JP5588306B2 - 通信システム及びその制御局並びに通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、冗長伝送を行う通信システム及びその制御局並びに通信方法に関する。
映像や音響データの伝送技術として、広い帯域幅が利用でき高速無線伝送が可能である60GHz帯を使用したミリ波無線技術が注目されている。しかしながら、ミリ波は直進性が強いという特徴から、人間等の遮蔽物が通信パスを横切った際に簡単に通信が途切れてしまうという問題がある。
これに対して、データ生成元のノードが送信するデータを、中継ノードを介した複数の通信パスを用いて宛先ノードへ冗長伝送する技術(例えば、特許文献1、2参照)が考案されている。これにより、1つの通信パスが途切れても他の通信パスからの受信データを使用することにより、通信の信頼性を向上させることができる。
上述の技術を拡張した更にハイエンドなユースケースとして、4K2Kや3D映像データ等の大容量データをリアルタイムに無線伝送することが考えられ、冗長伝送を行い信頼性の向上を図るには広域な通信帯域を必要とする。そのため、情報量が増大化し、1つのPAN(パーソナルエリアネットワーク)で実現することが困難となる。従って、周波数帯域の異なる複数のPANを利用した冗長伝送が必要となる。
複数のPANで大容量データをリアルタイムに冗長伝送する場合、一台のノードが伝送するデータ量は大きくなり、更にデータに有効期間が生じる。このため、1つのPANで通信するノードの数は減少する傾向にある。即ち、各PANで冗長伝送する際の各ノードの中継伝送回数が減少するため、得られる信頼性は低下し、通信パスの途切れへの耐性が脆弱となる。従って、各PANにおける冗長伝送の質を向上するには品質の良い通信パスを確実に確保可能なノード配置を行うことが必要不可欠である。
特開2008−131517号公報 特開2009−049932号公報
従来の冗長伝送システムを複数のPANに拡張した場合、各ノードが品質の良い通信パスを所望の数以上、形成できるようにノードのグルーピングを行う必要がある。各PANに割り当てられるノードの組み合わせが悪い場合には、他ノードとの通信パスが少ないノードが存在し、通信パスの途切れへの耐性が脆弱となる可能性がある。
本発明は、制御局が統括するネットワークに属する複数のノードがデータの冗長伝送を行う通信システムにおいて通信パスの途切れの少ない信頼性の高い通信が行えるようにする。
本発明は、複数の制御局がそれぞれ異なるネットワークを統括し、各ネットワークに属する複数のノードがデータの冗長伝送を行う通信システムであって、
制御局は、
統括するネットワークに属する各ノード間の通信リンクの品質が閾値以上の通信パスの数を各ネットワークに属する各ノードの有効パス数として算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された各ネットワークにおける各ノードの有効パス数が予め定められた冗長度N(Nは2以上)以上か否かを判定する判定手段と、
を有し、
前記判定手段によって前記有効パス数が予め定められた冗長度未満と判定されたノードが存在する場合、当該ノードが存在するネットワークと他のネットワークとの間でノードを移動させる移動手段と、
を有することを特徴とする。

本発明によれば、制御局が統括するネットワークに属する複数のノードがデータの冗長伝送を行う通信システムにおいて通信パスの途切れの少ない信頼性の高い通信を実現することができる。
本実施形態における無線通信システムのネットワーク構成の一例を表す図。 複数のPANで冗長伝送を行う際の通信フレームの構成を示す図。 主制御局の内部構成を示す概略ブロック図。 ノード102の内部構成を示す概略ブロック図。 制御局及びノードの動作シーケンスを表す図。 周波数1、周波数2を用いてトレーニングを行った結果の一例を示す図。 初期トポロジ及び有効パスと各ノードの経由状況、有効パス数を示す図。 S506における初期トポロジを表す図。 S507におけるノード割り当てアルゴリズムのフローチャート。 処理Aを示すフローチャート。 処理Bを示すフローチャート。 処理Cを示すフローチャート。 本実施形態の処理結果から算出された指標テーブルを示す図。 処理Cの初期トポロジを表す図。 障害物が発生した場合の処理を説明するための図。 変形例における処理A’を示すフローチャート。 処理A’により算出された指標テーブルを示す図。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下では、複数の周波数チャネルを使用する複数のPAN(パーソナルエリアネットワーク)に属するノード群がメッシュ状にデータを冗長伝送する通信システムを例に説明する。
図1は、本実施形態における無線通信システムのネットワーク構成の一例を表す図である。無線通信システムにおいて、制御局100は主制御局として機能し、PAN108を制御し、制御局101は従制御局として機能し、PAN109を制御する。
ここで、制御局100(主制御局と称す)は、自局の統括するPAN108と他の制御局、即ち、図1に示す例では制御局101(従制御局と称す)の統括するPAN109のトポロジを決定する。尚、主制御局及び従制御局は、データソース110が検出した順に割り当てるか、若しくは主制御局と従制御局との間で通信を行い、ランダムに決定されても良い。
データソース110は主制御局及び従制御局に接続され、映像及び音響のデータ(AVコンテンツ)が、主制御局及び従制御局が夫々制御するPAN108、109の各ノードに無線伝送される。
但し、主制御局及び従制御局は、必ずしもデータソース110と直接、接続されている必要は無い。例えば、主制御局及び従制御局は相互に確実にデータ通信が行えるように、ケーブル接続や、高信頼な変調方式、高い誤り訂正符号化率を使用する無線で接続されていればよい。
更に、データソース110は、PAN108に属するノード群へのコンテンツとPAN109に属するノード群へのコンテンツとを分割し、主制御局及び従制御局へ配信する。そして、各PANの間でノードが移動した場合に、各PANの制御局からの制御データに基づき、主制御局へのコンテンツと従制御局へのコンテンツとの振り分けを変更する。
ノード104、107は映像データの宛先ノードであり、無線リンクを介して受信した映像データをディスプレイ115、120に出力する。また、ノード102〜107には、スピーカー111〜114、116〜119が接続されており、異なる音響チャネルが割り当てられている。ノード102〜ノード107は、無線リンクを介して受信した音響チャネルデータから自機の音響チャネルのデータを抽出し、スピーカー111〜114、116〜119で再生する。更に、ノード102〜107は、受信した全てのチャネルの音響データを各PAN内で中継伝送する中継機能を備えている。
ここで、各PAN内でTDMA(時分割多元接続)通信方式を使用し、冗長伝送を行う際の通信フレームの構成と各PANでリアルタイム性を確保可能な通信帯域、各ノードの使用する通信帯域に関して説明を行う。尚、冗長伝送に関しては、特開2008−131517号公報に記載されているため、その説明は割愛する。以下では簡単のため、変調方式、誤り訂正符号化率等を一定とし、各ノードの使用する通信帯域をTDMA通信フレームにおける固定長のタイムスロット数で示す。
また、各PANでリアルタイム性を確保可能な通信帯域をスーパーフレームと定義し、複数のタイムスロットで構成される固定長の通信フレームとする。各PANで、この音響データと映像データの有効期間の繰り返し周期であるスーパーフレームを一定周期として通信を行う。
図2は、各PANで冗長伝送を行う際の通信フレームの構成を示す図である。また、各PANにおけるスーパーフレーム長、制御局、ノードの通信帯域(タイムスロット数)を示している。
図2において、PAN108、109における制御局と各ノードとがスーパーフレーム200単位で同期して通信を行う。また、各スーパーフレーム200では各PANの制御局が送信したデータと同じデータをノードが中継伝送する。つまり、PAN108では、スーパーフレームのタイムスロット201〜204を用い、PAN109では、スーパーフレームのタイムスロット207〜210を用いて冗長伝送を行う。図2に示すように、各ノードの通信帯域を表すタイムスロット数は全て“1”とし、またスーパーフレーム長は“6”とする(212、213)。
本実施形態においては、各ノードの使用する通信帯域を“1”として説明する。図2に示す例では、各PANにおいてスーパーフレーム毎に制御局とノードとを割り当てた場合、スーパーフレームの残りの通信帯域(無効帯域:空タイムスロット205、211)は“2”であり、2台までノードを移動させることが可能である。また、主制御局と従制御局の通信情報(冗長度)がPAN間通信領域206を用いて交換される。
図3は、主制御局の内部構成を示す概略ブロック図である。尚、従制御局の内部構成も主制御局の内部構成と同様である。CPU303は、メモリに格納されているプログラムを実行し、主制御局全体の制御を司る。メモリ302は、主制御局で用いられるデータやコンピュータプログラム、主制御局の制御するPANを評価するための指標テーブル等を記憶する。主制御局又は従制御局が実行する各種動作のためのプログラムはメモリ302の記憶され、後述の各種動作はCPU303がメモリ302に記憶されたプログラムを実行することにより行われる。
無線通信部301は、送信するデータを無線信号に変調して、アンテナ300を介して各ノードに送信する。また、アンテナ300を介して受信された無線信号を受信データに復調する。入出力インタフェース305は、外部装置であるデータソース110から出力されたストリームデータ311を入力してフォーマット変換を行い、各ノードへのデータを生成する。
タイミング制御部304は、PAN108に含まれる複数のノードのタイミング制御部と協働して、各タイムスロットのタイミング同期をとる。また、PAN109を統括する従制御局と協働して、スーパーフレームのタイミング同期をとる。
品質測定部309は、主制御局(従制御局)が統括するPAN108(PAN109)に含まれる複数のノードの品質測定部と協働して、各ノード間の通信リンクの品質を測定する。冗長度算出部306は、品質測定部309が測定した品質と主制御局(従制御局)が統括するPAN108(PAN109)内の各ノードが測定した品質とから有効パス数を算出し、後述するアルゴリズムに基づきPAN108、109内の冗長性を評価する。ここで、主制御局が無線通信部301を通じてPAN109の従制御局と冗長度を交換し、有効パス数が予め定められた閾値より低下していれば、冗長性が保たれていないと判断する。そして、冗長性を回復するためにPANを移動させるノードをPAN108又は109から選出してノードの再配置を従制御局に通知する。
タイムスロット割り当て部307は、冗長度算出部306で選出されたノードをPAN内のタイムスロットに割り当てる。更に、入出力インタフェース305にPAN109より選出されたノードを通知し、各ノードへのデータに選出ノードのデータを追加する。
図4は、ノード102の内部構成を示す概略ブロック図である。尚、他のノード103〜107の内部構成もノード102の内部構成と同様である。CPU403は、メモリに格納されているプログラムを実行し、ノード102全体の制御を司る。メモリ402は、ノード102で用いられるデータやコンピュータプログラムなどを記憶する。各ノードが実行する各種動作のためのプログラムはメモリ402の記憶され、後述の各種動作はCPU403がメモリ402に記憶されたプログラムを実行することにより行われる。
無線通信部401は、アンテナ400を介して自ノードの属するPANの制御局及び、各ノードへのデータを変調して送信、若しくは受信して復調する。入出力インタフェース405は、復調した受信データから自ノードのデータを抽出して外部機器にあわせて信号のフォーマット変換を行う。
タイミング制御部404は、各PAN内に含まれる制御局と協働してタイムスロットのタイミングの同期をとる。品質測定部409は、PANに含まれる他のノード及び各制御局と協働して通信リンクの品質を測定する。
図5は、制御局及びノードの動作シーケンスを表す図である。図5では、説明を簡略化するために、主制御局、従制御局、ノード102のシーケンスのみを示しているが、通信システムの構成は図1に示す通りである。他のノードはPAN108、109の何れかに割り当てられ、各PANにおいて冗長伝送するものとする。
まず、主制御局が周波数1、周波数2でPAN108、109内のノードの検出を行い(S500)、従制御局も同様に周波数1、周波数2でノードの検出を行う(S501)。ノードの検出が終了すると、各制御局で検出できたノード情報を主制御局と従制御局で共有する(S502、S503)。
次に、主制御局は自局が統括し周波数1を使用して冗長伝送を行うPAN108に検出できたノードを割り当てる。一方、従制御局も自局が統括し周波数2を利用して冗長伝送を行うPAN109に検出できたノードを割り当てる。これにより、最初のPAN構成(初期トポロジ)が形成される(S504)。尚、この初期トポロジの形成処理の詳細は、図6、図7を使用して更に後述する。
ここで、主制御局は各ノードが使用する通信帯域を算出し、各PANの通信帯域の上限を超過することがないようにノードを検出順に割り当てる。また、従制御局のみが検出できたノードはPAN109に割り当て、また同様に主制御局のみが検出可できたノードはPAN108に割り当てられる。
次に、ノード102は、図1に示す通信システムのPAN108に割り当てられているものとし、初期トポロジの形成後における各制御局及び全ノードの動作シーケンスを詳述する。
まず、主制御局及び従制御局と通信システム内の全ノード102〜107は周波数1、周波数2を使用してトレーニングを行い、周波数1、周波数2における全ての通信パスを検出する(S505)。ここで、トレーニングとは、ネットワーク内の全ノード間の通信パスを検出し、各通信パス間でのデータ送受信を行う際のアンテナ方向等、通信に必要な情報を決定することである。
その後、トレーニングが終了すると、トレーニングの結果を各制御局及び全てのノードで共有する(S506)。そして、各PANにおける有効ノード数に基づいて各PANにおける冗長性を評価し、各PANにおける最適なノード割り当てを決定する(S507)。このノード割り当てアルゴリズムの詳細は、フローチャート及びノード割り当ての動作例を用いて後述する。
ノード割り当てアルゴリズムを実行した結果、選出されたノードへPAN間移動を通知し(S508)、選択されたノードが他のPANに移動する。ここでは、ノード102がPAN109の冗長性を達成するために選択され、PAN108からPAN109へ移動するものとする。尚、ここでの移動とは、物理的な位置の移動ではなく、所属するPANを変更することを意味する。
次に、各制御局は、データソース110からストリームデータを受信し(S509、S510)、各PANに属するノードのデータを受信したストリームデータから抽出する(S511、S512)。そして、各制御局では異なる周波数1、周波数2を利用してデータ送信を行う(S513、S514)。ここで、ノード102は、従制御局からの受信データから自局に必要なデータを抽出し、PAN109に属する他のノードに対して受信データを中継伝送する(S515)。その後も、PAN109内のノードは自局に必要なデータを抽出し、受信したデータを中継伝送する。また、PAN108内においても同様の冗長伝送を行う。
ここで、図6、図7を使用して初期トポロジの形成方法に関して詳細に説明する。図6は、周波数1、周波数2を用いてトレーニングを行った結果の一例を示す図である。図6に示す通信パス603〜618は周波数1と周波数2で通信品質が閾値以上の通信パスである。また、通信パス620は周波数1のみ通信可能であり、通信パス619は周波数2でのみ通信可能である。ここで、通信パスには反射物600〜602で反射されたパスも含まれる。
図6に示す表621は周波数1を使用した場合の主制御局までの各ノードの有効パスで、例えばF1経路1はノード102からノード103を経由して主制御局へ到達する通信パスを表す。また、ノード毎に有効パス数を合計したものが有効パス数として、9行目に示されている。また同様に、図6に示す表622は周波数2を使用した場合の従制御局への有効パスを表している。
ここで、周波数1と周波数2では何れかの周波数のみ通信可能なパス620、619が存在する。そのため、有効パスの表621、622を作成する際は、主制御局、従制御局への有効パス数が最大になるように各々の統括するPANで使用する周波数を決定する。尚、主制御局、従制御局への有効パス数に差が無い場合には、周波数の割り当ては各有効パスの品質から決定するか、ランダムに決定してもよいものとする。
主制御局は、表621、622の情報に基づき、通信システム内の複数ノードのネットワーク割り当てを決定する。まず主制御局は表621において最も経由頻度が高く、検出順の早いノード102をPAN108のノードとして選択する。
次に、表622においてノード102を経由する通信パス(表622の7、8行目)を除外し、従制御局への有効パスの内で最も経由頻度の高いノード107をPAN109のノードとして選択する。このとき、除外した有効パスに応じて各ノードの有効パス数を減算する。このようにして表621、622から交互にノードを選択して各PANのノードの割り当てを決定し、初期トポロジを形成する。
図7に初期トポロジ及び有効パスと各ノードの経由状況、有効パス数を示す。表713、714において、グレーアウトされた有効パスはノード選択時に除外された有効パスである。表713、714より、主制御局が周波数1を使用して統括するPAN108にはノード102〜104が割り当てられる。また、従制御局が周波数2を使用して統括するPAN109にはノード105〜107が割り当てられる。以上が初期トポロジを形成する方法の一例であるが、初期トポロジを形成する際に、各PANに検出順に交互にノードを割り当ててもよい。
次に、PAN108、109におけるノード割り当てアルゴリズムを、図8〜図12を用いて説明する。尚、図7に示す初期トポロジでは、予め各PANで所望の冗長性が達成されるようにノードが割り当てられるため、ノード割り当てアルゴリズムを説明するために図8に示す状態を初期トポロジとして説明する。また、図8に示す通信トポロジは初期トポロジを形成する際に各PANに検出順に交互にノードを割り当てるか、初期トポロジ形成後の通信状況の変化で形成されたものとする。
図8はS504における初期トポロジを表す図であり、PAN108、109は図8に示す受信信号強度が所定の閾値RSSI_th以上の通信パス803〜814を形成する。また、図8に示す表は以下で説明するノード割り当てアルゴリズムで使用する各PANにおける指標の算出例であり、各ノードにおける有効パス数、予め定めた冗長度と有効パス数との比較及び有効ノード数により構成される。
図9は、S507におけるノード割り当てアルゴリズムのフローチャートである。この処理は、主制御局のCPU303がメモリ302に書き込まれたコンピュータプログラム(ノード割り当てアルゴリズム)を実行することにより開始される。
まず、主制御局はPAN108、109における有効ノード数を算出する(S901)。尚、この有効ノード数の算出は、S505におけるトレーニング情報により各ノードにおける制御局までの通信パスのうち有効なパスを全て選出してカウントする。その結果、各ノードの有効パス数816、818はそれぞれ図8に示す値となる。
次に、各ノードにおける有効パスの数と予め定められた冗長度R_thとを比較し、比較の結果817、819に基づき、有効ノード数820、821を決定する。ここで、冗長度R_thを“2”とした場合、PAN108の有効ノード数820は“3”、PAN109の有効ノード数821は“2”となる。
次に、先に算出したPAN108の有効ノード数820とPAN108内の全ノード数とを比較する(S902)。比較の結果、等しい場合は更にPAN109の有効ノード数とPAN109内の全ノード数とを比較する(S903)。比較の結果が等しい場合にはPAN108及びPAN109内の全ノードが冗長度以上の有効パス数を確保できており、各PANで所望の冗長性が達成されていると判定できるため、ノード割り当てアルゴリズムを終了する。
また、PAN108及びPAN109における有効ノード数の比較結果が、上述の終了条件以外の場合、他の3つの条件で分岐し、各分岐により処理が異なる(処理A〜C)。3つの分岐における条件式を順に示し、各分岐に対する処理1〜3をフローチャート及び動作例を挙げて説明する。
<処理A>
S902での判定結果が“Y”かつS903での判定結果が“N”の場合、式(1)、(2)の条件となり、主制御局は処理Aを実行する。この条件の場合、PAN108では所望の冗長性を達成しているが、PAN109ではノード106が冗長度以上の有効パス数を確保できず、所望の冗長性が達成されていない。
(PAN108の有効ノード数)=(PAN108のノード数)…式(1)
(PAN109の有効ノード数)≠(PAN109のノード数)…式(2)。
この処理Aのフローチャートを図10に示す。また、通信システムの動作例として初期トポロジを図8とし、ノード割り当てアルゴリズムを適用後のトポロジを図13に示して説明を行う。また、これ以降説明するノード割り当てアルゴリズムの動作例は全て冗長度R_thを“2”とした場合のものとする。
この処理Aでは、まずPAN108における有効パス数が最も少ないノード(以下ノードA)を選出する(S1000)。ここで、ノードAを選択する際にPAN109の残りの通信帯域を考慮する必要がある。即ち、ノードAをPAN108より選択しPAN109に移動した場合にPAN109のリアルタイム性が損なわれないようにノードAを選出する必要がある。各々のノードの使用する通信帯域に関しては上述した図2を用いて説明した通りである。
図8に示すPAN108の初期トポロジにおいて、有効パス数816のうち有効パス数が最も少ないノード102がノードAとして選出される。図2において、ノード102の使用する通信帯域は“1”であり、PAN109に移動した場合に、スーパーフレームにおける無効帯域“2”を超過しないため、移動可能であると判断できる。
次に、主制御局はノードAとして選出したノード102がPAN109に加入した場合の有効ノード数を算出する(S1002)。更に、主制御局はこのノード102がPAN108より抜けた場合の有効ノード数を算出する(S1003)。これは、PAN108よりノード102をPAN109に移動したことによるPAN108の冗長性への影響を調べるためである。
図13に、S1002、S1003での処理結果から算出された指標テーブルを示す。図13において、ノード102がPAN109に加入することによりノード106の有効パス数は“2”となり、PAN109の有効ノード数は“4”となる。尚、ノード102がPAN108より移動することによりノード104の有効パス数は減少する。しかし、それぞれの有効パス数は、冗長度R_thが2以上を維持し、PAN108の有効ノード数は“2”となり、PAN108、109で共に冗長性が達成される。
次に、算出した各PANの有効ノード数と各PANにおける全ノード数とを比較する(S1004、S1005)。図13の指標テーブルにおいてPAN109の有効ノード数は“4”であり、移動させるノード102を含めたPAN109内の全ノード数“4”と一致するのでPAN109においては所望の冗長性が達成できる。一方、PAN108の有効ノード数は“2”となり、ノード102を除いたPAN108内の全ノード数と一致するため、所望の冗長度を維持することができる。そこで、ノード102をPAN108からPAN109に割り当て直し(S1008)、この処理を終了する。
また、ノードAをPAN109に移動した際に、各PANの有効ノード数が各PANのノード数と一致しない場合にはPAN108内の次に有効パス数の少ないノードをノードAとして各PANにおける有効ノード数を再計算して比較する(S1006)。この処理を各PANの有効ノード数と各PANのノード数が等しくなるか、或いはPAN108内の全ノードに関して実行するまで繰り返し行う(S1001〜S1007)。尚、PAN108内の全ノードについて有効パス数の算出及び比較処理を試行し、PAN108及びPAN109の有効ノード数が各PAN内の全ノード数と一致しない場合、PAN109へノードを移動させずに、この処理を終了する。
<処理B>
図11に処理Bにおけるフローチャートを示す。この処理Bは処理Aと所望の冗長性を達成できていないPANが逆となる場合の処理であり、詳細な動作に関しては割愛する。下記条件式(3)、(4)で示すように、この処理BはPAN108の冗長性が保たれていない場合の処理となる。
(PAN108の有効ノード数)≠(PAN108のノード数) …式(3)
(PAN109の有効ノード数)=(PAN109のノード数) …式(4)。
<処理C>
次に、処理Cに関して図12のフローチャートと図14に示す初期トポロジを使用して説明を行う。また、各PANの初期トポロジに関する指標テーブルを図14に示す。この処理Cでは、下記条件式(5)、(6)で示すように、PAN108及びPAN109の双方で所望の冗長性が達成されていない場合の処理となる。
(PAN108の有効ノード数)≠(PAN108のノード数) …式(5)
(PAN109の有効ノード数)≠(PAN109のノード数) …式(6)。
まず、PAN108の有効ノード比とPAN109の有効ノード比とを各々算出し(S1200)、各PANの有効ノード比を比較する(S1201)。ここで、有効ノード比とは、PAN内の全ノードに対する有効ノード数の比であり、以下の式で定義する。
(有効ノード比)=(有効ノード数)/(PAN内のノード数) …式(7)。
図14に示す初期トポロジにおいて各PANにおける有効ノード比1401、1402は等しく、双方とも“2/3”となる。S1201における判定の結果が“N”の場合はS1203へ進み、PAN108の有効ノード比とPAN109の有効ノード比とを比較し、比較結果に応じて、上述した処理A又は処理Bを行う。即ち、有効ノード比が大きい(有効ノード数が多い)PANから有効ノード比の小さい(有効ノード数が少ない)PANへノードを移動して所望の冗長度を達成する処理が行われる。
また、S1201における判定の結果が“Y”の場合はS1202へ進み、更にPAN108及びPAN109の有効パス総数を算出する。ここで、有効パス総数は各PAN内の有効パスを足し合わせたものである。
そして、PAN108の有効パス総数とPAN109の有効パス総数とを比較し、比較結果に応じて、上述した処理A又は処理Bを実行する。即ち、有効パス総数の多いPANからノードを選出して他のPANに移動する処理を行う。
図14に示す初期トポロジでは、PAN108における有効パス総数1403は“9”となりPAN109における有効パス総数1404は“7”となる。PAN109に比べてPAN108の有効パス総数が多いため、処理Aが実行され、図14と同じトポロジが形成される。
上述した処理A〜Cにおいて、有効ノード数が各PAN内のノード数と一致しない場合、ノード割り当てアルゴリズムを終了する。しかし、冗長度R_thを下げてノード割り当てアルゴリズムを繰り返し実行することで通信システムにおける冗長性を最適化することができる。
尚、上述のノード割り当てアルゴリズムでは、冗長性が保たれていないPANにおいて有効パス数が冗長度未満のノードの有効パス数を増やすために、他のPANからノードを移動した。他の方法として、有効パス数が冗長度未満のノードを他のPANに移動させて所望の冗長性を達成してもよい。
また、ノード割り当てアルゴリズムは、図15に示すように、通信システム内に障害物が発生した際のPAN109の冗長性を回復する場合にも適用できる。図15において、PAN109内に障害物1500が発生した場合に、ノード106はノード105からの受信データが途切れたことを検出する。ノード106は、受信データの連続エラー回数をカウントし、予め定めた回数以上のエラーが継続する場合に通信パスの途切れを従制御局に通知する。
更に、従制御局は主制御局に通信パスの途切れを通知し、主制御局はPAN109内の有効ノード数を再計算し、ノード割り当てアルゴリズムを実行する。尚、図15においてもノード106の有効通信パス数を回復するために、ノード102をPAN109に移動し、図14と同じトポロジが形成される。
[変形例]
上述した実施形態では、図2に示すように、移動ノードの使用する通信帯域が各PANにおける無効帯域以下の場合を説明した。変形例では、各PANの無効帯域がない場合、若しくは移動ノードの使用する通信帯域が移動先のPANの無効帯域を超える場合を説明する。
各PANの無効帯域がない場合には、ノードを他のPANから移動することができないため、PAN間でノードの入れ替えを行う。以下では、各PAN間でノードを入れ替える場合のノード割り当てアルゴリズムに関して説明する。
変形例のアルゴリズムは、本実施形態の図10、図11に示す処理A、Bの箇所のみが異なるため、ここでは処理A’、B’として、異なる部分のみを説明する。
<処理A’>
図16に処理A’のフローチャートを示す。また、動作例として、初期トポロジと指標テーブルは図8を用い、アルゴリズム適用後のトポロジと指標テーブルは図17を用いて説明する。
まず、PAN109において有効パス数が冗長度未満のノードA’を選出する(S1600)。図8ではPAN109における有効パス数818より、ノード106の有効パス数が“1”であり、ノード106がノードA’として選出される。但し、初期トポロジにおいて有効パス数が冗長度未満のノードが複数台存在する場合は有効パス数が最も少ないノードをノードA’とする。
次に、PAN108において有効パス数が最も少ないノードB’を選出する。図8ではPAN108の有効パス数816より、ノード102がノードB’として選出される。そして、主制御局がノードA’とノードB’を各PANで入れ替えた場合の有効ノード数を算出する(S1603、S1604)。
図17は処理A’により算出された指標テーブルであり、ノード102がPAN109に移動し、ノード106がPAN108に移動することにより、異なる通信パス1700〜1703が形成される。
次に、算出した各PANの有効ノード数と各PANの全ノード数とを比較する(S1605、S1606)。図17に示すように、PAN109の有効ノード数は“3”となり、ノード102を含むPAN109内の全ノード数と一致するので、所望の冗長性が達成される。また、PAN108の有効ノード数も“3”となり、ノード106を含む全ノード数と一致するので、所望の冗長度が達成される。即ち、ノードB’をPAN108からPAN109に割り当て直し、ノードA’をPAN109からPAN108に割り当て直して(S1609)、この処理を終了する。
また、S1605、S1606で各PANの冗長性が達成されない場合にPAN109において次に有効パス数の少ないノードをノードB’として本実施形態と同様に繰り返し実行する。
<処理B’>
処理B’は、PAN108とPAN109の関係が逆になる場合の処理であり、基本的なアルゴリズムは処理A’と同じとなるため、ここでは説明を割愛する。
尚、ノード割り当てアルゴリズムにおいて、移動するノード若しくは入れ替えるノードは一台として説明を行ったが、これらのノードの通信帯域が各PANの無効帯域を超過しない限り複数台選択してもよいものとする。
[他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 複数の制御局がそれぞれ異なるネットワークを統括し、各ネットワークに属する複数のノードがデータの冗長伝送を行う通信システムであって、
    制御局は、
    統括するネットワークに属する各ノード間の通信リンクの品質が閾値以上の通信パスの数を各ネットワークに属する各ノードの有効パス数として算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された各ネットワークにおける各ノードの有効パス数が予め定められた冗長度N(Nは2以上)以上か否かを判定する判定手段と、
    を有し、
    前記判定手段によって前記有効パス数が予め定められた冗長度未満と判定されたノードが存在する場合、当該ノードが存在するネットワークと他のネットワークとの間でノードを移動させる移動手段と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 複数の制御局がそれぞれ異なるネットワークを統括し、各ネットワークに属する複数のノードがデータの冗長伝送を行う通信システムの制御局であって、
    統括するネットワークに属する各ノード間の通信リンクの品質が閾値以上の通信パスの数を各ネットワークに属する各ノードの有効パス数として算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された各ネットワークにおける各ノードの有効パス数が予め定められた冗長度N(Nは2以上)以上か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記有効パス数が予め定められた冗長度未満と判定されたノードが存在する場合、当該ノードが存在するネットワークと他のネットワークとの間でノードを移動させる移動手段と、
    を有することを特徴とする制御局。
  3. 前記移動手段は、前記他のネットワークに属する複数のノードから、少なくとも1つのノードを制御局が統括するネットワークに移動させることを特徴とする請求項2に記載の制御局。
  4. 前記ネットワークを移動させるノードの選択は、前記他のネットワークにおける有効パス数が最も少ないノードを選択することを特徴とする請求項3に記載の制御局。
  5. 前記移動手段は、前記判定手段によって前記有効パス数が予め定められた冗長度未満と判定されたノードが各ネットワークに存在する場合、各ネットワークにおいて前記ノードの総数と前記有効パス数が予め定められた冗長度以上のノードの数との比に応じて、ノードを移動させることを特徴とする請求項2に記載の制御局。
  6. 前記移動手段は、前記比が大きいネットワークから前記比が小さいネットワークへノードを移動させることを特徴とする請求項5に記載の制御局。
  7. 前記移動手段は、前記比が等しい場合、各ネットワークにおける有効パスの総数の多いネットワークから前記有効パスの総数の少ないネットワークへノードを移動させることを特徴とする請求項5に記載の制御局。
  8. 前記移動手段は、前記ノードを移動させるネットワークで当該ノードの使用する通信帯域がない場合、ネットワークの間でノードを入れ替えることを特徴とする請求項2に記載の制御局。
  9. 複数の制御局がそれぞれ異なるネットワークを統括し、各ネットワークに属する複数のノードがデータの冗長伝送を行う通信システムの制御局における通信方法であって、
    算出手段が、統括するネットワークに属する各ノード間の通信リンクの品質が閾値以上の通信パスの数を各ネットワークに属する各ノードの有効パス数として算出する算出工程と、
    判定手段が、前記算出工程において算出された各ネットワークにおける各ノードの有効パス数が予め定められた冗長度N(Nは2以上)以上か否かを判定する判定工程と、
    移動させる手段が、前記判定工程において前記有効パス数が予め定められた冗長度未満と判定されたノードが存在する場合、当該ノードが存在するネットワークと他のネットワークとの間でノードを移動させる工程と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  10. 請求項9に記載の通信方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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