JP5591829B2 - 通信方法及び通信装置 - Google Patents

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    • H04L1/1867Arrangements specially adapted for the transmitter end
    • H04L1/189Transmission or retransmission of more than one copy of a message

Description

本明細書で論じられる実施態様は、通信方法及び通信装置に関する。
無線通信システムには、一方の通信装置が他方の通信装置にある制御の実行を指示する制御メッセージを送信するとき、これらの通信装置の間で制御の開始タイミングを同期させるものがある。また、この開始タイミングの同期のために、制御の開始タイミングが制御メッセージにて指定されることがある。
このような無線通信システムの規格の例としては、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers:米国電気電子学会)において標準化作業が進められているIEEE802.16標準がある。IEEE802.16標準には、基地局装置から移動局装置へ送信される制御メッセージに、制御の開始タイミングとして無線フレーム番号を含めるものがあることが定められている。無線フレーム番号とは、例えば5msというような、所定周期の無線フレームに付与されるシーケンス番号であってよい。
また、IEEE802.16標準には、基地局装置と移動局装置との間で制御の開始タイミングを同期させる制御メッセージとして、例えばスリープモード動作の制御に使用されるMOB_SLP−RSPメッセージが定められている。スリープモード動作は、移動局装置が、接続関連情報を維持したまま上り及び下りの送信を一時的に中断する動作である。MOB_SLP−RSPメッセージは、移動局装置が中断期間(Unavailable Interval)を始める無線フレームの無線フレーム番号を制御の開始タイミングとして含む。
図1は、スリープモードの動作例の説明図である。無線フレーム番号Nにおいて基地局装置BSは、移動局装置MSへMOB_SLP−RSPメッセージを送信する。MOB_SLP−RSPメッセージには、制御の開始タイミングを示す無線フレーム番号として「N+2」が含まれている。この結果、移動局装置は、無線フレーム番号が「N+2」である無線フレームにて中断期間へ移行する。なお以下の説明において、制御の開始タイミングを示す無線フレーム番号を、「開始フレーム番号」(SFN:Start Frame Number)と表記することがある。
また、無線通信システムには、再送要求プロトコルを採用するものがある。再送要求プロトコルには様々なものがあるが、一般的には、受信装置がデータを正しく受信したとき、受信装置は送信装置に肯定応答(ACK: acknowledgment)信号を返信する。送信装置は、肯定応答信号を受信するか又は所定の終了条件を満たすまでデータの再送を繰り返す。
例えば、IEEE802.16ワーキンググループで検討されているIEEE802.16m標準では、制御メッセージは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid automatic repeat request)を利用して送信される。
なお、広帯域無線接続通信システムにおけるアイドルモード状態制御のための方法が提案されている。この方法は、基地局は移動局へアイドルモードに状態遷移を命令する登録解除命令を伝送する過程と、移動局は登録解除命令に対する応答メッセージを伝送する過程とを含む。登録解除命令の伝送時毎にカウント値が増加し、カウントが予め設定された最大再伝送回数と同一な値になる時まで基地局が登録解除命令を再伝送する。基地局は、登録解除命令伝送と共に移動局に対する連結情報を維持するための時間をカウントする第2待機タイマーを駆動する。
また、HARQを介してデータブロックを再転送する方法が提案されている。この方法は、物理階層でHARQを介して設定された最大許容回数だけデータブロックを再転送する段階と、最大許容回数だけNACK(Negative Acknowledgment:否定応答)信号を受信した場合、物理階層はRLC(radio link control:無線リンク制御)階層に報告する段階と、データブロックの再転送如何を決定する段階とを含む。この方法は、RLC階層が物理階層を介して状態確認情報を受信する段階をさらに含み、RLC階層は状態確認情報を介してデータブロックの再転送如何を決定する。
特表2008−524956号公報 特表2009−521891号公報
再送要求プロトコルを用いて上述の制御メッセージを送信する場合、再送要求プロトコルにおける再送により生じうる遅延が考慮される。例えば、制御の開始タイミングが制御メッセージにて指定される場合には、再送により生じうる最大遅延時間を経過した後の時期が開始タイミングとして指定される。
ここで、例えばHARQを使用し、許容最大送信回数が4回である場合を想定する。1回の制御メッセージの送信には、制御メッセージの送信自体と、ACK又はNACK(Negative Acknowledgment:否定応答)信号の送信のため、2つの無線フレームが使用される。すなわち許容最大送信回数が4回である場合には、生じうる最大遅延時間は無線フレーム8つ分の時間である。このため、無線フレーム番号Nにおける制御メッセージの最初の送信から8つの無線フレームが経過した無線フレーム番号(N+8)が、開始フレーム番号として指定される。
この開始タイミングの指定方法によると、制御メッセージの送信回数に関係なく制御メッセージの最初の送信から一定の期間が経過した後に制御が開始する。このため、制御を開始するまでに無駄な遅延が生じることがある。例えば、許容最大送信回数よりも少ない送信回数で制御メッセージの送信に成功した場合には、許容最大送信回数に相当する時間が経過するまで制御開始を待つのは無駄である。例えば、上述のようなMOB_SLP−RSPメッセージの場合には、制御の開始の遅延はスリープモードへの移行の遅延を意味し、不要な電力消費を招くという問題がある。
実施態様に係る装置及び方法は、第1の通信装置から第2の通信装置へ再送要求プロトコルを利用して制御信号が送信され、第1の通信装置と第2の通信装置との間で制御信号による制御の開始タイミングが同期される場合に、制御の開始タイミングを早めることを目的とする。
1つの実施態様によれば、第1の通信装置から第2の通信装置へ制御信号を送信する通信方法が与えられる。本方法では、第1の通信装置は、肯定応答信号を受信するか又は所定の終了条件を満たすまで制御信号を繰り返し送信する再送処理を実行し、第2の通信装置は、制御信号を受けて、第1の通信装置へ肯定応答信号を送信するとともに、所定期間に基づいて制御信号による制御開始タイミングを決定する。
他の実施態様によれば、第1の通信装置と第2の通信装置とを含む通信システムに用いられる第2の通信装置が与えられる。第2の通信装置は、第2の通信装置が制御信号を受けた場合、第1の通信装置へ肯定応答信号を送信する肯定応答信号送信部と、第2の通信装置が制御信号を受けた場合、所定期間に基づいて制御信号による制御開始タイミングを決定する開始タイミング決定部と、を備える。
他の実施態様によれば、第1の通信装置と第2の通信装置とを含む通信システムに用いられる第1の通信装置が与えられる。第1の通信装置は、第2の通信装置が制御信号を正常に受信したことを示す肯定応答信号を受信するか又は所定の終了条件を満たすまで制御信号を繰り返し送信する再送処理を実行する送信部と、第1の通信装置が肯定応答信号を受けた場合、所定期間に基づいて制御信号による制御開始タイミングとして決定する開始タイミング決定部と、を備える。
上記実施態様によれば、第1の通信装置から第2の通信装置へ再送要求プロトコルを利用して制御信号が送信され、第1の通信装置と第2の通信装置との間で制御信号による制御開始タイミングが同期される場合に、制御開始タイミングを早めることが可能となる。
本発明の目的及び利点は、特に特許請求の範囲に示した要素及びその組合せを用いて具現化され達成される。前述の一般的な記述及び以下の詳細な記述の両方は、単なる例示及び説明であり、特許請求の範囲のように本発明を限定するものでないと解するべきである。
スリープモードの動作例の説明図である。 通信システムの第1構成例を示す図である。 図2に示す第1の通信装置による処理の説明図である。 図2に示す第2の通信装置による処理の説明図である。 通信システムの第2構成例を示す図である。 図5に示す通信システムにおける通信方法の説明図である。 通信システムの第3構成例を示す図である。 図7に示す基地局装置の構成例を示す図である。 制御メッセージ送信管理テーブルの構成例の説明図である。 図8に示す制御部の処理の説明図(その1)である。 図8に示す制御部の処理の説明図(その2)である。 図8に示す制御部の処理の説明図(その3)である。 図8に示すHARQ受信制御部の処理の説明図である。 図8に示す符号化部の処理の説明図である。 図7に示す移動局装置の構成例を示す図である。 図15に示す制御部の処理の説明図(その1)である。 図15に示す制御部の処理の説明図(その2)である。
以下、添付される図面を参照して、好ましい実施例について説明する。図2は、通信システムの第1構成例を示す図である。通信システム1は、第1の通信装置10と第2の通信装置20を備える。
第1の通信装置10は、送信部11と、肯定応答信号受信部12と、開始タイミング決定部13を備える。第2の通信装置20は、受信部21と、判定部22と、肯定応答信号送信部23と、開始タイミング決定部24を備える。
送信部11は、第2の通信装置20に所定の処理を実行させるための制御信号を、いずれかのタイミングにおいて第2の通信装置20へ送信する。送信部11は、第2の通信装置20が制御信号を正常に受信したことを示す肯定応答信号を受信するか又は所定の終了条件を満たすまで制御信号を繰り返し送信する再送処理を実行する。
所定の終了条件は、送信部11が肯定応答信号を受信できないとき無限に送信を繰り返すことを防止するためのいずれかの条件であってよい。例えば終了条件は、第1の通信装置10が制御信号を所定の許容最大送信回数だけ送信したことであってよい。また例えば終了条件は、所定時間の経過であってもよい。送信部11による再送処理は、例えばHARQであってよい。
肯定応答信号受信部12は、第2の通信装置20が制御信号を正常に受信したことを示す肯定応答信号を受信する。開始タイミング決定部13は、第1の通信装置10が肯定応答信号を受けた場合、所定期間に基づいて制御信号による制御開始タイミングとして決定する。例えば、開始タイミング決定部13は、肯定応答信号受信部12が受信した肯定応答信号により送達確認された制御信号が送信されたタイミングを基準として所定期間後を、制御信号による制御が開始される制御開始タイミングとして決定してよい。例えば、ある時間フレームで制御信号が送信されるとき、開始タイミング決定部13は、送達確認された制御信号が送信された時間フレームの時刻に所定期間を加えることにより、制御開始タイミングを算出してよい。
一方で、第2の通信装置20の受信部21は、第1の通信装置10から送信された制御信号を受信する。判定部22は、第1の通信装置10から送信された制御信号が正常に受信されたか否かを判定する。
第2の通信装置が制御信号を受けた場合、例えば制御信号が正常に受信されたとき、肯定応答信号送信部23は、第1の通信装置10へ肯定応答信号を送信する。第2の通信装置が制御信号を受けた場合、例えば制御信号が正常に受信されたとき、開始タイミング決定部24は、所定期間に基づいて制御信号による制御開始タイミングを決定する。例えば、開始タイミング決定部24は、制御信号が正常に受信されたタイミングを基準として所定期間後を、制御信号による制御開始タイミングとして決定してよい。例えば、ある時間フレームで制御信号が送信されるとき、開始タイミング決定部24は、制御信号が正常に受信された時間フレームの時刻に所定期間を加えることにより、制御信号による制御開始タイミングを算出してよい。
次に、図2に示す通信システム1のおける処理を説明する。第1の通信装置は、肯定応答信号を受信するか又は所定の終了条件を満たすまで制御信号を繰り返し送信する再送処理を実行する。第2の通信装置は、この制御信号を受けて、第1の通信装置へ肯定応答信号を送信するとともに、所定期間に基づいて制御信号による制御開始タイミングを決定する。第1の通信装置は、肯定応答信号を受けて、所定期間に基づいて制御開始タイミングを決定する。これらの処理の例は、例えば図3及び図4を参照して説明する以下の処理であってよい。
図3は、図2に示す第1の通信装置10による処理の説明図である。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションAA〜ADの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションAAにおいて送信部11は、制御信号を第2の通信装置20へ送信する。オペレーションABにおいて送信部11及び開始タイミング決定部13は、肯定応答信号受信部12が肯定応答信号を受信したか否かを判定する。肯定応答信号が受信された場合(オペレーションAB:Y)、処理はオペレーションACへ進む。肯定応答信号が受信されていない場合(オペレーションAB:N)、処理はオペレーションADへ進む。
オペレーションACにおいて開始タイミング決定部13は、オペレーションABにて送達確認された制御信号をオペレーションAAで送信したタイミングを基準として所定期間後を、制御開始タイミングとして決定する。その後処理は終了する。
一方でオペレーションADにおいて送信部11は、所定の終了条件が満たされるか否かを判定する。所定の終了条件が満たされる場合(オペレーションAD:Y)、処理は終了する。所定の終了条件が満たされない場合(オペレーションAD:N)、処理はオペレーションAAに戻る。
図4は、図2に示す第2の通信装置20による処理の説明図である。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションBA〜BDの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションBAにおいて受信部21は、第1の通信装置10から送信された制御信号を受信する。オペレーションBBにおいて判定部22は、制御信号が正常に受信されたか否かを判定する。制御信号が正常に受信された場合(オペレーションBB:Y)、処理はオペレーションBCに戻る。
制御信号が正常に受信されない場合(オペレーションBB:N)、処理は終了する。ある実施例では、制御信号が正常に受信されない場合(オペレーションBB:N)に、第2の通信装置20は、肯定応答信号の代わりに否定応答信号を第1の通信装置10へ送信してもよい。
オペレーションBCにおいて肯定応答信号送信部23は、第1の通信装置10へ肯定応答信号を送信する。オペレーションBDにおいて開始タイミング決定部24は、制御信号が正常に受信されたタイミングを基準として所定期間後を制御開始タイミングとして決定する。その後処理は終了する。
本実施例によれば、制御信号が正常に受信されたタイミングを基準にして、第1の通信装置10及び第2の通信装置20の各々が制御開始タイミングを決定する。このため、肯定応答信号が受信されない場合に第1の通信装置10の送信部11が制御信号を再送する可能性がある期間、すなわち所定の終了条件が満たされるまでに要する期間の満了前の時刻であっても、制御開始タイミングとして決定することが可能となる。このため、従来の制御開始タイミングの決定方法と比べて、制御開始タイミングを早めることが可能となる。
ある実施例においては、第1の通信装置10が基地局装置であってよく、第2の通信装置20が移動局装置であってよい。他の実施例においては、第1の通信装置10が移動局装置であってよく、第2の通信装置20が基地局装置であってよい。以下に示す他の実施例においても同様である。
第1の通信装置10が基地局装置であり、第2の通信装置20が移動局装置であるとき、制御信号は、例えば上述のMOB_SLP−RSPメッセージであってよい。例えば制御信号は、周囲の基地局装置をスキャンする処理を移動局装置に実行させる信号であってもよい。例えば制御信号は、ハンドオーバを行う移動局装置に対して、ハンドオーバ先の基地局装置へ接続を開始させる信号であってもよい。制御信号には、開始のタイミングを同期させる必要がある制御に係る種々の信号を含めることができる。また、制御の開始に際して待ち時間を少なくしたい、すなわち、制御の開始を早めたい種々の信号を含めることができる。制御信号には、開始のタイミングを同期させる必要が無い種々の制御に係る信号を含めなくてもよい。後述する制御メッセージも、これらの信号と同様の信号であってよい。
制御開始タイミングを決定する際に使用される上記の所定期間の値は、例えば、この制御信号に格納されて第1の通信装置10から第2の通信装置20に送信されてよい。例えば、所定期間の値は制御信号毎に、制御信号に格納されて第1の通信装置10から第2の通信装置20に送信されてよい。所定期間の値は、制御信号毎に定められてもよい。
所定期間の値は、制御開始タイミングが決定される制御信号とは異なる他の制御信号によって、第1の通信装置10から第2の通信装置20へ、又は第2の通信装置20から第1の通信装置10へ予め送信されてもよい。このように所定期間の値を第1の通信装置10と第2の通信装置20の間でやり取りすることによって、所定期間の値をこれらの通信装置10及び20の間で共有してもよい。所定期間の値は、第1の通信装置10と第2の通信装置20に予め記憶され、設定されていてもよい。
第2の通信装置20が制御信号を正常に受信し、肯定応答信号を送信しても、第1の通信装置10が肯定応答信号を受信しない場合がある。また第2の通信装置20が制御信号を正常に受信し、肯定応答信号を送信しても、第1の通信装置10がこの信号が肯定応答信号でないと誤判定する場合もある。このような場合、第1の通信装置10は、同じ制御信号を第2の通信装置20へ再送する。
このため、所定期間の長さは、肯定応答信号が受信されないときに第1の通信装置10の送信部11が制御信号を再送するための再送周期よりも長い期間に定められてよい。このように所定期間の長さを定めることにより、第2の通信装置20は、再送された制御信号を、制御開始タイミングの到来前に受信することが可能となる。
開始タイミング決定部24は、制御信号を正常に受信してから制御開始タイミングまでの間に同じ制御信号が再び受信されたとき、所定期間に基づいて制御開始タイミングを再び決定してよい。例えば、開始タイミング決定部24は、制御信号を正常に受信してから制御開始タイミングまでの間に同じ制御信号が再び受信されたとき、制御開始タイミングを、制御信号が再び正常に受信されたタイミングを基準として所定期間後のタイミングへ変更してよい。例えば、開始タイミング決定部24は、制御信号を正常に受信してから制御開始タイミングまでの間に同じ制御信号が再び受信されたとき、制御開始タイミングを、制御信号が再び正常に受信された時間フレームの時刻に所定期間を加えたタイミングに変更してよい。
次に、制御信号を送信するためにHARQが使用され、制御信号の生成、解釈及び制御が媒体アクセス制御(MAC: Media Access Control)層にて実行される通信システムの実施例を説明する。図5は、通信システムの第2構成例を示す図である。
通信システム1は、第1の通信装置10と第2の通信装置20を備える。第1の通信装置10は、HARQ部15と、MAC部16を備える。第2の通信装置20は、HARQ部25と、MAC部26を備える。
HARQ部15は、特許請求の範囲に記載の送信部の一例として挙げられる。MAC部16は、特許請求の範囲に記載の第1の通信装置の開始タイミング決定部の一例として挙げられる。HARQ部25は、特許請求の範囲に記載の肯定応答信号送信部の一例として挙げられる。MAC部26は、特許請求の範囲に記載の第2の通信装置の開始タイミング決定部の一例として挙げられる。
MAC部16は、第2の通信装置20へ送信する制御メッセージを生成する。制御メッセージは、第1の通信装置10が第2の通信装置20に所定の処理の実行を指示するメッセージであり、特許請求の範囲に記載の制御信号の一例として挙げられる。
HARQ部15は、MAC部16が生成した制御メッセージを、HARQによって第2の通信装置20へ送信する。HARQ部15は、第2の通信装置20から送信されるACK信号又はNACK信号を受信する。HARQ部15は、受信結果信号をMAC部16へ送信する。受信結果信号は、第2の通信装置20からACK信号が受信されたか否かを示す。
受信結果信号がACK信号の受信を示すとき、MAC部16は、このACK信号により送達確認された制御メッセージが送信された時間フレームの時刻に所定のオフセット値を加えることにより、制御メッセージによる制御が開始される制御開始タイミングを算出する。所定のオフセット値は、特許請求の範囲に記載の所定期間の一例として挙げられる。
第2の通信装置のHARQ部25は、第1の通信装置10から送信された制御メッセージをHARQによって受信する。HARQ部25は、制御メッセージの受信が成功したか否かを判定する。すなわちHARQ部25は、制御メッセージが正常に受信したか否かを判定する。HARQ部25は、制御メッセージの復号結果に従って制御メッセージの受信が成功したか否かを判定してよい。
HARQ部25は、復号結果を示す復号結果信号をMAC部26へ送信する。制御メッセージの受信が成功したとき、HARQ部25は、受信した制御メッセージをMAC部26へ送信する。HARQ部25は、復号結果に従ってACK信号又はNACK信号のいずれかを第1の通信装置10へ送信する。
MAC部26は、第1の通信装置10から受信した制御メッセージを解釈する。復号結果信号が制御メッセージの受信成功を示すとき、MAC部26は、制御メッセージが正常に受信された時間フレームの時刻に所定のオフセット値を加えることにより、制御メッセージによる制御が開始される制御開始タイミングを算出する。
図6は、図5に示す通信システムにおける通信方法の説明図である。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションCA〜CJの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションCAにおいてMAC部16は、制御メッセージを生成しHARQ部15に送信する。オペレーションCBにおいてHARQ部15は、第2の通信装置20のHARQ部25へ送信する。
HARQ部25は、制御メッセージの受信を試みる。正常に受信した場合、HARQ部25は、第1の通信装置20のHARQ部15にACK信号を返送するとともに制御メッセージをMAC部26に転送する。一方で、正常に受信できなかった場合、第1の通信装置20のHARQ部15にNACK信号を送ることにより、HARQ部15に制御メッセージの再送信を促す。図6の例では、オペレーションCCにおいてHARQ部25は、NACK信号をHARQ部15に返送する。
NACK信号を受信したHARQ部15は、オペレーションCDにおいて制御メッセージの再送信を行う。図6の例では、この時点でHARQ部25は、制御メッセージの受信に成功する。オペレーションCEにおいてHARQ部25は、制御メッセージの受信成功を示す復号結果信号をMAC部26へ送信する。オペレーションCFにおいてHARQ部25は、受信した制御メッセージをMAC部26へ送信する。
オペレーションCGにおいてMAC部26は、制御メッセージが正常に受信された時間フレームの時刻に所定のオフセット値を加えることにより、制御メッセージによる制御が開始される制御開始タイミングを算出する。オペレーションCHにおいてHARQ部25は、ACK信号をHARQ部15に返送する。
なお、オペレーションCGより前にオペレーションCEが実行されさえすれば、オペレーションCE〜CHはどの順序で実行されてもよい。但し、オペレーションCFにて送信される制御メッセージが所定のオフセット値を含む場合には、オペレーションCFはオペレーションCGより前に実行される。
第2の通信装置20から送信されるACK信号は、HARQ部15によって受信される。オペレーションCIにおいてHARQ部15は、ACK信号の受信を示す受信結果信号をMAC部26へ送信する。オペレーションCJにおいてMAC部16は制御開始タイミングを算出する。MAC部16は、オペレーションCHにて受信したACK信号により送達確認された送信処理、すなわちオペレーションCDの送信処理が行われた時間フレームの時刻に所定のオフセット値を加えることにより制御開始タイミングを算出する。
本実施例によれば、制御メッセージの送信にHARQが使用される通信システムにおいて、許容最大送信回数よりも少ない送信回数で制御メッセージの送信に成功した場合に、従来よりも制御開始タイミングを早めることが可能となる。
なお、制御開始タイミングを算出する際に制御メッセージが正常に送信された時間フレームの時刻に加えられる所定のオフセット値は、例えば、この制御メッセージに格納されて第1の通信装置10から第2の通信装置20に送信されてよい。例えば、所定のオフセット値は制御メッセージ毎に、制御メッセージに格納されて第1の通信装置10から第2の通信装置20に送信されてよい。所定のオフセット値は、制御メッセージ毎に定められてもよい。以下に示す他の実施例においても同様である。
所定のオフセット値は、制御開始タイミングが算出される制御メッセージとは異なる他の制御メッセージによって、第1の通信装置10から第2の通信装置20へ、又は第2の通信装置20から第1の通信装置10へ予め送信されてもよい。このように所定のオフセット値を第1の通信装置10と第2の通信装置20の間でやり取りすることによって、所定のオフセット値をこれらの通信装置10及び20の間で共有してもよい。所定のオフセット値は、第1の通信装置10と第2の通信装置20に予め記憶され、設定されていてもよい。以下に示す他の実施例においても同様である。
なお、所定のオフセット値の長さは、HARQ部15が制御メッセージを再送するための再送周期よりも長い期間に定められてよい。MAC部26は、制御メッセージが正常に受信されてから制御開始タイミングまでの間に同じ制御メッセージが再び受信されたとき、制御メッセージが正常に再受信された時間フレームの時刻に所定のオフセット値を加えた時刻に制御開始タイミングを変更してよい。
次に、上記の第1の通信装置10を基地局装置とし、第2の通信装置20を移動局装置とした場合の通信システムの実施例について説明する。すなわち、この実施例では、基地局装置から移動局装置へ制御メッセージが送信される。図7は、通信システムの第3構成例を示す図である。通信システム50は、ネットワーク100と、ルーティング装置101と、基地局装置102−1及び102−2と、移動局装置103−1〜103−3とを備える。例えば、通信システム50は、IEEE802.16標準において定められるWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)を準拠するシステムであってよい。
以下の説明において、基地局装置102−1及び102−2を総称して「基地局装置102」と表記することがある。また、以下の説明において、移動局装置103−1〜103−3を総称して「移動局装置103」と表記することがある。基地局装置102は、特許請求の範囲に記載の第1の通信装置の一例として挙げられる。移動局装置103は、特許請求の範囲に記載の第2の通信装置の一例として挙げられる。基地局装置102から移動局装置103へ送信される制御メッセージは、特許請求の範囲に記載の制御信号の一例として挙げられる。
ルーティング装置101は、複数の基地局装置102−1及び102−2並びにネットワーク100と接続されている。ルーティング装置101は、基地局装置102から移動局装置103へ送信されるパケットデータ、及び移動局装置103から基地局装置102へ送信されるパケットデータのルーティング処理を行う。基地局装置102及び移動局装置103の構成例及び動作を以下に説明する。
図8は、図7に示す基地局装置102の構成例を示す図である。基地局装置102は、アンテナ200及びデュプレクサ201を備える。基地局装置102は、受信系統において、受信部202と、復調部203と、復号化部204と、制御メッセージ抽出部205と、パケット再生部206を備える。復号化部204は、HARQ受信制御部207を備える。
基地局装置102は、送信系統において、パケット識別部210と、パケットバッファ部211と、PDU(Protocol Data Unit:プロトコルデータユニット)生成部212と、符号化部213と、変調部214と、送信部215を備える。符号化部213は、HARQ送信制御部216を備える。また、基地局装置102は、制御部220と、記憶部221と、ネットワークインタフェース部230を備える。
HARQ送信制御部216は、特許請求の範囲に記載の送信部の一例として挙げられる。制御部220は、特許請求の範囲に記載の第1の通信装置の開始タイミング決定部の一例として挙げられる。
アンテナ200は、基地局装置102と移動局装置103との間で無線通信を送受信するために使用される。デュプレクサ201は、受信系統と送信系統との間で、アンテナ200を共用するために使用される。
受信部202は、移動局装置103から送信された無線信号を受信する。復調部203は、受信部202にて受信された信号を復調する。復号化部204は、復調された信号を復号化する。制御メッセージ抽出部205は、復号化されたデータから制御メッセージを抽出し制御部220に与える。例えば制御メッセージは、IEEE802.16標準において定められるMOB_SLP−REQであってよい。
また制御メッセージ抽出部205は、復号化されたデータに含まれるユーザデータ等の他のデータをパケット再生部206に転送する。パケット再生部206は、制御メッセージ抽出部205から受信したデータをパケット化して、ネットワークインタフェース部230に与える。
HARQ受信制御部207は、復調部203からの復調信号を復号化する。以下の説明において、符号化されたデータ又は復号化前のデータを「HARQデータ」と表記することがある。HARQ受信制御部207は、HARQデータの復号結果に従って、制御メッセージの受信やユーザデータの受信が成功したか否かを判定する。すなわち、HARQ受信制御部207は、制御メッセージやユーザデータを正常に受信したか否かを判定する。
受信に成功した場合は,HARQ受信制御部207は、制御メッセージまたはユーザデータを制御メッセージ抽出部205に転送する。またHARQ受信制御部207は、制御部220を通じて、ACK信号を移動局装置103に返送するように、符号化部213のHARQ送信制御部216に指示する。HARQ受信制御部207は、移動局装置103から受信したHARQデータの復号結果を示す復号結果信号を制御部220へ出力する。
受信に失敗した場合は,HARQ受信制御部207は、NACK信号を移動局装置103に返送するように、制御部220を通じて符号化部213のHARQ送信制御部216に指示する。
ネットワークインタフェース部230は、図7に示すルーティング装置101との間のインタフェースを形成する。本実施例では、ネットワークインタフェース部230は、ルーティング装置101との間でパケット通信のインタフェース処理を実行する。
パケット識別部210は、ネットワークインタフェース部230から受信したパケットデータに含まれるIP(Internet Protocol)アドレスを識別する。パケット識別部210は、IPアドレスに基づいてパケットデータの宛先の移動局装置103を特定する。パケット識別部210は、例えば、予め記憶された、各移動局装置103のIPアドレスと移動局装置103の識別情報(ID:IDentification)との対応関係に従って、パケットデータの宛先の移動局装置103を特定してよい。
パケット識別部210は、宛先の移動局装置103のIDに対応するQOS(Quality of Service:クオリティ・オブ・サービス)情報を取得する。パケット識別部210は、例えば、予め記憶された、各移動局装置103に対するQOS情報と各移動局装置103のIDとの対応関係に従って、宛先の移動局装置103に対するQOS情報を取得してよい。パケット識別部210は、移動局装置103のID、QOS情報及びパケットデータのファイルサイズを制御部220に与えることにより、パケットデータを送信するための帯域割り当てを制御部220に対して要求する。パケット識別部210は、ネットワークインタフェース部230から受信したパケットデータをパケットバッファ部211に格納する。
制御部220は、ダウンリンク方向、すなわち基地局装置102から移動局装置103へ向かう方向のトラフィックに関する帯域割り当て要求を、パケット識別部210から受け付ける。制御部220は、宛先の移動局装置103のQOSに応じて、帯域を割当てる移動局装置103を選択する。そして、制御部220は、ユーザデータの送信をスケジューリングするようにパケットバッファ部211及びPDU生成部212に指示する。また制御部220は、移動局装置103へ送信する制御メッセージを生成する。制御メッセージは、ユーザデータと同様に移動局装置103へ送信される。
一方で制御部220は、移動局装置103から受信した制御メッセージの処理も行う。例えば制御部220は、移動局装置103のサポートする機能の登録処理、認証処理、鍵の生成処理及び交換処理、並びに無線チャネルの状態管理を行う。制御部220は、記憶部221と接続されている。記憶部221には、基地局装置102が記憶すべき各種データが記憶される。例えば、移動局装置103から受信した制御メッセージに含まれる、移動局装置103の機能情報、認証情報、鍵情報、無線チャネル情報やコネクションのQoS情報等が、記憶部221に記憶される。また記憶部221には、基地局装置102におけるリソースの使用状況の管理のために、基地局装置102のリソースの使用状況の情報も格納される。
PDU生成部212は、同期用のプリアンブル信号の期間を基準タイミングとして用いて形成される無線フレーム内に、送信データが格納されるようにPDUデータを生成する。送信データは、ユーザデータ及び制御メッセージのいずれかを少なくとも含む。
PDU生成部212は、作成したPDUを符号化部213に送出する。符号化部213は、PDUデータに符号化処理を施してHARQデータを生成する。符号化部213による符号化処理の例は、例えば誤り訂正符号化である。変調部214は、HARQデータを変調する。送信部215は、アンテナ200を介して、変調されたHARQデータを無線信号として送信する。
HARQ送信制御部216は、送信されるHARQデータを一時的にバッファリングする。HARQ受信制御部207が送信先の移動局装置103からACK信号を受信するか、HARQデータが所定の許容最大送信回数分送信されたとき、HARQ送信制御部216は、バッファリングしたHARQデータを消去する。HARQ受信制御部207が送信先の移動局装置103からNACK信号を受信したとき、HARQ送信制御部216は、HARQデータを再送する。
HARQ受信制御部207は、移動局装置103からACK信号又はNACK信号を受信したとき、これらの信号を受信した旨を知らせる受信結果信号を制御部220へ送信する。制御部220は、受信結果信号に応じて、バッファリングしたHARQデータの破棄又は再送をHARQ送信制御部216に指示する。
次に、移動局装置103へ制御メッセージを送信する際における、制御メッセージによる制御開始タイミングの決定処理について説明する。以下の説明において、制御メッセージによる制御が開始される無線フレームの無線フレーム番号を、「制御開始フレーム番号」と表記することがある。
記憶部221には、制御メッセージ送信管理テーブルが格納される。図9は、制御メッセージ送信管理テーブルの構成例の説明図である。制御メッセージ送信管理テーブル300は、「HARQチャネルID」フィールド301と、「送信フレーム番号」フィールド302と、「制御メッセージ」フィールド303と、「送信回数」フィールド304を有する。
「HARQチャネルID」フィールド301には、移動局装置103との間で実行されるそれぞれのHARQトランザクションを識別する識別情報であるHARQチャネルIDが格納される。「送信フレーム番号」フィールド302には、HARQデータが最後に送信された無線フレームの無線フレーム番号が格納される。「制御メッセージ」フィールド303には、送信されたHARQデータに含まれる制御メッセージの内容が格納される。「送信回数」フィールド304には、HARQデータの送信回数が格納される。
HARQ受信制御部207は、いずれかの移動局装置103からACK信号を受信したとき、ACK信号を受信した旨を知らせる受信結果信号を制御部220へ送信する。制御部220は、あるHARQトランザクションについてACK信号を受信した旨の受信結果信号を受信したとき、このHARQトランザクションについて制御メッセージ送信管理テーブル300の送信フレーム番号フィールド302に格納された無線フレーム番号を読み出す。制御部220は、読み出された無線フレーム番号に所定のオフセット値を加えて得られる無線フレーム番号を、制御開始フレーム番号として決定する。
一方で、HARQ受信制御部207は、いずれかの移動局装置103からNACK信号を受信したとき、NACK信号を受信した旨を知らせる受信結果信号を制御部220へ送信する。制御部220は、あるHARQトランザクションについてNACK信号を受信した旨の受信結果信号を受信したとき、このHARQトランザクションのHARQデータの再送信を、HARQ送信制御部216へ指示する。制御部220は、このHARQトランザクションについて制御メッセージ送信管理テーブル300の送信フレーム番号フィールド302及び送信回数フィールド304に格納された値を更新する。
図10〜図12は、図8に示す制御部220の処理の説明図である。図10は、新しいPDUの送信時における処理を示す。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションDA〜DEの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションDAにおいて制御部220は、送信すべき新たなデータがあるか否かを判断する。送信すべきデータがある場合(オペレーションDA:Y)、制御部220は処理をオペレーションDBへ進める。送信すべきデータがない場合(オペレーションDA:N)、制御部220は処理をオペレーションDAへ戻す。
オペレーションDBにおいて制御部220は、送信データを含むPDUの生成をPDU生成部212に指示する。オペレーションDCにおいて制御部220は、PDUの符号化、変調及び送信を、それぞれ符号化部213、変調部214及び送信部215へ指示する。
オペレーションDDにおいて制御部220は、送信データが所定の制御メッセージであるか否かを判断する。ここで、所定の制御メッセージであるか否かは、制御メッセージに含まれるメッセージタイプが、予め定義した所定の値であるか否かに応じて判断してよい。送信データが所定の制御メッセージである場合(オペレーションDD:Y)、制御部220は処理をオペレーションDEへ進める。送信データが所定の制御メッセージでない場合(オペレーションDD:N)、制御部220は処理をオペレーションDAへ戻す。
オペレーションDEにおいて制御部220は、制御メッセージ送信管理テーブル300に、制御メッセージが送信されるHARQトランザクションのHARQチャネルID、制御メッセージを送信した無線フレーム番号、及び制御メッセージの内容を格納する。また制御部220は、制御メッセージ送信管理テーブル300に、送信回数=「1」を記録する。その後、制御部220は処理をオペレーションDAへ戻す。
図11は、HARQ受信制御部207から受信結果信号を受信した際の処理を示す。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションEA〜EKの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションEAにおいて制御部220は、HARQ受信制御部207から受信結果信号を受信したか否かを判定する。制御部220が受信結果信号を受信した場合(オペレーションEA:Y)、制御部220は処理をオペレーションEBへ進める。制御部220が受信結果信号を受信しない場合(オペレーションEA:N)、制御部220は処理をオペレーションEAへ戻す。
オペレーションEBにおいて制御部220は、受信結果信号がACK信号を受信したことを示すか否かを判定する。受信結果信号がACK信号を受信したことを示すとき(オペレーションEB:Y)、制御部220は処理をオペレーションECへ進める。受信結果信号がNACK信号を受信したことを示すとき(オペレーションEB:N)、制御部220は処理をオペレーションEHへ進める。
オペレーションECにおいて制御部220は、ACK信号が受信されたHARQトランザクションの送信データが所定の制御メッセージであるか否かを判断する。ここで、所定の制御メッセージであるか否かは、制御メッセージに含まれるメッセージタイプが、予め定義した所定の値であるか否かに応じて判断してよい。送信データが所定の制御メッセージである場合(オペレーションEC:Y)、制御部220は処理をオペレーションEDへ進める。送信データが所定の制御メッセージでない場合(オペレーションEC:N)、制御部220は処理をオペレーションEEへ進める。
オペレーションEDにおいて制御部220は、制御メッセージ送信管理テーブル300の送信フレーム番号フィールド302に格納された無線フレーム番号に所定のオフセット値を加えて算出される無線フレーム番号を、制御開始フレーム番号として決定する。
オペレーションEEにおいて制御部220は、HARQ送信制御部216に、バッファリングされたHARQデータをクリアするように指示する。オペレーションEFにおいて制御部220は、送信データが所定の制御メッセージであるか否かを判断する。ここで、所定の制御メッセージであるか否かは、制御メッセージに含まれるメッセージタイプが、予め定義した所定の値であるか否かに応じて判断してよい。送信データが所定の制御メッセージである場合(オペレーションEF:Y)、制御部220は処理をオペレーションEGへ進める。送信データが所定の制御メッセージでない場合(オペレーションEF:N)、制御部220は処理をオペレーションEAへ戻す。
オペレーションEGにおいて制御部220は、受信結果信号によって送達確認された制御メッセージに関する、制御メッセージ送信管理テーブル300内の情報をクリアする。その後、制御部220は処理をオペレーションEAへ戻す。
一方で、オペレーションEHにおいて制御部220は、NACK信号が受信されたHARQトランザクションにおける送信回数が、許容最大送信回数以下か否かを判定する。送信回数が許容最大送信回数以下である場合(オペレーションEH:Y)、制御部220は処理をオペレーションEIへ進める。送信回数が許容最大送信回数を超える場合(オペレーションEH:N)、制御部220は処理をオペレーションEEへ進める。
オペレーションEIにおいて制御部220は、HARQ送信制御部216に、バッファリングされている符号化されたPDU、すなわちHARQデータの再送を指示する。オペレーションEJにおいて制御部220は、送信データが所定の制御メッセージであるか否かを判断する。ここで、所定の制御メッセージであるか否かは、制御メッセージに含まれるメッセージタイプが、予め定義した所定の値であるか否かに応じて判断してよい。送信データが所定の制御メッセージである場合(オペレーションEJ:Y)、制御部220は処理をオペレーションEKへ進める。送信データが所定の制御メッセージでない場合(オペレーションEJ:N)、制御部220は処理をオペレーションEAへ戻す。
オペレーションEKにおいて制御部220は、PDUを再送したHARQトランザクションについて、制御メッセージ送信管理テーブル300の送信フレーム番号フィールド302及び送信回数フィールド304に格納された値を更新する。その後、制御部220は処理をオペレーションEAへ戻す。
図12は、復号化部207から復号結果信号を受信した際の処理を示す。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションFA〜FDの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションFAにおいて制御部220は、HARQ受信制御部207から復号結果信号を受信したか否かを判定する。制御部220が復号結果信号を受信した場合(オペレーションFA:Y)、制御部220は処理をオペレーションFBへ進める。制御部220が復号結果信号を受信しない場合(オペレーションFA:N)、制御部220は処理をオペレーションFAへ戻す。
オペレーションFBにおいて制御部220は、復号結果信号が復号の成功を示すか否かを判定する。復号が成功した場合(オペレーションFB:Y)、制御部220は処理をオペレーションFCへ進める。復号が失敗した場合(オペレーションFB:N)、制御部220は処理をオペレーションFDへ進める。
オペレーションFCにおいて制御部220は、HARQ送信制御部216にACK信号の送信を指示する。その後、制御部220は処理をオペレーションFAへ戻す。オペレーションFDにおいて制御部220は、HARQ送信制御部216にNACK信号の送信を指示する。その後、制御部220は処理をオペレーションFAへ戻す。
図13は、図8に示すHARQ受信制御部207の処理の説明図である。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションGA〜GHの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションGAにおいてHARQ受信制御部207は、符号化されたPDUすなわちHARQデータ、又はACK信号若しくはNACK信号を受信したか否かを判定する。これらの信号が受信されている場合(オペレーションGA:Y)、HARQ受信制御部207は処理をオペレーションGBへ進める。これらの信号が受信されていない場合(オペレーションGA:N)、HARQ受信制御部207は処理をオペレーションGAに戻す。
オペレーションGBにおいてHARQ受信制御部207は、受信した信号が符号化されたPDUであるか否かを判定する。受信した信号が符号化されたPDUである場合(オペレーションGB:Y)、HARQ受信制御部207は処理をオペレーションGCへ進める。受信した信号がACK信号又はNACK信号である場合(オペレーションGB:N)、HARQ受信制御部207は処理をオペレーションGHへ進める。
オペレーションGCにおいてHARQ受信制御部207は、受信したPDUを復号化する。今回受信したPDUが再送データであるとき、HARQ受信制御部207は、バッファリングした前回受信したPDUと今回受信したPDUとを合成した後に復号化する。
オペレーションGDにおいてHARQ受信制御部207は、PDUの復号化に成功したか否かを判定する。HARQ受信制御部207は、例えば、PDUに付加された巡回冗長符号の計算によって復号化が成功したか否かを判定してよい。復号化が成功した場合(オペレーションGD:Y)、HARQ受信制御部207は処理をオペレーションGEへ進める。復号化が失敗した場合(オペレーションGD:N)、HARQ受信制御部207は処理をオペレーションGFへ進める。
オペレーションGEにおいてHARQ受信制御部207は、復号化済みのPDUを制御メッセージ抽出部205へ送信する。その後HARQ受信制御部207は、処理をオペレーションGGへ進める。
オペレーションGFにおいてHARQ受信制御部207は、HARQ受信制御部207は、受信したPDUをバッファに記憶する。その後HARQ受信制御部207は、処理をオペレーションGGへ進める。
オペレーションGGにおいてHARQ受信制御部207は、オペレーションGCにおける復号化の結果を示す復号結果信号を制御部220へ送信する。その後HARQ受信制御部207は、処理をオペレーションGAへ戻す。
一方で、オペレーションGHにおいてHARQ受信制御部207は、受信したACK信号又はNACK信号に基づいて、受信結果信号を制御部220へ送信する。その後HARQ受信制御部207は、処理をオペレーションGAへ戻す。
図14は、図8に示す符号化部213の処理の説明図である。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションHA〜HJの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションHAにおいて符号化部213は、制御部220からの指示を受信したか否かを判定する。制御部220からの指示には、例えば、(指示1)新しいPDUの送信、(指示2)既に送信したPDUの再送、(指示3)送信済みPDUが蓄積されているバッファのクリア、(指示4)ACK信号又はNACK信号の送信がある。
符号化部213が制御部220からの指示を受信した場合(オペレーションHA:Y)、符号化部213は処理をオペレーションHBへ進める。符号化部213が制御部220からの指示を受信していない場合(オペレーションHA:N)、符号化部213は処理をオペレーションHAへ戻す。
オペレーションHBにおいて符号化部213は、受信した指示がPDUの送信に関するものであるか否か、すなわち受信した指示が指示1又は指示2であるか否かを判定する。受信した指示がPDUの送信に関するものである場合(オペレーションHB:Y)、符号化部213は処理をオペレーションHCへ進める。受信した指示がPDUの送信に関するものでない場合(オペレーションHB:N)、符号化部213は処理をオペレーションHHへ進める。
オペレーションHCにおいて符号化部213は、受信した指示が(指示1)新しいPDUの送信であるか否かを判定する。受信した指示が新しいPDUの送信である場合(オペレーションHC:Y)、符号化部213は処理をオペレーションHDへ進める。受信した指示が新しいPDUの送信でない場合(オペレーションHC:N)、符号化部213は処理をオペレーションHGへ進める。
オペレーションHDにおいて符号化部213は、新しいPDUをPDU生成部212から受信する。オペレーションHEにおいて符号化部213は、PDUデータに符号化処理を施してHARQデータを生成する。オペレーションHFにおいて符号化部213のHARQ送信制御部216は、HARQデータをバッファリングする。オペレーションHGにおいて符号化部213は、バッファリングされているHARQデータを変調部214へ送信する。その後符号化部213は、処理をオペレーションHAへ戻す。
一方で、オペレーションHHにおいて符号化部213は、受信した指示が(指示3)送信済みPDUが蓄積されているバッファのクリアであるか否かを判定する。受信した指示がバッファのクリアである場合(オペレーションHH:Y)、符号化部213は処理をオペレーションHIへ進める。受信した指示がバッファのクリアでない場合(オペレーションHH:N)、符号化部213は処理をオペレーションHJへ進める。
オペレーションHIにおいてHARQ送信制御部216は、バッファリングしたHARQデータを消去する。その後符号化部213は、処理をオペレーションHAへ戻す。
オペレーションHJを実行する場合、受信した指示は(指示4)ACK信号又はNACK信号の送信である。HARQ送信制御部216は、受信した指示に応じてACK信号又はNACK信号を送信する。その後符号化部213は、処理をオペレーションHAへ戻す。
次に、移動局装置103の構成及び処理を説明する。図15は、図7に示す移動局装置103の構成例を示す図である。移動局装置103は、アンテナ400と、デュプレクサ401と、受信処理部402と、送信処理部403と、データ処理部404と、制御部405と、記憶部406を備える。
受信処理部402は、受信部410と、復調部411と、復号化部412と、制御メッセージ抽出部413と、パケット再生部414を備える。復号化部412は、HARQ受信制御部415を備える。
送信処理部403は、パケット識別部421と、パケットバッファ部422と、PDU生成部423と、符号化部424と、変調部425と、送信部426を備える。符号化部424は、HARQ送信制御部427を備える。
HARQ送信制御部427は、特許請求の範囲に記載の肯定応答信号送信部の一例として挙げられる。制御部405は、特許請求の範囲に記載の第2の通信装置の開始タイミング決定部の一例として挙げられる。
アンテナ400は、基地局装置102と移動局装置103との間で無線通信を送受信するために使用される。デュプレクサ401は、受信処理部402と送信処理部403との間で、アンテナ400を共用するために使用される。
受信部410は、基地局装置102から送信された無線信号を受信する。復調部411は、受信部410にて受信された信号を復調する。復号化部412は、復調された信号を復号化する。制御メッセージ抽出部413は、復号化されたデータから制御メッセージを抽出し制御部405に与える。また制御メッセージ抽出部413は、復号化されたデータに含まれるユーザデータ等の他のデータをパケット再生部414に転送する。パケット再生部414は、制御メッセージ抽出部413から受信したデータをパケット化して、データ処理部404に与える。
HARQ受信制御部415は、復調部411からの復調信号を復号化することによりHARQデータを生成する。HARQ受信制御部415は、HARQデータの復号結果に従って、制御メッセージの受信やユーザデータの受信が成功したか否かを判定する。すなわち、HARQ受信制御部415は、制御メッセージやユーザデータを正常に受信したか否かを判定する。
受信に成功した場合は,HARQ受信制御部415は、制御メッセージまたはユーザデータを制御メッセージ抽出部413に転送する。またHARQ受信制御部415は、制御部405を通じて、ACK信号を基地局装置102に返送するように、符号化部424のHARQ送信制御部427に指示する。HARQ受信制御部415は、基地局装置102から受信したHARQデータの復号結果を示す復号結果信号を制御部405へ出力する。
受信に失敗した場合は,HARQ受信制御部415は、NACK信号を基地局装置102に返送するように、制御部405を通じてHARQ送信制御部427に指示する。
データ処理部404は、受信データに含まれる各種データの表示処理や音声出力処理などの各種処理を行う。またデータ処理部404は、通信先の装置に対して送信を希望するユーザデータを、パケット識別部421に与える。
パケット識別部421は、データ処理部404から受信したパケットデータに含まれるIPアドレスを識別する。パケット識別部421は、IPアドレスに基づいて、データ処理部404から受信したパケットデータが伝送されるべき、基地局装置102と移動局装置103の間のコネクションを特定する。パケット識別部421は、例えば、予め記憶された、IPアドレスデータと各コネクションの識別情報(ID)との対応関係に従って、パケットデータを伝送すべきコネクションのIDを特定してよい。
パケット識別部421は、特定されたコネクションのIDに対応するQOS情報を取得する。パケット識別部421は、例えば、予め記憶された、各コネクションに対するQOS情報と各コネクションのIDとの対応関係に従って、特定されたコネクションのIDに対するQOS情報を取得してよい。パケット識別部421は、コネクションのID、QOS情報及びパケットデータのファイルサイズを制御部405に与えることにより、制御部405に対してパケットデータの送信要求を行う。パケット識別部421は、データ処理部404から受信したパケットデータをパケットバッファ部422に格納する。
パケット識別部421から送信要求を受信すると、制御部405は、基地局装置102に帯域割り当てを要求する。帯域が割り当てられると、制御部405は、パケットバッファ部422及びPDU生成部423にパケットデータの送信を指示する。
また、制御部405は、基地局装置102へ送信する制御メッセージを生成する。例えば制御メッセージは、上述のMOB_SLP−REQであってよく、帯域要求メッセージ(BR Header:Bandwidth Request Header)であってよい。制御部405は、送信処理部403に、これら制御メッセージを基地局装置103へ送信させる。
PDU生成部423は、基地局装置102から送信される同期用のプリアンブル信号の期間を基準タイミングとして用いて形成される無線フレーム内に、送信データが格納されるようにPDUデータを生成する。送信データは、ユーザデータ及び制御メッセージのいずれかを少なくとも含む。
PDU生成部423は、作成したPDUを符号化部424に送出する。符号化部424は、PDUデータに符号化処理を施してHARQデータを生成する。符号化部424による符号化処理の例は、例えば誤り訂正符号化である。変調部425は、HARQデータを変調する。送信部426は、アンテナ400を介して、変調されたHARQデータを無線信号として送信する。
HARQ送信制御部427は、送信されるHARQデータを一時的にバッファリングする。HARQ受信制御部415が送信先の基地局装置102からACK信号を受信するか、HARQデータが所定の許容最大送信回数分送信されたとき、HARQ送信制御部427は、バッファリングしたHARQデータを消去する。HARQ受信制御部415が送信先の基地局装置102からNACK信号を受信したとき、HARQ送信制御部427は、HARQデータを再送する。
HARQ受信制御部415は、基地局装置102からACK信号又はNACK信号を受信したとき、これらの信号を受信した旨を知らせる受信結果信号を制御部405へ送信する。制御部405は、受信結果信号に応じて、バッファリングしたHARQデータの破棄又は再送をHARQ送信制御部427に指示する。
制御部405は、基地局装置102との間で送受信する制御メッセージの処理も行う。例えば制御部405は、移動局装置103のサポートする機能の登録処理、認証処理、鍵の生成処理及び交換処理、並びに無線チャネルの状態管理を行う。制御部405は、ユーザデータ又は制御メッセージを基地局装置102へ送信するために、基地局装置102から送信されるアップリンク用の帯域の割り当て情報に基づいて、送信処理部403を制御する。帯域の割り当てを要求する場合には、制御部405は、帯域を割り当てるべきコネクションのBR Headerを基地局装置102へ送信するように、送信処理部403へ指示する。
次に、移動局装置103において制御開始フレーム番号を決定する決定処理について説明する。なお、新しいPDUの送信時における制御部405の処理は、基地局装置102の制御部220の処理と同様であるため説明を省略する。また、HARQ受信制御部415及び符号化部424における処理は、基地局装置102のHARQ受信制御部207及び符号化部213の処理と同様であるため説明を省略する。
図16は、復号結果信号を受信した場合における制御部405の処理の説明図である。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションIA〜IEの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションIAにおいて制御部405は、HARQ受信制御部415から復号結果信号を受信したか否かを判定する。制御部405が復号結果信号を受信した場合(オペレーションIA:Y)、制御部405は処理をオペレーションIBへ進める。制御部405が復号結果信号を受信しない場合(オペレーションIA:N)、制御部405は処理をオペレーションIAへ戻す。
オペレーションIBにおいて制御部405は、復号結果信号が復号の成功を示すか否かを判定する。復号が成功した場合(オペレーションIB:Y)、制御部405は処理をオペレーションICへ進める。復号が失敗した場合(オペレーションIB:N)、制御部405は処理をオペレーションIEへ進める。
オペレーションICにおいて制御部405は、復号化が成功した制御メッセージを受信した無線フレームの無線フレーム番号に所定のオフセット値を加えることにより、制御開始フレーム番号を算出する。
オペレーションIDにおいて制御部405は、HARQ送信制御部427にACK信号の送信を指示する。その後、制御部405は処理をオペレーションIAへ戻す。オペレーションIEにおいて制御部405は、HARQ送信制御部427にNACK信号の送信を指示する。その後、制御部405は処理をオペレーションIAへ戻す。
図17は、受信結果信号を受信した場合における制御部405の処理の説明図である。なお、他の実施態様においては、下記のオペレーションJA〜JEの各オペレーションはステップであってもよい。
オペレーションJAにおいて制御部405は、HARQ受信制御部415から受信結果信号を受信したか否かを判定する。制御部405が受信結果信号を受信した場合(オペレーションJA:Y)、制御部405は処理をオペレーションJBへ進める。制御部405が受信結果信号を受信しない場合(オペレーションJA:N)、制御部405は処理をオペレーションJAへ戻す。
オペレーションJBにおいて制御部405は、受信結果信号がACK信号を受信したことを示すか否かを判定する。受信結果信号がACK信号を受信したことを示すとき(オペレーションJB:Y)、制御部405は処理をオペレーションJCへ進める。受信結果信号がNACK信号を受信したことを示すとき(オペレーションJB:N)、制御部405は処理をオペレーションJDへ進める。
オペレーションJCにおいて制御部405は、HARQ送信制御部427に、バッファリングされたHARQデータをクリアするように指示する。その後、制御部405は処理をオペレーションJAへ戻す。
オペレーションJDにおいて制御部405は、NACK信号が受信されたHARQトランザクションにおける送信回数が、許容最大送信回数以下か否かを判定する。送信回数が許容最大送信回数以下である場合(オペレーションJD:Y)、制御部405は処理をオペレーションJEへ進める。送信回数が許容最大送信回数を超える場合(オペレーションJD:N)、制御部405は処理をオペレーションJCへ進める。
オペレーションJEにおいて制御部405は、HARQ送信制御427に、バッファリングされている符号化されたPDU、すなわちHARQデータの再送を指示する。その後、制御部405は処理をオペレーションJAへ戻す。
本実施例によれば、基地局装置から移動局装置へHARQによって制御メッセージが送信される通信システムにおいて、従来よりも早い無線フレームにおいて、制御メッセージによる制御を開始することを可能とする。
なお、所定のオフセット値の長さは、基地局装置102のHARQ送信制御部216が制御メッセージを再送するための再送周期よりも長い期間に定められてよい。移動局装置103の制御部405は、制御メッセージの正常受信から制御開始タイミングまでの間に同じ制御メッセージが再び受信されたとき、制御メッセージが正常に再受信された時間フレームの時刻に所定のオフセット値を加えた時刻に制御開始タイミングを変更してよい。
なお、上記実施例では、基地局装置と移動局装置とで同期して制御開始時刻を決定するための基準時刻として、送信に成功した制御メッセージの送受信時刻を用いている。しかし、基地局装置と移動局装置のそれぞれの同期が取れさえすれば、基準時刻としてこれ以外を採用することもできる。この観点から、基準時刻として、たとえばACK信号の送受信時刻を用いることもできる。
ここに記載されている全ての例及び条件的な用語は、読者が、本発明と技術の進展のために発明者により与えられる概念とを理解する際の助けとなるように、教育的な目的を意図したものであり、具体的に記載されている上記の例及び条件、並びに本発明の優位性及び劣等性を示すことに関する本明細書における例の構成に限定されることなく解釈されるべきものである。本発明の実施例は詳細に説明されているが、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であると解すべきである。
1 通信システム
10 第1の通信装置
11 送信部
12 肯定応答信号受信部
13、24 開始タイミング決定部
20 第2の通信装置
21 受信部
22 判定部
23 肯定応答信号送信部

Claims (12)

  1. 第1の通信装置から第2の通信装置へ制御信号を送信する通信方法であって、
    前記第1の通信装置は、肯定応答信号を受信するか又は所定の終了条件を満たすまで前記制御信号を繰り返し送信する再送処理を実行し、前記肯定応答信号を受けた前記制御信号に対応するフレーム番号に所定の値を加えて得られるフレーム番号に基づいて前記制御信号による制御開始タイミングを決定し、
    前記第2の通信装置は、前記制御信号を受けて、前記第1の通信装置へ前記肯定応答信号を送信するとともに、前記制御信号に対応するフレーム番号に前記所定の値を加えて得られるフレーム番号に基づいて前記制御信号による制御開始タイミングを決定する通信方法。
  2. 前記所定の値は、予め若しくは前記制御信号により前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に通知されるか、又は前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置に予め記憶される請求項に記載の通信方法。
  3. 前記所定の値は、前記再送処理による前記制御信号の再送周期より長い期間に定められ、
    前記第2の通信装置は、前記制御信号を正常に受信してから前記制御開始タイミングまでの間に同じ前記制御信号を再び受信した場合、前記所定の値に基づいて前記制御開始タイミングを再び決定する請求項1又は2に記載の通信方法。
  4. 前記制御信号は、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とで同期を要する制御に係る信号である請求項1〜のいずれか一項に記載の通信方法。
  5. 前記制御信号は、前記第2の通信装置をスリープさせるための信号である請求項1〜のいずれか一項に記載の通信方法。
  6. 前記第1の通信装置は基地局装置であり、前記第2の通信装置は移動局装置である請求項1〜のいずれか一項に記載の通信方法。
  7. 第1の通信装置と第2の通信装置とを含む通信システムに用いられる前記第2の通信装置であって、
    前記第2の通信装置が前記第1の通信装置から送信された制御信号を受けた場合、前記第1の通信装置へ肯定応答信号を送信する肯定応答信号送信部と、
    前記第2の通信装置が前記制御信号を受けた場合、前記制御信号に対応するフレーム番号に所定の値を加えて得られるフレーム番号に基づいて前記制御信号による制御開始タイミングを決定する開始タイミング決定部と、
    を備える通信装置。
  8. 前記所定の値は、予め若しくは前記制御信号により前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に通知されるか、又は前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置に予め記憶される請求項に記載の通信装置。
  9. 前記所定の値は、前記第1の通信装置から前記制御信号が再送される再送周期より長い期間に定められ、
    前記開始タイミング決定部は、前記制御信号を正常に受信してから前記制御開始タイミングまでの間に同じ前記制御信号を再び受信した場合、前記所定の値に基づいて前記制御開始タイミングを再び決定する請求項7又は8に記載の通信装置。
  10. 前記第1の通信装置は基地局装置であり、前記第2の通信装置は移動局装置である請求項7〜9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 第1の通信装置と第2の通信装置とを含む通信システムに用いられる前記第1の通信装置であって、
    前記第2の通信装置が制御信号を正常に受信したことを示す肯定応答信号を受信するか又は所定の終了条件を満たすまで前記制御信号を繰り返し送信する再送処理を実行する送信部と、
    前記第1の通信装置が前記肯定応答信号を受け前記制御信号に対応するフレーム番号に所定の値を加えて得られるフレーム番号に基づいて前記制御信号による制御開始タイミングを決定する開始タイミング決定部と、
    を備える通信装置。
  12. 前記所定の値は、予め若しくは前記制御信号により前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に通知されるか、又は前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置に予め記憶される請求項11に記載の通信装置。
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