JP5588877B2 - 内燃機関運転行程同期信号を生成する方法 - Google Patents

内燃機関運転行程同期信号を生成する方法 Download PDF

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Description

本発明は、多気筒4行程内燃機関の運転行程の経過を表わす同期信号の生成方法に関するものであり、燃焼が起きる各気筒の膨張フェーズは、奇数個の気筒を有する4行程機関の場合と同様に、クランクシャフトの回転運動の異なる角度位置で行なわれる。
本発明は、具体的には、吸気上死点を通過する移行、又は場合によっては吸気下死点を通過する移行といった、行程の所定の時点の識別に使用される信号の生成方法に関するものである。
エンジンの性能レベル、及び汚染物質の排出の制御は、エンジンの運転に影響を与える種々の制御方法に関連している。これらの方法には、例えば燃料噴射、又は点火には、エンジンの気筒の現時点の熱力学的行程に関する正確な情報が必要である。
特許文献1では、気筒の熱力学的行程に関する情報を、クランクシャフトの固体ターゲットに関して、種々のピストンの行程の決定されたフェーズに対応する角度位置領域を識別することにより検出する手段が提案されている。ターゲットは1つのディスクから成り、当該ディスクは、異なる長さの複数の歯のような、当該ディスクの周辺に沿って配置される複数の識別要素を有する。固定された受信部材は、これらの識別要素を検出して、決定されたピストンの上死点位置の通過を識別する信号を生成するために使用される電気パルスを生成する。
しかしながら、このような識別装置は不十分である。実際、4行程内燃機関の場合、クランクシャフトは、所定のピストンがエンジン行程の同じ行程位置に来る前に2回転する(又は、720°の角度を回転する)。この結果、クランクシャフトの固体ターゲットの回転だけを観察しても、各気筒に関する情報(吸気フェーズ及び膨張フェーズの両方を含む上死点位置の識別情報)には、行程中の2回のエンジンストロークに関する不確実性が伴うことになる。
行程中の各気筒の正確な位置決定は、単純にクランクシャフトの位置を観察することにより推定するということができないので、気筒がエンジン行程の第1の半行程にあるか、又は第2の半行程にあるか(第1回目のクランクシャフト回転中の吸気フェーズ及び圧縮フェーズ、第2回目の回転中の膨張フェーズ及び排気フェーズ)を知るためには、更に別の情報を検索することが必要である。
このような更に別の情報を取得するために、エミッタディスクによって支持される補助識別要素を使用することが知られており、このエミッタディスクはクランクシャフトの2倍の速さで回転する。この目的のために、このエミッタディスクを、カムシャフト又はクランクシャフトの歯車比1/2の歯車を介して駆動される他のいずれかのシャフトに配置することができる。
クランクシャフトセンサからの信号と、カムシャフトセンサからの信号とを組み合わせることにより、システムは基準気筒の吸気フェーズにおける上死点位置を正確に検出することができる。
しかしながら、クランクシャフトセンサ及びカムシャフトセンサの両方を使用するこのような角度識別システムは比較的嵩張り、かつ据え付けが難しい。
これらの欠点を軽減するために、特許文献2には、クランクシャフトの角度位置を識別するために使用されるセンサ以外に特定のポジションセンサを必要としない、単純で効果的な簡易識別方法が提案されている。
この方法では、4気筒4行程エンジンの気筒の各々における燃焼状態に基づいて生成される同期信号、及びクランクシャフトセンサにより送信される情報を使用する。
このためには、所定の基準気筒において燃焼に影響を与える少なくとも1つの因子を変更して、燃焼状態の変化を制御する。次に、基準気筒における燃焼状態のこのような変化が、エンジンクランクシャフトポジションセンサから取得される情報に基づいて生成される量Cgにより検出されるので、エンジンの気筒の吸気上死点位置での移行を、クランクシャフトセンサからの上死点信号と同期させることができる。
しかしながら、この発明は、エンジンの燃焼効率を低下させる必要があるので、エンジンの運転に悪影響を及ぼし、汚染物質排出量を増加させる。
フランス特許第FR2441829号 フランス特許第FR2749885号
従って、本発明の目的は、4行程エンジンが奇数個の気筒を備える場合の公知の識別システムの不具合を、識別方法の改善を提案することにより軽減することであり、当該識別方法では、クランクシャフトの角度位置を識別するために使用されるセンサ以外に特定のポジションセンサを必要とせず、エンジンの運転に影響を及ぼすことがない。
この目的のために、本発明は、電子制御システムを介して奇数個の気筒を備える4行程内燃機関の同期信号を生成する方法を提案し、エンジンの気筒の各々の熱力学的行程における所定の時点を識別するために使用される同期信号は、共にエンジンクランクシャフトポジションセンサからの情報に基づいて生成された、各気筒の決定された位置を識別する信号と、燃焼のたびに発生するクランクシャフトの運動を表わす量を表示する信号とに基づいて決定されており、本方法は、
−所定期間に亘って、エンジンを、気筒の各往復運動のたびに気筒内で点火を行なって運転することにより、噴射燃料を規則正しく燃焼させるステップと、
−表示信号を計算するステップと、
−表示信号を基準値と比較するステップと、
−比較の分析結果が、同期信号のフェーズ合わせが不正確であることを示す場合に、同期信号をリセットするステップと
を含む。
本発明の他の特徴によれば、行程の第1往復運動における1つの気筒の表示信号を、行程の第2往復運動における同気筒の表示信号と比較して、第1往復運動の行程を確認し、フェーズ合わせが不正確である場合に同期信号をリセットする。
表示信号は、ガストルクを表わすものでも、歯の通過時間を表わす高調波成分でもよい。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照する以下の説明により明らかになる。
図1は、本発明の方法を実装したエンジン制御装置の図である。 図2は、本発明の同期信号を使用する噴射方法のステップの詳細を示す図である。 図3は、本発明による同期信号NOCYLのフェーズ合わせを示している。
本明細書を通じて、本発明の種々の実施形態に関係なく、構成要素の機能の面で同一又は同様の構成要素を指すために使用される参照記号は同じである。
図面には、本発明の主題である同期信号を生成する方法を実行するエンジン制御システムが提示されている。本発明を理解するために必要な構成部品のみが示されている。更に、この実施例では、同期信号を使用して噴射システムを制御することができるが、信号の使用は制限されることがなく、同期信号を使用して他のエンジン要素又は他の方法を制御することができる。
自動車用4行程内燃機関1は3つの気筒(C1、C2、C3)を備え、各気筒は、電子制御式マルチポイント燃料噴射装置を含み、この燃料噴射装置によって、特定のエレクトロインジェクタ5から各気筒に燃料を供給することができる。
各エレクトロインジェクタ5の開口は、電子エンジン制御システム7によって制御される。この電子エンジン制御システムは、行程における噴射燃料量及び噴射時点(Inj)を、エンジンの運転条件に応じて調整することにより、気筒に吸入される空気と燃料との混合気の濃度を所定のセットポイント値に正確に追従させる。
電子エンジン制御システム7は、従来通り、マイクロプロセッサ(CPU)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、リードオンリメモリ(ROM)と、アナログ−デジタル変換器(A/D)と、種々の入力インターフェース及び出力インターフェースとを備える。
マイクロプロセッサは、電子回路と、適切なセンサから送信される信号を処理する適切なソフトウェア(10、222、223、224)とを含み、エンジンの状態を把握し、所定の動作を実行して、特にインジェクタに向けられる制御信号を生成することにより、エンジンの気筒内の燃焼状態を最適に管理する。
更に詳細には、電子エンジン制御システム7は、燃料噴射を行なうように構成されており、各インジェクタを個別に作動させることにより、一又は複数の対応する吸気バルブを開く前に燃料噴射を終了させる。
マイクロプロセッサ入力信号には、特に、クランクシャフトセンサ22によってアドレスされる信号がある。普通は磁気抵抗型のこのセンサ22は、図では、エンジンのフレームに固定されて、クランクシャフトの一方の端部に固定されるフライホイールに取り付けられる測定リング12の前方に配置されている。このリング12の周辺には、1つの歯が取り除かれていること以外は同一の、連続する歯及びギザギザが設けられており、所定の基準気筒(この場合は気筒C1)の上死点の通過時点の推定を可能にする絶対的な識別手段が画定されている。
センサ22は、リング12の歯の通過に対応する信号Dnを供給する。この信号を、処理装置10による処理後に使用して、TDC信号をクランクシャフトが120°回転するたびに生成することにより、エンジンの燃焼の順番が本実施例のようにC1−C3−C2である場合、気筒C1(0°基準)の上死点、次いで気筒C2(120°基準)の上死点、最後に気筒C3(240°基準)の上死点を代わる代わる通過する移行を識別することが可能となる。
このタイプの3気筒4行程エンジンの場合、更に一般的には奇数個の気筒を備える全ての4行程エンジンの場合、これらの気筒(本実施例ではC1、C2、及びC3)は、異なる角度位置で上死点位置を通過する。
センサ22から送出される信号Dnを処理する装置10によって、更に、リング12の歯の通過に要する時間を測定することができるので、通過速度、及びエンジンの瞬時回転速度Nを取得することができる。
更に、信号Dnを装置10によって処理することにより、クランクシャフトの運動を表わす量を表示する信号(Cg、Bn)が生成される。例えば、この量によって、燃焼のたびに発生する推定ガストルクの表示を定義することができる。
エンジンの気筒におけるガス混合気の各燃焼時の信号Cgの値は、特に、クランクシャフトに取り付けられた歯付きホイール12を観測する固定センサ22により供給される信号Dnの分析結果に基づいて取得される。
当該信号は、測定ノイズ又は歯の製造欠陥により、信号の不正確さに起因する重大な誤差が生じ、本方法の堅牢性が低下するので、例えば瞬時回転速度を算出することにより、直接使用されるのではない。したがって、高調波破壊分析を使用してこれらの欠陥を除去する。
このような信号Cgの生成方法は、特に欧州特許第0532420号又は国際公開第98/29718号に記載されており、信号Cgはガストルクを表わす。一般的には、p個の気筒を備えるエンジンの気筒「u」における少なくとも1回の燃焼によって発生する平均ガストルクの推定値は、以下のような関係式により与えられる。
Figure 0005588877

上の式では:
[Cgas,0は、燃焼行程中に気筒uにおける少なくとも1回の燃焼によって発生する平均ガストルクであり、
βk,iは、Δl及び/又はωの関数であり、Δl及びωは、それぞれパターンDがセンサ正面を通過するときの時間及び速度であり、
αk,iは、少なくともエンジン運転パラメータに依存する、パターンDに関連する時間の重み係数であり、
α0,iは、少なくともエンジン運転パラメータに依存する変数であり、
δは、重み係数であり、
iは、関数の線形結合を計数するインデックスであり、
及びrは、それぞれ気筒uにおける燃焼中にポジションセンサにより観測される先頭パターンの番号、及び最終パターンの番号を指すか、又はセンサからの信号に基づいて生成された最終仮想パターン番号を指し、気筒uにおける燃焼に関連するエンジンのトルクを分析するための角度ウィンドウを定義する。
上記Cgの関係式の特定の係数に特定の値を当てはめることにより、クランクシャフトの運動を表わす他の量を、リングの歯の速度又は通過時間を表わす高調波成分と同様に定義することができる。歯の通過時間は、ターゲットの2つの歯の間で測定される時間である。
例えば、推定される平均ガストルクの表示を使用することにより、3個の気筒C1、C2、及びC3を有する4行程エンジンの場合、気筒C1の燃焼時間は0°〜180°の範囲であり、トルクの推定は、0〜240°の範囲の回転速度を観察すること、又は気筒C1の燃焼行程の0〜180°の範囲をほぼ含む角度ウィンドウを観察することにより行なわれる。
同じ原理を使用して、気筒C3に関連する燃焼時間は240°〜420°の範囲であり、観察は、240°〜480°の角度範囲に亘って行なわれる。
気筒C2の場合、燃焼時間は480°〜660°の範囲であり、エンジン速度観察範囲は約480°〜720°の範囲である。
次に、同期信号を生成する方法の原理について以下に説明する。
気筒の各々の噴射のフェーズ合わせに使用されるエンジン行程の過程における所定の時点であって、図示の実施例では、吸気上死点位置の通過である所定の時点の識別、又は識別手段として使用することができる他のいずれかの時点である所定の時点の識別は、各気筒の上死点位置の通過の識別情報を供給するTDC信号に同期する同期信号NOCYLを、回路224において利用することにより行なわれる。
幾つかの種類の同期信号NOCYLを使用することができ、これらの同期信号は、単独で、又はポジションセンサの正前で気筒の上死点位置を通過する歯の番号を記録するカウンタから取得される信号に関連付けることにより、各気筒の燃焼行程のフェーズを決定することができる。
この実施例では、図3に表示される信号NOCYLは、他の信号との比較を全く必要とせず、かつ当該信号NOCYLは、エンジンの全気筒の各々の噴射又は点火のフェーズ合わせを行うために使用されるエンジン行程の過程における所定の時点の識別情報の全てを供給する。
実際、信号NOCYLは、気筒全ての吸気上死点位置の通過情報、及び爆発上死点位置の通過情報を、値が変化する時点で供給する。このとき、エンジン制御アクチュエータの全てを同期させるために、単一の信号だけで十分である。
TDC信号は、立ち上がりエッジ又は立ち下りエッジを生成することにより、エンジンの気筒の上死点位置の通過を毎回通知する。信号NOCYLは、基準気筒(この実施例ではC1)の上死点位置の通過が最初に検出されたときにゼロに適宜設定され、したがってこの上死点位置は吸気上死点位置として適宜見なされて、信号がインクリメントされる。信号NOCYLは、モジュールの6桁カウンタを、TDC信号が上死点を通過するたびにインクリメントすることにより作成される。
したがって、信号NOCYLが値0又は3に変化する場合、これは、気筒C1のTDCが、吸気フェーズ又は膨張フェーズのそれぞれにおいて検出された瞬間を意味する。
信号NOCYLが値1又は4に変化する場合、これは、気筒C2のTDCが、吸気フェーズ又は膨張フェーズのそれぞれにおいて検出された瞬間を意味する。
信号NOCYLが値2又は5に変化する場合、これは、気筒C3のTDCが、吸気フェーズ又は膨張フェーズのそれぞれにおいて検出された瞬間を意味する。
信号NOCYLの生成方法に関係なく、前記信号は、全エンジン行程に固有の基準を供給し、これによって、フェーズ合わせシステム222は、あらゆるエンジン制御プロセス(点火、噴射、アクチュエータの制御など)を同期させることができる。
信号NOCYLの初期化に関する任意の選択が行われることを前提として、2つの事例が発生する。即ち、信号NOCYLのフェーズ合わせが正しく行なわれて、基準上死点位置を使用することにより、基準気筒C1の吸気上死点位置において対応する信号が効果的に初期化されるか、又は信号NOCYLのフェーズ合わせが正しく行われないために、基準上死点位置が基準気筒C1の爆発上死点位置に対応してしまう。
本発明の第1の実施形態では、エンジンが、例えば始動フェーズにあるとき、上述したトルク推定器によるトルクCgの推定値を使用して、同期が正しいかどうかを確認する。実際、噴射行程及び点火のフェーズ合わせが正しく行われていない場合、燃焼が吸気中に行なわれるので、エンジンはトルクを発生させることができない。処理ユニット223は、推定値Cgを、従来通りエンジン制御により始動フェーズ中に生成される基準値又はセットポイント値Ccと比較して、フェーズ合わせが正しく行なわれているかどうかを推定する。このとき、チェックする条件は次の関係式で表わされる。
|Cg|≧Cc−ζ (E1)
上の関係式では、ζは正のトルク値であり、このトルク値は一定とすることができるか、又はエンジン制御パラメータの関数としてマッピングして、信号ノイズの混入を制限することにより、基準式E1の信頼性を確保することができる。
この条件が満たされない場合、フェーズ合わせが正しく行なわれず、この場合、本方法では、最初に検出された上死点位置が爆発上死点位置であったと考えて、Cg信号処理回路223からの信号Initによって回路224において信号NOCYLをリセットする。この時点でフェーズ合わせが正しく行なわれるので、条件式E1が満たされるはずである。フェーズ合わせが正しく行なわれない場合、噴射システム又は点火システムに、或いはエンジンに故障が発生している。
しかしながら、この方法は、エンジンを始動する際に一般に使用されるいわゆる「ロストスパーク(lost spark)」方式と必ずしも相容れる訳ではない。このロストスパーク方式では、1の熱力学的行程当たり1回の連続点火とは異なり、ガソリンエンジンの始動フェーズの間に、エンジンが回転するたびに(吸気上死点及び爆発上死点)気筒に点火するので、確実に燃焼が行なわれて、噴射した燃料が燃えないという危険が回避されると同時に、高速始動が確保される。したがって、熱力学的行程が認識されるまで、エンジンの点火が「ロストスパーク」モードで行なわれるように制御することにより、連続点火を再開する。
本発明の第2の実施形態によって、ロストスパーク方式で始動が行なわれる場合の運転が可能になる。
この実施形態では、同期が確立されるまで、前述の「ロストスパーク」モードでエンジンの点火を制御して、エンジンのフェーズが確認できない場合を含め、エンジンの始動及び運転を確実に行なう。
トルクの推定は、3個の気筒の燃焼フェーズを理論的に含むエンジンの推定フェーズ合わせに直接関連している、一定の角度範囲に亘るエンジンのクランクシャフトの回転速度又は瞬時回転回数のアサイクリズムを観察することにより行なわれる。
この実施例では、気筒C1の燃焼ストロークは0°〜180°の範囲であり、トルクの推定は、0〜240°の範囲に亘って回転速度を観察することにより、又は気筒C1の燃焼フェーズの0°〜180°の範囲をほぼ含む角度ウィンドウを観察することにより、行なわれる。
同じ原理に基づいて、気筒C3に関連付けられる燃焼ストロークは240°〜420°の範囲であり、アサイクリズムの観察は240°〜480°の角度範囲に亘って行なわれる。
気筒C2に関しては、燃焼ストロークは480°〜660°の範囲であり、エンジン速度の観察範囲は約480°〜720°の範囲である。
燃焼シーケンスのフェーズ合わせが確認されない場合、気筒C1の燃焼に基づく推定トルクCgの観察は、1回転後に行なわれるか、又は範囲0〜240°ではなく360°〜600°の範囲で行なわれる。
従って、観察されるのは気筒C1の燃焼ではなく、気筒C3の燃焼の終了点、及び気筒C2の燃焼開始であり、本実施例において、気筒C2及びC3のこのような燃焼時点の推定トルクCgは負である。
従って、同期が正しく行なわれない場合、推定トルクCgの値は、この実施例の場合、正ではなく負である。このため、Cg≧0(E2)が成り立つ場合は同期が正しく行なわれるが、Cg<0(E3)である場合は同期が正しく行なわれず、この時信号NOCYLは、第1の実施形態の場合と同様にリセットされる。
第2の実施形態の変形例を更に考慮することができる。
第2の実施形態の第1の変形例では、エンジンが回転する度にガストルクCgを推定する。従って、1回目の回転時に推定される気筒C1のトルクCg1_1を記録し、次の回転時の気筒C1のトルクCg1_2の新規観測値と比較する。
トルクCg1_1とトルクCg1_2とを比較することにより、以下の特性に基づいて正しく同期していることを確認することができる。即ち、
回転1が膨張フェーズにある気筒C1に対応し、かつ回転2が吸気フェーズに対応する場合、Cg1_1>Cg1_2(E4)。
回転2が膨張フェーズにある気筒C1に対応し、かつ回転1が吸気フェーズに対応する場合、Cg1_1<Cg1_2(E5)。
このように、これらの2つの事例の各々において、比較の結果に基づいて同期を取ることができる。
第2の変形例では、所定の気筒の推定トルクCgの値をセットポイントトルク値Ccと、次の関係式に従って比較する。
同期が正しく行なわれている場合、Cg>Cc−Delta(speed, Cc)(E6)。
同期が正しく行なわれていない場合、CgCc−Delta(speed, Cc)(E7)。
実際、同期が正しく行なわれていない場合、信号NOCYLが各気筒の熱力学的行程に対応しておらず、推定トルクCgの値はセットポイントトルク値Ccよりも有意に小さく、同期が正しく行なわれる場合には、推定トルクCgの値はセットポイントトルク値Ccよりも有意に大きい。
オフセットdelta(デルタ)は、1のトルク値であり、このトルク値は一定とすることができるか、又はエンジンの回転速度及び/又はトルクに依存するマップから得ることができ、このトルク値によって、比較に必要な閾値を設定して、信号に含まれるノイズに起因する同期不良の危険をすべて排除することができる。
第1及び第2の実施形態の基本的方法及び変形例では、例えばトルク推定値Cgを合計することによって、外乱又は信号のノイズに起因する誤差を制限することにより、信頼性を更に高めることができる。
この場合、第1の実施形態の関係式(E1)は次のようになる。
Figure 0005588877
第2の実施形態の基本的方法の関係式(E2)及び(E3)は次のようになる。
同期が正しく行なわれる場合、
Figure 0005588877

同期が正しく行なわれない場合、
Figure 0005588877
本発明の第2の実施形態の第1の変形例の関係式(E4)及び(E5)は次のようになる。
Figure 0005588877
本発明の第2の実施形態の第2の変形例の関係式(E6)及び(E7)は次のようになる:
Figure 0005588877
これらの2つの実施形態の各々では、フィルタリングにより誤差の制限を行なうこともでき、例えば1次又は2次フィルタリング、或いは測定値及び推定値からノイズを除去することができる他のいずれかのフィルタにより行なうことができ、これによって比較結果の堅牢性を更に向上させることができる。一例として、次式により定義される1次の離散フィルタFを提案する。
(Xn)=αX+(1−α)Fn−1 (但し、0<α<1)
このとき、第1の実施形態の関係式(E1)は次のようになる。
F(Cg)≧F(Cc−ζ)
第2の実施形態の基本的方法の関係式(E2)及び(E3)は次のようになる。
F(Cg)≧0
F(Cg)≦0
本発明の第2の実施形態の第1の変形例の関係式(E4)及び(E5)は次のようになる。
F(Cg1_1)≧F(Cg1_2)
F(Cg1_1)≦F(Cg1_2)
本発明の第2の実施形態の第2の変形例の関係式(E6)及び(E7)は次のようになる。
F(Cg)≧F(Cc−Delta(N,Cc))
F(Cg)≦F(Cc−Delta(N,Cc))
これまでに説明したように、トルク以外のクランクシャフトの運動を表わす量の表示を使用することができる。従って、本発明の第3の実施形態では、クランクシャフトの歯の通過時間、又はクランクシャフトの瞬時回転速度を表わす高調波分析値を使用する。
したがって、この実施形態では、回転速度のn次高調波成分、又は好ましくは信号Dnに基づく歯の通過時間のn次高調波成分を分析する。Bnの高調波成分は、この場合、高調波余弦関数を使用することにより計算されるが、本方法は他のいずれの高調波関数にも、例えば台形関数又は更に複雑な別の関数を使用して適合させることができる。
この成分Bnは、適切な係数を導入することにより、上述の推定トルク(Cg)の関係式から確立される単純な表現である。
したがって、この実施例では、歯の通過時間の高調波成分は、次の関係式より明らかになる。
Figure 0005588877
推定燃焼上死点位置と推定排気上死点位置とに関して計算される、分析対象の気筒に対して実施可能な2つのフェーズ合わせのために計算される高調波振幅間の差異B comb−B echを計算することによって、以下の3つの場合が明らかになる。
comb−B echが最大値よりも大きい場合、エンジンのフェーズ合わせが正しく行なわれる。
comb−B echが最小値よりも小さい場合、エンジンのフェーズ合わせが正しく行なわれない。
comb−B echがこれらの2つの閾値の間である場合、不確実性が存在し、計算を再度実行する必要がある。
したがって、これらの場合の各々において、前の実施形態におけるように、比較の結果に従って同期を行なうことができる。
この実施形態は、ターゲットの欠陥によって同じように偏る可能性がある2つの量を比較するので、ターゲット欠陥に関して堅牢であり、気筒の2つのTDCに関するBnの計算は、リングのターゲットの同じ角度位置に亘って測定される時間に基づいている。実際、1回目の回転に関して明らかになった高調波成分は、1回目の回転中の熱力学的行程を表わす高調波成分と、ターゲット欠陥を表わす高調波成分との和に分類される。2回目の回転において明らかになった高調波成分は、2回目の回転中の熱力学的行程を表わす高調波成分と、1回目の回転の場合と同じターゲット欠陥を表わす高調波成分との和に分類される。したがって、1回目の回転において明らかになった高調波成分と、2回目の回転において明らかになった高調波成分とを比較することにより、ターゲット欠陥を表わす成分を除去することができる。
検出方法に関係なく、同期が正しく行なわれない場合には、信号NOCYLは、同期の前提条件を変更する(同期を1回転分だけずらす)ことによりリセットされる。このリセットは、基準気筒のTDCか、又はいずれかの気筒のいずれかのTDCで行なうことができる。このとき、同期は、既に説明した実施形態のうちの1つによる方法によって、連続点火を行なうエンジンの正常運転を確保する前に、再度確認する必要がある。
本発明によって、エンジン運転パラメータを変更することなく、かつエンジンの運転に影響を及ぼすことなく、各気筒の熱力学的行程の同期を行なうことができるので有利である。

Claims (4)

  1. 電子制御システム(7)を介して、p個(pは奇数)の気筒(C1、C2、C3)を備える4行程内燃機関の、気筒の各々の熱力学的行程における所定の時点を識別するために使用される同期信号(NOCYL)を提供する方法であって、
    所定期間に亘って、気筒の往復運動のたびに気筒内で点火を行なってエンジンを運転することにより、噴射燃料を規則正しく燃焼させるステップと、
    クランクシャフトポジションセンサ(22)によって検出される情報に基づいて、各気筒の所定の位置の通過タイミングを通知可能なTDC信号を出力するステップと、
    TDC信号に基づいて、2×p段の階段状の同期信号(NOCYL)の各階段の立ち上がりが、前記通過タイミングに一致するよう、同期信号(NOCYL)を繰り返し出力するステップと、
    燃焼の度に生成されるクランクシャフトの運動量を示す物理量を計算するステップと、
    クランクシャフトポジションセンサ(22)によって検出される情報に基づいて、クランクシャフトの速度を推定するステップと、
    前記物理量を、クランクシャフトの速度に対応付けられた基準値と比較するステップと、
    前記物理量と前記基準値との比較結果に基づいて、同期信号(NOCYL)と4行程とが同期しているか否かを判定するステップと、
    同期信号(NOCYL)と4行程とが同期していない場合、階段状の同期信号(NOCYL)を始めから出力し直すステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記物理量が、エンジンのトルクであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 第uの気筒における少なくとも1回の燃焼によって発生するトルクの推定値が次の形式の関係式:
    Figure 0005588877

    により求められ、上の式では:
    [Cgas,0が、燃焼行程中の第uの気筒における少なくとも1回の燃焼によって発生する平均トルクであり、
    βk,iがΔl及び/又はωの関数であり、Δl及びωが、それぞれ、クランクシャフトに付加されたパターンDがクランクシャフトポジションセンサ(22)の正面を通過する時間及び速度であり、
    αk,iが少なくともエンジン運転パラメータに依存する、パターンDに関連する時間の重み係数であり、
    α0,iが少なくともエンジン運転パラメータに依存する変数であり、
    δが重み係数であり、
    iが複数の関数の線形結合を計数するインデックスであり、
    及びrが、それぞれ第uの気筒における燃焼中にクランクシャフトポジションセンサ(22)により観測されるクランクシャフトに付加された先頭パターンの番号、及び最終パターンの番号を指すか、或いはクランクシャフトポジションセンサ(22)からの信号に基づいて生成される最終仮想パターンの番号を指し、第uの気筒における燃焼に関連するエンジンのトルクを分析するためのクランクシャフトの角度範囲を定義する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記物理量が、クランクシャフトに取付けられた歯ホイールの速度の高調波成分であることを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
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