JP5580182B2 - データ提供システム、データ提供方法、先読み更新確認サーバ、プログラム - Google Patents

データ提供システム、データ提供方法、先読み更新確認サーバ、プログラム Download PDF

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Description

この発明は、例えば携帯端末にデータを提供するデータ提供システムに関し、特にトラフィックを低減することが可能なデータ提供システムとその方法と、そのシステムを構成する端末と先読み更新確認サーバと、プログラムに関する。
近年のインターネット環境の拡大により、携帯端末のブラウザ機能を用いればホームページの閲覧は、オフィス内や家庭内からばかりでなくあらゆる場面で可能になった。携帯端末においては、この種のブラウザ機能利用時における通信データ量(以降、トラフィックと称する)が、特に問題になる。
比較的安定した回線環境にあるオフィス内や家庭内のパーソナルコンピュータと異なり、あらゆる回線環境に対応せざるおえない携帯端末においては、トラフィックは少ないほど好ましい。その理由は、携帯端末の利用者側としては通信データ量と比例して課金される従量課金システムを利用していた場合にトラフィック量が少ないことが料金として安くなること、また通信事業者としては流通するトラフィック量が少ないほうがネットワークへの負荷を低くすることができるからである。
従来から、データ提供システムにおけるトラフィックを低減する試みは数多くなされている。図10を参照して例えば特許文献1に開示された方法を簡単に説明する。インターネット16に接続されるWWWサーバ12(以降、Webサーバと称する)は、クライアントPC11に送信したHTMLデータをキャッシュしておく。そして、再アクセス時に最新のHTMLデータとキャッシュしておいたデータを比較し、差分データだけをクライアントPC11に送信する。したがって、トラフィックは差分データ分だけとなるため、その量を減らすことが出来る。
また、特許文献2に開示された方法を図11に示す。特許文献2の方法は、端末(移動機)13、サーバ14、データサーバ15、によって実現される。データサーバ15は、端末13に提供するサービスデータを分割データとして保存する。サーバ14は、端末13に提供したサービスデータに識別子を付与して記憶し、分割データの内容に変更がない場合には識別子のみを端末13に送信する。端末13は、識別子と分割データの組が送信されて来た場合は新たに記憶し、識別子のみを受信した場合には何もしない。このように更新されていない分割データは送信されないのでトラフィックを減らすことが出来る。
特開2002−189618号公報 特開2007−94586号公報
しかし、従来の方法は何れも汎用性に欠ける課題を持つ。特許文献1の技術はWebサーバごとに、クライアントPC11に対応させた差分データを記憶する必要がある。これは、Webサーバの運営者がそれぞれ異なる状況において、全てのWebサーバに差分データを記憶する機能を持たせることは現実的に不可能である。
また、特許文献2の技術は、Webサーバに当たるデータサーバ15が分割データとしてデータを記憶する必要があり、これもあらゆる種類のWebサーバにこの考えを適用することは不可能である。このように、従来技術は汎用性に欠ける課題が有り、それぞれ専用のサービスとしてしか存在し得なかった。
この発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、汎用性の高いサービス提供が可能であり、且つ、トラフィックを低減させことが可能なデータ提供システムとデータ提供方法と、そのシステムを構成する端末と先読み更新確認サーバと、プログラムを提供することを目的とする。
なお、以降の説明において、ユーザが端末を操作してWebサーバからWebページをダウンロードすることを「動的ダウンロード」と称する。また、この発明のサーバが自律的に所定の時間間隔を空けて定期的にWebサーバのWebページをダウンロードすることを「静的ダウンロード」と称する。
この発明のデータ提供システムは、データ提供サービスにおけるデータを提供する側に設けられた複数のWebサーバと、データ提供サービスにおけるユーザ側に設けられた複数の端末と、端末とWebサーバとの間に設定される先読み更新確認サーバとを備える。端末はダウンロード要求部とダウンロードデータ記憶部を有する。ダウンロード要求部は、第1の識別子を含むダウンロード要求信号を先読み更新確認サーバに送信する。ダウンロードデータ記憶部は、先読み更新確認サーバから受信した第2の識別子を上記第1の識別子とし、その第1の識別子と受信したダウンロードデータとを組にして記憶する。先読み更新確認サーバはユーザ情報記憶部と静的ダウンロード指示部と差分データ送信部とを有する。ユーザ情報記憶部は、端末からのダウンロード要求信号に含まれる第1の識別子とWebサーバからダウンロードしたWebページデータとそのWebページデータから抽出した第2の識別とを組みにして記憶する。静的ダウンロード指示部は、Webサーバに定期的にダウンロード要求を行いユーザ情報記憶部内のWebページデータと第2の識別子を定期的に更新させる。差分データ送信部は、端末からのダウンロード要求時に、第1の識別子と第2の識別子が異なる時に当該第2の識別子と対応するWebページデータのみを端末にダウンロードする。
この発明のデータ提供方法は、データ提供サービスにおけるデータを提供する側に設けられた複数のWebサーバと、データ提供サービスにおけるユーザ側に設けられた複数の端末と、端末とWebサーバとの間に設定される先読み更新確認サーバと、を備えるデータ提供方法であって、ダウンロード要求過程とダウンロードデータ記憶過程とユーザ情報記憶過程と静的ダウンロード指示過程と差分データ送信過程を含む。ダウンロード要求過程は、第1の識別子を含むダウンロード要求信号を先読み更新確認サーバに送信する。ダウンロードデータ記憶部過程は、先読み更新確認サーバから受信した第2の識別子を第1の識別子とし、その第1の識別子と受信したダウンロードデータとを組にして記憶する。ユーザ情報記憶過程は、複数の端末のそれぞれに対応させて各端末にダウンロードしたデータをユーザ情報記憶部に記憶する。静的ダウンロード指示過程は、ユーザ情報記憶部内のデータを定期的に更新させる。差分データ送信過程は、端末からのダウンロード要求時に、該当するWebサーバのデータの更新の有無に応じて、ユーザ情報記憶部の更新されたデータのみを当該端末にダウンロードする。
この発明の端末は、ダウンロード要求部とレンダラ部と第2の識別子抽出部とダウンロードデータ記憶部を具備する。ダウンロード要求部は、第1の識別子を含むダウンロード要求信号を先読み更新確認サーバに送信する。レンダラ部は、ダウンロードしたWebページを表示用のキャッシュデータに変換する。第2の識別子抽出部は、Webページデータから第2の識別子を抽出する。ダウンロードデータ記憶部は、第2の識別子を第1の識別子とし、その第1の識別子とキャッシュデータを組にして記憶する。
この発明の先読み更新確認サーバは、静的ダウンロード指示部と動的ダウンロード指示部と識別子抽出部とユーザ情報記憶部とWebページデータ更新部と更新有無判定部と差分データ送信部とを具備する。静的ダウンロード指示部は、定期的に所定のWebサーバからWebページデータをダウンロードする指示を出す。動的ダウンロード指示部は、端末からのダウンロード要求信号に応答してWebサーバからWebページデータをダウンロードする。識別子抽出部は、ダウンロード要求信号から第1の識別子をWebページデータから第2の識別子を抽出する。ユーザ情報記憶部は、WebサーバからダウンロードしたWebページデータと第1の識別子と第2の識別子を組にして記憶する。Webページデータ更新部は、WebサーバからWebページをダウンロードした際にユーザ情報記憶部内のWebページデータをダウンロードしたWebページデータに書き換える。更新有無判定部は、端末からのダウンロード要求信号に応答して第1の識別子と第2の識別子とからWebページデータの更新の有無を判定して判定信号を出力する。差分データ送信部は、判定信号が更新有りの場合に第2の識別子と対応するWebページデータとその第2の識別子のみを端末にダウンロードし、判定信号が更新無しの場合に第1の識別子のみを端末にダウンロードする。
この発明のデータ提供システムは、端末とWebサーバとの間に設定される先読み更新確認サーバの静的ダウンロード指示に基づき、定期的に先読み更新確認サーバ内のWebページデータを更新する。先読み更新確認サーバは、その更新時に端末にダウンロード済みの第1の識別子と、対応をつけてWebページデータから抽出した第2の識別子とそのWebページデータとを組にして記憶する。そして、端末からのダウンロード要求信号に含まれる第1の識別子と第2の識別子が異なる時のみに、第2の識別子と対応するWebページデータを端末に送信する。端末は、その第2の識別子を第1の識別子としてWebページデータと組にして記憶する。つまり、端末に記憶されているWebページデータと、先読み更新確認サーバが記憶しているWebページデータが異なる場合だけ、更新されたWebページデータがダウンロードされる。したがって、この発明のデータ提供システムは、トラフィックを低減させることが出来る。また、この発明のデータ提供システムは、不特定多数のWebサーバに対して機能するので、データ提供システムの汎用性も低下させることがない。
また、この発明の端末は、先読み更新確認サーバから受信したWebページデータから第2の識別子を抽出してそれを第1の識別子として記憶し、その第1の識別子をダウンロード要求信号に含ませてWebページデータのダウンロードを先読み更新確認サーバに要求する。したがって、その第1の識別子は、ダウンロード済みのWebページデータの履歴と端末のID(Identify)として機能する効果を奏する。
また、この発明の先読み更新確認サーバは、端末を操作するユーザの要求に応じてWebページデータをダウンロードする動的ダウンロードと、自律的に所定の時間間隔でWebページデータをダウンロードする静的ダウンロードを行うので、ユーザの要求に対して常に最新のWebページデータを提供出来ると共に、更新されたWebページデータのみを送信するので、トラフィックを低減することが出来る。
この発明のデータ提供システム1000の機能構成例を示す図。 第1の識別子と第2の識別子を説明するための図。 データ提供システム1000を構成する端末と先読み更新確認サーバとWebサーバの動作シーケンスを示す図。 端末200の機能構成例を示す図。 端末200の動作フローを示す図。 先読み更新確認サーバ400の機能構成例を示す図。 先読み更新確認サーバ400の動作フローを示す図。 先読み更新確認サーバ500の機能構成例を示す図。 先読み更新確認サーバ600の機能構成例を示す図。 特許文献1に開示されたWebサーバの処理方法を示す図。 特許文献2に開示されたデータ提供システムの機能構成を示す図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。複数の図面中同一のものには同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
図1に、この発明のデータ提供システム1000の機能構成例を示す。データ提供システム1000は、複数の端末200〜300と、先読み更新確認サーバ400と、複数のWebサーバ800〜900と、それらが接続されるネットワーク111と、を備える。端末とWebサーバはそれぞれ1個でも良い。なお、ネットワーク111は、携帯電話網及びインターネット網を含む。
Webサーバ800〜900は、データ提供サービスにおいてデータを提供するサーバである。端末200〜300は、同データ提供サービスにおいてユーザ側に設けられる。なお、以降の説明においては、任意のWabサーバ及び端末を表す場合は参照符号の表記を省略し、特定する場合は端末200等及びWebサーバ800等と参照符号を表記する。
先読み更新確認サーバ400は、端末とWebサーバとの間に設定される。つまり、端末は、先読み更新確認サーバ400を介して、複数のWebサーバから複数のデータ提供サービスを受ける。
端末200は、ダウンロード要求部201とダウンロードデータ記憶部202を有する。ダウンロード要求部201は、第1の識別子を含むダウンロード要求信号を先読み更新確認サーバ400に送信する。ダウンロードデータ記憶部202は、先読み更新確認サーバ400から受信した第2の識別子を第1の識別子とし、その第1の識別子と受信したWebページデータとを組にして記憶する。
先読み更新確認サーバ400は、ユーザ情報記憶部401と、静的ダウンロード指示部402と、差分データ送信部403と、を有する。ユーザ情報記憶部401は、端末200からのダウンロード要求信号に含まれる第1の識別子とWebサーバ800からダウンロードしたWebページデータとそのWebページデータから抽出した第2の識別子とを組にして記憶する。
静的ダウンロード指示部402は、複数のWebサーバに定期的にダウンロード要求を行いユーザ情報記憶部401内のWebページデータと第2の識別子を定期的に更新させる。差分データ送信部403は、端末200からのダウンロード要求時に、第1の識別子と第2の識別子が異なる時に第2の識別子と対応するWebページデータのみを端末にダウンロードする。
ここで、図2を参照して第1の識別子と第2の識別子について説明する。図2は、ダウンロード記憶部202(端末200内)とユーザ情報記憶部401(先読み更新確認サーバ400内)にそれぞれ記憶されたデータを模式的に表したものである。
ダウンロード記憶部202の第1の識別子「07.10.10.19」は、先読み更新確認サーバ400を介してWebサーバ800からダウンロードしたWebページデータ[aaa]に対応付けられた識別子であり、第1の識別子「19.30.10.19」は、先読み更新確認サーバ900を介してWebサーバ900からダウンロードしたWebページデータ「ddd」に対応付けられた識別子である。他の第1の識別子「12.20.10.19」及び「15.10.10.19」は、図示を省略しているWebサーバからダウンロードしたWebデータに対応付けられた識別子である。
第1の識別子は、端末200が記憶したWebページデータの履歴を表す情報であり、先読み更新確認サーバ400にWebページデータのダウンロードを要求するダウンロード要求信号に含められる。なお、ダウンロード要求信号には、第1の識別子の他に、端末200を識別するためのIDとそのWebページデータを提供するWebサーバのURL(Uniform Resource Locator)が含まれる。
第2識別子は、Webサーバ800から先読み更新確認サーバ400がダウンロードしたWebページデータの履歴を表す識別子である。先読み更新確認サーバ400内のユーザ情報記憶部401は、Webサーバ800からダウンロードしたWebページデータ「aba」と、そのWebページデータをダウンロードする際のHTMLファイルの通信ヘッダからWebページデータの更新時を表す例えば日付時間情報「05.00.10.20」を抽出して第2の識別子として記憶する。「05.00.10.20」は、例えば、5時00分、10月20日の意味である。
そのWebページデータ「aba」は、静的ダウンロード指示部402によってWebサーバ800からダウンロードしたWebページデータであり、端末200が記憶している「aaa」が更新前のデータである。ユーザ情報記憶部401は、その「aaa」と対応していた第2の識別子を第1の識別子「07.10.10.19」として、第2の識別子「05.00.10.20」とWebページデータ「aba」とを組にして記憶する。
図3に示すデータ提供システム1000の動作シーケンス図を参照して更に説明する。先読み更新確認サーバ400の静的ダウンロード指示部402がWebサーバ800からのダウンロードを指示する(S10のYes)と、先読み更新確認サーバ400からWebサーバ800に静的ダウンロード要求(S11)が発せられる。そして、Webサーバ800からWebページデータがダウンロードされる(S12)。この時、先読み更新確認サーバ400は、Webページデータから例えばデータの更新時を表す日付時間情報「05.00.10.20」を第2の識別子として抽出して、その第2の識別子とWebページデータを組にしてユーザ情報記憶部401に記憶する(S13)。
この静的ダウンロードは、例えば深夜や早朝といったユーザが端末200を操作しない時間帯に自動的に行われる。ユーザ情報記憶部401に第2の識別子と一緒に記憶されている第1の識別子(図2を参照)は、端末200からの過去のダウンロード要求信号に含まれた第1の識別子である。
端末200を操作するユーザが、Webサーバ800からWebページのダウンロードを要求すると、第1の識別子を含むダウンロード要求信号が先読み更新確認サーバ400に送信される(S1)。先読み更新確認サーバ400は、そのダウンロード要求をWebサーバ800に転送し、Webサーバ800からWebページデータをダウンロードする(S3)。
先読み更新確認サーバ400は、ダウンロードしたWebページデータから第2の識別子を抽出(S4)し、その第2の識別子が静的ダウンロードによってダウンロード済みの第2の識別子と同じであればWebサーバ800との間のダウンロードを直ちに中止する(S6)。ダウンロード済みの第2の識別子と異なる場合にはダウンロードを継続し、新たな第2の識別子と共にダウンロードしたWebページデータをユーザ情報記憶部401に記憶する(S7)。
第1の識別子と第2の識別子が異なる場合(S8のYes)には、先読み更新確認サーバ400の差分データ送信部401は第2の識別子と対応するWebページデータを端末200に送信する。端末200は、受信した第2の識別子を第1の識別子としてWebページデータと組にしてダウンロードデータ記憶部202に記憶する(S9)。
このように端末200に記憶されていないWebページデータのみが、先読み更新確認サーバ400から端末200にダウンロードされる。したがって、この発明のデータ提供方法はネットワークのトラフィックを低減することが出来る。また、上記したように静的ダウンロードでは、ダウンロード済みのWebページデータのダウンロードは行われないので、Webサーバと先読み更新確認サーバとの間のトラフィックも低減する効果も奏する。
次に、この発明のデータ提供システム1000を構成する端末と先読み更新確認サーバを説明する。
〔端末〕
図4に、端末200の機能構成例を示す。その動作フローを図5に示す。端末200は、プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、プログラムやデータを記憶する記憶装置と、これらプログラムを実行するCPUと、CPUが用いるデータ等を記憶するRAMとから成る制御手段220が、機能ブロック210を構成する各機能部の動作手順及び動作タイミングを制御してその機能を実現するものである。通信インターフェース230は、先読み更新確認サーバ400と通信するものである。これらの制御手段と機能ブロックと通信インターフェースの構成は、後述する先読み更新確認サーバ400,500,600も同様に備える。
端末200の機能ブロック210は、ダウンロードデータ記憶部211と、ダウンロード要求部212と、レンダラ部213と、第2の識別子抽出部214と、を備える。なお、機能ブロック210においては、説明に不要な機能部である例えば表示部やキーボード等の入力部等は省略している。
ダウンロード要求部211は、第1の識別子を含むダウンロード要求信号を先読み更新確認サーバ400に送信する(S212)。レンダラ部213は、ダウンロードしたWebページデータを図示しない表示パネルの表示用のキャッシュデータに変換する(S213)。
第2の識別子抽出部214は、ダウンロードしたWebページデータから第2の識別子を抽出する(S214)。ダウンロードデータ記憶部211は、ダウンロードした第2の識別子を第1の識別子とし、その第1の識別子とレンダラ部213で変換した表示用のキャッシュデータを組にして記憶する。
図4の例では、ダウンロードデータ記憶部211に、第1の識別子「07.10.10.19」とWebページデータ「aaa」、第1の識別子「12.20.10.19」とWebページデータ「bbb」、他が記憶されている。ダウンロードデータ記憶部211に記憶されていない新たなWebサーバにアクセスする時は、例えばダウンロード要求部212が第1の識別子を生成させてダウンロード要求信号に含ませる。
端末200は、ダウンロードした第2の識別子を第1の識別子としてWebページデータと組みにして記憶し、再び同じWebサーバにアクセスする時に、その第1の識別子をダウンロード要求信号に含ませる。したがって、第1の識別子は、記憶済みのWebページデータの履歴を表す信号として機能する。したがって、その履歴情報によって不要なデータのダウンロードを防止することができ、ネットワークのトラフィックを低減する効果を奏する。なお、ダウンロード要求信号には、端末200を識別するIDとWebページデータを提供するWebサーバのURLが含まれる。
また、端末200を識別するIDに例えば表示パネルの表示仕様等の情報を含ませることで、レンダラ部213の機能を先読み更新確認サーバに行わせることも可能である。詳しくは後述する。
〔先読み更新確認サーバ〕
図6に、先読み更新確認サーバ400の機能構成例を示す。その動作フローを図7に示す。先読み更新確認サーバ400は、ユーザ情報記憶部401と、静的ダウンロード指示部402と、識別子抽出部403と、Webページデータ更新部404と、動的ダウンロード指示部405と、更新有無判定部406と、差分データ送信部407と、を備える。
静的ダウンロード指示部402は、定期的に所定のWebサーバからWebページデータをダウンロードする指示を出す(S402)。定期的にとは、例えば24時間に一回といった頻度のことである。その24時間をタイマーで計時してタイマーがタイムアップ(S402aのYes)したら、静的ダウンロード指示部402は、ユーザ情報記憶部401に記憶された第1の識別子に対応するURLのWebサーバにダウンロードを要求する信号を出力する(S402b)。静的ダウンロードは、一度、ダウンロードしたことの有るWebサーバを対象に行われる。つまり静的ダウンロードとは、ユーザが端末を操作してダウンロードしたことの有るWebサーバを対象に行われ、事前に先読み更新確認サーバ400にWebページデータをダウンロードして置くことである。
Webページデータ更新部404は、ユーザ情報記憶部401に記憶済みの第1識別子に対応付けて記憶されている以前のWebページデータを、ダウンロードしたWebページデータに更新する(S404)。これと同時に、識別子抽出部403はダウンロード中のWebページデータから第2の識別子を抽出してユーザ情報記憶部401に出力する(S403)。ユーザ情報記憶部401は、抽出した第2の識別子をその第1の識別子と対応付けて記憶する(S401)。
以上、説明した過程(S402とS404とS403とS401)から成る静的ダウンロードは、定期的に自動的に行われる。また、例えWebページデータが更新されていなくとも、ステップS404の過程は実行される。このように動作させても、静的ダウンロードを実行する時間帯を、トラフィックの少ない時間帯に設定しておけばネットワークにかける負荷は小さい。
動的ダウンロード指示部405は、端末200からのダウンロード要求信号をWebサーバに転送すると共に、端末からダウンロード要求が有ったことを更新有無判定部408に伝達する。
更新有無判定部406は、端末からダウンロード要求信号に応答してユーザ情報記憶部401内に記憶された第1の識別子とステップS403で抽出した第2の識別子を比較してWebページデータの更新の有無を判定(S406a)して差分データ送信部407に判定信号を出力する(S406)。
差分データ送信部407は、その判定信号が更新有りの場合(S406bのYes)、その第2識別子に対応するWebページデータ「aba」を端末200にダウンロードする。更新が無い場合(S406bのNo)、差分データ送信部407はWebページデータを端末200にダウンロードしない。
ここで、ユーザ情報記憶部401内のページ401a、401b、401cは、各端末に対応するデータ群を表している。ページ401aは例えば端末200に対応し、ページ401bは図示しない端末201に対応するWebページデータ群である。
以上述べたように、先読み更新確認サーバ400は、端末を操作するユーザの要求に応じてWebページデータをダウンロードする動的ダウンロードと、自律的に所定の時間間隔でWebページデータをダウンロードする静的ダウンロードの機能を持つので、ユーザの要求に対して常に最新のWebページデータを提供出来ると共に、更新されたWebページデータのみを送信するので、端末と先読み更新確認サーバ400との間のトラフィックを低減することが出来る。
上記した先読み更新確認サーバ400は、WebサーバからダウンロードしたWebページデータを更新する過程(S404)を、静的ダウンロードの指示が有れば無条件に実行するものであった。このステップS404の過程を、Webサーバ側のデータが更新された場合のみに実行するようにする先読み更新確認サーバ500を、実施例2として説明する。
図8にこの発明の先読み更新確認サーバ500の機能構成例を示す。先読み更新確認サーバ500は、識別子比較部501を備える点、及びWebデージデータ更新部404に代えてWebページ差分データ更新部502を備える点で先読み更新確認サーバ400と異なる。この異なる点のみを説明する。なお、動作フローは省略する。
識別子比較部501は、識別子抽出部403が抽出した第2の識別子と、ユーザ情報記憶部401に記憶されている第2の識別子とを比較して比較結果を一致/不一致信号としてWebページ差分データ更新部502に出力する。
Webページ差分データ更新部502は、その一致/不一致信号が不一致の場合にユーザ情報記憶部401内のWebページデータを、ダウンロードしたWebページデータに書き換える。一致の場合は、ダウンロードを直ちに中止する。
このように動作することで、Webサーバで更新されたWebページデータのみが書き換えられる。したがって、余分なWebページデータのダウンロードが実行されないので、先読み更新確認サーバとWebサーバ間のトラフィックを低減することが可能である。
端末のレンダラ部の機能を組み込んだこの発明の先読み更新確認サーバ600を実施例3として説明する。図9に、この発明の先読み更新確認サーバ600の機能構成例を示す。
先読み更新確認サーバ600は、機器情報読み出し部601とレンダラ部602を備える点で、先読み更新確認サーバ400と異なる。
機器情報読み出し部601は、WebサーバからWebページデータをダウンロードする際にユーザ情報記憶部401から端末の機器情報を読み出してレンダラ部602に出力する。レンダラ部602は、機器情報によりその端末の表示仕様を認識し、その仕様に合うようにダウンロードしたWebページデータを表示用のキャッシュデータに変換してWebページデータ更新部404に出力する。この結果、ユーザ情報記憶部401に記憶されるWebページデータは、それぞれの端末の表示仕様に適合した表示用のキャッシュデータとして記憶される。
先読み更新確認サーバ600は、Webページデータを表示用のキャッシュデータに変換した形で端末にダウンロードするので、端末側におけるその変換処理を削減することが出来る。なお、先読み更新確認サーバ600の機能を先読み更新確認サーバ500と組み合わせても良い。つまり、更新されたWebページデータを表示用のキャッシュデータに変換したデータのみをユーザ情報記憶部401に記憶するようにしても良い。
〔変形例〕
先読み更新確認サーバ400,500,600の静的ダウンロード指示部402は、定期的に例えば24時間に一回といった頻度で、ダウンロード要求を行いWebページデータを更新する。この頻度とタイミングを適応的に可変するようにしても良い。
図6と図8と図9に破線で示すように静的ダウンロードタイミング学習部701を設けることで、Webページデータを更新する頻度とタイミングを可変することが出来る。静的ダウンロードタイミング学習部701は、ユーザ情報記憶部401に記憶された第1の識別子と第2の識別子に基づいて上記静的ダウンロード指示部402′が行う上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを学習する。静的ダウンロード指示部402′は、上記静的ダウンロードタイミング学習部の学習結果に基づいて上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを適応的に可変する。
第1の識別子によって、端末がダウンロード要求信号を出力する時間と頻度の情報を得ることが出来る。例えば、ユーザが出勤する際にダウンロードするニュースサイトや、帰宅後にダウンロードする趣味に関するサイトに対しては、それぞれのサイトの性格に応じてダウンロード要求信号が出力される時間帯や、頻度に傾向性が表れると考えられる。その傾向に応じた時間や頻度で静的ダウンロード指示部402がダウンロード要求を行うようにすることで、静的ダウンロードの回数を減らすことが可能である。
また、第2の識別子によってWebサーバ側のWebページデータが更新される時間や頻度が分かる。よって、その傾向に応じた時間に、静的ダウンロード指示部402がダウンロード要求を行うようにすることで、少ないアクセス数で最新のWebページデータをユーザ情報記憶部401にダウンロードすることが可能である。
以上述べたように、この発明のデータ提供システムは、データ提供システムの汎用性を低下させること無く、トラフィックを低減させる効果を奏する。
上記した各装置における処理手段をコンピュータによって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、各装置における処理手段がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。具体的には、例えば、磁気記録装置として、ハードディスク装置、フレキシブルディスク、磁気テープ等を、光ディスクとして、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD-RAM(Random Access Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto Optical disc)等を、半導体メモリとしてEEP-ROM(Electronically Erasable and Programmable-Read Only Memory)等を用いることができる。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD-ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記録装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
また、各手段は、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより構成することにしてもよいし、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。

Claims (8)

  1. データ提供サービスにおけるデータを提供する側に設けられた複数のWebサーバと
    上記データ提供サービスにおけるユーザ側に設けられた複数の端末と、
    上記端末と上記Webサーバとの間に設定される先読み更新確認サーバと、を備え、
    上記端末は、
    第1の識別子を含むダウンロード要求信号を上記先読み更新確認サーバに送信するダウンロード要求部と、
    上記先読み更新確認サーバから受信した第2の識別子を上記第1の識別子とし、その第1の識別子と受信したWebページデータとを組にして記憶するダウンロードデータ記憶部
    を有し、
    上記先読み更新確認サーバは、
    上記端末からのダウンロード要求信号に含まれる第1の識別子とWebサーバからダウンロードしたWebページデータとそのWebページデータから抽出した第2の識別とを組みにして記憶するユーザ情報記憶部と、
    上記Webサーバに定期的にダウンロード要求を行い上記ユーザ情報記憶部内の上記Webページデータと上記第2の識別子を定期的に更新させる静的ダウンロード指示部と、
    上記端末からのダウンロード要求時に、上記第1の識別子と上記第2の識別子が異なる時に当該第2の識別子と対応するWebページデータのみを上記端末にダウンロードする差分データ送信部と、
    上記ユーザ情報記憶部に記憶された第1の識別子と第2の識別子に基づいて上記静的ダウンロード指示部が行う上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを学習する静的ダウンロードタイミング学習部と
    を有し、
    上記静的ダウンロード指示部は、上記静的ダウンロードタイミング学習部の学習結果に基づいて上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを適応的に可変するものである
    ことを特徴とするデータ提供システム。
  2. 請求項1に記載のデータ提供システムにおいて、
    上記先読み更新確認サーバは、
    更に、ダウンロード時のWebページデータから抽出した第2の識別子と上記ユーザ情報
    記憶部に記憶済みの第2の識別子とを比較して比較結果を一致/不一致信号として出力す
    る識別子比較部と、
    上記一致/不一致信号が不一致の場合に上記ユーザ情報記憶部内のWebページデータを、ダウンロードしたWebページデータに書き換え、一致の場合にダウンロードを直ちに中止
    するWebページ差分データ更新部と、
    を備えることを特徴とするデータ提供システム。
  3. 請求項1又は2に記載したデータ提供システムにおいて、
    上記先読み更新確認サーバは、
    更に、WebサーバからWebページデータをダウンロードする際に、上記ユーザ情報記憶部に記憶された端末の機器情報を読み出してレンダラ部に出力する機器情報読み出し部と、
    上記機器情報により端末の表示仕様を認識してその表示仕様に合うようにダウンロードしたWebページデータを表示用のキャッシュデータに変換して上記Webページデータ更新部に出力するレンダラ部と、
    を備えることを特徴とするデータ提供システム。
  4. データ提供サービスにおけるデータを提供する側に設けられた複数のWebサーバと
    上記データ提供サービスにおけるユーザ側に設けられた複数の端末と、
    上記端末と上記Webサーバとの間に設定される先読み更新確認サーバと、を備えるデー
    タ提供方法であって、
    上記端末が、第1の識別子を含むダウンロード要求信号を上記先読み更新確認サーバに送信するダウンロード要求過程と、
    上記端末が、上記先読み更新確認サーバから受信した第2の識別子を上記第1の識別子とし、その第1の識別子と受信したWebページデータとを組にして記憶するダウンロードデータ記憶過程と、
    上記先読み更新確認サーバが、記端からのダウンロード要求信号に含まれる第1の識別子とWebサーバからダウンロードしたWebページデータとそのWebページデータから抽出した第2の識別子と組みにしてユーザ情報記憶部に記憶するユーザ情報記憶過程と、
    上記先読み更新確認サーバが、上記Webサーバに定期的にダウンロード要求を行い上記ユーザ情報記憶部内の上記Webページデータと上記第2の識別子を定期的に更新させる静的ダウンロード指示過程と、
    上記先読み更新確認サーバが、上記端末からのダウンロード要求時に、上記第1の識別子と上記第2の識別子が異なる時に当該第2の識別子と対応するWebページデータのみを上記端末にダウンロードする差分データ送信過程と、
    上記先読み更新確認サーバが、上記ユーザ情報記憶部に記憶された第1の識別子と第2の識別子に基づいて上記静的ダウンロード指示過程が行う上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを学習する静的ダウンロードタイミング学習過程と、
    を含み、
    上記静的ダウンロード指示過程は、上記静的ダウンロードタイミング学習過程の学習結果に基づいて上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを適応的に可変するものである
    ことを特徴とするデータ提供方法。
  5. 定期的に所定のWebサーバからWebページデータをダウンロードする指示を出す静的ダウンロード指示部と、
    端末からのダウンロード要求信号をWebサーバに転送すると共に更新有無判定部に端末
    からのダウンロード要求信号が有ったことを伝達する動的ダウンロード指示部と、
    上記ダウンロード要求信号から第1の識別子を上記Webページから第2の識別子を抽出
    する識別子抽出部と、
    WebサーバからダウンロードしたWebページデータと上記第1の識別子と第2の識別子を組にして記憶するユーザ情報記憶部と、
    WebサーバからWebページをダウンロードした際に上記ユーザ情報記憶部内のWebページ
    データをダウンロードしたWebページデータに書き換えるWebページデータ更新部と、
    上記端末からのダウンロード要求信号に応答して上記第1の識別子と上記第2の識別子とからWebページデータの更新の有無を判定して判定信号を出力する更新有無判定部と、
    上記判定信号が更新有りの場合に上記第2の識別子と対応するWebページデータとその
    第2の識別子のみを上記端末にダウンロードし、上記判定信号が更新無しの場合に上記第1の識別子のみを上記端末にダウンロードする差分データ送信部と、
    上記ユーザ情報記憶部に記憶された第1の識別子と第2の識別子を読み出し、その識別子に基づいて上記静的ダウンロード指示部が行う上記ダウンロード要求のタイミングと頻度を適応的に可変する静的ダウンロードタイミング学習部と、
    を具備し、
    上記静的ダウンロード指示部は、上記静的ダウンロードタイミング学習部の学習結果に基づいて上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを適応的に可変するものであることを特徴とする先読み更新確認サーバ。
  6. 定期的に所定のWebサーバからWebページデータをダウンロードする指示を出す静的ダウンロード指示部と、
    端末からのダウンロード要求信号に応答してWebサーバからWebページデータをダウンロードする動的ダウンロード指示部と、
    上記ダウンロード要求信号から第1の識別子を上記Webページから第2の識別子を抽出
    する識別子抽出部と、
    WebサーバからダウンロードしたWebページデータと上記第1の識別子と第2の識別子を組にして記憶するユーザ情報記憶部と、
    上記識別子抽出部が抽出した第2の識別子と上記ユーザ情報記憶部に記憶済みの第2の識別子とを比較して比較結果を一致/不一致として出力する識別子比較部と、
    上記比較結果が不一致の場合に上記ユーザ情報記憶部内のWebページデータをWebサーバからダウンロードしたWebページデータに書き換えるWebページ差分データ更新部と、
    上記端末からのダウンロード要求信号に応答して上記第1の識別子と上記第2の識別子とからWebページデータの更新の有無を判定して判定信号を出力する更新有無判定部と、
    上記判定信号が更新有りの場合に上記第2の識別子と対応するWebページデータとその
    第2の識別子のみを上記端末にダウンロードし、上記判定信号が更新無しの場合に上記第1の識別子のみを上記端末にダウンロードする差分データ送信部と、
    上記ユーザ情報記憶部に記憶された第1の識別子と第2の識別子を読み出し、その識別子に基づいて上記静的ダウンロード指示部が行う上記ダウンロード要求のタイミングと頻度を適応的に可変する静的ダウンロードタイミング学習部と、
    を具備し、
    上記静的ダウンロード指示部は、上記静的ダウンロードタイミング学習部の学習結果に基づいて上記ダウンロード要求の頻度とタイミングを適応的に可変するものであることを特徴とする先読み更新確認サーバ。
  7. 請求項又はに記載した先読み更新確認サーバにおいて、
    更に、
    WebサーバからWebページデータをダウンロードした際に上記ユーザ情報記憶部から上記端末の機器情報を読み出す機器情報読み出し部と、
    上記機器情報を入力として上記Webページデータを当該端末の表示仕様に対応させた表
    示用データに変換して上記ユーザ情報記憶部内の表示用データをダウンロードした表示用データに書き換えるレンダラ部と、
    を具備することを特徴とする先読み更新確認サーバ。
  8. 請求項乃至の何れかに記載した先読み更新確認サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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