JP5245433B2 - テレコンバータレンズ、光学装置、マスタレンズの焦点距離を拡大する方法 - Google Patents

テレコンバータレンズ、光学装置、マスタレンズの焦点距離を拡大する方法 Download PDF

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Description

本発明は、テレコンバータレンズとこれを有する光学装置、マスタレンズの焦点距離を拡大する方法に関する。
従来、望遠レンズ等の焦点距離をより長くしたいという要望から、全レンズ系の焦点距離を変化させる着脱可能なテレコンバータレンズが提案されてきた(例えば、特許文献1を参照)。
特開昭63−234211号公報
従来のテレコンバータレンズは、結像性能が十分ではなかった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、高い結像性能を有するテレコンバータレンズとこれを有する光学装置、マスタレンズの焦点距離を拡大する方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、マスタレンズの像側に装着して用いられ、装着時の合成焦点距離が前記マスタレンズの焦点距離より長くなる、脱着可能なテレコンバータレンズであって、物体側から順に、正屈折力の第1レンズと、負屈折力の第2レンズと、正屈折力の第3レンズと、正レンズと負レンズとが接合された負屈折力の第4レンズ成分とを有し、前記第1レンズに非球面を有し、前記第4レンズ成分が以下の条件を満足することを特徴とするテレコンバータレンズを提供する。
0.75<Np/Nn≦0.832
但し、
Np:前記第4レンズ成分の前記正レンズのd線の屈折率
Nn:前記第4レンズ成分の前記負レンズのd線の屈折率
また、本発明は、前記テレコンバータレンズを有することを特徴とする光学装置を提供する。
また、本発明は、物体側から順に、正屈折力の第1レンズと、負屈折力の第2レンズと、正屈折力の第3レンズと、正レンズと負レンズとが接合された負屈折力の第4レンズ成分とを有し、前記第1レンズに非球面を有し、前記第4レンズ成分が以下の条件を満足するテレコンバータレンズを、マスタレンズの像側に装着して該マスタレンズの焦点距離を拡大する方法を提供する。
0.75<Np/Nn≦0.832
但し、
Np:前記第4レンズ成分の前記正レンズのd線の屈折率
Nn:前記第4レンズ成分の前記負レンズのd線の屈折率
本発明によれば、高い結像性能を有するテレコンバータレンズとこれを有する光学装置、マスタレンズの焦点距離を拡大する方法を提供することができる。
以下、本願の一実施形態に係るテレコンバータレンズについて説明する。
一般にテレコンバータレンズは、マスタレンズの焦点距離を拡大するばかりでなく、マスタレンズの収差も同時に拡大してしまうため、収差補正が非常に困難である。これは拡大倍率が高いほど顕著となる。したがって、拡大倍率が高いものほど、十分な光学性能を備えなくてはならない。
本実施形態に係るテレコンバータレンズは、マスタレンズの像側に装着して用いられ、装着時の合成焦点距離がマスタレンズの焦点距離より長くなる、脱着可能なテレコンバータレンズであって、物体側から順に、正屈折力の第1レンズと、負屈折力の第2レンズと、正屈折力の第3レンズと、負屈折力の第4レンズ成分とを有する構成である。この構成により、像面湾曲とコマ収差の発生を抑えながら、球面収差を良好に補正し、高い結像性能を有するテレコンバータレンズを実現することができる。
特に第1レンズに非球面を有する構成にすることで、球面収差の補正効果が格段に上がる。正レンズと負レンズをうまく組み合わせることにより、軸上色収差の補正にも寄与している。
また、本実施形態に係るテレコンバータレンズは、第4レンズ成分は、少なくとも正レンズと負レンズとを有することが望ましい。この構成により、ペッツバール和をコントロールし、像面湾曲とコマ収差を良好に補正し、かつ倍率色収差も良好に補正することができる。
また、本実施形態に係るテレコンバータレンズは、第1、第2、第3レンズからなるレンズ群が以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
(1) −4.0<β×TL/f1<1.5
但し、βはテレコンバータレンズの拡大倍率、TLはテレコンバータレンズの全長、f1は第1、第2、第3レンズからなるレンズ群の合成焦点距離である。
条件式(1)は、テレコンバータレンズの拡大倍率、テレコンバータレンズの全長、第1、第2、第3レンズからなるレンズ群の合成焦点距離の関係式である。なお、テレコンバータレンズの全長とは、テレコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離である。
条件式(1)の下限値を下回ると前記レンズ群の負のパワーが強まり、球面収差やペッツバール和の補正が困難となり、望ましくない。条件式(1)の上限値を上回ると前記レンズ群の正のパワーが強まり、像面湾曲やコマ収差の補正が困難となり、望ましくない。
なお、実施形態の効果を確実にするために、条件式(1)の下限値を−2.0にすることが好ましい。また、実施形態の効果を更に確実にするために、条件式(1)の下限値を−1.5にすることが更に好ましい。また、実施形態の効果を確実にするために、条件式(1)の上限値を0.7にすることが好ましい。また、実施形態の効果を更に確実にするために、条件式(1)の上限値を0.5にすることが更に好ましい。
また、本実施形態に係るテレコンバータレンズは、第4レンズ成分が以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2) 0.75<Np/Nn<0.95
但し、Npは第4レンズ成分の正レンズのd線の屈折率、Nnは第4レンズ成分の負レンズのd線の屈折率である。
条件式(2)は硝材の屈折率の関係式である。
条件式(2)の下限値を下回ると、高価な硝材を使用するためコストが高くなる。また、ペッツバール和が増大し、像面湾曲、コマ収差が劣化し、望ましくない。条件式(2)の上限値を上回ると、ペッツバール和が減少し、像面湾曲、コマ収差が劣化し、望ましくない。
なお、実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の下限値を0.80にすることが好ましい。また、実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の上限値を0.90にすることが好ましい。
また、本実施形態に係るテレコンバータレンズは、前記非球面が樹脂による複合型非球面であることが望ましい。
複合型非球面は製造が容易であり、コストを抑えることができる。
また、本実施形態に係るテレコンバータレンズは、前記非球面がガラスモールド非球面であることが望ましい。
ガラスモールドにより、球面に対する差が大きい非球面を製造することができる。
また、本実施形態に係るテレコンバータレンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3) 1.4<β
但し、βはテレコンバータレンズの拡大倍率である。
条件式(3)は、無限遠合焦状態において、テレコンバータレンズがマスタレンズの焦点距離を拡大する倍率を規定するものである。
条件式(3)の下限値を下回ると、倍率が不十分となり、テレコンバータレンズとして機能しない。
なお、実施形態の効果を確実にするために、条件式(3)の下限値を1.7にすることが好ましい。
(実施例)
以下、本実施形態に係る各実施例について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施例)
図1は、マスタレンズMLに第1実施例に係るテレコンバータレンズTCを装着した構成を示す図である。
第1実施例に係るテレコンバータレンズTCは、物体側から順に、両凸形状の正レンズL1と、両凹形状の負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、両凹形状の負レンズL4と両凸形状の正レンズL5との接合負レンズ(前記第4レンズ成分に対応する)と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL7とからなる。正レンズL1の像面I側のレンズ面は非球面である。
以下の表1に、マスタレンズMLと、マスタレンズMLに装着した第1実施例に係るテレコンバータレンズTCの諸元値を掲げる。
表中の(面データ)において、物面は物体面、面番号は物体側からの面の番号、rは曲率半径、dは面間隔、ndはd線(波長λ=587.6nm)における屈折率、νdはd線(波長λ=587.6nm)におけるアッベ数、(絞り)は開口絞りS、像面は像面Iをそれぞれ表している。なお、空気の屈折率nd=1.00000は記載を省略している。また、曲率半径r欄の「∞」は平面を示している。
(非球面データ)において、非球面は以下の式で表される。
X(y)=(y/r)/[1+[1−κ(y/r)]1/2
+A4×y+A6×y+A8×y+A10×y10+A12×y12
ここで、光軸に垂直な方向の高さをy、高さyにおける光軸方向の変位量をX(y)、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をr、円錐係数をκ、n次の非球面係数をAnとする。なお、「E-n」は「×10−n」を示し、例えば「1.234E-05」は「1.234×10−5」を示す。また、各非球面は、(面データ)において、面番号の右側に「*」を付して示している。
(各種データ)において、f(ML)はマスタレンズの焦点距離、FNO(ML)はマスタレンズのFナンバー、βはテレコンバータレンズの拡大倍率、Rは撮影距離、fはマスタレンズにテレコンバータレンズを装着した際の合成焦点距離、FNOはテレコンバータレンズのFナンバー、2ωはテレコンバータレンズの画角(単位:「°」)、Yはテレコンバータレンズの像高、TLはテレコンバータレンズの全長、Bfはバックフォーカス、f1は正レンズL1と負レンズL2と正メニスカスレンズL3からなるレンズ群の合成焦点距離をそれぞれ表している。なお、テレコンバータレンズの全長とは、テレコンバータレンズの最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上の距離である。
(条件式対応値)は、各条件式の対応値をそれぞれ示す。
なお、以下の全ての諸元値において、掲載されている合成焦点距離f、曲率半径r、面間隔dその他の長さ等は、特記の無い場合一般に「mm」が使われるが、光学系は比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、単位は「mm」に限定されること無く他の適当な単位を用いることもできる。さらに、これらの記号の説明は、以降の他の実施例においても同様とし説明を省略する。
(表1)

(面データ)
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 ∞ 4.00 1.51680 64.10
2 ∞ 0.60
3 173.866 12.00 1.49782 82.51
4 -978.065 0.20
5 133.636 15.00 1.49782 82.51
6 -464.694 5.00 1.80411 46.54
7 332.918 46.30
8 99.554 3.50 1.74400 45.00
9 55.631 15.90 1.49782 82.51
10 -1371.060 29.55
11 -169.969 2.70 1.51680 64.10
12 67.285 4.51
13 -192.927 7.00 1.80384 33.89
14 -43.081 2.80 1.58913 61.09
15 83.887 19.28
16(絞り) ∞ 1.70
17 194.039 5.80 1.51860 69.98
18 -90.958 3.10
19 -43.595 3.50 1.79504 28.56
20 -64.790 7.60
21 -175.804 6.70 1.48749 70.40
22 -53.035 14.50
23 ∞ 7.00
24 ∞ 2.00 1.51680 64.10
25 ∞ 35.25
26 190.253 4.00 1.62004 36.26
27* -32.496 0.50
28 -58.846 2.00 1.81600 46.62
29 26.744 1.30
30 30.456 5.10 1.63980 34.56
31 113.724 11.00
32 -36.658 2.00 1.88300 40.76
33 32.008 11.60 1.56732 42.70
34 -24.336 10.40
35 -115.327 9.00 1.58913 61.16
36 -28.151 0.10
37 -48.064 2.50 1.88300 40.76
38 -247.647 (Bf)
像面 ∞

(非球面データ)
第27面
κ = 1.0000
A4 = 1.37729E-05
A6 = -4.74420E-09
A8 = -2.76001E-11
A10 = 1.97596E-13
A12 = -0.40561E-15

(各種データ)
f(ML) = 294.0
FNO(ML) = 2.88
β = 2
R = ∞
f = 583.7
FNO = 5.72
2ω = 4.24
Y = 21.60
TL = 59.5
Bf = 52.36
f1 =-175.6

(条件式対応値)
(1) β×TL/f1=−0.678
(2) Np/Nn=0.832
(3) β=1.985
図2は、第1実施例に係るテレコンバータレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。
各収差図において、FNOはFナンバー、Yは像高、Aは半画角(単位:「°」)をそれぞれ示す。またDはd線(λ=587.6nm)、gはg線(λ=435.8nm)をそれぞれ示す。そして球面収差図、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示す。
なお、以降の実施例においても同様の記号を使用し、以降の説明を省略する。
各収差図より第1実施例に係るテレコンバータレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第2実施例)
図3は、マスタレンズMLに第2実施例に係るテレコンバータレンズTCを装着した構成を示す図である。
第2実施例に係るテレコンバータレンズTCは、物体側から順に、両凸形状の正レンズL1と、両凹形状の負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、両凹形状の負レンズL4と両凸形状の正レンズL5との接合負レンズ(前記第4レンズ成分に対応する)と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL7とからなる。正レンズL1の像面I側のレンズ面、負メニスカスレンズL7の物体側のレンズ面は非球面である。
以下の表2に、マスタレンズMLと、マスタレンズMLに装着した第2実施例に係るテレコンバータレンズTCの諸元値を掲げる。
(表2)

(面データ)
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 ∞ 4.00 1.51680 64.10
2 ∞ 0.60
3 173.866 12.00 1.49782 82.51
4 -978.065 0.20
5 133.636 15.00 1.49782 82.51
6 -464.694 5.00 1.80411 46.54
7 332.918 46.30
8 99.554 3.50 1.74400 45.00
9 55.631 15.90 1.49782 82.51
10 -1371.060 29.55
11 -169.969 2.70 1.51680 64.10
12 67.285 4.51
13 -192.927 7.00 1.80384 33.89
14 -43.081 2.80 1.58913 61.09
15 83.887 19.28
16(絞り) ∞ 1.70
17 194.039 5.80 1.51860 69.98
18 -90.958 3.10
19 -43.595 3.50 1.79504 28.56
20 -64.790 7.60
21 -175.804 6.70 1.48749 70.40
22 -53.035 14.50
23 ∞ 7.00
24 ∞ 2.00 1.51680 64.10
25 ∞ 35.25
26 96.962 4.00 1.62004 36.26
27* -35.801 0.10
28 -62.149 2.00 1.81600 46.62
29 27.900 1.60
30 42.730 5.10 1.63980 34.56
31 2076.849 11.00
32 -33.251 2.00 1.88300 40.76
33 28.837 12.60 1.56732 42.70
34 -23.751 9.00
35 -94.722 9.00 1.58913 61.16
36 -26.895 0.10
37* -48.165 2.50 1.88300 40.76
38 -267.134 (Bf)
像面 ∞

(非球面データ)
第27面
κ = 1.0000
A4 = 1.10288E-05
A6 = -8.37933E-09
A8 = 5.16039E-11
A10 = -3.03346E-13
A12 = 0.69998E-15
第37面
κ = 1.0000
A4 = -3.06183E-07
A6 = -2.24982E-10
A8 = 3.38434E-13
A10 = 2.80452E-15
A12 = 0

(各種データ)
f(ML) = 294.0
FNO(ML) = 2.88
β = 2
R = ∞
f = 583.7
FNO = 5.72
2ω = 4.24
Y = 21.60
TL = 59.0
Bf = 52.98
f1 =-314.0

(条件式対応値)
(1) β×TL/f1=−0.376
(2) Np/Nn=0.832
(3) β=1.985
図4は、第2実施例に係るテレコンバータレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。
各収差図より第2実施例に係るテレコンバータレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第3実施例)
図5は、マスタレンズMLに第3実施例に係るテレコンバータレンズTCを装着した構成を示す図である。
第3実施例に係るテレコンバータレンズTCは、物体側から順に、両凸形状の正レンズL1と、両凹形状の負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、両凹形状の負レンズL4と両凸形状の正レンズL5との接合負レンズ(前記第4レンズ成分に対応する)と、両凹形状の負レンズL6と両凸形状の正レンズL7との接合レンズとからなる。正レンズL1の物体側のレンズ面は非球面である。
以下の表3に、マスタレンズMLと、マスタレンズMLに装着した第3実施例に係るテレコンバータレンズTCの諸元値を掲げる。
(表3)

(面データ)
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 ∞ 4.00 1.51680 64.10
2 ∞ 0.60
3 173.866 12.00 1.49782 82.51
4 -978.065 0.20
5 133.636 15.00 1.49782 82.51
6 -464.694 5.00 1.80411 46.54
7 332.918 46.30
8 99.554 3.50 1.74400 45.00
9 55.631 15.90 1.49782 82.51
10 -1371.060 29.55
11 -169.969 2.70 1.51680 64.10
12 67.285 4.51
13 -192.927 7.00 1.80384 33.89
14 -43.081 2.80 1.58913 61.09
15 83.887 19.28
16(絞り) ∞ 1.70
17 194.039 5.80 1.51860 69.98
18 -90.958 3.10
19 -43.595 3.50 1.79504 28.56
20 -64.790 7.60
21 -175.804 6.70 1.48749 70.40
22 -53.035 14.50
23 ∞ 7.00
24 ∞ 2.00 1.51680 64.10
25 ∞ 35.25
26* 89.082 4.00 1.62004 36.26
27 -71.546 0.50
28 -369.513 2.00 1.81600 46.62
29 21.705 1.00
30 22.002 5.10 1.63980 34.56
31 85.928 8.80
32 -38.814 2.00 1.88300 40.76
33 32.616 8.00 1.56732 42.70
34 -61.867 25.40
35 -1077.482 2.50 1.88300 40.76
36 79.250 13.50 1.58913 61.16
37 -37.725 (Bf)
像面 ∞

(非球面データ)
第26面
κ = 1.0000
A4 = -1.78023E-06
A6 = -9.34033E-10
A8 = -3.79037E-12
A10 = -6.83172E-15
A12 = 0

(各種データ)
f(ML) = 294.0
FNO(ML) = 2.88
β = 2
R = ∞
f = 583.7
FNO = 5.72
2ω = 4.22
Y = 21.54
TL = 72.8
Bf = 42.00
f1 =-726.4

(条件式対応値)
(1) β×TL/f1=−0.200
(2) Np/Nn=0.832
(3) β=1.985
図6は、第3実施例に係るテレコンバータレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。
各収差図より第3実施例に係るテレコンバータレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
図7は、マスタレンズMLの無限遠合焦時の諸収差図である。
なお、第1、第2、第3実施例においてマスタレンズは同じものを示したが、このマスタレンズは一例に過ぎず、マスタレンズの構成はこれに限定されるものではない。
以上のように、本実施形態によれば、拡大倍率が高く、デジタルスチルカメラにも十分対応可能な高い結像性能を有するテレコンバータレンズを提供することができる。
次に、本実施形態に係るテレコンバータレンズを搭載したカメラについて説明する。なお、第1実施例に係るテレコンバータレンズを搭載した場合について説明するが、他の実施例でも同様である。
図8は、第1実施例に係るテレコンバータレンズを備えたカメラの構成を示す図である。
図8において、カメラ1は、撮影レンズ2としてマスタレンズMLと、マスタレンズMLに装着した第1実施例に係るテレコンバータレンズTCとを備えたデジタル一眼レフカメラである。カメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2で集光されて、クイックリターンミラー3を介して焦点板4に結像される。そして焦点板4に結像されたこの光は、ペンタプリズム5中で複数回反射されて接眼レンズ6へ導かれる。これにより撮影者は、被写体像を接眼レンズ6を介して正立像として観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、クイックリターンミラー3が光路外へ退避し、不図示の被写体からの光は撮像素子7へ到達する。これにより被写体からの光は、撮像素子7によって撮像されて、被写体画像として不図示のメモリに記録される。このようにして、撮影者はカメラ1による被写体の撮影を行うことができる。
カメラ1に撮影レンズ2としてマスタレンズMLと、マスタレンズMLに装着した第1実施例に係るテレコンバータレンズTCとを搭載することにより、高い性能を有するカメラを実現することができる。
なお、以下に記載の内容は、光学性能を損なわない範囲で適宜採用可能である。
実施例では、3枚と1成分構成を示したが、更に他のレンズ又はレンズ成分を付加した構成にも適用可能である。
また、レンズ群または部分レンズ群を光軸に垂直な方向に振動させて、手ぶれによって生じる像ぶれを補正する防振レンズ群としても良い。特に第4レンズ成分を防振レンズ群とするのが好ましい。
また、レンズ面を非球面としても構わない。また、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。
また、各レンズ面には、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜が施されれば、フレアやゴーストを軽減し高いコントラストの高い光学性能を達成できる。
なお、本発明を分かり易く説明するために実施形態の構成要件を付して説明したが、本発明がこれに限定されるものでないことは言うまでもない。
マスタレンズMLに第1実施例に係るテレコンバータレンズTCを装着した構成を示す図である。 第1実施例に係るテレコンバータレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。 マスタレンズMLに第2実施例に係るテレコンバータレンズTCを装着した構成を示す図である。 第2実施例に係るテレコンバータレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。 マスタレンズMLに第3実施例に係るテレコンバータレンズTCを装着した構成を示す図である。 第3実施例に係るテレコンバータレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。 マスタレンズMLの無限遠合焦時の諸収差図である。 第1実施例に係るテレコンバータレンズを備えたカメラの構成を示す図である。
符号の説明
ML マスタレンズ
TC テレコンバータレンズ
L1 正レンズ
L2 負レンズ
L3 正メニスカスレンズ
L4 負レンズ
L5 正レンズ
I 像面
1 カメラ

Claims (7)

  1. マスタレンズの像側に装着して用いられ、装着時の合成焦点距離が前記マスタレンズの焦点距離より長くなる、脱着可能なテレコンバータレンズであって、
    物体側から順に、正屈折力の第1レンズと、負屈折力の第2レンズと、正屈折力の第3レンズと、正レンズと負レンズとが接合された負屈折力の第4レンズ成分とを有し、前記第1レンズに非球面を有し、前記第4レンズ成分が以下の条件を満足することを特徴とするテレコンバータレンズ。
    0.75<Np/Nn≦0.832
    但し、
    Np:前記第4レンズ成分の前記正レンズのd線の屈折率
    Nn:前記第4レンズ成分の前記負レンズのd線の屈折率
  2. 前記第1、第2、第3レンズからなるレンズ群が以下の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のテレコンバータレンズ。
    −4.0<β×TL/f1<1.5
    但し、
    β:前記テレコンバータレンズの拡大倍率
    TL:前記テレコンバータレンズの全長
    f1:前記第1、第2、第3レンズからなるレンズ群の合成焦点距離
  3. 前記非球面が樹脂による複合型非球面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレコンバータレンズ。
  4. 前記非球面がガラスモールド非球面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレコンバータレンズ。
  5. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のテレコンバータレンズ。
    1.4<β
    但し、
    β:前記テレコンバータレンズの拡大倍率
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載のテレコンバータレンズを有することを特徴とする光学装置。
  7. 物体側から順に、正屈折力の第1レンズと、負屈折力の第2レンズと、正屈折力の第3レンズと、正レンズと負レンズとが接合された負屈折力の第4レンズ成分とを有し、前記第1レンズに非球面を有し、前記第4レンズ成分が以下の条件を満足するテレコンバータレンズを、マスタレンズの像側に装着して該マスタレンズの焦点距離を拡大する方法。
    0.75<Np/Nn≦0.832
    但し、
    Np:前記第4レンズ成分の前記正レンズのd線の屈折率
    Nn:前記第4レンズ成分の前記負レンズのd線の屈折率
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