JP5588785B2 - 食品保存庫 - Google Patents

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Description

本発明は、業務用冷蔵庫や米保冷庫などの食品保存庫に関するものである。
この種の食品保存庫は、コンプレッサ、凝縮器(コンデンサ)、キャピラリーおよび蒸発器(エバポレータ)を有する冷凍サイクルが搭載されている。この冷凍サイクルは、冷媒をコンプレッサによって圧縮状態で吐出し、高温高圧ガス状となった冷媒を凝縮器で熱交換により冷却する。これにより高圧液状となった冷媒は、キャピラリーで低圧液状となり、蒸発器で吸気した空気を熱交換により冷却することにより低圧ガス状となる。その後、再びコンプレッサによって圧縮して吐出される。これを繰り返すことにより、収納庫内を一定の保冷温度に保持している。
この食品保存庫は、外気の温度が高くなるに従って冷凍サイクルの負荷が高くなる。よって、冷凍サイクルは、最も高負荷となる夏場を前提として、その要求能力に応じたコンプレッサが選択されている。しかし、業務用の食品保存庫は庫内容量が大きいため、コンプレッサに求められる能力(吐出容量)も高くなる。そして、このような高能力のコンプレッサは、需要が高い家庭用冷蔵庫に使用するコンプレッサと比較すると、高価である。
また、冷凍サイクルは、図13に示すように、フル作動させる期間が夏場の僅か2ヶ月程度であり、その他の期間は2/3作動や1/3作動などの中・低負荷運転である。例えば図14に示すように、フル作動時には、コンプレッサを100%の出力でオンし続ける。2/3作動時では、コンプレッサを予め設定した周期中の2/3をオンし、残りの1/3をオフする周期を繰り返す。また、1/3作動時では、コンプレッサを予め設定した周期中の1/3をオンし、残りの2/3をオフする周期を繰り返す。しかし、このコンプレッサのオンオフ制御による間欠作動は、コンプレッサ自体の負担が大きいため使用可能な期間(寿命)への影響がある。
これらの問題を解消するには、2以上の冷凍サイクルを搭載することにより、1つの冷凍サイクルのコンプレッサが必要な能力を低くする。また、負荷の大きさに応じて所定の冷凍サイクルだけを作動させることが考えられる。しかし、この構成は、複数の凝縮器と蒸発器、そして、これらとコンプレッサを接続する配管が必要になるため、やはりコスト高になるとともに、食品保存庫自体が大型化するという問題がある。
特許文献1には、2つの冷凍サイクルを搭載した冷凍冷蔵庫が記載されている。しかし、この冷凍冷蔵庫は、一方の冷凍サイクルで冷蔵庫内を冷やし、他方の冷凍サイクルで冷凍庫内を冷やすものである。そのため、庫内の容量が大きくすると、前述と同様の問題が生じる。
特許文献2には、2つの冷凍サイクルを搭載した空気調和機が記載されている。この空気調和機は、室外機(コンデンサ)が1つの熱交換器によって構成されている。しかし、このシステムは、冷凍サイクルの数に応じて異なる2室を空調するものであり、1つの部屋(庫内)を効率的に保冷するものではない。
特開平10−153375号公報 特開2006−153333号公報
本発明は、生産コストの増大および全体の大型化を最小限に抑え、年間を通して効率的な運転が可能な食品保存庫を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の食品保存庫は、食品を収納する開閉可能な収納庫と、この収納庫内と吸気口および給気口を通して連通した空気冷却室とを備え、前記収納庫内の空気を前記吸気口から前記空気冷却室内に吸気し、冷却した空気を前記給気口から前記収納庫内へ循環供給する食品保存庫において、前記収納庫および前記空気冷却室の外部に配設され、冷媒を圧縮して所定圧力で吐出する第1および第2コンプレッサと、前記収納庫および前記空気冷却室の外部に配設され、前記第1および第2コンプレッサを個別に接続する第1および第2冷媒通路を有する1個の凝縮器と、前記空気冷却室内に配設され、前記第1および第2コンプレッサと前記凝縮器の第1および第2冷媒通路を個別に接続する第1および第2冷媒通路を有する1個の蒸発器と、を備え、前記第1コンプレッサと前記凝縮器および前記蒸発器の第1冷媒通路とで第1冷凍サイクルを構成し、前記第2コンプレッサと前記凝縮器および前記蒸発器の第2冷媒通路とで第2冷凍サイクルを構成し、これら第1および第2冷凍サイクルを個別に制御することにより前記収納庫内を保冷するようにしており、前記第1および第2コンプレッサは、それぞれ吐出容量が同一であり、前記第1および第2冷凍サイクルによる保冷制御は、高負荷モード、中負荷モードおよび低負荷モードの少なくとも3つを備え、高負荷モードでは、前記第1および第2コンプレッサをフル作動またはオンオフ制御して間欠作動させ、中負荷モードでは、前記第1および第2コンプレッサのうち、一方だけをフル作動またはオンオフ制御して間欠作動させ、低負荷モードでは、前記第1および第2コンプレッサのうち、他方だけをオンオフ制御して中負荷モードより低作動率で間欠作動させる構成としている。
この食品保存庫は、個別に制御される第1および第2冷凍サイクルを備えているため、各冷凍サイクルの構成部品である第1および第2コンプレッサは、量産されている家庭用冷蔵庫に使用するコンプレッサを使用することができる。また、各冷凍サイクルは、第1および第2冷媒通路を有する各1個の凝縮器および蒸発器を用いている。よって、生産コストの増大を抑制できるとともに、全体の大型化を抑制できる。しかも、一方のコンプレッサが故障した場合に、他方のコンプレッサの作動により収納した食品の腐敗を防止することができる。
また、中負荷モード時および低負荷モード時には、一方のコンプレッサを作動させ、他方のコンプレッサを休止させることができる。よって、コンプレッサに加わる負担を軽減でき、寿命が短くなることを防止できる。しかも、中・低負荷モードで作動させるコンプレッサが異なるようにしているため、各コンプレッサを間欠作動させても、各コンプレッサの負担は軽減できる。また、凝縮器および蒸発器は、1つの冷凍サイクルだけに使用する熱交換器より大きいものであるため、一方の冷凍サイクルでの作動中には、約1.4倍の性能を得ることができる。よって、高COPでの省エネ運転が可能となる。
また、前記凝縮器および前記蒸発器は、空気の通気方向に対して前記第1および第2冷媒通路が交互に位置するように設けられていることが好ましい。このようにすれば、凝縮器および蒸発器での第1および第2冷媒通路の配管経路に偏りが生じることがないため、熱交換効率を向上できる。
さらに、前記空気冷却室内に、前記収納庫内の空気を前記吸気口から吸気して前記給気口から供給するための循環ファンを配設し、この循環ファンの回転数を更に制御することが好ましい。このようにすれば、第1および第2冷凍サイクルによる効率を更に向上できる。しかも、各冷凍サイクルの作動状態に加え、循環ファンの回転数を制御することにより、庫内を冷却する作動率を細分化できる。よって、庫内を目的の保冷温度に確実に維持できる。
なお、前記第1および第2冷凍サイクルによる保冷制御は、前記収納庫内に配設した温度検出手段の検出値と予め設定したしきい値とに基づいて行うものである。このようにすれば、収納庫内を目的の保冷温度に保持できる。
本発明の食品保存庫では、第1および第2コンプレッサと各1個の凝縮器および蒸発器とを有する第1および第2冷凍サイクルを備えているため、生産コストの増大を抑制できるとともに、全体の大型化を抑制できる。また、低負荷モード時には、一方のコンプレッサだけを作動させるため、コンプレッサの負担を軽減し、寿命が短くなることを防止できる。
本発明の実施形態の食品保存庫を示す部分断面図である。 図1の要部断面図である。 第1および第2冷凍サイクルの構成を示す概略図である。 凝縮器および蒸発器を構成する熱交換器を示す斜視図である。 図4の正面図である。 マイコンによる保冷制御を示すグラフである。 マイコンによる保冷制御を示す図表である、 熱交換器の性能を示すグラフである。 冷凍サイクルのp−i線図である。 マイコンによる保冷制御を示すフローチャートである。 図10のモード変更判断を示すフローチャートである。 マイコンによる保冷制御の変形例を示す図表である。 1年を通した冷凍サイクルの作動状態を示すグラフである。 冷凍サイクルの作動状態に対するコンプレッサの作動状態を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る食品保存庫を示す。この食品保存庫は、食品を収納する収納庫10の上部に、収納庫10内を所定温度に保冷するための冷凍サイクル配設部14を設け、この冷凍サイクル配設部14内に第1および第2冷凍サイクル24A,24Bを配設したものである。
収納庫10は、断熱性を有する壁面によって区画された前面開口の箱体である。この収納庫10の前面には、横方向にスライドさせることにより開閉可能とした透明な蓋体11A,11Bが配設されている。収納庫10の上壁面10aには、奥行きの方向へ延びる吸気口12が設けられている。また、上壁面10aには、吸気口12に対して所定間隔をもって平行に延びる給気口13が設けられている。
冷凍サイクル配設部14は、収納庫10の上壁面10a上に配設されている。この冷凍サイクル配設部14は、外壁体15とカバー22とを備えている。外壁体15は上端開口の箱体であり、中間位置には奥行き方向に延びるように仕切壁16が設けられている。この仕切壁16により外壁体15の内部は、図1中左側に位置する空気冷却室17と、図1中右側に位置する再生室18とに区画されている。空気冷却室17の底壁には、吸気口12および給気口13に連通する吸気口19および給気口20が設けられている。これにより空気冷却室17は、吸気口12,19および給気口13,20を通して収納庫10内と連通する。再生室18には、再生ファン37の送風方向下流側に位置するように、外壁体15に排気口21が設けられている。カバー22は、外壁体15の上端開口を閉塞するもので、再生室18の再生ファン37の上流側に位置するように外気取入口23が設けられている。
第1および第2冷凍サイクル24A,24Bは、第1および第2コンプレッサ25A,25Bと、第1および第2冷媒通路33A1,33B1を有する1個の凝縮器26と、第1および第2キャピラリー27A,27Bと、第1および第2冷媒通路33A2,33B2を有する1個の蒸発器28とを備えている。また、再生室18には外気を取り入れるための再生ファン37が配設され、空気冷却室17には収納庫10内の空気を吸い込んで循環供給するための循環ファン38が配設されている。
第1および第2コンプレッサ25A,25Bは、収納庫10および空気冷却室17の外部である再生室18に配設されている。これらコンプレッサ25A,25Bは、冷媒を所定圧力に圧縮した高温高圧ガス状として吐出するものである。本実施形態のコンプレッサ25A,25Bは、家庭用冷蔵庫に使用される汎用コンプレッサと同一吐出容量(200W)のものを用いている。
凝縮器26は、外気取入口23と排気口21との間に位置するように再生室18内に配設されている。この凝縮器26は、外気取入口23から吸い込んだ外気を通過させることにより、熱交換によって内部を通過する高温高圧ガス状の冷媒を高圧液状とする。また、熱交換により昇温された外気は、排気口21から外部へ排気される。
第1および第2キャピラリー27A,27Bは、膨張弁の役割をなす細い管である。これらキャピラリー27A,27Bは、内部を通過する高圧液状の冷媒を低圧液状とする。
蒸発器28は、吸気口12と給気口13の間に位置するように空気冷却室17内に配設されている。この蒸発器28は、吸気口12から吸い込んだ収納庫10内の空気を通過させることにより、熱交換によって内部を通過する低圧液状の冷媒を低圧ガス状とする。また、熱交換により冷却された空気は、給気口13から収納庫10へ循環供給される。
本実施形態の凝縮器26および蒸発器28は、図4および図5に示す同一のフィンアンドチューブ式の熱交換器を用いている。この熱交換器は、両端に位置する支持板29A,29Bと、支持板29A,29Bの間にかけて延びるように配設した複数の金属製チューブ30と、支持板29A,29Bの間に所定間隔をもって多数並設した金属製フィン31を備えている。そのうち、金属製チューブ30は6行4列の排列で設けられている。左側から第1,第3列目の金属製チューブ30と、第2,第4列目の金属製チューブ30とは、互いに上下に位相するように排列されている。各列の金属製チューブ30は、支持板29Aの側で、上側から第2,第3行目の金属製チューブ30,30が接続チューブ32Aによって接続され、第4,第5行目の金属製チューブ30,30が接続チューブ32Aによって連結されている。また、支持板29Bの側では、第1,第2行目の金属製チューブ30,30が接続チューブ32Aによって接続され、第3,第4行目の金属製チューブ30,30が接続チューブ32Aによって接続され、第5,第6行目の金属製チューブ30,30が接続チューブ32Aによって接続されている。さらに、支持板29Aの側では、第1列第6行目の金属製チューブ30と第3列第6行目の金属製チューブ30とが接続チューブ32Bによって接続され、第2列第6行目の金属製チューブ30と第4列第6行目の金属製チューブ30とが接続チューブ32Bによって接続されている。
この熱交換器は、第1列目の金属製チューブ30と第3列目の金属製チューブ30が、第1コンプレッサ25Aに接続される第1冷媒通路33Aを構成する。第1冷媒通路33Aは、第1列第1行目の金属製チューブ30の開口端が入口部34Aを構成し、第3列第1行目の金属製チューブ30の開口端が出口部35Aを構成する。また、熱交換器は、第2列目の金属製チューブ30と第4列目の金属製チューブ30が、第2コンプレッサ25Bに接続される第2冷媒通路33Bを構成する。第2冷媒通路33Bは、第2列第1行目の金属製チューブ30の開口端が入口部34Bを構成し、第4列第1行目の金属製チューブ30の開口端が出口部35Bを構成する。そして、これら冷媒通路33A,33Bは、通気方向に対して交互に位置し、互いに混合することなく区画された状態をなす。なお、入口部34A,34Bと出口部35A,35Bとは、逆とすることも可能である。
第1冷凍サイクル24Aは、第1コンプレッサ25Aと、凝縮器26の第1冷媒通路33A1と、第1キャピラリー27Aと、蒸発器28の第1冷媒通路33A2とを、金属パイプ36Aで接続することにより構成される。また、第2冷凍サイクル24Bは、第2コンプレッサ25Bと、凝縮器26の第2冷媒通路33B1と、第2キャピラリー27Bと、蒸発器28の第2冷媒通路33B2とを、金属パイプ36Bで接続することにより構成される。これら金属パイプ36A,36Bは、仕切壁16を貫通させてシールすることにより、空気冷却室17および再生室18にかけて配管されている。
再生ファン37は、凝縮器26と外気取入口23との間に配設されている。そして、外気取入口23から再生室18内に取り入れた外気を、凝縮器26に向けて送風することにより凝縮器26の金属製フィン31,31間を通過させて、排気口21から再生室18外に排気するものである。
循環ファン38は、蒸発器28と吸気口12との間に配設されている。そして、吸気口12から空気冷却室17内に吸い込んだ収納庫10内の空気を、蒸発器28に向けて送風することにより蒸発器28の金属製フィン31,31間を通過させて、給気口13から収納庫10内へ循環供給するものである。
図3に示すように、食品保存庫は、収納庫10内に庫内温度を検出するための温度検出手段として温度センサ39が配設される。そして、図示しない制御基板に実装した制御手段であるマイコン40は、温度センサ39の検出値と予め設定したしきい値とに基づいて、収納庫10内が所定の保冷温度を維持するように、第1および第2冷凍サイクル24A,24Bを個別に制御する。
具体的には、図6および図7に示すように、第1および第2冷凍サイクル24A,24Bによる保冷制御は、第1および第2コンプレッサ25A,25Bの両方を作動させる高負荷モード(フル運転)と、コンプレッサ25A,25Bのうち一方だけを作動させる中負荷モード(2/3運転)と、コンプレッサ25A,25Bのうち他方だけを作動させる低負荷モード(1/3運転)と、いずれのコンプレッサ25A,25Bも作動させない無負荷モード(運転停止)とを有する。そのうち、高負荷モードでは、第1コンプレッサ25Aをオンオフ制御して50%の作動率で間欠作動させ、第2コンプレッサ25Bを100%の作動率でフル作動させる。中負荷モードでは、第1コンプレッサ25Aを100%の作動率でフル作動させ、第2コンプレッサ25Bを停止させる。低負荷モードでは、第1コンプレッサ25Aを停止させ、第2コンプレッサ25Bを50%の作動率で間欠作動させる。これにより、各コンプレッサ25A,25Bの総合的な作動率が同一になるように構成している。
また、各負荷モードは、温度センサ39による庫内温度によって変更される。本実施形態では、上限しきい値(14℃)と下限しきい値(10℃)を設定している。そして、上限しきい値を所定時間(1時間)継続して上回ると、負荷モードが高いモードへ移行し、逆に、下限しきい値を所定時間継続して下回ると、負荷モードが低いモードへ移行するように構成している。
次に、第1および第2冷媒通路33A2,33B2を設けた蒸発器28の性能特性について説明する。
本実施形態の蒸発器28において、第1冷凍サイクル24Aだけを動作させた場合の性能はQ2Aであり、第2冷凍サイクル24Bだけを動作させた場合の性能はQ2Bである。そして、図8は、集積された金属製フィン31を通る金属製チューブ30を、できるだけ疎らかつ均等に間引きした場合のフィン効率を考慮して、性能低下率を実験により求めたものである。冷凍サイクル24A,24Bのうち一方だけを動作させた場合、まさに金属製チューブ30を50%間引きした場合と同様である。その性能(Q2A,Q2B)は、両方の冷凍サイクル24A,24Bを動作させた場合の性能(Q)を100%とすると、70%(0.7Q)に相当する。
一方、本実施形態の蒸発器28の100%の性能(Q)とは、1サイクルだけの熱交換に使用する従来の熱交換器の性能(Q1A,Q1B)の2倍(Q=Q1A+Q1B)である。よって、本実施形態の蒸発器28を用い、冷凍サイクル24A,24Bの一方だけを動作させた場合には、従来の熱交換器を用いた場合と比較すると、熱交換器容量が1.4倍の性能(Q2A=1.4Q1A,Q2B=1.4Q1B)となる。
また、本実施形態の冷凍サイクル24A,24Bのうち、一方だけを動作させた場合と両方を動作させた場合の冷却p−i線図(モリエル線図)を図9に示す。この図において、「q」が蒸発器28の能力、「h」が凝縮器26の能力を示す。両方の冷凍サイクル24A,24Bを動作させた場合のCOP(Coefficient Of Performance)は、q1/e1(=COP1)である。冷凍サイクル24A,24Bのうち一方だけを動作させた場合のCOPは、q2/e2(=COP2)となる。これらは、明らかにCOP2>COP1であり、エネルギー効率の良い運転が実現できると言える。
次に、マイコン40による第1および第2冷凍サイクル24A,24Bを用いた保冷制御について具体的に説明する。なお、マイコン40は、保冷制御と並行して、コンプレッサ25A,25Bが故障したか否かを検出する故障検出処理を実行する。
電力が供給されると、マイコン40は、図10に示すように、まず、ステップS1で、再生ファン37および循環ファン38をオンして動作させる。その後、ステップS2で、高負荷モード設定を実行し、第1および第2コンプレッサ25A,25Bを動作させる。
ついで、ステップS3で、モード変更判断を実行した後、ステップS4で、負荷減少判断をしたか否かを意味するフラグfaに1が入力(負荷減少判断)されているか否かを判断する。そして、faが1でない場合(fa=0)にはステップS5に進み、faが1である場合にはステップS7に進む。
ステップS5では、負荷増大判断をしたか否かを意味するフラグfbに1が入力(負荷増大判断)されているか否かを判断する。そして、fbが1でない場合(fb=0)、即ち、負荷の減少も増大も必要ないと判断した場合にはステップS3に戻る。また、fbが1である場合にはステップS6に進み、異常処理を実行してステップS3に戻る。なお、この異常処理は、蓋体11A,11Bが開放状態であったり、何らかの原因で保冷能力が低下している場合にのみ実行される。そして、本実施形態では、その状況をユーザに知らせるために、ブザー音の出力や、ランプの表示などによる報知器41を作動させる報知処理を実行する。
ステップS7では、中負荷モード設定を実行し、第1コンプレッサ25Aだけを動作させた後、ステップS8で、モード変更判断を実行する。その後、ステップS9で、fbに1が入力されているか否かを判断し、fbが1(負荷増大判断)である場合にはステップS2に戻り、fbが1でない場合にはステップS10に進む。ステップS10では、faに1が入力されているか否かを判断し、faが1でない場合にはステップS8に戻り、faが1(負荷減少判断)である場合にはステップS11に進む。
ステップS11では、低負荷モード設定を実行し、第2コンプレッサ25Bだけを動作させた後、ステップS12で、モード変更判断を実行する。その後、ステップS13で、fbに1が入力されているか否かを判断し、fbが1(負荷増大判断)である場合にはステップS7に戻り、fbが1でない場合にはステップS14に進む。ステップS14では、faに1が入力されているか否かを判断し、faが1でない場合にはステップS12に戻り、faが1(負荷減少判断)である場合にはステップS15に進む。
ステップS15では、無負荷モード設定を実行し、第1および第2コンプレッサ25A,25Bを停止させた後、ステップS16で、モード変更判断を実行する。その後、ステップS17で、fbに1が入力されているか否かを判断し、fbが1(負荷増大判断)である場合にはステップS11に戻り、fbが1でない場合にはステップS16に戻る。
次に、ステップS3,8,12,16のモード変更判断について具体的に説明する。
このモード変更判断では、マイコン40は、図11に示すように、まず、ステップS20で、温度センサ39によって庫内温度を検出するための温度検出タイマが所定時間(5分)経過しているか否かを判断する。そして、所定時間経過していない場合にはそのままリターンし、所定時間経過している場合にはステップS21に進む。ステップS21では、温度センサ39によって庫内温度Tを検出した後、ステップS22で、温度検出タイマをリセットして再スタートする。
ついで、ステップS23で、検出した庫内温度Tが下限しきい値(10℃)未満であるか否かを判断する。そして、庫内温度Tが下限しきい値未満である場合にはステップS24に進み、庫内温度Tが下限しきい値以上である場合にはステップS31に進む。
ステップS24では、負荷を減少させるか否かを判断するための変更判断タイマが動作しているか否かを意味するフラグfa1に1が入力されているかを判断する。そして、fa1が0である場合(非動作中)にはステップS25に進み、変更判断タイマをリセットして再スタートした後、ステップS26で、fa1に1を入力するとともにfb1に0を入力してステップS27に進む。一方、fa1が1である場合(動作中)には、ステップS25,S26をスキップしてステップS27に進む。
ステップS27では、変更判断タイマによる判断時間(1時間)が経過したか否かを判断する。そして、判断時間が経過した場合にはステップS28に進み、変更判断タイマをストップした後、ステップS29で、fa1に0を入力し、ステップS30で、負荷減少判断をしたことを指示するためにfaに1を入力してリターンする。一方、変更判断タイマによる判断時間が経過していない場合には、ステップS28〜S30をスキップしてリターンする。
また、ステップS31では、検出した庫内温度Tが上限しきい値(14℃)を上回るか否かを判断する。そして、庫内温度Tが上限しきい値以下である場合にはステップS32に進み、負荷減少判断および負荷増大判断のいずれも必要ないことを指示するためにfa,fbに0を入力するとともに、fa1,fb1に0を入力してリターンする。一方、庫内温度Tが上限しきい値を上回る場合にはステップS33に進む。
ステップS33では、負荷を増加させるか否かを判断するための変更判断タイマが動作しているか否かを意味するフラグfb1に1が入力されているかを判断する。そして、fb1が0である場合(非動作中)にはステップS34に進み、変更判断タイマをリセットして再スタートした後、ステップS35で、fb1に1を入力するとともにfa1に0を入力してステップS36に進む。一方、fb1が1である場合(動作中)には、ステップS34,S35をスキップしてステップS36に進む。
ステップS36では、変更判断タイマによる判断時間(1時間)が経過したか否かを判断する。そして、判断時間が経過した場合にはステップS37に進み、変更判断タイマをストップした後、ステップS38で、fb1に0を入力し、ステップS39で、負荷増大判断をしたことを意味するフラグfbに1を入力してリターンする。一方、変更判断タイマによる判断時間が経過していない場合には、ステップS37〜S39をスキップしてリターンする。
なお、この保冷制御と並行処理される故障検出処理は、故障検出手段であるオーバーロードプロテクタ42A,42Bによって各コンプレッサ25A,25Bへの過電流や温度上昇を検出することにより判断する。そして、この故障状態を報知器41を作動させるよってユーザに知らせる。そして、一方のコンプレッサ25A,25Bが故障により停止した場合には、故障していない他方のコンプレッサ25B,25Aによって保冷状態を最低限で維持し、収納した食品の腐敗を防止する。
即ち、第1コンプレッサ25Aが故障した場合、無負荷モードでは通常通りの保冷が行われる。低負荷モードに移行すると、第2コンプレッサ25Bが作動されるため、通常通りの保冷が行われる。中負荷モードに移行すると、第1コンプレッサ25Aが作動しないため、必要保冷能力を満足せず、高負荷モードに移行することになる。高負荷モードに移行すると、第1コンプレッサ25Aは作動しないが、第2コンプレッサ25Bが作動するため、最低限(20℃)の保冷能力は得ることができる。
また、第2コンプレッサ25Bが故障した場合、無負荷モードでは通常通りの保冷が行われる。低負荷モードに移行すると、第2コンプレッサ25Bが作動しないため、必要保冷能力を満足せず、中負荷モードに移行することになる。中負荷モードに移行すると、第1コンプレッサ25Aが作動されるため、通常通りの保冷が行われる。高負荷モードに移行すると、第1コンプレッサ25Aが作動されるため、最低限(20℃)の保冷能力は得ることができる。
なお、高負荷モードでの第1コンプレッサ25Aは、作動率50%の間欠作動であるため、保冷能力が少ない。よって、ステップS6の異常処理では、一方のコンプレッサ25A,25Bが故障している場合、他方のコンプレッサ25B,25Aを常に100%のフル作動させてもよい。
このように、本発明の食品保存庫は、個別に制御される第1および第2冷凍サイクル24A,24Bを備えている。そのため、各冷凍サイクル24A,24Bのコンプレッサ25A,25Bは、量産されている家庭用冷蔵庫に使用する汎用コンプレッサを使用することができる。また、各冷凍サイクル24A,24Bは、第1および第2冷媒通路33A,33Bを有する各1個の凝縮器26および蒸発器28を用いている。よって、生産コストの増大を抑制できるとともに、全体の大型化を抑制できる。しかも、一方のコンプレッサ25A,25Bが故障した場合には、他方のコンプレッサ25B,25Aの作動により収納した食品の腐敗をできる。
また、第1および第2冷凍サイクル24A,24Bによる保冷制御は、第1および第2コンプレッサ25A,25Bの両方を作動させる高負荷モードと、一方だけを作動させる低負荷モードとを備えている。そのため、一方のコンプレッサ25A,25Bだけを作動させる低負荷モード時には、他方のコンプレッサ25B,25Aを休止させることができる。しかも、中・低負荷モードで作動させるコンプレッサ25A,25Bを異なるようにしているため、各コンプレッサ25A,25Bを間欠作動させても、各コンプレッサ25A,25Bの負担は軽減できる。よって、コンプレッサ25A,25Bに加わる負担を軽減でき、寿命が短くなることを防止できる。また、凝縮器26および蒸発器28は、1つの冷凍サイクル24A,24Bだけに使用する熱交換器より大きいものであるため、一方の冷凍サイクル24A,24Bでの作動中には、約1.4倍の性能を得ることができる。よって、高COPでの省エネ運転が可能となる。
さらに、凝縮器26および蒸発器28を構成する熱交換器は、空気の通気方向に対して前記第1および第2冷媒通路33A,33Bが交互に位置するように設けているため、熱交換効率を向上できる。さらにまた、空気冷却室17内には循環ファン38を配設しているため、第1および第2冷凍サイクル24A,24Bによる効率を更に向上できる。。
なお、本発明の食品保存庫は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、第1および第2コンプレッサ25A,25Bの作動率を調整することにより、高・中・低負荷モードを調整したが、図12に示すように、循環ファン38の回転数を制御することにより調整する構成としてもよい。具体的には、高負荷モードでは第1および第2コンプレッサ25A,25Bをフル作動させ、循環ファン38は停止する。中負荷モードでは、第1コンプレッサ25Aをフル作動させ、循環ファン38を高回転数でフル作動させる。低負荷モードでは、第2コンプレッサ25Bをフル作動させ、循環ファン38を低回転数で1/2作動させる。無負荷モードでは、コンプレッサ25A,25Bおよび循環ファン38を停止する。このようにしても、前記と同様の作用および効果を得ることができる。
また、コンプレッサ25A,25Bの作動率の調整と、循環ファン38の作動率の調整とを組み合わせてもよい。このようにすれば、庫内を冷却する全体の作動率を細分化できる。よって、庫内を目的の保冷温度に確実に維持できる。
さらに、前記実施形態では、第1および第2コンプレッサ25A,25Bを同一の吐出容量のものを用いたが、異なる吐出容量のものを用いてもよい。即ち、第1コンプレッサ25Aの吐出容量(250W)を、第2コンプレッサ25Bの吐出容量(140W)より大きくしてもよい。この場合、図12に示す変形例と同様に、高負荷モードでは第1および第2コンプレッサ25A,25Bをフル作動させ、中負荷モードでは第1コンプレッサ25Aだけをフル作動させ、低負荷モードでは第2コンプレッサ25Bだけをフル作動させる。勿論、循環ファン38の回転数調整を組み合わせることも可能である。このようにすれば、各コンプレッサ25A,25Bのオンオフ制御を大幅に無くすことができるため、各コンプレッサ25A,25Bの負担を更に軽減できる。よって、食品保存庫の長寿命化を図ることができる。
そして、前記実施形態では、2個のコンプレッサ25A,25Bを用いた2系統の冷凍サイクル24A,24Bで構成したが、3以上のコンプレッサを用いて3系統以上の冷凍サイクルで構成してもよい。即ち、本発明は、2以上のコンプレッサを用いて2系統以上の冷凍サイクルを構成し、必要に応じて1以上の冷凍サイクルを作動させて、庫内を冷却する構成とすればよい。
10…収納庫
12…吸気口
13…給気口
14…冷凍サイクル配設部
17…空気冷却室
18…再生室
24A,24B…冷凍サイクル
25A,25B…コンプレッサ
26…凝縮器
27A,27B…キャピラリー
28…蒸発器
33A,33B…冷媒通路
37…再生ファン
38…循環ファン
39…温度センサ(温度検出手段)
40…マイコン(制御手段)
41…報知器(報知手段)
42A,42B…オーバーロードプロテクタ(故障検出手段)

Claims (5)

  1. 食品を収納する開閉可能な収納庫と、この収納庫内と吸気口および給気口を通して連通した空気冷却室とを備え、前記収納庫内の空気を前記吸気口から前記空気冷却室内に吸気し、冷却した空気を前記給気口から前記収納庫内へ循環供給する食品保存庫において、
    前記収納庫および前記空気冷却室の外部に配設され、冷媒を圧縮して所定圧力で吐出する第1および第2コンプレッサと、
    前記収納庫および前記空気冷却室の外部に配設され、前記第1および第2コンプレッサを個別に接続する第1および第2冷媒通路を有する1個の凝縮器と、
    前記空気冷却室内に配設され、前記第1および第2コンプレッサと前記凝縮器の第1および第2冷媒通路を個別に接続する第1および第2冷媒通路を有する1個の蒸発器と、
    を備え、前記第1コンプレッサと前記凝縮器および前記蒸発器の第1冷媒通路とで第1冷凍サイクルを構成し、前記第2コンプレッサと前記凝縮器および前記蒸発器の第2冷媒通路とで第2冷凍サイクルを構成し、これら第1および第2冷凍サイクルを個別に制御することにより前記収納庫内を保冷するようにしており、
    前記第1および第2コンプレッサは、それぞれ吐出容量が同一であり、前記第1および第2冷凍サイクルによる保冷制御は、高負荷モード、中負荷モードおよび低負荷モードの少なくとも3つを備え、
    高負荷モードでは、前記第1および第2コンプレッサをフル作動またはオンオフ制御して間欠作動させ、
    中負荷モードでは、前記第1および第2コンプレッサのうち、一方だけをフル作動またはオンオフ制御して間欠作動させ、
    低負荷モードでは、前記第1および第2コンプレッサのうち、他方だけをオンオフ制御して中負荷モードより低作動率で間欠作動させる
    ことを特徴とする食品保存庫。
  2. 前記高負荷モードでは、前記第1コンプレッサを間欠作動させるとともに、前記第2コンプレッサをフル作動させ、
    前記中負荷モードでは、前記第1コンプレッサをフル作動させるとともに、前記第2コンプレッサを停止させ、
    前記低負荷モードでは、前記第1コンプレッサを停止させるとともに、前記第2コンプレッサを間欠作動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の食品保存庫。
  3. 前記凝縮器および前記蒸発器は、空気の通気方向に対して前記第1および第2冷媒通路が交互に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食品保存庫。
  4. 前記空気冷却室内に、前記収納庫内の空気を前記吸気口から吸気して前記給気口から供給するための循環ファンを配設し、この循環ファンの回転数を更に制御するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の食品保存庫。
  5. 前記第1および第2冷凍サイクルによる保冷制御は、前記収納庫内に配設した温度検出手段の検出値と予め設定したしきい値とに基づいて行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の食品保存庫。
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