JP5583493B2 - 回転機械を組み立てるための方法及び装置 - Google Patents

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Description

本明細書で記載される実施形態は、全体的に回転機械に関し、より詳細には、タービンエンジンを組み立てるための方法及び装置に関する。
少なくとも一部の公知のタービンエンジンは、複数の回転タービンブレード又はバケットを含み、これらは、ガスタービンエンジンを通って高温の燃焼ガスストリームを送り、又は蒸気タービンエンジンを通って高温の蒸気を送る。公知のバケットは、通常、タービンエンジン内のロータに結合され、ロータと協働してタービンセクションを形成する。更に、これらの公知のバケットは、ロータ上の軸方向位置に応じて半径方向長さを増大させ、ロータ上で発散タービンハブを少なくとも部分的に形成する。公知のガスタービンエンジンの少なくとも一部はまた、ガスタービンエンジンを通って空気を送る複数の回転圧縮機ブレードを含む。これらの公知の圧縮機ブレードは通常、ロータに結合され、該ロータと協働して圧縮機セクションを形成する。更に、これらの公知の圧縮機ブレードは、ロータ上の軸方向位置に応じて半径方向長さを減少させ、ロータ上で発散圧縮機ハブを少なくとも部分的に形成する。
これらの公知のタービンバケット及び圧縮機ブレードの多くは、ロータ内に画成されたダブテール溝内に挿入されるダブテールセクションを含む。通常、このようなダブテール溝及び挿入されたダブテールセクションが組み立てられて、複数の列を形成する。バケットの各列は、タービン段を画成し、ブレードの各列は、圧縮機段を画成する。タービンハブ及び圧縮機ハブは、バケット及びブレードそれぞれの軸方向の設置及び取り外しを容易にするような、所定の延長長さを含む。このような延長長さにより、タービンセクション及び圧縮機セクションの全長及び重量が増加し、組み立ての資本コストが高くなる。更に、タービンセクション及び圧縮機セクションの重量増加は、ある範囲の作動速度においてロータに作用する遠心力の増加を引き起こす可能性がある。ロータに作用するこのような力の増加により、検査及びメンテナンスコストが増大する可能性がある。更に、重量の増加により、ロータ速度の加速及び維持のために燃料使用の追加が生じる可能性がある。このような燃料使用の増加は、稼働コストの増大を招く可能性がある。
米国特許第7104759号明細書
この発明の概要は、発明を実施するための形態において以下で更に説明される概念の中から選択された内容を簡易的な形態で紹介するために提供される。本概要は、請求項に記載された主題の主要な特徴又は本質的特徴を識別するためのものではなく、更に、請求項に記載された主題の範囲を決定する助けとして使用されるものでもない。
1つの態様において、回転機械を組み立てる方法が提供される。本方法は、回転要素を提供する段階を含む。本方法はまた、回転要素の一部内に第1の軸方向長さを有する第1のダブテールスロットを形成する段階を含む。第1のダブテールスロットが、回転要素の軸方向中心線に実質的に平行である。本方法は更に、回転要素の一部内に第2の軸方向長さを有する第2のダブテールスロットを形成する段階を含む。第2のダブテールスロットが、回転要素の軸方向中心線に実質的に平行である。第2のダブテールスロットの少なくとも一部が、第1のダブテールスロットの少なくとも一部の半径方向外向きにある。第1の軸方向長さは、第2の軸方向長さよりも大きい。本方法はまた、ケーシングの少なくとも一部内に回転要素の少なくとも一部を内包する段階を含む。
別の態様において、回転機械のブレード取り付け機構が提供される。回転機械は、軸方向中心線を有する回転要素を含む。ブレード取り付け機構は、回転要素内に少なくとも部分的に形成される。ブレード取り付け機構は、軸方向中心線に平行な第1の軸方向長さを画成する第1のダブテールスロットを画成する。ブレード取り付け機構はまた、軸方向中心線に平行な第2の軸方向長さを画成する第2のダブテールスロットを画成する。第1の軸方向長さは、第2の軸方向長さよりも大きく、第2のダブテールスロットの少なくとも一部は、第1のダブテールスロットの少なくとも一部を超えて延在する。
別の態様において、タービンエンジンが提供される。タービンエンジンは、軸方向中心線を有する回転要素を含む。エンジンはまた、回転要素内に少なくとも部分的に形成されるブレード取り付け機構を含む。ブレード取り付け機構はまた、軸方向中心線に平行な第1の軸方向長さを画成する第1のダブテールスロットを画成する。ブレード取り付け機構はまた、軸方向中心線に平行な第2の軸方向長さを画成する第2のダブテールスロットを画成する。第1の軸方向長さは、第2の軸方向長さよりも大きく、第2のダブテールスロットの少なくとも一部が第1のダブテールスロットの少なくとも一部を超えて延在する。
例示的なタービンエンジンの概略図。 区域2に沿って取った、図1に示すガスタービンエンジンと共に使用できる圧縮機の一部の拡大断面図。 区域3に沿って取った、図1に示すガスタービンエンジンと共に使用できるタービンの一部の拡大断面図。 図2に示す圧縮機と共に使用できる部分的に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構の一部の斜視図。 図2に示す圧縮機と共に使用できる完全に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構の一部の斜視図。 図2に示す圧縮機と共に使用できる部分的に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構の一部の斜視図。 図2に示す圧縮機と共に使用できる完全に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構の斜視図。 圧縮機ブレード取り付け機構の上流側位置から、図5に示す完全に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構の一部の斜視図。 図3に示すタービンと共に使用できる部分的に組み立てられたタービンバケット取り付け機構の一部の斜視図。 図3に示すタービンと共に使用できる完全に組み立てられたタービンバケット取り付け機構の一部の斜視図。 取り付け機構の上流側位置から、図8に示す完全に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構の一部の斜視図。 図1に示すガスタービンエンジンの一部を組み立てる例示的な方法を示すフローチャート。 図1に示すガスタービンエンジンの別の一部を組み立てる例示的な方法を示すフローチャート。
本明細書に記載される実施形態は、添付図面と共に以下の説明を参照することによってより深く理解することができる。
図1は、回転機械すなわちタービンエンジン、より具体的には例示的なガスタービンエンジン100の概略図である。エンジン100は、圧縮機102及び複数の燃焼器104を含む。各燃焼器104は、燃料ノズル組立体106を含む。例示的な実施形態において、エンジン100はまた、タービン108と、共通の圧縮機/タービンロータ110(場合によってはロータ110と呼ばれる)とを含む。ロータ110は、ロータ軸方向中心線111を画成する。1つの実施形態において、エンジン100は、9Eエンジンと呼ばれることもあるMS9001Eエンジンであり、South Carolina州Greenville所在のGeneral Electric Companyから商業的に入手可能である。
図2は、区域2(図1に示す)に沿って取った、ガスタービンエンジン100と共に使用される圧縮機102の一部の拡大断面図である。圧縮機102は、圧縮機ロータ組立体112と、流路118を少なくとも部分的に画成する圧縮機ケーシング116内に位置付けられた圧縮機ステータ組立体114とを含む。例示的な実施形態において、圧縮機ロータ組立体112は、ロータ110の一部を形成する。更に、例示的な実施形態において、圧縮機102は、ロータ軸方向中心線111の周りに実質的に対称である。また、例示的な実施形態において、圧縮機102は、ガスタービンエンジン100の一部である。或いは、圧縮機102は、限定ではないが、スタンドアロン流体圧縮機ユニット及びファンを含む、あらゆるブレード付きの回転多段流体移送装置である。
圧縮機102は、複数の段124を含み、各段124が、円周方向に間隔を置いて配置されたロータブレード組立体126の列と、ステータブレード組立体128(ステータベーンと呼ばれることもある)の列とを含む。例示的な実施形態において、ロータブレード組立体126は、階段状ブレードカップリング又は取り付け機構134を介して圧縮機ロータホイール130に結合され、各ブレード組立体126が圧縮機ロータホイール130から半径方向外向きに延在するようにする。また、例示的な実施形態において、複数の圧縮機ロータホイール130及び複数の階段状ブレード取り付け機構134は、実質的に収束した圧縮機ハブ140を少なくとも部分的に画成する。更に、各組立体126は、内側ブレード取り付け機構134からロータブレード先端部分136まで半径方向外向きに延在するロータブレード翼形部分132を含む。圧縮機段124は、限定ではないが空気を含む駆動又は作動流体と協働し、後続の段124において駆動流体が圧縮されるようにする。
作動中、圧縮機102は、ロータ110を介してタービン108により回転される。複数の段124を介して低圧又は圧縮機上流領域148から収集される流体は、ロータブレード翼形部分132によりステータブレード組立体128に向けて送られる。流体は、加圧され、流体の圧力は、該流体が流路118を通って送られるときに増大する。より具体的には、流体は、連続する段124に対してほぼ狭窄した流路118により継続して後続の段124を通って流れ、該流路118を通って送られるときに該流体の圧縮及び加圧を可能にする。続いて、圧縮及び加圧流体は、高圧又は圧縮機下流側領域150に送られ、タービンエンジン100内で使用される。
図3は、区域3(図1に示す)に沿って取った、ガスタービンエンジン100と共に使用することができるタービン108の一部の拡大断面図である。タービン108はタービンロータ組立体152を含む。タービン108はまた、複数の固定ブレード、又はタービンダイアグラム組立体154を含み、これらは、流路158を少なくとも部分的に画成するタービンケーシング156内に位置付けられる。例示的な実施形態において、タービンロータ組立体152は、ロータ110の一部を形成する。更に、例示的な実施形態において、タービン108は、ロータ軸方向中心線111の周りに実質的に対称である。また、例示的な実施形態において、タービン108は、ガスタービンエンジン100の一部である。或いは、タービン108は、限定ではないが、蒸気タービンを含む、あらゆるブレード付きの回転多段エネルギー変換装置である。
タービン108は、複数の段164を含み、各段164が、円周方向に間隔を置いて配置されたロータブレード又はバケット組立体166の列と、ダイアフラム組立体154又はノズル組立体168の列とを含む。例示的な実施形態において、タービン108は、3つの連続する段164を含む。或いは、タービン108は、本明細書で記載されるようにタービンエンジン100を機能させることができるあらゆる数の段164を含む。また。例示的な実施形態において、バケット組立体166は、階段状ブレードカップリング又はバケット取り付け機構174を介してタービンロータホイール170に結合され、各バケット組立体166がタービンロータホイール170から半径方向外向きに延在するようにする。複数のタービンロータホイール170及び複数の階段状バケット取り付け機構174は、実質的に発散するタービンハブ180を少なくとも部分的に画成する。タービン段164は、限定ではないが、燃焼ガス、蒸気、及び加圧空気を含む、駆動又は作動流体と協働し、駆動流体が後続の段164において膨張する。
作動中、例示的な実施形態において、タービン108は、燃料ノズル組立体106により発生した高圧燃焼ガスを受け取る。ノズル組立体168を介して高圧又はタービン上流領域188から収集された燃焼ガスは、バケット組立体166によりダイアフラム組立体154に向けて送られる。燃焼ガスが流路158を通して送られると、該燃焼ガスは、少なくとも部分的に圧縮が解除され、燃焼ガスの圧力が少なくとも部分的に低下する。より具体的には、燃焼ガスは、連続する段164に対してほぼ拡大した流路158により引き続き後続の段164を通って流れ、流路158を通って送られるときに燃焼ガスの圧縮解除及び減圧を可能にする。続いて、圧縮解除及び減圧がなされた燃焼ガスは、低圧領域150に吐出され、タービンエンジン100内で更に使用されるか、又はタービンエンジン100から排出される。
図4は、圧縮機102(図2に示す)と共に使用することができる部分的に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構134の一部の斜視図である。圧縮機ブレード取り付け機構134は、低圧又は上流側領域201の上流側に位置付けられた圧縮機ホイール130のリムセクション202を含む。リムセクション202は、複数の軸方向階段状領域、すなわち、ステップ204を少なくとも部分的に画成する第1のリムステップ表面206を有する第1の軸方向リムステップ204と、ステップ208を少なくとも部分的に画成する第2のリムステップ表面210を有する第2の軸方向リムステップ208と、ステップ212を少なくとも部分的に画成する第3のリムステップ表面214を有する第3の軸方向リムステップ212と、を含む。例示的な実施形態において、リムステップ表面206、210、及び214の各々は、ロータ軸方向中心線111(図1、2、及び3に示す)に実質的に平行である。或いは、リムステップ表面206、210、及び214の各々は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる方向を有する。
第1の軸方向リムステップ204及び第1のリムステップ表面206は、低圧領域又は上流側領域201の軸方向下流側に位置付けられる。更に、第1のリムステップ表面206は、圧縮機ハブ表面216の軸方向外向きの第1の半径方向距離RD1に位置付けられる。また、第1のリムステップ表面206は、上流側領域201から軸方向下流側の第1の軸方向長さAL1に延在する。例示的な実施形態において、第1の軸方向長さAL1及び第1の半径方向距離RD1は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる値を有する。
第2の軸方向リムステップ208及び第2のリムステップ表面210は、第1のリムステップ204及び第1のリムステップ表面206の軸方向下流側に位置付けられる。更に、第2のリムステップ表面210は、圧縮機ハブ表面216の半径方向外向きの第2の半径方向距離RD2に位置付けられ、ここでRD2はRD1よりも大きい。また、第2のリムステップ表面210は、第1のリムステップ表面206から軸方向下流側で第2の軸方向長さAL2に延在する。第1のリムステップ表面206及び第2のリムステップ表面210は、第1の境界領域218を画成する。例示的な実施形態において、第1の境界領域218は、第1の軸方向リムステップ204及び第2の軸方向リムステップ208全体にわたる流体流を可能にするよう僅かに丸みがつけられる。また、例示的な実施形態において、第2の軸方向長さAL2及び第2の半径方向距離RD2は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる値を有する。
第3の軸方向リムステップ212及び第3のリムステップ表面214は、第2の軸方向リムステップ208及び第2のリムステップ表面210の軸方向下流側に位置付けられる。更に、第3のリムステップ表面214は、圧縮機ハブ表面216の半径方向外向きの第3の半径方向距離RD3に位置付けられ、ここでRD3はRD2よりも大きい。また、第3のリムステップ表面214は、第2のリムステップ表面210から軸方向下流側で第3の軸方向長さAL3に延在する。第3のリムステップ表面214及び第2のリムステップ表面210は、第2の境界領域220を画成する。例示的な実施形態において、第2の境界領域220は、第3の軸方向リムステップ212及び第2の軸方向リムステップ208全体にわたる流体流を可能にするよう僅かに丸みがつけられる。また、例示的な実施形態において、第3の軸方向長さAL3及び第3の半径方向距離RD3は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる値を有する。更に、例示的な実施形態において、軸方向リムステップ204、208、及び212が協働して、ハブ表面216を上昇する収束圧縮機ハブ表面216として画成する。更に、例示的な実施形態において、階段状リムセクション202は、上述のように3つの階段状領域を含む。或いは、階段状リムセクション202は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる数の階段状領域を含む。
例示的な実施形態において、圧縮機ブレード取り付け機構134は、ロータブレード組立体126の1つのダブテールセクション222を含む。ダブテールセクション222は、ロータブレード翼形部部分132(図2に示す)の少なくとも1つを受け取る翼形部プラットフォーム224を含む。ダブテールセクション222はまた、複数のダブテールローブ、すなわち、第1のダブテールローブ226、第2のダブテールローブ228、及び第3のダブテールローブ230を含む。また、例示的な実施形態において、ダブテールセクション222は、3つのダブテールローブ226、228、及び230を含む。或いは、ダブテールセクション222は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる数のダブテールローブを含む。
更に、例示的な実施形態において、圧縮機ブレード取り付け機構134は、ダブテールローブ226、228、及び230を受ける複数のダブテールスロットを含む。より具体的には、リムセクション202は、第1のダブテールスロット232、第2のダブテールスロット234、及び第3のダブテールスロット236を画成する。ダブテールスロット232、234、及び236は、それぞれ、ダブテールローブ226、228、及び230の各々を受ける。
また、例示的な実施形態において、第1のダブテールスロット232は、第1の軸方向スロット距離すなわち長さSL1を有し、この距離は、第1の軸方向長さAL1、第2の軸方向長さAL2、及び第3の軸方向長さAL3の和に実質的に等しい。第2のダブテールスロット234は、第2の軸方向スロット距離すなわち長さSL2を有し、この距離は、第2の軸方向長さAL2及び第3の軸方向長さAL3の和に実質的に等しい。第3のダブテールスロット236は、第3の軸方向スロット距離すなわち長さSL3を有し、この距離は、第3の軸方向長さAL3に実質的に等しい。第1、第2、及び第3の軸方向スロット距離SL1、SL2、及びSL3はそれぞれ、軸方向中心線111に実質的に平行である。更に、第1の軸方向スロット長さSL1は、第2の軸方向スロット長さSL2よりも大きく、第2の軸方向スロット長さSL2は、第3の軸方向スロット長さSL3よりも大きい。従って、第2の軸方向スロット長さSL2は、第2の軸方向長さAL2及び第3の軸方向長さAL3の和にほぼ等しい距離だけ第1の軸方向長さAL1の一部に重なり、第3の軸方向スロット長さSL3は、第3の軸方向長さAL3にほぼ等しい距離だけ第2の軸方向スロット長さSL2の一部に重なる。ダブテールスロット232、234、及び236は、互いに半径方向に隣接して画成されて、圧縮機ホイールリム空隙238を少なくとも部分的に画成する。更に、例示的な実施形態において、軸方向スロット長さSL1、SL2、及びSL3は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる値を有する。
例示的な実施形態において、ダブテールローブ226、228、及び230は共に結合されて、互いに対して半径方向に配置される。第1のダブテールローブ226は、第1の軸方向ローブ長さLL1を有し、この長さは、第1の軸方向スロット長さSL1よりも小さく、第1の軸方向長さAL1よりも大きいか又は等しい。第2のダブテールローブ228は、第2の軸方向ローブ長さLL2を有し、この長さは、第1の軸方向スロット長さSL1よりも小さく、第2の軸方向長さAL2よりも大きい。第3のダブテールローブ230は、第3の軸方向ローブ長さLL3を有し、この長さは、第1の軸方向スロット長さSL1よりも小さいか又は等しく、第3の軸方向長さAL3よりも大きい。第1、第2、及び第3の軸方向ローブ長さLL1、LL2、及びLL3それぞれは、軸方向中心線111に実質的に平行である。更に、例示的な実施形態において、第2の軸方向ローブ長さLL2は、第1の軸方向ローブ長さLL1にほぼ等しい距離だけ第1の軸方向ローブ長さLL1の一部に重なり、第3の軸方向ローブ長さLL3は、第2の軸方向ローブ長さLL2にほぼ等しい距離だけ第2の軸方向ローブ長さLL2の一部に重なる。また、例示的な実施形態において、軸方向ローブ長さLL1、LL2、及びLL3は、明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる値を有する。ダブテールローブ226、228、及び230は、ダブテールスロット232、234、及び236、並びに階段状リムセクション202と協働し、圧縮機ホイールリム空隙238を画成する。
図5は、圧縮機102(図2に示す)と共に使用できる完全に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構134の一部の斜視図である。例示的な実施形態において、ダブテールローブ226、228、及び230は、ダブテールスロット232、234、及び236にそれぞれ完全に挿入されており、ダブテールローブ228及び230が、階段状リムセクション202から低圧又は上流側領域201に向けて軸方向に延在する。従って、第1、第2、及び第3の軸方向ローブ長さLL1、LL2、及びLL3はそれぞれ、第1の軸方向リムステップ204、第2の軸方向リムステップ208、及び第3の軸方向リムステップ212を通って延在しており、同時に、階段状リムセクション202から低圧又は上流側領域201に向けて延在するように図示されている。
例示的な実施形態において、圧縮機ブレード取り付け機構134は、ロータブレード組立体126の軸方向設置及び軸方向取り外しに必要な軸方向長さを短縮することにより、圧縮機102及びガスタービンエンジン100の組み立てを容易にする。このような設置/取り外し長さを短縮することにより、圧縮機102の全長及び重量が低減され、これによりガスタービンエンジン100の組み立て資本コストが低減される。その上、圧縮機102の重量の減少により、ある範囲の作動速度においてロータ110に作用する遠心力が減少し、これにより検査及びメンテナンスコストの増大の可能性が低くなる。更に、重量の減少により、ロータ110の速度の加速及び維持のための燃料使用が減少し、これにより稼働コストが減少する。
図6は、圧縮機102(図2に示す)と共に使用できる部分的に組み立てられた圧縮機ブレード取り付け機構134の一部の斜視図である。図6は、階段状リムセクション202の特徴と関連したダブテールセクション222の特徴の関係の視覚的説明を容易にしている。具体的には、軸方向設置矢印237は、ガスタービンエンジン100(図1、2、及び3に示す)の組み立て中、より具体的には、圧縮機102(図1、2、及び3に示す)の組み立て中の圧縮機ハブ140に対するダブテールセクション222の移動方向を示している。軸方向取り外し矢印239は、ガスタービンエンジン100の分解中、より具体的には、圧縮機102の分解中の圧縮機ハブ140に対するダブテールセクション222の移動方向を示している。
図7は、階段状リムセクション202の特徴と関連したダブテールセクション222の特徴の関係の視覚的説明を容易にしている。具体的には、ダブテールセクション222は、ガスタービンエンジン100(図1、2、及び3に示す)の組み立て後、より具体的には、圧縮機102の組み立て後、圧縮機ハブ140内に完全に挿入される。
図8は、圧縮機ブレード取り付け機構134の上流側位置、より具体的には高圧又は下流側領域215から完全に組み立てられた機構134の一部の斜視図である。圧縮機ホイールリム空隙238は、第3のダブテールローブ230、第2のダブテールローブ228、第1のダブテールローブ226、第1のステップ204、第2のステップ208、及び第3のステップ212の各々の少なくとも一部によって少なくとも部分的に画成される。例示的な実施形態において、階段状リムセクション202の下流側端部240は、第1のダブテールスロット232内の下流側端部240の軸方向上流側の所定距離(図示せず)に陥凹にされた第1のダブテールスロット226の下流側端部242に対する基準を提供する。或いは、下流側端部242は、下流側端部240と実質的に同一平面にされる。
また、例示的な実施形態において、第2のダブテールローブ228の下流側端部244は、第2のダブテールスロット228内の下流側端部240の軸方向上流側の所定距離(図示せず)に陥凹にされる。或いは、下流側端部244は、下流側端部240と実質的に同一平面にある。更に、例示的な実施形態において、第3のダブテールローブ230の下流側端部246は、下流側端部240と実質的に同一平面にある。或いは、下流側端部246は、第3のダブテールスロット236内の下流側端部240の軸方向上流側の所定距離(図示せず)に陥凹にされる。圧縮機ホイールリム空隙238の容積を増大させると、上述の関連する利点により圧縮機102の重量が低減可能になる。
例示的な実施形態において、圧縮機ブレード取り付け機構134は、1つのステップ当たりに1つのスロット及び1つのローブを含む。或いは、圧縮機ブレード取り付け機構134は、本明細書で記載されるように機構134を機能させることができるあらゆる数のスロット及びローブを1つのステップ当たりに含む。例えば、限定ではないが、機構134は2つのステップを含み、各ステップが2つのスロットと2つのローブ(全て図示せず)を含み、又は、機構134は2つのステップを含み、各ステップが1つのスロットと1つのローブとを含む(全て図示せず)。その上、例えば、限定ではないが、機構134は、2つのステップを含み、第1のステップが、機構の軸方向長さの約2/3わたって延在する2つのスロット及び2つのローブを含み、第2のステップは、機構の軸方向長さの約1/3にわたって延在する(全て図示せず)。
図9は、タービン108(図3に示す)と共に使用することができる部分的に組み立てられたタービンバケット取り付け機構174の一部の斜視図である。タービンバケット取り付け機構174は、低圧又は下流側領域301の上流側に位置付けられたタービンホイール170のリムセクション302を含む。リムセクション302は、複数の軸方向階段状領域、すなわち、ステップ304を少なくとも部分的に画成する第4のリムステップ表面306を有する第4の軸方向リムステップ304と、ステップ308を少なくとも部分的に画成する第5のリムステップ表面310を有する第5の軸方向リムステップ308と、ステップ312を少なくとも部分的に画成する第6のリムステップ表面314を有する第6の軸方向リムステップ312と、を含む。第1、第2、及び第3の軸方向リムステップ204、208、及び212それぞれ(全て図4及び5に示す)と、第1、第2、及び第3のリムステップ表面206、210、及び214(全て図4に示す)とは、圧縮機ブレード取り付け機構134(図2、4、5、及び6に示す)に関連付けられる。リムステップ表面306、310、及び314は、ロータ軸方向中心線111(図1、2、及び3に示す)に実質的に平行である。或いは、リムステップ表面306、310、及び314の各々は、本明細書で記載されるようにタービンバケット取り付け機構174を機能させることができるあらゆる方向を有する。
第4の軸方向リムステップ304及び第4のリムステップ表面306は、低圧領域又は下流側領域301の軸方向下流側に位置付けられる。更に、第4のリムステップ表面306は、タービンハブ表面316の半径方向外向きの第4の半径方向距離RD4に位置付けられ、第1、第2、及び第3の半径方向距離RD1、RD2、及びRD3はそれぞれ(図4及び5に全て示す)、圧縮機ブレード取り付け機構134に関連付けられる。また、第4の軸方向リム表面306は、上流側領域301から軸方向下流側で第4の軸方向長さAL4に延在する。第1、第2、及び第3の軸方向長さAL1、AL2、及びAL3はそれぞれ((全て図4及び5に示す))、圧縮機ブレード取り付け機構134に関連付けられる。例示的な実施形態において、第4の軸方向長さAL4及び第4の半径方向距離RD4は、本明細書で記載されるようにタービンバケット取り付け機構174を機能させることができるあらゆる値を有する。
第5の軸方向リムステップ308及び第5のリムステップ表面310は、第4のリムステップ304及び第4のリムステップ表面306の軸方向下流側に位置付けられる。その上、第5のリムステップ表面310は、タービンハブ表面316の半径方向外向きの第5の半径方向距離RD5に位置付けられ、ここでRD5はRD4よりも大きい。また、第5のリム表面310は、第4のリムステップ表面306から軸方向下流側で第5の軸方向長さAL5に延在する。第4のリムステップ表面306及び第5のリムステップ表面310は、第3の境界領域318を画成する。第1及び第2の境界領域218及び220はそれぞれ(共に図4に示される)、圧縮機ブレード取り付け機構134に関連付けられる。例示的な実施形態において、第3の境界領域318は、第4の軸方向リムステップ304及び第5の軸方向リムステップ308全体にわたる流体流を可能にするよう僅かに丸みがつけられる。また、例示的な実施形態において、第5の軸方向長さAL5及び第5の半径方向距離RD5は、本明細書で記載されるようにタービンバケット取り付け機構174を機能させることができるあらゆる値を有する。
第6の軸方向リムステップ312及び第6のリムステップ表面314は、第5のリムステップ308及び第5のリムステップ表面310の軸方向下流側に位置付けられる。その上、第6のリムステップ表面314は、タービンハブ表面316の半径方向外向きの第6の半径方向距離RD6に位置付けられ、ここでRD6はRD5よりも大きい。また、第6のリム表面314は、第5のリムステップ表面310から軸方向下流側で第6の軸方向長さAL6に延在する。第6のリムステップ表面314及び第5のリムステップ表面310は、第4の境界領域320を画成する。例示的な実施形態において、第4の境界領域320は、第6の軸方向リムステップ312及び第5の軸方向リムステップ308全体にわたる流体流を可能にするよう僅かに丸みがつけられる。また、例示的な実施形態において、第6の軸方向長さAL6及び第6の半径方向距離RD6は、本明細書で記載されるようにタービンバケット取り付け機構174を機能させることができるあらゆる値を有する。更に、例示的な実施形態において、軸方向リムステップ304、308、及び312が協働して、タービンハブ表面316を降下する発散タービンハブ表面316として画成する。その上、例示的な実施形態において、階段状リムセクション302は、上述のように3つの階段状領域を含む。或いは、階段状リムセクション302は、本明細書で記載されるようにタービンバケット取り付け機構174を機能させることができるあらゆる数の階段状領域を含む。
例示的な実施形態において、タービンバケット取り付け機構174は、バケット組立体166の1つのダブテールセクション322を含む。ダブテールセクション322は、少なくとも1つのバケット翼形部部分(図示せず)を受け取る翼形部プラットフォーム324を含む。ダブテールセクション322はまた、複数のダブテールローブ、すなわち、第4のダブテールローブ326、第5のダブテールローブ328、及び第6のダブテールローブ330を含む。第1、第2、及び第3のダブテールローブ326、328、及び330はそれぞれ(全て図4及び5に示す)、圧縮機ブレード取り付け機構134に関連付けられる。また、例示的な実施形態において、ダブテールセクション322は、3つのダブテールローブ326、328、330を含む。或いは、ダブテールセクション322は、本明細書で記載されるようにタービンバケット取り付け機構174を機能させることができるあらゆる数のダブテールローブを含む。
更に、例示的な実施形態において、タービンバケット取り付け機構174は、ダブテールローブ326、328、330を受け取る複数のダブテールスロットを含む。より具体的には、リムセクション302は、第4のダブテールスロット332、第5のダブテールスロット334、及び第6のダブテールスロット336を画成する。第1、第2、及び第3のダブテールスロット232、234、及び236はそれぞれ(全て図4及び5に示す)、圧縮機ブレード取り付け機構134に関連付けられる。ダブテールスロット232、234、及び236の各々は、ダブテールローブ326、328、330の各々をそれぞれ受けとる。
また、例示的な実施形態において、第4のダブテールスロット332は、第4の軸方向スロット長さSL4を有し、この距離は、第4の軸方向長さAL4、第5の軸方向長さAL5、及び第6の軸方向長さAL6の和に実質的に等しい。第1、第2、及び第3の軸方向スロット長さSL1、SL2、及びSL3はそれぞれ(全て図4及び5に示す)、圧縮機ブレード取り付け機構134に関連付けられる。第5のダブテールスロット334は、第5の軸方向スロット長さSL5を有し、この距離は、第5の軸方向長さAL5、及び第6の軸方向長さAL6の和に実質的に等しい。第6のダブテールスロット336は、第6の軸方向スロット長さSL6を有し、この距離は、第6の軸方向長さAL6に実質的に等しい。第4、第5、及び第6の軸方向スロット長さSL4、SL5、及びSL6はそれぞれ、軸方向中心線111に実質的に平行である。更に、第4の軸方向スロット長さSL4は、第5の軸方向スロット長さSL5よりも大きく、第5の軸方向スロット長さSL5は、第6の軸方向スロット長さSL6よりも大きい。従って、第5の軸方向スロット長さSL5は、第5の軸方向長さAL6及び第6の軸方向長さAL6の和にほぼ等しい距離だけ第4の軸方向長さAL4の一部に重なり、第6の軸方向スロット長さSL6は、第6の軸方向長さAL6にほぼ等しい距離だけ第5の軸方向スロット長さSL5の一部に重なる。ダブテールスロット332、334、及び336は、互いに半径方向に隣接して画成されて、ホイールリム空隙338を少なくとも部分的に画成する。例示的な実施形態において、軸方向スロット長さSL4、SL5、及びSL6は、本明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる値を有する。
また、例示的な実施形態において、ダブテールローブ326、328、330は、互いに結合され、互いに対して半径方向に配置される。第4のダブテールローブ326は、第4の軸方向ローブ長さLL4を有し、この長さは、第4の軸方向スロット長さSL4よりも小さく、第4の軸方向長さAL1よりも大きいか又は等しい。第5のダブテールローブ328は、第5の軸方向ローブ長さLL5を有し、この長さは、第4の軸方向スロット長さSL4よりも小さく、第5の軸方向長さAL5よりも大きい。第6のダブテールローブ330は、第6の軸方向ローブ長さLL6を有し、この長さは、第4の軸方向スロット長さSL4よりも小さいか又は等しく、第6の軸方向長さAL6よりも大きい。第4、第5、及び第6の軸方向ローブ長さLL4、LL5、及びLL6は、軸方向中心線111に実質的に平行である。その上、例示的な実施形態において、第5の軸方向ローブ長さLL5は、第4の軸方向ローブ長さLL4にほぼ等しい距離だけ第4の軸方向ローブ長さLL4の一部に重なり、第6の軸方向ローブ長さLL6は、第5の軸方向ローブ長さLL5にほぼ等しい距離だけ第5の軸方向ローブ長さLL5の一部に重なる。更に、例示的な実施形態において、軸方向ローブ長さLL4、LL5、及びLL6は、明細書で記載されるように圧縮機ブレード取り付け機構134を機能させることができるあらゆる値を有する。ダブテールローブ326、328、及び330は、ダブテールスロット332、334、及び336、並びに階段状リムセクション302と協働し、圧縮機ホイールリム空隙338を画成する。
図10は、タービン108(図3に示す)と共に使用することができる完全に組み立てられたタービンバケット取り付け機構174の一部の斜視図である。ダブテールローブ326、328、及び330は、ダブテールスロット332、334、及び336にそれぞれ完全に挿入されており、ダブテールローブ328及び320が、階段状リムセクション202から低圧又は下流側領域301に向けて軸方向に延在する。従って、の軸方向ローブ長さLL1、LL2、及びLL3は、第4の軸方向リムステップ304、第5の軸方向リムステップ308、及び第6の軸方向リムステップ312それぞれを通って延在し、並びに階段状リムセクション302から低圧又は下流領域301に延在するように示されている。
例示的な実施形態において、タービンバケット取り付け機構174は、バケット組立体166の軸方向設置及び軸方向取り外しに必要な軸方向長さを短縮することにより、タービン108及びガスタービンエンジン100の組み立てを容易にする。このような設置/取り外し長さを短縮することにより、タービン108の全長及び重量が低減され、これによりガスタービンエンジン100の組み立て資本コストが低減される。その上、タービン108の重量の減少により、ある範囲の作動速度においてロータ110に作用する遠心力が減少し、これにより検査及びメンテナンスコストの増大の可能性が低くなる。更に、重量の減少により、ロータ110の速度の加速及び維持のための燃料使用が減少し、これにより稼働コストが減少する。
また、例示的な実施形態において、タービンバケット取り付け機構174は、1つのステップ当たりに1つのスロット及び1つのローブを含む。或いは、タービンバケット取り付け機構174は、本明細書で記載されるように機構174を機能させることができるあらゆる数のスロット及びローブを1つのステップ当たりに含む。例えば、限定ではないが、機構174は2つのステップを含み、各ステップが2つのスロットと2つのローブ(全て図示せず)を含み、又は機構174は2つのステップを含み、各ステップが1つのスロットと1つのローブとを含む(全て図示せず)。その上、例えば、限定ではないが、機構174は、2つのステップを含み、第1のステップが、機構の軸方向長さの約2/3わたって延在する2つのスロット及び2つのローブを含み、第2のステップは、機構の軸方向長さの約1/3にわたって延在する(全て図示せず)。
図11は、タービンバケット取り付け機構174の上流側位置、より具体的には高圧又は上流側領域315から完全に組み立てられた機構134の一部の斜視図である。タービンホイールリム空隙338は、第6のダブテールローブ330、第5のダブテールローブ328、第4のダブテールローブ326、第4のステップ304、第5のステップ308、及び第6のステップ312の各々の少なくとも一部によって少なくとも部分的に画成される。例示的な実施形態において、階段状リムセクション302の上流側端部340は、第4のダブテールスロット332内の上流側端部340の軸方向上流側の所定距離(図示せず)に陥凹にされた第4のダブテールスロット326の上流側端部342に対する基準を提供する。或いは、上流側端部342は、上流側端部340と実質的に同一平面にされる。
また、例示的な実施形態において、第5のダブテールローブ328の上流側端部344は、第5のダブテールスロット334内の上流側端部340の軸方向下流側で所定距離(図示せず)に陥凹にされる。或いは、上流側端部344は、上流側端部340と実質的に同一平面にされる。更に、例示的な実施形態において、第6のダブテールローブ330の上流側端部346は、上流側端部340と実質的に同一平面にされる。或いは、上流側端部346は、第6のダブテールスロット336内の上流側端部340の軸方向下流側で所定距離(図示せず)に陥凹にされる。圧縮機ホイールリム空隙338の容積を増大させると、上述の関連する利点によりタービン108の重量が低減可能になる。
図12は、ガスタービンエンジン100の一部、すなわち圧縮機102(両方とも図2に示す)を組み立てる例示的な方法400を示すフローチャートである。例示的な実施形態において、回転要素すなわち圧縮機ロータホイール130(図2、4、5、6、及び7に示す)の少なくとも一部内に第1の軸方向長さ又は第1のダブテールスロット長さSL1(図4及び5に示す)を有する第1のダブテールスロット232(図4、6、及び8に示す)を形成する(402)。第1のダブテールスロット232は、軸方向中心線111(図1、2、及び3に示す)に実質的に平行である。圧縮機ロータホイール130の少なくとも一部内に第2の軸方向長さ又は第2のダブテールスロット長さSL2(図4及び5に示す)を有する第2のダブテールスロット234(図4、6、及び8に示す)を形成する(404)。第2のダブテールスロット234は、軸方向中心線111に実質的に平行である。第2のダブテールスロット234の少なくとも一部は、第1のダブテールスロット232の少なくとも一部の半径方向外向きにある。第1の軸方向長さ又は第1のダブテールスロット長さSL1は、第2の軸方向長さ又は第2のダブテールスロット長さSL2よりも大きい。ダブテールスロット232及び234は互いに半径方向に隣接する。
また、例示的な実施形態において、第1の軸方向長さ又は第1のダブテールスロット長さSL1よりも小さい第3の軸方向長さ又は第1のダブテールローブ長さLL1(図4及び5に示す)を有する第1のダブテールローブ226(図4、6、7、及び8に示す)を形成する(406)。第1の軸方向長さ又は第1のダブテールスロット長さSL1よりも小さい第4の軸方向長さ又は第2のダブテールローブ長さLL2(図4及び5に示す)を有する第2のダブテールローブ228(図4、6、7、及び8に示す)を形成する(408)。第4の軸方向長さ又は第2のダブテールローブ長さLL2は、第3の軸方向長さ又は第1のダブテールローブ長さLL1よりも大きい。第2のダブテールローブ228の少なくとも一部は、第1のダブテールローブ226の少なくとも一部を超えて延在し、ダブテールローブ226及び228の一部の各々は、共に結合され且つ互いに対して半径方向に配置される。
更に、例示的な実施形態において、第1のホイールリムステップ表面206及び第1の軸方向リムステップ204(両方とも図4、6、及び7に示す)が、軸方向中心線111から第1の半径方向距離RD1(図4及び5に示す)に少なくとも部分的に形成される(410)。第2のホイールリムステップ表面210及び第2の軸方向リムステップ208(両方とも図4、6、及び7に示す)が、軸方向中心線111から第2の半径方向距離RD1(図4及び5に示す)に少なくとも部分的に形成される(412)。第2の半径方向距離RD2は、第1の半径方向距離RD1よりも大きい。
更に、例示的な実施形態において、軸方向リムステップ204、第1のホイールリムステップ表面206、第2の軸方向ステップ208、及び第2のホイールリムステップ表面210は、実質的に収束するハブ表面216(図4及び5に示す)、ホイールリム又は階段状リムセクション202、及びホイールリム空隙238(図4及び8に示す)を少なくとも部分的に画成する。
図13は、ガスタービンエンジン100の別の部分、すなわちタービン108(両方とも図1及び3に示す)を組み立てる例示的な方法500を示すフローチャートである。例示的な実施形態において、回転要素すなわちタービンロータホイール170(図3、9、及び10に示す)の少なくとも一部内に第4の軸方向長さ又は第1のダブテールスロット長さSL4(図9及び10に示す)を有する第4のダブテールスロット332(図9及び11に示す)が形成される(502)。第4のダブテールスロット332は、軸方向中心線111(図1、2及び3に示す)に実質的に平行である。タービンロータホイール170の少なくとも一部内に及び軸方向長さ又は第5のダブテールスロット長さSL5(図9及び10に示す)を有する第5のダブテールスロット334(図9及び11に示す)が形成される(504)。第5の半径方向距離RD5は、第4の半径方向距離RD4よりも大きい。第5のダブテールスロット334は、軸方向中心線111に実質的に平行である。第5のダブテールスロット334の少なくとも一部は、第4のダブテールスロット332の少なくとも一部の半径方向外向きにある。第4の軸方向長さ又は第4のダブテールスロット長さSL4は、第5の軸方向長さ又は第5のダブテールスロット長さSL5よりも大きい。ダブテールスロット332及び334は、互いに半径方向に隣接している。
また、例示的な実施形態において、第4の軸方向長さ又は第4のダブテールスロット長さSL4よりも小さい第4の軸方向長さ又は第4のダブテールローブ長さLL4(図9及び10に示す)を有する第4のダブテールローブ326(図9及び11に示す)が形成される(506)。第4の軸方向長さ又は第4のダブテールスロット長さSL4よりも小さい第5の軸方向長さ又は第5のダブテールローブ長さLL5(図9及び10に示す)を有する第5のダブテールローブ328(図9及び11に示す)が形成される(508)。第5の軸方向長さ又は第5のダブテールローブ長さLL5は、第4の軸方向長さ又は第4のダブテールローブ長さLL4よりも大きい。第5のダブテールローブ328の少なくとも一部は、第4のダブテールローブ326の少なくとも一部を超えて延在し、ダブテールローブ326及び328の一部の各々が共に結合され、互いに対して半径方向に配置される。
更に、例示的な実施形態において、第4のホイールリムステップ表面306及び第4の軸方向リムステップ304(両方とも図9に示す)が、軸方向中心線111から第4の半径方向距離RD4(図9及び10に示す)に少なくとも部分的に形成される(510)。第5のホイールリムステップ表面310及び第5の軸方向ステップ308(両方とも図9に示す)が、軸方向中心線111から第5の半径方向距離RD5(図9及び10に示す)に少なくとも部分的に形成される(512)。
その上、例示的な実施形態において、第4の軸方向リムステップ304、第4のホイールリムステップ表面306、第5の軸方向ステップ308、及び第5のホイールリムステップ表面310は、実質的に発散するハブ表面316(図9及び10に示す)、ホイールリム又は階段状リムセクション302、及びホイールリム空隙338(図9及び10に示す)を少なくとも部分的に画成する。
本明細書では、回転装置、より具体的には、圧縮機並びに蒸気タービン及びガスタービンを含むタービンの組み立てを容易にする方法及びシステムの例示的な実施形態が記載される。更に具体的には、圧縮機ブレード及びタービンバケット取り付け機構の両方は、ブレード及びバケット組立体の軸方向の設置及び取り外しそれぞれに必要な軸方向長さを短縮することにより、燃焼器及びタービンそれぞれ、更にガスタービンの組み立てを容易にする。このような設置/取り外し長さの短縮は、圧縮機及びタービンの全体の長さ及び重量の低減を可能にし、これによりガスタービンエンジンの組み立ての資本コストを低減する。その上、圧縮機及びタービンの重量低減は、ある範囲の作動速度において圧縮機及びタービンの両方に共通のロータに作用する遠心力の減少を可能にし、これにより検査及びメンテナンスコストの増大の可能性を低減する。更に、重量低減は、ロータ速度の加速及び維持のために燃料使用を減少させ、これにより稼働コストの低減を可能にする。また、圧縮機及びタービンホイールリム空隙の容積増大は、ガスタービンエンジンの重量低減を更に可能にする。このような重量及び長さの低減に伴う利点はまた、蒸気タービンでも実現することができる。
本明細書で記載される方法及びシステムは、本明細書で記載される特定の実施形態に限定されない。例えば、このようなシステムの構成要素及び/又は各方法の段階は、本明細書で記載される他の構成要素及び/又はステップとは独立して及び別個に使用及び/又は実施することができる。加えて、各構成部品及び/又はステップはまた、他の組み立てパッケージ及び方法と共に使用及び/又は実施することができる。
種々の特定の実施形態について本発明を説明してきたが、請求項の技術的思想及び範囲内にある修正により本発明を実施することができる点は、当業者であれば理解されるであろう。
100 燃焼タービンエンジン(回転機械)
102 圧縮機
104 燃焼器
106 燃料ノズル組立体
108 タービン
110 ロータ
111 ロータ軸方向中心線
112 圧縮機ロータ組立体
114 圧縮機ステータ組立体
116 圧縮機ケーシング
118 流路
124 複数の段
126 ロータブレード組立体
128 ステータブレード組立体
130 圧縮機ロータホイール
132 ロータブレード翼形部部分
134 階段状ブレードカップリング機構
136 ロータブレード先端部分
140 圧縮機ハブ
148 圧縮機上流側(低圧)領域
150 圧縮機下流側(高圧)領域
152 タービンロータ組立体
154 タービンダイアフラム組立体
156 タービンケーシング
158 流路
164 複数の段
166 バケット組立体
168 ノズル組立体
170 タービンロータホイール
174 階段状バケット取り付け(ブレードカップリング)機構
180 タービンハブ
188 タービン上流側(高圧)領域
190 タービン下流側(低圧)領域
201 低圧(上流側)領域
202 階段状リムセクション
204 第1の軸方向リムステップ
206 第1のリムステップ表面
208 第2の軸方向リムステップ
210 第2のリムステップ表面
212 第3の軸方向リムステップ
214 第3のリムステップ表面
215 高圧(下流側)領域
216 圧縮機ハブ表面
218 第1の境界領域
220 第2の境界領域
RD1 第1の半径方向距離
RD2 第2の半径方向距離
RD3 第3の半径方向距離
AL1 第1の軸方向長さ
AL2 第2の軸方向長さ
AL3 第3の軸方向長さ
222 ダブテールセクション
224 翼形部プラットフォーム
226 第1のダブテールローブ
228 第2のダブテールローブ
230 第3のダブテールローブ
232 第1のダブテールスロット
234 第2のダブテールスロット
236 第3のダブテールスロット
SL1 第1のダブテールスロット長さ
SL2 第2のダブテールスロット長さ
SL3 第3のダブテールスロット長さ
LL1 第1のダブテールローブ長さ
LL2 第2のダブテールローブ長さ
LL3 第3のダブテールローブ長さ
237 軸方向設置矢印
238 圧縮機ホイールリム空隙
239 軸方向取り外し矢印
240 階段状リムセクションの下流側端部
242 第1のダブテールローブの下流側端部
244 第2のダブテールローブの下流側端部
246 第3のダブテールローブの下流側端部
301 低圧(下流側)領域
302 階段状リムセクション
304 第4の軸方向リムステップ
306 第4のリムステップ表面
308 第5の軸方向リムステップ
310 第5のリムステップ表面
312 第6の軸方向リムステップ
314 第6のリムステップ表面
315 高圧(上流側)領域
316 タービンハブ表面
318 第3の境界領域
320 第4の境界領域
RD4 第4の半径方向距離
RD5 第5の半径方向距離
RD6 第6の半径方向距離
AL4 第4の軸方向長さ
AL5 第5の軸方向長さ
AL6 第6の軸方向長さ
322 ダブテールセクション
324 翼形部プラットフォーム
326 第4のダブテールローブ
328 第5のダブテールローブ
330 第6のダブテールローブ
332 第1のダブテールスロット
334 第2のダブテールスロット
336 第3のダブテールスロット
SL4 第4のダブテールスロット長さ
SL5 第5のダブテールスロット長さ
SL6 第6のダブテールスロット長さ
338 タービンホイールリム空隙
LL4 第4のダブテールローブ長さ
LL5 第5のダブテールローブ長さ
LL6 第6のダブテールローブ長さ
340 階段状リムセクションの上流側端部
342 第4のダブテールローブの上流側端部
344 第5のダブテールローブの上流側端部
346 第6のダブテールローブの上流側端部
400 例示的な方法
402 第1のダブテールスロットを形成する
404 第2のダブテールスロットを形成する
406 第1のダブテールローブを形成する
408 第2のダブテールローブを形成する
410 第1のホイールリムステップ表面を形成する
412 第2のホイールリムステップ表面を形成する
414 第1の軸方向リムステップを形成する
500 例示的な方法
502 第1のダブテールスロットを形成する
504 第2のダブテールスロットを形成する
506 第1のダブテールローブを形成する
508 第2のダブテールローブを形成する
510 第1のホイールリムステップ表面を形成する
512 第2のホイールリムステップ表面を形成する
514 第1の軸方向リムステップを形成する

Claims (7)

  1. 軸方向中心線(111)を有する回転要素(110)を有する回転機械(100)用のブレード取り付け機構(174)であって、前記ブレード取り付け機構が前記回転要素内で少なくとも部分的に形成され、前記ブレード取り付け機構が、
    前記軸方向中心線に平行な第1の軸方向スロット長さ(SL1)を有する第1のダブテールスロット(232)と、
    前記軸方向中心線に平行な第2の軸方向スロット長さ(SL2)を有する第2のダブテールスロット(234)であって、前記第1の軸方向スロット長さ(SL1)が前記第2の軸方向スロット長さ(SL2)よりも大きく、前記第2のダブテールスロット(234)の少なくとも一部が前記第1のダブテールスロット(232)の少なくとも一部よりも半径方向外側にある、第2のダブテールスロット(234)と、
    前記第1の軸方向スロット長さ(SL1)よりも短い第1の軸方向ローブ長さ(LL1)を有する第1のダブテールローブ(226)と、
    前記第1の軸方向スロット長さ(SL1)よりも短く、前記第1の軸方向ローブ長さ(LL1)よりも長い第の軸方向ローブ長さ(LL2)を有する第2のダブテールローブ(228)であって、前記第2のダブテールローブ(228)の少なくとも一部が前記第1のダブテールローブ(226)の少なくとも一部よりも半径方向外側にある第2のダブテールローブ(228)と
    を画成する、ブレード取り付け機構(174)。
  2. 前記第1のダブテールスロット(232)が、第1のホイールリム表面(206)を少なくとも部分的に画成し、該第1のホイールリム表面が、前記軸方向中心線(111)から第1の半径方向距離(RD1)を少なくとも部分的に画成し、第1のホイールリム表面が前記回転要素(110)の軸方向中心線(111)に平行であり、
    前記第2のダブテールスロット(234)が、第2のホイールリム表面(210)を少なくとも部分的に画成し、該第2のホイールリム表面が前記軸方向中心線から第2の半径方向距離(RD2)を少なくとも部分的に画成し、第2のホイールリム表面が前記回転要素(110)の軸方向中心線(111)に平行であり、該第2の半径方向距離が前記第1の半径方向距離よりも大きい、
    請求項1記載のブレード取り付け機構(174)。
  3. 前記第1のホイールリム表面(206)が、第1の軸方向ステップ(204)を少なくとも部分的に画成し、前記第2のホイールリム表面(210)が、第2の軸方向ステップ(208)を少なくとも部分的に画成する、請求項2記載のブレード取り付け機構(174)。
  4. 複数の軸方向ステップ(202/302)が、実質的に収束するハブ(140)を少なくとも部分的に画成する圧縮機(102)用ホイールリム(202)と、実質的に発散するハブ(180)を少なくとも部分的に画成するタービン(108)用ホイールリム(302)とのうちの少なくとも1つを少なくとも部分的に画成する、請求項3記載のブレード取り付け機構(174)。
  5. 前記実質的に収束するハブ(140)が軸方向下流側セクション(240)を含み、該セクションが、
    共に結合され且つ互いに対して半径方向に配置された前記複数のダブテールローブ(226/228/230)の各々の少なくとも一部(242/244/246)と、
    互いに半径方向に隣接した前記複数のダブテールスロット(232/234/236)の各々の少なくとも一部と
    を含み、前記複数のダブテールローブ及び前記複数のダブテールスロットが、圧縮機ホイールリム空隙(238)を少なくとも部分的に画成する、請求項4記載のブレード取り付け機構(174)。
  6. 前記実質的に発散するハブ(180)が軸方向上流側セクション(340)を含み、該セクションが、
    共に結合され且つ互いに対して半径方向に配置された前記複数のダブテールローブ(326/328/330)の各々の少なくとも一部(342/344/346)と、
    互いに半径方向に隣接した前記複数のダブテールスロット(332/334/336)の各々の少なくとも一部と
    を含み、前記複数のダブテールローブ及び前記複数のダブテールスロットが、タービンホイールリム空隙(338)を少なくとも部分的に画成する、請求項4記載のブレード取り付け機構(174)。
  7. 軸方向中心線(111)を有する回転要素(110)と、
    前記回転要素の少なくとも一部内に少なくとも部分的に画成される少なくとも1つのブレード取り付け機構(174)であって、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のブレード取り付け機構(174)と
    を備えるタービンエンジン(100)。
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