JP5575569B2 - 床 - Google Patents

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本発明は、下地上に載置されて床面を形成する床材本体と、前記床材本体の浮き上がりを防止する床材浮き防止部材とを備えた床に関する。
下地上に載置されて床面を形成する床材本体の浮き上がりを防止する床材浮き防止部材としては、例えば、ベランダや屋上などの下地上に敷設される矩形状の床化粧材の端部に嵌め込んで風が床化粧材の下面側に入り込むことを防止する、縦断面が略コ字形をなす横長の床部材が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この床部材には、雨水等が外部に流れ出るように下部に排水孔が設けられていることが開示されている。
特許第3201960号明細書
上記の床部材に設けられた排水孔は、床部材が床化粧材に嵌め込まれた際に外周面をなす面に、半円形状に切り欠かれて複数設けられている。しかしながら、上記のような床化粧材は、美観の向上を目的として設けられている場合が多いが、上記床部材のように外周部に排水孔が設けられていると美観が損なわれてしまう虞があるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、美観を損なうことなく排水機能を備えた床材浮き防止部材を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の床は、下地上に載置されて床面を形成する床材本体と、前記床材本体の浮き上がりを防止する床材浮き防止部材と、を備えた床であって、前記床材浮き防止部材は、前記床材本体の端部に沿って配置され当該床材本体の浮きを規制する規制部と、前記規制部と繋がって前記床材本体の面内方向外側に向って延出された外側延出部と、を有し、前記外側延出部は、前記下地に接合される接合部と、前記接合部より前記面内方向外側に前記下地と離間して張り出す張出部と、を有し、前記床材浮き防止部材は、前記下地上に載置されて、前記外側延出部が延出された方向に、前記床材本体の面内方向外側端部から前記張出部まで連続して前記下地と離間する離間部を形成することを特徴とする床である。
このような床によれば、床材本体の浮き上がりを防止する規制部と繋がった外側延出部が、下地に接合される接合部と、接合部より面内方向外側に前記下地と離間して張り出す張出部とを有し、前記床材浮き防止部材は、前記下地上に載置されて、床材本体の面内方向外側端部から張出部までの間において下地と連続して離間する離間部を形成するので、下地に接合された床材浮き防止部材により床材の浮きが規制されるとともに、床材本体の面内方向外側端部から張出部までの間において下地と連続して離間させて、床材を下地上に保持したままで、床材側の水を面内方向外側に排出する排水機能を備えることが可能である。
また、接合部より面内方向外側に張り出して下地と離間した張出部が設けられているので、床材本体の面内方向外側端部から張出部までの間において下地と連続して離間する離間部が張出部により覆われて人の視界に入りにくい床材浮き防止部材を提供することが可能である。このため、美観を損なうことなく排水機能を備えた床を提供することが可能である。
かかる床であって、前記規制部が前記床材本体の端部上面を覆うこと、または、前記床材本体の端部に接合されること、により前記床材本体の浮き上がりを防止することが望ましい。
このような床によれば、床材本体の端部上面を覆うか、または、床材本体の端部に接合するだけで、床材本体の浮きを抑えるとともに、床材本体側の水分を排出可能な床材浮き防止部材を容易に形成することが可能である。
かかる床であって、前記床材浮き防止部材は、前記張出部と前記規制部とを有す上側部材と、前記床材本体の端部に沿う方向の長さが前記上側部材より短く前記上側部材と別体に形成され、前記上側部材に取り付けられて前記接合部をなす下側部材と、を備え、前記床材本体の端部に沿う方向において、前記下側部材が取り付けられていない部位が前記離間部をなすことが望ましい。
このような床材浮き防止部材によれば、着脱自在に設けられた下側部材が、取り付けられた部位と取り付けられていない部位とでは段差が生じる。このため、下側部材が取り付けられた部位が下地上に接合されると、下側部材が取り付けられていない部位により、床材本体の面内方向外側端部から張出部までの間を連続して下地と離間する離間部が形成される。このため、下側部材を取り付けるだけで、接合部にて下地に接合される床材浮き防止部材の規制部にて床材本体の浮きを抑えるとともに、下側部材が取り付けられていない部位にて床材本体側の水分を面内方向外側に排出可能な床材浮き防止部材を容易に形成することが可能である。
本発明によれば、美観を損なうことなく排水機能を備えた床材浮き防止部材を提供する
ことが可能である。
第1実施形態に係る床材浮き防止部材を備えた床を説明するための斜視図である。 離間部にて切断した床材浮き防止部材の縦断面図である。 第1実施形態の床材浮き防止部材の第1変形例を示す縦断面図である。 第1実施形態の床材浮き防止部材の第2変形例を示す縦断面図である。 第2実施形態に係る床が備える床材浮き防止部材を説明するための縦断面図である。
以下、本発明の第1実施形態に係る床材浮き防止部材について図面を参照して説明する。
第1実施形態の床1は、例えばバルコニーやテラスなどの下地上に、図1に示すように互いに隣接させて敷き並べられた複数の床材本体50にて形成された連結床材55と、連結床材55の外周部に配置される床材浮き防止部材10とを有している。
床材本体50は、矩形状をなし、互いに隣接する床材本体50同士を連結するための連結部(不図示)が各々設けられた基台部51と、基台部51の上に設けられた化粧材52とを備えている。そして複数の床材本体50を連結部にて連結して一体をなす連結床材55が、下地60上に配置される。このため、連結床材55の外周部は、最も外側に配置された床材本体50の端部が繋がって直線状をなしている。
以下の説明では、連結床材55における面内方向の中央側を内側、連結床材55より面内方向の外方側を外側として説明する。また、床材浮き防止部材10単体の説明であっても、床材本体50及び床材浮き防止部材10が下地60上に配置された使用状態にて、上下方向及び内側、外側等の方向を示す。
第1実施形態の床材浮き防止部材10は、押出成形部材でなる上側部材20及び上側部材20と別体に形成された下側部材30の2つの部材にて構成され、下側部材30は上側部材20に着脱自在に構成されている。また、接合部としての下側部材30は、床材本体50の端部に沿う方向の長さが上側部材20より短く形成されており、複数の下側部材30が、上側部材20の長手方向に沿って、互いに間隔を隔てて取り付けられている。
上側部材20は、床材本体50の端部上に配置される板状の床上板部21と、床上板部21の外側の縁から下方に垂設され、床材本体50の周端面50aと対向される床対向周板部22と、床対向周板部22の下端から外側に向かって延出されて水平な面を形成する延出平面部23と、床上板部21の外側の縁と延出平面部23の外側の縁とを繋ぎ、連結床材55から離れる方向に向かって漸次高さが低くなる傾斜面24aを有する傾斜板部24とを有している。ここで、第1実施形態では、床上板部21が、床材本体50の浮きを規制する規制部に相当する。
床上板部21が床材本体50の上面50bに載置され、床対向周板部22が床材本体50の周端面50aと対向した状態では、延出平面部23の下面23aは、床材本体50を形成する基台部51の下面51aより上方に位置している。すなわち、床材本体50が敷設されている下地60の上面と延出平面部23の下面23aとの間には空隙が形成されるように構成されている。
延出平面部23には、延出方向における中央より内側に偏らせた位置を中央として、上方に向かって窪む溝部25が床材浮き防止部材10の長手方向、すなわち、連結床材55の端縁に沿う方向に設けられている。下方に向かって開放された溝部25の下端縁部には、延出平面部23と繋がって溝部25の中央側に向かって延出された延出片25aが設けられている。
下側部材30は、平板状をなし下地60に接合される床材接合板部31と、床材接合板部31の連結床材55側の縁と反連結床材側となる外側の縁とに立設された2つの鉛直壁部32と、2つの鉛直壁部32の間にて、床材接合板部31の中央から振り分けて互いに間隔を隔てて立設され、鉛直壁部32と平行をなす一対の中央壁部33とを有している。
一対の中央壁部33は、2つの鉛直壁部32より上方に突出しており、突出している先端側が上側部材20の溝部25に挿入されるように構成されている。連結床材55側の中央壁部33の先端には、連結床材55側に突出する突起33aが設けられ、反連結床材側となる外側の中央壁部33の先端には、外側に突出する突起33aが設けられている。これらの突起33aは、一対の中央壁部33が溝部25に挿入されたときに、上側部材20の延出片25aと係合するように構成されている。
中央壁部33の突起33aと上側部材20の延出片25aとが係合して、上側部材20に下側部材30が取り付けられた状態では、鉛直壁部32の先端32aが延出平面部23の下面23aと対向するように形成されている。このとき、連結床材55側の鉛直壁部32は、床対向周板部22とほぼ同一平面を形成して連結床材55の周端面50aと対向するように構成されている。また、外側の鉛直壁部32は、延出平面部23の外側の先端より連結床材55側にて、延出平面部23と対向するように形成されている。このため、上側部材20に下側部材30を取り付けて床材接合板部31を下地60上に接合すると、延出平面部23が2つの鉛直壁部32上に載置され、上側部材20の延出平面部23及び傾斜板部24の外側の端部が、下側部材30の外側の鉛直壁部32より、床材本体50の面内方向外側に張り出すように構成されている。すなわち、第1実施形態においては、上側部材20の延出平面部23及び傾斜板部24の外側の端部が、下側部分となる下側部材30より外側に張り出した張出部10aに相当する。また、第1実施形態においては、上側部材20の床上板部21を除いた部位と下側部材30とが外側延出部に相当する。
このような下側部材30が上側部材20の溝部25に、互いに間隔を隔てて取り付けられ、下地60上に配置された連結床材55の周端部の上面50bに床上板部21を載置させるとともに、連結床材55の周端面50aに床対向周板部22を当接させて下側部材30の床材接合板部31の下面31aを下地60上に両面テープ62等の接合部材にて接合する。このとき、上側部材20に、床材本体50の端部に沿う方向、すなわち、長手方向に沿って互いに間隔を隔てて下側部材30が取り付けられた部位が、接合部が設けられている部位であり、下側部材30が取り付けられていない部位が、接合部が設けられていない部位である。そして、下側部材30の間となる、下側部材30が取り付けられていない部位に形成される空隙が、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間において下地60と連続して離間する離間部12をなす。このため、床材接合板部31が下地60に接合された際に、床材浮き防止部材10において下側部材30が取り付けられないことにより形成される空隙を囲む部位が離間部12を形成している。
このような離間部12は、床材本体50が敷設される現場に合わせて様々な長さを有する上側部材20に対し、例えば、下側部材30の長さが300mmであったとすると、連結床材55の端部に沿って300mmの間隔を隔てて設けられる。
第1実施形態の、下側部材30が上側部材20に取り付けられてなる床材浮き防止部材10を備えた床1によれば、床材本体50の浮き上がりを防止する床上板部21と繋がった部位が、下地60に接合される下側部材30と、下側部材30より面内方向外側に下地60と離間して張り出す張出部10aとを有し、床材浮き防止部材10が下地60上に載置されると、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間を連続して下地60と離間する離間部12を形成する。そして、離間部12が形成されると張出部10aの下の空隙と下側部材30より床材本体50側とが連通される。このため、下地60に接合された床材浮き防止部材10により床材本体50の浮きが規制されるとともに、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間を連続して下地60と離間させて、床材本体50を下地60上に保持したままで、床材本体50側の水を面内方向外側に排出する排水機能を備えることが可能である。
また、下側部材30より面内方向外側に張り出して下地60と離間した張出部10aが設けられているので、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間を連続して下地60と離間する離間部12が張出部10aにより覆われて人の視界に入りにくい床材浮き防止部材10を提供することが可能である。このため、美観を損なうことなく排水機能を備えた床1を提供することが可能である。
また、床材浮き防止部材10が床材本体50の端部上面を覆う床上板部21を備えているので、床材浮き防止部材10を下地60上に載置して接合するだけで、床材本体50の浮きを抑えるとともに、床材本体50側の水分を排出可能な床材浮き防止部材50を容易に形成することが可能であり、排水機能を備えた床1を容易に提供することが可能である。
また、着脱自在に設けられた下側部材30が、取り付けられた部位と取り付けられていない部位とでは段差が生じる。このため、下側部材30が取り付けられた部位が下地60上に接合されると、下側部材30が取り付けられていない部位は、下地60面との間に空隙が形成されて、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間を連続して下地60と離間する離間部12が形成される。このため、下側部材30を取り付けるだけで、下側部材30にて下地60に接合される床材浮き防止部材10の床上板部21にて床材本体50の浮きを抑えるとともに、下側部材30が取り付けられていない部位にて床材本体50側の水分を面内方向外側に排出可能な床材浮き防止部材10を備えた床1を容易に提供することが可能である。
また、床材本体50の端部に沿って配置される床材浮き防止部材10の床材本体50より外側に延出される傾斜板部24の上面が、床材本体50から離れる方向に向かって下地60からの高さが低くなるように傾斜しているので、床材本体50の端部に大きな段差は生じない。このため、床材本体50の利用者が床材本体50の端部に躓いたり、大きな段差を踏むことがないので、より安全性に優れた床材浮き防止部材10及び床1を提供することが可能である。
上記実施形態では、上側部材20に複数の下側部材30を取り付けた例について説明したが、上側部材20に取り付けられた1つの下側部材30の両側又は片側に離間部12が形成されていても構わない。
上記実施形態においては、床材本体50の端部上に配置される床上板部21を備えた床材浮き防止部材10について説明したが、これに限るものではない。例えば、図3に示すように、床材本体50の周端面50aに内方に向かって窪む凹部50cが設けられており、この凹部50cに嵌合される嵌合部10bを有する床材浮き防止部材10であっても良い。この場合には、嵌合部10bが規制部に相当し、床材浮き防止部材10の嵌合部10bを除く部位が外側延出部に相当する。
また、図4に示すように、床材浮き防止部材10は床上板部21を備えておらず、床対向周板部22と床材本体50の周端面50aとが両面テープ62のような接合部材にて接合されていても良い。この場合には、床対向周板部22が規制部に相当し、床材浮き防止部材10の床対向周板部22を除く部位が外側延出部に相当する。
第1実施形態では、床材浮き防止部材10が上側部材20と下側部材30との2つの部材にて構成され、下側部材30が、上側部材20の長手方向に沿って、互いに間隔を隔てて取り付けられることにより離間部12が形成されたが、第2実施形態の床材浮き防止部材70は、長手方向に繋がった中空部を有する一体の押出成形部材にて構成されている。以下の説明において、第1実施形態と同様の部位及び部材については同符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の床材浮き防止部材70は、床材本体50の端部上に配置される板状の床上板部71と、床上板部71の外方側の縁から下方に垂設され、床材本体50の周端面50aと対向される床対向周板部72と、床対向周板部72の下端から外側に向かって延出されて平板状をなし下地60に接合される接合部73と、接合部73の反連結床材側となる外側の縁に立設された鉛直壁部74と、床上板部71の外側の縁から鉛直壁部74より外側まで延出され、連結床材55から離れる方向に向かって高さが低くなる傾斜面75aを有する傾斜板部75と、鉛直壁部74の上端と傾斜板部75の下端を水平に繋ぐ水平連結部76と、を有している。第2実施形態では、床上板部71が床材本体50の浮きを規制する規制部に相当し、床材浮き防止部材70の床上板部71を除く部位が外側延出部に相当する。また、鉛直壁部74より外側に張り出した傾斜板部75の下端側の部位が張出部70aに相当する。
床材浮き防止部材70には、長手方向、すなわち、連結床材55の端縁に沿う方向に適宜間隔を隔てて、例えば300mm間隔にて下側部分が切り欠かれて切欠部77が設けられている。切欠部77は、水平連結部76より下側に位置する接合部73及び鉛直壁部74と床対向周板部72の下端側が切除されて形成されている。このとき、長手方向に沿って互いに間隔を隔てて切り欠かれた切欠部77が、接合部が設けられていない部位であり、切り欠かれずに残った部位が、接合部が設けられている部位である。
第2実施形態の床材浮き防止部材70は、下地60上に配置された連結床材55の周端部の上面50bに床上板部71を載置させるとともに、連結床材55の周端面50aに床対向周板部72を当接させて接合部73の下面73aを下地60上に両面テープ62等の接合部材にて接合する。このとき、床材浮き防止部材70に設けられた切欠部77により形成される空隙が、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間を連続して下地60と離間する離間部12を形成する。
このような床材浮き防止部材70によれば、押出成形により一体に製造された床材浮き防止部材70の元となる部材は、外側延出部の下側部分の一部が切り欠かれて切欠部77が形成され、切り欠かれずに残った部位が接合部73をなすので、切り欠かれた部位と切り欠かれていない部位とでは段差が生じる。そして、切り欠かれていない部位が下地60上に接合されると、切欠部77により、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間を連続して下地60と離間する離間部12が形成される。このため、押出成形した部材を切り欠いて接合部73を下地60に接合するだけで、床材本体50の浮きを抑えるとともに、床材本体50側の水分を排出可能な床材浮き防止部材70を備えた床1を容易に形成することが可能である。
また、離間部12が設けられている水平連結部76より下側の部分にて最も外側に位置する鉛直壁部74より、傾斜板部75の下端側に張出部70aが張り出しているので、離間部12が人の視界に入りにくい床材浮き防止部材70を提供することが可能である。このため、美観を損なうことなく排水機能を備えた床材浮き防止部材70を有する床1を提供することが可能である。
上記実施形態においては、切欠部77を、水平連結部76より下側に位置する接合部73及び鉛直壁部74と床対向周板部72の下端側を切除して形成する例について説明したが、床材本体50の面内方向外側端部から張出部10aまでの間を連続して下地60と離間する離間部12が形成可能であれば、水平連結部76より下方にて鉛直壁部74と床対向周板部72の下端側とを接合部73とともに切除して切欠部77を形成しても良い。
また、床上板部21の外側の縁と延出平面部23の外側の縁とを繋ぐ傾斜板部24を傾斜面として外側延出部の断面形状を略直角三角形状としたが、床上板部21から水平に伸びて張出部へ垂下して外側延出部の断面形状を矩形状としても良い。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 床、10 床材浮き防止部材、10a 張出部、10b 嵌合部、12 離間部、
20 上側部材、21 床上板部、22 床対向周板部、23 延出平面部、
24 傾斜板部、24a 傾斜面、30 下側部材、31 床材接合板部、
32 鉛直壁部、33 中央壁部、50 床材本体、50c 凹部、55 連結床材、
60 下地、70 床材浮き防止部材、70a 張出部、71 床上板部、
72 床対向周板部、73 接合部、74 鉛直壁部、75 傾斜板部、
75a 傾斜面、76 水平連結部、77 切欠部

Claims (3)

  1. 下地上に載置されて床面を形成する床材本体と、前記床材本体の浮き上がりを防止する床材浮き防止部材と、を備えた床であって、
    前記床材浮き防止部材は、前記床材本体の端部に沿って配置され当該床材本体の浮きを規制する規制部と、
    前記規制部と繋がって前記床材本体の面内方向外側に向って延出された外側延出部と、を有し、
    前記外側延出部は、前記下地に接合される接合部と、前記接合部より前記面内方向外側に前記下地と離間して張り出す張出部と、を有し、
    前記床材浮き防止部材は、前記下地上に載置されて、前記外側延出部が延出された方向に、前記床材本体の面内方向外側端部から前記張出部まで連続して前記下地と離間する離間部を形成することを特徴とする床。
  2. 請求項1に記載の床であって、
    前記規制部が前記床材本体の端部上面を覆うこと、または、前記床材本体の端部に接合されること、により前記床材本体の浮き上がりを防止したことを特徴とする床。
  3. 請求項2に記載の床であって、
    前記床材浮き防止部材は、前記張出部と前記規制部とを有す上側部材と、
    前記床材本体の端部に沿う方向の長さが前記上側部材より短く前記上側部材と別体に形成され、前記上側部材に取り付けられて前記接合部をなす下側部材と、を備え、
    前記床材本体の端部に沿う方向において、前記下側部材が取り付けられていない部位が前記離間部をなすことを特徴とする床。
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