JP5573873B2 - ロータ製造装置、ロータ製造方法および永久磁石位置決め方法 - Google Patents

ロータ製造装置、ロータ製造方法および永久磁石位置決め方法 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、ロータ製造装置、ロータ製造方法および永久磁石位置決め方法に関する。
従来、ロータコアの周面に複数個の永久磁石が装着された回転電機のロータが知られている。かかるロータの永久磁石は、磁極の中心へ磁束を集中させるためにも、ロータコアの周面に沿った等間隔で配置されていることが好ましい。
そこで、ロータコアの周面へ、軸方向に延びる複数個の凸部を等間隔で設け、かかる凸部の側面に沿わせて永久磁石を位置決めしたロータおよびその製造方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
なお、上述の軸方向に延びる凸部は、たとえば、ロータコアが、環状の電磁鋼板を積層する積層コアである場合、かかる電磁鋼板の外周に設けられた凸部が積層することによって形成される。
特開2011−120328号公報
しかしながら、従来技術には、小型のロータを製造するうえでさらなる改善の余地がある。たとえば、小型のロータを製造する場合、そのロータコアは上述の積層方式ではなく、旋盤による切削加工によって形成されることが多いが、かかる切削加工によって軸方向に延びる凸部を低コストで形成することは困難である。したがって、永久磁石の位置決めが行いにくい。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、小型のロータであっても、低コストで適正に永久磁石を位置決めすることができるロータ製造装置、ロータ製造方法および永久磁石位置決め方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロータ製造装置は、押圧部と、複数個の刀部とを備える。押圧部は、ロータコアの周方向に並べて仮付けされた複数個の永久磁石を該ロータコアの径方向外側から押圧する。複数個の刀部は、前記押圧部によって押圧された状態の前記永久磁石間へそれぞれ1つずつ挿入される。また、前記刀部は、前記永久磁石間へ挿入されることによって該刀部と接する前記永久磁石を前記周方向に沿ってずらし、該刀部に隣接する他の刀部へ押し当てる。
実施形態の一態様によれば、小型のロータであっても、低コストで適正に永久磁石を位置決めすることができる。
図1Aは、前工程における手順の概略を示す模式図(その1)である。 図1Bは、前工程における手順の概略を示す模式図(その2)である。 図1Cは、前工程における手順の概略を示す模式図(その3)である。 図2Aは、実施形態に係るロータ製造装置の構成および動作を示す上面模式図(その1)である。 図2Bは、実施形態に係るロータ製造装置の構成および動作を示す上面模式図(その2)である。 図3Aは、マグネットの位置決めを説明するための模式図である。 図3Bは、変形例に係るブレードの構成例を示す模式図である。 図4Aは、実施形態に係るロータ製造装置の構成および動作を示す上面模式図(その3)である。 図4Bは、ロータコアの凹部の拡大模式図である。 図5Aは、実施形態に係るロータ製造装置の構成および動作を示す上面模式図(その4)である。 図5Bは、実施形態に係るロータ製造装置の構成および動作を示す上面模式図(その5)である。 図6は、加工後のロータコアを示す模式図である。 図7は、ロータ製造装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロータ製造装置、ロータ製造方法および永久磁石位置決め方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下では、小型モータに備えられる小型ロータを製造する場合を例に挙げて説明する。また、以下では、ロータコアの周面に装着される永久磁石を「マグネット」と記載することとし、かかるマグネットは、分割型のセグメントマグネットであるものとする。
また、説明を分かりやすくするために、以下の説明で用いる各図には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向き(すなわち、「鉛直方向」)を負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を示す場合がある。
同様に、説明を分かりやすくするために、以下では、複数個で構成される構成要素については、複数個のうちの1個にのみ符号を付し、その他については符号の付与を省略する場合がある。かかる場合、符号を付した1個とその他とは同様の構成であるものとする。また、この点は、各構成要素の動きをあらわす矢印についても同様とする。
まず、実施形態に係るロータ製造装置の説明に先立って、ロータ製造装置の前工程における手順の概略について説明する。図1A〜図1Cは、前工程における手順の概略を示す模式図(その1)〜(その3)である。
図1Aに示すように、ロータコア1は、旋盤による切削加工などによって、回転軸であるシャフト2を一体に含んだ略円柱状に形成される。かかるロータコア1は、周方向の全周にわたって形成された凹部3および凸部4を有する。
そして、図1Bに示すように、ロータコア1には、図示略の塗布装置などによって接着剤adが塗布される。かかる接着剤adは、凹部3の所定の部位に塗布される。なお、塗布される接着剤adは、強度や耐熱性などの観点から、たとえば熱硬化性のものが用いられる。
そして、図1Cに示すように、さらにロータコア1には、図示略の貼付装置などによってマグネットMが貼り付けられる。なお、ここで行われる貼り付けは、マグネットMの「仮付け」である。実施形態に係るロータ製造装置では、このように「仮付け」されたマグネットMのそれぞれを、磁極の中心へ磁束を集中させるために周方向について適正に位置決めすることとなる。
なお、図1A〜図1Cには、ロータコア1の周面の軸方向(すなわち、シャフト2の方向)2段にマグネットMを装着する場合を示しているが、図1Aに示した凸部4は、かかる場合にマグネットMをロータコア1の軸方向について位置決めする部位である。
以下、実施形態に係るロータ製造装置の構成および動作について具体的に説明する。図2Aおよび図2Bは、実施形態に係るロータ製造装置10の構成および動作を示す上面模式図(その1)および(その2)である。
図2Aに示すように、ロータ製造装置10は、プッシャ11(押圧部)を備える。プッシャ11は、マグネットMのそれぞれに対応させた複数個が放射状に配設され、個別のエアシリンダなどによってそれぞれ独立して駆動される。
そして、図2Aに示すように、プッシャ11は、前工程において仮付けされたマグネットM(図1C参照)を、ロータコア1の径方向外側から周面へ向けて押圧する(図2Aの矢印101参照)。このとき、プッシャ11は、マグネットMを仮押さえする程度の押圧力(第1の押圧力)で押圧している。
なお、以下では、マグネットMとマグネットMとの間の隙間を「マグネット溝」と記載し、図2Aに示すように「Mi」の符号を付すこととする。
また、図2Bに示すように、ロータ製造装置10は、ブレード12(刀部)を備える。ブレード12は、マグネット溝Miのそれぞれに対応させた複数個がやはり放射状に配設され、プッシャ11の場合と同様に、個別のエアシリンダなどによってそれぞれ独立して駆動される。
そして、図2Bに示すように、ブレード12は、プッシャ11によってマグネットMが仮押さえ程度に押圧された状態において、マグネット溝Miへ挿入される(図2Bの矢印102参照)。
ここで、ブレード12が挿入されることによって行われるマグネットMの位置決めについて詳細に説明する。図3Aは、マグネットMの位置決めを説明するための模式図である。なお、図3Aでは、図を分かりやすくする観点から、マグネットMを押圧するプッシャ11の図示を省略している。
また、図3Aに示す軸RDは、シャフト2の回転中心Cから延びる径方向の一つを示す軸線である。また、同一の構成要素ではあるが、ブレード12に隣接するブレードについては、他のブレードとして「12’」の符号を付している。
図3Aに示すように、ブレード12はその先端部に、軸RDと略平行でありかつロータコア1の周方向と交わる端面(以下、「ストレート面」と記載する)12aと、軸RDと斜交するテーパ面12bとを有する。
かかるブレード12がマグネット溝Miへ挿入された場合(図中の矢印102参照)、ブレード12は、テーパ面12bと接するマグネットMを、かかるテーパ面12bに沿って倣わせる。すなわち、ブレード12は、マグネットMをロータコア1の周方向に沿ってずらし(図中の矢印103参照)、ひいてはマグネットMをブレード12’のストレート面12aへ押し当てる(図中の矢印104参照)。
これにより、マグネットMは、ブレード12’のストレート面12aを基準面Bとする所定位置へ位置決めされる。なお、かかる位置決めは、ロータコア1の周方向に並べて仮付けされたすべてのマグネットMについて同時に行われる。
したがって、マグネットMは、それぞれに寸法誤差などがあったとしても、少なくともそれぞれの基準面Bが示す所定位置へ片寄せされることとなる。これにより、磁極の中心へ磁束を集中させることが可能となる。
なお、図3Aには、ストレート面12aおよびテーパ面12bを有するブレード12を示したが、これに限らなくともよい。かかる変形例について、図3Bを用いて説明しておく。
図3Bは、変形例に係るブレード12Aの構成例を示す模式図である。図3Bに示すように、隣接する2つのマグネットMの双方にそれぞれ接するテーパ面12Abを有するブレード12Aを用いてもよい。
かかる場合、挿入されたブレード12A(図中の矢印102A参照)は、それぞれマグネットMを矢印103Aに示す左右方向にずらすが、このとき、マグネットMには、隣接する他のブレード12A(図示略)によっても同様にずらす力が加わるので、かかる力相互のつりあいによってマグネットMを所定位置へ位置決めすることができる。
引き続き、実施形態に係るロータ製造装置10の構成および動作について説明する。図4Aは、実施形態に係るロータ製造装置10の構成および動作を示す上面模式図(その3)である。また、図4Bは、ロータコア1の凹部3の拡大模式図である。
図4Aに示すように、ロータ製造装置10は、ブレード12へ押し当てられた、すなわちロータコア1の周方向について位置決めされたマグネットMを、プッシャ11によりロータコア1の径方向外側から周面へ向けてさらに押圧する(図中の矢印105参照)。
ここで、図4Bに示すように、かかるマグネットMへのさらなる押圧は、第1の押圧力よりも大きく、かつ、凹部3に塗布された接着剤adの膜厚がマグネットMに押されて均一となるようにあらかじめ調整された所定の押圧力(第2の押圧力)をもって行われる。なお、このように接着剤adの膜厚を均一化することによって、接着剤adの接着強度を高めることができる。また、以下では、かかる第2の押圧力による押圧を「加圧」と記載する場合がある。
つづいて、ロータ製造装置10は、ブレード12を抜き取り、プッシャ11の駆動を解除する動作を行う。図5Aおよび図5Bは、実施形態に係るロータ製造装置10の構成および動作を示す上面模式図(その4)および(その5)である。
なお、図5Aに示すように、ロータ製造装置10は、かかる動作を行う前に、締結部材100などを用いてマグネットMを締結することとしてもよい。
これにより、たとえば、位置決めされたマグネットMが、接着剤adの硬化前に自重などによりずれることを防ぐことができる。以下では、かかる締結部材100によるマグネットMの締結が行われたものとして説明を行う。
図5Aに示すように、ロータ製造装置10は、プッシャ11より先にブレード12を抜き取る(図中の矢印106参照)。すなわち、プッシャ11によってマグネットMをロータコア1の径方向外側から加圧して保持した状態でブレード12を抜き取るので、ブレード12のそれぞれが非同期に抜き取られても、マグネットMが周方向についてずれるのを防ぐことができる。
そして、図5Bに示すように、ロータ製造装置10は、ブレード12を抜き取った後にプッシャ11の駆動を解除して、マグネットMに対する押圧を取りやめる(図中の矢印107参照)。
以上をもって、ロータ製造装置10における一連の動作(図2A〜図5B参照)が完了することとなる。なお、図1A〜図1Cに示したように、ロータコア1の周面に対して多段(たとえば、2段)にマグネットMを装着する場合、段ごとに上述の一連の動作が繰り返される。
そして、ロータ製造装置10は、図6に示すように、マグネットMが位置決めされ、かかるマグネットMを締結部材100によって締結したロータコア1を、加工後の加工品として後工程へ引き渡すこととなる。
なお、後工程においては、たとえば、接着剤adが熱硬化性のものであった場合、かかる接着剤ad(図4B参照)を硬化させるための熱処理などが行われる。
次に、これまで説明したロータ製造装置10が実行する処理手順を示しておく。図7は、ロータ製造装置10が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、ロータ製造装置10は、まず、仮付けされたマグネットMのそれぞれを、プッシャ11を用いてロータコア1の径方向外側から周面へ向けて仮押さえする(ステップS101)。
そして、ロータ製造装置10は、ブレード12をマグネット溝Miのそれぞれへ挿入する(ステップS102)。
つづいて、ロータ製造装置10は、ブレード12によって周方向について位置決めされたマグネットMのそれぞれを、プッシャ11でさらに加圧する(ステップS103)。
そして、ロータ製造装置10は、加圧されたマグネットMを締結部材100で締結する(ステップS104)。
そして、ロータ製造装置10は、ブレード12を抜き取る(ステップS105)。そして、ブレード12を抜き取った後、プッシャ11の駆動を解除し(ステップS106)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係るロータ製造装置は、プッシャ(押圧部)と、複数個のブレード(刀部)とを備える。プッシャは、ロータコアの周方向に並べて仮付けされた複数個のマグネット(永久磁石)をロータコアの径方向外側から押圧する。複数個のブレードは、プッシャによって押圧された状態のマグネット間へそれぞれ1つずつ挿入される。
したがって、実施形態に係るロータ製造装置によれば、小型のロータであっても、低コストで適正に永久磁石を位置決めすることができる。
なお、上述した実施形態では、主に小型モータに備えられる小型ロータを製造する場合を例に挙げたが、モータやロータの規模を問うものではない。したがって、ロータコアの周方向へセグメントマグネットを並べて設ける構造であるならば、たとえば、中型や大型のモータの場合にも適用することができる。
また、上述した実施形態では、ロータコアの周面の軸方向2段にマグネットを装着する場合を例示したが、2段以上の多段であってもよい。また、多段でなく、1段であってもよい。
また、上述した実施形態では、ベルト状に形成された締結部材を例示しているが、これに限られるものではない。たとえば、シャフトを貫通させてロータコアの端部を覆う、いわばブラケット状の部材であってもよい。
また、ロータコアの周面へセグメントマグネットを装着する場合に限らず、分割された部品を周面の周方向に並べて装着する必要のある加工品の製造にも応用することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロータコア
2 シャフト
3 凹部
4 凸部
10 ロータ製造装置
11 プッシャ
12、12A ブレード
12a ストレート面
12b、12Ab テーパ面
100 締結部材
M マグネット
Mi マグネット溝
ad 接着剤

Claims (8)

  1. ロータコアの周方向に並べて仮付けされた複数個の永久磁石を該ロータコアの径方向外側から押圧する押圧部と、
    前記押圧部によって押圧された状態の前記永久磁石間へそれぞれ1つずつ挿入される複数個の刀部と
    を備え
    前記刀部は、
    前記永久磁石間へ挿入されることによって該刀部と接する前記永久磁石を前記周方向に沿ってずらし、該刀部に隣接する他の刀部へ押し当てる
    ことを特徴とするロータ製造装置。
  2. 前記刀部は、
    先端部に前記径方向と斜交するテーパ面を有しており、
    前記テーパ面へ接する前記永久磁石を該テーパ面に沿って倣わせることによってずらす
    ことを特徴とする請求項に記載のロータ製造装置。
  3. 前記刀部は、
    先端部に、前記径方向と略平行であり、かつ、前記周方向と交わる端面を有しており、
    前記端面は、
    前記永久磁石が押し当てられる前記周方向についての基準面となる
    ことを特徴とする請求項またはに記載のロータ製造装置。
  4. 前記押圧部は、
    前記刀部が前記永久磁石間へ挿入された後、該刀部が挿入される前の押圧力である第1の押圧力よりも大きい第2の押圧力で前記永久磁石をさらに押圧する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のロータ製造装置。
  5. 前記ロータコアは、
    周面に前記周方向に沿って設けられた凹部を有しており、
    前記第2の押圧力は、
    前記凹部に塗布された接着剤の膜厚が前記永久磁石に押されて均一となるようにあらかじめ調整された力である
    ことを特徴とする請求項に記載のロータ製造装置。
  6. 前記刀部は、
    前記押圧部によって前記永久磁石が押圧されたままの状態で抜き取られる
    ことを特徴とする請求項またはに記載のロータ製造装置。
  7. ロータコアの周方向に並べて仮付けされた複数個の永久磁石を該ロータコアの径方向外側から押圧する第1の押圧工程と、
    前記押圧工程によって押圧された状態の前記永久磁石間のそれぞれへ1つずつ刀部を挿入することによって該刀部と接する前記永久磁石を前記周方向に沿ってずらし、該刀部と隣接する他の刀部へ押し当てることで前記永久磁石を前記周方向について位置決めする位置決め工程と、
    前記位置決め工程によって位置決めされた前記永久磁石を前記径方向外側から前記第1の押圧工程における押圧力よりも大きい押圧力でさらに押圧する第2の押圧工程と、
    前記第2の押圧工程によって前記永久磁石が押圧されたままの状態で前記刀部を抜き取る抜き取り工程と
    を含むことを特徴とするロータ製造方法。
  8. ロータコアの周方向に並べて仮付けされた複数個の永久磁石を該ロータコアの径方向外側から押圧する押圧工程と、
    前記押圧工程によって押圧された状態の前記永久磁石間のそれぞれへ1つずつ刀部を挿入することによって該刀部と接する前記永久磁石を前記周方向に沿ってずらし、該刀部と隣接する他の刀部へ押し当てることで前記永久磁石を前記周方向について位置決めする位置決め工程と、
    を含むことを特徴とする永久磁石位置決め方法。
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