JP5591252B2 - 日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け - Google Patents

日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け Download PDF

Info

Publication number
JP5591252B2
JP5591252B2 JP2011539253A JP2011539253A JP5591252B2 JP 5591252 B2 JP5591252 B2 JP 5591252B2 JP 2011539253 A JP2011539253 A JP 2011539253A JP 2011539253 A JP2011539253 A JP 2011539253A JP 5591252 B2 JP5591252 B2 JP 5591252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
parallelogram
awning
parallelograms
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011539253A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011055476A1 (ja
Inventor
照光 保
栄美子 保
清人 保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOSFEE CO.,LTD.
Original Assignee
LOSFEE CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOSFEE CO.,LTD. filed Critical LOSFEE CO.,LTD.
Priority to JP2011539253A priority Critical patent/JP5591252B2/ja
Publication of JPWO2011055476A1 publication Critical patent/JPWO2011055476A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5591252B2 publication Critical patent/JP5591252B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F10/00Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins
    • E04F10/02Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of flexible canopy materials, e.g. canvas ; Baldachins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

本発明は、日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除けに関するものである。
都市のヒートアイランド現象は、特に夏場の冷房による電力消費量の増大や地球温暖化など、様々な面で大きな影響を及ぼしている。このため、従来より都市部においては、建物への屋上緑化設備の設置など、様々な対策を講じている。しかしながら、建物への屋上緑化設備はその設置費用やランニング・メンテナンス費用が高いという問題がある。
一方、夏場の太陽光を遮光する簡易な手段の一つとしてパラソルやオーニングなどの日除けが用いられている。パラソルはベランダや庭、店外等に設置し、オーニングはベランダや店の軒先に設置される。しかしながら、従来のこのような日除けは太陽光の照射により日除け自体が熱をもち、日除けの下部に熱溜まりが発生しやすく、必ずしも涼しさを感じさせないという課題がある。
そこで、上記従来技術のもつ問題や課題を解決するものとして、4以上の遮光性を有する日よけ部または熱伝導性を有する放熱部を備え、前記の日よけ部または放熱部が複数の三次元的なクラスター(例えばフラクタル構造)をなすように配置された日よけと放熱器、およびこれらの製造方法の提案がなされている(特許文献1)。かかる提案によると、従来の屋上緑化設備や日除けに比べ、効率よく温度上昇を抑制することができる。
特開2008−196254号公報
上記特許文献1の提案には、日よけや放熱器の製造方法として、日よけや放熱器の材に塑性変形可能な板材、例えばプラスチック板や金属板を用いることが提案されている。しかしながら、プラスチック板や金属板の塑性変形には専用の設備が必要で、特にフラクタル構造を実現するには成形上の困難が伴う。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、簡易な構造でフラクタル構造を実現し、温度抑制効果の高い日除け用シートとその製造方法および日除けを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る日除け用シートは、遮光性のある平行四辺形のシート片に、2つのV字が前記平行四辺形の重心付近を残して対向するように切り込みを入れ、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成し、ブリッヂ部を形成したシート片を複数継ぎ合わせて一枚のシートを形成したことを第1の特徴とする。
シート片は、シート材を平行四辺形に切断して得られる。シート材は、柔軟性または折り畳み性のあるシート状素材であれば特に材質は問わない。キャンバス地、テント地、織物地、布地、ビニールシート、ブルーシートなどが適用可能である。また、アルミニウム等の折り畳み性のある金属素材も適用可能である。日除け用のシートとしては、遮光性以外に、耐水性、耐久性、耐候性に優れる素材が望ましい。
本発明に係る日除け用シートによれば、平行四辺形のシート片に2つのV字の切り込みを入れるとともに、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成しておき、かかるブリッヂ部を形成したシート片を複数継ぎ合わせるだけでフラクタル構造をもつ日除け用シートを容易に得ることができる。
「フラクタル構造」とは、複数のクラスター(塊又は集合体)を備える構造であって、各クラスターが階層的な構造をしており、各階層に属するクラスターの形状が互いに相似(自己相似)するものをいう。
本発明に係る日除け用シートは、V字をなす切り込みの外側部分が第1の日除け部を構成し、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してなるブリッヂ部が第2の日除け部を構成し、前記ブリッヂ部と切り込みとの間に通風空間が形成される。すなわち、太陽光の照射を受けて、第1の日除け部および第2の日除け部が太陽光を遮蔽し、また、ブリッヂ部と切り込みとの間に形成される通風空間を風や空気が流通することにより、シート表面の熱およびシート内部(下部)に溜まる熱を逃がし、日除け効果を高める。
本発明に係る日除け用シートは、広義には放熱用シートも含まれる。すなわち、太陽光の照射を受けても、シート自体の遮光性および通風性により、シート表面およびシート内部の熱を外に放出する作用を発揮する。例えば、夏季に駐車中の車に被せる遮熱兼放熱カバーや建物の外壁に取り付ける遮熱兼放熱カバーとして適用可能である。
本発明に係る日除け用シートは、遮光性のある一枚のシート材に対し複数の平行四辺形を割り付け、割り付けた平行四辺形に、2つのV字が平行四辺形の重心付近を残して対向するように切り込みを入れ、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成したことを第2の特徴とする。
シート材の材質は上記に述べた通りである。一枚のシート材に平行四辺形を割り付けて、それぞれの平行四辺形に2つのV字の切込みを入れるとともに、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を複数形成することにより、フラクタル構造をもつ日除け用シートを容易に得ることができる。
本発明に係る日除け用シートは、縦紐および横紐から構成されるとともに遮光性のある一枚のシート材に対し複数の平行四辺形を割り付け、割り付けた平行四辺形に、同平行四辺形の重心に近付くにつれて2つの線が互いに接近するハの字をなす切り込みを、平行四辺形の重心付近に位置する縦紐および横紐を残して対向するように入れ、ハの字をなして対向する2つの角部が平行四辺形の重心付近に位置する縦紐または横紐を介してブリッヂ部を形成することを第3の特徴とする。
ブリッヂ部を形成するにあたり、対向する2つの角部を接合することなく、平行四辺形の重心付近に位置する縦紐および横紐を残してこれをブリッヂ部形成用に用いるから、フラクタル構造をもつ日除け用シートをより一層容易に得ることができる。
本発明に係る日除け用シートの製造方法は、遮光性のある平行四辺形のシート片を用意する工程と、前記シート片の、平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点とし、i番目の平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように各中点および重心の近くを残して切り込みを入れることにより、i番目の平行四辺形に一辺の長さをその半分とするi+1番目の平行四辺形を4つ形成する処理を、N回だけ繰り返す工程と、各平行四辺形の、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成する工程と、前記ブリッヂ部を形成したシート片を複数継ぎ合せて一枚のシートに形成する工程とを備えることを第1の特徴とする。ここで、Nは有限の自然数であり、また、iは1から始まって1ずつ増加する。
本発明に係る日除け用シートの製造方法によると、ブリッヂ部を階層的に形成したシート片を複数継ぎ合わせることにより、より階層の進んだフラクタル構造をもつ日除け用シートを容易に得ることができる。
また、本発明に係る日除け用シートの製造方法は、遮光性のある一枚のシート材を用意する工程と、前記シート材に平行四辺形を複数割り付ける工程と、割り付けた平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点とし、i番目の平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように各中点および重心の近くを残して切り込みを入れることにより、i番目の各平行四辺形に一辺の長さをその半分とするi+1番目の平行四辺形を4つずつ形成する処理を、N回だけ繰り返す工程と、各平行四辺形の、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成する工程とを備えることを第2の特徴とする。ここで、Nは有限の自然数であり、また、iは1から始まって1ずつ増加する。
本発明に係る日除け用シートの製造方法によると、一枚のシート材から、より階層の進んだフラクタル構造をもつ日除け用シートを容易に得ることができる。
また、本発明に係る日除け用シートの製造方法は、縦紐および横紐から構成されるとともに遮光性のある一枚のシート材を用意する工程と、前記シート材に平行四辺形を複数割り付ける工程と、割り付けた平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点とし、i番目の平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って同平行四辺形の重心に近付くにつれて2つの線が互いに接近するハの字をなす切り込みを、平行四辺形の重心付近に位置する縦紐および横紐を残して対向するように入れることにより、i番目の各平行四辺形に一辺の長さをその半分とするi+1番目の平行四辺形を4つずつ形成する処理を、N回だけ繰り返す工程とを備えることを第3の特徴とする。ここで、Nは有限の自然数であり、また、iは1から始まって1ずつ増加する。
本発明に係る日除け用シートの製造方法によると、ブリッヂ部を形成するにあたり、対向する2つの角部を接合することなく、平行四辺形の重心付近に位置する縦紐および横紐を残してこれをブリッヂ部形成用に用いるから、一枚のシート材から、より階層の進んだフラクタル構造をもつ日除け用シートをより一層容易に得ることができる。
本発明に係る日除けは、第1または第2の特徴の日除け用シートを用い、複数の支持部材と、それらの支持部材間に架設された前記シートとを具備してなり、前記シートは、V字をなす切り込みの外側部分が第1の日除け部を構成し、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してなるブリッヂ部が第2の日除け部を構成し、前記ブリッヂ部と切り込みとの間に通風空間が形成されることを第1の特徴とする。
V字をなす切り込みの外側部分が構成する第1の日除け部と、ブリッヂ部が構成する第2の日除け部が照射角度が時間によって変わる多方向からの太陽光を効果的に遮光し、日除け効果を高める。また、ブリッヂ部と切り込みとの間に形成される通風空間が空気を効果的に流通させ、日除けの表面熱を奪うとともに、日除け表面の温度上昇を抑制し、また、日除けの下部空間の熱溜まりを防止する。これにより、遮光性能および通風性能を同時に発揮し、シートでありながら、あたかも樹木の多数の枝葉が太陽光を遮光しつつ風も通すことで涼感を与えるのと同様な作用を発揮する。
本発明に係る日除けは、第3の特徴の日除け用シートを用い、複数の支持部材と、それらの支持部材間に架設された前記シートとを具備してなり、前記シートは、ハの字をなす切り込みの外側部分が第1の日除け部を構成し、ハの字をなして対向する2つの角部が平行四辺形の重心付近に位置する縦紐または横紐を介して形成するブリッヂ部が第2の日除け部を構成し、前記ブリッヂ部と切り込みとの間に通風空間が形成されることを第2の特徴とする。
以上説明したように、本発明の日除け用シートによると、平行四辺形のシート片に2つのV字の切り込みを入れるとともに、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成しておき、かかるブリッヂ部を形成したシート片を複数継ぎ合わせることにより、また、一枚のシート材に平行四辺形を割り付けて、平行四辺形に2つのV字の切り込みを入れるとともに、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を複数形成することにより、フラクタル構造をもつ日除け用シートを容易に得ることができる。
また、縦紐および横紐から構成されるとともに遮光性のある一枚のシート材に対し複数の平行四辺形を割り付け、割り付けた平行四辺形に、同平行四辺形の重心に近付くにつれて2つの線が互いに接近するハの字をなす切り込みを、平行四辺形の重心付近に位置する縦紐および横紐を残して対向するように入れ、ハの字をなして対向する2つの角部が平行四辺形の重心付近に位置する縦紐または横紐を介してブリッヂ部を形成することにより、フラクタル構造をもつ日除け用シートをより一層容易に得ることができる。
また、本発明の日除け用シートの製造方法によると、より階層の進んだフラクタル構造をもつ日除け用シートを容易に得ることができる。
さらに、本発明の日除けによると、V字をなす切り込みの外側部分が構成する第1の日除け部と、ブリッヂ部が構成する第2の日除け部が、照射角度が時間によって変わる多方向からの太陽光を効果的に遮光して日除け効果を高め、また、ブリッヂ部と切り込みとの間に形成される通風空間が空気を効果的に流通させる。これにより、遮光性能および通風性能を同時に発揮し、あたかも樹木の多数の枝葉が太陽光を遮光しつつ風も通すことで実際の涼感を与えるという優れた効果を奏する。
本発明の第1実施形態を示すもので、日除け用シートの製作に用いるシート片を示す斜視図、 図1のシート片に1回目の切り込みを入れた状態を示す斜視図、 図2のシート片に2回目の切り込みを入れた状態を示す斜視図、 図3のシート片に3回目の切り込みを入れた状態を示す斜視図、 図4のシート片を裏返してV字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成した状態を示す斜視図、 図5で得られたフラクタル構造のシート片をもとの表に返してそのまま支持部材に架設した状態を示す側面図、 図6における架設状態のフラクタル構造のシート片を示す斜視図、 図5で得られたフラクタル構造のシート片を継ぎ合わせて得られた日除け用シートの平面図、 図8で得られた日除け用シートを用いた日除け装置の側面図、 本発明の第2実施形態を示すもので、1枚のシート材に複数の平行四辺形を割り付けるとともに、割り付けられた平行四辺形にV字の切り込みを入れる様子を示す斜視図、 本発明の第3実施形態を示すもので、1枚のシート材に複数の平行四辺形を割り付けるとともに、割り付けられた平行四辺形にハの字の切り込みを入れる様子を示す斜視図、 図11のシート材に示す平行四辺形の拡大斜視図、 図12に示す1番目の平行四辺形の中央部分の一点鎖線Aで囲まれる部分の拡大平面図、 図12に示す1番目の平行四辺形の中央部分の一点鎖線Aで囲まれる部分の拡大斜視図、 図12に示す2番目の平行四辺形の拡大平面図、 図12に示す2番目の平行四辺形の拡大斜視図である。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。図1ないし図9は本発明の一実施形態を示すもので、これらの図において、符号1は日除け用シートである。
本発明に係る日除け用シート1を得るにあたっては、まず、フラクタル構造をもつシート片(以下、フラクタルシート片という)100を製作する。図1はフラクタルシート片100のベースとなるシート片110を示している。シート片110は布地からなり、全体が平行四辺形をなしている。
まず、図1に示す平行四辺形のシート片110に対し1回目の切り込み121を入れる。1回目の切り込み121は、図2に示すように、シート片110の、平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点Gとし、平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように、各中点および重点Gの近くを残して入れる。これにより、1番目(i=1)の平行四辺形に一辺の長さをその半分とする2番目の平行四辺形を4個形成する。図2には、4個の平行四辺形111が形成されている。
次に、4個の平行四辺形111のそれぞれに2回目の切り込み122を入れる。切り込み122は、図3に示すように、各平行四辺形111の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点Gとし、各平行四辺形111の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように、各中点および重点Gの近くを残して入れる。これにより、2番目の平行四辺形111に一辺の長さをその半分とする3番目の平行四辺形112を4個形成する。図3には、全体で16個(=4個)の平行四辺形112が形成されている。
次に、16個の平行四辺形112のそれぞれに3回目の切り込み123を入れる。切り込み123は、図4に示すように、各平行四辺形112の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点Gとし、各平行四辺形112の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように、各中点および重点Gの近くを残して入れる。これにより、3番目の平行四辺形112のそれぞれに一辺の長さをその半分とする4番目の平行四辺形113を4個形成する。図4には、全体で64個(=4個)の平行四辺形113が形成されている。
次に、図5に示すように、各平行四辺形の、切り込みによりV字をなして対向する2つの角部を互いに接合することによりブリッヂ部を形成する。すなわち、1番目の平行四辺形においては、切り込み121によりV字をなして対向する2つの角部131,131(図2参照)を互いに接合してブリッヂ部141(図5参照)を形成し、2番目の4個の平行四辺形111においては、切り込み122によりV字をなして対向する2つの角部132,132(図3参照)を互いに接合してブリッヂ部142(図5参照)をそれぞれ形成し、3番目の16個の平行四辺形113においては、切り込み123によりV字をなして対向する2つの角部133,133(図4参照)を互いに接合してブリッヂ部143(図5参照)をそれぞれ形成する。図5には全体で1個(大)+4個(中)+16個(小)=合計21個のブリッヂ部が形成されている。接合方法としては、角部同士を縫い合わせる他、接着剤等で接合する方法がある。
以上のようにして平行四辺形のシート片110に対しブリッヂ部141〜143を形成することにより階層的なフラクタル構造をもつフラクタルシート片100が出来上がる。図6および図7に、得られたフラクタルシート片100を支持部材200に架設した状態を示す。図6は側面図、図7は斜視図である。支持部材200に架設された状態で、フラクタルシート片100は、図6に示すように側面視して三角形をなし、フラクタルシート片100の一番外側の三角形の内側に複数の相似形の三角形が階層的(N=3)に包含されている。すなわち、支持部材200に架設された状態で、フラクタルシート片100は階層的(N=3)なフラクタル構造を備えていることが分かる。
また、図7の斜視図に示すように、支持部材200に架設された状態で、フラクタルシート片100は切り込み121によりV字をなして対向する2つの角部131,131同士の接合によりブリッヂ部141が形成され、切り込み122によりV字をなして対向する2つの角部132,132同士の接合によりブリッヂ部142が形成され、切り込み123によりV字をなして対向する2つの角部133,133同士の接合によりブリッヂ部143が形成されていることが分かる。
次に、複数のフラクタルシート片100を継ぎ合わせる。図8にその継ぎ合わせの例を平面図で示す。図8の平面図に示すように、図6に示す支持部材200の長さ方向X(図8の縦方向)には、フラクタルシート片100の、1番目の平行四辺形の2つの対角線のうち、短い方の対角線の両端に位置する角101どうしを順次継ぎ合わせる。また、支持部材200の長さ方向と直交する方向Y(図8の横方向)には、フラクタルシート片100の、1番目の平行四辺形の2つの対角線のうち、長い方の対角線の両端に位置する角102どうしを、順次継ぎ合わせる。なお、図8では継ぎ合わせた各フラクタルシート片100は外形のみ描き、切り込み等は省略してある。
また、上記のようにして縦横に継ぎ合わせたフラクタルシート片100の間に、別のフラクタルシート片100’を継ぎ合わせる。すなわち、フラクタルシート片100’の、1番目の平行四辺形の短い方の対角線の両端に位置する角101’は、フラクタルシート片100の、1番目の平行四辺形の長い方の対角線の両端に位置する角102に継ぎ、フラクタルシート片100’の、1番目の平行四辺形の長い方の対角線の両端に位置する角102’は、フラクタルシート片100の、1番目の平行四辺形の短い方の対角線の両端に位置する角101に継ぎ合わせる。また、必要に応じて斜め四方のフラクタルシート片100とも1箇所ずつ継ぎ合わせる。
このようにしてフラクタルシート片100およびフラクタルシート片100’を継ぎ合わせて1枚のフラクタル構造の日除け用シート1を得ることができる。図8に示す日除け用シート1は、フラクタルシート片100を、図8の縦方向(X方向)に6枚、図8の横方向(Y方向)に6枚継ぎ合わせるとともに、その間にフラクタルシート片100’を図7の縦方向に5枚継ぎ合わせて形成されている。
なお、フラクタルシート片100およびフラクタルシート片100’を適宜数縦横および斜めに継ぎ合わせることにより、略正方形、略長方形、略五角形、略六角形、略八角形など、様々な形およびサイズのフラクタル構造の日除け用シート1が得られる。
図9は、図8の日除け用シート1を用いて設置された日除け装置の側面図を示している。日除け装置10は、支柱11と、支柱11の上端から前方に延びる第1水平部材12と、第1水平部材12の前後両端から左右(紙面に対し垂直方向)に延びる第2水平部材13,13と、第2水平部材13,13間に左右に可動体14Aを介して可動可能に支持された複数本(図示例では5本)の支持部材14と、複数本の支持部材14に架け渡された1枚の日除け用シート1とから構成されている。
図8の日除け装置10によると、日除け用シート1の、V字をなす各切り込み121〜123の外側部分が第1日除け部2(図6および図7参照)を構成し、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してなるブリッヂ部141〜143が第2日除け部3(図6および図7参照)を構成する。また、ブリッヂ部141〜143と切り込み121〜123との間に通風空間4(図6および図7参照)が形成される。
そして、V字をなす切り込みの外側部分が構成する第1日除け部2と、ブリッヂ部141〜143が構成する第2日除け部3が、照射角度が時間によって変わる多方向からの太陽光を効果的に遮光し、日除け効果を高める。また、ブリッヂ部141〜143と切り込み121〜123との間に形成される各通風空間4が空気を効果的に流通させ、日除け用シート1の表面熱を奪うとともに、日除け用シート1の表面の温度上昇を抑制し、また、日除け用シート1の下部空間の熱溜まりを防止する。これにより、遮光性能および通風性能を同時に発揮し、シートでありながら、あたかも樹木の多数の枝葉が太陽光を遮光しつつ風も通すことで涼感を与えるのと同様な作用を発揮する。
図10は、本発明の第2実施形態を示すもので、図中、符号150はフラクタル構造の日除け用シートを示している。フラクタル構造の日除け用シート150を得るには、長方形の1枚のシート材151に対し、多数の平行四辺形152を割り付け、各平行四辺形152に対し1回目の切り込み121を入れる。1回目の切り込み121は、シート材151の、平行四辺形152の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点とし、平行四辺形152の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように、各中点および重点の近くを残して入れる。これにより、1番目の平行四辺形152に一辺の長さをその半分とする2番目の平行四辺形を4個形成する。
以下、同様にして、4個の平行四辺形のそれぞれに2回目の切り込み122を入れて、2番目の平行四辺形に一辺の長さをその半分とする3番目の平行四辺形を4個、全体で16個の平行四辺形を形成し、16個の平行四辺形のそれぞれに3回目の切り込みを入れて、3番目の平行四辺形に一辺の長さをその半分とする4番目の平行四辺形を4個、全体で64個の平行四辺形を1番目の平行四辺形151内に形成する。
以上の1回目から3回目の切り込みを全ての平行四辺形152内に形成し、その後、第1実施形態で説明したように、各平行四辺形の、切り込みによりV字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成する。
これにより、一枚の平行四辺形のシート材151から階層的(N=3)なフラクタル構造を備えた日除け用シート150を得ることができる。なお、シート材151から平行四辺形が割り付けられなかった周辺部の残りはカットし、図8で示す日除け用シート1と同様の外縁形状としてよい。
図11ないし図16は、本発明の第3実施形態を示すもので、図11中、符号250はフラクタル構造の日除け用シートを示している。本実施形態においては、縦紐251Aおよび横紐251B(図13参照)が格子状に織られた長方形のシート材251を用いる。まず、1枚のシート材251に対し、多数の平行四辺形252を割り付け、各平行四辺形252に対し1回目の切り込み253を入れる。1回目の切り込み253は、図12に示すように、平行四辺形252の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点G4とし、平行四辺形252の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのハの字をなすように、各中点と重点Gにおける縦紐251Aおよび横紐251B(図13参照)を残して入れる。このとき2つのハの字は、平行四辺形252の重心Gに近付くにつれて2つの線が互いに接近する形で切り込み253を入れる。これにより、1番目の平行四辺形252に一辺の長さをその半分とする2番目の平行四辺形252Aを4個形成する。
以下、同様にして、4個の平行四辺形252Aのそれぞれに2回目の切り込み254をハの字の形で入れて、2番目の平行四辺形252Aに一辺の長さをその半分とする3番目の平行四辺形252Bを4個、全体で16個の平行四辺形を1番目の平行四辺形252内に形成する。
以上の1回目から2回目の切り込み253〜254を全ての平行四辺形252内に形成する。図13および図14は、1回目の切り込み253が入れられた平行四辺形252の重心G付近(図12の一点鎖線Aで示す範囲)を示している。図13に示すように、平行四辺形252には、同平行四辺形252の重心Gに近付くにつれて2つの線が互いに接近するハの字をなす切り込み253が、平行四辺形252の重心G上に位置する縦紐251Aおよびその下の横紐251Bを残して対向するように入れられ、図14に示すように、ハの字をなして対向する2つの角部255,255が平行四辺形252Aの重心G’上に位置する横紐251Aを介してブリッヂ部256を形成している。
図15および図16は、2回目の切り込み254が入れられた平行四辺形252Aを示している。図15に示すように、平行四辺形252Aには、同平行四辺形252Aの重心Gに近付くにつれて2つの線が互いに接近するハの字をなす切り込み254が、平行四辺形252Aの重心G上に位置する縦紐251Aおよびその下の横紐251Bを残して対向するように入れられ、図16に示すように、ハの字をなして対向する2つの角部257,257が平行四辺形252Aの重心G’上に位置する横紐251Aを介してブリッヂ部258を形成している。なお、図15および図16中、四辺のうち両隣りの二辺には1回目の切り込み253が入るが、図面では省略してある。
これにより、一枚のシート材151からブリッヂ部256,258による階層的(N=3)なフラクタル構造を備えた日除け用シート250を得ることができる。なお、シート材251から平行四辺形が割り付けられなかった周辺部の残りはカットし、図8で示す日除け用シート1と同様の外縁形状としてよい。
本実施形態によると、ブリッヂ部256,258を形成するにあたり、前述の実施形態のように対向する2つの角部255,255どうしおよび2つの角部257,257どうしを接合することなく、平行四辺形252,252Aの各重心Gに位置する横紐251Aを残してこれをブリッヂ部形成用に用いるから、フラクタル構造をもつ日除け用シートをより一層容易に得ることができる。
本発明に係る日除け用シートは、太陽光を遮光する日除け用のシートとして、あるいは建物や車への太陽光の照射熱を放熱する放熱用シートとして利用可能である。
利用可能である。
1,150,250 日除け用シート
2 第1日除け部
3 第2日除け部
4 通風空間
10 日除け装置
11 支柱
12 第1水平部材
13 第2水平部材
14,200 支持部材
100,100’ フラクタルシート片(シート片)
101,101’,102,102’ 角
110 シート片
111,112,113,152,252,252A 平行四辺形
121,122,123,253,254 切り込み
131,132,133,255,257 角部
141,142,143,256,258 ブリッヂ部
151,251 シート材
200 支持部材
251A 縦紐
251B 横紐
,G,G,G 重心
X 支持部材の長さ方向
Y 支持部材の長さ方向と直交する方向
Y’山折れ線

Claims (8)

  1. 遮光性のある平行四辺形のシート片に、2つのV字が前記平行四辺形の重心付近を残して対向するように切り込みを入れ、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成し、ブリッヂ部を形成したシート片を複数継ぎ合わせて一枚のシートを形成したことを特徴とする日除け用シート。
  2. 遮光性のある一枚のシート材に対し複数の平行四辺形を割り付け、割り付けた平行四辺形に、2つのV字が平行四辺形の重心付近を残して対向するように切り込みを入れ、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成したことを特徴とする日除け用シート。
  3. 縦紐および横紐から構成されるとともに遮光性のある一枚のシート材に対し複数の平行四辺形を割り付け、割り付けた平行四辺形に、同平行四辺形の重心に近付くにつれて2つの線が互いに接近するハの字をなす切り込みを、平行四辺形の重心付近に位置する縦紐および横紐を残して対向するように入れ、ハの字をなして対向する2つの角部が平行四辺形の重心付近に位置する縦紐または横紐を介してブリッヂ部を形成することを特徴とする日除け用シート。
  4. 遮光性のある平行四辺形のシート片を用意する工程と、前記シート片の、平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点とし、i番目の平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように各中点および重心の近くを残して切り込みを入れることにより、i番目の平行四辺形に一辺の長さをその半分とするi+1番目の平行四辺形を4つ形成する処理を、N回だけ繰り返す工程と、各平行四辺形の、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成する工程と、前記ブリッヂ部を形成したシート片を複数継ぎ合せて一枚のシートに形成する工程とを備えることを特徴とする、日除け用シートの製造方法。
  5. 遮光性のある一枚のシート材を用意する工程と、前記シート材に平行四辺形を複数割り付ける工程と、割り付けた平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点とし、i番目の平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って対向する2つのV字をなすように各中点および重心の近くを残して切り込みを入れることにより、i番目の各平行四辺形に一辺の長さをその半分とするi+1番目の平行四辺形を4つずつ形成する処理を、N回だけ繰り返す工程と、各平行四辺形の、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してブリッヂ部を形成する工程とを備えることを特徴とする日除け用シートの製造方法。
  6. 縦紐および横紐から構成されるとともに遮光性のある一枚のシート材を用意する工程と、前記シート材に平行四辺形を複数割り付ける工程と、割り付けた平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線の交点を重点とし、i番目の平行四辺形の対向する2辺の中点を結ぶ2本の線に沿って同平行四辺形の重心に近付くにつれて2つの線が互いに接近するハの字をなす切り込みを、平行四辺形の重心付近に位置する縦紐および横紐を残して対向するように入れることにより、i番目の各平行四辺形に一辺の長さをその半分とするi+1番目の平行四辺形を4つずつ形成する処理を、N回だけ繰り返す工程とを備えることを特徴とする日除け用シートの製造方法。
  7. 請求項1または請求項2に記載の日除け用シートを用い、複数の支持部材と、それらの支持部材間に架設された前記シートを具備してなり、前記シートは、V字をなす切り込みの外側部分が第1の日除け部を構成し、V字をなして対向する2つの角部を互いに接合してなるブリッヂ部が第2の日除け部を構成し、前記ブリッヂ部と切り込みとの間に通風空間が形成されることを特徴とする日除け。
  8. 請求項3に記載の日除け用シートを用い、複数の支持部材と、それらの支持部材間に架設された前記シートを具備してなり、前記シートは、ハの字をなす切り込みの外側部分が第1の日除け部を構成し、ハの字をなして対向する2つの角部が平行四辺形の重心付近に位置する縦紐または横紐を介して形成するブリッヂ部が第2の日除け部を構成し、前記ブリッヂ部と切り込みとの間に通風空間が形成されることを特徴とする日除け。
JP2011539253A 2009-11-06 2010-08-23 日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け Active JP5591252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011539253A JP5591252B2 (ja) 2009-11-06 2010-08-23 日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009254501 2009-11-06
JP2009254501 2009-11-06
JP2010067748 2010-03-24
JP2010067748 2010-03-24
PCT/JP2010/005177 WO2011055476A1 (ja) 2009-11-06 2010-08-23 日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け
JP2011539253A JP5591252B2 (ja) 2009-11-06 2010-08-23 日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011055476A1 JPWO2011055476A1 (ja) 2013-03-21
JP5591252B2 true JP5591252B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=43969719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011539253A Active JP5591252B2 (ja) 2009-11-06 2010-08-23 日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5591252B2 (ja)
WO (1) WO2011055476A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022059225A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24 株式会社ロスフィー 日除け用シート

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5763977B2 (ja) * 2011-06-08 2015-08-12 Next株式会社 日除けの形成方法及び日除け
JP2014031699A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Akihisa Hoshikawa 人工・緑のカーテン
JP5921985B2 (ja) * 2012-08-10 2016-05-24 株式会社カシイ 日除けの構築方法
IL270279A (en) 2018-10-30 2020-04-30 Eilon Sali Shading system
IT201800009913A1 (it) 2018-10-30 2020-04-30 Sali Eilon Sistema di ombreggiatura

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015122U (ja) * 1973-06-02 1975-02-18
JP2008196254A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Kyoto Univ 日よけ、放熱器、およびこれらの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015122U (ja) * 1973-06-02 1975-02-18
JP2008196254A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Kyoto Univ 日よけ、放熱器、およびこれらの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022059225A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24 株式会社ロスフィー 日除け用シート
JP2022049995A (ja) * 2020-09-17 2022-03-30 株式会社ロスフィー 日除け用シート

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011055476A1 (ja) 2011-05-12
JPWO2011055476A1 (ja) 2013-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5591252B2 (ja) 日除け用シート、日除け用シートの製造方法および日除け
JP5315514B2 (ja) 日よけおよびその製造方法
US8960259B2 (en) Variable screening
ES2448290T3 (es) Invernadero fotovoltaico con eficiencia mejorada
JP2009155837A (ja) 住宅地
JP5066215B2 (ja) 日除け
JP3181091U (ja) 養生シート
JP2011032808A (ja) 日除け
JP5388240B2 (ja) 放熱器
CN104126999B (zh) 一种伞面和一种沙滩伞
JP6831971B2 (ja) 日除け
KR200319112Y1 (ko) 열차단 및 통풍이 가능한 그늘막
JP7045698B2 (ja) 日除け
JP2009179934A (ja) 冷却器具
CN215813684U (zh) 一种超大型文旅产业摄影棚
JPH0739623Y2 (ja) 建築物用防護ネット
Marchwiński Aesthetic and functional aspects of BIPV–an architectural outlook
US20170241672A1 (en) Swimming Pool Cover with Lenses
CN210054065U (zh) 一种具有骨架的流苏遮阳网
CN212428205U (zh) 一种太阳能发电的阳光房
JP2000240378A (ja) 放熱型ブラインド
Xia Low Carbon Design Research on the Space Layout Types of Office Buildings
Sahoo et al. Optimization of window design in a high-rise residential township to achieve GRIHA requirements for thermal and visual comfort
ElSeragy et al. Appropriateness’ of the use of tensile membrane structures in hot arid regions
Bajpai Design Guidelines to achieve Optimum Shading Strategies for different window orientations across various geographical locations in India

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5591252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250