JP5576736B2 - 着色粒状物の製造装置 - Google Patents

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本発明は、塗料の着色(骨)材、基材表面の化粧材等として使用される着色粒状物の製造装置に関するものである。
従来より、道路や駅ホームなどの建造物の塗装、建材などのセメント成形品の表面化粧等に用いられる着色粒状物としては、珪砂の表面に着色層を設けたものが提案されている。このような着色粒状物を製造するにあたっては、コア粒子である珪砂を熱処理し、熱処理後の珪砂の表面に耐アルカリ性フリットを含むコーティング材を混合により付着させ、この後、焼成により珪砂の表面にコーティング材を溶着(融着)させ、この後、急冷するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特公昭52−39410号公報
しかし、珪砂とコーティング材とを混合したものをそのまま焼成すると、混合物中に含まれる水分(湿気)のために、多数の珪砂が塊の状態で焼成されたり、珪砂の粒子毎の焼成温度がばらついて発色に斑が生じたりし、粒径や発色が均一に揃った着色粒状物を製造しにくいという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、コア粒子をばらけた状態で焼成することができて粒径や発色が略均一に揃った着色粒状物が製造しやすい着色粒状物の製造装置を提供することを目的とするものである。
本発明の着色粒状物の製造装置は、ガラスフリットを含むコーティング材とコア粒子とを混合するための混合機と、前記コーティング材と前記コア粒子との混合物を焼成して前記コア粒子の表面に前記コーティング材を溶着することによって、前記コア粒子の表面に着色層を形成するための焼成機と、前記着色層を形成した前記コア粒子を冷却するための冷却機とを備え、さらに前記混合物を焼成前に乾燥するための乾燥機を備えて成ることを特徴とするものである。
本発明にあっては、前記乾燥機として回転式の管状乾燥機を用いることが好ましい。
本発明にあっては、前記管状乾燥機の胴体の内面に撹拌用フィンを設けると共に前記胴体の材料投入口側から温風を供給するための加熱部を備えることが好ましい。
本発明にあっては、前記焼成機としてロータリーキルンを用い、その胴体の内径を材料投入口側から材料排出口側に向かって大きくなるようにして前記胴体の内面に複数の段部を形成するのが好ましい。
本発明にあっては、前記焼成機としてロータリーキルンを用い、その胴体の断面形状を多角形にして前記胴体の内面に複数の段部を形成するのが好ましい。
本発明にあっては、前記冷却機として回転式の管状冷却機を用いることが好ましい。
本発明にあっては、前記管状冷却機の胴体の内面に撹拌用フィンを設けると共に前記胴体の材料投入口側から冷風を供給するための冷風供給部を備えることが好ましい。
本発明では、乾燥機によりコア粒子とコーティング材との混合物に含まれる水分を少なくすることができ、多数のコア粒子が塊の状態で焼成されにくくなって、コア粒子をばらけた状態で焼成することができて粒径や発色が略均一に揃った着色粒状物が製造しやすいものである。
本発明の実施の形態の一例を示す概略図である。 本発明で製造される着色粒状物の一例を示す断面図である。 本発明の管状乾燥機の胴体の一例を示す断面図である。 本発明の焼成機の胴体の一例を示す断面図である。 本発明の焼成機の胴体の他例を示す断面図である。 本発明の管状冷却機の胴体の一例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
着色粒状物Aは、図2のように、コア粒子Bの表面に着色層Tを設けて形成されている。コア粒子Bとしては、例えば、珪砂やシャモットなどの無機質のもので、大きさが10〜200メッシュ(JIS Z 8801)程度の粒状物の中で任意のサイズの粒状物を使用することができる。着色層Tはコア粒子Bの表面全面を被覆して形成されるものであって、コーティング材Cをコア粒子Bの表面に溶着(融着)して形成することができる。
コーティング材Cは、ガラスフリットと顔料との混合物を用いることができる。ガラスフリットとしては公知のものを使用することができ、例えば、NaOやKOなどのアルカリ金属酸化物と、CaOなどのアルカリ土類金属酸化物と、SiOなどのケイ酸又はこれらの塩類などを主原料とし、この他に、ZnO、PbO、Alなどを原料として得られるものを用いることができる。また、ガラスフリットは、耐アルカリ性を有するものが好ましく、さらに、大きさが0.2〜10μmの粉末のものを用いることが好ましい。顔料としては公知のものを使用することができ、例えば、酸化鉄、酸化クロム、酸化コバルト、酸化マンガン、酸化チタン、酸化スズ、酸化銅、酸化亜鉛などの無機質顔料(着色用金属酸化物)の一種又は複数種を用いることができる。顔料としては大きさが0.2〜10μmの粉末のものを用いることが好ましい。
図1に着色粒状物Aの製造装置を示す。この装置は、混合機2、乾燥機3、焼成機4及び冷却機5を備えて形成されている。混合機2は、コア粒子Bとコーティング材Cとを混合するものであり、この混合物Mは、コア粒子Bの表面にコーティング材Cがまぶされたような状態に付着されている。混合機2としては、例えば、サンドミルを用いることができる。
乾燥機3は、コア粒子Bの表面にコーティング材Cがまぶされたような状態に付着されている混合物Mを焼成機4による焼成前に乾燥するためのものであって、回転式の管状乾燥機を用いることができる。この場合、回転式の管状乾燥機は図示しない駆動源によって回転するように構成される管状の胴体3aを備え、その管状の胴体3aはその一端の材料投入口3bから他端の材料排出口3cに向かって下り傾斜するように傾けて配設されている。符号3dは、混合物Mを加熱するための加熱部である。加熱部3dとしては、例えば、バーナーを用いることができ、材料投入口3bから胴体3a内に温風を吹き込んで乾燥することができる。このように材料投入口3b側から温風を吹き込むことにより、混合物Mを温風により急加熱することができ、コーティング材Cの結晶化による白濁を防止することができるものである。材料投入口3b側から吹き込んだ温風は材料排出口3cから排気される。
また、図3に示すように、胴体3aの内面には複数個の撹拌用フィン18を設けることができる。撹拌用フィン18は胴体3aの内面から中心方向に向かって突出しており、また、撹拌用フィン18は胴体3aの周方向に並べて設けられている。この撹拌用フィン18により、持ち上げられた着色粒状物Aが落下する際に温風により効率よく加熱される。
焼成機4は、乾燥後の混合物Mを焼成し、コア粒子Bの表面にコーティング材Cを溶着(融着)することによって、コア粒子Bの表面に着色層Tを焼成し、着色粒状物Aを形成するためのものである。この焼成機4としては、ロータリーキルンを用いることができる。このロータリーキルンは図示しない駆動源によって回転するように構成される管状の胴体4aを備え、その管状の胴体4aはその一端の材料投入口4bから他端の材料排出口4cに向かって下り傾斜するように傾けて配設されている。また、図4に示すように、胴体4aは、金属製の外筒体20の内面に耐火レンガなどの耐火物で形成される耐火層19を全面にわたって設けて形成されている。符号4dは、混合物を加熱するための加熱部である。加熱部4dとしては、例えば、バーナーを用いることができ、材料排出口4cから胴体4a内に火炎を放射して焼成することができる。材料投入口4bからは温風が排気される。ここで、焼成機4の胴体4aとしては、その内径を材料投入口4b側から材料排出口4c側に向かって徐々に大きくなるように形成することによって、その内面に複数の段部7を設けることが好ましい。例えば、図4に示すように、外筒体20として内径の異なる複数の管状体11a、11b、11cを内径が大きくなる順に長手方向に連結し、隣り合う管状体11a、11b又は11b、11cの連結部分を覆う耐火層19で段部7を形成することができる。尚、胴体4aの各部分の寸法は特に限定されないが、例えば、L1=2000〜2500mm、L2=1000〜5000mm、L3=2000〜2500mm、L=5000〜10000mm、d1=400〜600mm、d2=500〜700、d3=600〜850mmとすることができる。このように複数の段部7を設けることにより、撹拌効率を高めることができる。また、胴体4aの材料投入口4b側の内径を他の部分に比べて小径にすることにより、コーティング材Cが付着した直後のコア粒子Bが胴体4aの回転により胴体4a内で落下して撹拌された場合の衝撃を小さくすることができる。従って、コア粒子Bからコーティング材Cが剥がれ落ちにくくなるものである。しかも、胴体4aの材料投入口4b側における胴体4a内の温度分布を小さくすることができ、焼成斑を少なくすることができる。一方、胴体4aの材料排出口4c側の内径を他の部分に比べて大径にすることにより、着色層Tが形成されたコア粒子B(着色粒状物A)が融着により塊状にならないように大きく撹拌することができる。また、材料排出口4c側に向かって徐々に着色粒状物Aの温度を上昇させることができ、焼成不足を生じにくくすることができる。
また、図5に示すように、胴体4の内周面の断面形状を八角形等の多角形にすることにより各辺の接合部分を段部9として形成することもできる。これにより、コーティング材Cで被覆されたコア粒子B(着色粒状物)が適度に撹拌され、発色が不均一になったりコア粒子が塊状に融着したりするのを生じにくくすることができる。
冷却機5は、着色粒状物A(着色層Tを形成したコア粒子B)を冷却するものであって、回転式の管状冷却機を用いることができる。この場合、回転式の管状冷却機は図示しない駆動源によって回転するように構成される管状の胴体5aを備え、その管状の胴体5aはその一端の材料投入口5bから他端の材料排出口5cに向かって下り傾斜するように傾けて配設されている。また、冷却機5には冷風供給部6が設けられている。冷風供給部5は胴体5aの材料投入口5bから胴体5a内に冷風を吹き込んで供給するようになっている。このように材料投入口5b側から冷風を吹き込むことにより、着色層Tを形成したコア粒子Bを冷風により急冷することができ、着色層Tの発色性を略均一かつ鮮明にすることができるものである。さらに、コア粒子Bに付着しなかったコーティング材Cやコア粒子Bの割れなどで生じる不要の微粉末は、正常な着色粒状物A(着色層Tが剥がれ落ちていないもの)よりも軽量であるため、冷風の供給により材料排出口5cから吹き出すことができ、正常な着色粒状物Aと不要の微粉末とを容易に分けることができる。さらに材料排出口5cから排気することによって、着色粒状物Aを流れよくスムーズに排出することができる。
また、図6に示すように、胴体5aの内面には複数個の撹拌用フィン8を設けることができる。撹拌用フィン8は胴体5aの内面から中心方向に向かって突出しており、また、撹拌用フィン8は胴体5aの周方向に並べて設けられている。この撹拌用フィン8により、持ち上げられた着色粒状物Aが落下する際に冷風により効率よく冷却される。また、少し融着して塊状になった着色粒状物Aを落下の衝撃によりばらけさせることができる。
尚、上記の胴体5aの外側に水を散布して冷却するようにしてもよい。
また、着色粒状物Aの製造装置には、混合機2から乾燥機3へ混合物Mを供給するために、輸送管30a、タンク30b及び輸送コンベア30cを備えた乾燥機供給手段30が設けられている。混合機2から排出された混合物Mは輸送管30aを通じて一旦タンク30bに貯蓄される。タンク30bに貯蓄された混合物Mは定量ずつ排出され、輸送コンベア30cで搬送されて乾燥機3に投入される。
また、乾燥機3から焼成機4へ混合物Mを供給するために、輸送管40a、タンク40b及び輸送コンベア40cを備えた焼成機供給手段40が設けられている。乾燥機3から排出された混合物Mは輸送管40aを通じて一旦タンク40bに貯蓄される。タンク40bに貯蓄された混合物Mは定量ずつ排出され、輸送コンベア40cで搬送されて焼成機4に投入される。
さらに、焼成機4から冷却機5へ着色粒状物Aを供給するために、振動フィーダーからなる冷却機供給手段50が設けられている。振動フィーダーは内管50aと外管50bからなる管状の2重構造に形成され、焼成機4から排出された着色粒状物Aは振動フィーダーの内管50a内を移動して冷却機5に投入される。また、内管50aと外管50bとの間に形成される空間に冷却水を通水させておくことにより、冷却機5に投入される着色粒状物Aを予め少しでも冷却しておくことができる。
そして、上記のような装置を用いて着色粒状物Aを製造するにあたっては、次のようにして行う。まず、コア粒子Bとコーティング材Cとを混合する。このとき、コア粒子Bへのコーティング材Cの付着性を高めたり粘度調整したりするために、珪酸ナトリウム(水ガラス)などのバインダー(糊剤)や水をコーティング材Cに配合することができる。この場合、コア粒子Bの100質量部に対して、コーティング材Cが1〜3質量部、バインダーが1〜3質量部、水が0.3〜1質量部とすることができるが、これに限定されるものではない。そして、コア粒子Bとコーティング材Cとバインダー及び水を含む略均一な混合物Mを調製する。この混合物Mは、コア粒子Bの表面にコーティング材Cがまぶされたような状態に付着されている。
次に、乾燥機供給手段30を通じて、上記混合機2で調製された混合物Mを混合機2から乾燥機3に連続的に定量供給する。混合物Mは胴体3aの回転により撹拌されながら材料投入口3bから材料排出口3cにまで傾斜に沿って搬送される。また、混合物Mは胴体3a内で加熱部3dからの熱で加熱されて乾燥される。乾燥温度は材料排出口3cの温度で90〜150℃とすることができ、乾燥時間(胴体3aを通過する時間)は5〜10分とすることができるが、これに限定されるものではない。この乾燥により混合物の含水率を例えば1%以下にすることができる。また、胴体3aの回転数は例えば4〜7rpmとすることができる。
次に、焼成機供給手段40を通じて、上記乾燥機3で乾燥された混合物Mを乾燥機3から焼成機4に連続的に定量供給する。混合物Mは胴体4aの回転により撹拌されながら材料投入口4bから材料排出口4cにまで傾斜に沿って搬送される。また、混合物Mは胴体4a内で加熱部4dからの熱で焼成される。焼成温度は材料排出口4cの温度で600〜750℃とすることができ、焼成時間(胴体4aを通過する時間)は15〜20分とすることができるが、これに限定されるものではない。この焼成によりコア粒子Bの表面にコーティング材Cを溶着(融着)させて着色層Tを形成し、着色粒状物Aを得ることができる。また、胴体4aの回転数は例えば4〜7rpmとすることができる。
次に、冷却機供給手段50を通じて、上記焼成機4で焼成された着色粒状物A(着色層Tを形成したコア粒子B)を焼成機4から冷却機5に連続的に供給する。着色粒状物Aは胴体5aの回転により撹拌されながら材料投入口5bから材料排出口5cにまで傾斜に沿って搬送される。また、着色粒状物Aは胴体5a内で冷風供給部6からの冷風で冷却される。冷却温度は材料排出口5cの温度で100〜130℃とすることができ、冷却時間(胴体5aを通過する時間)は5〜10分とすることができるが、これに限定されるものではない。この冷却により着色層Tを固化することができる。また、胴体5aの回転数は例えば4〜7rpmとすることができる。冷風は外気をそのまま供給することができる。
そして、上記の製造装置を用いると、乾燥機2によりコア粒子Bとコーティング材Cとの混合物に含まれる水分をできる限り少なくすることができる。従って、焼成機4において、多数のコア粒子が塊の状態で焼成されにくくなる。よって、粒径の略揃った均一な着色粒状物Aが製造しやすく、冷却後の粉砕工程を不要にすることができるものである。
A 着色粒状物
B コア粒子
C コーティング材
M 混合物
2 混合機
3 乾燥機
3a 胴体
3b 材料投入口
3d 加熱部
4 焼成機
4a 胴体
4b 材料投入口
4c 材料排出口
5 冷却機
5a 胴体
5b 材料投入口
6 冷風供給部
7 段部
8 撹拌用フィン
9 段部
18 撹拌用フィン

Claims (7)

  1. ガラスフリットを含むコーティング材とコア粒子とを混合するための混合機と、前記コーティング材と前記コア粒子との混合物を焼成して前記コア粒子の表面に前記コーティング材を溶着することによって、前記コア粒子の表面に着色層を形成するための焼成機と、前記着色層を形成した前記コア粒子を冷却するための冷却機とを備え、
    さらに前記混合物を焼成前に乾燥するための乾燥機を備え
    前記乾燥機として回転式の管状乾燥機を用いて成り、
    前記管状乾燥機の胴体の内面に撹拌用フィンを設けると共に前記胴体の材料投入口側から温風を供給するための加熱部を備えて成ることを特徴とする着色粒状物の製造装置。
  2. 前記焼成機としてロータリーキルンを用い、その胴体の内径を材料投入口側から材料排出口側に向かって大きくなるようにして前記胴体の内面に複数の段部を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の着色粒状物の製造装置。
  3. 前記焼成機としてロータリーキルンを用い、その胴体の断面形状を多角形にして前記胴体の内面に複数の段部を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の着色粒状物の製造装置。
  4. 前記冷却機として回転式の管状冷却機を用いて成ることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の着色粒状物の製造装置。
  5. 前記管状冷却機の胴体の内面に撹拌用フィンを設けると共に前記胴体の材料投入口側から冷風を供給するための冷風供給部を備えて成ることを特徴とする請求項に記載の着色粒状物の製造装置。
  6. ガラスフリットを含むコーティング材とコア粒子とを混合するための混合機と、前記コーティング材と前記コア粒子との混合物を焼成して前記コア粒子の表面に前記コーティング材を溶着することによって、前記コア粒子の表面に着色層を形成するための焼成機と、前記着色層を形成した前記コア粒子を冷却するための冷却機とを備え、
    さらに前記混合物を焼成前に乾燥するための乾燥機を備え、
    前記焼成機としてロータリーキルンを用い、その胴体の内径を材料投入口側から材料排出口側に向かって大きくなるようにして前記胴体の内面に複数の段部を形成して成ることを特徴とする着色粒状物の製造装置。
  7. ガラスフリットを含むコーティング材とコア粒子とを混合するための混合機と、前記コーティング材と前記コア粒子との混合物を焼成して前記コア粒子の表面に前記コーティング材を溶着することによって、前記コア粒子の表面に着色層を形成するための焼成機と、前記着色層を形成した前記コア粒子を冷却するための冷却機とを備え、
    さらに前記混合物を焼成前に乾燥するための乾燥機を備え、
    前記冷却機として回転式の管状冷却機を用いて成り、
    前記管状冷却機の胴体の内面に撹拌用フィンを設けると共に前記胴体の材料投入口側から冷風を供給するための冷風供給部を備えて成ることを特徴とする着色粒状物の製造装置。
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