JP4626825B2 - ライブビュー光学系及び撮像装置 - Google Patents

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    • G02B13/18Optical objectives specially designed for the purposes specified below with lenses having one or more non-spherical faces, e.g. for reducing geometrical aberration

Description

本発明は新規なライブビュー光学系及び撮像装置に関する。詳しくは、一眼レフレックスタイプのカメラ(以下、「一眼レフカメラ」という)等の撮像装置において、液晶表示部等にライブビュー画像(被写体の時系列で順次に変化する画像)を表示するための撮像素子に被写体像を導く光学系(ライブビュー光学系)及び該ライブビュー光学系を備えた撮像装置に関する。
従来、一眼レフカメラにあっては、撮像レンズと撮像面との間に介挿した跳ね上げミラーによって撮像レンズからの光をファインダー光学系に導きこれをファインダ窓から観察する光学式ファインダーが装備されている。
ところで、デジタル式の一眼レフカメラにあっては、カメラ本体の背面に備えられた液晶表示部等によって画角決め等を行いたいとの要望があり、そのような要望に応えるものとして特許文献1に示したようなものがある。
特許文献1に示された一眼レフカメラにあっては、撮像用の撮像素子とは別個にライブビュー用の撮像素子が備えられ、接眼レンズ付近においてファインダー光路に対して進退可能な可動ミラーを設け、該可動ミラーをファインダー光路内に進退させることによって、被写体からの光束をファインダー窓に対向した接眼レンズへ導く状況と、被写体からの光束をライブビュー用撮像素子へと導く状況とを選択的に切り替えることを可能に構成している。
特開2001−133846号公報
ところで、前記した特許文献1に示された一眼レフカメラにあっては、ファインダー光路に対して、しかも、接眼レンズ付近において、進退可能な可動ミラーを設ける必要がある。そのため、接眼レンズ付近に既存の光学要素とは別個の要素である可動ミラーを配置する必要があり、さらに、ファインダー光学系内に可動ミラーが進入するための空間を設ける必要があり、接眼レンズ近辺における装置の大型化を避けることができない。
特許文献1における可動ミラーのような特別な部品を付加すること無しに、被写体からの光束をライブビュー用撮像素子へと導くのに、例えば、既存の光学要素であるペンタダハミラーのミラー面の一部の角度を変えることにより光軸角度をライブビュー用撮像素子の方向へと変更することが考えられる。
しかしながら、ペンタダハミラーの開口部の大部分にファインダー光学系が対向していて、ライブビュー用の光束が通過する範囲は、ファインダー光学系に対向した部分とダハ部の三角屋根に囲まれた3角形の極く狭い範囲に限定されてしまう。そのため、ペンタダハミラーの開口部からライブビュー用撮像素子へと光束を導くライブビュー光学系を最適化しないと、前記開口部で光束の周辺部がけられ、ライブビュー画像の周辺照度の低下を招くなどの不都合が生じる。
そこで、本発明は、ペンタダハミラーの一部の反射面で反射した光をライブビュー用撮像素子へ導くためのライブビュー光学系を最適化して周辺照度の低下が少なく良好なライブビュー画像の取得を可能にすることを課題とする。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系は、焦点板上に結像される光学像をペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子上に再結像することによって被写体の画像を動画的態様で得ることが可能な撮像装置において、前記ペンタダハミラーの開口部とライブビュー用撮像素子との間に位置し、前記一部の反射面で反射した光をライブビュー用撮像素子上に再結像するライブビュー光学系であって、入射瞳位置が以下の条件式(1)を満足する。
(1)0.75<((Dp/2-Y)・Za)/((Ra/√2-Y)・Zp)
但し、
Dp:前記ライブビュー光学系の入射瞳径
Zp:前記焦点板からライブビュー光学系の入射瞳までの距離
Y:前記焦点板上での最大像高
Za:前記焦点板から前記ペンタダハミラー開口部までの距離
Ra:前記ライブビュー光学系の光軸からダハ稜線までの距離
とする。
また、本発明の一実施形態による撮像装置は、焦点板上に結像される光学像をペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子上に再結像することによって被写体の画像を動画的態様で得ることが可能な撮像装置であって、前記ペンタダハミラーの開口部とライブビュー用撮像素子との間に位置し、前記一部の反射面で反射した光をライブビュー用撮像素子上に再結像するライブビュー光学系の入射瞳位置が以下の条件式(1)を満足する。
(1)0.75<((Dp/2-Y)・Za)/((Ra/√2-Y)・Zp)
但し、
Dp:前記ライブビュー光学系の入射瞳径
Zp:前記焦点板からライブビュー光学系の入射瞳までの距離
Y:前記焦点板上での最大像高
Za:前記焦点板から前記ペンタダハミラー開口部までの距離
Ra:前記ライブビュー光学系の光軸からダハ稜線までの距離
とする。
本発明によれば、ペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子に向かう光のペンタダハミラーの開口部でのけられを少なくして、周辺照度の低下が少ないライブビュー画像を得ることが可能になる。
以下に、本発明ライブビュー光学系及び撮像装置を実施するための最良の形態について説明する。
本発明ライブビュー光学系は、焦点板上に結像される光学像をペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子上に再結像することによって被写体の画像を動画的態様で得ることが可能な撮像装置において、前記ペンタダハミラーの開口部とライブビュー用撮像素子との間に位置し、前記一部の反射面で反射した光をライブビュー用撮像素子上に再結像するライブビュー光学系であって、入射瞳位置が以下の条件式(1)を満足する。
(1)0.75<((Dp/2-Y)・Za)/((Ra/√2-Y)・Zp)
但し、
Dp:前記ライブビュー光学系の入射瞳径
Zp:前記焦点板からライブビュー光学系の入射瞳までの距離
Y:前記焦点板上での最大像高
Za:前記焦点板から前記ペンタダハミラー開口部までの距離
Ra:前記ライブビュー光学系の光軸からダハ稜線までの距離
とする。
図1乃至図4を参照して、本発明ライブビュー光学系の概要を説明する。
本発明ライブビュー光学系によれば、ペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子に向かう光のペンタダハミラーの開口部でのけられを少なくして、周辺照度の低下が少ないライブビュー画像を得ることが可能になる。
図1にライブビュー光学系A及びその周辺部の構成を、また、図2に図1のII矢視図を示す。
ペンタダハミラーBの入射部Cに対向して焦点板Dが配置され、焦点板Dの結像点を透過した光束は、ペンタダハミラーBのダハ部Eで反射されて第1の反射面Fに向かい、この第1の反射面Fで反射されてペンタダハミラーBの開口部Gから出射してライブビュー光学系Aに入射し、このライブビュー光学系Aによってライブビュー用撮像素子Hに再結像される。
そして、ペンタダハミラーBの開口部Gには光学式ファインダー用のファインダー光学系Iが対向しているので、前記ライブビュー光学系Aが対向する部分はファインダー光学系Iが対向している部分とダハ稜線Jまでの狭い空間しかなく、しかも、両側がダハ部の斜面によって限定されているので、第1の反射面Fで反射後の光束の広がりが大きくなると、光束の周辺部が開口部Gによってけられてしまい、周辺照度の低下を招いてしまう。
他の要素、Dp、Y、Za、Raが同じ場合、ライブビュー光学系Aの入射瞳Kの位置がペンタダハミラーBの開口部Gから離れていると(図4(a)の場合)、該開口部Gを通過する際の光束径が大きくなり、該開口部Gでけられる部分Lが生じ(図4(b)参照)、周辺照度の低下を招く。
そこで、ライブビュー光学系Aの入射瞳Kの位置を前記条件式(1)で設定した範囲にすることによって、入射瞳K位置がペンタダハミラーBの開口部Gに近づき(図3(a)の場合)、これによって、開口部Gを通過する際の光束径が絞られ(図3(b)参照)、周辺光束のけられが減少し、周辺照度の低下が抑制される。
従って、前記条件式(1)を満足することが重要である。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系あっては、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズを有し、前記第1レンズ及び第2レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2)−0.65<φp1/φm1<−0.45
但し、
φp1:正のプラスチックレンズ(第1レンズ)の屈折力
φm1:負のプラスチックレンズ(第2レンズ)の屈折力
とする。
第1レンズ及び第2レンズの2枚のレンズにプラスチックレンズを使用することにより低コスト化を図ることが可能であり、また、プラスチックレンズにすることによって非球面化が容易であり、非球面化することにより収差補正を良好に行うことができる。
しかしながら、プラスチックレンズは環境温度変化による膨張収縮によりレンズの屈折力が変化しやすいために、光学系のレンズバックが変化してしまう。この変化を抑制するために第1レンズを正のプラスチックレンズ、第2レンズを負のプラスチックレンズとして、上記の条件式(2)を満たすことで個々のレンズでの温度変化による屈折力変化をトータルで打ち消すようにしている。条件式の上限及び下限を超えると環境温度変化によるレンズバックの変化が大きく、ライブビュー画像の画質が大きく劣化してしまう。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系あっては、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズを有し、前記第2レンズ及び第3レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3)−0.85<φp2/φm2<−0.65
但し、
φp2:正のプラスチックレンズ(第3レンズ)の屈折力
φm2:負のプラスチックレンズ(第2レンズ)の屈折力
とする。
第2レンズ及び第3レンズの2枚のレンズにプラスチックレンズを使用することにより低コスト化を図ることが可能であり、また、プラスチックレンズにすることによって非球面化が容易であり、非球面化することにより収差補正を良好に行うことができる。
しかしながら、プラスチックレンズは環境温度変化による膨張収縮によりレンズの屈折力が変化しやすいために、光学系のレンズバックが変化してしまう。この変化を抑制するために第2レンズを負のプラスチックレンズ、第3レンズを正のプラスチックレンズとして、上記の条件式(3)を満足することで個々のレンズでの温度変化による屈折力変化をトータルで打ち消すようにしている。条件式(3)の上限及び下限を超えると環境温度変化によるレンズバックの変化が大きく、ライブビュー画像の画質が大きく劣化してしまう。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系にあっては、物体側から順に、第1レンズと第2レンズとの接合正レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズを有し、前記第3レンズ及び第4レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)−1.05<φp3/φm3<−0.85
但し、
φp3:正のプラスチックレンズ(第4レンズ)の屈折力
φm3:負のプラスチックレンズ(第3レンズ)の屈折力
とする。
第3レンズ及び第4レンズの2枚のレンズにプラスチックレンズを使用することにより低コスト化を図ることが可能であり、また、プラスチックレンズにすることによって非球面化が容易であり、非球面化することにより収差補正を良好に行うことができる。
しかしながら、プラスチックレンズは環境温度変化による膨張収縮によりレンズの屈折力が変化しやすいために、光学系のレンズバックが変化してしまう。この変化を抑制するために第3レンズを負のプラスチックレンズ、第4レンズを正のプラスチックレンズとして、上記の条件式(4)を満足することで個々のレンズでの温度変化による屈折力変化をトータルで打ち消すようにしている。条件式(4)の上限及び下限を超えると環境温度変化によるレンズバックの変化が大きく、ライブビュー画像の画質が大きく劣化してしまう。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系にあっては、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズを有し、前記第1レンズ及び第4レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
(5)−1.80<φp4/φm4<−1.40
但し、
φp4:正のプラスチックレンズ(第4レンズ)の屈折力
φm4:負のプラスチックレンズ(第1レンズ)の屈折力
とする。
第1レンズ及び第4レンズの2枚のレンズにプラスチックレンズを使用することにより低コスト化を図ることが可能であり、また、プラスチックレンズにすることによって非球面化が容易であり、非球面化することにより収差補正を良好に行うことができる。
しかしながら、プラスチックレンズは環境温度変化による膨張収縮によりレンズの屈折力が変化しやすいために、光学系のレンズバックが変化してしまう。この変化を抑制するために第1レンズを負のプラスチックレンズ、第4レンズを正のプラスチックレンズとして、上記の条件式(5)を満足することで個々のレンズでの温度変化による屈折力変化をトータルで打ち消すようにしている。条件式(5)の上限及び下限を超えると環境温度変化によるレンズバックの変化が大きく、ライブビュー画像の画質が大きく劣化してしまう。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系にあっては、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズを有し、前記第1レンズ及び第3レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
(6)−0.40<φp5/φm5<−0.20
但し、
φp5:正のプラスチックレンズ(第1レンズ)の屈折力
φm5:負のプラスチックレンズ(第3レンズ)の屈折力
とする。
第1レンズ及び第3レンズの2枚のレンズにプラスチックレンズを使用することにより低コスト化を図ることが可能であり、また、プラスチックレンズにすることによって非球面化が容易であり、非球面化することにより収差補正を良好に行うことができる。
しかしながら、プラスチックレンズは環境温度変化による膨張収縮によりレンズの屈折力が変化しやすいために、光学系のレンズバックが変化してしまう。この変化を抑制するために第1レンズを正のプラスチックレンズ、第3レンズを負のプラスチックレンズとして、上記の条件式(6)を満足することで個々のレンズでの温度変化による屈折力変化をトータルで打ち消すようにしている。条件式(6)の上限及び下限を超えると環境温度変化によるレンズバック変化が大きく、ライブビュー画像の画質が大きく劣化してしまう。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系にあっては、前記第1レンズの物体側に開口絞りを有することが望ましい。
開口絞りを第1レンズの物体側に位置させることにより、入射瞳をライブビュー光学系のより物体側に位置させることが可能となり、第1の反射面で反射された光のペンタダハミラーの開口部でのけられを少なくすることが可能である。これによって、前記条件式(1)を満足させることが容易になる。
本発明の一実施形態によるライブビュー光学系にあっては、前記第1レンズの物体側に(第1レンズの物体側に開口絞りを有する場合は開口絞りの物体側に)光路分岐手段を有することが望ましい。ライブビュー用の光束の一部を光路分岐手段によって分岐することで、該分岐した光束を測光用光束として利用することができる。例えば、光路分岐手段で分岐した光束をAF(Auto−Focus)センサに入力させて、これによって、オートフォーカス動作を行わせることができる。
次に、本発明ライブビュー光学系を具体化した実施の形態について説明する。
なお、各実施の形態では、非球面が採用されており、そして、非球面形状は、次の数1式によって定義されるものとする。
Figure 0004626825
なお、数1式において、xはレンズ面の頂点からの光軸方向の距離、yは光軸と垂直な方向の高さ、cはレンズ面の頂点での近軸曲率、εは円錐定数、A iは第 i 次の非球面係数である。
図5は本発明ライブビュー光学系の第1の実施の形態1のレンズ構成を示す図である。ライブビュー光学系1は、物体側より順に、光路分岐手段BS、正の屈折力を有する第1レンズG1、負の屈折力を有する第2レンズG2、正の屈折力を有する第3レンズG3が配列されて成り、撮像面IMGと第3レンズG3との間にローパスフィルタ等のフィルタFLが介挿され、また、第1レンズG1と光路分岐手段BSとの間に開口絞りSTが配置される。そして、第1レンズG1及び第2レンズG2がプラスチックレンズとされている。さらに、第1レンズG1の両面(r4、r5)、第2レンズG2の両面(r6、r7)、第3レンズG3の物体側面(r8)が非球面で構成されている。
表1に前記第1の実施の形態1に具体的数値を適用した数値実施例1のレンズデータを示す。なお、表1及びその他のレンズデータを示す表において、「ri」は物体側からi番目の面の近軸曲率半径を示し、「di」は物体側からi番目の面とi+1番目の面との間の軸上面間隔を示し、「Ni」は物体側からi番目の硝材のd線(波長=587.6nm(ナノメータ))に対する屈折率を示し、「νi」は物体側からi番目の硝材のd線に対するアッベ数を示す。また、「f」は焦点距離を、「FNO.」はFナンバーを、それぞれ示す。
Figure 0004626825
表2に前記数値実施例1の第1レンズG1の両面(r4、r5)、第2レンズG2の両面(r6、r7)、第3レンズG3の物体側面(r8)の4次、6次及び8次の非球面係数A4、A6、A8を円錐定数εと共に示す。なお、表2及び以下の非球面係数を示す表において「D−i」は10を底とする指数表現、すなわち、「10−i」を表しており、例えば、「0.12345D-05」は「0.12345×10−5」を表している。
Figure 0004626825
そして、数値実施例1は前記条件式(2)を満足している。
図6は前記数値実施例1の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件(Sine Condition)、非点収差、歪曲収差を示すものである。なお、球面収差及び正弦条件を示す図において、実線はd線に対する、1点鎖線はg線(波長=435.8nm)に対する、2点鎖線はC線(波長=656.3nm)に対する球面収差を示し、破線は正弦条件を示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示すものである。
図7は本発明ライブビュー光学系の第2の実施の形態2のレンズ構成を示す図である。ライブビュー光学系2は、物体側より順に、光路分岐手段BS、正の屈折力を有する第1レンズG1、負の屈折力を有する第2レンズG2、正の屈折力を有する第3レンズG3が配列されて成り、撮像面IMGと第3レンズG3との間にローパスフィルタ等のフィルタFLが介挿され、また、第1レンズG1と光路分岐手段BSとの間に開口絞りSTが配置される。そして、第2レンズG2及び第3レンズG3がプラスチックレンズとされている。さらに、第2レンズG2の両面(r6、r7)、第3レンズG3の両面(r8、r9)が非球面で構成されている。
表3に前記第2の実施の形態2に具体的数値を適用した数値実施例2のレンズデータを示す。
Figure 0004626825
表4に前記数値実施例2の第2レンズG2の両面(r6、r7)、第3レンズG3の両面(r8、r9)の4次、6次及び8次の非球面係数A4、A6、A8を円錐定数εと共に示す。
Figure 0004626825
そして、数値実施例2は前記条件式(3)を満足している。
図8は前記数値実施例2の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。なお、球面収差及び正弦条件を示す図において、実線はd線に対する、1点鎖線はg線に対する、2点鎖線はC線に対する球面収差を示し、破線は正弦条件を示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示すものである。
図9は本発明ライブビュー光学系の第3の実施の形態3のレンズ構成を示す図である。ライブビュー光学系3は、物体側より順に、光路分岐手段BS、負の屈折力を有する第1レンズG1と正の屈折力を有する第2レンズG2との接合正レンズ、負の屈折力を有する第3レンズG3、正の屈折力を有する第4レンズG4が配列されて成り、撮像面IMGと第4レンズG4との間にローパスフィルタ等のフィルタFLが介挿され、また、第1レンズG1と光路分岐手段BSとの間に開口絞りSTが配置される。そして、第3レンズG3及び第4レンズG4がプラスチックレンズとされている。さらに、第3レンズG3の両面(r7、r8)、第4レンズG4の両面(r9、r10)が非球面で構成されている。
表5に前記第3の実施の形態3に具体的数値を適用した数値実施例3のレンズデータを示す。
Figure 0004626825
表6に前記数値実施例3の第3レンズG3の両面(r7、r8)、第4レンズG4の両面(r9、r10)の4次、6次及び8次の非球面係数A4、A6、A8を円錐定数εと共に示す。
Figure 0004626825
そして、数値実施例3は前記条件式(4)を満足している。
図10は前記数値実施例3の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。なお、球面収差及び正弦条件を示す図において、実線はd線に対する、1点鎖線はg線に対する、2点鎖線はC線に対する球面収差を示し、破線は正弦条件を示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示すものである。
図11は本発明ライブビュー光学系の第4の実施の形態4のレンズ構成を示す図である。ライブビュー光学系4は、物体側より順に、光路分岐手段BS、負の屈折力を有する第1レンズG1、正の屈折力を有する第2レンズG2、負の屈折力を有する第3レンズG3、正の屈折力を有する第4レンズG4が配置されて成り、撮像面IMGと第4レンズG4との間にローパスフィルタ等のフィルタFLが介挿され、また、第1レンズG1と光路分岐手段BSとの間に開口絞りSTが配置される。そして、第1レンズG1と第4レンズG4とがプラスチックレンズとされている。さらに、第1レンズG1の両面(r4、r5)、第4レンズG4の両面(r10、r11)が非球面で構成されている。
表7に前記第4の実施の形態4に具体的数値を適用した数値実施例4のレンズデータを示す。
Figure 0004626825
表8に前記数値実施例4の第1レンズG1の両面(r4、r5)、第4レンズG4の両面(r10、r11)の4次、6次及び8次の非球面係数A4、A6、A8を円錐定数εと共に示す。
Figure 0004626825
そして、数値実施例4は前記条件式(5)を満足している。
図12は前記数値実施例4の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。なお、球面収差及び正弦条件を示す図において、実線はd線に対する、1点鎖線はg線に対する、2点鎖線はC線に対する球面収差を示し、破線は正弦条件を示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示すものである。
図13は本発明ライブビュー光学系の第5の実施の形態5のレンズ構成を示す図である。ライブビュー光学系5は、物体側より順に、光路分岐手段BS、正の屈折力を有する第1レンズG1、正の屈折力を有する第2レンズG2、負の屈折力を有する第3レンズG3、正の屈折力を有する第4レンズG4が配置されて成り、撮像面IMGと第4レンズG4との間にローパスフィルタ等のフィルタFLが介挿され、また、第1レンズG1と光路分岐手段BSとの間に開口絞りSTが配置される。そして、第1レンズG1と第3レンズG3とがプラスチックレンズとされている。さらに、第1レンズG1の両面(r4、r5)、第3レンズG3の両面(r8、r9)が非球面で構成されている。
表9に前記第5の実施の形態5に具体的数値を適用した数値実施例5のレンズデータを示す。
Figure 0004626825
表10に前記数値実施例5の第1レンズG1の両面(r4、r5)、第3レンズG4の両面(r8、r9)の4次、6次及び8次の非球面係数A4、A6、A8を円錐定数εと共に示す。
Figure 0004626825
そして、数値実施例5は前記条件式(6)を満足している。
図14は前記数値実施例5の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。なお、球面収差及び正弦条件を示す図において、実線はd線に対する、1点鎖線はg線に対する、2点鎖線はC線に対する球面収差を示し、破線は正弦条件を示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示すものである。
図15は本発明ライブビュー光学系の第6の実施の形態6のレンズ構成を示す図である。ライブビュー光学系6は、物体側より順に、光路分岐手段BS、正の屈折力を有する第1レンズG1、正の屈折力を有する第2レンズG2、負の屈折力を有する第3レンズG3、正の屈折力を有する第4レンズG4が配置されて成り、撮像面IMGと第4レンズG4との間にローパスフィルタ等のフィルタFLが介挿され、また、第1レンズG1と光路分岐手段BSとの間に開口絞りSTが配置される。そして、第1レンズG1と第3レンズG3とがプラスチックレンズとされている。さらに、第1レンズG1の両面(r4、r5)、第3レンズG3の両面(r8、r9)が非球面で構成されている。
表11に前記第6の実施の形態6に具体的数値を適用した数値実施例6のレンズデータを示す。
Figure 0004626825
表12に前記数値実施例6の第1レンズG1の両面(r4、r5)、第3レンズG4の両面(r8、r9)の4次、6次、8次及び10次の非球面係数A4、A6、A8、A10を円錐定数εと共に示す。
Figure 0004626825
そして、数値実施例6は前記条件式(6)を満足している。
図16は前記数値実施例6の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。なお、球面収差及び正弦条件を示す図において、実線はd線に対する、1点鎖線はg線に対する、2点鎖線はC線に対する球面収差を示し、破線は正弦条件を示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示すものである。
表13に前記数値実施例1乃至6の前記条件式(1)〜(6)対応値を示す。
Figure 0004626825
次に、本発明撮像装置について説明する。
本発明撮像装置は、焦点板上に結像される光学像をペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子上に再結像することによって被写体の画像を動画的態様で得ることが可能な撮像装置であって、前記ペンタダハミラーの開口部とライブビュー用撮像素子との間に位置し、前記一部の反射面で反射した光をライブビュー用撮像素子上に再結像するライブビュー光学系の入射瞳位置が以下の条件式(1)を満足する。
(1)0.75<((Dp/2-Y)・Za)/((Ra/√2-Y)・Zp)
但し、
Dp:前記ライブビュー光学系の入射瞳径
Zp:前記焦点板からライブビュー光学系の入射瞳までの距離
Y:前記焦点板上での最大像高
Za:前記焦点板から前記ペンタダハミラー開口部までの距離
Ra:前記ライブビュー光学系の光軸からダハ稜線までの距離
とする。
本発明撮像装置によれば、ペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子に向かう光のペンタダハミラーの開口部でのけられを少なくして、周辺照度の低下が少ないライブビュー画像を得ることが可能になる。
図17に本発明撮像装置を具体化した実施の形態の一例10を示す。
図17に示した撮像装置10は、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。
撮像装置10はカメラ本体部11を備えており、該カメラ本体部11に対して交換式の撮影レンズユニット(交換レンズ)12を着脱可能に取り付けるようになっている。
カメラ本体部11の背面ほぼ中央上部にはファインダ窓13が開設されていて、撮影者はファインダ窓を覗くことによって撮影レンズユニット12から導かれた被写体の光像を視認して構図の決定等を行うことができる。
カメラ本体部11の背面の大きな部分を占めるように背面モニタ14が配置されている。背面モニタ14は、例えば、カラー液晶ディスプレイ(LCD=Liquid Crystal Display)として構成される。背面モニタ14は、撮影条件等を設定するためのメニュー画面を表示したり、再生モードにおいては図示しない内蔵メモリやリムーバブルメモリに記録された撮影画像を再生表示したりすることができる。また、本撮像装置10においては、撮影レンズユニット12から導かれた被写体の光像を利用して取得された時系列の複数の画像(すなわち動画像)を背面モニタ14にライブビュー画像として表示することができる。
カメラ本体部11内には主撮像素子15を有する。該主撮像素子15としては、CCD(Charge−Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide−Semiconductor)等の個体撮像素子が適用される。
撮影レンズユニット12に導かれた被写体の光像は該主撮像素子15によって受光され、画像信号が取得される。
前記撮影レンズユニット12から主撮像素子15に至る光路(撮影光路)上にはミラー機構16が設けられている。ミラー機構16は撮影レンズユニット12からの光を上方へ向けて反射する主ミラー16aを有している。この主ミラー16aはその一部又は全部がハーフミラーとして構成され、撮影レンズユニット12からの光の一部を透過するようになっている。ミラー機構16は主ミラー16aを透過した光を下方へ反射させるサブミラー16bを有している。サブミラー16bによって下方へ反射された光は、AFモジュール17に受光され、このAFモジュール17によって、例えば、位相左方式によるAF(AutoFocus)動作に利用される。なお、ミラー機構16は前記撮影光路内に位置したミラーダウン状態と撮影光路内から待避したミラーアップ状態との間で駆動されるようになっている。
また、前記ミラー機構16と主撮像素子15との間には開閉可能なシャッター膜18が設けられている。
前記ミラー機構16の上方に焦点板19(D:図1の同じ部位の符号に対応。以下の括弧内の大文字アルファベットについては同じ意味である)が配置され、主ミラー16aによって上方へ反射された被写体像は一旦この焦点板19上で結像される。
前記焦点板19の上方にペンタダハミラー20(B)が配置される。そして、このペンタダハミラー20の一部の反射面21(F)はその角度が可変の角度可変反射面とされている。ペンタダハミラー20の開口部22(G)の上方部を除く大部分にはファインダー光学系23(I)の物体側が対向している。また、ペンタダハミラー20の開口部22の上方部にはライブビュー光学系24(A)が対向配置されている。そして、ライブビュー光学系24の再結像位置にはライブビュー用撮像素子25(H)が配置されている。さらに、ライブビュー光学系24の、例えば、ビームスプリッタ等から成る光路分割手段24aの分割光路側には測光用光学系26及び測光モジュール27が配置されている。
前記撮像装置10において、撮影者は、ファインダー光学系23を介してファインダ窓13から視認できる被写体の光像によって構図決めを行うことができると共に、ライブビュー光学系24を介してライブビュー用撮像素子25によって得られ、背面モニタ14に表示されるライブビュー画像によって構図決めを行うこともできる。
カメラ本体部11に設けられた図示しない切替手段の操作によって変更される角度可変反射面21の角度が図17の2点鎖線で示す状態の場合、主ミラー16aで反射され焦点板19を透過した光はペンタダハミラー20のダハ部28(E)で反射された後角度可変反射面21によって実線PAで示す方向へ反射され、ファインダー光学系23へ入射し、これをファインダ窓13を覗くことによって視認することができる。
なお、図17に実線で示す光線と異なる角度でペンタダハミラー20に入射した光の一部PEはダハ部28で反射された後角度可変反射面21で反射されてライブビュー光学系24の光路分割手段24aの光路分割面24bで反射されて測光用光学系26を経て測光モジュール27で受光され、測光に利用される。例えば、この測光結果に基づいて、撮影画像の適切な明るさを実現する撮影パラメータ(絞り値、シャッタースピード等)を決定する処理が行われる。
前記図示しない切替手段の操作によって、角度可変反射面21の角度が図17の実線で示す状態になると、主ミラー16aで反射され焦点板19を透過した光はペンタダハミラー20のダハ部28(E)で反射された後角度可変反射面21によって実線PBで示す方向へ反射され、ライブビュー光学系24へ入射し、これがライブビュー用撮像素子25によって受光される。そして、ライブビュー用撮像素子25が受光することによって得られたライブビュー画像(動画)が背面モニタ14に表示される。
前記したように、撮像装置10にあっては、撮影者は、ファインダ窓13を覗いて見える光学像によって構図決めを行うことと、背面モニタ14に表示されるライブビュー画像を見て構図決めを行うこととを適宜に選択することができる。
そして、構図が決まって、図示しないシャッターレリーズボタンが押下ストロークの約半分まで押下されると(いわゆる半押しの状態)、AF動作、自動露出(AE=Automatic Exposure)モードの場合には、絞り値、シャッタースピード等の決定等が行われる。そして、シャッターレリーズボタンが押下ストロークの下端まで押下される(いわゆる全押しの状態)と、ミラー機構16が撮影光路から退避するミラーアップ状態になると共に、シャッタースピードで決まる所定の時間シャッター膜18が開放され、主撮像素子15への露光が行われ、静止画像が取得される。
なお、前記各実施の形態において示した各部の形状及び数値は、何れも本発明を実施するための具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図4と共に本発明ライブビュー光学系の概要を説明するものであり、本図は光学構成の概要を示すものである。 図1のII矢視図である。 条件式(1)を満足する場合を説明するもので、(a)は各部の位置関係を示すものであり、(b)はペンタダハミラーの開口部での光束の様子を示す図である。 条件式(1)を満足していない場合を説明するもので、(a)は各部の位置関係を示すものであり、(b)はペンタダハミラーの開口部での光束の様子を示す図である。 ライブビュー光学系の第1の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図5に示す第1の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例1の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。 ライブビュー光学系の第2の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図7に示す第2の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例2の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。 ライブビュー光学系の第3の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図9に示す第3の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例3の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。 ライブビュー光学系の第4の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図11に示す第4の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例4の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。 ライブビュー光学系の第5の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図13に示す第5の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例5の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。 ライブビュー光学系の第6の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図15に示す第6の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例6の各収差、すなわち、球面収差及び正弦条件、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明撮像装置の実施の形態の一例を示す概略説明図である。
符号の説明
A…ライブビュー光学系、B…ペンタダハミラー、D…焦点板、F…一部の反射面、G…ペンタダハミラーの開口部、H…ライブビュー用撮像素子、K…入射瞳、1…ライブビュー光学系、G1…第1レンズ(プラスチックレンズ)、G2…第2レンズ(プラスチックレンズ)、G3…第3レンズ、ST…開口絞り、BS…光路分割手段、2…ライブビュー光学系、G1…第1レンズ、G2…第2レンズ(プラスチックレンズ)、G3…第3レンズ(プラスチックレンズ)、ST…開口絞り、BS…光路分割手段、3…ライブビュー光学系、G1…第1レンズ、G2…第2レンズ、G3…第3レンズ(プラスチックレンズ)、G4…第4レンズ(プラスチックレンズ)、ST…開口絞り、BS…光路分割手段、4…ライブビュー光学系、G1…第1レンズ(プラスチックレンズ)、G2…第2レンズ、G3…第3レンズ、G4…第4レンズ(プラスチックレンズ)、ST…開口絞り、BS…光路分割手段、5…ライブビュー光学系、G1…第1レンズ(プラスチックレンズ)、G2…第2レンズ、G3…第3レンズ(プラスチックレンズ)、G4…第4レンズ、ST…開口絞り、BS…光路分割手段、6…ライブビュー光学系、G1…第1レンズ(プラスチックレンズ)、G2…第2レンズ、G3…第3レンズ(プラスチックレンズ)、G4…第4レンズ、ST…開口絞り、BS…光路分割手段、10…撮像装置、13…ファインダ窓、19…焦点板、20…ペンタダハミラー、21…角度可変反射面(一部の反射面)、22…開口部、24…ライブビュー光学系、24a…光路分割手段、25…ライブビュー用撮像素子

Claims (10)

  1. 焦点板上に結像される光学像をペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子上に再結像することによって被写体の画像を動画的態様で得ることが可能な撮像装置において、前記ペンタダハミラーの開口部とライブビュー用撮像素子との間に位置し、前記一部の反射面で反射した光をライブビュー用撮像素子上に再結像するライブビュー光学系であって、
    入射瞳位置が以下の条件式(1)を満足することを特徴とするライブビュー光学系。
    (1)0.75<((Dp/2-Y)・Za)/((Ra/√2-Y)・Zp)
    但し、
    Dp:前記ライブビュー光学系の入射瞳径
    Zp:前記焦点板からライブビュー光学系の入射瞳までの距離
    Y:前記焦点板上での最大像高
    Za:前記焦点板から前記ペンタダハミラー開口部までの距離
    Ra:前記ライブビュー光学系の光軸からダハ稜線までの距離
    とする。
  2. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズを有し、
    前記第1レンズ及び第2レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1に記載のライブビュー光学系。
    (2)−0.65<φp1/φm1<−0.45
    但し、
    φp1:正のプラスチックレンズ(第1レンズ)の屈折力
    φm1:負のプラスチックレンズ(第2レンズ)の屈折力
    とする。
  3. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズを有し、
    前記第2レンズ及び第3レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載のライブビュー光学系。
    (3)−0.85<φp2/φm2<−0.65
    但し、
    φp2:正のプラスチックレンズ(第3レンズ)の屈折力
    φm2:負のプラスチックレンズ(第2レンズ)の屈折力
    とする。
  4. 物体側から順に、第1レンズと第2レンズとの接合正レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズを有し、
    前記第3レンズ及び第4レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載のライブビュー光学系。
    (4)−1.05<φp3/φm3<−0.85
    但し、
    φp3:正のプラスチックレンズ(第4レンズ)の屈折力
    φm3:負のプラスチックレンズ(第3レンズ)の屈折力
    とする。
  5. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズを有し、
    前記第1レンズ及び第4レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載のライブビュー光学系。
    (5)−1.80<φp4/φm4<−1.40
    但し、
    φp4:正のプラスチックレンズ(第4レンズ)の屈折力
    φm4:負のプラスチックレンズ(第1レンズ)の屈折力
    とする。
  6. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズを有し、
    前記第1レンズ及び第3レンズがプラスチックレンズであり、以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載のライブビュー光学系。
    (6)−0.40<φp5/φm5<−0.20
    但し、
    φp5:正のプラスチックレンズ(第1レンズ)の屈折力
    φm5:負のプラスチックレンズ(第3レンズ)の屈折力
    とする。
  7. 前記第1レンズの物体側に開口絞りを有する
    ことを特徴とする請求項2乃至6の何れかに記載のライブビュー光学系。
  8. 前記第1レンズの物体側に光路分岐手段を有する
    ことを特徴とする請求項2乃至6の何れかに記載のライブビュー光学系。
  9. 前記開口絞りの物体側に光路分岐手段を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のライブビュー光学系。
  10. 焦点板上に結像される光学像をペンタダハミラーの一部の反射面で反射してライブビュー用撮像素子上に再結像することによって被写体の画像を動画的態様で得ることが可能な撮像装置であって、
    前記ペンタダハミラーの開口部とライブビュー用撮像素子との間に位置し、前記一部の反射面で反射した光をライブビュー用撮像素子上に再結像するライブビュー光学系の入射瞳位置が以下の条件式(1)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1)0.75<((Dp/2-Y)・Za)/((Ra/√2-Y)・Zp)
    但し、
    Dp:前記ライブビュー光学系の入射瞳径
    Zp:前記焦点板からライブビュー光学系の入射瞳までの距離
    Y:前記焦点板上での最大像高
    Za:前記焦点板から前記ペンタダハミラー開口部までの距離
    Ra:前記ライブビュー光学系の光軸からダハ稜線までの距離
    とする。
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