JP5573480B2 - 工具制御装置、工具制御ユニット、および電動工具 - Google Patents

工具制御装置、工具制御ユニット、および電動工具 Download PDF

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Description

本発明は二次電池を駆動源とし、スイッチング素子をパルス駆動することによって、電池電圧より低い所定の実効電圧でモータを駆動する電動工具等に関する。
二次電池を駆動源とする電動工具において、モータと二次電池とによる電流経路にFETなどのスイッチング素子を配置し、スイッチング素子をパルス制御することによって、二次電池の電池電圧より低い、所望の実効電圧でモータを駆動する電動工具が開示されている。スイッチング素子の駆動はマイコンにより制御されており、このマイコンは二次電池からの電源供給により動作する(特許文献1参照)。
特開2005−224909
特許文献1では、電動工具の使用開始、使用停止に連動してマイコンへの電源供給を切り替える構成であるが、工具の使用停止をモータに流れる電流により検出しているため、モータに流れる電流が少ない場合には、電流検出の誤差により工具が動作状態にあるにもかかわらず工具が停止したと誤って判断され、マイコンへの電源供給が遮断されてしまうことが考えられる。
本発明は上記背景に鑑みてなされたものであり、工具の動作状態を正確に検知することができる電動工具等を提供することである。
また、本発明の他の目的は、工具が停止されたことを確実に検出するできる電動工具等を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、二次電池の低消費化を適切に図ることができる電動工具等を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、モータと、モータに直列接続され、任意にオンオフ可能なトリガスイッチと、モータに電力供給を行う電池パックと、モータと電池パックとの間で形成される電流経路であって、電池パックの負極側に配置されるスイッチング素子と、スイッチング素子を繰り返しオンオフ動作するように制御する制御部と、スイッチング素子のうち電池パックの負極側の電圧を入力し、この電圧を保持する電圧バッファ回路と、前記トリガスイッチがオンされ前記電圧バッファ回路に電圧が入力された場合に前記電池パックの電力を前記制御部へ電源供給し、前記トリガスイッチがオフされ前記電圧バッファ回路の前記電圧が消失した場合に前記制御部への電源供給を遮断する電源供給回路と、を備えることを特徴としている。
請求項2の発明では、電源供給回路は、電圧バッファ回路の電圧を入力し、電池パックから内部回路への電源供給または電源遮断動作を行うスイッチ回路を備えることを特徴としている。
請求項3の発明では、電圧バッファ回路には、スイッチング素子に発生する電圧を平滑化する平滑回路が備えられていることを特徴としている。
請求項5の発明では、電圧バッファ回路には、平滑回路からスイッチング素子への放電を防止する逆流防止ダイオードが備えられていることを特徴としている。
請求項5の発明では、スイッチング素子は電界効果トランジスタで構成されていることを特徴としている。
請求項6の発明では、工具の出力を任意に調整可能な出力調整部を備え、出力調整部で設定された出力に応じて制御部はスイッチング素子に出力するパルス信号のデューティ比を調整することを特徴としている。
請求項7の発明では、制御部は、電池パックからの停止信号を入力する入力端子を備え、電池パックから停止信号を入力したときにはスイッチング素子の駆動を停止させることを特徴としている。
請求項8の発明では、スイッチング素子の駆動を停止したときに異常報知を行う報知手段を備えたことを特徴としている。
請求項9の発明では、電動工具に接続され電池パックから電動工具への電源供給を制御する工具制御装置であって、電池パックの一対の放電端子に接続される正極接続端子及び負極接続端子と、電動工具に接続されるとともに、電池パックの一対の放電端子に接続される一対の電源供給端子と、電池パックと電動工具との間で形成される電流経路に配置され、かつ、一方の電源供給端子と負極接続端子との間に接続されて、繰り返しオンオフ動作するスイッチング素子と、スイッチング素子にかかる電圧を入力し、この電圧を保持する電圧バッファ回路と、正極接続端子および負極接続端子に接続され、前記トリガスイッチがオンされ前記電圧バッファ回路に電圧が入力された場合に前記電池パックの電力を前記制御部へ電源供給し、前記トリガスイッチがオフされ前記電圧バッファ回路の前記電圧が消失した場合に前記制御部への電源供給を遮断する電源供給回路と、を備えることを特徴としている。
請求項10の発明では、電源供給回路は、電圧バッファ回路の電圧を入力し、電池パックから内部回路への電源供給または電源遮断動作を行うスイッチ回路を備えることを特徴としている。
請求項11の発明では、電圧バッファ回路には、スイッチング素子に発生する電圧を平滑化する平滑回路が備えられていることを特徴としている。
請求項12の発明では、電圧バッファ回路には、平滑回路からスイッチング素子への放電を防止する逆流防止ダイオードが備えられていることを特徴としている。
請求項13の発明では、スイッチング素子は電界効果トランジスタで構成されていることを特徴としている。
請求項14の発明では、スイッチング素子のスイッチング動作を制御するものであって、スイッチング素子にパルス信号を出力する制御部と、工具の出力を任意に調整可能な出力調整部とを備え、出力調整部で設定された出力に応じて制御部はスイッチング素子に出力するパルス信号のデューティ比を調整することを特徴としている。
請求項15の発明では、制御部は、電池パックからの停止信号を入力する入力端子を備え、電池パックから停止信号を入力したときにはスイッチング素子の駆動を停止させることを特徴としている。
請求項16の発明では、スイッチング素子の駆動を停止したときに異常報知を行う報知手段を備えたことを特徴としている。
請求項17の発明では、請求項9から請求項16のいずれかの工具制御装置と、電池パックとを備えている。
請求項18の発明では、請求項9から請求項16のいずれかの工具制御装置と、工具制御装置に接続される電動工具とからなる電動工具システムであって、電動工具は、一対の電源供給端子に接続される一対の電源入力端子と、一対の電源入力端子間に接続され、互いに直接接続される電動モータと駆動スイッチとを備えたことを特徴としている。
請求項19の発明では、請求項9から請求項16のいずれかの工具制御装置と、電池パックと、工具制御装置に接続される電動工具とからなる電動工具システムであって、電動工具は、一対の電源供給端子に接続される一対の電源入力端子と、一対の電源入力端子間に接続され、互いに直接接続される電動モータと駆動スイッチとを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、スイッチング素子を繰り返しオン・オフ動作させてモータへ印加する電圧を制御する電動工具であっても、工具のトリガスイッチがオフされたときには、電圧バッファ回路の電圧も消失し、これをもってトリガスイッチがオフされたことを的確に検出することができる。
また、工具動作中には、電圧バッファ回路により電圧が維持され電源供給回路をオン状態に維持させ続けることができる。
さらに、トリガスイッチのオフとともに制御部への電源供給が遮断されるため、電池パックの低消費電力化を測ることができる。
本発明の実施例に係る電動工具システムの一実施形態を示す回路図。 図1のマイコンの制御内容を示すフローチャート。
図1は本発明の一実施形態を示す回路図である。本実施形態の電動工具システムは、電動工具1と、この電動工具1に電源供給を行うとともにその動作を制御する制御ユニット2から構成される。電動工具1は、例えば、噴霧器であり、薬剤タンクに収められた液状の薬剤を直流モータ1aで汲み上げてノズルから霧状に噴き出させる。
噴霧器1の直流モータ1aには、この直流モータ1aに直列接続されたトリガスイッチ1bが備えられ、使用者のオン・オフ操作によりモータ1aへの電源供給が切り替える。また、モータ1aとトリガスイッチ1bとの直列回路に制御ユニット2からの電源供給を受けるための一対の電源端子1c、1dが接続される。電源端子1cは、制御ユニット2の正極側の電源供給端子20Aに接続され、電源端子1dは、制御ユニットの負極側の電源供給端子20Bに接続されるようになっている。
制御ユニット2は、噴霧器1の直流モータ1aへの電力供給を制御する工具制御装置3と、工具制御装置2に電源供給を行うとともに直流モータ1aへ電力供給を行う電池パック4とを備えている。
[工具制御ユニットの構成]
工具制御装置3には、前述したように、噴霧器1の電源端子1c,1dに接続される一対の電源供給端子20A、20Bを備える。電源供給端子20Aは正極端子として機能し、電源供給端子20Bは負極端子として機能する。また、電池パック4の一対の正負放電端子40A,40Bに接続される正極接続端子30A及び負極接続端子30Bが備えられる。そして、電源供給端子20Aと正極接続端子30Aとが接続され、電源供給端子20Bと負極接続端子30Bとが接続されることで、電池パック4と直流モータ1aとの間で電流経路が形成され、電池パック4からの電力を直流モータ1aへと供給できるようになっている。
電源供給端子20Bと負極接続端子30Bとの間には、スイッチング素子であるN型の電界効果トランジスタ31(以下、FET31という)が配置されている。このFET31は、ドレイン端子が電源供給端子20Bに接続され、ソース端子が負極接続端子30Bに接続されている。このFET31は、後述するマイコン35からのPWM制御信号がゲート端子に入力される構成とされており、噴霧器1の動作中は繰り返しオン・オフ動作する。
正極接続端子30Aと負極接続端子との間には電池パック4の電源を工具制御装置3の内部回路に供給するための電源供給回路32が接続されている。この電源供給回路32は2つのFET321,322、抵抗323,324から構成されている。P型のFET321は電源ラインに接続されて、電池パック4からの電源供給及び電源遮断を行うスイッチとして機能するものであり、ソース端子が正極接続端子30Aに接続され、ドレイン端子が後述する定電圧回路34が接続されている。また、ソース端子とゲート端子の間にはソース・ゲート間電圧を発生させるための抵抗323が接続されている。N型のFET322は後述する電圧バッファ回路33の電圧に基づいてFET321をオン・オフさせるスイッチとして機能するものであり、ドレイン端子が抵抗324を介してFET321のゲート端子に接続され、ソース端子がグランドラインに接続されている。また、ゲート端子には電圧バッファ回路33の電圧が入力されるようになっている。
電圧バッファ回路33は、FET31のドレイン電圧を入力し、所定時間電圧を維持するための回路である。この電圧バッファ回路33はFET31のドレイン電圧を分圧する抵抗331,332を備えている。抵抗331,332は互いに直列接続されており、抵抗331がFET31のドレイン端子に接続され、抵抗332がグランドラインに接続されている。また、抵抗332には平滑コンデンサ333が並列に接続されており、このコンデンサ333の電圧がFET322のゲート端子に入力される。抵抗331とFET31のドレイン端子との間にはコンデンサ333に蓄積された電荷がFET31を介して放電されることを防止するための逆流防止ダイオード334が配置されている。このダイオード334はアノードがFET31のドレイン端子に接続され、カソードが抵抗331に接続されている。
電源供給回路32には、電池パック4の電圧を所定電圧に変換する定電圧回路34が接続されている。この定電圧回路34は後述するマイコン35及び過放電警告用LED36に所定の駆動電圧を供給する。
定電圧回路34の入力側には電池パック4の電圧を検出する電圧検出回路38が接続されており、電池パック4の電圧が所定電圧以下となるとマイコン35に過放電信号を出力する。
工具制御装置3には、噴霧器1の出力を調整するための調整用ダイヤル37が設けられており、使用者が任意にダイヤル設定を行って出力を調整できる。この調整用ダイヤル37で設定されたダイヤル値がマイコン35に入力される。
マイコン35は、所定の制御プログラムに基づいて動作するものであり、詳細については後述する。
また、電源供給端子20A,20Bの間には、モータ1a停止用のフライホイールダイオード39が接続されている。
[電池パックの構成]
電池パック4は電動工具にて広く用いられる汎用タイプの電池パックである。この電池パック4の内部には、3本のリチウムイオン電池セルが直列接続された電池組41が収められており、電池組41の正極が正極放電端子40Aに接続され、負極が負極放電端子40Bに接続されている。また、電池パック4内部には、各電池セルの電圧を監視する保護IC42が収められており、いずれかの電池セルが所定の電圧以下となると、過放電信号を出力する。また、過放電信号はLD端子40Cを介して工具制御装置3のマイコン35に出力される。尚、保護IC42は、電流検出用抵抗43を用いて電池組に流れる電流を検出し所定以上の電流が流れる過電流状態と判断するとLD端子を介してマイコン35へ停止信号を送信する。
以下、本実施形態の動作について説明する。まず使用者が工具を使用するためにトリガスイッチ1bをオンした場合、オンした瞬間にはマイコン35は起動しておらず、マイコン35によって制御されるFET31もオフ状態である。この時、FET31のドレイン電圧はスイッチ1b及びモータ1aを介して電池パック4における電池組41の電池電圧の電位となっている。電池電圧の電位はダイオード334を介して抵抗331及び抵抗332によって分圧されてFET322のゲートに入力され、FET322がオンする。FET322がオンしたことによってFET321のゲートには電池電圧を抵抗323及び324で分圧した値が入力され、FET321がオンする。FET321がオンするこによって定電圧回路34を介してマイコン35に駆動電圧が入力され、マイコン35が起動する。マイコン35が起動すると、使用者が設定したダイヤル37のダイヤル設定値に応じてFET31のゲート端子にマイコン35の出力ポートからPWM制御信号が出力され、この信号のデューティー比に応じた実効電圧がモータに印加され所望の回転速度でモータが駆動される。
この時、FET322のゲートに入力される電圧は、FET31がオフしている期間はスイッチ1b及びモータ1aを介して電池組41の電圧が印加され、この電圧が分圧抵抗331,332に分圧されるとともに、抵抗332の分圧値の範囲内でコンデンサ333が充電される。
また、FET31がオンされている期間は、FET31のゲート電圧がほぼグランド電位にまで低下する。この期間はコンデンサ333の充電電圧がFET322のゲートに印加されるため、FET321,322はオン状態が維持される。また、ダイオード334によりコンデンサ333に蓄積された電荷はFET31を介して放電されることが無く、コンデンサ電圧を維持し続けることができる。
以降、FET31が繰り返しオン・オフ動作したとしても、FET31のゲートには所定の電圧が印加されることとなり、FET332,331のオン状態が維持され、マイコン35への電源供給が維持される。
本実施形態では、マイコン35からFET31に出力するPWM制御信号のデューティー比は、ダイヤル37の設定値に応じて10%〜50%の範囲で設定される。従って、デューティー比50%に設定された場合がFET31のオン期間が最も長くなるため、抵抗332、及びコンデンサ333の時定数をこのデューティー比に設定されたとしてもFET322のゲート電圧を維持できる値に設定しておけばよい。
また、トリガスイッチ1bをオフした場合は、FET31のドレイン電圧がダイオード334を介してFET322のゲートに入力されなくなるのでコンデンサ333の電圧が抵抗332を介して放電されてFET322のゲート電圧が低下し、FET322がオフする。そしてFET322オフするとFET321もオフし、電池パック4からマイコン35への電源供給が遮断される。
次に、図2のマイコン35が実行するフローチャートを用いて本発明の動作を説明する。まず始めに、電池パック4内の保護IC42から過放電時に出力される過放電信号をマイコン35が検出したか否かを判別する(ステップ201)。検出された場合は過放電状態であることを使用者に報知するために過放電警告用LED37をオンする(ステップ202)。この場合はFET31へPWM信号を出力せずオフしたままとする(ステップ209)。ステップ201において過放電状態でないと判断した場合は、使用者が設定したダイヤル37の設定値を検出する(ステップ203)。次に、ステップ203において検出したダイヤル37の設定値に応じてFET31を制御するためのPWM制御信号を出力する(ステップ204)。
すなわち高出力に設定されている場合はFET31のオン時間を長くするためにPWM制御信号のデューティー比を高く設定することで、直流モータ1aに印加される実効電圧を高くする。また、低出力に設定されている場合はFET31のオフ時間を短くためにPWM制御信号のデューティー比を低く設定することで、直流モータ1bに印加される実効電圧を低くする。このようにして、モータ1aに印加される実効電圧を制御する。
次に過放電警告用LED36がオンしているか否かを判別する(ステップ205)。ステップ205において過放電警告用LED36がオンしている場合は、既に過放電状態なので、ステップ208に移行する。ステップ205において過放電警告用LED36がオンしていない場合は、現時点では過放電状態ではないので、次にステップ206において電池電圧検出回路38において電池電圧が所定値以下か否かを判別する(ステップ206)。ステップ206において電池電圧が所定値以下であると判別した場合は、使用者に過放電状態にあることを警告するために過放電警告用LED36をオンする(ステップ207)。ステップ206において電池電圧が所定値以下でない場合は、電池パック4内の保護IC42から過放電時に出力される過放電信号をマイコン35が検出したか否かを判別する(ステップ208)。ステップ208において過放電信号を検出した場合は出力を停止する(ステップ209)。ステップS209では、トリガスイッチ1bがオンされている間は維持される。そして、トリガスイッチ1bがオフされるとFET31のドレイン電圧が消失するのに伴って電圧バッファ回路3の電圧も消失し、電源供給回路32がオフしてマイコン35への電源供給が遮断される。再度、トリガスイッチ1bをオンすると、マイコン35に電源が供給され、図2のフローに従って処理を実行する。
また、ステップ209において過放電信号が検出されなかった場合は、ステップ203に戻る。
以上、工具駆動時の動作について記したが、工具駆動中にトリガスイッチ1bをオフすると前述したようにマイコン35と電池パック4との接続が遮断されるためモータ1aが停止する構成になっている。
本実施形態によれば、FET31を繰り返しオン・オフ動作させてモータへ印加する実効電圧を変更する制御を行う工具システムであって、電圧バッファ回路33により、FET31の電圧を維持することで、電源供給回路をオン状態に維持させ続けることができる。また、トリガスイッチ1bがオフされたときには、電圧バッファ回路33の電圧も消失して電源供給回路32がマイコン35への電源供給を遮断することため、トリガスイッチ1bのオフを的確に検出することができる。従って、簡易な構成で工具の動作状態を正確に検出することができる。この結果、トリガスイッチ1bのオフとともにマイコン35への電源供給が遮断されるため、電池パック4の低消費電力化を図ることができる。
1・・・噴霧器(工具)、1a・・・モータ、1b・・・トリガスイッチ、1c,1d・・・電源端子、2・・・工具制御ユニット、3・・・工具制御装置、4・・・電池パック、20A,20B・・・電源供給端子、30A・・・正極接続端子、30B・・・負極接続端子、31・・・FET(スイッチング素子)、32・・・電源供給回路、33・・・電圧バッファ回路、34・・・定電圧回路、35・・・マイコン、36・・・過放電警告用LED、37・・・ダイヤル、38・・・電圧検出回路、40A,40B・・・放電端子、41・・・電池組、321,322・・・FET、331,332・・・抵抗、333・・・コンデンサ、334・・・ダイオード

Claims (19)

  1. モータと、
    モータに直列接続され、任意にオンオフ可能なトリガスイッチと、
    前記モータに電力供給を行う電池パックと、
    前記モータと電池パックとの間で形成される電流経路であって、前記電池パックの負極側に配置されるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子を繰り返しオンオフ動作するように制御する制御部と、
    前記スイッチング素子にかかる電圧を入力し、この電圧を保持する電圧バッファ回路と、
    前記トリガスイッチがオンされ前記電圧バッファ回路に電圧が入力された場合に前記電池パックの電力を前記制御部へ電源供給し、前記トリガスイッチがオフされ前記電圧バッファ回路の前記電圧が消失した場合に前記制御部への電源供給を遮断する電源供給回路と、を備えることを特徴とする電動工具。
  2. 前記電源供給回路は、
    前記電圧バッファ回路の電圧を入力し、前記電池パックから前記制御部への電源供給または電源遮断動作を行うスイッチ回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記電圧バッファ回路には、前記スイッチング素子に発生する電圧を平滑化する平滑回路が備えられていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記電圧バッファ回路には、前記平滑回路から前記スイッチング素子への放電を防止する逆流防止ダイオードが備えられていることを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
  5. 前記スイッチング素子は電界効果トランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の工具制御装置。
  6. 前記工具の出力を任意に調整可能な出力調整部を備え、
    前記出力調整部で設定された出力に応じて前記制御部は前記スイッチング素子に出力するパルス信号のデューティ比を調整することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電動工具。
  7. 前記制御部は、前記電池パックからの停止信号を入力する入力端子を備え、前記電池パックから停止信号を入力したときには前記スイッチング素子の駆動を停止させることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  8. 前記スイッチング素子の駆動を停止したときに異常報知を行う報知手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
  9. 電動工具に接続され電池パックから前記電動工具への電源供給を制御する工具制御装置であって、
    前記電池パックの一対の放電端子に接続される正極接続端子及び負極接続端子と、
    前記電動工具に接続されるとともに、前記電池パックの一対の放電端子に接続される一対の電源供給端子と
    前記電池パックと前記電動工具との間で形成される電流経路に配置され、かつ、一方の電源供給端子と前記負極接続端子との間に接続されて、繰り返しオンオフ動作するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子にかかる電圧を入力し、この電圧を保持する電圧バッファ回路と、
    前記正極接続端子および前記負極接続端子に接続され、前記トリガスイッチがオンされ前記電圧バッファ回路に電圧が入力された場合に前記電池パックの電力を前記制御部へ電源供給し、前記トリガスイッチがオフされ前記電圧バッファ回路の前記電圧が消失した場合に前記制御部への電源供給を遮断する電源供給回路と、を備えことを特徴とする工具制御装置。
  10. 前記電源供給回路は、
    前記電圧バッファ回路の電圧を入力し、前記電池パックから前記内部回路への電源供給または電源遮断動作を行うスイッチ回路を備えることを特徴とする請求項9に記載の工具制御装置。
  11. 前記電圧バッファ回路には、前記スイッチング素子に発生する電圧を平滑化する平滑回路が備えられていることを特徴とする請求項10に記載の工具制御装置。
  12. 前記電圧バッファ回路には、前記平滑回路から前記スイッチング素子への放電を防止する逆流防止ダイオードが備えられていることを特徴とする請求項11に記載の工具制御装置。
  13. 前記スイッチング素子は電界効果トランジスタで構成されていることを特徴とする請求項9から請求項12のいずれかに記載の工具制御装置。
  14. 前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御するものであって、前記スイッチング素子にパルス信号を出力する制御部と、
    前記工具の出力を任意に調整可能な出力調整部とを備え、
    前記出力調整部で設定された出力に応じて前記制御部は前記スイッチング素子に出力するパルス信号のデューティ比を調整することを特徴とする請求項9から請求項13のいずれかに記載の工具制御装置。
  15. 前記制御部は、前記電池パックからの停止信号を入力する入力端子を備え、前記電池パックから停止信号を入力したときには前記スイッチング素子の駆動を停止させることを特徴とする請求項14に記載の工具制御装置。
  16. 前記スイッチング素子の駆動を停止したときに異常報知を行う報知手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の工具制御装置。
  17. 請求項9から請求項16のいずれかの工具制御装置と、電池パックとを備えた工具制御ユニット。
  18. 請求項9から請求項16のいずれかの工具制御装置と、前記工具制御装置に接続される電動工具とからなる電動工具であって、
    前記電動工具は、
    前記一対の電源供給端子に接続される一対の電源入力端子と、
    前記一対の電源入力端子間に接続され、互いに直接接続される電動モータと駆動スイッチとを備えたことを特徴とする電動工具。
  19. 請求項9から請求項16のいずれかの工具制御装置と、電池パックと、前記工具制御装置に接続される電動工具とからなる電動工具であって、
    前記電動工具は、
    前記一対の電源供給端子に接続される一対の電源入力端子と、
    前記一対の電源入力端子間に接続され、互いに直接接続される電動モータと駆動スイッチとを備えたことを特徴とする電動工具。
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