JP5590065B2 - 車両用電子制御ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御ユニットの防滴構造に関するものである。
近年、自動車の電子制御化が進むにつれて搭載される電子制御ユニットの数が増加している。その多くの電子制御ユニットのひとつに、エアバックECUがある。
エアバックECUは、ECU内部に配設されているセンサの検出結果に基づいて、車両への衝突を判定し、エアバックの展開制御を行う。エアバックECUは、車両の前方からだけでなく、側方からの衝突も検出するために、車両の幅方向中央部であって前席の足元付近のフロアに配設されている。また、前席の車両の幅方向中央部にはエアコンも配設されており、エアコンはエアバックECUの上方に配設されていることが多い。
このため、エアコンの結露により発生する水滴が、エアバックECUの筐体上に落ちると、水滴が筐体やコネクタの隙間から内部に侵入する虞がある。そして、内部に侵入した水滴がコネクタの端子や回路基板上に付着すると、回路にショートが生じてしまう懸念がある。そのため、エアバックECUにはエアコンの結露等に対する防滴構造を設けることが必要とされている。
例えば特許文献1には、筐体の隙間やコネクタなどの上方に防滴用のひさしを配設したものが開示されており、他にも筐体上面にシートを貼付するものなどがある。
特開2008−130359号公報
しかしながら、上述した技術により構成された電子制御ユニットにおいては、ひさしやシートによる防滴構造がコネクタの上方に設けられているため、コネクタへハーネスを組付ける際に、防滴構造の下方に手を回しこんで作業を行わなければならない。そのため、組付けの作業性が低下してしまうという問題点がある。
また、コネクタの上方が覆われてしまうため、コネクタの接続部を見ながら組付け作業を行うことができない。よって、コネクタとハーネスとの嵌合の確認がし難いといった問題点もある。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、コネクタへの組付け作業性を損なわずに、水滴の侵入を抑制する電子制御ユニットを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、電子部品が実装された回路基板と、回路基板に実装され、回路基板と外部機器とを電気的に接続するコネクタと、回路基板とコネクタの一部とを収納する収納空間を有し、コネクタの先端部を外部へ露出するための開口部が形成された筐体とを備えた電子制御ユニットにおいて、筐体は、天板に落下する水滴がコネクタ側へ流れることを抑制する被水抑制手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、天板に落下した水滴は、被水抑制手段によりコネクタ側へ流れることを抑制されるため、水滴がコネクタや筐体の隙間などから、内部へ侵入するのを抑制することができる。
本発明において、開口部は、筐体の一側面に形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、コネクタの先端は、開口部の形成された筐体の一側面から外部へ露出するため、筐体、即ち電子制御ユニット上方に配設されるエアコン等の機器のためのスペースを確保することができる。
本発明において、被水抑制手段は、天板に形成され、該天板より高く上方に突出し、前記水滴をせき止める堰部であることを特徴とする。
この構成によれば、天板に落下した水滴が、万が一コネクタ側へ流れたとしても、堰部でせき止められることで、コネクタ側に流れる水滴量を抑制することができる。
本発明において、堰部は、天板の開口部側の端部に形成されることを特徴とする。
この構成によれば、天板に落下した水滴が、コネクタ側へ流れるのをせき止めるという堰部の効果を最大化することができる。
本発明において、堰部は、天板の幅方向全体に亘って形成されることを特徴とする。
この構成によれば、堰部でせき止められた水滴は、天板幅方向の両端まで案内され、筐体の両側面に落とされる。よって、堰部でせき止められた水滴を天板上から、より確実に除去することができる。
請求項2に記載の発明は、天板を反コネクタ側に向かって下方へ傾斜させることを特徴とする。
この構成によれば、天板に落下した水滴を、コネクタが露出する側面とは反対方向の筐体の側面に落とすことができる。
請求項3に記載の発明において、天板は、開口部が形成された面と隣接して形成された両側面のうち、少なくとも一方に向かって傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、天板に落下した水滴を、斜面を伝って筐体の側面に落とすことができる。
請求項4に記載の発明において、天板は、天板の略中央から両側面に向かって下方へ傾斜する2つの斜面からなることを特徴とする。
この構成によれば、天板に落下した水滴を、斜面を伝って筐体の両側面に均等に落とすことができる。また、斜面は水滴が落ちる十分な傾斜角度を備えつつ、筐体の上下方向の高さを抑えることができる。
請求項5に記載の発明において、堰部の上面は、反コネクタ側の天板に向かって下方へ傾斜させることを特徴とする。
この構成によれば、堰部の上面に落下した水滴は、上面の傾斜に沿って天板方向へ流れるため、コネクタ側へ水滴が流れることを抑制できる
請求項6に記載の発明は、堰部の反コネクタ側の壁面である後壁に沿って、天板に溝部が形成されることを特徴とする。
この構成によれば、溝部に流れ落ちた水滴量が、溝部の容積よりも多いときに、溝部から溢れた水滴を堰部でせき止めることができる。
請求項7に記載の発明において、後壁は、溝部の一側面をなすことを特徴とする。
この構成によれば、筐体の型の構造が単純になり、天板上の堰部や溝部を容易に形成することができる。
請求項8に記載の発明において、溝部の底面は、開口部が形成された面と隣接して形成された両側面のうち、少なくとも一方に向かって傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、溝部に流れ落ちた水滴を、斜面を伝って筐体の側面に落とすことができる。
請求項9に記載の発明において、溝部の底面は、溝部の略中央から両側面に向かって下方へ傾斜する2つの斜面からなることを特徴とする
この構成によれば、溝部に流れ落ちた水滴を、斜面を伝って筐体の両側面に均等に落とすことができる。また、斜面は水滴が落ちる十分な傾斜角度を備えつつ、筐体の内部スペースを確保することができる
請求項10に記載の発明は、筐体の開口部が形成された面と隣接して形成された両側面に、溝部と接続される逃げ溝部を形成することを特徴とする。
この構成によれば、溝部に流れ落ちて、天板幅方向の両端まで案内された水滴は、逃げ溝に沿って筐体側面の下端まで案内される。そのため、筐体の側面に落とされた水滴が、コネクタ側へ回り込むのを抑制することができる。
請求項11に記載の発明は、筐体の開口部が形成された面と隣接して形成された両側面における、堰部の後壁の延長線上にあたる部分に、逃げ溝部を形成することを特徴とする。
この構成によれば、堰部でせき止められて、天板幅方向の両端まで案内された水滴は、逃げ溝に沿って筐体側面の下端まで案内される。そのため、筐体の側面に落とされた水滴が、コネクタ側へ回り込むのを抑制することができる
以下、本発明の電子制御ユニットを具体化した各実施形態について図面を参照しつつ説明する。また、各実施形態の電子制御ユニットとしてのエアバックECU1は、車両に設けられたエアバックの展開制御を行うためのものであり、センサから出力される検出結果に基づいて、車両への衝突を判定する処理を実行する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照してエアバックECU1の構成について説明する。ここで図1は、エアバックECU1の全体構成図である。
図1に示すように、エアバックECU1は、筐体2と、回路基板3と、コネクタ4と、固定部材5とから構成されている。
図2に示すように、筐体2は、前側面20と、前側面20に対して右に隣接する右側面21と、前側面20に対して左に隣接する左側面22と、前側面20と対面する後側面23と、4つの側面の上面に当たる天板24とから一体的に構成された、略箱型の金属又は樹脂製の収容部材である。また、前側面20には、後述するコネクタ4を設けるための、開口部25が形成されている。
筐体2内には、車両への衝突を検知するための加速度センサ60やマイクロコンピュータ61等の電子部品6が実装された回路基板3と、回路基板3に接続されたコネクタ4の一部とが収容されていて、開口部25から、コネクタ4の先端部が外部に露出されている。また、回路基板3は、固定部材5上に載置され、ビス等の図示しない取り付け部材によって、固定部材5に締め付け固定されている。
このような構成のエアバックECU1における、第1実施形態について図2を参照して説明する。ここで図2は、本実施形態における筐体2の斜視図である。
図2に示すように、本実施形態は、筐体2の被水抑制手段として、天板24の幅方向全体に亘って溝部7が形成されている。これによると、天板24に水滴sが落下し、車両の坂道走行等により、エアバックECU1が傾いて、水滴sがコネクタ4側へ流れた場合、溝部7に水滴sが流れ落ちる。流れ落ちた水滴sは、溝部7が設けられている天板24の両端まで案内され、右側面21、又は左側面22に落とされる。
このように本実施形態のエアバックECU1によれば、水滴sを溝部7に落とし、筐体2の右側面21、又は左側面22に落とすことで、コネクタ4側へ水滴sが流れることを抑制できる。そのため、筐体2やコネクタ4の隙間から、水滴sが内部へ侵入するのを抑制することができる。
また、本実施形態の変形例1として、図3に示すように、溝部7の底面を、右側面21側に傾斜させてもよい。これによると、水滴sが溝部7に流れ落ちた場合に、水滴sを傾斜させた方の側面(ここでは、右側面21)へ、積極的に落とすことができる。尚、溝部7の底面を、左側面22側に傾斜させた斜面とした場合にも、溝部7の底面を、右側面21に傾斜させたときと同様の効果が奏される。
また、本実施形態の変形例2として、図4に示すように、溝部7の底面は、底面の略中央から、右側面21と左側面22に向かって下方に傾斜させた、2つの斜面からなってもよい。これによると、水滴sが溝部7に流れ落ちた場合に、水滴sを右側面21と、左側面22に、積極的且つ均等に落とすことができる。また、溝部7の底面にあたる斜面は、水滴が落ちる十分な傾斜角度を備えつつ、本実施形態の変形例1よりも、筐体2の内部スペースを確保することができる。
また、本実施形態の変形例3として、図5に示すように、筐体2の右側面21と左側面22に、溝部7と接続される逃げ溝部8を形成してもよい。これによると、溝部7に流れ落ちて、天板24の両端まで案内された水滴sは、溝部7と一体的に形成された逃げ溝部8に流れて、右側面21、又は左側面22の下端まで案内される。そのため、右側面21、又は左側面22に落とされた水滴sが、コネクタ4側へ回り込むのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図6を参照して説明する。ここで図6は、本実施形態における筐体2の斜視図である。
図6に示すように、本実施形態は、筐体2の被水抑制手段として、第1実施形態における溝部7の代わりに、天板24の幅方向全体に亘って、前側面20の端部に堰部9が形成されている。これによると、天板24に落下した水滴sが、コネクタ4側へ流れた場合、堰部9によって水滴sがせき止められる。せき止められた水滴sは、堰部9が設けられている天板24の両端まで案内され、右側面21、又は左側面22に落とされる。尚、その他の構成は、第1実施形態同様のため、説明は省略する。
このように本実施形態のエアバックECU1によれば、水滴sを堰部9でせき止め、筐体2の右側面21、又は左側面22に落とすことで、コネクタ4側へ水滴sが流れることを抑制できる。そのため、筐体2やコネクタ4の隙間から、水滴sが侵入するのを抑制することができる。また、堰部9が前側面20の端部に形成されることで、水滴sをコネクタ4の直前でせき止められるため、堰部の効果を最大化することができる。
また、本実施形態の変形例1として、図7に示すように、堰部9の上面を、堰部9の後方の天板24に向かって下方へ傾斜させてもよい。これによると、水滴sが堰部9の上面に落下した場合、水滴sを上面の傾斜に沿って堰部9後方の天板24の方向、即ちコネクタ4側とは反対方向へ流すことができる。そのため、コネクタ4側へ水滴sが流れることを抑制できる。
また、本実施形態の変形例2として、図8(a)、(b)に示すように、筐体2の右側面21と左側面22とにおける、堰部9の後壁の延長線L上にあたる部分に、逃げ溝部8を形成してもよい。これによると、堰部9にせき止められて、天板24の両端まで案内された水滴sは、堰部9の後壁の延長線上に形成された逃げ溝部8に流れて、右側面21、又は左側面22の下端まで案内される。そのため、右側面21、又は左側面22に落とされた水滴sが、コネクタ4側へ回り込むのを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図9を参照して説明する。ここで図9は、本実施形態における筐体2の斜視図である。
図9に示すように、本実施形態は、天板24に、第1実施形態の溝部7と、第2実施形態の堰部9の両方が設けられ、堰部9は溝部7より手前に形成され、堰部9の後壁は溝部7の一側面をなしている。これによると、溝部7に流れ落ちた水滴sの水滴量が、溝部7の容積よりも多く、溝部7から水滴sが溢れた場合でも、堰部9によって水滴sをせき止めることができる。
このように本実施形態のエアバックECU1によれば、溝部7から溢れた水滴sを、溝部7よりコネクタ4側にある堰部9によってせき止めることで、コネクタ4側へ水滴sが流れることを抑制できる。そのため、筐体2やコネクタ4の隙間から、水滴sが内部へ侵入するのを抑制することができる。また、堰部9の後壁が溝部7の前面をなすことで、堰部9と溝部7が一体的になり、筐体2の型の構造を単純化することができる。そのため、天板24上の溝部7や堰部9の形成が容易になる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について図10を参照して説明する。ここで図10は、本実施形態における筐体2の斜視図である。
図10に示すように、本実施形態は、天板24を後側面23側に向かって下方に傾斜させている。これによると、水滴sが天板24に落下した場合、水滴sを後側面23側、即ちコネクタ4側とは反対方向へ落とすことができる。
このように、本実施形態のエアバックECU1によれば、天板24自体を傾斜させることによって、水滴sが天板24に落下すると、水滴sは天板24の傾斜に沿って下方に流される。そうすることで、天板24上の水滴sをより確実に除去し、コネクタ4側へ水滴sが流れることを抑制できる。そのため、筐体2やコネクタ4の隙間から、水滴sが内部へ侵入するのを抑制することができる。
また、本実施形態の変形例1として、図11に示すように、天板24を、右側面21側に傾斜させてもよい。これによると、水滴sが天板24に落下した場合、水滴sを傾斜させた方の側面(ここでは、右側面21)へ、積極的に落とすことができる。尚、天板24を、左側面22側に傾斜させた斜面とした場合にも、天板24を、右側面21に傾斜させたときと同様の効果が奏される。
また、本実施形態の変形例2として、図12に示すように、天板24は、天板24の略中央から、右側面21と左側面22に向かって下方に傾斜させた、2つの斜面からなってもよい。これによると、水滴sが天板24に落下した場合、水滴sを右側面21と、左側面22に、積極的且つ均等に落とすことができる。また、天板24にあたる斜面は、水滴が落ちる十分な傾斜角度を備えつつ、本実施形態の変形例1よりも、筐体2の上下方向の高さを抑えることができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について図13を参照して説明する。ここで図13は、本実施形態における筐体2の斜視図である。
図13に示すように、本実施形態は、溝部7と、逃げ溝部8と、堰部9と、天板24が設けられている。これによると、水滴sが天板24に落下すると、水滴sは天板24の傾斜に沿って、右側面21、又は左側面22に落とされる。万一、水滴sがコネクタ4側へ流れた場合にも、水滴sは溝部7に流れ落ち、溝部7の底面の傾斜に沿って、右側面21、又は左側面22に落とされる。また、水滴量が多く水滴sが溝部7から溢れた場合にも、水滴sは堰部9によってせき止められる。更に、水滴sが右側面21、又は左側面22に流れ落ちた後も、逃げ溝部8によって水滴sを側面の下端まで案内することで、水滴sがコネクタ4側へ回り込むのを抑制できる。
このように、本実施形態のエアバックECU1によれば、筐体2は、水滴sが流れ得るあらゆる場合に備えた構造に形成されているため、コネクタ4側へ水滴sが流れることを更に抑制できる。そのため、筐体2やコネクタ4の隙間から、水滴sが内部へ侵入するのを抑制することができる。
本実施形態のように、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、上記の各実施形態を組み合わせた形態や、種々の変更を付加した形態で実施することができる。
尚、上記の各実施形態では、電子制御ユニットとして、エアバックECUが適用されているが、エアバックECUだけに限定されるものではない。例えばエンジンECUなど各種の電子制御ユニットに適用可能である。
本発明のエアバックECU1を示す全体構成図である。 第1実施形態における筐体2の斜視図である。 第1実施形態の変形例1における筐体2の斜視図である。 第1実施形態の変形例2における筐体2の斜視図である。 第1実施形態の変形例3における筐体2の斜視図である。 第2実施形態における筐体2の斜視図である。 第2実施形態の変形例1における筐体2の斜視図である。 (a)は第2実施形態の変形例2における筐体2の斜視図である。 (b)は第2実施形態の変形例2における筐体2の右側面図である。 第3実施形態における筐体2の斜視図である。 第4実施形態における筐体2の斜視図である。 第4実施形態の変形例1における筐体2の斜視図である。 第4実施形態の変形例2における筐体2の斜視図である。 第5実施形態における筐体2の斜視図である。
1 :エアバックECU
2 :筐体
20:前側面
21:右側面
22:左側
23:後側面
24:天板
3 :回路基板
4 :コネクタ
5 :固定部材
6 :電子部品
60:加速度センサ
61:マイクロコンピュータ
7 :溝部
8 :逃げ溝部
9 :堰部

Claims (11)

  1. 電子部品が実装された回路基板と、
    前記回路基板に実装され、該回路基板と外部機器とを電気的に接続するコネクタと、
    前記回路基板と前記コネクタの一部とを収納する収納空間を有し、該コネクタの先端部を外部へ露出するための開口部が形成された筐体と、
    を備えた車両用電子制御ユニットにおいて、
    前記筐体は、天板に落下する水滴が前記コネクタ側へ流れることを抑制する被水抑制手段を有し、
    前記開口部は、前記筐体の一側面に形成され、
    前記被水抑制手段は、前記天板に形成され、該天板より高く上方に突出し、前記水滴をせき止める堰部であって、
    前記堰部は、前記天板の前記開口部側の端部に、該天板の幅方向全体に亘って形成される
    ことを特徴とする車両用電子制御ユニット。
  2. 前記天板を反前記コネクタ側に向かって下方へ傾斜させることを特徴とする請求項1に記載の車両用電子制御ユニット。
  3. 前記天板は、前記開口部が形成された面と隣接して形成された両側面のうち、少なくとも一方に向かって傾斜していることを特徴とする請求項に記載の車両用電子制御ユニット。
  4. 前記天板は、該天板の略中央から前記両側面に向かって下方へ傾斜する2つの斜面からなることを特徴とする請求項3に記載の車両用電子制御ユニット。
  5. 前記堰部の上面は、反前記コネクタ側の前記天板に向かって下方へ傾斜させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用電子制御ユニット。
  6. 前記堰部の反前記コネクタ側の壁面である後壁に沿って、前記天板に溝部が形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用電子制御ユニット。
  7. 前記後壁は、前記溝部の一側面をなすことを特徴とする請求項に記載の車両用電子制御ユニット。
  8. 前記溝部の底面は、前記開口部が形成された面と隣接して形成された両側面のうち、少なくとも一方に向かって傾斜していることを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の車両用電子制御ユニット。
  9. 前記溝部の底面は、該溝部の略中央から前記両側面に向かって下方へ傾斜する2つの斜面からなることを特徴とする請求項に記載の車両用電子制御ユニット。
  10. 前記筐体の前記開口部が形成された面と隣接して形成された両側面に、前記溝部と接続される逃げ溝部を形成することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の車両用電子制御ユニット。
  11. 前記筐体の前記開口部が形成された面と隣接して形成された両側面における、前記堰部の反前記コネクタ側の壁面である後壁の延長線上にあたる部分に、逃げ溝部を形成することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の車両用電子制御ユニット。
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