JP5575890B2 - 電力効率の良いデータ伝送 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、無線通信システムにおけるモバイル・ノードとネットワーク・ノードとの間でのデータ伝送のための帯域幅選択に関し、具体的には、モバイル・ノードによって消費される電力の観点からデータを効率良く伝送するための帯域幅選択に関する。
第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)は現在、Long Term Evolution(LTE)システム及びLTE−Advancedシステムを含む、来るべき無線通信システム向けの規格を開発中である。これらのシステムは、広範囲にわたる伝送帯域幅をサポートすることになる。LTEシステム向けの3GPP規格は、たとえば、単一のLTE搬送波を介した約1MHzから20MHzまでの伝送帯域幅を定義する。同様に、LTE−Advancedシステム向けの3GPP規格は、5つまでの20MHz LTEコンポーネント搬送波を集約することで、100MHzまでの伝送帯域幅を定義する。
こうした大規模伝送帯域幅をサポートすることで、データ速度を上げ、システム・スループットを高くすることができる。実際、現在のスケジューリング戦略は、システム・スループットを最大にするために(又は、少なくともある程度の公平性基準を満たしながら、システム・スループットを最大にするために)、広い帯域幅、並びに高次変調、空間多重化などを伴うデータ伝送のスケジューリングを提唱している。
しかしながら最大システム・スループットは、一般に、モバイル・ノードでの最大電力効率とは一致しない。すなわち現在のスケジューリング戦略は、システム・スループットを最大にするが、受信するデータ・ユニット当たりのモバイル・ノードによるエネルギー消費の増加という犠牲を払うものである。
本明細書で教示される方法及び装置は、有利なことに、モバイル・ノードの電力効率に基づいて可変帯域幅無線通信システムにおけるデータ伝送をスケジューリングする。この方法及び装置は、システム・スループットを最大にするためにデータ伝送をスケジューリングするのではなく、モバイル・ノード用の目標電力効率設定に従ってデータ伝送をスケジューリングする。
一実施形態では、たとえば、モバイル・ノードは、データ伝送のデータ速度がサービス品質の必要とする最低データ速度を下回ることなく達成可能な、最大電力効率で動作するように事前構成される。こうした諸実施形態では、モバイル・ノードは、データ速度を最高にするのではなく、モバイル・ノードの電力効率を最大にするように、データ伝送に関してリソースが割り振られることを要求する。もちろん、いくつかの無線通信システムでは、システムはモバイル・ノードの要求に(たとえばシステム容量を節約するために)応じる必要がなく、したがっていくつかの実施形態では、モバイル・ノードの再構成を、モバイル・ノードの所望又は目標の電力効率として理解することができる。もちろん、前述の例では、モバイル・ノードは可能な最大の電力効率で動作するように再構成されたが、他の諸実施形態では、モバイル・ノードは、電力効率とスループットとのより良いバランスを取る何らかの中間電力効率で動作するように再構成することができる。
さらに他の諸実施形態では、モバイル・ノードの電力効率構成は、モバイル・ノード内で事前構成されているものではなく、モバイル・ノードのユーザによって動的に設定される。たとえばユーザは、
モバイル・ノードが、可能な最大電力効率、可能な最高データ速度、又は何らかの中間電力効率のいずれで動作するかを、ユーザが動的に調整できるように、いくつかの事前定義された構成から電力効率構成(たとえば最大電力効率、最高データ速度など)を選択することが可能である。
にもかかわらず一実施形態では、モバイル・ノードは、モバイル・ノードへのデータ伝送(すなわち、ダウンリンク・データ伝送)の異なる可能な帯域幅に関して、モバイル・ノードの受信機の電力効率をモデル化する、電力効率モデルを格納する。モバイル・ノードは、データ伝送の異なる可能な帯域幅から、所与のデータ速度(たとえば最低データ速度、現行のデータ速度など)をサポートし、電力効率モデルに従って電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、帯域幅を選択する。その後モバイル・ノードは、選択された帯域幅でモバイル・ノードへのデータ伝送をスケジューリングするよう、ネットワーク・ノードに要求するフィードバックを、システム内のネットワーク・ノードに送信する。
別の方法として、又は加えて、他の諸実施形態では、モバイル・ノードは、モバイル・ノードからのデータ伝送(すなわち、アップリンク・データ伝送)の異なる可能な帯域幅に関して、モバイル・ノードの送信器の電力効率をモデル化する、電力効率モデルを格納する。モバイル・ノードは、ダウンリンク・データ伝送とほぼ同じように、アップリンク・データ伝送のための帯域幅を選択するが、例外として、いくつかの実施形態では、アップリンクとダウンリンクのデータ伝送に関して別々の電力効率構成を設定することができる。すなわちいくつかの実施形態では、ユーザは、ダウンリンク方向及びアップリンク方向でのデータ伝送に関して電力効率構成を別々に指定することができる。
さらに他の諸実施形態では、モバイル・ノードではなくネットワーク・ノードが電力効率モデルを格納する。この場合、ネットワーク・ノードは、複数のモバイル・ノード又はモバイル・ノードの複数のグループに関して、電力効率モデルを格納する。その後、ネットワーク・ノードは、前述とほぼ同じ方法で、ある一定のモバイル・ノードへのデータ伝送又はある一定のモバイル・ノードからのデータ伝送に関して、そのモバイル・ノード又はそのモバイル・ノードを含むグループに関する電力効率モデルに基づいて、帯域幅を選択する。
もちろん、本発明は前述の特徴及び利点に限定されるものではない。実際、当業者であれば、以下の詳細な説明を読み、添付の図面を参照すれば、追加の特徴及び利点を理解されよう。
本発明の一実施形態に従った、可変帯域幅無線通信システムにおけるモバイル・ノード及びネットワーク・ノードを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に従った、モバイル・ノード内の処理回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に従った、ネットワーク・ノード内の処理回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に従った、モバイル・ノードによって消費される電力の観点からモバイル・ノードとネットワーク・ノードとの間でデータを伝送するための方法を示す、論理流れ図である。 モバイル・ノードの電力効率及び伝送データ速度を、伝送帯域幅及び必要な信号対雑音比の関数としてプロットしたグラフである。
図1は、モバイル・ノード20とネットワーク・ノード40との間のデータ伝送のための可変帯域幅無線通信システム10を示す。データ伝送は、データ伝送が、ダウンリンク方向に(すなわちネットワーク・ノード40からモバイル・ノード20へと)発生するか、又はアップリンク方向に(すなわちモバイル・ノード20からネットワーク・ノード40へと)発生するかに応じて、1つ又は複数のダウンリンク搬送波12を介して、或いは1つ又は複数のアップリンク搬送波14を介して実行される。いずれの場合も、1つ又は複数の搬送波12、14によって占有される全帯域幅、及びそれによるデータ伝送の帯域幅は、ネットワーク・ノード40によるスケジューリングによって変化する可能性がある。
たとえば一実施形態では、可変帯域幅無線通信システム10はLTEシステムを備える。LTEシステムの一部としてのネットワーク・ノード40は、1.4MHzから20MHzの間のいずれかのチャネル帯域幅(現行のLTE標準では、1.4MHz搬送波、3MHz搬送波、5MHz搬送波、10MHz搬送波、15MHz搬送波、又は20MHz搬送波のいずれかを許可する)を占有する単一のLTE搬送波を介して発生するように、データ伝送をスケジューリングすることができる。他の実施形態では、システム10はLTE−Advancedシステムを備える。LTE−Advancedシステムの一部としてのネットワーク・ノード40は、たとえばデータ伝送用にスケジューリングされたLTEコンポーネント搬送波の数に応じて、集約して100MHzまでとすることが可能な帯域幅を占有する、1つから5つの間のいずれかのLTEコンポーネント搬送波を介して発生するように、データ伝送をスケジューリングすることができる。
ネットワーク・ノード40は実際に前述のようにデータ伝送の帯域幅をスケジューリングするが、ネットワーク・ノード40は、モバイル・ノード20からの要求又は提案に従ってこれを実行する。ネットワーク・ノード40がモバイル・ノードの要求に対して与えなければならない重み量は、システム10の構成及び/又はタイプに依存することができる。たとえば一実施形態では、モバイル・ノード20は、今後のデータ伝送のための帯域幅を異なる可能な帯域幅から選択し、その帯域幅でのデータ伝送をスケジューリングするようネットワーク・ノード40に対して要求するフィードバックを、ネットワーク・ノード40に送信する。その後、ネットワーク・ノード40は、このモバイル・ノードの要求に基づいてデータ伝送の帯域幅をスケジューリングすることができるが、たとえばシステム10の容量を節約するために、その要求に従う必要がない場合もある。それにもかかわらず、本発明の一実施形態によれば、モバイル・ノード20は、モバイル・ノードの電力効率に基づいてデータ伝送に対して要求するために帯域幅を選択する。
たとえば、データ伝送がネットワーク・ノード40からモバイル・ノード20へと送られたとする。モバイル・ノード20内の受信器22は、1つ又は複数のアンテナ24によって、ネットワーク・ノード40から1つ又は複数のダウンリンク搬送波12を介してこれらのデータ伝送を受信する。このように実行する際に、受信器22は電力を消費する。受信器22が受信するデータ速度に対して受信器22が消費する電力量が、モバイル・ノード20の電力効率を定義する。したがって、所与の速度でデータを受信する間にモバイル・ノード20が消費する電力が少ないほど、モバイル・ノード20の電力効率は高い。
電力消費、データ速度、及びそれによるモバイル・ノード20の電力効率は、受信するデータ伝送の帯域幅に依存する。いくつかの状況では、モバイル・ノード20は、所与のデータ速度を維持しながらも、データ伝送を受信する際にモバイル・ノード20によって消費される電力を減らすように、データ伝送の帯域幅を選択することができる。これによって、データ速度に妥協することなくモバイル・ノード20の電力効率が上がる。しかしながら、システム10が高負荷の場合などの他の状況では、モバイル・ノード20は、モバイル・ノード20の電力効率を上げるために、伝送のデータ速度を下げるようにデータ伝送の帯域幅を選択しなければならないもちろん、データ速度は、データ伝送に関連付けられたサービス品質が少なくとも最低のデータ速度を必要とする場合などのなんらかの状況で、ある範囲までしか下げることはできない。
モバイル・ノード20の電力効率構成は、これらの状況における伝送帯域幅の選択を制御する。たとえば一実施形態では、モバイル・ノード20は、データ速度がサービス品質によって要求される最低データ速度を下回ることなく、可能な最大の電力効率で動作するように事前に構成される。代わりに他の諸実施形態では、たとえば、状況によってこの両方が同時に達成されるのを防ぐ場合、ユーザがより高い電力効率(すなわちモバイル・ノード20のより長いバッテリ寿命)又は早いデータ速度のいずれを好むかに基づいて、モバイル・ノードの電力効率構成は、モバイル・ノード20のユーザによって動的に設定される。たとえばユーザは、ユーザに表示された複数の事前に定義された電力効率構成から構成を選択することによって、電力効率構成を設定することができる。1つの事前に定義された構成は、前述と同様の最大の電力効率構成を含むことができる。他の事前に定義された構成は、モバイル・ノードの電力効率に関係なく、可能な最高のデータ速度で動作するようにモバイル・ノード20を制御する、最高データ速度構成を含むことができる。他の事前に定義された構成は、最大電力効率及び最高データ速度の中間の1つ又は複数の構成(たとえば、データ伝送の現行のデータ速度に妥協する必要のない最大電力効率で動作し、現行のデータ速度はサービス品質に必要な最低速度よりも大きいように、モバイル・ノード20を制御する「欲張り(greedy)構成」)を含むことができる。したがって、モバイル・ノード20の電力効率構成が事前構成又はユーザ選択のいずれによってどのように設定されるかに関係なく、モバイル・ノード20は、所与のデータ速度(たとえば最低データ速度、現行データ速度など)をサポートするため、及び電力効率構成に適合する電力効率を引き出すために、データ伝送の帯域幅を選択する。
モバイル・ノード20の1つ又は複数の処理回路30は、メモリ26と共にこの選択を実行する。図2は、こうした処理回路30及びメモリ26の一例を示す。図2では、メモリ26は、データ伝送の異なる可能な帯域幅についてモバイル・ノード20の電力効率をモデル化する、電力効率モデルを格納する。たとえばモデルは、異なる可能な帯域幅を各帯域幅が引き出す電力効率にマッピングする、メモリ26内に格納されたルックアップ・テーブルとすることができる。1つ又は複数の処理回路30は、この電力効率モデル、並びに、モバイル・ノード20の電力効率構成を定義する制御設定の値、サービス品質(QoS)に必要な最低データ速度などの1つ又は複数のサービス品質(QoS)パラメータ、及び、いくつかの実施形態では現行データ速度を、入力として受け入れる、伝送パラメータ・セレクタ32を含む。伝送パラメータ・セレクタ32は、データ伝送の異なる可能な帯域幅から、所与のデータ速度をサポートし、電力効率モデルに従って電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、帯域幅を選択する。
たとえば、制御設定が最大電力効率構成を定義した場合、その後伝送パラメータ・セレクタ32は、示されたQoSに必要な最低データ速度をサポートするそれらの可能な帯域幅から、最大電力効率を引き出す帯域幅を選択する。他方で、制御設定が欲張り構成を定義した場合、その後伝送パラメータ・セレクタ32は、現行のデータ速度をサポートするそれらの可能な帯域幅から、最大電力効率を引き出す帯域幅を選択する。最終の例として、制御設定が最高データ速度構成を定義した場合、その後伝送パラメータ・セレクタ32は、モバイル・ノード20の電力効率に関係なく、最高データ速度をサポートする帯域幅を選択する。
データ伝送の帯域幅を選択した後、1つ又は複数の処理回路30は、ネットワーク・ノード40に対してその帯域幅でのデータ伝送をスケジューリングするための要求を生成する。具体的に言えば、図2の例における1つ又は複数の処理回路30は、選択された帯域幅及び現行の帯域幅(たとえば最も新しく受信されたデータ伝送の帯域幅)を入力として受け入れる、割振り要求生成器34を含む。割振り要求生成器34は、選択された帯域幅と現行の帯域幅とを比較し、その比較に基づいて割振り要求を生成する。現行の帯域幅の方が選択された帯域幅よりも小さい場合、割振り要求は、帯域幅割振りが増加するようネットワーク・ノード40に要求する。同様に、現行の帯域幅の方が選択された帯域幅よりも大きい場合、割振り要求は、帯域幅割振りが減少するようネットワーク・ノード40に要求する。最後に、現行の帯域幅が選択された帯域幅と同じである場合、割振り要求は、その帯域幅割振りを維持するようネットワーク・ノード40に要求する。
一実施形態では、割振り要求生成器34は、制御チャネル上の2ビット・フィールドとして割振り要求を生成する。たとえば、「00」の値は帯域幅割振りを維持するための要求を示し、「01」は帯域幅割振りを減少させる要求、「10」は帯域幅割振りを増加させる要求、「11」はプリファレンスなしを示す要求を示すことができる。他の諸実施形態では、割振り要求生成器34は、(たとえば選択された帯域幅と現行の帯域幅との実際の差異に基づいて、)帯域幅割振りで要求される変更の方向のみならず、その変更の量をも示す、より詳細な要求として割振り要求を生成する。もちろん、前述の実施形態では、現行の帯域幅との比較に基づいて形成された要求として割振り要求を示してきたが、これは必須ではない。実際、割振り要求は、単に選択された帯域幅の指示を含むだけでもよい。
処理回路30が割振り要求を生成すると、モバイル・ノード20に含まれる送信器28は、1つ又は複数のアンテナ24を介してネットワーク・ノード40に要求を送信する。一実施形態では、送信器28はアップリンク物理制御チャネルを介して割振り要求を送信するように構成される。他の実施形態では、送信器28は無線リソース制御(RRC)メッセージングを使用して割振り要求を送信するように構成される。にもかかわらず、送信器28は、あるタイミング要件に基づいて割振り要求を伝送するように構成することができる。たとえば一実施形態では、送信器28は、システム10内の他のモバイル・ノードによる割振り要求の送信と時刻合わせされている場合とされていない場合のある、ある時点で(たとえば数秒ごと)、要求を送信するように構成される。他の実施形態では、送信器28は要求のタイプに依存するタイミングで、要求を送信するように構成される。たとえば送信器28は、できる限り迅速にデータ伝送のデータ速度を上げる帯域幅割振りのための要求を送信しながら、それほど急がずにモバイル・ノード20の電力効率を上げる帯域幅割振りのための要求を送信するように、構成することができる。
ネットワーク・ノード40内の受信器42は、1つ又は複数のアンテナ44を介して割振り要求を受信し、この要求を1つ又は複数の処理回路50に提供する。1つ又は複数の処理回路50に含まれるスケジューラ52は、割振り要求に従ってデータ伝送をスケジューリングし、その結果、送信器48は1つ又は複数のダウンリンク搬送波12を介してデータ伝送を送信する。前述のように、スケジューラ52がモバイル・ノードの要求に対して与えなければならない重み量は、システム10の構成及び/又はタイプに依存することができる。しかしながら、システム10がLTEシステムを備える場合などの一実施形態では、スケジューラ52は、モバイル・ノード20によって要求された帯域幅でデータ伝送をスケジューリングすることができるが、これは必須ではない。たとえばシステム10がその容量に近付いている場合、モバイル・ノードの要求が帯域幅割振りの増加に関するものであれば、スケジューラ52はその要求を拒否する(decline)ことができる。モバイル・ノードの要求はこうした諸実施形態において拒否される可能性があるため、モバイル・ノードの電力効率構成は、この場合、モバイル・ノードの所望又は目標の電力効率として理解することができる。
前述の諸実施形態では、モバイル・ノード20は、その受信器22の電力効率に基づいて、ダウンリンク方向で送信されるデータ伝送を要求するために帯域幅を選択する。ほぼ同じようにモバイル・ノード20は、別の方法として、又は加えて、その送信器28の電力効率に基づいて、アップリンク方向で送信されるデータ伝送を要求するために帯域幅を選択する。すなわち、モバイル・ノード20の電力効率は、送信器28が送信するデータの速度に対して、アップリンク方向でデータ伝送を送信する場合に送信器28が消費する電力量の観点からも理解することができる。そこで、受信器22と同様に、所与の速度でデータを送信する間に送信器28が消費する電力が少ないほど、モバイル・ノード20の電力効率は高くなる。
モバイル・ノード20がダウンリンク方向とアップリンク方向の両方でのデータ伝送について帯域幅を選択する諸実施形態では、メモリ26は、異なる可能な帯域幅についてモバイル・ノードの受信器22及び送信器28それぞれの電力効率をモデル化する、異なる電力効率モデルを格納する。ダウンリンク方向でのデータ伝送について帯域幅を選択する場合、1つ又は複数の処理回路30は、モバイル・ノードの受信器22の電力効率をモデル化する電力効率モデルに従って、帯域幅を選択する。同様に、アップリンク方向でのデータ伝送について帯域幅を選択する場合、1つ又は複数の処理回路30は、モバイル・ノードの送信器28の電力効率をモデル化する電力効率モデルに従って、帯域幅を選択する。
さらにいくつかの実施形態では、モバイル・ノード20の単一の電力効率構成は、アップリンクとダウンリンクの両方の方向について伝送帯域幅のモバイル・ノードの選択を制御する。他の諸実施形態では、モバイル・ノード20は、アップリンク方向及びダウンリンク方向について指定された、別々の電力効率構成を有する。たとえば、電力効率構成がモバイル・ノード20のユーザによって設定される諸実施形態では、そのユーザは、アップリンク方向では最大電力効率で動作するが、ダウンリンク方向では最高データ速度で動作するように(又はその逆に)、モバイル・ノード20を設定することができる。
前述の諸実施形態で説明したように、モバイル・ノード20は、電力効率モデルを格納し、そのモデルに従って伝送帯域幅を選択するノードである。異なるモバイル・ノードが、たとえそれぞれ同じ伝送帯域幅であっても異なる電力効率を有する場合があるため、各モバイル・ノード20内に電力効率モデルを格納することで、そのモデルはそのモバイル・ノードの潜在的に固有の電力効率特徴を説明することができる。モバイル・ノード20内に電力効率モデルを格納することは、ネットワーク・ノード40を基礎となる帯域幅割振り要求の詳細から隔離することでもある。
しかしながら他の諸実施形態では、ネットワーク・ノード40は、電力効率モデルを格納し、たとえばスケジューリング・プロセス自体の一部として、そのモデルに従って伝送帯域幅を選択するノードとすることができる。図3は、このように構成された処理回路50の一例を示す。図3では、ネットワーク・ノード40に含まれるメモリ46が、ネットワーク・ノード40によってサービスが提供されるモバイル・ノードのN個のグループそれぞれについて1つずつ、N個の電力効率モデルを格納する。あるモバイル・ノード20へのデータ伝送について帯域幅を選択するために、モデル・セレクタ54は、モバイル・ノード20を含むグループについて電力効率モデルを選択し、そのモデルを伝送パラメータ・セレクタ56に提供する。伝送パラメータ・セレクタ56は、図2の伝送パラメータ32に関して上記で説明した方法とほぼ同じように、提供されたモデルに基づいてデータ伝送の帯域幅を選択するように構成され、その結果、スケジューラ52は、選択された帯域幅でデータ伝送をスケジューリングする。制御設定が、モバイル・ノード20のユーザによって設定される電力効率構成を定義する実施形態では、ネットワーク・ノード40は、モバイル・ノード20から選択された電力効率構成の指示を受信することに留意されたい。
上記実施形態におけるメモリ46はモバイル・ノードの異なるグループについて電力効率モデルを格納したが、別の方法として、メモリ46は個々のモバイル・ノードそれぞれについて電力効率モデルを格納することができることにも留意されたい。さらにネットワーク・ノード40は、モバイル・ノード20に関して上記で説明した方法とほぼ同様に、アップリンク方向、ダウンリンク方向、又はその両方でのデータ伝送について、帯域幅を選択することができる。
前述の変形及び修正に留意しながら、当業者であれば、モバイル・ノード20の1つ又は複数の処理回路30、或いは別の方法として、ネットワーク・ノード40の1つ又は複数の処理回路50が、一般に、(アップリンク又はダウンリンクのいずれかの方向での)データ伝送についての帯域幅を選択するために、図4に示された方法を実行することを理解されよう。図4では、1つ又は複数の処理回路30、50が、モバイル・ノード20の電力効率構成を定義する制御設定の値を決定する(ブロック100)。次に1つ又は複数の処理回路30、50は、データ伝送の異なる可能な帯域幅から、所与のデータ速度をサポートし、異なる可能な帯域幅についてモバイル・ノードの電力効率をモデル化する電力効率モデルに従って電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、帯域幅を選択する(ブロック110)。
モバイル・ノード20の電力効率は、データ伝送の帯域幅のみならず、伝送パラメータにも依存する場合があることに留意されたい。電力効率は、たとえば、変調形式、符号化方式、多重アンテナ技法、非連続受信(DRX)又は非連続送信(DTX)タイミング、搬送波の時間周波数領域内でのデータの割振り、或いは他のこうした伝送パラメータに関連して、データ伝送の帯域幅に依存することができる。したがっていくつかの実施形態では、データ伝送の帯域幅の選択は、所与のデータ速度をサポートし、電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、帯域幅、組み合わせを含む、2つ又はそれ以上の伝送パラメータの異なる可能な組み合わせからの選択を伴うことができる。電力効率モデルは、前述の諸実施形態とほぼ同じように組み合わせの選択にも使用され、異なる可能な組み合わせについてモバイル・ノード20の電力効率をモデル化することができる。
一実施形態では、たとえばデータ伝送の帯域幅は、データ伝送の帯域幅並びに変調及び符号化方式を含む、伝送パラメータの組み合わせを選択することによって選択される。データ伝送の変調及び符号化方式は、指定されたブロック誤り率(BLER)又はそれ以下でのその方式或いは等価の手段で伝送されたデータ伝送を受信するために必要な、最低信号対雑音比(SNR)に関連付けられるため、電力効率モデルは、伝送帯域幅及びSNRの異なる可能な組み合わせの観点から、モバイル・ノード20の電力効率をモデル化することができる。(したがって、以下の考察では、伝送帯域幅及びSNRの組み合わせ要件の観点からの様々な例について、例示的な目的のためにのみ説明するが、当業者であれば、こうしたことが、あるSNR要件に関連付けられた帯域幅並びに変調及び符号化方式の組み合わせに言及するものであることを理解されよう。)
たとえば以下のように、モバイル・ノードの受信器22の電力効率モデルは、受信されたデータ伝送の速度Rと受信器22によって消費された電力Pとの比を含むものと仮定し、
Figure 0005575890

上式でRPRは受信器22の速度対電力の比である。データ速度R及び受信器の電力消費Pは、どちらも以下で説明するように伝送帯域幅BW及びSNRに関して表すことができる。
たとえば、受信器22が、受信器フロントエンド(RX FE)22a及び受信器バックエンド(RX BE)22bとしてモデル化できると仮定する。この例でモデル化されたようなRX FE 22aは、低雑音電力増幅器、下方変換ミキサ、ローカル発振器周波数合成器、及び、BW又はSNRに依存しないものと仮定される電力消費特性を有する他のコンポーネントを含む。モデル化されたようなRX BE 22bは、チャネル・フィルタ、アナログ・デジタル変換器、及び、BW及びSNRに線形的に依存するものと仮定される電力消費特性を有する他のコンポーネントを含む。これらの簡略化された仮定に基づき、受信器の電力消費Pは以下のように表すことが可能であり、
Figure 0005575890

上式で、PFE(ワット)はRX FE 22aによって消費される電力であり、PBE(ワット/Hz)はRX BE 22bによって消費されるHz及びSNR当たりの電力である。同様に、データ速度Rは以下のようにモデル化できると仮定し、
Figure 0005575890

上式で、ηは係数であり、近似値はSNR>>1を保つ。数式(1)、(2)、及び(3)を組み合わせると、BW及びSNRに関してRPRとしてモデル化された受信器22の電力効率は、
Figure 0005575890

を含み、上式で、RPRはジュール当たりのビット数で表される。
図5は、BW(1MHzから100MHzまでを連続して掃引)及びSNR(10dBから40dBまでを連続して掃引)の異なる組み合わせについて正規化された、RPR及びRのプロットを示す。図5はBW及びSNRの連続掃引に関するRPR及びRを示すが、実際には使用可能なBW及びSNRの範囲、並びにそれらの組み合わせは不連続となる。それでもなお、図5では、RPRは以下のようにRPRとして正規化されており、
Figure 0005575890

上式で、P=PFE+PBE・BW・SNR及びR=η・BW・log(SNR)・ηは単位ビット/Hzの定数であり、伝送構成のスペクトル効率を示す。さらに、この例では以下の値を仮定している。
BW=10MHz、SNR=100(20dB)、PFE=50mW、及びPBE=30mW/BW/SNR
モバイル・ノードが図5のポイントA1で動作している例を考察してみる。ポイントA1でモバイル・ノードは、帯域幅が約8MHzであり、SNR要件が約37dBである、データ伝送を受信する。この伝送パラメータの組み合わせで、モバイル・ノードは、Rrn=1の正規化されたデータ速度、及びRPR=0.1の正規化された電力効率で、データを受信する。この例では、モバイル・ノードのデータ伝送に関連付けられたサービス品質に必要な最低データ速度は、実際には1ビット/秒であると仮定されるため、モバイル・ノードはそのデータ速度を低下させることはできない(少なくとも、そのサービス品質を維持することも伴う)。さらにモバイル・ノードは、最大電力効率構成で、すなわち正規化されたデータ速度が1を下回ることのない可能な最大電力効率で動作するように、構成されることも仮定される。
これらの仮定により、モバイル・ノードは、データ伝送の帯域幅BWが増加し、そのSNR要件が低下した場合、その正規化されたデータ速度Rrnを1未満に低下させる必要なしに、その正規化された電力効率RPRを上昇させることが可能であることに、プロットから注目されたい。実際、モバイル・ノードがその正規化されたデータ速度Rrnを1未満に低下させることを必要としない、帯域幅BW及びSNR要件の可能な組み合わせで、ポイントD(〜20MHz及び10dB)でマークされるBW及びSNR要件の組み合わせが最大の電力効率(RPR≒1.5)を引き出す。したがってモバイル・ノードは、ポイントDでの組み合わせを選択し、これをポイントA1での現行の組み合わせと比較して、帯域幅BWを増加させ、SNR要件を低下させる(たとえば、符号化方式を変更し、変調の次数を下げることによって)ための要求を、ネットワーク・ノード40に送信する。このプロセスは、1つ又は複数の割振り要求時間間隔の間続行されるため、結果としてモバイル・ノードの伝送パラメータの組み合わせは、Rrn=1の線に沿ってポイントA1からポイントDに向かって移動する。
しかしながらこの例では、たとえばシステム10がその容量に近付いているために、ネットワーク・ノード40が、ポイントC(〜10MHz)で帯域幅BWの増加に関するモバイル・ノードの要求を拒否するものと仮定される。モバイル・ノードは、サービス品質によって要求される最低データ速度、すなわちRrn=1で、データ伝送をすでに受信しているため、モバイル・ノードは、サービス品質(及びシステム10)によって許可される最大電力効率に達している。
次に、モバイル・ノードがポイントA1ではなくA2での動作を開始した場合を考えてみる。ポイントA2で動作すると、モバイル・ノードは正規化されたデータ速度、Rrn=1.5でデータを受信するが、これはサービス品質に必要なRrn=1の最低データ速度よりも上である。したがって一実施形態では、モバイル・ノードは初期に、正規化されたデータ速度Rrn=1.5を妥協する必要なく、正規化された電力効率RPRを増加させる試行において、ポイントEでのBW及びSNRの組み合わせを選択する。もちろんこれは、モバイル・ノードをポイントA2からポイントB(〜10MHz)へと移動させることに成功しており、その結果、ネットワーク・ノード40は、帯域幅BWの増加に関するモバイル・ノードの要求を拒否する。
モバイル・ノードが、現行のデータ速度に妥協する必要なく最高の電力効率に到達することを試行する「欲張り」構成で構成されている場合、モバイル・ノードはその構成によって許可される最高の電力効率に到達することになる。しかしながらこの例では、モバイル・ノードは最大電力効率構成で構成されており、より高い電力効率を達成するために、データ速度をサービス品質に必要な最低データ速度まで下げることができる。したがって、ここでモバイル・ノードは、ポイントCでの組み合わせを選択し、これは(1)ネットワーク・ノード40によって許可される最大帯域幅割振り、及び(2)サービス品質に必要な最低データ速度が与えられた場合、最大の電力効率を引き出す組み合わせである。ポイントCで選択された組み合わせとポイントBでの現行の組み合わせを比較し、モバイル・ノードは、帯域幅割振りを維持し、SNR要件を低下させるための要求を、ネットワーク・ノード40に送信する。このプロセスは1つ又は複数の割振り要求時間間隔の間続行されるため、結果としてモバイル・ノードの伝送パラメータの組み合わせは、ポイントBからポイントCに向かう線に沿って移動する。ポイントCで、モバイル・ノードは、サービス品質(及びシステム10)によって許可される最大電力効率に達している。
上記の例は、電力効率モデルが、システム10の容量を節約するためにデータ伝送について選択できる可能な帯域幅を制限しなかった旨の仮定に基づいたものであることに留意されたい。すなわち、モデルは可能な帯域幅を10MHz又はそれ未満に制限しなかったため、この例でモバイル・ノードは、初期にポイントE(システムの容量を考慮に入れないポイント)を選択した。しかしながらいくつかの実施形態では、電力効率モデルは実際に、システム10の容量を節約するためにデータ伝送について選択できる可能な帯域幅を制限することができる。その後、この例では、モデルは可能な帯域幅を10MHz又はそれ未満に制限することになり、結果としてモバイル・ノードは代わりにポイントCを選択することができる。
さらに、上記の例では、ダウンリンク方向に送信されるデータ伝送についての帯域幅の選択を実証するために、モバイル・ノードの受信器22の電力効率モデルについて説明した。しかしながら、アップリンク方向に送信されるデータ伝送についての帯域幅の選択を実証するために、ほぼ同じ方法でモバイル・ノードの送信器28の電力効率モデルについて説明することができる。たとえばモバイル・ノードの送信器28は同様に、送信器フロントエンド(TX FE)28a及び送信器バックエンド(TX BE)28bとしてモデル化することができる。したがって、送信器の電力消費Pは、受信器の電力消費Pに関して上記で説明されたと同様の数式を使用して表すことができる。したがって同業者であれば、前述の説明が単に例示的なものであって、モバイル・ノードの受信器22に限定されるものでないことを理解されよう。
さらに前述の考察の多くは、モバイル・ノード20が1つの受信器及び/又は送信器チェーンのみを含むものと仮定している。MIMOが採用される場合、図1に示された機能ブロックのいくつかは、各受信器及び/又は送信器に対して重複可能である。したがって、使用される特定のMIMO方式は、モバイル・ノード20の電力効率に劇的な影響を与えることができる。MIMO方式が経時的に変更可能であるという点で、事前符号化方式、空間多重化方式、及び/又はダイバーシティ符号化方式を定義するパラメータなどの、MIMO方式を定義するパラメータは、モバイル・ノード20の電力効率にも影響を与えることになる。前述のように、電力効率モデルは、これらの伝送パラメータの異なる組み合わせについてモバイル・ノード20の電力効率をモデル化し、電力効率構成に適合する電力効率を引き出す組み合わせを選択することができる。
当業者であれば、説明された様々な「回路」が、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に前述のように実行する(たとえばメモリに格納された)ソフトウェア及び/又はファームウェアと共に構成された、1つ又は複数のプロセッサを含む、アナログ回路及びデジタル回路の組み合わせを言い表すことができることを理解されよう。これらのプロセッサ並びに他のデジタル・ハードウェアのうちの1つ又は複数を単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含めることが可能であるか、或いは、いくつかのプロセッサ及び様々なデジタル・ハードウェアを、システム・オン・チップ(SoC)に個別にパッケージング又はアセンブルされた、いくつかの別々のコンポーネント間に分散させることが可能である。
さらに本発明は、LTEシステム及びLTE−Advancedシステムを参照しながら上記で説明したが、これに限定されるものではない。実際、システム10は、CDMA2000ベース・システム、HDRベース・システム、HSPAベース・システムなどを含むことができる。さらに当業者であれば、本明細書で使用されるネットワーク・ノードという用語は、基地局、ノードB、eノードB、又は、モバイル・ノードに無線通信を提供するシステム10内の他のノードを言い表すものであることを理解されよう。最後に、当業者であれば、本明細書で使用されるモバイル・ノードという用語は、携帯電話、或いは、無線ページャ、携帯情報端末、ラップトップ/パームトップ・コンピュータ、及び/又はこうしたコンピュータ用の無線アドイン・カードなどの、他のタイプの移動局を言い表すものであることを理解されよう。「ノード」という用語は、それだけでネットワーク・ノード又はモバイル・ノードのいずれかを言い表すものとすることができる。
これら及び他の変形及び拡張を念頭に置き、当業者であれば、前述の説明及び添付の図面が、無線通信システムにおける移動局によるデータ伝送のために伝送パラメータを決定するための、本明細書で教示された方法及び装置の非限定的な例を表すことを理解されよう。したがって本発明は、前述の説明及び添付の図面によって限定されるものではない。それに代わりに本発明は、以下の特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (26)

  1. モバイル・ノード(20)とネットワーク・ノード(40)との間で、前記モバイル・ノード(20)の受信器(22)によって消費される電力の観点からデータを効率的に伝送するための可変帯域幅無線通信システム(10)において、ノード(20、40)によって実装される方法であって、
    前記モバイル・ノード(20)の電力効率構成を定義する制御設定の値を決定すること(100)と、
    前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から、所与のデータ速度をサポートし、前記異なる可能な帯域幅について前記モバイル・ノード(20)の電力効率をモデル化する電力効率モデルに従って、前記電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、帯域幅を選択すること(110)、を含み、
    前記電力効率は、前記モバイル・ノード(20)の前記受信器(22)が受信するデータのデータ速度に対する消費される電力量によって定義され、
    前記電力効率構成は、最大電力効率構成、欲張り構成、及び最高データ速度構成を含み、
    前記最大電力効率構成は、サービス品質によって要求される最低データ速度を下回ることなく、可能な最大の電力効率で動作する構成であり、
    前記欲張り構成は、現行のデータ速度を下回ることなく、可能な最大の電力効率で動作する構成であり、
    前記最高データ速度構成は、電力効率に関係なく、可能な最高のデータ速度で動作する構成であり、
    前記制御設定の値を決定することにより、前記最大電力効率構成、前記欲張り構成、または前記最高データ速度構成が定義される方法。
  2. 制御設定の値を決定することが、前記モバイル・ノードの複数の事前に定義された電力効率構成のうちの1つを識別する前記モバイル・ノードのユーザから受信した入力の値を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から所与のデータ速度をサポートする帯域幅を選択すること(110)が、前記最大電力効率構成が定義された場合に、前記データ伝送に関連付けられたサービス品質によって要求される最低データ速度を少なくともサポートする帯域幅を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から所与のデータ速度をサポートする帯域幅を選択すること(110)が、前記欲張り構成が定義された場合に、前記データ伝送の現行のデータ速度をサポートする帯域幅を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 電力効率モデルに従って帯域幅を選択すること(110)が、前記無線通信システム(10)の容量を節約するために前記データ伝送について選択可能な前記異なる可能な帯域幅を制限する電力効率モデルに従って、帯域幅を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から帯域幅を選択すること(110)が、前記データ伝送の前記帯域幅を含む2つ又はそれ以上の伝送パラメータの異なる可能な組み合わせから、前記所与のデータ速度をサポートし、前記電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、伝送パラメータの前記組み合わせを選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記異なる可能な組み合わせを含む前記2つ又はそれ以上の伝送パラメータが、その方式で伝送されたデータ伝送を受信するために必要な信号対雑音比に関連付けられた変調及び符号化方式をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記異なる可能な組み合わせを含む前記2つ又はそれ以上の伝送パラメータが、複数のアンテナを使用して前記データ伝送を受信するための技法をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から帯域幅を選択すること(110)が、異なる可能な搬送波から前記データ伝送のための搬送波を選択することを含み、前記異なる可能な搬送波のうちの少なくとも2つが異なる帯域幅を有する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記可変帯域幅無線通信システム(10)がLTE−Advanced無線通信システムを備え、前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から帯域幅を選択することが、前記データ伝送のためのいくつかのLTEコンポーネント搬送波を選択することを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記方法が前記モバイル・ノード(20)によって実装され、前記方法が、前記選択された帯域幅に基づいて前記データ伝送のためにリソースを割り振るための要求を、前記ネットワーク・ノード(40)に送信することをさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記選択された帯域幅に基づいてリソースを割り振るための要求を前記ネットワーク・ノードに送信することが、現行のデータ伝送の前記帯域幅が前記選択された帯域幅より小さいか又は大きいかに基づいて、それぞれ前記帯域幅を増加又は減少させるための要求を、前記ネットワーク・ノードに送信することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記方法が前記ネットワーク・ノード(40)によって実装され、前記方法が、それぞれが複数のモバイル・ノードのうちの1つに特有であるか、又はモバイル・ノードの複数のグループのうちの1つに特有である、複数の電力効率モデルをメモリに格納すること、及び、前記複数の電力効率モデルから、前記モバイル・ノードに特有であるか、又は前記モバイル・ノードを含むモバイル・ノードの前記グループに特有である、前記電力効率モデルを選択すること、をさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  14. 可変帯域幅無線通信システムのノード内で使用するため、及び、モバイル・ノード(20)とネットワーク・ノード(40)との間で、前記モバイル・ノード(20)の受信器(22)によって消費される電力の観点からデータを効率的に伝送するための、1つ又は複数の処理回路(30、40)であって、
    前記モバイル・ノードの電力効率構成を定義する制御設定の値を決定することと、
    前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から、所与のデータ速度をサポートし、前記異なる可能な帯域幅について前記モバイル・ノードの電力効率をモデル化する電力効率モデルに従って、前記電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、帯域幅を選択すること、
    を実行するように構成され、
    前記電力効率は、前記モバイル・ノード(20)の前記受信器(22)が受信するデータのデータ速度に対する消費される電力量によって定義され、
    前記電力効率構成は、最大電力効率構成、欲張り構成、及び最高データ速度構成を含み、
    前記最大電力効率構成は、サービス品質によって要求される最低データ速度を下回ることなく、可能な最大の電力効率で動作する構成であり、
    前記欲張り構成は、現行のデータ速度を下回ることなく、可能な最大の電力効率で動作する構成であり、
    前記最高データ速度構成は、電力効率に関係なく、可能な最高のデータ速度で動作する構成であり、
    前記制御設定の値を決定することにより、前記最大電力効率構成、前記欲張り構成、または前記最高データ速度構成が定義される、1つ又は複数の処理回路。
  15. 前記1つ又は複数の処理回路が、前記モバイル・ノードの複数の事前に定義された電力効率構成のうちの1つを識別する前記モバイル・ノードのユーザから受信した入力の値を決定することによって、制御設定の値を決定するように構成された、請求項14に記載の1つ又は複数の処理回路。
  16. 前記1つ又は複数の処理回路が、前記最大電力効率構成が定義された場合に、前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から、前記データ伝送に関連付けられたサービス品質によって要求される最低データ速度を少なくともサポートする帯域幅を選択するように構成された、請求項14に記載の1つ又は複数の処理回路。
  17. 前記1つ又は複数の処理回路が、前記欲張り構成が定義された場合に、前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から、前記データ伝送の現行のデータ速度をサポートする帯域幅を選択するように構成された、請求項14に記載の1つ又は複数の処理回路。
  18. 前記1つ又は複数の処理回路が、前記無線通信システムの容量を節約するために前記データ伝送について選択可能な前記異なる可能な帯域幅を制限する電力効率モデルに従って、帯域幅を選択するように構成された、請求項14に記載の1つ又は複数の処理回路。
  19. 前記1つ又は複数の処理回路が、前記データ伝送の前記帯域幅を含む2つ又はそれ以上の伝送パラメータの異なる可能な組み合わせから、前記所与のデータ速度をサポートし、前記電力効率構成に適合する電力効率を引き出す、伝送パラメータの前記組み合わせを選択することによって、前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から帯域幅を選択するように構成された、請求項14に記載の1つ又は複数の処理回路。
  20. 前記異なる可能な組み合わせを含む前記2つ又はそれ以上の伝送パラメータが、その方式で伝送されたデータ伝送を受信するために必要な信号対雑音比に関連付けられた変調及び符号化方式をさらに含む、請求項19に記載の1つ又は複数の処理回路。
  21. 前記異なる可能な組み合わせを含む前記2つ又はそれ以上の伝送パラメータが、複数のアンテナを使用して前記データ伝送を受信するための技法をさらに含む、請求項19に記載の1つ又は複数の処理回路。
  22. 前記1つ又は複数の処理回路が、異なる可能な搬送波から前記データ伝送のための搬送波を選択することによって、前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から帯域幅を選択するように構成され、前記異なる可能な搬送波のうちの少なくとも2つが異なる帯域幅を有する、請求項14に記載の1つ又は複数の処理回路。
  23. 前記可変帯域幅無線通信システムがLTE−Advanced無線通信システムを備え、前記1つ又は複数の処理回路が、前記データ伝送のためのいくつかのLTEコンポーネント搬送波を選択することによって、前記データ伝送の異なる可能な帯域幅から帯域幅を選択するように構成された、請求項14から22のいずれか一項に記載の1つ又は複数の処理回路。
  24. 前記1つ又は複数の処理回路が、前記選択された帯域幅に基づいてリソースを割り振るための要求を、前記ネットワーク・ノードに送信するようにさらに構成された、請求項14から23のいずれか一項に記載の1つ又は複数の処理回路を含むモバイル・ノード。
  25. 前記1つ又は複数の処理回路が、現行のデータ伝送の前記帯域幅が前記選択された帯域幅より小さいか又は大きいかに基づいて、前記帯域幅を増加又は減少させるための要求を、前記ネットワーク・ノードに送信することによって、前記選択された帯域幅に基づいてリソースを割り振るための要求を前記ネットワーク・ノードに送信するように構成された、請求項24に記載のモバイル・ノード。
  26. 前記ネットワーク・ノードが、それぞれが複数のモバイル・ノードのうちの1つに特有であるか、又はモバイル・ノードの複数のグループのうちの1つに特有である、複数の電力効率モデルを格納するように構成されたメモリをさらに含み、前記1つ又は複数の処理回路が、前記複数の電力効率モデルから、前記モバイル・ノードに特有であるか、又は前記モバイル・ノードを含むモバイル・ノードの前記グループに特有である、前記電力効率モデルを選択するように構成された、請求項14から23のいずれか一項に記載の1つ又は複数の処理回路を含むネットワーク・ノード。
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