JP5582902B2 - ノイズフィルタの並置形絶縁ケース構造体およびコイル保持具、並びにノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタの並置形絶縁ケース構造体およびコイル保持具、並びにノイズフィルタ Download PDF

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本発明は、ノイズフィルタの並置形絶縁ケース構造体およびコイル保持具、並びにこれらの絶縁ケース構造体およびコイル保持具を有する偏平型のノイズフィルタに関する。
一般に、電源ラインや通信ライン等を経由して外部から電気・電子機器内に侵入するノイズにより前記機器が誤作動するのを防止するためノイズフィルタが用いられている。ノイズフィルタとしては、適用する電気・電子機器に応じて種々のタイプのものがあるが、基本的には二相式あるいは三相式の電源ラインに対して、ラインーグラウンド間に流れるコモンモードノイズを減衰させるチョークコイルと、ライン間に流れるノーマルモードノイズを減衰させるべく電源ラインの相間に接続されるCxコンデンサと、前記Cxコンデンサの故障、短絡時にも感電を防止するための電源ラインの各相とグラウンド間に接続されるCyコンデンサとを有している。
通常、これらのチョークコイル、Cxコンデンサ、Cyコンデンサや、そのほか抵抗等が矩形状のフィルタケース内に収容され、前記ケースの端部に設けた端子部から外部のラインに接続される構成としている。
特開2005−184075号公開公報 特開2002−057047号公開公報 特開2000−216025号公開公報 実用新案登録第3122345号登録実用新案公報 実用新案登録第3122346号登録実用新案公報 昭62−51720号公開実用新案公報
この種のノイズフィルタでは、機器あるいは設備の壁面への取り付け面となるケース底部にチョークコイルを実装し、その周囲を放熱を兼ねた樹脂を充填して固定しているため、矩形状フィルタケースの底面を広くする必要がある。特に、トロイダル形のコイルを用いた場合は、少なくともコイルの直径分の横幅スペースが必要となり、フィルタ全体の形状が大形化していた(例えば特許文献1の図5,図6)。また、ケースの側面にチョークコイルを設置する場合に、従来の構造では樹脂材でコイルを側壁に固定しているため、十分な固定強度を得るには大量の樹脂を充填しなければならず、大形化するとともにコスト高になるという問題があった。例えば、三相60A、二段回路構成のノイズフィルタでは、コイル1個当りの重量が約1Kgにもなり、ケースの側壁に充填樹脂だけで固定するのが困難であり、このような重量大のコイルはどうしてもケース底部に設置せざるを得ず、狭いフィルタ設置スペースで複数個のフィルタを並べて配置するのが難しいという問題があった。
本発明は上述の問題に鑑みて、重量のあるコイルでもフィルタ装置の外殻ケースの側壁に安定に保持することができ、また、放熱および固定用の成形樹脂材も必要最少限に抑えることが可能で、全体として横幅の小さい偏平型ノイズフィルタを提供することを目的とする。
本発明はまた、上述の偏平型ノイズフィルタを構成する絶縁ケースおよびコイル固定具を提供することを目的とするものである。
本発明によれば、底板と側壁をもつフィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に対して垂直に、かつ互いに横方向に離隔して配置された2個の張出挿通部を有し、前記2個の張出挿通部の側縁がそれぞれ環状絶縁ケースの内径部に形成された軸方向溝に挿入されて該張出挿通部が前記環状絶縁ケースに挿通され、これによって2個の前記環状絶縁ケースが保持されるようにしたノイズフィルタのコイル保持具が提供される。
本発明の1つの形態によれば、前記2個の張出挿通部はそれぞれ板状台座に垂直に立設された板状張出片を有し、前記板状台座が前記フィルタ装置の外殻ケースの前記側壁内面に取り付けられるノイズフィルタのコイル保持具が提供される。
本発明の他の形態によれば、前記2個の張出挿通部の板状張出片は合成樹脂材で形成され、かつ前記フィルタ装置の外殻ケースの合成樹脂製の前記側壁内面に垂直に、かつ互いに横方向に離隔して形成されたノイズフィルタのコイル保持具が提供される。
また、本発明によれば、 内径部と外部の間が中空に形成され、かつこの中空部にトロイダルコアが収容される環状部を有し、前記環状部の内径部に少なくとも2本の軸方向溝が形成されるとともに軸方向端面に巻線区分け用突部が形成された環状絶縁ケースと、
底板と側壁をもつフィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に対して垂直に、かつ互いに横方向に離隔して配置された2個の張出挿通部を有し、前記2個の張出挿通部の側縁がそれぞれ前記環状絶縁ケースの軸方向溝に挿入されて該張出挿通部が前記環状絶縁ケースに挿通され、2個の前記環状絶縁ケースを保持するノイズフィルタのコイル保持具と、を有し、
前記環状絶縁ケースの軸方向溝に前記コイル保持具の張出挿通部が挿通されて、前記環状絶縁ケースは前記フィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に垂直に対峙して該側壁内面上に2個横方向に並べて保持されることを特徴とするフィルタ装置の外殻ケースが提供される。
また、本発明によれば、トロイダルコアが収容されてなる中空の環状部の内径部に少なくとも2本の軸方向溝が形成されるとともに軸方向端面に巻線区分け用突部が形成された2個の環状絶縁ケースと、フィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に対して垂直に配設された張出挿通部を有する2個のコイル保持具と、前記2個の環状絶縁ケースおよび前記2個のコイル保持具を収容するフィルタ装置の外殻ケースとを有し、
前記2個のコイル保持具は前記フィルタ装置の外殻ケースの前記側壁内面に互いに横方向に離隔して配設されており、
前記2個のコイル保持具の前記張出挿通部の板状張出片の側縁がそれぞれ前記2個の環状絶縁ケースの前記軸方向溝に挿入されて前記2個の環状絶縁ケースが前記2個のコイル保持具に挿通され、かつ前記2個の環状絶縁ケースの前記環状部の内径部から外径部にかけてそれぞれ軸方向に巻線され、
さらに前記2個のコイル保持具の下方で前記フィルタ装置の外殻ケースの底板上にフィルタ回路の電子素子が配置されることを特徴とするノイズフィルタが提供される。
本発明の実施形態による偏平型のノイズフィルタによれば、前記2個の張出挿通部の板状張出片は板状台座に垂直に立設され、前記板状台座が前記フィルタ装置の外殻ケースの前記側壁内面に固着されるノイズフィルタが提供される。
本発明による絶縁ケースおよびコイル固定具によれば、コイルを充填樹脂による固定に頼らずに十分な強度でフィルタ装置の外殻ケースの側部内壁に実装することができ、前記コイルの軸方向厚み分の横幅でフィルタ装置の外殻ケースを偏平に形成でき、設置スペースをとらないノイズフィルタを実現できる。
また本発明のノイズフィルタは、内蔵するコイルの外径および重量が大きくても、フィルタ底部の横幅が小さく、薄型でコンパクトな外形をなし、狭いスペースでも複数個並べて設置することができる。
1発明の実施例に係る偏平型ノイズフィルタの正面板および天板を除去した状態における斜視図である。 本発明の実施例に係る絶縁ケースの拡大斜視図である。 本発明の実施例に係るコイル保持具をフィルタ装置の外殻ケースから外した状態で示した斜視図である。 図3に示すコイル保持具をフィルタ装置の外殻ケースに装着し、かつ巻線前の絶縁ケースをコイル保持具に実装した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例による偏平型ノイズフィルタの外観斜視図である。 本発明の他の実施例によるコイル保持具および絶縁ケースを装着したフィルタ装置の外殻ケースの斜視図である。 本発明の実施例による偏平型ノイズフィルタのフィルタ回路図である。
次に、本発明を各種の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の実施例では三相60A、二段回路構成のノイズフィルタとして構成した例であるが、本発明はこのような三相回路構成のものに限定されず、二相回路のノイズフィルタとして構成してもよい。
まず図2を参照して実施例1に係る絶縁ケースについて説明する。拡大して示した絶縁ケース2は、絶縁のケース体からなるコイルボビンであり、内方にリング状のトロイダルコアを収納するとともに、その外方に巻線されてコイル(インダクタ)が形成される。絶縁ケース2は、全体として内径部と外径部をもつ環状部3を有し、この環状部3の外径部3aと内径部3bの間が中空となっている。また、この絶縁ケース2は、トロイダルコアを上下から被覆して収納するべく一対のコアキャップ2a,2bからなり、絶縁ケース2周部の中央位置4で周方向に2分割されるようになっている。外径部3aと内径部3bとの間、つまり環状部3の中空の内部に、図示しないトロイダルコアが収容されている。環状部3の内径部3bには軸方向に伸長した3本の凸条部5が形成され、この各凸条部5に連接して環状部両端面3cには巻線区分け用の突部6が形成されて、環状部の内径部から外径部にかけて軸方向にそれぞれ巻回される巻線の電気的絶縁状態を確保している。また、各凸条部5の内側縁には軸方向に伸長した溝7が前記突部6にわたって形成されている。なお、図示の実施例では3本の凸条部5および巻線仕切り用突部6は周方向に等間隔で形成されている。凸条部5の軸方向溝7には、本発明に係るコイル(インダクタ)保持具10の張出挿通部の板状張出片の外側縁が挿入されて、絶縁ケース2が保持されるとともに、絶縁ケース2に巻回される巻線8同士が完全に隔離されるが、これについてはさらに後述する。
図1に示すように、絶縁ケース2にはその内径部3bから外径部3a(図2)にかけて軸方向に巻線8が施されてコイル(インダクタ)が形成されるが、これらの巻線8はノイズフィルタの三相回路に対応して3つの巻線仕切り用突部6の間で区分けされており、これによって各絶縁ケース2には独立した状態に3つの線材が巻き付けられている。
次に、図1および図3,図4を参照して実施例1に係るコイル(インダクタ)保持具10について説明する。コイル保持具10はフィルタ装置の外殻ケースの内壁に対して垂直に配置される張出挿通部で構成される。実施例1では、図3に明示するように、コイル保持具10の張出挿通部は板状の台座11に2組の板状張出片12が該台座11の面に垂直に伸長するように設けられている。各々の板状張出片12は中心から側方へ張り出した3つの張出片12a,12b,12cで構成され、前述した絶縁ケース2の各凸条部5に対応して、各張出片12a〜12cどうしの角度は等角度、つまり互いに120度の角度で側方へ張り出している。台座11および板状張出片12は熱伝導性のよい絶縁樹脂で形成されている。なお、強度上の関係から板状の台座11の4側部には台座側板13が一体に形成され、これによって台座11は枠形の形態となっている。張出片12a,12b,12cは、絶縁ケース2の各凸条部5の軸方向溝7に挿入して保持するのに必要な最小の公差で形成されることが望ましい。
実施例1のノイズフィルタ1は横幅Wの比較的狭い偏平な箱型またはブック型というべき外殻ケース15を有し、コイル保持具10(図3)の台座11はこのケース15の正面(図1,図4)からみて奥方の側板16に取り付けられている。コイル保持具10の板状張出片12は、したがってケース奥方の側板16側から正面側へ向けて垂直に伸長する。そして絶縁ケース2の3つの凸条部5の軸方向溝7にコイル保持具10の板状張出片12の各張出片12a〜12cの側縁17が挿入されるようにして絶縁ケース2がコイル保持具10の板状張出片12に挿入されて保持される。なお、絶縁ケース2をコイル保持具10に挿入する際には予め絶縁ケース2にトロイダルコアが収納され巻線8が施されている。絶縁ケース2の3つの凸条部5の軸方向溝7にコイル保持具10の板状張出片12の各張出片12a〜12cの側縁17を挿入することによりコイル保持具10の板状張出片12の各張出片12a〜12cが仕切り板として機能し、3方向から巻回される巻線8同士は完全に隔離され巻線の電気的絶縁状態が確保される。図1は巻線8が施された絶縁ケース2をケース15内に実装した状態であり、このようにしてトロイダル形の絶縁ケース2の片端面がケース側板16に保持され、ケース15の他機器への取付部となる底面18は従来のように広い面積を必要とせず、全体として取付けスペースをとらない偏平型のノイズフィルタ1となる。
コイル保持具10の台座11に対面する絶縁ケース2の端面には巻線区分け用突部6が形成されているため、絶縁ケース2の端面とコイル保持具10の台座11との間にはその分の隙間があり、放熱性が確保される。また、コイルから発生する熱は絶縁ケース2の軸方向溝7とコイル保持具10の板状張出片12との係合部から板状張出片12および台座11を介してケース15に伝熱され、同様に放熱性が確保される。
図1に示すように、フィルタ装置の外殻ケース15の底部18にはフィルタ回路のCx,Cyコンデンサや抵抗等の電子素子20が配置され、ケース15の左右側部には外部機器に接続される端子台21が設けられる。図示されていないが、巻線8の線端はケース底部18の前記素子20および端子台21の端子22に接続される。巻線した絶縁ケース2をコイル保持具10に挿通、固定し、結線した後、ケース15の正面および上面を正面板23および天板24で蓋閉し、図5に示すような底部18の横幅Wが狭い偏平箱型のノイズフィルタ1が完成する。なお、図5のように底部18にはケースの長さ方向に張り出た取付板19が形成され、また左右側板には放熱用の多数の通気孔が形成される。このようにトロイダル形のコイルを内蔵しても、フィルタの外形を薄い箱型の形態に構成できるため、横幅方向に複数個のノイズフィルタを並べて設置して大きなスペースはとらず、装置全体をコンパクトに構成できる。コイルの周囲を樹脂充填で固定することなく、樹脂製のコイル保持具で支持するため、重量のあるコイルでも強固にケースに保持、固定でき、また、コイル保持具も成形加工で容易に形成でき、かつ使用する樹脂材もコイル周囲を充填する場合に比べて必要最少限の量ですむ。
図6は本発明の実施例2によるコイル保持具10を用いた偏平型ノイズフィルタ1の斜視図である。この例のコイル保持具10の張出挿通部は実施例1のようなフィルタ装置の外殻ケース15と別体の台座を有せず、ケース15の背面側の側板16が伝熱性の絶縁樹脂材で形成され、この樹脂製の側板16の内面に実施例1で説明した板状張出片12が該側板16に垂直に形成されている。この場合、この樹脂製の側板16と板状張出片12は樹脂成形加工で一体に成形できる。樹脂製の板状張出片12に絶縁ケース2が差し込まれることは実施例1と同様である。実施例2ではコイル保持具10の台座をケース15の側板16に取り付ける必要がなく、ケース15の片側の側板16を、板状張出片12を有する樹脂製側板で兼用できるため、部品数や組立工数の点でコスト低減が図られる。
図7は実施例1,2に係るノイズフィルタの回路構成を示した図である。この例は三相60A、二段回路構成とした例であり、フィルタ装置の外殻ケースの側部に配置される一対のトロイダル形のチョークコイル30と、このチョークコイル30を挟んで三線ラインの入力側および出力側にそれぞれ各ライン間に抵抗31およびCxコンデンサ32が設けられ、また一対のチョークコイル30の間にライン間抵抗33およびラインーグラウンド間のCyコンデンサ34が設けられる。これらの抵抗31,33およびCx,Cyコンデンサ32,34は図1のようにコイル下側のフィルタ装置の外殻ケース15の底部にまとめて設置される。このようにフィルタ装置の外殻ケース15の片側部にチョークコイルを配置することによって、コイルとケース底部との間にはスペースが生じ、このスペースを利用して抵抗やコンデンサを配置することで全体としてコンパクトなノイズフィルタに構成できる。
尚、実施例のノイズフィルタ1では、コイルをこのケース15の正面(図1,図4)からみて奥方の側板16に設置することを例に説明したが、絶縁ケース2が固定される内壁はこの面に限られるものではない。また、絶縁ケース2をケースの側板16に配設した扁平型ノイズフィルタ1を縦型に設置することを想定して説明したが、チョークコイルを設置した側板16が上面、または下面になるように該ノイズフィルタの設置方向を横置きに設置することも可能であり、これはノイズフィルタ1が設置される場所の形状により任意に選択することができる。
上述した実施例1,2ではいずれも三相回路に対応した絶縁ケースおよびコイル保持具として構成したが、実施例3では二相回路構成のフィルタに適用するために、図示は省略するが、環状の絶縁ケースの内径部に直径方向に対峙した2本の軸方向溝および端面に2個のコイル仕切り用突部が形成される。また、これに対応してコイル保持具の張出挿通部も前記絶縁ケースの軸方向溝に挿入される2枚の板状張出片で構成され、2つの巻線を施した絶縁ケースは、実施例1,2と同様にフィルタ装置の外殻ケースの側部に垂直に配置される。
1 偏平型ノイズフィルタ
2 環状絶縁ケース
30 チョークコイル
31、33 抵抗
32、34 Cxコンデンサ,Cyコンデンサ
5 凸条部
6 巻線区分け用突部
7 軸方向溝
8 巻線
10 コイル保持具
11 板状台座
12 板状張出片
13 台座側板
15 フィルタ装置の外殻ケース
16 ケース側板
17 板状張出片の側縁
18 ケース底部
19 取付板
20 電子素子
21 端子台
22 端子
23 正面板
24 天板

Claims (6)

  1. 底板と側壁をもつフィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に対して垂直に、かつ互いに横方向に離隔して配置された2個の張出挿通部を有し、前記2個の張出挿通部の側縁がそれぞれ環状絶縁ケースの内径部に形成された軸方向溝に挿入されて該張出挿通部が前記環状絶縁ケースに挿通され、これによって2個の前記環状絶縁ケースが保持されることを特徴とするノイズフィルタのコイル保持具。
  2. 前記2個の張出挿通部はそれぞれ板状台座に垂直に立設された板状張出片を有し、前記板状台座が前記フィルタ装置の外殻ケースの前記側壁内面に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタのコイル保持具。
  3. 前記2個の張出挿通部の板状張出片は合成樹脂材で形成され、かつ前記フィルタ装置の外殻ケースの合成樹脂製の前記側壁内面に垂直に、かつ互いに横方向に離隔して形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のノイズフィルタのコイル保持具。
  4. 内径部と外部の間が中空に形成され、かつこの中空部にトロイダルコアが収容される環状部を有し、前記環状部の内径部に少なくとも2本の軸方向溝が形成されるとともに軸方向端面に巻線区分け用突部が形成された環状絶縁ケースと、
    底板と側壁をもつフィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に対して垂直に、かつ互いに横方向に離隔して配置された2個の張出挿通部を有し、前記2個の張出挿通部の側縁がそれぞれ前記環状絶縁ケースの軸方向溝に挿入されて該張出挿通部が前記環状絶縁ケースに挿通され、2個の前記環状絶縁ケースを保持するノイズフィルタのコイル保持具と、を有し、
    前記環状絶縁ケースの軸方向溝に前記コイル保持具の張出挿通部が挿通されて、前記環状絶縁ケースは前記フィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に垂直に対峙して該側壁内面上に2個横方向に並べて保持されることを特徴とするフィルタ装置の外殻ケース。
  5. トロイダルコアが収容されてなる中空の環状部の内径部に少なくとも2本の軸方向溝が形成されるとともに軸方向端面に巻線区分け用突部が形成された2個の環状絶縁ケースと、フィルタ装置の外殻ケースの側壁内面に対して垂直に配設された張出挿通部を有する2個のコイル保持具と、前記2個の環状絶縁ケースおよび前記2個のコイル保持具を収容するフィルタ装置の外殻ケースとを有し、
    前記2個のコイル保持具は前記フィルタ装置の外殻ケースの前記側壁内面に互いに横方向に離隔して配設されており、
    前記2個のコイル保持具の前記張出挿通部の板状張出片の側縁がそれぞれ前記2個の環状絶縁ケースの前記軸方向溝に挿入されて前記2個の環状絶縁ケースが前記2個のコイル保持具に挿通され、かつ前記2個の環状絶縁ケースの前記環状部の内径部から外径部にかけてそれぞれ軸方向に巻線され、
    さらに前記2個のコイル保持具の下方で前記フィルタ装置の外殻ケースの底板上にフィルタ回路の電子素子が配置されることを特徴とするノイズフィルタ。
  6. 前記2個の張出挿通部の板状張出片は板状台座に垂直に立設され、前記板状台座が前記フィルタ装置の外殻ケースの前記側壁内面に固着されることを特徴とする請求項5に記載のノイズフィルタ。
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