JP5591027B2 - 電子ビューファインダー - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置の表示面に表示された画像を拡大して肉眼で観察する電子ビューファインダーに関するものである。
従来、カメラのファインダーとして対物光学系により実像を形成し、その実像を接眼光学系により観察するいわゆる実像式ビューファインダーが知られている。実像式ビューファインダーとしては、対物光学系としての撮影光学系によりスクリーンマット上に形成された画像をペンタダハプリズムと接眼光学系を介して観察するものや、撮影光学系とは光学的に独立したファインダーが知られている。
前者のファインダーは、ペンタダハプリズムを配置するスペースを要するため、撮影装置の小型化には不向きである。後者は撮影光学系の光軸とファインダーの対物レンズとの光軸とが離れているため、近距離撮影時においては撮影画像と観察画像との視差が生じてしまう。また、撮影光学系によるピント状態の確認にも不向きである。
最近では、電子表示素子の性能が向上したことで、デジタルカメラやデジタルビデオカメラの分野では、電子表示素子の表示面に表示された画像を接眼光学系で観察する電子ビューファインダーが主流になりつつある。
電子ビューファインダーは、撮影光学系によって撮像素子上に形成される撮影画像の信号を受信して被写体の観察画像を表示する。そのため、撮影画像と観察画像との視差が無く、撮影画像のピント状態も把握できる。加えて、電子表示素子の表示面から射出瞳までの距離を短くできるので、観察画像の視野の確保と小型化の両立に有利となる。
このようなタイプの電子ビューファインダーとして、下記特許文献1−3に記載の電子ビューファインダーが知られている。これら特許文献1−3に示される何れの電子ビューファインダーに用いる接眼光学系も、表示面側から順に、正レンズ、負レンズ、正レンズの3枚構成を採用したものであり、コンパクト化に有利な構成としている。
特開2007−264179号公報 特開2007−58041号公報 特開2002−48985号公報
しかしながら、表示面の小さい表示素子を用いつつ、アイポイントと視野角を確保し観察画像の画質を確保することは難しい。例えば、特許文献1のファインダーはアイポイントがやや短い構成となっている。特許文献2のファインダーは視野角やアイポイントは十分大きいものの、表示面も大きいため小型化には不利な構成となっている。特許文献3のファインダーは視野角がやや小さい構成、もしくは、視野角を確保するためレンズ径を大きくとった構成であり小型化に不利な構成となっている。
上述の課題に鑑み、本発明は、小型化、アイポイントの確保、視野角の確保を行った場
合においても、画質を確保しやすい電子ビューファインダーを提供することを目的とする。そのため、本発明の電子ビューファインダーは、以下の何れかの構成とするものである。
画像を表示する表示面をもつ映像表示素子と、
前記映像表示素子の表示面側に配置され前記表示面に表示された映像を拡大する接眼光学系を有し、
前記接眼光学系は、前記表示面側から射出側に向かって順に、
正屈折力を有し射出側に凸面を向けた単レンズである第1レンズ群と、
負屈折力を有し表示面側と射出側の双方に凹面を向けた両凹単レンズである第2レンズ群と、
正屈折力を有し表示面側と射出側の双方に凸面を向けた両凸単レンズである第3レンズ群とからなり、
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする
電子ビューファインダー。
0.50 < D12/DI1 < 3.0 ・・・(1)
ただし、
DI1は、前記表示面から前記第1レンズ群の表示面側の面までの光軸上での空気換算距離、
D12は、前記第1レンズ群の射出側の面から前記第2レンズ群の入射面側の面までの光軸上の空気換算距離、
であり、視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値である。
以下に、本発明の電子ビューファインダーが、上記構成を採用する理由と作用効果を説明する。
本発明の電子ビューファインダーは、接眼レンズ系中のレンズが表示面側から順に正・負・正の屈折力の3枚の単レンズで構成しているため、コンパクト化に有利である。このような構成の場合、表示面側の正レンズ群の屈折力を大きくしすぎると、アイポイントを長くできなくなる。
そのため、本発明の電子ビューファインダーでは、接眼光学系の主たる屈折力を射出側の正レンズ群(第3レンズ群)に負担させるように射出側の正レンズ群を両凸形状の正レンズとしている。
一方、射出側の正レンズ群の屈折力を大きくすると小型化や視野角の確保には有利となるが、球面収差やコマ収差などの諸収差が発生しやすくなる。これらの収差補正のためには屈折力の大きい射出側の正レンズ群の近くに負レンズ群を配置することが好ましい。
負レンズ群により、正レンズ群での収差をキャンセルできると共に、軸外光束を光軸から離れる方向に屈折させてアイポイントと視野角を確保することが可能となる。負レンズ群を両凹形状のレンズとし、負の屈折力を両面で負担することで、球面収差、コマ収差、非点収差などの収差補正機能の確保、及び、アイポイントの確保に有利となる。
そして、負レンズ群から離れた正屈折力の第1レンズ群の射出側の面を凸面とすることで、第1、第2レンズ群間の空気レンズによる収差や軸外収差を抑えやすくなる。
このような構成において、条件式(1)は、光学系の小型化と視野角の確保とを両立しやすくするための好ましい条件である。
下限0.50を下回らないようにして第1レンズ群と第2レンズ群との間隔を確保することで、第2レンズ群は第3レンズ群に近づけられ、第3レンズ群の屈折力を大きくしても球面収差等の低減に有利となると共に、第2、第3レンズ群のみでは補正しきれない軸外収差の補正を第1レンズ群で行い易くなる。
加えて、第1レンズ群を表示面に近づけることで、第1レンズ群の有効径の肥大化を抑えやすくなり、小型化につながる。
上限3.0を上回らないようにして正屈折力の第1レンズ群を表示面から適度に離して、軸上光束及び軸外光束の径を適度に確保しておくことで、第1レンズ群での収差補正機能を確保しやすくなると共に、第1レンズ群に付着する塵を見え難くできる。もしくは、第2レンズ群への光線の入射高を維持しやすくなり、視野角の確保を行い易くなる。
上述の電子ビューファインダーにおいて、更に以下のいずれかの構成を満足することがより好ましい。なお、以下の構成においても、視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの構成とする。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(2)を満足することを特徴としている。
0.9 <f1/f< 2.4 ・・・(2)
ただし、
f1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
fは、前記接眼光学系の焦点距離、
であり、視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値である。
下限値0.9を下回らないように、第1レンズ群の屈折力を適度に抑えることで、像面湾曲及び歪曲収差の補正過剰を抑えやすくなる。加えて視野角の確保に有利となる。
上限値2.4を上回らないように、第1レンズ群の屈折力を適度に確保することで、第2、第3レンズ群での残存する収差(主に軸外収差)を補正する機能を確保しやすくなる。加えて、全長のコンパクト化に有利となる。
さらに本発明の電子ビューファインダーは、前記第2レンズ群は視度調整のために光軸方向に移動することを特徴としている。
この構成によれば、第1レンズ群と第3レンズ群が固定であるため、防塵性に優れたものとなる。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(3)を満足することを特徴としている。
−0.9 <f2/f< −0.2 ・・・(3)
ただし、
f2は、前記第2レンズ群の焦点距離、
fは、前記接眼光学系の焦点距離、
であり、視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値である。
下限値−0.9を下回らないように、第2レンズ群の負の屈折力を確保することで、第3レンズ群で発生する収差をキャンセルする機能を確保しやすくなる。視度調整時の第2レンズ群の移動量を抑えやすくなりコンパクト化に有利となる。
上限値−0.2を上回らないように、第2レンズの負の屈折力を適度に抑えることで、視度調整時の移動による収差変動を抑えやすくなる。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(4)を満足することを特徴としている。
0.30 <f3/f< 0.7 ・・・(4)
ただし、
f3は、前記第3レンズ群の焦点距離、
fは、前記接眼光学系の焦点距離、
であり、視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値である。
下限値0.30を下回らないように、第3レンズ群の屈折力を適度に抑えることで、収差低減とアイポイントの確保に有利となる。また、上限値0.7を上回らないように、第3レンズ群の屈折力を確保することで、視野角の確保に有利となる。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(A)を満足することを特徴としている。
0.15 <f3/f1< 0.60 ・・・(A)
ただし、
f3は、前記第3レンズ群の焦点距離、
f1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
である。
この構成は、正屈折力の第1レンズ群と正屈折力の第3レンズ群との好ましい屈折力バランスを特定するものである。
下限値0.15を下回らないように、第3レンズ群の屈折力を適度に抑え、第1レンズ群の屈折力を適度に確保することで、収差低減とアイポイントの確保と小型化に有利となる。上限値0.60を上回らないように、第3レンズ群の屈折力を確保し、第1レンズ群の屈折力を抑えることで、視野角の確保に有利となる。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(5)を満足することを特徴としている。
0.8 <SF1< 5.0 ・・・(5)
ただし、
SF1は第1レンズ群のシェイプファクターであり、
第1レンズ群の表示面側の屈折面の近軸曲率半径をr11、第1レンズ群の射出側の屈折面の近軸曲率半径をr12としたときに、
SF1=(r11+r12)/(r11−r12)
で表される。
下限値0.8を下回らないようにして、表示面側の面の屈折力が強い正屈折力にならないようにすることで、第2レンズ群での光線入射高を確保しやすくなり、視野角及びアイポイントの確保に有利となる。上限値5.0を上回らないようにして、表示面側の面が強い負屈折力にならないようにすることで、光学系の全長のコンパクト化に有利となる。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(5')を満足することを特
徴としている。
1 <SF1< 5.0 ・・・(5')
第1レンズ群をメニスカス形状にすることで、レンズの中肉を厚くすることなくレンズのコバ厚を確保することができ、光学系のコンパクト化に有利となる。また、緩やかに光線を曲げることで、収差の発生を抑えることができる。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(6)を満足することを特徴としている。
−0.95 <SF2< 0.25 ・・・(6)
ただし、
SF2は第2レンズ群のシェイプファクターであり、
第2レンズ群の表示面側の屈折面の近軸曲率半径をr21、第1レンズ群の射出側の屈折面の近軸曲率半径をr22としたときに、
SF2=(r21+r22)/(r21−r22)
で表される。
下限値−0.95を下回らないように、射出側の面の屈折力を確保することで、表示側面での軸外収差発生を抑えつつ第3レンズ群へ入射する軸外光線を高くでき、視野角の確保及びアイポイントの確保につながる。
上限値0.25を上回らないように、射出側の面の屈折力を適度に抑えることで、軸外収差の発生を抑えやすくなるとともに、レンズ径の小型化に有利となる。
本発明の電子ビューファインダーは、さらに以下の条件式(7)を満足することを特徴としている。
−0.2 <SF3< 0.35 ・・・(7)
ただし、
SF3は第3レンズ群のシェイプファクターであり、
第3レンズ群の表示面側の屈折面の近軸曲率半径をr31、第1レンズ群の射出側の屈折面の近軸曲率半径をr32としたときに、
SF3=(r31+r32)/(r31−r32)
で表される。
下限値−0.2を下回らないように、射出側面の屈折力を確保することで、視野角の確保に有利となる。
上限値を0.35を上回らないように、射出側面の屈折力を適度に抑えることで、アイポイントの確保につながる。
さらに本発明の電子ビューファインダーは、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は共に非球面を有することを特徴としている。
この構成によれば、高次の球面収差やコマ収差などの低減にいっそう有利となる。
上述の各構成は複数を同時に満足することがより好ましい。
また、各条件式について、下限値、上限値を以下のように限定することで、機能をより確実にすることが可能となり、好ましい。
条件式(1)について、
下限値を0.85、0.95、更には1.0とすることがより好ましい。
上限値を2.7、更には2.5とすることがより好ましい。
条件式(2)について、
下限値を1.0、更には1.1とすることがより好ましい。
上限値を2.2、更には2.0とすることがより好ましい。
条件式(3)について、
下限値を−0.8、更には−0.7とすることがより好ましい。
上限値を−0.25、更には−0.3とすることがより好ましい。
条件式(4)について、
下限値を 0.35、更には0.39とすることがより好ましい。
上限値を 0.65、更には0.61とすることがより好ましい。
条件式(A)について、
下限値を 0.17、更には0.19とすることがより好ましい。
上限値を 0.57、更には0.54とすることがより好ましい。
条件式(5)、(5')について、
下限値を0.85、更には0.9、更には1.0とすることがより好ましい。
上限値を4.0、更には3.6とすることがより好ましい。
条件式(6)について、
下限値を−0.90、更には −0.88とすることがより好ましい。
上限値を0.20、更には0.15とすることがより好ましい。
条件式(7)について、
下限値を−0.1、更には−0.03とすることがより好ましい。
上限値を0.25、更には0.19とすることがより好ましい。
本発明によれば、小型化、アイポイントの確保、視野角の確保を行った場合においても、画質を確保しやすい電子ビューファインダーを提供できる。
本発明の実施例1の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例2の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例3の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例4の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例5の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例6の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例7の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例1の接眼光学系の収差図。 本発明の実施例2の接眼光学系の収差図。 本発明の実施例3の接眼光学系の収差図。 本発明の実施例4の接眼光学系の収差図。 本発明の実施例5の接眼光学系の収差図。 本発明の実施例6の接眼光学系の収差図。 本発明の実施例7の接眼光学系の収差図。 本発明に係る電子ビューファインダーを用いた撮像装置。
図1〜図14を用い、本発明の電子ビューファインダーについて説明を行う。図1〜図7は、それぞれ実施例1〜実施例7の電子ビューファインダーを説明するための図である。各図において(a)は−1ディオプター時、(b)は+1ディオプター時、(c)は−3ディオプター時の状態が示されている。また、図8〜図14は、それぞれ実施例1〜実施例6に対応した接眼光学系の収差図を示した図である。
図1は、本発明の実施例1の電子ビューファインダーを展開して光軸に沿ってとった断面図である。
実施例1の電子ビューファインダーは、物体像が表示される液晶表示素子(LCD)などの映像表示素子Iと、接眼光学系Oとを含んで構成されている。図中、Eはアイポイント(仮想絞り)、C1、C2はカバーガラスを示している。
接眼光学系Oは、映像表示素子Iが設置された表示面(物体側)から観察側(射出側)に向かって順に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3とで構成されている。
第1レンズ群G1は、正屈折力を有し射出側に凸面を向けた単レンズL1にて構成されている。
第2レンズ群G2は、負屈折力を有し表示面側と射出側の双方に凹面を向けた両凹単レンズL2にて構成されている。
第3レンズ群G3は、正屈折力を有し表示面側と射出側の双方に凸面を向けた両凸単レンズL3にて構成されている。
第1レンズ群G1を構成するレンズL1の射出側、第2、第3レンズ群を構成するレンズL1、L2の両面は非球面形状となっている。
この実施例では、映像表示素子Iの表示面に設けられたカバーガラスC1を考慮して設計を行っている。また、接眼光学系Oの射出側には射出窓部材C2が設けられており、光学系内部へ進入する塵を防いでいる。
視度調整は、第2レンズ群G2(レンズL2)を一体で光軸方向に移動させて行う。第2レンズ群G2は、視度を増加させる場合には物体側に移動され、視度を減少させる場合には射出側に移動される。
図2〜図7は、それぞれ実施例2〜実施例7についての接眼光学系を展開して光軸に沿ってとった断面図である。これら実施例の接眼光学系の構成は実施例1で説明した構成と同様である。
以下に上記実施例1〜7の各種数値データ(面データ、非球面データ、可変間隔データ
、各種データ1、各種データ2)を示す。
面データには、面番号毎に各レンズ面(光学面)の曲率半径r、面間隔d、各レンズ(光学媒質)のd線(587.6nm)に対する屈折率nd、各レンズ(光学媒質)のd線のアッベ数νdが示されている。曲率半径r、面間隔dの単位はいずれもミリメートル(mm)である。面データ中、面番号の右側に付されたアスタリスク"*"は、そのレンズ面が非球面形状であることを、また、曲率半径に記載する"INF"は、無限大であることを示している。
非球面データには、面データ中、非球面形状としたレンズ面に関するデータが示されている。非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると下記の式にて表される。
x=(y2/r)/[1+{1−(K+1)(y/r)21/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10+…
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4、A6、A8、A10はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。なお、記号"E"は、それに続く数値が10を底にもつ、べき指数であることを示している。例えば「1.0E−5」は「1.0×10-5」を意味している。
可変間隔データは、視度調整において、第2レンズ群G2の移動によって変化する面間隔dを示したデータであって、−1ディオプター時、+1ディオプター時、−3ディオプター時の値が示されている。単位は面間隔dと同様、ミリメートル(mm)としている。
各種データ1には、視度調整において、第2レンズ群G2の移動によって変化する接眼光学系Oの視野角と、−1ディオプター時における接眼光学系全系の焦点距離が示されている。視野角には度数法による角度単位(deg)が用いられ、焦点距離の単位はミリメートル(mm)としている。
各種データ2には、第1レンズ群G1の焦点距離F1、第2レンズ群G2の焦点距離F2、第3レンズ群G3の焦点距離F3、全長、瞳径、表示面最大高が示されている。いずれの単位もミリメートル(mm)としている。なお、全長は、映像表示素子Iの表示面から射出窓部材C2の射出側の面までの距離である。
数値実施例1
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1(表示面) INF 1.2 1.51633 64.14
2 INF 3.5662
3 -24.4443 2.5167 1.5311 55.91
4* -13.7621 D1(可変)
5* -6.0312 1.1189 1.58423 30.49
6* 88.5946 D2(可変)
7* 12.9282 5.8826 1.5311 55.91
8* -9.0512 0.5
9 INF 1 1.51633 64.14
10 INF 10.63
11(仮想絞り) INF

非球面データ
第4面
K=0
A4=-4.7799E-05
A6=-1.0949E-06

第5面
K=-0.0705
A4=1.5908E-04
A6=-2.6296E-06
A8=-1.1587E-07
A10=2.0042E-08

第6面
K=0
A4=-2.2223E-04
A6=-1.7524E-06
A8=9.5244E-08

第7面
K=-1.5239
A4=-2.4953E-04
A6=2.6507E-06

第8面
K=-1.0593
A4=3.1039E-05
A6=-2.0662E-07
A8=1.6950E-08

可変間隔データ
視度 -1 +1 -3
D1(可変) 10.8461 10.57626 11.11701
D2(可変) 1.498 1.76784 1.22709

各種データ1
視度 -1 +1 -3
視野角 27.14948 27.55849 26.7499
焦点距離 27.8385 26.48192 29.32618

各種データ2
F1 54.817
F2 -9.623
F3 11.050
全長 28.1285
瞳径 8
表示面最大高 6.6
数値実施例2
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1(表示面) INF 1.2 1.51633 64.14
2 INF 3.8658
3 -30.3444 2.6167 1.5311 55.91
4* -14.3418 D1(可変)
5* -6.2654 1.6929 1.63493 23.9
6* 86.7763 D2(可変)
7* 12.3096 6.0429 1.5311 55.91
8* -9.0739 0.5
9 INF 1 1.51633 64.14
10 INF 10.63
11(仮想絞り) INF

非球面データ
第4面
K=0
A4=-6.2451E-05
A6=-7.5988E-07

第5面
K=-0.0391
A4=2.0718E-04
A6=-4.0331E-06
A8=-1.0847E-07
A10=1.4867E-08

第6面
K=0
A4=-1.2132E-04
A6=-3.9587E-06
A8=8.4726E-08

第7面
K=-1.5411
A4=-2.5949E-04
A6=2.4788E-06

第8面
K=-1.0561
A4=2.8084E-05
A6=-3.1062E-07
A8=1.5796E-08

可変間隔データ
視度 -1 +1 -3
D1(可変) 9.92874 9.66717 10.19309
D2(可変) 1.27576 1.53732 1.0114

各種データ1
視度 -1 +1 -3
視野角 27.40246 27.82424 26.98764
焦点距離 27.5189 26.19075 28.98129

各種データ2
F1 48.457
F2 -9.139
F3 10.904
全長 28.1227
瞳径 8
表示面最大高 6.6
数値実施例3
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1(表示面) INF 1.2 1.51633 64.14
2 INF 5.0643
3 -193.619 3.5845 1.5311 55.91
4* -13.908 D1(可変)
5* -14.5787 1.2973 1.63493 23.9
6* 28.2528 D2(可変)
7* 13.0714 6.1199 1.5311 55.91
8* -12.2836 0.5
9 INF 1 1.51633 64.14
10 INF 10.63
11(仮想絞り) INF

非球面データ
第4面
K=0
A4=5.9071E-05
A6=-1.5590E-07

第5面
K=0.4606
A4=-2.1400E-05
A6=-1.9759E-06
A8=3.5240E-08
A10=-1.3484E-10

第6面
K=0
A4=-1.5185E-04
A6=-7.1753E-07
A8=1.6589E-08

第7面
K=-0.2048
A4=-1.9028E-04
A6=8.0444E-07

第8面
K=-1.2892
A4=2.3330E-05
A6=-1.7513E-08
A8=3.1313E-09

可変間隔データ
視度 -1 +1 -3
D1(可変) 10.20855 9.81257 10.61034
D2(可変) 1.13492 1.5309 0.73313

各種データ1
視度 -1 +1 -3
視野角 32.354 32.80908 31.90551
焦点距離 22.72159 22.38914 23.03797

各種データ2
F1 28.020
F2 -14.970
F3 13.013
全長 30.1094
瞳径 8
表示面最大高 6.6
数値実施例4
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1(表示面) INF 2.2 1.51633 64.14
2 INF 4.179
3 -83.4632 3.4032 1.5311 55.91
4* -13.325 D1(可変)
5* -9.5679 1.0959 1.58423 30.49
6* 18.6744 D2(可変)
7* 11.6044 6.6962 1.5311 55.91
8* -10.2439 0.5
9 INF 1 1.51633 64.14
10 INF 10.63
11(仮想絞り) INF

非球面データ
第4面
K=0
A4=3.8711E-05
A6=-5.1670E-07

第5面
K=0.1468
A4=-2.8832E-04
A6=-5.9527E-06
A8=2.0118E-07
A10=1.4619E-10

第6面
K=0
A4=-6.5012E-04
A6=5.9375E-06
A8=8.0525E-10

第7面
K=-0.2956
A4=-3.5388E-04
A6=2.8685E-06
A8=-1.2740E-08

第8面
K=-1.2025
A4=-7.0040E-07
A6=8.1154E-07
A8=-3.7556E-09

可変間隔データ
視度 -1 +1 -3
D1(可変) 8.3594 8.06511 8.6579
D2(可変) 1.36631 1.6606 1.06781

各種データ1
視度 -1 +1 -3
視野角 31.36965 31.84631 30.89913
焦点距離 23.62141 22.97973 24.28087

各種データ2
F1 29.362
F2 -10.676
F3 11.463
全長 28.80
瞳径 8
表示面最大高 6.6
数値実施例5
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1(表示面) INF 2.2 1.51633 64.14
2 INF 3.6025
3 -52.8795 3.2244 1.5311 55.91
4* -13.368 D1(可変)
5* -10.2907 1.6699 1.58423 30.49
6* 10.8153 D2(可変)
7* 9.5458 6.7887 1.5311 55.91
8* -9.4351 0.5
9 INF 1 1.51633 64.14
10 INF 10.63
11(仮想絞り) INF

非球面データ
第4面
K=0
A4=2.0551E-05
A6=-7.6088E-07
A8=-1.3035E-09

第5面
K=0.1827
A4=-6.4116E-04
A6=-7.4943E-06
A8=3.0238E-07
A10=1.4191E-09

第6面
K=0
A4=-1.1254E-03
A6=1.2022E-05
A8=-3.5207E-08

第7面
K=-0.2928
A4=-5.3812E-04
A6=4.6661E-06
A8=-3.4015E-08

第8面
K=-1.2644
A4=-4.4727E-05
A6=2.0957E-06
A8=-2.0184E-08

可変間隔データ
視度 -1 +1 -3
D1(可変) 8.77025 8.54036 9.0048
D2(可変) 1.04424 1.27413 0.8097

各種データ1
視度 -1 +1 -3
視野角 30.03267 30.51852 29.54975
焦点距離 24.77163 23.91972 25.68115

各種データ2
F1 32.759
F2 -8.770
F3 10.200
全長 28.80
瞳径 8
表示面最大高 6.6
数値実施例6
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1(表示面) INF 2.2 1.51633 64.14
2 INF 3.6548
3 -48.6977 3.2424 1.5311 55.91
4* -13.3676 D1(可変)
5* -12.0263 1.7118 1.63493 23.9
6* 9.9316 D2(可変)
7* 8.9723 6.9311 1.5311 55.91
8* -9.1834 0.5
9 INF 1 1.51633 64.14
10 INF 10.63
11(仮想絞り) INF

非球面データ
第4面
K=0
A4=2.8526E-05
A6=-7.9114E-07
A8=-2.6652E-09

第5面
K=0.1827
A4=-8.0034E-04
A6=-1.0214E-05
A8=4.9682E-07
A10=-2.4795E-09

第6面
K=0
A4=-1.2674E-03
A6=1.3403E-05
A8=-5.4074E-08

第7面
K=-0.2930
A4=-6.0278E-04
A6=5.4446E-06
A8=-4.4447E-08

第8面
K=-1.2648
A4=-6.9483E-05
A6=3.1750E-06
A8=-3.0079E-08

可変間隔データ
視度 -1 +1 -3
D1(可変) 8.60916 8.39667 8.82633
D2(可変) 0.95073 1.16322 0.73356

各種データ1
視度 -1 +1 -3
視野角 29.89821 30.39744 29.40155
焦点距離 24.88055 23.97893 25.85226

各種データ2
F1 33.623
F2 -8.315
F3 9.849
全長 28.80
瞳径 8
表示面最大高 6.6
数値実施例7
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1(表示面) INF 1.2 1.51633 64.14
2 INF 7.1419
3 192.1326 3.5053 1.5311 55.91
4* -14.7934 D1(可変)
5* -11.9229 1.1348 1.58423 30.49
6* 31.0424 D2(可変)
7* 14.6880 5.6499 1.5311 55.91
8* -12.5041 0.5
9 INF 1 1.51633 64.14
10 INF 10.63
11(仮想絞り) INF

非球面データ
第4面
K=0
A4=7.7534E-05
A6=-1.2380E-07

第5面
K=0.4491
A4=6.3929E-05
A6=-3.1571E-06
A8=8.9801E-08
A10=-5.2968E-10

第6面
K=0
A4=-1.9433E-04
A6=4.6417E-07
A8=1.1097E-08

第7面
K=0.0831
A4=-1.6686E-04
A6=1.0855E-06

第8面
K=-1.2539
A4=3.7029E-05
A6=2.0015E-07
A8=3.6874E-09

可変間隔データ
視度 -1 +1 -3
D1(可変) 8.35959 7.9374 8.7867
D2(可変) 1.618 2.04018 1.19088

各種データ1
視度 -1 +1 -3
視野角 32.19684 32.60996 31.79149
焦点距離 22.91935 22.57158 23.24455

各種データ2
F1 26.016
F2 -14.602
F3 13.705
全長 30.1095
瞳径 8
表示面最大高 6.6
以上の実施例1〜実施例7の収差図をそれぞれ図8〜図14に示す。これら収差図において(a)は−1ディオプター時、(b)は+1ディオプター時、(c)は−3ディオプター時の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。なお、各図中、"φ"は瞳径を、"FIY"は表示面最大高を示している。
上記実施例1〜実施例7について、各条件式の値を下記に示しておく。
実施例 1 2 3 4 5 6 7
D12/DI1 2.49 2.13 1.74 1.48 1.74 1.69 1.05
f1/f 1.97 1.76 1.23 1.24 1.32 1.35 1.14
f2/f -0.35 -0.33 -0.66 -0.45 -0.35 -0.33 -0.64
f3/f 0.40 0.40 0.57 0.49 0.41 0.40 0.60
f3/f1 0.20 0.23 0.46 0.39 0.31 0.29 0.53
SF1 3.58 2.79 1.15 1.38 1.68 1.76 0.86
SF2 -0.87 -0.87 -0.32 -0.32 -0.02 0.1 -0.44
SF3 0.18 0.15 0.03 0.06 0.01 -0.01 0.08
図15は、本発明の電子ビューファインダーを用いた撮像装置の一例であるデジタルカメラの構成を示す図である。図15において、符号10は撮像装置であるデジタルカメラで、撮像光学系1と、フィルター2と、撮像素子3と、コントローラー4と、内蔵メモリー5と、電子ビューファインダー6と、インターフェイス7とより構成されている。
上記撮像装置において、撮像光学系1は複数の光学素子(レンズ等)にて構成されている。物体より発した光は、この撮像光学系1により集光され、この集光位置に物体像が形成される。そして、この集光位置には、CCD等の撮像素子3(受光面)が配置されている。撮像素子3は、規則正しく配置された光電変換素子の集まりよりなっている。また、モアレ現象の発生を防止するために、ローパス効果を持つフィルター2が撮像光学系1と撮像素子3の間に配置されている。また、赤外光をカットするための赤外カットフィルターを配置することもある。
撮像素子3に入射した光束は、その光電変換素子により電気信号(画像信号)に変換される。この電気信号は、コントローラー4に入力される。ここで、コントローラー4により、ガンマー補正や画像圧縮処理等の信号処理が電気信号に対して行なわれる。信号処理が施された電気信号は、内蔵メモリー5やインターフェイス7を介してパーソナルコンピューター9等に出力される。
電子ビューファインダー6は、照明系、画像表示素子(図15には示していない)及び接眼光学系(接眼レンズ)等で構成されている。ここで、接眼光学系には、本実施形態の接眼光学系、電子ビューファインダーが用いられている。また、表示面には、画像表示素子が配置されている。この画像表示素子は、コントローラー4によって制御されている。このような構成により、電子ビューファインダー6では、撮像しようとする物体の像や撮像された画像を観察者が観察し得るようになっている。また、内蔵メモリー5から補助メモリー8へ画像データを送ることできる。一方、インターフェイス7からは同じ画像データをパーソナルコンピューター9へ送ることができる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…撮像光学系
2…フィルター
3…撮像素子
4…コントローラー
5…内蔵メモリー
6…電子ビューファインダー
7…インターフェイス
8…補助メモリー
9…パーソナルコンピューター
10…撮像装置(デジタルカメラ)

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示面をもつ映像表示素子と、
    前記映像表示素子の表示面側に配置され前記表示面に表示された映像を拡大する接眼光学系と、
    を有し、
    前記接眼光学系は、前記表示面側から射出側に向かって順に、
    正屈折力を有し射出側に凸面を向けた単レンズである第1レンズ群と、
    負屈折力を有し表示面側と射出側の双方に凹面を向けた両凹単レンズである第2レンズ群と、
    正屈折力を有し表示面側と射出側の双方に凸面を向けた両凸単レンズである第3レンズ群とからなり、
    以下の条件式(1)及び(7−1)を満足することを特徴とする
    電子ビューファインダー。
    0.50 < D12/DI1 < 3.0 ・・・(1)
    −0.2 <SF3< 0.25 ・・・(7−1)
    ただし、
    DI1は、前記表示面から前記第1レンズ群の表示面側の面までの光軸上での空気換算距離、
    D12は、前記第1レンズ群の射出側の面から前記第2レンズ群の入射面側の面までの光軸上の空気換算距離、
    であり、
    視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値であり、
    SF3は第3レンズ群のシェイプファクターであり、
    第3レンズ群の表示面側の屈折面の近軸曲率半径をr31、第1レンズ群の射出側の屈折面の近軸曲率半径をr32としたときに、
    SF3=(r31+r32)/(r31−r32)
    で表される。
  2. 以下の条件式(2)を満足することを特徴とする
    請求項1に記載の電子ビューファインダー。
    0.9 <f1/f< 2.4 ・・・(2)
    ただし、
    f1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    fは、前記接眼光学系の焦点距離、
    であり、
    視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値である。
  3. 前記第2レンズ群は視度調整のために光軸方向に移動することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の電子ビューファインダー。
  4. 以下の条件式(3)を満足することを特徴とする
    請求項3に記載の電子ビューファインダー。
    −0.9 <f2/f< −0.2 ・・・(3)
    ただし、
    f2は、前記第2レンズ群の焦点距離、
    fは、前記接眼光学系の焦点距離、
    であり、
    視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値である。
  5. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の電子ビューファインダー。
    0.30 <f3/f< 0.7 ・・・(4)
    ただし、
    f3は、前記第3レンズ群の焦点距離、
    fは、前記接眼光学系の焦点距離、
    であり、
    視度が変更可能な場合は、−1ディオプターでの値である。
  6. 以下の条件式(A)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の電子ビューファインダー。
    0.15 <f3/f1< 0.60 ・・・(A)
    ただし、
    f3は、前記第3レンズ群の焦点距離、
    f1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    である。
  7. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の電子ビューファインダー。
    0.8 <SF1< 5.0 ・・・(5)
    ただし、
    SF1は第1レンズ群のシェイプファクターであり、
    第1レンズ群の表示面側の屈折面の近軸曲率半径をr11、第1レンズ群の射出側の屈折面の近軸曲率半径をr12としたときに、
    SF1=(r11+r12)/(r11−r12)
    で表される。
  8. 以下の条件式(5')を満足することを特徴とする
    請求項7に記載の電子ビューファインダー。
    1 <SF1< 5.0 ・・・(5')
  9. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の電子ビューファインダー。
    −0.95 <SF2< 0.25 ・・・(6)
    ただし、
    SF2は第2レンズ群のシェイプファクターであり、
    第2レンズ群の表示面側の屈折面の近軸曲率半径をr21、第1レンズ群の射出側の屈折面の近軸曲率半径をr22としたときに、
    SF2=(r21+r22)/(r21−r22)
    で表される。
  10. 前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は、共に非球面を有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の電子ビューファインダー。
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