JP5578511B2 - 食肉処理施設の冷温熱供給装置及びその冷温熱供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、食肉処理施設において、豚の食肉処理施設の衛生管理基準を満たしながら、豚の屠畜・解体及び内臓処理等の食肉処理過程に冷熱及び給湯を供給するとともに、冷温熱使用量を平準化して省エネを可能にした冷温熱供給方法及び装置に関する。
従来、食肉処理施設には、豚の屠畜及び解体を行なう屠畜解体室、及び内臓処理を行う内臓処理室と、後工程の、懸肉処理(枝肉洗浄後の水切り)、枝肉冷却、計量、格付け、下見、セリ、保管、出荷等を行なう懸肉室、及びさらに部分肉カット等を行なう処理室等が設けられている。これらの処理室での食肉処理過程において、法律で定められた衛生管理基準を遵守するために、大量の温水、冷水、氷等が使用されている。そのため、豚の食肉処理施設では、電気、ガス等、大量のエネルギーが消費されている。
屠畜及び解体の食肉処理過程となる皮剥ぎライン及び背割りラインには、皮剥ぎ機、背割りソー及びナイフ等の食肉処理器具の洗浄殺菌用に83℃以上の熱湯が要求されている。そのため、食肉処理過程で充分な給湯量を確保するため、ボイラーが常時運転されている。内臓処理を行う内臓処理室には、内臓を煮沸した後の冷却のために、5℃の冷水が要求される。そのため、内臓処理室では、従来から氷水が使用されている。
屠畜、解体を行う屠畜解体室及び後工程となる懸肉室の室温は、10℃に維持されるが、豚の体温は40℃以上あり、時には40℃近くまで上昇している屠体も持ち込まれるため、負荷変動が大きい。そのため、かかる負荷変動にも対応できる冷熱供給が必要とされている。
食肉用家畜を屠畜し加工処理する食肉処理場の冷却作湯システムとして、特許文献1には、COを熱媒体としたヒートポンプ装置を使用することが開示されている。COを熱媒体としたヒートポンプ装置は、圧縮工程でCOを超臨界状態にすることにより、約90℃の高温水を製造でき、給湯用として好適であることが知られている。
特許文献1に開示されたシステムでは、空気を熱源としCOを熱媒体としたヒートポンプ装置を屠畜解体室内又は室外近傍に設置している。そして、屠畜解体時に食肉用屠体から放散される熱を主たる熱源として該ヒートポンプ装置で高温水を製造するとともに、同時に屠畜解体室等、処理室内雰囲気の冷却消霧を行っている。このシステムは、既設の屠畜解体室等の処理室の大幅な改造を伴うため、省エネルギー対策として既設の食肉処理施設に適用することは困難である。
特許文献2には、氷蓄熱槽を備えた冷凍装置の凝縮熱をCO給湯用ヒートポンプの熱源として利用して、季節や寒冷地等に関係なく年間を通して90℃前後の高温水を安定して供給可能とすることが開示されている。
さらに、特許文献3には、氷蓄熱ユニット及び給湯ユニットを備えた空気調和装置において、製氷用蓄熱運転及び給湯蓄熱運転を同時に行なう同時運転から、いずれか一方の運転に切り替え可能とする制御手段が開示されている。
特開2008―301784号公報 特開2009―243858号公報 特開2001―235253号公報
食肉処理施設においては、前述のように、大量のエネルギーが消費されるため、エネルギー使用量の節減を目的として、太陽光発電による自然エネルギーの導入、夜間電力を使用する氷蓄熱によるエネルギー負荷の平準化と言ったエネルギー対策が図られてきた。しかし、法律に適った食肉処理施設の衛生管理基準を維持しながら、食肉処理工程全体を見据えてシステム的な省エネ対策を行なうような手段は、従来講じられていなかった。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、食肉処理施設における屠畜解体及び内臓処理等の食肉処理過程において必要となる冷熱及び給湯負荷に対応して、エネルギー負荷の平準化を達成し、法律に適った食肉処理施設の衛生管理基準を維持できる省エネルギーシステムを構築することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の食肉処理施設の冷温熱供給装置は、
COを冷媒とし、常温水を83℃以上の高温水に加熱するCO 給湯機を有するヒートポンプ装置と該ヒートポンプ装置のCO 蒸発器で冷却されたブラインを冷熱源とする氷蓄熱装置とを備え、豚の食肉処理器具の洗浄殺菌用に83℃以上の高温水が要求される屠畜解体室懸肉室及び、これらの室内の空調と共に冷水が要求される内臓処理室とを具えた、豚の食肉処理施設の冷温熱供給装置であって、
前記ヒートポンプ装置で製造された83℃以上の高温水を貯留する貯湯槽、及び該貯湯槽に貯留された83℃以上の高温水を前記屠畜解体室に供給する送湯装置と、
前記氷蓄熱装置で製造された冷水を前記内臓処理室に供給する冷熱源供給装置と、
前記ヒートポンプ装置のCO 蒸発器と氷蓄熱装置間にブラインを循環させる第1ブライン循環路と、
該第1ブライン循環路から分岐され、該ヒートポンプ装置のCO 蒸発器又は氷蓄熱装置で冷却されたブラインを前記屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送る第2ブライン循環路と、
該第1ブライン循環路と第2ブライン循環路との分岐部に設けられた切換弁と、を備え、
豚の食肉処理運転時には、貯湯槽の高温水が不足するか又は氷蓄熱装置の蓄氷が不足するまでは前記ヒートポンプ装置を稼働させずに、貯湯槽に貯留された高温水を温熱源とすると共に、前記切換弁を切り換えて氷蓄熱槽の蓄氷を冷熱源とし、この冷熱源のみを用いて、屠畜解体室及び懸肉室の空調と、内臓処理室への被冷却水の供給を行ない、
一方豚の食肉処理非運転時には、前記ヒートポンプ装置を稼働させて、CO 給湯機12を駆動させて、貯湯槽に83℃以上の高温水を貯留さると共に、前記切換弁を切り換えてCO 蒸発器を稼働させて氷蓄熱槽への蓄氷を行うことを特徴とする。
本発明装置では、食肉処理を行なわない時に、COを冷媒とするヒートポンプ装置を稼動させて、屠畜解体室で必要とする83℃以上の高温水を貯湯槽に貯留する。食肉処理施設の皮剥ぎライン及び背割りラインにおける衛生管理基準を維持できる。この蓄熱と並行して、第1ブライン循環路を通して、ヒートポンプ装置で冷却されたブラインを氷蓄熱装置に送ることにより、氷蓄熱装置の蓄氷を行なう。
食肉処理時には、前記切換弁でブラインの流路を切り換えることで、第2ブライン循環路を通して、ヒートポンプ装置又は氷蓄熱装置で冷却されたブラインを屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送り、屠畜解体室及び懸肉室の空調を行なうことができる。同時に、氷蓄熱装置で製造された氷水を冷熱源として内臓処理室で煮沸された内臓、その他の冷却を行なう。
このように、食肉処理を行なわない時間帯に蓄熱蓄氷運転を行なうので、食肉処理時にヒートポンプ装置を稼動させる必要がなくなる。そのため、1日のエネルギー負荷を平準化でき、1日の電力等のエネルギー消費量を平準化できる。
また、氷蓄熱装置で製造した氷水を冷熱源として内臓処理室における冷却を行なうと共に、該氷水で冷却した冷ブラインを用いて、屠畜解体室及び懸肉室の空調を行なうことができる。これによって、内臓処理室、屠畜解体室及び懸肉室に必要な冷熱源を氷蓄熱装置の氷水の冷熱源のみを使用してまかなうことができるので、省エネを可能にする。
また、内臓処理室では、従来のように大量の氷水を製造する必要がなくなるので、設備費の削減及び節水が可能になる。
また、前記切換弁により、第1ブライン循環路と第2ブライン循環路とを切り換え可能にしたので、氷蓄熱装置での蓄氷と、屠畜解体室及び懸肉室の空調とを、同時に、又は夫々別個に行なうことができる。これによって、冷温熱供給装置の運転の自由度を広げることができる。なお、氷蓄熱装置の氷残量を常に監視し、余剰分があればブラインを第1ブライン循環路を通すことによって、氷水の冷熱源を有効に取り出すことができる。
本発明装置において、太陽熱集熱装置と、該太陽熱集熱器で製造した高温水を貯留する第2貯湯槽と、該第2貯湯槽に貯留された高温水を食肉処理施設に温熱源として供給する第2送湯装置と、を備えているとよい。このように、太陽熱集熱装置を付設することによって、温熱源の補充が可能になる。なお、太陽熱集熱装置で製造された高温水は、比較的低温であるので、ヒートポンプ装置で製造された高温水と混合することで温度調節用として使用できる。あるいは太陽熱集熱装置で製造された高温水を、単独で作業員の手洗い用等として使用できる。
また、本発明装置において、前記冷熱源供給装置が、氷蓄熱装置の氷水と被冷却水とを熱交換して被冷却水を冷却する熱交換器と、水補給部を備え該熱交換器と内臓処理室との間に被冷却水を循環させる被冷却水循環路と、を備えているとよい。これによって、該被冷却水の循環量を調整することによって、内臓処理室に供給する被冷却水の温度を調整できると共に、内臓処理室で消費される被冷却水量に応じて水補給部での給水量を調整できるので、被冷却水の無駄な使用をなくし、節水が可能になる。また、補充水量を調整することにより、被冷却水の温度管理を正確に行なうことができるので、内臓処理の衛生管理基準が遵守され、内臓の品質維持が可能となる。
次に、前記本発明装置を用いた本発明の食肉処理施設の冷温熱供給方法は、
食肉処理を行なわない時はヒートポンプ装置を稼働して、
該ヒートポンプ装置の給湯機で83℃以上の高温水を製造し、該高温水を貯湯槽に貯留すると共に、該ヒートポンプ装置の蒸発器で冷却したブラインを前記氷蓄熱装置に供して氷水を製造する蓄熱蓄氷ステップを行い、
一方食肉処理を行なう時は貯湯槽の高温水が不足するか又は氷蓄熱装置の蓄氷が不足するまではヒートポンプ装置を稼働せずに
該貯湯槽に貯留された高温水を、屠畜解体室に食肉処理器具の洗浄殺菌用として供する給湯ステップと、
氷蓄熱装置で製造した氷水と熱交換させて冷却したブラインを屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送って該屠畜解体室及び懸肉室の空調を行なう空調ステップと、
氷蓄熱装置の氷水を冷熱源として該内臓処理室の冷却を行なう冷却ステップと、からなることを特徴とする。
本発明方法では、食肉処理を行なわない時に前記蓄熱蓄氷ステップを行い、食肉処理を行なう時に、前記給湯ステップ、空調ステップ及び冷却ステップを行なうようにしたので、食肉処理時にヒートポンプ装置及び氷蓄熱装置を稼動させる必要がなくなり、1日のエネルギー負荷を平準化でき、1日の電力等のエネルギー消費量の平準化を達成できる。
また、前記空調ステップ及び冷却ステップは、氷蓄熱装置の氷水の冷熱源のみで行なうことができる。従って、食肉処理施設の消費電力を節減して、省エネを可能にする。特に、内臓処理室では、従来のように、煮沸処理された内臓、その他の冷却のために大量の氷水を製造する必要がなくなる。そのため、設備費の削減及び節水が可能になる。
また、給湯ステップでは、屠畜解体室に食肉処理器具の洗浄殺菌に必要な83℃の熱湯を供給でき、これによって、食肉処理施設の皮剥ぎライン及び背割りラインにおける衛生管理基準を維持できる。
本発明方法において、食肉処理が行なわれない夜間に蓄熱蓄氷ステップを行なうと共に、食肉処理が行なわれる昼間に給湯ステップ、空調ステップ及び冷却ステップを行なうようにするとよい。このように、電力等のエネルギー消費が少ない夜間に、蓄熱蓄氷ステップを行ない、食肉処理を行なう昼間にヒートポンプ装置を休止させることにより、1日を通して、エネルギー負荷を平準化できる。
本発明方法において、食肉処理時に貯湯槽の高温水が不足するか又は氷蓄熱装置の蓄氷が不足したとき、ヒートポンプ装置を稼動させ、該貯湯槽に高温水を供給すると共に、該ヒートポンプ装置で冷却したブラインを、屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送って該屠畜解体室及び懸肉室の空調を行なうようにするとよい。
このような追いかけ運転を行なうことにより、食肉処理中に高温水又は蓄氷が不足した場合でも食肉処理を続行できる。また、各処理室の負荷変動に対しても、ヒートポンプ装置の追いかけ運転を行なうことで、高負荷時にも十分対応することができる。
本発明装置によれば、COを冷媒としたヒートポンプ装置と該ヒートポンプ装置で冷却されたブラインを冷熱源とする氷蓄熱装置とを備え、食肉処理施設の屠畜解体室、懸肉室及び内臓処理室に屠体解体処理用又は空調用の冷温熱を供給する食肉処理施設の冷温熱供給装置において、ヒートポンプ装置で製造された高温水を貯留する貯湯槽、及び該貯湯槽に貯留された高温水を前記屠畜解体室に温熱源として供給する送湯装置と、氷蓄熱装置で製造された冷水を前記内臓処理室に冷熱源として供する冷熱源供給装置と、ヒートポンプ装置と氷蓄熱装置間にブラインを循環させる第1ブライン循環路と、該第1ブライン循環路から分岐され、該ヒートポンプ装置又は氷蓄熱装置で冷却されたブラインを屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送る第2ブライン循環路と、該第1ブライン循環路と第2ブライン循環路との分岐部に設けられた切換弁と、を備えているので、蓄熱蓄氷ステップを食肉処理を行なわない時間帯に行なうことで、エネルギー負荷の平準化を達成できると共に、給湯ステップでは、屠畜解体室及び懸肉室に83℃以上の高温水を供給できて衛生管理基準を満足できる。
また、氷蓄熱装置の冷熱源のみで屠畜解体室及び懸肉室の空調と、内臓処理室への冷熱源供給を同時に行なうことができるので、省エネを可能とする。
前記本発明装置を用いた本発明方法によれば、ヒートポンプ装置のガスクーラで高温水を製造し、該高温水を貯湯槽に貯留すると共に、該ヒートポンプ装置の蒸発器で冷却したブラインを前記氷蓄熱装置に供して氷水を製造する蓄熱蓄氷ステップと、該貯湯槽に貯留された高温水を、屠畜解体室に食肉処理器具の洗浄殺菌用として供する給湯ステップと、氷蓄熱装置で製造した氷水と熱交換させて冷却したブラインを屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送って該屠畜解体室及び懸肉室の空調を行なう空調ステップと、氷蓄熱装置の氷水を冷熱源として該内臓処理室の冷却を行なう冷却ステップと、からなり、食肉処理を行なわない時に前記蓄熱蓄氷ステップを行い、食肉処理を行なう時に、前記給湯ステップ、空調ステップ及び冷却ステップを行なうようにしたことにより、前記本発明装置と同様の作用効果を得ることができる。
本発明装置及び方法の一実施形態に係る食肉処理施設の系統図である。 前記食肉処理施設の夜間に行なわれる蓄熱蓄氷運転時の系統図である。 前記食肉処理施設の食肉処理時の系統図である。 前記食肉処理施設の追いかけ運転時(食肉処理時)の系統図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
本発明装置及び本発明装置を用いた本発明方法の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。まず、図1により、本実施形態に係る食肉処理施設10の構成を説明する。図1において、食肉処理施設10には、牛、豚等、家畜を屠畜及び解体する屠畜解体室110と、屠畜及び解体した屠体の内臓処理を行う内臓処理室120と、その後の懸肉処理及び部分肉カット等を行なう懸肉室130とが設けられている。また、COを冷媒としたヒートポンプ装置を構成する水熱源式のCO給湯機12と、氷蓄熱槽14と、貯湯槽16とを備えている。
氷蓄熱槽14には、液面レベル計15a、氷水温度センサ15bが設けられている。さらには、蓄氷量を検出するため、氷厚センサ15cを設けるとよい。
該貯湯槽16と並列に、給湯負荷のみに対応する自然エネルギーを利用する太陽熱集熱装置18及び該太陽熱集熱装置18で製造された高温水を貯留する貯湯槽20が備えられている。太陽熱集熱装置18は、食肉処理施設の屋上等に設置される。
CO給湯機12には、氷蓄熱槽14との間に接続されたブライン循環路28と、該ブライン配管28から分岐して解体室110の空調器116及び懸肉室130の空調器132に接続されたブライン循環路30が設けられている。ブライン循環路28及び30の分岐部には、三方弁V及びVが介装されている。
ブライン循環路28及び30には、例えばプロピレン・グリコール等の食品に無害なブラインが循環されている。給水管32に給水された常温水は、給水ポンプPによりCO給湯機12のガスクーラ26に送られる。この常温水はガスクーラ26で加熱されて約90℃の高温水となり、この高温水は送湯管34を経て貯湯槽16に送られ、そこで貯留される。
貯湯槽16には、液面レベル計36及び温度センサ38が設けられている。貯湯槽16に貯留された高温水は、85℃の温度に維持され、食肉処理時に送湯管40を介し、83℃の温度となって、給湯ポンプPにより屠畜解体室110の皮剥ぎライン給湯設備112及び背割りライン給湯設備114に供給される。送湯管40には給水管42が接続されており、給水管42から常温水が供給されて、高温水の温度調整がなされる。
また、貯湯槽20と送湯管40とを接続する送湯管44が設けられている。給湯ポンプPを備えた高温水循環路58が、太陽熱集熱装置18と高温水熱交換器60との間に設けられている。一方、貯湯槽20と高温水熱交換器60との間に、給湯ポンプPを備えた高温水循環路62が設けられている。密閉型の高温水循環路58から太陽熱集熱装置18に常温水が供給され、太陽熱集熱装置18で高温水が製造される。
太陽熱集熱装置18で製造された高温水は、給湯ポンプPにより高温水循環路58を循環し、高温水熱交換器60で高温水循環路62を循環する常温水と熱交換する。該常温水は加温されて高温水となり、貯湯槽20に貯留される。貯湯槽20には、液面レベル計46及び温度センサ48が設けられている。液面レベル計46で貯湯槽20の水位を検出し、その水位を保持するために、給水管56から貯湯槽20に給水される。
食肉処理時に、貯湯槽16の水位が下限に達し、なおかつ貯湯槽20の水温が屠畜解体室110への給水温度以上であることを温度センサ48で検出した場合に、送湯管44から高温水を屠畜解体室110に送湯する。
貯湯槽20に貯留された高温水は、貯湯槽16に貯留された高温水と比べて比較的低温であるので、送湯管44を介して送湯管40に供給することで、温度調節用として用いることもできる。あるいは貯湯槽20に貯留された高温水単独で、作業員の手洗い用として使用される。
屠畜解体室110の皮剥ぎライン給湯設備112及び背割りライン給湯設備114に送湯された給湯は、皮剥ぎ機、背割りソー及びナイフ等の食肉処理器具の洗浄殺菌用に使用される。そのため、従来のように、これら機器類の洗浄殺菌用に使用されていたボイラーを使用しないため、COの排出が抑えられ環境問題に寄与するとともに、食肉の処理過程における法律で定められた衛生管理基準を遵守することができる。
氷蓄熱槽14で製造された冷水を冷水ポンプPにより矢印方向に循環する冷水循環路50が、氷蓄熱槽14に接続されている。冷水循環路50には冷水熱交換器22が設けられ、冷水熱交換器22には、被冷却水循環路52が接続されている。被冷却水循環路52には給水管54が接続されている。給水管54から、井水、飲料水等の常温水が供給される。該常温水は、冷水熱交換器22で循環路50を流れる冷水と熱交換され冷却される。被冷却水循環路52には、被冷却水ポンプPが介装されている。
冷水循環路50には、氷蓄熱槽14から3℃の冷水が流され、この冷水は、冷水熱交換器22で被冷却水と熱交換し、7℃に温度上昇して氷蓄熱槽14に戻る。被冷却水循環路52を循環する被冷却水は、冷水熱交換器22で冷却され、5℃の冷水となって、内臓処理室120に供給される。この5℃の冷水は、殺菌のため煮沸された内臓を冷却するために用いられる。内臓処理室120での冷水の消費量に応じて給水管54から常温水が補給される。
氷蓄熱槽14から屠畜及び解体を行う屠畜解体室110の空調器116、及び屠体解体後の後工程となる懸肉室130の空調器132に、ブライン循環路30を介して5℃の冷ブラインを供給する。これによって、屠畜解体室110及び懸肉室130の室温を10℃に維持できる。なお、外気温度が10℃以下となる12月から3月においては、空調器116及び132を停止し、外気を取り入れて室温を維持する。これによって、省エネが可能になる。
豚の体温は40℃以上あり、そのため、時には40℃近くまで上昇している屠体も屠畜解体室110及び懸肉室130に持ち込まれるので、これら処理室の負荷変動が激しい。屠畜解体室110及び懸肉室130の空調器132には、三方弁V及びVを切り替えることにより、氷蓄熱槽14又はCO2給湯機12からブライン循環路30を介して、5℃の冷ブラインを供給するため、これら負荷変動にも対応できる冷熱供給が可能となる。
<貯湯及び蓄氷時>
食肉処理施設10の貯湯及び蓄氷時の運転態様を図2に示す。この運転態様は、通常、食肉処理施設10が稼動していない夜間に行われる。この運転態様では、水熱源式CO給湯機12、ブラインポンプP及び給水ポンプPが運転され、三方弁Vが(a→b)に切り換えられ、三方弁Vが(a→c)に切り替えられている。これによって、ブラインは、CO給湯機12の蒸発器24で冷却され、冷ブラインはブライン循環路28を通り、CO給湯機12と氷蓄熱槽14の間を循環する。
CO給湯機12で製造された90℃の高温水は、送湯管34を通って貯湯槽16に貯湯される。一方、CO給湯機12で冷却された−6℃の冷ブラインは、三方弁V(a→b)→氷蓄熱槽14→三方弁V(a→c)→ポンプPの経路を通って循環する。該冷ブラインにより氷蓄熱槽14で製氷・蓄氷を行い、該冷ブラインは−1℃でCO給湯機12に戻る。
(貯湯槽16からの給湯及び氷蓄熱槽14からの冷熱供給時)
通常昼間行なわれる食肉処理時に、貯湯槽16からの給湯及び氷蓄熱槽14からの冷熱供給が行われる運転態様(以下「食肉処理運転」という。)を図3に示す。図3において、CO給湯機12は稼動されず、ブラインポンプP、給湯ポンプP、冷水ポンプP及び被冷却水ポンプPが運転されている。貯湯槽16に貯湯された高温水は、83℃の給湯に調温され、給湯ポンプPにより送湯管40を通って屠畜解体室110の皮剥ぎライン112及び背割りライン114に送湯される。
貯湯槽16の貯湯量が足りない時は、貯湯槽20から高温水が送湯管44に供給される。また、必要に応じ給水管42から常温水が補給され、送湯管40を流れる高温水の温度を83℃に調節する。
三方弁Vは(a→b)に切り換えられ、三方弁Vは(a→b)に切り換えられている。これによって、CO給湯機12、氷蓄熱槽14、屠畜解体室110の空調器116及び懸肉室130の空調器132に接続されたブライン循環路30にブラインが流れている。氷蓄熱槽14で冷却されたブラインは、ブラインポンプPによりブライン循環路30を矢印方向に流れ、屠畜解体室110の空調器116及び懸肉室130の空調器132に5℃の冷ブラインを供給する。同時に、冷水ポンプPにより冷水循環路50に3℃の冷水が循環する。
空調器116及び132によって、屠畜解体室110及び懸肉室130の室内温度を10℃に保冷し、食肉処理中の雑菌の繁殖を防止している。
(CO給湯機12から直接冷熱供給を行う時)
食肉処理中に、氷蓄熱槽14の蓄氷又は貯湯槽16の貯湯量が不足した場合等に、CO給湯機12から直接冷熱供給を行う時の運転態様(以下、「追いかけ運転」という。)を図4に示す。図4において、CO給湯機12、ブラインポンプP及び給水ポンプPが運転されている。また、三方弁Vは(a→c)に切り換えられ、三方弁Vは(a→b)に切り換えられている。これによって、CO給湯機12の蒸発器24で冷却された冷ブラインが、CO給湯機12と屠畜解体室110の空調器116及び懸肉室130の空調器132との間を循環している。
また、CO給湯機12のガスクーラ26で製造された90℃の高温水は、送湯管34を経て貯湯槽16に貯湯される。一方、CO2給湯機12の蒸発器24で冷却された5℃の冷ブラインは、三方弁V(a→c)→三方弁V(a→b)→空調器116及び132→ブラインポンプPの経路を通り、10℃でCO給湯機12に戻る。そして、CO給湯機12で再び5℃に冷却され、再度循環される。
また、同時に、冷水ポンプP及び被冷却水ポンプPが稼動されており、冷水熱交換器22で冷却された被冷却水が内臓処理室120に供給されている。
本実施形態によれば、食肉処理を行わない夜間に、貯湯槽16への貯湯と、氷蓄熱槽14の蓄氷とを行い、通常、食肉処理を行なう昼間にCO給湯機12を稼動させないので、1日を通してエネルギー負荷を平準化できる。
また、CO給湯機12を用いて、屠畜解体室110に83℃以上の高温水を供給できるので、衛生管理基準を満たすことができる。
また、食肉処理運転時には、CO給湯機12を稼動させず、貯湯槽16に貯留された高温水を温熱源とすると共に、氷蓄熱槽14の蓄氷を冷熱源とし、この冷熱源のみを用いて、屠畜解体室110及び懸肉室130の空調と、内臓処理室120への被冷却水の供給を行なうことができるので、省エネを達成できる。
また、貯湯槽16に対して、太陽熱集熱装置18で製造した高温水を貯留する貯湯槽20を併設し、貯湯槽16の貯湯量が不足したときに貯湯槽20の高温水で補うようにしたので、食肉処理運転に支障をきたすことがない。また、貯湯槽20に貯留した高温水を食肉処理施設10の他の用途にも使用できる。
また、内臓処理室120への冷熱源供給手段として、従来は、大量の氷水を製造していたが、本実施形態では、氷蓄熱槽14の冷水で冷却された被冷却水を被冷却水循環路52を介して内臓処理室120に循環供給している。そして、内臓処理室120での冷水使用量に合わせて、被冷却水循環路52に常温水を補充するようにしているので、被冷却水の無駄な使用を無くすことができる。また、補充水量を調整することにより、被冷却水の温度管理を正確に行なうことができるので、内臓処理の衛生管理基準が遵守され、内臓の品質維持が可能となる。
また、本実施形態では、食肉処理運転中に、貯湯槽16の貯湯量又は氷蓄熱槽14の蓄氷量が不足した場合、前記追いかけ運転を行なって、貯湯量又は蓄氷量を補充できるので、食肉処理運転に支障をきたすおそれがなくなる。
さらに、屠畜解体室110及び懸肉室130の負荷変動が激しい場合でも、ヒートポンプ装置の追いかけ運転を行なうことで、十分対応することができる。
本発明によれば、食肉処理施設における屠畜・解体及び内臓処理等の食肉処理過程において必要となる冷熱及び給湯負荷に対応して、エネルギー負荷の平準化を達成し、法律に適った食肉処理施設の衛生管理基準を維持する省エネルギーなシステムを構築することができる。
10 食肉処理施設
12 CO給湯機
14 氷蓄熱槽
15a,36,46 液面レベル計
15b、38,48 温度センサ
15c 氷厚センサ
16 貯湯槽
18 太陽熱集熱装置
20 貯湯槽(第2貯湯槽)
22 冷水熱交換器
24 蒸発器
26 ガスクーラ
28 ブライン循環路(第1ブライン循環路)
30 ブライン循環路(第2ブライン循環路)
32、42,54,56 給水管
34,40,44,46 送湯管
50 冷水循環路
52 被冷却水循環路
58,62 高温水循環路
60 高温水熱交換器
110 屠畜解体室
112 皮剥ぎライン給湯設備
114 背割りライン給湯設備
116、132 空調器
120 内臓処理室
130 懸肉室
ブラインポンプ
、P、P、P 給湯ポンプ
被冷却水ポンプ
冷水ポンプ
、V 三方弁

Claims (6)

  1. COを冷媒とし、常温水を83℃以上の高温水に加熱するCO 給湯機を有するヒートポンプ装置と該ヒートポンプ装置のCO 蒸発器で冷却されたブラインを冷熱源とする氷蓄熱装置とを備え、豚の食肉処理器具の洗浄殺菌用に83℃以上の高温水が要求される屠畜解体室懸肉室及び、これらの室内の空調と共に冷水が要求される内臓処理室とを具えた、豚の食肉処理施設の冷温熱供給装置であって、
    前記ヒートポンプ装置で製造された83℃以上の高温水を貯留する貯湯槽、及び該貯湯槽に貯留された83℃以上の高温水を前記屠畜解体室に供給する送湯装置と、
    前記氷蓄熱装置で製造された冷水を前記内臓処理室に供給する冷熱源供給装置と、
    前記ヒートポンプ装置のCO 蒸発器と氷蓄熱装置間にブラインを循環させる第1ブライン循環路と、
    該第1ブライン循環路から分岐され、該ヒートポンプ装置のCO 蒸発器又は氷蓄熱装置で冷却されたブラインを前記屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送る第2ブライン循環路と、
    該第1ブライン循環路と第2ブライン循環路との分岐部に設けられた切換弁と、を備え、
    豚の食肉処理運転時には、貯湯槽の高温水が不足するか又は氷蓄熱装置の蓄氷が不足するまでは前記ヒートポンプ装置を稼働させずに、貯湯槽に貯留された高温水を温熱源とすると共に、前記切換弁を切り換えて氷蓄熱槽の蓄氷を冷熱源とし、この冷熱源のみを用いて、屠畜解体室及び懸肉室の空調と、内臓処理室への被冷却水の供給を行ない、
    一方豚の食肉処理非運転時には、前記ヒートポンプ装置を稼働させて、CO 給湯機12を駆動させて、貯湯槽に83℃以上の高温水を貯留さると共に、前記切換弁を切り換えてCO 蒸発器を稼働させて氷蓄熱槽への蓄氷を行うことを特徴とする食肉処理施設の冷温熱供給装置。
  2. 太陽熱集熱装置と、該太陽熱集熱器で製造した高温水を貯留する第2貯湯槽と、該第2貯湯槽に貯留された高温水を豚の食肉処理施設に温熱源として供給する第2送湯装置と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の食肉処理施設の冷温熱供給装置。
  3. 前記冷熱源供給装置が、氷蓄熱装置の氷水と被冷却水とを熱交換して被冷却水を冷却する熱交換器と、水補給部を備え該熱交換器と内臓処理室との間に被冷却水を循環させる被冷却水循環路と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の食肉処理施設の冷温熱供給装置。
  4. 請求項1に記載の冷温熱供給装置を用いた豚の食肉処理施設の冷温熱供給方法において、
    豚の食肉処理を行なわない時はヒートポンプ装置を稼働して、
    ヒートポンプ装置の給湯機で83℃以上の高温水を製造し、該高温水を貯湯槽に貯留すると共に、該ヒートポンプ装置の蒸発器で冷却したブラインを前記氷蓄熱装置に供して氷水を製造する蓄熱蓄氷ステップを行い、
    一方豚の食肉処理を行なう時は貯湯槽の高温水が不足するか又は氷蓄熱装置の蓄氷が不足するまではヒートポンプ装置を稼働せずに
    該貯湯槽に貯留された高温水を、屠畜解体室に豚の食肉処理器具の洗浄殺菌用として供する給湯ステップと、
    氷蓄熱装置で製造した氷水と熱交換させて冷却したブラインを屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送って該屠畜解体室及び懸肉室の空調を行なう空調ステップと、
    氷蓄熱装置の氷水を冷熱源として該内臓処理室の冷却を行なう冷却ステップと、からなることを特徴とする豚の食肉処理施設の冷温熱供給方法。
  5. 豚の食肉処理が行なわれない夜間に前記蓄熱蓄氷ステップを行なうと共に、豚の食肉処理が行なわれる昼間に前記給湯ステップ、空調ステップ及び冷却ステップを行なうことを特徴とする請求項4に記載の豚の食肉処理施設の冷温熱供給方法。
  6. 豚の食肉処理時に貯湯槽の高温水が不足するか又は氷蓄熱装置の蓄氷が不足したとき、ヒートポンプ装置を稼動させ、該貯湯槽に高温水を供給すると共に、該ヒートポンプ装置で冷却したブラインを、屠畜解体室及び懸肉室の空調器に送って該屠畜解体室及び懸肉室の空調を行なうようにすることを特徴とする請求項4又は5に記載の豚の食肉処理施設の冷温熱供給方法。
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