JP5583952B2 - 核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法 - Google Patents

核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5583952B2
JP5583952B2 JP2009245550A JP2009245550A JP5583952B2 JP 5583952 B2 JP5583952 B2 JP 5583952B2 JP 2009245550 A JP2009245550 A JP 2009245550A JP 2009245550 A JP2009245550 A JP 2009245550A JP 5583952 B2 JP5583952 B2 JP 5583952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nuclear fuel
fuel rod
holding
package
transport container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009245550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011089960A (ja
Inventor
秀一 井出
貞之 内川
英昭 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuclear Fuel Industries Ltd
Original Assignee
Nuclear Fuel Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuclear Fuel Industries Ltd filed Critical Nuclear Fuel Industries Ltd
Priority to JP2009245550A priority Critical patent/JP5583952B2/ja
Publication of JP2011089960A publication Critical patent/JP2011089960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5583952B2 publication Critical patent/JP5583952B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、核燃料棒を輸送するのに用いられる核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法に関するものである。
燃料集合体1の核燃料棒FBは、図1に示すように、複数の燃料ペレットFPが多段に挿入されたZr合金製の燃料被覆管Pをその両端部に溶接して取り付けられた同じくZr合金製の上下部端栓PU、PLによって閉じて形成されている。
従来技術では、複数の核燃料棒FBは、図2に一例として示すように、ペレット及び燃料棒製造工場において燃料集合体1の形態に組み立てられて、図3及び図4に一例として示すように、燃料集合体用輸送容器Cに梱包され、原子力発電所に輪送される。
燃料集合体1は、図2に示すように、約30−60cmの間隔で縦方向に間隔をあけて配置された複数のスペーサ1Sを含み、これらのスペーサ1Sは、燃料タイプに応じてある一定の間隔で隣り合う核燃料棒FBを保持する役割を有する。なお、図2において、符号1Wは、燃料集合体1の中心に設けられた水管、1Hは、燃料集合体1の上端から突出するように取り付けられたハンドルである。
図3及び図4の燃料集合体輸送容器Cは、燃料集合体1を収納する燃料容器(内容器)C1と保護容器(外容器)C2の二重容器で構成されており、1基の輸送容器Cに複数の核燃料集合体1が梱包される。この輸送容器Cは、遮蔽性と未臨界性等が法令に適合することが要求されている。なお、図3及び図4において、符号C1Uは、燃料容器(内容器)C1の上蓋、C2Uは、保護容器(外容器)C2の上蓋を示し、また図3において、符号C2Bは、保護容器C2内の両端に配置されて燃料容器C1を緩衝するように保持する緩衝材である。
一方,ペレット及び核燃料棒の製造工場と燃料集合体の組立工場とが異なる場合や別の核燃料製造工場へ核燃料棒を輸送する際には、核燃料棒も輸送容器に梱包しなければならない。このように、核燃料棒を輸送するために、核燃料棒を一旦燃料集合体の形態(仮燃料集合体)に組み立て、これを燃料集合体用輸送容器Cで輸送することが考えられる。
しかし、核燃料棒を仮燃料集合体の形態で輸送した場合,目的地である別工場で仮燃料集合体を再度解体し、核燃料棒を取り出す必要が生じる。仮燃料集合体の組立て及びその解体は、通常、仮燃料集合体を横置きにした状態で、スケルトンと称されるスペーサと水管で構成されて燃料集合体の骨格となる部分を予め設置した状態で軸線方向の上部側もしくは下部側から核燃料棒を引き込むか押し込みながら挿入するが、この場合,仮燃料集合体の被覆管表面に引き抜き又は押し込みの際の傷やバリが発生する。このような工程を避けるため、核燃料棒の製造工場から核燃料棒の形態のまま輸送できることが望ましい。
核燃料物質の輸送に使用する輸送容器は、国で定められた一般及び特別な試験条件に耐えることができるものでなければならない。「一般の試験条件」とは、平常の輸送条件に耐える能力を実証する条件であり、例えば50mm毎時の雨量に相当する水を1時間連続して吹き付ける試験や、直径が3.2cm、質量が6kgの棒を1メートルの高さから落下させる貫通試験などがある。「特別試験条件」とは、輸送中の事故条件に耐える能力を実証するための条件であり、800℃の環境中に30分間放置する耐火(火災)試験や、輸送容器を9mの高さから落下させる衝撃試験等がある。国から輸送容器の設計承認を取得するには、このような条件においても、輸送物の健全性が保たれることを実証試験もしくは解析によって証明しなければならない。
核燃料棒を燃料集合体用輸送容器に梱包して輸送するには、以下に示す幾つかの問題点がある。
(1)輸送物の未臨界性
燃料集合体は、構成部材により核燃料棒が束ねられており、法令で定められたように9mの高さから落下する特別の試験条件(以下、単に特別の試験条件と称する)においても、核燃料物質の配置が顕著に動くのを抑制するようにしている。一方で、本来の燃料集合体を収納することを目的として設計された燃料集合体用輸送容器は、核燃料棒を個別に保持する手段を有しないため,単に核燃料棒を容器内に積み重ねて入れた場合には、特別の試験条件において核燃料棒とそれに密封された核燃料物質が容器内で移動し易く、最悪の場合、臨界に達する配置になる可能性も否定できない。
(2)核燃料棒健全性
上記のように、燃料集合体用輸送容器には核燃料棒を個別に保持する手段を有しないため、単に核燃料棒を容器内に積み重ねて入れた場合には、輸送中の振動により核燃料棒同士が接触し、その表面に磨耗傷が発生する虞れがある。このような磨耗傷は、核燃料棒が原子炉内に装荷され運転されると、燃料破損の一因となる可能性があるので、容器内で核燃料棒同士が接触しない構造にする必要がある。
(3)密封性
ウラン新燃料集合体用輸送容器は、収納物の比放射能が低いことから、容器自体の密封性を特別に要求していないので、一般及び特別の試験状態に置かれても容器表面の周りや容器表面から1m離れた位置での線量が著しく上昇しないことが求められている。
通常、燃料集合体は、核燃料棒を構成部材で緊密に固定しており、輸送容器の特別の試験条件においても核燃料棒の密封が破れるようなことはない。しかし,核燃料棒を直接燃料集合体用輸送容器に収納すると、容器は、核燃料棒の保持手段がないため、単に核燃料棒を容器内に積み重ねて入れただけでは、特別の試験条件において、核燃料棒が大きく変形し、場合によっては核燃料棒の密封が破れる虞れがある。燃料集合体の輸送を想定した安全解析で未臨界性や遮蔽性が基準を満たす容器であったとしても、核燃料棒の密封が破れた場合にはその基準を満たすことはできないと考えられる。
(4)取扱い性
核燃料棒を燃料集合体用輸送容器に収納する場合、容器内の構造を複雑にすると、作業時間の長期化や作業ミスの増加を起こす。また、核燃料棒製造工場もしくはその受け入れ工場での自動化等に対応するため,容器の構造や操作はできるだけ単純なものにする必要がある。
法規制に適合する密封性や耐衝撃性等を担保した核燃料棒を輸送できる輸送容器は,例えば特許文献1(特許第3463983号公報)や特許文献2(特開2003−43190号公報)に開示されている。
特許文献1は、梱包容器と核燃料棒の上下端の間に核燃料棒上下端が突き刺さり難い硬質の松材又は金属材から成るスペーサを挿入することによって、輸送中の落下衝撃に対し核燃料棒の破損を防止することができることを開示している。
一方、核燃料棒を仮燃料集合体(以下、核燃料棒梱包体と称する)の形態で輸送する場合には、核燃料棒を上下に拘束しているタイプレートが衝撃時に変形することによって核燃料棒に発生する落下衝撃エネルギーを吸収することができる。これは、模擬燃料を使用した落下試験によって実証されている 。すなわち、核燃料棒の落下衝撃を緩和するもう一つの手段は、核燃料棒以外の構造材に衝撃エネルギーを塑性変形によって吸収させることとなる。この場合、構造材の剛性は、燃料集合体のタイプレートと同等の剛性とすることが望ましく、これによって落下試験時における梱包体の挙動を、燃料集合体の落下試験結果で説明することが可能となる。このため、核燃料棒を上下で支持する構造材は、核燃料棒と梱包体の内壁にあえて空間を設け、構造材の塑性変形を許容する設計とすることが望ましい。
核燃料棒梱包体の構造材は、剛性だけでなく、その間隔や軸線方向の配置を燃料集合体と合わせることで、核燃料棒の末臨界性や健全性についても同時に説明できる。核燃料棒の未臨界性は、燃料集合体の核燃料棒間隔(ピッチ)に相応する形状の波板を核燃料棒の間に配置することによって、核燃料棒梱包体は、既に未臨界が証明されている燃料集合体と同等の未臨界性を持つことを説明することができる。更に、波板の配置を燃料集合体のスペーサの間隔と合わせることにより、輸送時の核燃料棒の振動特性がある程度予測可能となり、燃料健全性の観点からも望ましい。
特許文献2は、MOX燃料棒の輸送を目的とした容器を開示しており、この容器は、隣り合うMOX燃料棒の間に燃料棒の全長と同じ長さの波板を配置し、この波板によりMOX燃料棒の間隔を一定に維持している。また、波板の材料をアルミニウム又はボロン添加アルミニウムとすることによって、未臨界性及び燃料健全性を担保している。隣り合う核燃料棒の間隔は、核燃料棒の直径と本数から算出される値であり、燃料集合体内の核燃料棒の間隔は考慮されていない。取扱に関しては、MOX燃料を想定した遠隔操作による自動梱包を目的としているが、燃料集合体と同様な取扱や保管については、言及されておらず、設計上も難しいと考えられる。また、特許文献2は、耐衝撃性に関し、燃料棒の両端を鋼鉄等剛性の大きな材料のカバーを有することを開示している。しかし、この特許文献2の輸送手段においては、核燃料棒は、上下の波板に挟まれて容器内に保持されているが、これらの上下の波板は、核燃料棒を上下の波板で2点接触しているだけであり、核燃料棒の保持能力が低いため、特別の試験条裂件において核燃料棒とそれに密封された核燃料物質が容器内で移動し易く、未臨界性の評価が低い欠点があった。
現在のところ、核燃料棒の輸送に関し、梱包体の取扱い性や核燃料棒の保管について考慮した核燃料棒の輸送方法は知られていない。
核燃料製造工場においては、核燃料棒は、通常、専用のトレーに横置きに並べて保管される。核燃料棒の保管において、その製造工場によっては保管本数に制限があり、従って、保管本数が多くなると、核燃料棒の製造を中断せざるを得なくなる。このため、核燃料棒を製造した後、なるべく早い段階で燃料集合体もしくは梱包体の形態にすることが望ましい。この場合、梱包体専用の保管庫を設けることは難しく、取扱いや保管も燃料集合体と同様にすることが望ましい。梱包体の取扱いは、燃料集合体の上部タイプレートと同様なハンドルを設けることでクレーンによるハンドリングが可能となる。また、梱包体を燃料集合体の保管庫に保管する場合は、燃料の製造工場側で個々に設定されている臨界制限値を越えないこと示す必要がある。これは前述したように梱包体の内部における核燃料棒の間隔(ピッチ)を燃料集合体のそれと同等とすることで説明が可能となる。
特許第3463983号公報 特開2003−43190号公報
本発明が解決しようとする第1の課題は、核燃料棒を輸送する場合に要求される核燃料棒の未臨界性、健全性、密封性及び取扱性を維持しつつ核燃料棒を輸送することができる核燃料棒梱包体を提供することにある。
本発明が解決しようとする第2の課題は、核燃料棒を輸送する場合に要求される核燃料棒の未臨界性、健全性、密封性及び取扱性を維持しつつ核燃料棒を輸送することができる核燃料棒梱包体を形成すべき骨格体を提供することにある。
本発明が解決しようとする第3の課題は、核燃料棒を輸送する場合に要求される核燃料棒の未臨界性、健全性、密封性及び取扱性を維持しつつ核燃料棒を輸送することができる核燃料棒梱包体を形成すべき骨格体用の保持板を提供することにある。
本発明が解決しようとする第4の課題は、核燃料棒を輸送する場合に要求される核燃料棒の未臨界性、健全性、密封性及び取扱性を維持しつつ核燃料棒を輸送することができる核燃料棒梱包方法を提供することにある。
本発明の第1の課題解決手段は、燃料集合体を収納して輸送する燃料集合体用輸送容器を用いて輸送するために複数の核燃料棒を梱包して形成される核燃料棒梱包体であって、各段毎に所定の複数の核燃料棒を間隔をあけて保持する保持部を有する保持板で保持された各段の核燃料棒を多段に積み重ねて形成された核燃料棒バンドルから形成されており、前記各段の保持板の保持部は、相応する段の各核燃料棒の周面の下半部を2点以上で接触するように形成された内側凹部と前記内側凹部の底部から延び直ぐ下方の段の各核燃料棒の周面の上半部の少なくとも1点で接触するように形成された外側凸部とから成り、前記核燃料棒梱包体の外面寸法は、前記燃料集合体用輸送容器の内面寸法に相応する寸法に設定され、且つ前記核燃料棒バンドルの縦寸法は、前記燃料集合体用輸送容器の内側縦寸法よりも短く設定されていることを特徴とする核燃料棒梱包体を提供することにある。
本発明の第1の課題解決手段において、最下段の保持板を受け止める下壁と各段の保持板の両端が差し込まれて各段の保持板を支持して固定する支持面を有する両側壁と最上段の保持板を押し付ける上壁とから成る保持ケースを有するのが好ましく、またこの保持ケースの長手方向の端部に着脱自在に取り付けられるハンドルを有するのが好ましい。
本発明の第2の課題解決手段は、燃料集合体を収納して輸送する燃料集合体用輸送容器を用いて輸送するために複数の核燃料棒を束ねて形成される核燃料棒梱包体に用いられるべき核燃料棒梱包体用骨格体であって、各段毎に所定の複数の核燃料棒を間隔をあけて保持する保持部を有する保持板を多段に組み合わせられた核燃料棒保持手段を含み、前記各段の保持板の保持部は、相応する段の各核燃料棒の周面の下半部を2点以上で接触するように形成された内側凹部と前記内側凹部の底部から延び直ぐ下方の段の各核燃料棒の周面の少なくとも1点で接触するように形成された外側凸部とから成り、且つ前記骨格体は、前記核燃料梱包体の外面寸法が前記燃料集合体用輸送容器の内面寸法に相応する寸法になり、且つ前記核燃料棒保持手段によって保持された核燃料棒の縦寸法が前記燃料集合体用輸送容器の内側縦寸法よりも短くなるような寸法に設定されていることを特徴とする核燃料棒梱包体用骨格体を提供することにある。
本発明の第3の課題解決手段は、燃料集合体を収納して輸送する燃料集合体用輸送容器を用いて輸送するために各段毎に複数の核燃料棒を間隔をあけて保持し、且つこれらの複数の核燃料棒を多段に積み重ねて核燃料棒梱包体を形成するのに用いられる核燃料棒梱包体用保持板であって、前記保持板は、各段毎に所定の複数の核燃料棒を間隔をあけて保持する保持部を有し、前記保持部は、相応する段の各核燃料棒の周面の下半部を2点以上で接触するように形成された内側凹部と前記内側凹部の底部から延び直ぐ下方の段の各核燃料棒の周面の上半部の少なくとも1点で接触するように形成された外側凸部とから成っていることを特徴とする核燃料棒梱包体用保持板を提供することにある。
本発明の第4の課題解決手段は、
核燃料棒を燃料集合体用輸送容器に梱包するための手段として請求項5に記載された核燃料棒梱包体用保持板を用いること、および、
核燃料棒を各段毎に複数として多段に組み合わせるときに、各段における複数の核燃料棒相互に間隔をあけてそれぞれの核燃料棒の周面を上下の前記保持板により挟んで少なくとも3点以上で接触保持するものであり、しかも、この接触保持のときに、各核燃料棒の周面の下半部をその下にある前記保持板の内側凹部において当該内側凹部の両傾斜面とそれぞれ接触させるとともに各核燃料棒の周面の上部をその上にある前記保持板の外側凸部とそれぞれ接触させ、かつ、この上下の各保持板で挟んで接触保持することにより複数の核燃料棒を多段に組み合わせて、燃料集合体用輸送容器の内周寸法に相応する外面寸法を有し前記輸送容器の縦方向の内面寸法よりも短い縦寸法で各核燃料棒が保持された核燃料棒梱包体を形成すること、および、
前記核燃料棒梱包体を前記輸送容器の内面に密接し前記輸送容器の縦方向の両端内面から隙間をあけるように前記輸送容器内に配置すること
を特徴とする
核燃料棒を燃料集合体用輸送容器に梱包する方法を提供することにある。
本発明の第4の課題解決手段において、前記核燃料棒梱包体は、その長手方向の一端に着脱自在に取り付けられたハンドルを有するのが好ましい。
本発明によれば、核燃料棒は、各段毎に使用される保持板によってその周面の少なくとも3点以上で接触して保持して核燃料棒梱包体とし、この梱包体の形状は、未臨界性、燃料健全性が評価された既存の燃料集合体と同様な形状と核燃料物質保持能力とを有し、更に、燃料集合体の構成部材と同様な剛性を有することができるので核燃料棒の未臨界性や燃料健全性を担保することができる。
また、本発明によれば、核燃料棒の取扱において、梱包体上部に燃料集合体の上部タイプレート同様なハンドルを設けると、従来の燃料集合体と同様な倉庫で核燃料棒を取扱いながら保管することができる。
核燃料棒の概略断面図である。 沸騰水型原子炉燃料集合体の一部を切り欠いて略示した縦断面図である。 燃料集合体の輸送に使用される輸送容器の一部を切り欠いて示す概略斜視図である。 輸送すべき燃料集合体を収納して梱包した輸送容器の拡大横断面図である。 燃料集合体用輸送容器に本発明による核燃料棒梱包体を収納した状態の縦断面図である。 図5の核燃料棒梱包体収納輸送容器の拡大横断面図である。 本発明の核燃料棒梱包体の核燃料棒保持手段の拡大断面斜視図である。 図7の核燃料棒保持手段の横断面図である。 図7の核燃料棒保持手段の上面図である。 本発明に用いる保持板を示し、同図(A)は、その下面図、同図(B)は、その正面図である。 図7の核燃料棒保持手段の要部の拡大正面図である。 本発明の核燃料棒梱包体の上端部の縦断面図である。 本発明の核燃料棒梱包体の核燃料棒の上部端栓保持部の保持前の状態の横断面図である。 本発明の核燃料棒梱包体の下端部の縦断面図である。 本発明の核燃料棒梱包体の核燃料棒の下部端栓保持部の保持前の状態の横断面図である。
本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、図5及び図6は、本発明の1つの実施の形態による核燃料棒梱包体10を燃料集合体輸送容器Cに収納した状態を示したものである。輸送容器Cは、図2及び図3に示すものと同じ構造であり、この輸送容器Cは、核燃料棒梱包体10を収納する燃料容器(内側容器)C1と保護容器(外側容器)C2とから成っており、図示の形態では、1基の輸送容器Cに2体の核燃料棒梱包体10が収納されるようになっている。なお、輸送容器Cの燃料容器C1と保護容器C2とは、図2に示すように、それぞれ、開閉自在に取り付けられる上蓋C1U、C2Uを有する。
核燃料棒梱包体10は、図5、図6、図8及び図9に示す梱包体ケース20を含み(図7では梱包体ケースの一部のみを表示している)、この梱包体ケース20は、下壁20Bと両側壁20S1、20S2と、上蓋20Uとから成っており、下壁20Bと両側壁20S1、20S2とは断面U字形に一体に形成され、上蓋20U(図12参照)は、このU字形ケース部分に着脱自在に取り付けられる。複数の核燃料棒FBは、後に述べるように、各段毎に間隔をあけて並べ、またこの各段の核燃料棒群を多段に積み重ねて核燃料棒バンドル10Bを形成し、この核燃料棒バンドル10Bは、梱包体ケース20に収納されて核燃料棒梱包体10を形成している。
核燃料棒梱包体10は、各段の核燃料棒群の隣り合う核燃料棒を間隔をあけて保持する保持部32Hを有する保持板32を主要部品として含むが、図示の形態では、後に述べる支持部材と支持片とを更に含む核燃料棒保持手段30(図5参照)を有している。保持板32は、図5に示すように、梱包体ケース20内に縦方向に間隔をあけて設けられている。
各段の各保持板32の保持部32Hは、図7、図8、特に図10、図11に示すように、相応する段の各核燃料棒FBの周面の下半部FBPLに2点以上で接触するように形成された多数の内側凹部32HIとこれらの内側凹部32HIの底部から延び直ぐ下方の段の各核燃料棒FBの周面の上半部FBPUに少なくとも1点で接触するように形成された外側凸部32HPとから成っている。更に詳細に述べると、保持板32は、図7、図10及び図11から解るように、下方に向けて相互に接近するように傾斜する多対の傾斜面32C1、32C2を連続して形成してこれらの相対する傾斜面32C1と32C2との間で内側凹部32HIを形成し、またこれらの傾斜面32C1、32C2の接合部を断面角型U字形部に形成してこの角型U字形部で外側凸部32HPを形成している。従って、各保持板32は、下側頂部が角型U字形である鋸波状の形態を有する。
各保持板32の両端水平片32Eは、図7乃至図9に示すように、梱包体ケース20の両側壁20S1、20S2の内面に溶接等によって固定して設けられた1対の支持部材34、34'の差込み溝34G、34' Gに差し込んで固定されている。支持片36、36’は、最上位置となる保持板32の両端水平片32Eを挟むように支持部34、34’に重ねられ、この支持片36、36’の前後方向(核燃料棒の軸線方向に平行な方向)の両端に設けられたねじ貫通孔36H、36’Hを貫通するねじ38、38’によって支持部材34、34’に固定されている。
核燃料棒梱包体10の梱包体ケース20の外面寸法は、燃料集合体用輸送容器Cの内面寸法、即ち、燃料容器C1の内面寸法に相応する寸法に設定され、且つこの核燃料棒梱包体10の梱包体ケース20を除くバンドル10Bの縦寸法(即ち核核燃料棒FBの縦寸法)は、燃料集合体用輸送容器C、即ち、燃料容器C1の内側縦寸法及び梱包体ケース20の縦寸法よりも短く設定されている(図5、図12、図14、特に図5の間隙G参照)。
本発明の核燃料棒梱包体10を構成する各核燃料棒FBの上下の端栓PU、PLは、図5、図12、図14に示すように、梱包体ケース20の上下の端壁20EU、20ELより内側に固定された支持板40U、40Lの貫通孔40UH、40LHを貫通して支持されている。従って、各核燃料棒FBは、保持板32によって相互の間隔を維持するように長手方向に直交する横方向に保持されつつ、これらの支持板40U、40Lによって長手方向に変位することがないように保持される。支持板40U、40Lは、梱包体ケース20に取り付けられた上下の保持ピン40UP、40LPによって梱包体ケース20に固定される。上方の保持ピン40UPは、上蓋20Uに設けられているので、上蓋20Uを梱包体ケース20のU字形部分に固定することによって上蓋20Uに固定される。
次に、本発明の核燃料棒梱包体(仮燃料集合体)10を形成して核燃料棒を輸送する方法を述べると、先ず、図5、図7乃至図9に示すように、核燃料棒梱包体10を形成すべき骨格体となる梱包体ケース20と保持板32と支持部材34、34'とを用いて梱包体ケース20の下壁20Bから順次核燃料棒FBを組み立てる。即ち、先ず、梱包体ケース20の下壁20Bに最初の保持板32を固定し、その複数の内側凹部34HIに最初の段の核燃料棒FBを配置して最初の段の核燃料棒群FBGを形成し、その後、この最初の段の核燃料棒群FBG上に第2段の保持板32を載せ、その上に同様の方法で第2段の核燃料棒群FBGを配置し、最終段まで同様の方法で核燃料棒群を積み上げて核燃料棒梱包体10のバンドル10B(図12及び図14参照)を形成する。既に述べたように、各保持板32は、最上部の保持板32を除いて梱包体ケース20の両内側壁20S1、20S2に予め溶接等で固定して設けられた支持部材34、34'の差込み溝34G、34’Gに差し込んで梱包体ケース20に固定される。最上部の保持板32は、その両端水平片32Eを挟んで支持部材34、34'の最上面に重合された支持片36、36'をねじ38、38'で支持部材34、34’にねじ止めして固定される。その後、各段の核燃料棒群FBGの各核燃料棒FBの上下の端栓PU、PLを支持板40U、40Lの貫通孔40UH、40LHに差し込んでこれらの端栓PU、PLを固定する。これらの組立作業は、梱包体ケース20の上蓋20Uを開いた状態で行い、組み立て後、上蓋20Uを閉じて仮燃料集合体である核燃料棒梱包体10を完成する。
次いで、この核燃料棒梱包体10を図5、図6に示すように、燃料集合体1の輸送に用いられる輸送容器Cに収納し、上蓋C1U、C2Uを閉じて密閉し、この状態で核燃料棒梱包体10を輸送する。
燃料棒梱包体10は、図12に示すように、梱包体ケース20の上端壁20EUにねじ52で着脱自在に取り付けられるハンドル50を有する。このハンドル50は、輸送時には、核燃料棒梱包体10から取り外されるが、この核燃料棒梱包体10を保管する際に、核燃料棒梱包体10に取り付けられる。
図示の例では、核燃料棒梱包体10の各段毎に7つの核燃料棒FBを8段に積み上げて形成されているが、この各段毎の本数及び段数は適宜選択することができる。
上記のようにして梱包された核燃料棒FBは、数段の保持板32と上下の支持板40U、40Lとによって各核燃料棒毎に周面を3点以上で保持された核燃料棒梱包体10(梱包体ケース20とバンドル10Bとの組み合わせ)を形成し、この梱包体10の外面形状は、未臨界性、燃料健全性が評価された既存の燃料集合体1と同じ外面形状を有し、燃料集合体1と同様に燃料容器C1に対して間隔Gを有して収納されるので、核燃料棒の取扱中に衝突があっても、衝撃を吸収することができ、従って耐衝撃性を有することが解る。
また、保持板32や上下の支持板40U、40Lは、燃料集合体の構成部材と同様な剛性を有する材料で形成することによって核燃料棒バンドル10Bに燃料集合体1と同等の剛性を付与することができ、この面からも燃料集合体と同等の耐衝撃性を保持することができる上に、輸送中の振動による擦れを防止することができる。
このようにして、核燃料棒梱包体10は、燃料集合体と同等の配列と耐衝撃性とを有することによって燃料集合体と同等の未臨界性を担保することができる上に、従来技術のような中性子吸収を目的とするボロン材が不要となる。
また、図12に示すハンドル50は、従来の燃料集合体と同様に倉庫に核燃料棒を持ち込んで保管するのに使用することができる。
上記の説明から解るように、本明細書において、「骨格体」とは、核燃料棒梱包体10から核燃料棒FBが取り除かれたものを意味し、また「バンドル」とは、核燃料棒梱包体10に梱包された核燃料棒FBの集合体(束)を意味する。従って、「バンドル」が「骨格体」なしでその形態を維持することができないことはもちろんであるが、本明細書では「バンドル」は、骨格体によって集合された核燃料棒全体以外の何物をも意味しない。
本発明によれば、核燃料棒は、保持板と上下の支持板とを使用して核燃料棒梱包体とし、この梱包体の外面形状は、未臨界性、燃料健全性が評価された既存の燃料集合体と同様に燃料容器に対して間隔を有して保持することができるように設定され、更に、燃料集合体の構成部材と同様な剛性を有する保持板や上下の支持板を用いることによって核燃料棒の未臨界性や燃料健全性を担保することができ、高い産業上の利用性を有する。
1 燃料集合体
FB 核燃料棒
FBG 各燃料棒群
FBPL 核燃料棒FBの周面下半部
FBPU 核燃料棒FBの周面上半部
FP 燃料ペレット
G 間隙
P 燃料被覆管
PU、PL 上下の端栓
C 燃料集合体輸送容器
C1 燃料容器(内容器)
C1U 上蓋
C2 保護容器(外容器)
C2U 上蓋
10 核燃料棒梱包体
10B バンドル
20 梱包体ケース
20B 下壁
20S1、20S2 両内側壁
20U 上蓋
20EU、20EL 上下の端壁
30 核燃料棒保持手段
(保持板32と支持部材34、34’と支持片36、36’との組み合わせ)
32 保持板
32E 両端水平片
32H 保持部
32HI 内側凹部
32HP 外側凸部
32C1、32C2 傾斜面
34、34’ 1対の支持部材
34G、34’G 差し込み溝
36、36’ 支持片
38、38’ ねじ
40U、40L 支持板
40UH、40LH 貫通孔
40UP、40LP 保持ピン
50 ハンドル
52 ねじ

Claims (7)

  1. 燃料集合体を収納して輸送する燃料集合体用輸送容器を用いて輸送するために複数の核燃料棒を梱包して形成される核燃料棒梱包体であって、各段毎に所定の複数の核燃料棒を間隔をあけて保持する保持部を有する保持板で保持された各段の核燃料棒を多段に積み重ねて形成された核燃料棒バンドルから形成されており、前記各段の保持板の保持部は、相応する段の各核燃料棒の周面の下半部を2点以上で接触するように形成された内側凹部と前記内側凹部の底部から延び直ぐ下方の段の各核燃料棒の周面の上半部の少なくとも1点で接触するように形成された外側凸部とから成り、前記核燃料棒梱包体の外面寸法は、前記燃料集合体用輸送容器の内面寸法に相応する寸法に設定され、且つ前記核燃料棒バンドルの縦寸法は、前記燃料集合体用輸送容器の内側縦寸法よりも短く設定されていることを特徴とする核燃料棒梱包体。
  2. 請求項1に記載の核燃料棒梱包体であって、最下段の保持板を受け止める下壁と各段の保持板の両端が差し込まれて各段の保持板を支持して固定する支持面を有する両側壁と最上段の保持板を押し付ける上壁とから成る梱包体ケースをさらに備えている核燃料棒梱包体。
  3. 請求項2に記載の核燃料棒梱包体であって、前記梱包体ケースの長手方向の端部に着脱自在に取り付けられるハンドルを有する核燃料棒梱包体。
  4. 燃料集合体を収納して輸送する燃料集合体用輸送容器を用いて輸送するために複数の核燃料棒を束ねて形成される核燃料棒梱包体に用いられるべき核燃料棒梱包体用骨格体であって、各段毎に所定の複数の核燃料棒を間隔をあけて保持する保持部を有する保持板を多段に組み合わせられた核燃料棒保持手段を含み、前記各段の保持板の保持部は、相応する段の各核燃料棒の周面の下半部を2点以上で接触するように形成された内側凹部と前記内側凹部の底部から延び直ぐ下方の段の各核燃料棒の周面の少なくとも1点で接触するように形成された外側凸部とから成り、且つ前記骨格体は、前記核燃料梱包体の外面寸法が前記燃料集合体用輸送容器の内面寸法に相応する寸法になり、且つ前記核燃料棒保持手段によって保持された核燃料棒の縦寸法が前記燃料集合体用輸送容器の内側縦寸法よりも短くなるような寸法に設定されていることを特徴とする核燃料棒梱包体用骨格体。
  5. 燃料集合体を収納して輸送する燃料集合体用輸送容器を用いて輸送するために各段毎に複数の核燃料棒を間隔をあけて保持し、且つこれらの複数の核燃料棒を多段に積み重ねて核燃料棒梱包体を形成するのに用いられる核燃料棒梱包体用保持板であって、前記保持板は、各段毎に所定の複数の核燃料棒を間隔をあけて保持する保持部を有し、前記保持部は、相応する段の各核燃料棒の周面の下半部を2点以上で接触するように形成された内側凹部と前記内側凹部の底部から延び直ぐ下方の段の各核燃料棒の周面の上半部の少なくとも1点で接触するように形成された外側凸部とから成っていることを特徴とする核燃料棒梱包体用保持板。
  6. 核燃料棒を燃料集合体用輸送容器に梱包するための手段として請求項5に記載された核燃料棒梱包体用保持板を用いること、および、
    核燃料棒を各段毎に複数として多段に組み合わせるときに、各段における複数の核燃料棒相互に間隔をあけてそれぞれの核燃料棒の周面を上下の前記保持板により挟んで少なくとも3点以上で接触保持するものであり、しかも、この接触保持のときに、各核燃料棒の周面の下半部をその下にある前記保持板の内側凹部において当該内側凹部の両傾斜面とそれぞれ接触させるとともに各核燃料棒の周面の上部をその上にある前記保持板の外側凸部とそれぞれ接触させ、かつ、この上下の各保持板で挟んで接触保持することにより複数の核燃料棒を多段に組み合わせて、燃料集合体用輸送容器の内周寸法に相応する外面寸法を有し前記輸送容器の縦方向の内面寸法よりも短い縦寸法で各核燃料棒が保持された核燃料棒梱包体を形成すること、および、
    前記核燃料棒梱包体を前記輸送容器の内面に密接し前記輸送容器の縦方向の両端内面から隙間をあけるように前記輸送容器内に配置すること
    を特徴とする
    核燃料棒を燃料集合体用輸送容器に梱包する方法。
  7. 請求項6に記載の燃料集合体用輸送容器に梱包する方法であって、前記燃料棒梱包体は、その長手方向の一端に着脱自在に取り付けられたハンドルを有する燃料集合体用輸送容器に梱包する方法。
JP2009245550A 2009-10-26 2009-10-26 核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法 Active JP5583952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245550A JP5583952B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245550A JP5583952B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011089960A JP2011089960A (ja) 2011-05-06
JP5583952B2 true JP5583952B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=44108330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009245550A Active JP5583952B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5583952B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101081208B1 (ko) 2010-08-13 2011-11-07 한국원자력연구원 원전핵연료 골격체 원격 취급장치
JP5401524B2 (ja) * 2011-10-19 2014-01-29 原子燃料工業株式会社 燃料ホルダ、燃料ホルダの使用方法、及び燃料集合体の輸送方法
CN113479474B (zh) * 2021-07-12 2023-03-14 中国核电工程有限公司 一种双层棒盒
CN114188054A (zh) * 2021-12-03 2022-03-15 中国原子能科学研究院 燃料元件存放装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2588806Y2 (ja) * 1992-11-09 1999-01-20 日本ニユクリア・フユエル株式会社 原子燃料集合体輸送用保護治具
JP3463983B2 (ja) * 1998-10-14 2003-11-05 株式会社東芝 核燃料棒輸送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011089960A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1016091B1 (en) Apparatus suitable for transporting and storing nuclear fuel rods and methods for using the apparatus
US9275768B2 (en) Transport container for nuclear fuel assembly and method of transporting a nuclear fuel assembly
US8548112B2 (en) Spent fuel basket, apparatus and method using the same for storing high level radioactive waste
US10854346B2 (en) Fuel basket for spent nuclear fuel and container implementing the same
US9558857B2 (en) Systems and methods for dry storage and/or transport of consolidated nuclear spent fuel rods
JP4681681B1 (ja) キャスク用緩衝体
EP2352154B1 (en) Shock-absorbing device for fuel assembly and fuel assembly housing container
JP5583952B2 (ja) 核燃料棒梱包体、核燃料棒梱包体用骨格体、核燃料棒梱包体用保持板及び核燃料棒を輸送容器へ梱包する方法
JP5635643B2 (ja) 核燃料集合体の貯蔵用及び/又は運搬用の貯蔵装置及び容器
JP2019158398A (ja) 使用済み燃料収納容器
JP2011033499A (ja) 燃料集合体収納容器
JP3463983B2 (ja) 核燃料棒輸送方法
JP4381322B2 (ja) 放射性物質の貯蔵室
US20220246321A9 (en) Canister apparatus and/or fuel rack for storing and/or transporting spent nuclear fuel
JP4616922B1 (ja) 燃料集合体の衝撃吸収装置および燃料集合体収納容器
JP4727229B2 (ja) 核燃料集合体のような未照射の放射性物質の貯蔵/運搬用容器
JP2013181798A (ja) キャスク
JP3814272B2 (ja) 放射性物質用の金属密閉容器
US10186336B2 (en) Packaging design for storage, transportation, and disposal of disused radiological sources
JP2008096338A (ja) バスケットとその設計方法および製造方法並びにバスケット設計プログラム
JP5848651B2 (ja) 核燃料収納容器および燃料集合体の核燃料収納容器への収納方法
JP3001569B1 (ja) 原子燃料棒輸送用保護具
KR101567252B1 (ko) 벤드관의 곤포 구조 및 곤포 방법
JP6143573B2 (ja) 放射性物質収納用バスケットおよび放射性物質収納容器
JP2011047670A (ja) 燃料集合体の衝撃吸収装置および燃料集合体収納容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5583952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250