JP3181091U - 養生シート - Google Patents

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Abstract

【課題】風に飛ばされたり、めくれたりし難いうえ、きちんと折畳むことができ、濡れても滑りにくい養生用シートを提供する。
【解決手段】二枚重ねた防水シート2を縫い合わせた縫目3により同じ大きさの枡目11が連続的に形成され、その枡目11の内側の防水シート2で覆われた空間にその防水シート2よりも比重が重い重石部材15を配置したことを特徴とする。上記縫目3により上記枡目11の内側に同じ形の小枡目12が形成され、上記重石部材15は、その小枡目12の外側の上記空間それぞれに配置されたことが好ましく、上記重石部材15は、上記防水シート2の辺縁に形成された上記枡目11それぞれの上記空間内の辺縁側に配置されたことも好ましい態様である。
【選択図】図1

Description

本考案は、風に飛ばされたりめくれたりしにくい上、折畳みが容易で、濡れても滑りにくい養生用シートに関するものである。
建築工事、土木工事、造園工事など屋内外における工事の施工箇所は、安定するまで養生するのが一般的である。特に、屋外における土台や擁壁、疑石などにコンクリートを打ったとき、そのコンクリートが最適な条件で自然乾燥し、所定の強度が得られるまでコンクリート打設箇所を覆って保護したり、コンクリート打設箇所に人が触れたり、外物が直接当たるのを防ぐ必要がある。また、植栽やコケ等が根付くまで、風雨や直射日光を避け、適度な湿度を確保する必要がある。そこで、施工箇所を工事用ブルーシートなどで覆うことが多い。
しかしながら、平面状のシートで覆うと、コンクリート基礎の角立上り部等が緊密に覆えないので、コンクリート基礎の角に合わせ、切り込みを入れた養生シートが提案されている(特許文献1参照)。
また、矩形シートと三角形シートとを有し、コンクリート基礎のコーナーを覆うための切り込みを入れた養生シートが提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、養生シートは、必ずしも角のある所だけではなく、布基礎や外回り、ベランダ、芝生など比較的平らな所で使用する機会が多い。また風雨や、乾燥しやすい夏、凍結しやすい冬など、自然環境にも配慮する必要がある。
そこで、天然素材の繊維をプレスして多孔性の厚さ5mm乃至40mmのマットを形成し、ゴルフ場や野球場の芝生保護用の芝養生マット(特許文献3参照)や、発泡性樹脂を防水性シートで被覆し、ゴルフ場のティーグラウンドやテニスコートなどの凍結防止用養生マット(特許文献4参照)が提案されている。
実用新案登録第2525846号公報 実用新案登録第2525845号公報 特開平5−24 特開2000−24167号公報
しかしながら、発泡性樹脂を防水性シートで覆う方法は、発泡性樹脂を厚くするとかさばるので、持ち運ぶのに不便であり、薄いと風で飛ばされる恐れがある。また、従来から用いているシートは、風にあおられると覆った箇所がめくれたち、飛ばされることがあるので、重石を載せたり、コーナーを縛る必要があり、手間暇がかかり不便である。また、濡れると滑り易く、シート上で作業を行う場合には、危険が伴う。さらに、養生が終り、シートを折畳むときは、折る場所が特定されていないため、対向する縁を複数人でつかみ、二つ折りを繰り返しながら折畳む必要があるうえ、折畳む過程で空気が隙間に入り込み、コンパクトに、きちんと折畳むのが困難である。
上記事情に鑑み、本考案は、風に飛ばされたり、めくれたりし難い上、きちんと折畳むことができ、濡れても滑りにくい養生用シートを提供することを目的とする。
本考案は、二枚重ねた防水シートを縫い合わせた縫目により同じ大きさの枡目が連続的に形成され、該枡目の内側の該防水シートで覆われた空間に該防水シートよりも比重が重い重石部材を配置したことを特徴とする養生シート。
このように、防水シートを縫い合わせることにより連続的に形成された枡目と防水シートとで囲われた空間内に比重の重い重石部材を配置しているので、風に飛ばされたち、めくれたりし難い。また、枡目の大きさを歩幅程度にすれば、養生シートが濡れていても、滑り止めになる。
ここで、上記縫目により上記枡目の内側に同じ形の小枡目が形成され、上記重石部材は、該小枡目の外側の上記空間それぞれに配置されたことが好ましく、あるいは上記重石部材は、上記防水シートの辺縁に形成された上記枡目それぞれの上記空間内の該辺縁側に配置されたことも好ましい。そして、上記空間それぞれを覆う上記防水シートの何れか一方に、上記重石を挿脱する出入口を少なくとも2箇所設けてもよいし、上記重石部材は、上記空間それぞれを覆う上記防水シートの何れか一方又は双方に接着されたものであってもよい。さらに、上記重石部材は、金属、プラスチック若しくはゴムを線状又は板状に成形されたものとすることができる。
このように、小枡目を枡目の内側に形成すれば、枡目の四囲に線条などの重石部材を配置できるので、重石部材が平均的に配置される。またシートの辺縁にある枡目と防水シートとで囲われた空間に板状などの重石部材を配置すれば、シートの辺縁に重石部材が配置されるので、風に飛ばされたり、めくれたりし難くなる。
さらに、重石部材が各枡目に配置されていれば、空気が隙間に入り込むことがないので、上記枡目を形成する上記縫目を山折り又は谷折りすることにより、枡目の大きさにきちんと折畳むことが容易である。
本考案の養生シートによれば、防水シートを2枚縫い合わせて、シート全体に同じ大きさの枡目が連続して形成され、それらの枡目にシートよりも比重の重い重石部材が配置されているので、風に飛ばされたり、めくれにくい上、枡目を歩幅程度の大きさにすれば、シートが濡れていても滑りにくい。また、枡目を形成する縫目に沿って折畳めば、折畳み易いうえ、各枡目に重石部材が配置されているので、隙間に空気が入り込むことがないので、きれいに折畳むことができる。
図1は、第一の実施形態の養生シートを展開した状態の図である。 図2は、第一の実施形態の養生シートを折畳む途中及び折畳んだ状態の図である。 図3は、第二の実施形態の養生シートを展開した状態の図である。 図4は、第二の実施形態の養生シートを折畳む途中及び折畳んだ状態の図である。
以下に、本考案の実施形態について説明する。
[第一の実施形態]
図1及び図2は、第一の実施形態の養生シートを示す図であり、図1は、養生シートを展開した状態の図、図2は、養生シートを折畳む途中及び折畳んだ状態の図である。
図1に示す養生シート10は、防水シート2を二枚重ねて縦横に縫い合わせ、その縫目により同じ大きさの枡目11が長手方向に8個、短手方向に2個、合計16個連続的に形成され、各枡目11の内側にもそれぞれの枡目よりもサイズの小さい、同じ形の小枡目12が、枡目同様に縫目3によって形成されている。そして、枡目11の内側で小枡目12の外側の、防水シート2で覆われたフレーム状空間S1には、鉛、鉄、アルミニウム等で成形された金属線の重石部材15が配置されている。また、フレーム状空間S1を覆う2枚の防水シート2の何れか一方には、線条を挿入したり、取り外したりすることができる出入口16が2箇所、枡目11のコーナーに設けてある。
ここで、本実施形態の防水シート2としては、ポリエチレン樹脂シートが用いられているが、その他にも、例えば繊維に防水加工を施したもの、ポリエステルや塩ビなどの耐侯性合成樹脂シート、合成繊維の不織布や織布に耐侯性を有する合成樹脂を含浸させた複合シートなどを用いることができる。また、金属線を重石部材15として配置しているが、重石部材15は必ずしも金属線である必要はなく、金属を板状に成形したものであっても、ゴムやプラスチックを線状又は板状に成形したものであってもよい。
また、本実施形態の養生シート10は、枡目11の大きさが450mm×450mmで長手方向の長さが3600mm、短手方向の長さが900mmに設定されているが、必ずしもこの寸法に限定する必要はない。
このように、養生シート10の周囲及び内部に重石部材15が平均的に配置されているので、風に飛ばされにくいうえ、その都度重石を載せたり、重石をどけたりする煩わしさがない。また、歩幅程度の箇所に縫目3や重石部材15による膨らみがあるので、足がかりとなり濡れていても滑りにくい。
図2に示すように、養生シート10は、矢印で示す順に、(a)枡目11を形成する縫目3に沿って短手方向に二つに谷折りする。(b)次に、長手方向に、枡目11を形成する縫目3に沿って谷折と山折とを繰り返す。(c)枡目11の縫目3に沿って同じ大きさに折畳むことができる。
このように、フレーム状空間S1の周囲それぞれに、重石部材15が設けてあり、折畳む際、隙間に空気が入りにくいので、折畳む作業が容易であり、コンパクトに、きちんと折畳むことができる。
[第二の実施形態]
図3及び図4は、第二の実施形態の養生シートを示す図であり、図3は、養生シートを展開した状態の図、図4は、養生シートを折畳む途中及び折畳んだ状態の図である。第二の実施形態の養生シートを示す図である。
図3に示す養生シート20は、防水シー2を二枚重ねて縦横に縫い合わせ、その縫目により同じ大きさの枡目21が長手方向に8個、短手方向に2個、合計16個連続的に形成されている。
そして、防水シート2の辺縁2aに形成された枡目21の、防水シート2で覆われた四角い空間S2の辺縁2a側には、ゴム又はプラスチックを板状に成形した重石部材15が配置されている。
本実施形態の重石部材15は、予め、一方の防水シート2の辺縁2aの所定位置に接着剤で固定し、それに他方の防水シート2をかぶせて縫い合わせることにより枡目21を連続的に形成し、枡目21の辺縁2a側に重石部材15が配置されている。また、本実施形態の養生シート20は、第一の実施形態の養生シート10と同じ材質の防水シート2を用いて、同じ寸法の枡目を形成することができる。
ここで、本実施形態の重石部材15には、ゴム又はプラスチックを板状に成形したものを用いているが、鉛、鉄、アルミニウム等の金属を板状又は線状に成形したものを重石部材15として用いてもよい。
また、重石部材15は必ずしも接着で固定した後に縫い合わせる必要はなく、縫い合わせて枡目21が形成された後に、枡目21のコーナー等に出入口22を設け、その出入口22から重石部材15を挿入し、接着剤で接着して固定してもよい。
このように、本実施形態の養生シート22も、周囲に重石部材15が配置されており、風に飛ばされにくいうえ、歩幅程度の箇所に縫目3があるので、濡れていても滑りにくい。
図4に示す本実施形態の養生シート20は、矢印で示す順に、(a)枡目21を形成する縫目3に沿って短手方向に二つに谷折りする。(b)次に、長手方向に、枡目21を形成する縫目3に沿って谷折と山折とを繰り返す。(c)枡目21の縫目3に沿って同じ大きさに折畳むことができる。
このように、枡目21により袋状になった四角い空間S2の辺縁2aには、重石部材15が配置されているので、折畳む際、隙間に空気が入りにくい上、折畳む作業が容易であり、コンパクトに、きちんと折畳むことができる。
風に飛ばされにくいので、一般工事用シート、あるいは行楽時に大勢の人が座るシート等としても利用できる。
2 防水シート
2a 辺縁
3 縫目
10、20 養生シート
11、21 枡目
12 小枡目
15 重石部材
16、22 出入口

Claims (7)

  1. 二枚重ねた防水シートを縫い合わせた縫目により同じ大きさの枡目が連続的に形成され、該枡目の内側の該防水シートで覆われた空間に該防水シートよりも比重が重い重石部材を配置したことを特徴とする養生シート。
  2. 前記縫目により前記枡目の内側に同じ形の小枡目が形成され、前記重石部材は、該小枡目の外側の前記空間それぞれに配置されたことを特徴とする請求項1記載の養生用シート。
  3. 前記重石部材は、前記防水シートの辺縁に形成された前記枡目それぞれの前記空間内の該辺縁側に配置されたことを特徴とする請求項1記載の養生用シート。
  4. 前記空間それぞれを覆う前記防水シートの何れか一方に、前記重石部材を挿脱する出入口を少なくとも2箇所設けたことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか1項記載の養生用シート。
  5. 前記重石部材は、前記空間それぞれを覆う前記防水シートの何れか一方又は双方に接着されたことを特徴とする請求項3記載の養生用シート。
  6. 前記重石部材は、金属、プラスチック若しくはゴムを線状又は板状に成形されたものであることを特徴とする請求項1から5のうちの何れか1項記載の養生シート。
  7. 前記枡目を形成する前記縫目を山折り又は谷折りすることにより所定の大きさに折畳まれることを特徴とする請求項1から6のうちの何れか1項記載の養生用シート。
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