JP5589551B2 - 加速度センサの試験装置及び加速度センサの試験方法 - Google Patents

加速度センサの試験装置及び加速度センサの試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5589551B2
JP5589551B2 JP2010113048A JP2010113048A JP5589551B2 JP 5589551 B2 JP5589551 B2 JP 5589551B2 JP 2010113048 A JP2010113048 A JP 2010113048A JP 2010113048 A JP2010113048 A JP 2010113048A JP 5589551 B2 JP5589551 B2 JP 5589551B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration sensor
vibration
spring
substrate
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010113048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011242200A (ja
Inventor
達也 兵藤
雅敏 瀧田
正則 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010113048A priority Critical patent/JP5589551B2/ja
Publication of JP2011242200A publication Critical patent/JP2011242200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5589551B2 publication Critical patent/JP5589551B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

本発明は、加速度センサを内蔵した電子装置、及び、加速度センサ試験方法に関する。
ハードディスクドライブ、パソコン、ビデオカメラ、携帯電話機などの電子装置には、電子装置の構造によって定まる固有の共振周波数が存在する。例えば、ハードディスクドライブに固有の共振周波数の振動が印加された場合、磁気ヘッドが正しくデータを読み書きできないことや、磁気ヘッドがディスクを傷付けることがある。ハードディスクドライブに印加される振動からハードディスク装置を保護するために、ハードディスクドライブに印加される振動を検知し、共振周波数の振動が印加された際に磁気ヘッドを退避させることが望ましい。このような振動を検知するため、これらの電子装置には加速度センサが搭載されている。
また、共振周波数による影響だけでなく、落下などの外力を検知するために電子装置に加速度センサを搭載することもある。
電子装置の共振周波数は、機器によって異なる。そのため、振動を検知するために電子装置に搭載されている加速度センサには、様々な電子装置の共振周波数を含む広い周波数領域をカバーすることが求められる。
従来、検査対象物としての半導体装置に周波数を変化させながら振動を印加し、半導体装置に誤動作が生じるか否かを測定し、振動が印加された状態における半導体装置の特性を評価する装置が知られている。しかし、検査対象物に振動を印加する際、検査対象物が十分に固定されていない状態で振動が印加されると、正しく検査が行われないことがある。
また、検査対象物をバネで支持した状態で、検査対象物に振動を印加する検査治具が知られている。
特開平6−213960号公報 特開2005−249616号公報
加速度センサの固定方法によっては、共振によって、加速度センサが正確な加速度を検知できないことがある。
加速度センサが正しい加速度を検出することができる電子装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、開示の電子装置は、基板と、前記基板に搭載された加速度センサと、前記加速度センサを前記基板に固定する支持部と、前記支持部と前記加速度センサとの間に配置された第1部材と、前記支持部と前記加速度センサとの間に配置され、前記第1部材と弾性定数が異なる第2部材と、を備えることを特徴とする。
開示の電子装置によれば、加速度センサが正しい加速度を検出することができる。
電子装置の一例を示す概略構成図である。 (a)は、加速度センサの一例を示す斜視図あり、(b)は、保持部の一例を示す斜視図である。 支持部の一部を示す概略構成図である。 支持用プレートの一例を示す平面図である。 振動検査方法の一例を示すフローチャートである。 弾性部材の固有振動数を示す図である。 支持部の一部を示す概略構成図である。 (a),(b)は、支持用プレートの一例を示す平面図である。 支持部の一部を示す概略構成図である。 支持部の一部を示す概略構成図である。
<実施形態>
以下、加速度センサに振動を印加し、加速度センサが検知する電子装置について、実施形態に基づいて説明する。
まず、図1、図2を参照して、本実施形態の電子装置の構成を説明する。図1は、本実施形態の電子装置の一例を示す概略構成図である。図1に示されるように、本実施形態の電子装置は、振動印加部10と、制御部12と、支持部20と、検査部100と、を備える。支持部20は、台座22と、保持部30と、基板50と、カバー60と、支持用プレート72と、第1バネ(第1弾性部材)74と、第2バネ(第2弾性部材)76と、を備える。
また、図2(a)は、加速度センサ40の一例を示す斜視図であり、図2(b)は、保持部30の一例を示す斜視図である。本実施形態の加速度センサ40の形状は直方体であり、図2(a)に示されるように、加速度センサ40の1つの面(第一面)には、複数の端子42が設けられている。図2(a)に示される例では、加速度センサ40に14個の端子42が設けられている。
また、保持部30には、加速度センサ40を保持するための凹部32が設けられている。凹部32の内部には、加速度センサ40の端子42と対応する複数の端子34が設けられている。図2(b)に点線で示される部分に加速度センサ40が保持される。
加速度センサ40が検知した加速度を示す信号は、加速度センサ40の端子42から保持部30の端子34に入力される。
図1に戻り、振動印加部10は、加速度センサ40の検査のために加速度センサ40が支持される支持部20に振動を印加する。また、振動印加部10には制御部12が接続されている。本実施形態の振動印加部10は、制御部12からの制御信号に応じた周波数の振動を図1の上下方向に生じさせるアクチュエータ(不図示)を含む。なお、制御部12は、振動印加部10を制御するための信号を、振動印加部10だけではなく検査部100にも出力する。
振動印加部10の上には、台座22が固定されている。台座22には、保持部30、基板50がネジで固定されている。そのため、振動印加部10によって印加された振動により、台座22、保持部30、基板50は一体となって振動する。また、加速度センサ40が保持部30の凹部32に保持される側の面(第一面)には、台座22、保持部30を介して、振動印加部10から振動が印加される。
基板50は、例えば、プリント基板である。基板50は、保持部30の端子34と電気的に接続されている。また、基板50は、検査部100に接続されている。基板50は、保持部30の端子34に入力された信号を、加速度センサ40の検査のための検査部100に出力する。
また、カバー60が台座22に取り付けられる。カバー60の両端には、カバー60を台座22に固定するためのピン62を挿入するための孔が設けられている。カバー60の両端に設けられた孔にピン62を挿入することにより、カバー60は台座22に固定される。カバー60が台座22に固定された状態では、振動印加部10によって印加された振動により、台座22、保持部30、基板50、カバー60は一体となって振動する。
なお、カバー60の両端に設けられた孔に挿入されたピンを抜くことによって、保持部30の凹部32に保持された加速度センサ40を容易に取り出すことができる。
以下、図3を参照して、加速度センサ40の第二面(第一面と反対側の面)から加速度センサ40を支持する支持機構について詳細に説明する。図3は、本実施形態の支持部20の一部を示す概略構成図である。図3に示されるように、カバー60には、第1バネ74の一端が固定されている。また、支持用プレート72には、第1バネ74の他端が固定されている。第1バネ74は、例えば、コイルバネである。また、支持用プレート72は、例えば、樹脂によって形成される。
カバー60には、ピン90を挿入するための孔が2つ設けられている。本実施形態では、2つのピン90がカバー60に設けられた孔に挿入された状態で、ピン90の端部が支持用プレート72に固定されている。
カバー60と支持用プレート72との間には、ピン90の軸と同軸となるように、各ピン90の周囲に第2バネ76が設けられている。第2バネ76は、例えば、コイルバネである。第2バネ76の一端はカバー60に固定されており、他端は支持用プレート72に固定されている。
ここで、第1バネ74の弾性定数と第2バネ76の弾性定数とは、互いに異なる。また、本実施形態では、カバー60と支持用プレート72との間に、2つの第2バネ76が設けられているが、2つの第2バネ76の弾性定数は、互いに等しい。
第1バネ74と第2バネ76が伸縮することにより、支持用プレート72とピン90は、図3の上下方向に一体に移動することができる。図1に示されるようにカバー60を台座22に固定すると、保持部30や保持部30に保持された加速度センサ40に支持用プレート72が接触し、第1バネ74と第2バネ76が縮む。そのため、第1バネ74と第2バネ76による下向きの弾性力が支持用プレート72に印加され、加速度センサ40は、振動印加部10からの振動が印加される側の面(第一面)とは反対側の面(第二面)から支持される。
次に、図4を参照して、支持用プレート72の面内において、第1バネ74、第2バネ76が配置される位置について説明する。図4は、支持用プレート72の一例を示す平面図である。図4に示されるように、本実施形態の第1バネ74は、支持用プレート72の中心に配置される。また、本実施形態の2つの第2バネ76は、第1バネ74の両側に間隔Lだけ離れた位置に配置される。なお、図4には示されていないが、加速度センサ40の中心と支持用プレート72の中心が一致するように、支持用プレート72が配置される。
図1に戻り、検査部100について説明する。検査部100は、加速度センサ40が検知した加速度を示す信号に基づき、振動印加部10により印加された振動を加速度センサ40が正常に検知したか否かを検査する。検査部100は、例えば、コンピュータである。
検査部100は、振動印加部10を制御するために制御部12が出力した信号の入力を受ける。また、検査部100は、基板50を介して、加速度センサ40が検知した加速度を示す信号の入力を受ける。検査部100は、制御部12から入力された信号と、基板50から入力された信号とが一致するか否かを判別することにより、振動印加部10により印加された振動を加速度センサ40が正常に検知したか否かを検査する。
以上が本実施形態の電子装置の概略構成である。
次に、図5を参照して、本実施形態の電子装置を用いて、振動検査を行う方法について説明する。図5は、本実施形態の電子装置を用いた振動検査方法の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、例えば、10Hz〜3kHzの周波数領域において、加速度センサ40の検査を行う。
まず、振動印加部10が加速度センサ40に周波数fの振動を印加するように、制御部12が振動印加部10を制御する(ステップS101)。また、検査部100は、振動印加部10により印加された周波数fの振動を加速度センサ40が正常に検知したか否かを検査する(ステップS102)。
次に、振動印加部10が加速度センサ40に周波数f(f<f)の振動を印加するように、制御部12が振動印加部10を制御する(ステップS103)。また、検査部100は、振動印加部10により印加された周波数fの振動を加速度センサ40が正常に検知したか否かを検査する(ステップS104)。
以後、振動印加部10が加速度センサ40に周波数をf,f,…,f(f<f<…<f)の振動を順次印加するように、制御部12が振動印加部10を制御する。また、検査部100は、振動印加部10により印加された周波数f,f,…,fの振動を加速度センサ40が正常に検知したか否かを順次検査する。
第1バネ74、第2バネ76の弾性定数は、バネの線径、バネの直径、バネの巻数などによって定まる。本実施形態の第1バネ74は、例えば、バネの線径が1mm、バネの直径が9mm、バネの巻数が10回である。また、本実施形態の第2バネ76は、例えば、バネの線径が0.5mm、バネの直径が3.7mm、バネの巻数が16回である。また、第1バネ74、第2バネ76の材質は、ステンレスである。ここで、JIS B 2704(2000)によって求められる第1バネ74の固有振動数F,F,…、第2バネ76の固有振動数F′,F′,…、を図6に示す。図6の横軸は周波数である。第1バネ74の固有振動数、第2バネ76の固有振動数の位置は、縦軸に示される。
上述したように、本実施形態の第1バネ74の弾性定数と第2バネ76の弾性定数は、互いに異なる。そのため、図6に示されるように、本実施形態によれば、検査を行う周波数の範囲内(10Hz〜3kHz)において、第1バネ74の固有振動数F,F,…を第2バネ76の固有振動数F′,F′,…と異ならせることができる。
その結果、例えば、振動印加部10が周波数Fの振動を印加することで第1バネ74が共振し、第1バネ74が加速度センサ40を十分に支持することができない場合においても、第2バネ76が加速度センサ40を十分に支持することができる。また、例えば、振動印加部10が周波数F′の振動を印加することで第2バネ76が共振し、第2バネ76が加速度センサ40を十分に支持することができない場合においても、第1バネ74が加速度センサ40を十分に支持することができる。そのため、本実施形態の電子装置によれば、第1バネ74又は第2バネ76のいずれか一方が共振した場合にも、加速度センサ40を十分に支持することができる。
なお、図5を参照して説明した振動検査方法においては、振動印加部10が周波数f,f,…,fの振動を順次印加する例について説明したが、本実施形態の振動検査方法はこれに限定されるものではない。例えば、周波数f〜fの範囲において、周波数を掃引させながら振動印加部10が振動を印加してもよい。
<変形例1>
次に、変形例1の電子装置について説明する。変形例1の電子装置の概略構成は、図1を参照して説明した実施形態と同様である。本変形例の電子装置は、バネや支持用プレートの構成が上述した実施形態とは異なる。以下、図7を参照して、加速度センサ40の第二面から加速度センサ40を支持する支持機構について詳細に説明する。図7は、本変形例の支持部20の一部を示す概略構成図である。本変形例のカバー60には、ピン90を挿入するための孔が4つ設けられている。本変形例では、各ピン90がカバー60に設けられた孔に挿入された状態で、各ピン90の端部が4つの支持用プレート72の各々に固定されている。
また、カバー60と支持用プレート72との間には、ピン90の軸と同軸となるように、各ピンの周囲に第1バネ74、第2バネ76、第3バネ78、第4バネ80が設けられている。第1バネ74、第2バネ76、第3バネ78、第4バネ80の一端はカバー60に固定されており、他端は支持用プレート72に固定されている。第1バネ74、第2バネ76、第3バネ78、第4バネ80は、例えば、コイルバネである。
ここで、第1バネ74の弾性定数、第2バネ76の弾性定数、第3バネ78の弾性定数、第4バネ80の弾性定数は、互いに異なる。
本変形例のように、複数の支持用プレートの各々に弾性定数が異なるバネが固定されている場合においても、上述した実施形態と同様、検査を行う周波数領域において、各バネの固有振動数を異ならせることができ、正しい検査結果を得ることができる。
<変形例2>
次に、変形例2の電子装置について説明する。変形例2の電子装置の概略構成は、図1を参照して説明した実施形態と同様である。本変形例の電子装置は、各バネの配置が上述した実施形態とは異なる。以下、図8を参照して、本変形例の各バネの配置について説明する。図8(a),(b)は、支持用プレート72の一例を示す平面図である。
図8(a)に示される例では、支持用プレート72には、2つの第1バネ74と、2つの第2バネ76が固定されている。図8(a)に示されるように、2つの第1バネ74は、支持用プレート72の対角線上に配置される。また、2つの第2バネ76は、支持用プレート72の異なる対角線上に配置される。2つの第1バネ74は、支持用プレート72の中心から等距離だけ離れた場所に位置する。また、2つの第2バネ76も、支持用プレート72の中心から等距離だけ離れた場所に位置する。
ここで、第1バネ74の弾性定数と第2バネ76の弾性定数は、互いに異なる。
図8(b)に示される例では、支持用プレート72には、2つの第1バネ74と、2つの第2バネ76と、1つの第3バネ78が固定されている。図8(b)に示されるように、2つの第1バネ74は、支持用プレート72の対角線上に配置される。また、2つの第2バネ76は、支持用プレート72の異なる対角線上に配置される。また、第3バネ78は、支持用プレート72の中心に配置される。2つの第1バネ74は、支持用プレート72の中心から等距離だけ離れた場所に位置する。また、2つの第2バネ76も、支持用プレート72の中心から等距離だけ離れた場所に位置する。
ここで、第1バネ74の弾性定数、第2バネ76の弾性定数、第3バネ78の弾性定数は、互いに異なる。
本変形例のように複数のバネを配置した場合においても、上述した実施形態と同様、検査を行う周波数領域において、各バネの固有振動数を異ならせることができ、正しい検査結果を得ることができる。
なお、本変形例では、弾性定数が等しい2つのバネ(例えば、2つの第1バネ72)が支持用プレート72に固定される例について説明したが、弾性定数が等しい3つ以上のバネが支持用プレート72に固定されてもよい。その場合、弾性定数が等しい3つ以上のバネが固定される位置の重心が、加速度センサ40の重心に位置するように、3つ以上のバネが配置されることが好ましい。
<変形例3>
次に、変形例3の電子装置について説明する。変形例3の電子装置の概略構成は、図1を参照して説明した実施形態と同様である。本変形例の電子装置は、第2バネ74の構成が上述した実施形態とは異なる。以下、図9を参照して、本変形例の支持部20の一部の構成を説明する。図9は、本変形例の支持部20の一部を示す概略構成図である。図9に示されるように、本変形例の2つの第2バネ76の各々は、加速度センサ40が支持される平面に対して傾斜する方向に弾性力を印加する。また、本変形例の2つの第2バネ76が印加する弾性力の合力は、加速度センサ40が支持される平面と直交する方向に作用する。
本変形例のように、加速度センサが支持される平面に対して傾斜する方向に、各バネが弾性力を印加する場合においても、上述した実施形態と同様、検査を行う周波数領域において、正しい検査結果を得ることができる。
<変形例4>
次に、変形例4の電子装置について説明する。変形例4の電子装置の概略構成は、図1を参照して説明した実施形態と同様である。以下、図10を参照して、本変形例の支持部20の一部の構成を説明する。図10は、本変形例の支持部20の一部を示す概略構成図である。図10に示されるように、本変形例のカバー60には、第1ゴム82と、第2ゴム84と、第3ゴム86と、第4ゴム88の一端が固定されている。第1ゴム82、第2ゴム84、第3ゴム86、第4ゴム88の形状は、例えば、ブロック形状である。また、第1ゴム82、第2ゴム84、第3ゴム86、第4ゴム88の弾性定数は、互いに異なる。
図10に示される例では、第1ゴム82、第2ゴム84、第3ゴム86、第4ゴム88が、加速度センサ40を直接支持する。なお、第1ゴム82、第2ゴム84、第3ゴム86、第4ゴム88の他端が支持用プレート72に固定され、支持用プレート72が加速度センサ40を支持する構成としてもよい。
本変形例のように、ゴムを用いて加速度センサを支持する場合においても、上述した実施形態と同様、検査を行う周波数領域において、正しい検査結果を得ることができる。
以上、本発明の電子装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。また、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。例えば、検査対象物が加速度センサ以外の素子である場合にも、同様に、検査を行う周波数領域において、正しい検査結果を得ることができる。
本実施形態では、加速度センサの検査のことを考慮して、振動印加部10および検査部100を搭載しているが、これら構成は、検査時以外は省略可能である。
10 振動印加部
12 制御部
20 支持部
22 台座
30 保持部
32 凹部
34 端子
40 加速度センサ
42 端子
50 基板
60 カバー
62 ピン
72 支持用プレート
74 第1バネ
76 第2バネ
78 第3バネ
80 第4バネ
82 第1ゴム
84 第2ゴム
86 第3ゴム
88 第4ゴム
90 ピン
100 検査部

Claims (3)

  1. 電子機器に搭載される加速度センサの試験装置であって、
    基板と、
    前記加速度センサを前記基板に固定する支持部と、
    前記支持部と前記基板に固定された加速度センサとの間に配置された第1部材と、
    前記支持部と前記基板に固定された加速度センサとの間に、前記第1部材に対して所定の傾斜方向に傾けて配置され、前記第1部材と弾性定数が異なる2つの第2部材と、
    前記支持部に振動を印加する振動印加部と、
    前記振動印加部が印加する振動の周波数を制御する制御部と、
    前記振動印加部により振動が印加された後に、前記基板に固定された加速度センサの出力を検査する検査部と、を備え、
    前記加速度センサが支持される平面に対する一方の第2部材傾斜方向は、前記平面に対する他方の第2部材傾斜方向の反対方向であり、
    前記2つの第2部材が印加する弾性力の合力は、前記平面と直交する方向に作用することを特徴とする加速度センサの試験装置。
  2. 前記平面において、前記第1部材の重心が前記加速度センサの重心に位置し、かつ、前記第2部材の重心が前記加速度センサの重心に位置するように、前記第1部材と前記第2部材とが配置される、請求項1に記載の加速度センサの試験装置。
  3. 電子機器に搭載される加速度センサの試験方法であって、
    支持部と前記加速度センサとの間に第1部材を配置し、前記支持部と前記加速度センサとの間に、前記第1部材に対して所定の傾斜方向に傾けて、前記第1部材と弾性定数が異なる2つの第2部材を配置することで、前記加速度センサを基板に固定し、
    前記基板に振動を印加し、
    前記振動の周波数を制御し、
    前記基板に固定された加速度センサの出力を検査することを含む加速度センサの試験方法であって、
    前記加速度センサが支持される平面に対する一方の第2部材傾斜方向は、前記平面に対する他方の第2部材傾斜方向の反対方向であり、
    前記2つの第2部材が印加する弾性力の合力は、前記平面と直交する方向に作用することを特徴とする加速度センサの試験方法。
JP2010113048A 2010-05-17 2010-05-17 加速度センサの試験装置及び加速度センサの試験方法 Expired - Fee Related JP5589551B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010113048A JP5589551B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 加速度センサの試験装置及び加速度センサの試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010113048A JP5589551B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 加速度センサの試験装置及び加速度センサの試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011242200A JP2011242200A (ja) 2011-12-01
JP5589551B2 true JP5589551B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=45409021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010113048A Expired - Fee Related JP5589551B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 加速度センサの試験装置及び加速度センサの試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5589551B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108982048A (zh) * 2018-08-14 2018-12-11 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种单轴振动台模拟碰撞试验方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110865208A (zh) * 2019-11-27 2020-03-06 湖南声仪测控科技有限责任公司 一种检测霍尔速度传感器的专用工装

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10232246A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Denso Corp 加速度センサの検査方法および検査装置
JP5470724B2 (ja) * 2008-03-13 2014-04-16 トヨタ自動車株式会社 振動試験装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108982048A (zh) * 2018-08-14 2018-12-11 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种单轴振动台模拟碰撞试验方法
CN108982048B (zh) * 2018-08-14 2019-12-17 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种单轴振动台模拟碰撞试验方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011242200A (ja) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4573794B2 (ja) プローブカードおよび微小構造体の検査装置
US7889460B2 (en) Slider supporting apparatus including a flexure having spring characteristics and manufacturing method therefor
US7924020B2 (en) Free-state modal frequency response testing
TWI396846B (zh) 探針卡
JPWO2006106876A1 (ja) 微小構造体のプローブカード、微小構造体の検査装置、検査方法およびコンピュータプログラム
JP5605943B2 (ja) テスター、及びこれを具備した半導体デバイス検査装置
EP1605258A2 (en) Device and method for sonic inspection of micro structures
WO2008053929A1 (fr) Appareil permettant d'inspecter une structure fine, procédé permettant d'inspecter une structure fine et appareil de support de substrat
KR20150070766A (ko) 테스터 및 이를 구비하는 반도체 소자 검사 장치
US6933736B2 (en) Prober
WO2011036751A1 (ja) 電子機器および損傷検出方法
JP5970218B2 (ja) プローブ装置
JP5589551B2 (ja) 加速度センサの試験装置及び加速度センサの試験方法
JP2022548213A (ja) 剛性プローブのためのコンプライアント有機基板アセンブリ
US10937454B2 (en) Actuator assembly having dual sensors for detecting the vibration on magnetic disk device
WO2011155544A1 (ja) 載置台の振動抑制装置及び載置台の振動抑制方法
JP2019160356A (ja) 磁気ディスク装置
JP5179347B2 (ja) 導電性接触子ユニット
JP2008275488A (ja) 導電接触ピンおよびピン保持具、電気部品検査装置ならびに電気部品の製造方法
JP4642603B2 (ja) プローブカード
TWI300844B (ja)
JP2007248399A (ja) 振動試験装置
JP2011501116A (ja) プローブ保持装置
JP2021015239A (ja) 測定システムおよび測定方法
US20080223136A1 (en) Minute structure inspection device, inspection method, and inspection program

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5589551

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees