JP5575855B2 - ネットワークシステム、情報処理装置、ネットワーク接続方法及びプログラム - Google Patents

ネットワークシステム、情報処理装置、ネットワーク接続方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、同一運転環境状況下にある車両に乗車する者同士の情報共有空間をネットワーク上で実現する技術に関する。
近年、スマートフォン、携帯電話、PCなどの情報通信端末を用いて、リアルタイムに情報共有ができるSNS(Social Networking Service)が普及している。例えば、ユーザは、情報通信端末を操作して、インターネット上のSNSサービスにアクセスし、情報の交換等を通じ、他人とコミュニケーションを図る。
一方、カーナビゲーションなどの車載装置には、VICS(Vehicle Information and Communication System、登録商標)などからリアルタイムに情報を取得する他、インターネットから取得した情報をディスプレイに表示するものもある。
これに関する技術として、特許文献1には、安全運転を阻害することなく、車載装置に表示された投稿情報の内容を一見して把握することを課題とした車載用表示装置が記載されている。車載用表示装置は、通信装置と車載機とを有する。通信装置は、ユーザが投稿した投稿情報と当該投稿情報の投稿先を示す位置情報とを取得し、取得された投稿情報をカテゴリに分類する。続いて、通信装置は、投稿情報とともに取得された位置情報によって特定される地図上の位置に、分類されたカテゴリに応じた表示形式で、投稿情報を表示する地図データを生成して車載機に送信する。車載機では、受信した地図データを液晶モニタ等に表示する。
特開2011−247831号公報
上述の特許文献1記載の発明によれば、安全運転を阻害することなく、車載装置に表示された投稿情報の内容を一見して把握することができる。このため、ユーザ(運転者、同乗者等)は、車載装置からインターネット上のSNSサービスを利用できるため、車内からでも情報の交換等を通じ他人とコミュニケーションを図ることが可能である。
ところで、SNSはユーザ同士での情報交換等を通じ、他人とコミュニケーションを図るものであるが、一般に、情報交換の対象となる情報は、ユーザ同士の互いの関心事である。つまり、SNSでは、共通の話題や関心事を有するユーザ同士が集合し、共通の話題や関心事についての情報交換等を行うことが多い。
具体的に、車内からユーザ(運転者、同乗者等)がインターネット上のSNSサービスを利用するにあたり、当該ユーザの関心事の一つとして、現在の道路情報、これから向かう目的地(例えば、観光地)の情報、途中のSAの情報などがある。そして、このような情報を最もリアルタイムに共有し情報交換可能なユーザは、互いに近隣に位置する、又は近隣を走行するなど、同一の運転環境状況下にあるユーザ同士であるといえる。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、同一運転環境状況下にある車両に乗車する者同士の情報共有空間を、ネットワーク上で実現することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、車両状態情報を出力する出力装置及び無線通信装置を備えた自動車と、前記自動車に乗車するユーザの携帯端末と、情報処理装置とを含むネットワークシステムであって、前記情報処理装置は、前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報と、該自動車の無線通信装置の通信識別子とを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記自動車の車両状態情報を記憶する記憶手段と、前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報に基づいて、同一の運転環境状況にある自動車を、同一グループにグルーピングするグルーピング手段と、前記同一グループの自動車に乗車するユーザの携帯端末に対し、前記同一グループに対応した通信識別子を送信する送信手段とを備えるようにしている。
本発明の実施の形態によれば、同一運転環境状況下にある車両に乗車する者同士の情報共有空間を、ネットワーク上で実現することができる。
ネットワークシステムの構成例を示す図である。 ネットワークシステムのソフトウェア構成例を示す図である。 情報処理サーバ100及び携帯端末300のハードウェア構成例を示す図である。 OBDデータの一例を示す図である。 OBDデータ履歴の一例を示す図である。 グループ管理情報114の一例を示す図である。 ネットワークシステムの処理例を示すシーケンス図である。 グループ判定処理の説明するフローチャートである。 携帯端末300上の操作画面例を示す。 Wifiネットワーク形成例(その1)を示す。 Wifiネットワーク形成例(その2)を示す。 Wifiネットワーク形成例(その3)を示す。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
(システム構成)
図1は、本発明の一実施形態にかかるネットワークシステムの構成例を示す図である。本実施形態にかかるネットワークシステムは、情報処理サーバ100、車両200、携帯端末300、ネットワーク400を含む。
情報処理サーバ100は、車両200のOBD(On-board diagnostics)データを、ユーザの有する携帯端末300を介し取得し、車両別にOBDデータを管理する。また、車両200のOBDデータに基づいて、同一の運転環境状況にある車両200を同一グループにグルーピングする。また、同一グループの自動車に乗車するユーザの携帯端末300に対し、接続すべきネットワークに用いられるWifi無線アクセスポイントのSSID(Service Set IDentifier)を送信する。この点、詳細は後述する。
車両200は、OBDを備える自動車である。ガソリン車、電気自動車、ハイブリット車、その他の燃料駆動による自動車などを含む。OBD(On-board diagnostics)とは、車載式故障診断システムをいい、自動車に搭載されるコンピュータが各種センサからのOBDデータをリアルタイムに取得し車両の状態を管理し診断する自己故障診断をいう。一般にOBDにより故障と診断された場合、コンピュータは故障を示すランプを点灯させドライバーに故障を伝えると共に、故障内容を表す故障コードを記録する。ドライバーはランプ点灯により故障発生を認知し、整備士は故障コードを専用の機械を用いて読み出すことで故障箇所を迅速に特定することができる。
車載式故障診断システムは、主として大気汚染防止のため、排出ガス対策装置に故障が発生したことをドライバーに警告することを目的として開発された経緯がある。しかし、近年のOBD-II(90年代中頃に導入された新しい標準)では、ほぼ完全にエンジン制御情報をモニタできるようになり、またさらにシャシー、ボディー、アクセサリーについても、モニタできるようになっている。
本実施形態にかかる自動車の車両200は、図に示されるように、ECU210、OBDリーダ220を搭載する。
ECU210は、エンジンコントロールユニット(Engine Control Unit)の略称で、自動車全体及び各車載機を電子制御するための制御コンピュータである。また、ECU210は、上述の車載式故障診断装置としての機能を有し、各車載機の状態を把握する。具体的には、OBDデータとして、例えばエンジン回転数、車速、運転時間、走行距離、走行履歴(位置情報)、スロットル開度、進角、吸気温度、電圧、燃費情報、CO2排出量、ブレーキ、ドア、ランプ、ギア、ライト(車外灯)、カーテシ(車内灯)、ウインカー、ブレーキ、ハンドルなど、各種の車両状態情報を把握する。また、これら車両状態情報に応じ故障診断を行う機能も有する。
OBDリーダ220は、ECU210と外部とのインターフェースの機能を有する。本実施形態において、ECU210は携帯端末300に対しOBDデータを提供するため、OBDリーダ220は、携帯端末300と通信を行うための通信機能(例えば、Wifi(登録商標))を有する。即ち、Wifi無線アクセスポイント(以下、Wifi−APという)としての機能を有する。
携帯端末300は、ユーザ(運転者又は同乗者)の有する携帯端末である。例えば、スマートフォン、携帯電話、PDA等により実現されうる。ユーザは、車両200に乗車中、OBDリーダ220を介しECU210と通信を行って、車両200の車両状態を示すOBDデータを逐一取得する。また、走行中又は走行後、取得したOBDデータを情報処理サーバ100に送信する。
また、携帯端末300は、同一の運転環境状況にある車両200に乗車するユーザ同士で、Wifiネットワークを形成し、SNSにより共通の話題や関心事についての情報交換等を行う。この点、詳細は後述する。
ネットワーク400は、情報処理サーバ100、携帯端末300を相互に接続する通信ネットワークである。例えば、ネットワーク400は、3G、インターネット、専用回線など各種ネットワークを含む。
(ソフトウェア構成)
図2は、本発明の一実施形態にかかるネットワークシステムのソフトウェア構成例を示す図である。
まず、情報処理サーバ100は、機能部として、記憶部110、通信部120、グルーピング部130を有する。
記憶部110は、マップ111、交通情報112、OBDデータ113、グループ管理情報114などを記憶する機能を有している。
マップ111は、いわゆる交通地図であり、交通情報112は、VICS(登録商標)等から取得される現在の交通情報である。マップ111及び交通情報112は、グルーピング部130が同一の運転環境状況にある自動車をグルーピングする際に用いられる。なお、マップ111、交通情報112は、随時最新の情報に更新される。
OBDデータ113は、車両200の車両状態情報を示すOBDデータである。また、OBDデータ113は、受信元の携帯端末300のユーザID及び車両200のOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDを含む。SSIDは、OBDリーダ220(Wifi−AP)の通信識別子であって、OBDリーダ220(Wifi無線アクセスポイント機能付き)に接続するために用いられるSSIDである。
グループ管理情報114は、同一の運転環境状況にある自動車を管理するための情報である。グルーピング部130は、OBDデータ113に基づいて、同一の運転環境状況にある自動車を、同一グループにグルーピングし、その結果をグループ管理情報114として保持する。
通信部120は、外部装置とデータの送受信を行う機能を有している。例えば、携帯端末300から車両のOBDデータやSSIDの受信、また携帯端末300に対しSSIDの送信などを行う。
グルーピング部130は、OBDデータ113に基づいて、同一の運転環境状況にある自動車を、同一グループにグルーピングする機能を有している。同一の運転環境状況にある自動車とは、例えば、同一道路上で渋滞環境下にある自動車がある。このような自動車は、同一の運転環境状況にある自動車である。
次に、携帯端末300は、機能部として、通信部310、車両状態情報取得部320、SNS部330を有する。
通信部310は、外部装置とデータの送受信を行う機能を有している。例えば、ECU210からOBDリーダ220のWifiを介し、車両200の車両状態を示すOBDデータを受信し、受信したOBDデータを情報処理サーバ100に送信する。また他の車両200のOBDリーダ220とWifiを介し通信し、SNSを実現する。
車両状態情報取得部320は、ユーザが車両200に乗車中、OBDリーダ220を介しECU210から、車両200の車両状態を示すOBDデータを逐一取得する機能を有している。また、走行中又は走行後、取得したOBDデータは、自動車を運転するユーザ識別子と共に、通信部310を介し情報処理サーバ100に送信される。
SNS部330は、他の車両200とWifiを介し通信が可能となると、他の車両200に乗車するユーザの携帯端末300とSNSを実現する。例えば、SNSの一例としては、共通の話題や関心事についての情報交換等を行ったり、写真や動画等のデータやり取りなどがある。
なお、これらの機能部は、各装置を構成するコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。但し、これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
また、これらの機能部は、単一のコンピュータ上に配置される必要はなく、必要に応じて分散される形態であってもよい。
また、記憶部110は、情報処理サーバ100を構成するコンピュータ内のHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体上に所定のデータを体系的に保持するものである。勿論、情報処理サーバ100内に配置される必要はなく、他の装置上に配置してもよい。
(ハードウェア構成)
図3は、本発明の一実施形態にかかる情報処理サーバ100及び携帯端末300のハードウェア構成例を示す図である。具体的に、これらハードウェア構成は、一般的なパソコンやワークステーションなどと同様の構成であり、図に示されるように、CPU11と、ROM12と、RAM13と、入力装置14と、出力装置15と、通信装置16と、HDD17とを有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする。入力装置14は、キーボードやマウスである。出力装置15は、ディスプレイである。通信装置16は、ネットワーク400を介し他装置との通信を行う。HDD16は、各種データ及びプログラムを格納する。
(OBDデータの一例)
図4は、本実施形態にかかるOBDデータの一例を示す図である。OBDデータは、「OBDデータ項目」、「OBDデータ値」等の項目を含む。
「OBDデータ項目」は、車載式故障診断システムで規定されるOBDデータの名称を示す。「OBDデータ値」は、「OBDデータ項目」に対応する具体的なデータ値を示す。
具体的に、OBDデータは、一例として、車両識別子、エンジン回転数、車速、運転時間(累計)、走行距離(累計)、走行履歴(位置情報)などがある。
これら情報は、ECU210の有する車載式故障診断システムの機能により提供され、本実施形態においては、ユーザが乗車中の間、一定時間間隔毎に、上述の如くOBDリーダ220を介し携帯端末300に出力される。また、携帯端末300から情報処理サーバ100に送信される。
(OBDデータ履歴の一例)
図5は、本実施形態にかかるOBDデータ履歴の一例を示す図である。ECU210の有する車載式故障診断システムのOBDデータは、ユーザの携帯端末300を介し、ユーザID及びSSIDと共に情報処理サーバ100に送信され、記憶部110にOBDデータ113として、車両別に蓄積される。よって、OBDデータ履歴は、図に示されるように「年月日」、「時刻」、及び「OBDデータ項目」毎の「OBDデータ値」等の項目を含む。なお、「年月日」及び「時刻」は、ECU210において、当該OBDデータが取得された年月日時刻を示す。
例えば、図5において、「ユーザID」:user01のOBDデータ履歴を参照すると、2012/8/6 8:00を開始時刻として、OBDデータが受信され蓄積されていることが分かる。以降、例えば1分毎にOBDデータが受信されており、このOBDデータ履歴によれば、時系列に沿って車両200の車両状態を把握することができる。
なお、図5のOBDデータ履歴は、車両200に乗車し、携帯端末300を有するユーザのOBDデータ履歴である。情報処理サーバ100は、複数のユーザ車両のOBDデータ履歴を管理するため、例えば車両識別子(及びユーザID)を用いて、車両毎のOBDデータ履歴を識別する。また携帯端末300は、情報処理サーバ100と通信する際、ユーザIDを用いてログイン等を行うものとする。
(グループ管理情報の一例)
図6は、本実施形態にかかるグループ管理情報114の一例を示す図である。グループ管理情報114は、同一の運転環境状況にある自動車を管理するための情報である。グルーピング部130により、同一の運転環境状況にある自動車が同一グループにグルーピングされ、グループ管理情報114として記憶部110に保持される。
グループ管理情報114は、図に示されるように「グループID」、「OBDデータ項目」、「グループSSID」、「ユーザID」等の項目を含む。
「グループID」は、同一の運転環境状況にある自動車グループのIDを示し、「グループID」が同一であれば、同一グループに属する。「グループID」自体は、グループ数分、順次付番される。
「OBDデータ項目」は、同一の運転環境状況にあると判定された根拠となるOBDデータである。同一のグループに属する場合、同一の運転環境状況にあると判定されているため、OBDデータ自体も同一又は近似したものとなる。
「グループSSID」は、同一のグループに属する車両200に乗車するユーザの携帯端末300がWifiに接続する際に用いられるSSIDを示す。要するに、同一の運転環境状況にある自動車のユーザは、当該SSIDを用いることにより、同一の運転環境状況にある自動車のユーザ同士のWifiネットワークを形成できる。なお、「グループSSID」は、各車両のそれぞれに搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDに対応する。
「ユーザID」は、同一のグループに属する車両200に乗車するユーザのユーザIDを示す。
具体的に、図6(a)の例では、「グループID」:1というグループが存在し、同グループには、「ユーザID」:user01というユーザ(又はユーザ車両)が属していることが分かる。また、図6(b)の例では、「グループID」:1というグループが存在し、同グループには、「ユーザID」:user01、user02というユーザ(又はユーザ車両)が属していることが分かる。また、図6(c)の例では、「グループID」:2というグループが存在し、同グループには、「ユーザID」:user02というユーザ(又はユーザ車両)が属していることが分かる。
<動作>
次に、本実施形態にかかるネットワークシステムの処理動作について説明する。
図7は、本実施形態にかかるネットワークシステムの処理例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザ(運転者又は同乗者)は、運転を開始するにあたって車両200に乗車すると、携帯端末300を用いて、情報処理サーバ100にアクセスし、ユーザ・ログインを実行する(ステップS100)。携帯端末300は、情報処理サーバ100にアクセスするための専用アプリケーションを事前に有し、当該専用アプリケーションを通じ、ユーザIDを入力し、ユーザ・ログインを実行できる。又は、汎用ブラウザ等を通じ、ログインを実行してもよい。
情報処理サーバ100は、ログインの要求を受信すると、ユーザIDに基づいてログイン処理を実行する(ステップS101)。予め登録されているユーザIDである場合、ログインを許可する。
次に、ユーザは、携帯端末300の通信機能を用いて、OBDリーダ220を介し、ECU210(車載式故障診断システムを含む)に対し、OBDデータ取得開始要求を実行する(ステップS102)。
ここで、本実施形態にかかるOBDリーダ220は、上述の如く、Wifi−APとしての機能を有する。このため、ユーザはまず車内から携帯端末300を操作し、OBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDを検索することにより、OBDリーダ220と接続することが可能である。
なお、上述と同様、携帯端末300は、情報処理サーバ100にアクセスするための専用アプリケーション又は汎用ツール等を通じ、OBDデータ取得開始要求を実行できる。また、ステップS100及びステップS102の動作は同時に実行されてもよい。即ち、携帯端末300を用いて、ログインを実行するタイミングで、OBDリーダ220と接続の下、同時にOBDデータ取得開始要求を実行してもよい。
ECU210は、OBDリーダ220を介し、携帯端末300にOBDデータを送信する(ステップS103)。なお、OBDデータの具体例は例えば図4に示される。
携帯端末300(車両状態情報取得部320)は、OBDデータを受信すると、受信したOBDデータを情報処理サーバ100に送信する(ステップS104)。また、携帯端末300は、自車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDを情報処理サーバ100に送信する。
情報処理サーバ100は、OBDデータを受信すると、記憶部110に受信したOBDデータをユーザID及びSSIDに関連付けて蓄積する(ステップS105)。なお、このOBDデータの具体例は例えば図5に示される。
以降、ステップS103〜S105が繰り返される。つまり、ECU210は、乗車中の間(OBDデータ取得終了要求を受信する迄の間)、OBDデータを送信し続ける。また、携帯端末300も受信したOBDデータを情報処理サーバ100に送信し続けるので、情報処理サーバ100の記憶部110には、乗車中の間逐一のOBDデータが蓄積され続ける。
次に、ユーザ(運転者又は同乗者)は、乗車中、同一の運転環境状況下にあるユーザ同士でのSNSを所望する場合、携帯端末300を用いて、情報処理サーバ100にアクセスし、まずSSID取得要求を実行する(ステップS106)。このSSID取得要求には、ユーザIDが含まれる。
情報処理サーバ100は、SSID取得要求を受信すると、SSID要求元の携帯端末300に応答すべきSSIDを決定するため、以下のグループ判定処理を実行する(ステップS107)。
図8は、本実施形態にかかるグループ判定処理の説明するフローチャートである。
S107−1:情報処理サーバ100のグルーピング部130は、SSID要求元のユーザ車両の現在のOBDデータを取得する。例えば、図5を参照し、SSID要求元のユーザIDが「ユーザID」:user002である場合、以下のように、現在(2012/8/6 8:05)のOBDデータを取得する。
「エンジン回転数」:1300
「車速」:9
「走行履歴(位置情報)」:(x0021,y0021)
S107−2:グルーピング部130は、グループ管理情報114を参照する。例えば、図6(a)を参照する。図6(a)の例では、「グループID」:1というグループが存在し、同グループには、「ユーザID」:user01というユーザ(又はユーザ車両)が属している。
S107−3:グルーピング部130は、S107−1で取得したOBDデータ値に基づいて、グループを判定する。
具体的に、「ユーザID」:user002のOBDデータ値は、「エンジン回転数」:1300、「車速」:9、「走行履歴(位置情報)」:(x0021,y0021)である。
一方、図6(a)の例では、グループ管理情報114において、「グループID」:1というグループが存在するところ、このグループのOBDデータを参照すれば、「エンジン回転数」:1250、「車速」:9、「走行履歴(位置情報)」:(x0021,y0021)となっている。
グルーピング部130は、「ユーザID」:user02のOBDデータと、「グループID」:1のOBDデータとを比較し、「ユーザID」:user02のOBDデータは、「グループID」:1のOBDデータと同一又は近似しているか否か判定する。即ち、グルーピング部130は、「ユーザID」:user02のOBDデータからすると、「ユーザID」:user02の車両は、「グループID」:1に属する車両と同一の運転環境状況にあるか否かを判定する。
実際、「ユーザID」:user02のOBDデータと、「グループID」:1のOBDデータとを比較すると、「ユーザID」:user02のOBDデータは、「グループID」:1のOBDデータと同一又は近似しているといえる。従ってこの場合、グルーピング部130は、「ユーザID」:user2のユーザ車両は、既存グループである「グループID」:1に属すると判定する。
なお、「ユーザID」:user02のOBDデータが「グループID」:1のOBDデータと同一又は近似しているということは、即ち、「ユーザID」:user02のOBDデータからすると、「ユーザID」:user02の車両は、「グループID」:1に属する車両と同一の運転環境状況にあることを意味するものである。
また、ここでいう「近似」の範囲は、予め定められた所定範囲に従えばよい。具体的には例えば、「エンジン回転数」であればプラスマイナス200回転、「車速」であればプラスマイナス5km、「走行履歴(位置情報)」であれば座標範囲が隣接座標範囲を、近似の範囲とすることができる。
また、「ユーザID」:user02のOBDデータが、「グループID」:1のOBDデータと同一又は近似していない場合、グルーピング部130は、グループ管理情報114において存在する他のグループについても、「ユーザID」:user02のOBDデータが、他のグループのOBDデータと同一又は近似しているか否か判定する。
なお、グルーピング部130は、グループ判定処理において、記憶部110のマップ111及び交通情報112の情報を用いることもできる。例えば、マップ111に基づき「走行履歴(位置情報)」の隣接座標範囲を補足できるし、また、交通情報112に基づく渋滞の有無を補足できるため、これにより、より判定の精度を向上できる。
S107−4:ここで、S107−3の結果、SSID要求元のユーザ車両がグループ管理情報114に存在する既存グループに属するか否かにより分岐する。SSID要求元のユーザ車両がグループ管理情報114に存在する既存グループに属する場合、S107−5へ進む。そうでない場合、S107−6へ進む。
S107−5:グルーピング部130は、SSID要求元のユーザ車両がグループ管理情報114の既存グループに属する場合、グループ管理情報114において、SSID要求元のユーザ車両を当該既存グループに組み入れる。
具体的に例えば、「ユーザID」:user02のOBDデータは、「グループID」:1のOBDデータと同一又は近似しているため、「ユーザID」:user02のユーザ車両を、「グループID」:1のグループに組み入れる(例えば、図6(b)参照)。
なお、「ユーザID」:user02のユーザ車両が「グループID」:1のグループに組み入れられる際、「グループSSID」は、ステップS104で受信した「ユーザID」:user02のユーザ車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDを入力する。具体的には、「ユーザID」:user02のユーザ車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDであるwifi0002を、「グループSSID」に入力する。
S107−6:一方、グルーピング部130は、SSID要求元のユーザ車両がグループ管理情報114の既存グループに属しない場合、グループ管理情報114において、新規グループを作成し、SSID要求元のユーザ車両を当該新規グループに組み入れる。
具体的に例えば、「ユーザID」:user02のOBDデータが、「グループID」:1のOBDデータと同一又は近似しておらず、どの既存グループにも属しない場合には、グループ管理情報114において、「グループID」:2の新規グループを作成し、SSID要求元のユーザ車両を当該新規グループに組み入れる(例えば、図6(c)参照)。なお、この場合、「ユーザID」:user02の車両と同一の運転環境状況にある車両は存在しないことを意味するものである。
なお、「ユーザID」:user02のユーザ車両が「グループID」:2の新規グループに組み入れられる際、「グループSSID」は、ステップS104で受信した「ユーザID」:user02のユーザ車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDを入力する。具体的には、「ユーザID」:user02のユーザ車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDであるwifi0002を、「グループSSID」に入力する。
S107−7:グルーピング部130は、SSID要求元のユーザ車両に対し、当該SSID要求元のユーザ車両が属するグループの「グループSSID」を取得する。
具体的に例えば、「ユーザID」:user02のユーザ車両が「グループID」:1のグループに属する場合、「ユーザID」:user02の携帯端末300に対し、「グループSSID」:wifi0001が取得される(例えば、図6(b)参照)。
なお、「グループSSID」は、同一グループに属しているユーザ車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のいずれのSSIDを使用することが可能である。よってここでは、「グループSSID」:wifi0001ではなく、「グループSSID」:wifi0002の方が取得されてもよい(例えば、図6(b)参照)。但し、本実施形態においては、最初の新規グループ作成者(この場合は、「ユーザID」:user01)のユーザ車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSID(=「グループSSID」:wifi0001)を使用するものとした。
一方、例えば、「ユーザID」:user02のユーザ車両が「グループID」:2のグループに属する場合、「ユーザID」:user02の携帯端末300に対し、「グループSSID」:wifi0002(自車両のOBDリーダ220のWifi−APのSSID)が取得される(例えば、図6(c)参照)。
再び図7に戻る。情報処理サーバ100は、SSIDを取得すると、携帯端末300に対し、S107−7で取得したSSID(「グループSSID」)を送信する(ステップS108)。
携帯端末300は、情報処理サーバ100からSSIDを受信すると、受信したSSIDを用いて、Wifiに接続する(ステップS109)。
具体的に例えば、携帯端末300が「グループSSID」:wifi0001を取得した場合、SSID:wifi0001を用いて、Wifiに接続する。なお、SSID:wifi0001は、「ユーザID」:user01が乗車する車両のOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDであるので、他車両のWifi−APを中継器とするWifiネットワークが形成される。
一方、例えば、携帯端末300が「グループSSID」:wifi0002を取得した場合、SSID:wifi0002を用いて、Wifiに接続する(実際は既に接続済み)。SSID:wifi0002は、「ユーザID」:user02が乗車する車両のOBDリーダ220(Wifi−AP)のSSIDであるので、自車両のWifi−APを中継器とするWifiネットワークが形成される。
携帯端末300は、接続したWifiネットワークを通じ、周辺車両、即ち同一の運転環境状況下にあるユーザ同士でのSNSを利用する(ステップS110)。
(携帯端末上の操作画面例)
図9は、本実施形態にかかる携帯端末300上の操作画面例を示す。
ユーザ(運転者又は同乗者)は、乗車中、同一の運転環境状況下にあるユーザ同士でのSNSを所望する場合、まず携帯端末300を用いて、SNSサービスのアプリケーションを起動する。次に、画面901において、周辺車両のユーザ同士で形成されるWifiネットワークに接続するため、周辺車両と接続できるWiFiネットワークを検索する。ユーザは、画面901の「検索」ボタンを押下する。
携帯端末300は、「検索」ボタンが押下されると、情報処理サーバ100にアクセスし、SSID取得要求を実行する(ステップS106)。そして、携帯端末300は、情報処理サーバ100からSSIDを取得すると(例えば、SSID:wifi0002)、画面902において、「周辺車両と接続できるWiFiネットワーク(SSID:wifi0002)が見つかりました。」と表示する。また併せて、携帯端末300は、周辺のWifiアクセスポイントからのビーコン信号を受信することにより、周辺のWifiアクセスポイント一覧を表示する。ユーザは、Wifiアクセスポイント一覧の中から、周辺車両と接続できるWiFiネットワークに接続するため、SSID:wifi0002を選択し、「接続」ボタンを押下する。
携帯端末300は、「接続」ボタンが押下されると、SSID:wifi0002のWifiネットワークに接続する。これにより、携帯端末300は、SSID:wifi0002のWifiネットワークに接続される。このWifiネットワークは、同一のグループに属する車両に乗車するユーザの携帯端末300で構成されるネットワークであるため、同Wifiネットワーク内の携帯端末300同士により、Wifiを利用したSNSを実現することが可能となる。なお、SNSの一例としては、直接音声で会話を行ったり、それに伴い、写真画像等のやり取りを行うことができる。
このように、各車両のOBDデータに基づき、同一の運転環境状況にある車両をグループ化し、同一グループの車両に乗車するユーザは、自身の携帯端末300を用いて、同一のSSIDによるWifiネットワークを形成する。これにより、ユーザは、例えば、同じ渋滞内を走行する車両に乗車するユーザ同士や同じSA(サービスエリア)内に停車する車両に乗車するユーザ同士など、同一の運転環境状況にある車両内に乗車するユーザ同士で、Wifiネットワークを形成し、SNSを楽しむことができる。これらユーザ同士は、同一の運転環境状況を共有するため、より共通の話題や関心事を有するユーザ同士でのSNSを楽しむことができる。
なお、一般的には、SSIDを用いてWiFiネットワークに接続する場合、併せてパスワードの入力を要求される場合がある。このパスワードとは、ユーザ車両に搭載されるOBDリーダ220(Wifi−AP)において、SSIDと共に設定されているパスワードである。本実施形態においては、説明の便宜上、パスワードなしの場合のケースを想定して説明した。しかしながら、セキュリティ上の観点からパスワードを利用したい場合、上述の実施形態において、SSIDとパスワードをセット(ペア)で取り扱えすればよい。具体的には、携帯端末300は、SSIDと共にパスワードを情報提供サーバ100に送信する(ステップS104)。情報提供サーバ100は、SSIDと共にパスワードを記憶し管理する(図5、6等)。また、情報提供サーバ100は、携帯端末300に対し、SSIDと共にパスワードを送信すればよく(ステップS108)、携帯端末300は、このSSID及びパスワードを用いてWiFiネットワークに接続すればよい。
(Wifiネットワーク形成例)
図10は、本実施形態にかかるWifiネットワーク形成例(その1)を示す。
例えば、車両200a、車両200b及び車両200cが、同一の運転環境状況にある場合、車両内に乗車するユーザ同士で、Wifiネットワークを形成する。図例の場合、Wifi−AP220aが中継器となり、携帯端末300a、携帯端末300b及び携帯端末300cは、Wifi−AP220aのSSIDを用いて、Wifi−AP220aに接続することで、Wifiネットワークが実現される。
図11は、本実施形態にかかるWifiネットワーク形成例(その2)を示す。
例えば、複数の車両200が、例えば同じ渋滞内を走行する場合、渋滞中に車両内に乗車するユーザ同士で、Wifiネットワークを形成する。図例の場合、車両200のうち、何れか一の車両200の有するWifi−AP220が中継器となり、他の携帯端末300は、Wifi−AP220のSSIDを用いて、Wifi−AP220に接続することで、Wifiネットワークが実現される。
図12は、本実施形態にかかるWifiネットワーク形成例(その3)を示す。
例えば、複数の車両200が、例えばパーキングに駐車中の場合、駐車中に車両内に乗車するユーザ同士で、Wifiネットワークを形成する。図例の場合、車両200のうち、何れか一の車両200の有するWifi−AP220が中継器となり、他の携帯端末300は、Wifi−AP220のSSIDを用いて、Wifi−AP220に接続することで、Wifiネットワークが実現される。
<総括>
以上のように、本実施形態によれば、同一又は同様の運転環境状況にある車両に乗車する者同士の情報共有空間を、ネットワーク上で実現することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本実施形態において、OBDデータのうち、「エンジン回転数」、「車速」、「走行履歴(位置情報)」に基づいて、運転環境状況及び該当グループを判定した。しかしながら、これはあくまで一例であり、他のOBDデータを用いることにより、運転環境状況及び該当グループの判定を行うことも可能である。
また、本実施形態にかかる携帯端末300は、例えば、スマートフォン、携帯電話、PDA等により実現されうる。このため、携帯端末300にカーナビゲーション機能やGPSセンサを有する場合には、携帯端末300は、これからの目的地情報、これまでの走行履歴情報、位置情報などを、OBDデータを補う形の補足情報として活用し、運転環境状況及び該当グループの判定を行うことも可能である。
また、本実施形態において、上述したように、同一グループの車両同士はWifiネットワークを形成するが、通信性を担保するため、同一グループの車両同士において、例えば3G回線などにより通信を補完することも可能である。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力装置
15 出力装置
16 通信装置
17 HDD
100 情報処理サーバ
110 記憶部
120 通信部
130 グルーピング部
200 車両
210 ECU
220 OBDリーダ
300 携帯端末
310 通信部
320 車両状態情報取得部
330 SNS部
400 ネットワーク

Claims (7)

  1. 車両状態情報を出力する出力装置及び無線通信装置を備えた自動車と、前記自動車に乗車するユーザの携帯端末と、情報処理装置とを含むネットワークシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報と、該自動車の無線通信装置の通信識別子とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記自動車の車両状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報に基づいて、同一の運転環境状況にある自動車を、同一グループにグルーピングするグルーピング手段と、
    前記同一グループの自動車に乗車するユーザの携帯端末に対し、前記同一グループに対応した通信識別子を送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記グルーピング手段は、前記車両状態情報のうち、少なくとも、前記運転状態に関する情報である現在のエンジン回転数及び車速、並びに位置情報が、同一又は所定範囲内に近似する自動車を、同一グループにグルーピングすること、
    を特徴とする請求項記載のネットワークシステム。
  3. 前記携帯端末は、
    前記出力装置から前記自動車の車両状態情報を取得する車両状態情報取得手段と、
    前記情報処理装置に前記自動車の車両状態情報と、該自動車の無線通信装置の通信識別子とを送信する送信手段と、
    の自動車の無線通信装置の通信識別子を受信する受信手段と、
    の自動車の無線通信装置の通信識別子を用いて該無線通信装置に接続する接続手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークシステム。
  4. 前記送信手段は、前記同一グループの自動車のうち、一の自動車の無線通信装置の通信識別子を送信すること、
    を特徴とする請求項1ないし3何れか一項記載のネットワークシステム。
  5. 車両状態情報を出力する出力装置及び無線通信装置を備えた自動車に乗車するユーザの携帯端末とネットワークを介し接続された情報処理装置であって、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報と、該自動車の無線通信装置の通信識別子とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記自動車の車両状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報に基づいて、同一の運転環境状況にある自動車を、同一グループにグルーピングするグルーピング手段と、
    前記同一グループの自動車に乗車するユーザの携帯端末に対し、当該自動車のうち一の自動車の無線通信装置の通信識別子を送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 車両状態情報を出力する出力装置及び無線通信装置を備えた自動車と、前記自動車に乗車するユーザの携帯端末と、情報処理装置とを含むネットワークシステムにおけるネットワーク接続方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報と、該自動車の無線通信装置の通信識別子とを受信する工程と、
    前記受信する工程により受信された前記自動車の車両状態情報を記憶する工程と、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報に基づいて、同一の運転環境状況にある自動車を、同一グループにグルーピングする工程と、
    前記同一グループの自動車に乗車するユーザの携帯端末に対し、当該自動車のうち一の自動車の無線通信装置の通信識別子を送信する工程と、
    を有することを特徴とするネットワーク接続方法。
  7. 車両状態情報を出力する出力装置及び無線通信装置を備えた自動車に乗車するユーザの携帯端末とネットワークを介し接続された情報処理装置に、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報と、該自動車の無線通信装置の通信識別子とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記自動車の車両状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記自動車の運転状態に関する情報及び位置情報を含む車両状態情報に基づいて、同一の運転環境状況にある自動車を、同一グループにグルーピングするグルーピング手段と、
    前記同一グループの自動車に乗車するユーザの携帯端末に対し、当該自動車のうち一の自動車の無線通信装置の通信識別子を送信する送信手段として機能させるためのプログラム。
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