかる構成により、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、フッ素雰囲気系外へのフッ素ガス、放射性物質の漏えいを防止することができるとともに、フッ素雰囲気系内へ湿分が混入しF2ガスとの反応によりHF生成及びHFによる材料腐食を防止できるものとなる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記第1のフッ化残渣回収容器に接続される第1のガス置換装置および第4の仕切り弁と、前記第2のフッ化残渣回収容器に接続される第2のガス置換装置および第5の仕切り弁とを備え、前記制御手段は、前記第1のフッ化残渣回収容器にフッ化残渣を移送後、前記第4の仕切り弁を開とし、前記ガス置換装置により、前記第1のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換し、前記第5の仕切り弁を開とし、前記第2のガス置換装置により、前記第2のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換した後、前記第2の仕切り弁を開とし、前記第1のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を前記第2のフッ化残渣回収容器に移送させるようにしたものである。
(3)上記目的を達成するために、本発明は、フレーム炉におけるフッ化工程で生じたガスを回収するラインとは別に、前記フレーム炉の底部に残留した不揮発性の固体フッ化物粉末をフッ化残渣回収容器により回収するフッ化残渣回収装置であって、前記フッ化残渣回収容器は、前記フレーム炉の下流側に並列に接続された第1及び第2のフッ化残渣回収容器からなり、前記フレーム炉と前記第1のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第1の仕切り弁と、前記第1のフッ化残渣回収容器の下流側に設けられた第2の仕切り弁と、前記フレーム炉と前記第2のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第3の仕切り弁と、前記第2のフッ化残渣回収容器の下流側に設けられた第4の仕切り弁と、前記第1から第4の仕切り弁の開閉を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記フレーム炉の底部に堆積したフッ化残渣が所定量になると、前記第1の仕切り弁を開とし、前記フレーム炉で蓄積されたフッ化残渣を前記第1のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第1の仕切り弁を閉とし、残渣移送後、前記第1の仕切り弁を閉とし、前記第2の仕切り弁を開とし、前記第1のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させ、前記第3の仕切り弁を開とし、前記フレーム炉で蓄積されたフッ化残渣を前記第2のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第3の仕切り弁を閉とし、前記第4の仕切り弁を開とし、前記第2のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させるようにしたものである。
かかる構成により、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、フッ素雰囲気系外へのフッ素ガス、放射性物質の漏えいを防止することができるとともに、フッ素雰囲気系内へ湿分が混入しF2ガスとの反応によりHF生成及びHFによる材料腐食を防止できるものとなる。
(4)上記(3)において、好ましくは、前記第1のフッ化残渣回収容器に接続される第1のガス置換装置および第5の仕切り弁と、前記第2のフッ化残渣回収容器に接続される第2のガス置換装置および第6の仕切り弁とを備え、前記制御手段は、前記第1のフッ化残渣回収容器にフッ化残渣を移送後、前記第5の仕切り弁を開とし、前記第1のガス置換装置により、前記第1のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換し、前記第2のフッ化残渣回収容器にフッ化残渣を移送後、前記第6の仕切り弁を開とし、前記第2のガス置換装置により、前記第2のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換するようにしたものである。
本発明によれば、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、フッ素雰囲気系外へのフッ素ガス、放射性物質の漏えいを防止することができるとともに、フッ素雰囲気系内へ湿分が混入しFガスとの反応によりHF生成及びHFによる材料腐食を防止できるものとなる。また、フッ化処理を中断することなくフッ化残渣を回収することができ、稼働率を向上させることができるものとなる。
本発明の第1の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成図である。 本発明の第2の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成図である。 本発明の第3の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成図である。
最初に、図1を用いて、本発明の第1の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成及び動作について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成図である。
図1は、本実施形態によるフッ化物残渣回収装置で用いるFLUOREX法の概略系統を示している。
使用済核燃料粉体は、粉体供給ライン1を介してフレーム炉4に供給される。なお、使用済核燃料粉体のキャリアガスとしてArガスをArガス供給ライン2より供給する。使用済核燃料粉体をフッ化させるためのFガスは、Fガス供給ライン3よりフレーム炉4に供給する。
フレーム炉4に使用済核燃料粉体とFガスを導入し、フッ化反応により粉体中の大部分のUを気体状のUFに転換し揮発させ分離する。また、粉体中の一部のFPもフッ化反応により気体状のフッ化物に転換し揮発され分離される。揮発したUF等のガスは、UF精製工程A1にて精製され、次工程のUF回収系A2に移送する。
フレーム炉4のフッ化反応にてUの大部分は揮発するが、不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物は、残渣としてフッ化残渣回収容器7A,7Bに回収される。回収されたフッ化残渣は、酸化物転換工程B1へ移送される。フッ化残渣は、酸化物転換工程B1で水蒸気を反応させ酸化物に転換した後、溶媒抽出工程B2で硝酸に溶解し、溶媒抽出法の手法を用いて精製する。精製物は、MOX回収工程B3で回収される。
ここで、フレーム炉4で生成した不揮発性のフッ化物であるフッ化残渣は、フッ化残渣回収容器7A,7Bで回収され、次工程である酸化物転換工程B1へ送る際には、水分を含む空気の混入、フッ素ガスの漏洩を防止する必要がある。これは、フレーム炉4ではフッ素を利用するため、水分を含む空気および水蒸気の混入により生成されたフッ化水素による腐食生成物による使用済核燃料のフッ化挙動への影響及び材料腐食への影響を小さくする必要がある。また、酸化物転換工程での酸化物転換反応で使用する水蒸気および反応で生成するHFガスの上流側のフッ化工程への逆流を防止する必要がある。フッ素ガスが空気中へ漏洩するとフッ化水素が生成するが、フッ化水素は生体に対して極めて浸透性が強いので、例え希薄でもフッ化水素の吸入やフッ化水素に接触することのないようにフッ素ガスの漏洩防止が必要とされている。また、放射線防護の観点から放射性粉体であるフッ化残渣の漏洩防止も必要である。したがって、フッ素雰囲気であるフレーム炉4から酸化物転換工程へのフッ化残渣の回収において、放射性物質及びフッ素雰囲気と系外との隔離を可能とするフッ化残渣回収装置が必要である。
また、稼働率向上の観点から、フッ化処理を中断することなくフッ化残渣を回収することが必要である。
従来の構成では、フッ化残渣回収容器は、一つのみ用いられていた。それに対して、本実施形態では、2つのフッ化残渣回収容器7A,7Bを用いるとともに、それら、処理の流れ方向に直列に配置している。さらに、本実施形態では、フレーム炉4とフレーム炉で生成したフッ化残渣を回収するフッ化残渣回収容器7Aとを隔離する仕切り弁8Aと、フッ化残渣回収容器7Aとフッ化残渣回収容器7Bとを隔離する仕切り弁8Bと、フッ化残渣回収容器7Bと酸化物転換工程とを隔離する仕切り弁8Cとを有し、仕切り弁8A,8B,8Cを制御する制御装置10を備えている。
フレーム炉4でのフッ化反応運転中、フレーム炉4で生成したフッ化残渣はフレーム炉4の底部に堆積する。制御装置10は、堆積したフッ化残渣の量を検出して、それが所定量に達した時点で、仕切り弁8Aを開とし、フレーム炉4で蓄積されたフッ化残渣をフッ化残渣回収ラインを通じてフッ化残渣回収容器7Aに移送させる。残渣移送後、制御装置10は、仕切り弁8Aを閉とし、フレーム炉4とフッ化残渣回収容器7Aを隔離した後、仕切り弁8Bを開とし、フッ化残渣回収容器7A内のフッ化残渣をフッ化残渣回収容器7Bへ移送させる。残渣移送後、制御装置10は、仕切り弁8Bを閉とし、フッ化残渣回収容器7Aとフッ化残渣回収容器7Bを隔離した後、仕切り弁8Cを開とし、フッ化残渣回収容器7B内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させる。残渣移送後、制御装置10は、仕切り弁8Cを閉とする。フッ化残渣の移送は、例えば、ロータリーフィーダー、スクリューフィーダーなどを用いて行う。
本実施形態によれば、フッ化残渣移送経路を開放せずに、フレーム炉4から酸化物転換工程へ移送することができ、系外からの水分を含む空気の系内への混入および系内から系外へのフッ素ガスの漏洩を防止することができる。また、放射性物質の系外への漏洩を防止することができる。
フッ化残渣のフレーム炉4から酸化物転換工程への移送処理中、常に仕切り弁8A,8B,8Cのいずれかが、閉となっているため、酸化物転換工程からの水蒸気の逆流を防止することができる。
フレーム炉4でのフッ化反応運転を停止させることなく、フレーム炉4で生成したフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させることが可能となる。
また、後述の実施形態に比べて、構成をシンプルとすることができる。
以上により、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、上記特徴を有することにより、フッ素雰囲気系外へのフッ素ガス、放射性物質の漏えいを防止することができるとともに、フッ素雰囲気系内へ湿分が混入しFガスとの反応によりHF生成及びHFによる材料腐食を防止できる。
また、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、上記特徴を有することにより、フッ化処理を中断することなく放射性粉体を回収することができ、稼働率を向上させることができる。
次に、図2を用いて、本発明の第2の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成及び動作について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成図である。なお、図1と同一符号は、同一部分を示している。
本実施形態においても、FLUOREX法の概略系統は、図1に示したものと同様である。
本実施形態では、2つのフッ化残渣回収容器7A,7Bを用いるとともに、それら、処理の流れ方向に並列に配置している。さらに、本実施形態では、フレーム炉4とフレーム炉で生成したフッ化残渣を回収するフッ化残渣回収容器7Aと同じくフッ化残渣を回収するフッ化残渣回収容器7Bへのフッ化残渣の移送を切り替える切換え弁9と、フレーム炉4とフッ化残渣回収容器7Aとを隔離する仕切り弁8Aと、フレーム炉4とフッ化残渣回収容器7Bとを隔離する仕切り弁8Cと、フッ化残渣回収容器7Aと酸化物転換工程とを隔離する仕切り弁8Bと、フッ化残渣回収容器7Bと酸化物転換工程とを隔離する仕切り弁8Dと、切換え弁9、仕切り弁8A、8B、8C、8Dを制御する制御装置10Aとを備えている。
フレーム炉4でのフッ化反応運転中、フレーム炉4で生成したフッ化残渣はフレーム炉4の底部に堆積する。制御装置10Aは、堆積したフッ化残渣の量を検出して、それが所定量に達した時点で、切換え弁9を残渣回収容器7Aへの移送側に切換え、かつ仕切り弁8Aを開とし、フレーム炉4で蓄積されたフッ化残渣をフッ化残渣回収ライン6Aを通じてフッ化残渣回収容器7Aに移送させる。残渣移送後、制御装置10Aは、切換え弁9、仕切り弁8Aを閉とし、フレーム炉4とフッ化残渣回収容器7Aを隔離する。次に、制御装置10Aは、仕切り弁8Bを開とし、フッ化残渣回収容器7A内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させる。残渣移送後、制御装置10Aは、仕切り弁8Bを閉とする。フッ化残渣回収容器7Aから酸化物転換工程へのフッ化残渣移送処置中、制御装置10Aは、切換え弁9を残渣回収容器7Bへの移送側に切換え、かつ仕切り弁8Cを開とし、フレーム炉4で蓄積されたフッ化残渣をフッ化残渣回収ライン6Cを通じてフッ化残渣回収容器7Bに移送させる。残渣移送後、制御装置10Aは、切換え弁9、仕切り弁8Cを閉とし、フレーム炉4とフッ化残渣回収容器7Bを隔離する。次に、制御装置10Aは、仕切り弁8Dを開とし、フッ化残渣回収容器7A内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させる。残渣移送後、制御装置10Aは、仕切り弁8Dを閉とする。フッ化残渣回収容器7Aを通じてフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送する運転と、フッ化残渣回収容器7Bを通じてフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送する運転とを交互に運転する。フッ化残渣の移送は、例えば、ロータリーフィーダー、スクリューフィーダーなどを用いて行う。
なお、以上の例では、2系統を並列としているが、3系統以上を並列とした構成も可能である。
本実施形態によれば、フッ化残渣移送経路を開放せずに、フレーム炉4から酸化物転換工程へ移送することができ、系外からの水分を含む空気の系内への混入および系内から系外へのフッ素ガスの漏洩を防止することができる。また、放射性物質の系外への漏洩を防止することができる。
フッ化残渣のフレーム炉4から酸化物転換工程への移送処理中、常に仕切り弁8A、8B、8Cのいずれかが、閉となっているため、酸化物転換工程からの水蒸気の逆流を防止することができる。
フレーム炉4でのフッ化反応運転を停止させることなく、フレーム炉4で生成したフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させることが可能となる。
また、図1に示した例と比較し、多数のフッ化残渣回収容器を接続する際に優位となる。
以上により、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、上記特徴を有することにより、フッ素雰囲気系外へのフッ素ガス、放射性物質の漏えいを防止することができるとともに、フッ素雰囲気系内へ湿分が混入しFガスとの反応によりHF生成及びHFによる材料腐食を防止できる。
また、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、上記特徴を有することにより、フッ化処理を中断することなく放射性粉体を回収することができ、稼働率を向上させることができる。
なお、フッ化残渣回収容器の形状を回収された放射性物質による臨界とならない形状,容量とすることにより、臨界事故を防止する。ここでは、複数個のフッ化残渣回収容器を接続することができるため、任意の臨界管理上の容量、形状とすることができる。
次に、図3を用いて、本発明の第3の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成及び動作について説明する。
図3は、本発明の第3の実施形態によるフッ化物残渣回収装置の構成図である。なお、図1と同一符号は、同一部分を示している。
本実施形態においても、FLUOREX法の概略系統は、図1に示したものと同様である。
本実施形態では、2つのフッ化残渣回収容器7A,7Bを用いるとともに、それら、処理の流れ方向に直列に配置している。さらに、本実施形態では、フレーム炉4とフレーム炉で生成したフッ化残渣を回収するフッ化残渣回収容器7Aとを隔離する仕切り弁8Aと、フッ化残渣回収容器7Aとフッ化残渣回収容器7Bとを隔離する仕切り弁8Bと、フッ化残渣回収容器7Bと酸化物転換工程とを隔離する仕切り弁8Cと、さらにはフッ化残渣回収容器7Aに接続されるガス置換装置11Aおよび仕切り弁8Fと、フッ化残渣回収容器7Bに接続されるガス置換装置11Bおよび仕切り弁8Gと、仕切り弁8A,8B,8C,8F,8Gを制御する制御装置10Bとを備えている。
フレーム炉4でのフッ化反応運転中、フレーム炉4で生成したフッ化残渣はフレーム炉4底部に堆積する。制御装置10Bは、堆積したフッ化残渣の量を検出して、それが所定量に達した時点で、仕切り弁8Aを開とし、フレーム炉4で蓄積されたフッ化残渣をフッ化残渣回収ライン6を通じてフッ化残渣回収容器7Aに移送させる。残渣移送後、制御装置10Bは、仕切り弁8Aを閉とし、フレーム炉4とフッ化残渣回収容器7Aを隔離した後、仕切り弁8Fを開とし、ガス置換装置11Aにより、フッ化残渣回収容器7A内のガスを不活性ガスに置換し、仕切り弁8Fを閉とする。次に、制御装置10Bは、仕切り弁8Gを開とし、ガス置換装置11Bにより、フッ化残渣回収容器7B内のガスを不活性ガスに置換し、仕切り弁8Gを閉とする。次に制御装置10Bは、仕切り弁8Bを開とし、フッ化残渣回収容器7A内のフッ化残渣をフッ化残渣回収容器7Bへ移送させる。残渣移送後、制御装置10Bは、仕切り弁8Bを閉とし、フッ化残渣回収容器7Aとフッ化残渣回収容器7Bを隔離した後、仕切り弁8Cを開とし、フッ化残渣回収容器7B内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させる。残渣移送後、制御装置10Bは、仕切り弁8Cを閉とする。フッ化残渣の移送は、例えば、ロータリーフィーダー、スクリューフィーダーなどを用いて行う。
本実施形態によれば、フッ化残渣移送経路を開放せずに、フレーム炉4から酸化物転換工程へ移送することができ、系外からの水分を含む空気の系内への混入および系内から系外へのフッ素ガスの漏洩を防止することができる。また、放射性物質の系外への漏洩を防止することができる。
フッ化残渣のフレーム炉4から酸化物転換工程への移送処理中、常に仕切り弁8A,8B,8Cのいずれかが、閉となっているため、酸化物転換工程からの水蒸気の逆流を防止することができる。
さらには、フッ化残渣回収容器に含まれるフッ素ガス、水蒸気を除去することができ、フッ化工程から酸化物転換工程へのフッ素ガスの混入および酸化物転換工程から上流側への水蒸気の逆流をより低減することが可能となる。
フレーム炉4でのフッ化反応運転を停止させることなく、フレーム炉4で生成したフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させることが可能となる。
以上により、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、上記特徴を有することにより、フッ素雰囲気系外へのフッ素ガス、放射性物質の漏えいを防止することができるとともに、フッ素雰囲気系内へ湿分が混入しFガスとの反応によりHF生成及びHFによる材料腐食を防止できる。
また、フッ素雰囲気であるフッ化工程から不揮発性U、Pu及びFPのフッ化物の放射性粉体を回収するに当たり、上記特徴を有することにより、フッ化処理を中断することなく放射性粉体を回収することができ、稼働率を向上させることができる。
なお、フッ化残渣回収容器の形状を回収された放射性物質による臨界とならない形状,容量とすることにより、臨界事故を防止する。ここでは、複数個のフッ化残渣回収容器を接続することができるため、任意の臨界管理上の容量、形状とすることができる。
1…粉体供給ライン
2…Arガス供給ライン
3…Fガス供給ライン
4…フレーム炉
5…UFガス精製ライン
6,6A,6B…フッ化残渣回収ライン
7A,7B…フッ化残渣回収容器
8A,8B,8C,8D,8F,8G…仕切り弁
9…切換え弁
11A,11B…ガス置換装置

Claims (4)

  1. フレーム炉におけるフッ化工程で生じたガスを回収するラインとは別に、前記フレーム炉の底部に残留した不揮発性の固体フッ化物粉末をフッ化残渣回収容器により回収するフッ化残渣回収装置であって、
    前記フッ化残渣回収容器は、前記フレーム炉の下流側に直列に接続された第1及び第2のフッ化残渣回収容器からなり、
    前記フレーム炉と前記第1のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第1の仕切り弁と、
    前記第1のフッ化残渣回収容器と前記第2のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第2の仕切り弁と、
    前記第2のフッ化残渣回収容器の下流側に設けられた第3の仕切り弁と、
    前記第1から第3の仕切り弁の開閉を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記フレーム炉の底部に堆積したフッ化残渣が所定量になると、前記第1の仕切り弁を開とし、前記フレーム炉で蓄積されたフッ化残渣を前記第1のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第1の仕切り弁を閉とし、前記第2の仕切り弁を開とし、前記第1のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を前記第2のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第2の仕切り弁を閉とし、前記第3の仕切り弁を開とし、前記第2のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させることを特徴とするフッ化残渣回収装置。
  2. 請求項1に記載のフッ化残渣回収装置において、さらに、
    前記第1のフッ化残渣回収容器に接続される第1のガス置換装置および第4の仕切り弁と、
    前記第2のフッ化残渣回収容器に接続される第2のガス置換装置および第5の仕切り弁とを備え、
    前記制御手段は、前記第1のフッ化残渣回収容器にフッ化残渣を移送後、前記第4の仕切り弁を開とし、前記第1のガス置換装置により、前記第1のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換し、
    前記第5の仕切り弁を開とし、前記第2のガス置換装置により、前記第2のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換した後、前記第2の仕切り弁を開とし、前記第1のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を前記第2のフッ化残渣回収容器に移送させることを特徴とするフッ化残渣回収装置。
  3. フレーム炉におけるフッ化工程で生じたガスを回収するラインとは別に、前記フレーム炉の底部に残留した不揮発性の固体フッ化物粉末をフッ化残渣回収容器により回収するフッ化残渣回収装置であって、
    前記フッ化残渣回収容器は、前記フレーム炉の下流側に並列に接続された第1及び第2のフッ化残渣回収容器からなり、
    前記フレーム炉と前記第1のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第1の仕切り弁と、
    前記第1のフッ化残渣回収容器の下流側に設けられた第2の仕切り弁と、
    前記フレーム炉と前記第2のフッ化残渣回収容器との間を仕切る第3の仕切り弁と、
    前記第2のフッ化残渣回収容器の下流側に設けられた第4の仕切り弁と、
    前記第1から第4の仕切り弁の開閉を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記フレーム炉の底部に堆積したフッ化残渣が所定量になると、前記第1の仕切り弁を開とし、前記フレーム炉で蓄積されたフッ化残渣を前記第1のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第1の仕切り弁を閉とし、前記第2の仕切り弁を開とし、前記第1のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させ、前記第3の仕切り弁を開とし、前記フレーム炉で蓄積されたフッ化残渣を前記第2のフッ化残渣回収容器に移送させ、残渣移送後、前記第3の仕切り弁を閉とし、前記第4の仕切り弁を開とし、前記第2のフッ化残渣回収容器内のフッ化残渣を酸化物転換工程へ移送させることを特徴とするフッ化残渣回収装置。
  4. 請求項3に記載のフッ化残渣回収装置において、さらに、
    前記第1のフッ化残渣回収容器に接続される第1のガス置換装置および第5の仕切り弁と、
    前記第2のフッ化残渣回収容器に接続される第2のガス置換装置および第6の仕切り弁とを備え、
    前記制御手段は、前記第1のフッ化残渣回収容器にフッ化残渣を移送後、前記第5の仕切り弁を開とし、前記第1のガス置換装置により、前記第1のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換し、
    前記第2のフッ化残渣回収容器にフッ化残渣を移送後、前記第6の仕切り弁を開とし、前記第2のガス置換装置により、前記第2のフッ化残渣回収容器内のガスを不活性ガスに置換することを特徴とするフッ化残渣回収装置。
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