JP5573281B2 - グラビア印刷機のエネルギー管理システム、グラビア印刷機のエネルギー管理方法 - Google Patents

グラビア印刷機のエネルギー管理システム、グラビア印刷機のエネルギー管理方法 Download PDF

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Description

本発明はグラビア印刷機で消費されるエネルギーを管理するためのグラビア印刷機のエネルギー管理システム、グラビア印刷機のエネルギー管理方法に関する。
被印刷物の印刷を行うものの一つに、グラビア印刷機が知られている。グラビア印刷機は、例えば給紙部、印刷部、排紙部等を備え、印刷部には、版胴や圧胴が備わっている。
一般的にグラビア印刷機を運転させるためには、エネルギーとして電力、圧縮空気、蒸気、冷却水等を必要とする。例えば電力は、印刷機におけるモータやファン等の動力源や、センサー、電灯等の電源に使用される。圧縮空気は、印刷機におけるエアシリンダやポンプ等に、蒸気は、印刷機における乾燥炉等の熱源に、冷却水は、熱をもった被印刷物や印刷機の熱源周辺等の冷却に使用される。各エネルギーについては、消費量を把握できるようその供給路に計測器が設置されている。
従来は、測定員が各計測器を見て回り、計測器の表示値を帳簿等に記録したり、近年では計測器に表示値を送信する機能を持たせ、中央監視室等で一括に情報を収集及び管理をして、記録を行っている。
加えて、エネルギーの消費状況の把握を行いエネルギー消費効率の改善を図るために、上記のようなエネルギー消費量を監視するだけでなく、1カ月間や1年間の生産金額や生産数量の情報を数値入力し、エネルギー消費量をこれで除算し、エネルギー消費効率を求めるシステムが特許文献1に記載されている。
特開平7−287796号公報
しかしながら、1カ月や1年間の生産金額や生産数量で除算する場合、その時々の無駄なエネルギー消費を把握しがたく、エネルギー消費効率の改善を行うことは困難である。即ち、省エネルギーのためには、印刷機の運転状態により適切に各装置のON/OFFを行う必要があり、このためにはその時々のエネルギー消費効率を監視し、エネルギー消費効率の悪い状況の発見を容易にし、これをもとに、改善策の考案などにつなげることが望ましい。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、グラビア印刷機におけるエネルギー消費効率等の時間変化を把握し、効率の悪い状況の発見を容易とするグラビア印刷機のエネルギー管理システム等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するための第1の発明は、グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理システムであって、グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測装置と、グラビア印刷機による印刷物の生産数量を所定の時間間隔で計測する生産数量計測装置と、グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得装置と、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記生産数量計測装置で計測した印刷物の生産数量に基づき、グラビア印刷機のエネルギー消費効率を算出し、前記エネルギー消費効率をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する情報処理装置と、を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理システムである。
前述した目的を達するための第2の発明は、グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理システムであって、グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測装置と、グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得装置と、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記運転情報取得装置で取得したグラビア印刷機の運転情報をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する情報処理装置と、を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理システムである。
第1の発明のグラビア印刷機のエネルギー管理システムは、グラビア印刷機の運転情報を所定の時間間隔で取得する運転情報取得装置を更に具備し、前記情報処理装置は、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記運転情報取得装置で取得したグラビア印刷機の運転情報をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示してもよい。
前記エネルギー消費量計測装置で計測されるエネルギーの量は、電力量、圧縮空気量、冷却水量、蒸気量のうち、少なくともいずれか1つを含む。
前記生産数量計測装置は、例えば、印刷を行う際に被印刷物が搬送された長さを回転数により計測するローラを有するヤードメータである。前記運転情報取得装置で取得するグラビア印刷機の運転情報は、例えば、グラビア印刷機のライン速度、刷物の生産数量のうち、少なくともいずれか1つをさらに含む。
前記情報処理装置は、エネルギー管理画面として、グラビア印刷機の運転情報と、エネルギー消費量を、時刻を揃え重ねて表示することが望ましい。
また、前記情報処理装置は、エネルギー消費効率と、グラビア印刷機の運転情報と、エネルギー消費量を、同一のエネルギー管理画面上に表示することも望ましい。
加えて、前記情報処理装置は、前記エネルギー消費量と前記運転情報に応じて、グラビア印刷機が運転していないがエネルギーを消費している状態とされる場合に警告を表示させることも望ましい。
上記構成により、グラビア印刷機において、短時間刻みでエネルギー消費量や印刷物の生産数量等を把握することができる。そしてこれに基づく計算処理を行い、エネルギー消費効率を算出し、リアルタイムでエネルギー管理画面として表示することができる。あるいは、グラビア印刷機において、短時間刻みで取得したエネルギー消費量とグラビア印刷機の運転状況をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する。これにより、エネルギー消費効率の時間変化、あるいはエネルギー消費量と印刷機の運転状況の関係の時間変化をリアルタイムで把握することができ、エネルギー消費効率の悪い状況の判断を容易にし、改善策の検討につなげることができる。
また、エネルギー消費量、エネルギー消費効率、グラビア印刷機の運転情報等を全て得るようにしておき、これらをリアルタイムで表示するようにしてもよい。これにより、エネルギー消費状況の総合的な判断を行うことができ、その管理を容易にする。
また、エネルギー消費量は、例えば電力量、圧縮空気量、冷却水量、蒸気量のうち、少なくともいずれか1つを含むもので、これによりグラビア印刷機で使用されるエネルギーに適合したシステムとすることができる。
また、印刷を行う際に被印刷物が搬送された長さを回転数により計測するローラを有するヤードメータを用いて、生産数量を計測することで、グラビア印刷機により印刷され生産される印刷物の数量を、搬送長さとして正確に取得することができる。また、グラビア印刷機の運転情報を、グラビア印刷機のライン速度、給気ファンのON/OFF、印刷物の生産数量のうち、少なくともいずれか1つを含むものとすることで、グラビア印刷機の制御に応じた運転情報を得ることができる。
さらに、エネルギー管理画面において、グラビア印刷機の運転情報と、エネルギー消費量を、時刻を揃え重ねて表示することにより、これらの関係を一目で把握し、効率の悪いエネルギー消費状況を迅速に判断することができる。例えばグラビア印刷機が運転していない状態にも関わらず、エネルギー消費量にそれほど変化がない場合、無駄なエネルギーが使用されていることになる。
また、エネルギー消費効率、グラビア印刷機の運転情報、エネルギー消費量等を、同一のエネルギー管理画面上に表示することも可能で、それぞれの情報を見比べてエネルギー消費量の判断を総合的に行うことが容易になる。
加えて、ネットワークを介して、別の情報処理装置にもエネルギー管理画面を表示させることが可能で、これにより複数の箇所で、複数人がグラビア印刷機のエネルギー消費状況を監視することができ、確実な管理が可能になる。
前述した目的を達するための第3の発明は、グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理方法であって、エネルギー消費量計測装置により、グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測ステップと、生産数量計測装置により、グラビア印刷機による印刷物の生産数量を所定の時間間隔で計測する生産数量計測ステップと、運転情報取得装置により、グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得ステップと、情報処理装置により、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記生産数量計測装置で計測した印刷物の生産数量に基づき、グラビア印刷機のエネルギー消費効率を算出し、前記エネルギー消費効率をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する表示ステップと、を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理方法である。
前述した目的を達するための第4の発明は、グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理方法であって、エネルギー消費量計測装置により、グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測ステップと、運転情報取得装置により、グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得ステップと、情報処理装置により、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記運転情報取得装置で取得したグラビア印刷機の運転情報をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する表示ステップと、を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理方法である。
第3、第4の発明のグラビア印刷機のエネルギー管理方法は、それぞれ、第1、第2の発明のグラビア印刷機のエネルギー管理システムによるエネルギー管理方法である。
本発明により、グラビア印刷機におけるエネルギー消費効率等の時間変化を把握し、効率の悪い状況の発見を容易とするグラビア印刷機のエネルギー管理システム等を提供することができる。
グラビア印刷機の一例を示す図 グラビア印刷機のエネルギー管理システムの一例を示す図 電力消費量の測定の一例を示す図 PCのハードウェア構成の一例を示す図 グラビア印刷機のエネルギー管理システムにおけるエネルギー管理方法の一例を示す図 エネルギー管理画面の例を示す図 エネルギー管理画面の例を示す図 エネルギー管理画面の例を示す図 エネルギー管理画面の例を示す図 エネルギー管理画面の例を示す図
以下、図面に基づいて本発明に係るグラビア印刷機のエネルギー管理システムの実施形態について詳細に説明する。まず、図1、図2を参照しながら、エネルギー管理システム1の構成について説明する。
図1は、本発明のエネルギー管理システム1を適用するグラビア印刷機100の構成の例を示す図である。なお、被印刷物3やローラ等の搬送機構は一部省略されている。図1に示すように、グラビア印刷機100は、給紙部10、印刷部20、排紙部30等により構成される。
給紙部10には、例えば被印刷物3を送り出すためのローラ等の搬送機構、被印刷物3のテンションを調整するためのテンションコントロール装置等が設けられている。
印刷部20には、印刷を行う各色ぶんの印刷ユニット21が1または複数設けられている。例えば、Y、M、C、K、特色の5色の印刷を行う場合は、5つの印刷ユニット21が設けられる。各印刷ユニット21には、版胴23や圧胴25、その他のローラなどの搬送機構等が設けられ、版胴23と圧胴25の間を通過する被印刷物3に、対応する色の印刷が行われる。また、印刷ユニット21には更に乾燥装置27が設けられ、各色の印刷を行った被印刷物3に加温した空気を吹き付けてインク中の溶剤を蒸発させる。
排紙部30は、被印刷物3を搬送するためのローラ等の搬送機構等を備える。
次に、エネルギー管理システム1の構成について、図2を用いて説明する。エネルギー管理システム1は、電力量計110、111、112、エア流量計120、蒸気流量計130、冷却水流量計140等のエネルギー消費量計測装置、PLC(Programmable Logic Controller)200(運転情報取得装置)、PC300(情報処理装置)、ネットワークを介してPC300と同様のデータを閲覧出来るPC310等を備える。
電力量計110、111、112は、グラビア印刷機100に電力を供給する電力線に設けられ、グラビア印刷機100における電力消費量を測定し、パルスとして出力してPC300にこれを送る。電力量計110は、グラビア印刷機100の被印刷物3の走行を制御するラインに電力を供給する電力線に設けられる。当該電力線は、例えば各ローラを回転させるための主モータ等に接続し、これらの動力源となる。電力量計111、112は、ファンや電灯等、グラビア印刷機100のライン以外に電力を供給するための補機200V、補機100Vの電力線にそれぞれ設けられる。
エア流量計120は、グラビア印刷機100に圧縮空気を供給する供給路に設けられ、グラビア印刷機100の圧縮空気消費量を測定し、パルスとして出力してPC300にこれを送る。当該供給路は分岐してグラビア印刷機100の各所に圧縮空気を供給し、版胴の着脱、圧胴の移動等に用いるエアシリンダや、ポンプ等に用いられる。
蒸気流量計130は、グラビア印刷機100に蒸気を供給する供給路に設けられ、グラビア印刷機100の蒸気消費量を測定し、パルスとして出力してPC300にこれを送る。当該供給路は分岐してグラビア印刷機100の各所に蒸気を供給し、例えば乾燥装置27等で空気を加温する熱源となる。
冷却水流量計140は、グラビア印刷機100に冷却水を供給する供給路に設けられ、グラビア印刷機100の冷却水消費量を測定し、パルスとして出力してPC300にこれを送る。当該供給路は分岐してグラビア印刷機100の各所に冷却水を供給し、熱をもった被印刷物や印刷機の熱源周辺等を冷却する冷却装置に用いられる。
電力量計110、111、112、エア流量計120、蒸気流量計130、冷却水流量計140は、エネルギー消費量として、所定の間隔で測定データをパルス出力し、無線にてPC300に送信する。しかし、これに限られることはなく、例えばパルス出力以外の他の出力形式でもよいし、有線にてこれを送信するものであってもよい。有線にて送信する場合、より短い時間間隔でエネルギー消費量データをPC300に送信することが可能である。また、本実施形態では1分間隔でデータ送信するが、これに限られることはない。有線にて送信するならばより短い時間間隔で送信することも可能であるし、その間隔を長くとることも可能である。但し、1分程度の短い時間間隔でデータ測定、送信を行うことは、エネルギー消費状況の詳細な時間変化を追うことができる点で有利である。
また、例えば、グラビア印刷機100に電力を供給する補機200Vの電力線は、電源から延び分岐してグラビア印刷機100のファンや電灯等へ接続し、電力を供給する。本実施形態では、電力量計111は、補機200Vの電力線の分岐前に設け、グラビア印刷機100全体の電力消費量を計測するようにしているが、図3に示すように、分岐しファン41や電灯42に接続する電力線の各所に電力量計111−1、111−2、…を設け、各所で消費する電力量を測定するようにしてもよい。なお、電力線は更に細かく各所に分岐する場合もあり、その分岐した各電力線に電力量計111を設けるようにしてもよい。本実施形態のように、電力線の分岐前に電力量計111を設ける場合、設置する数が少なくなるのでコストの削減につながり、電力線の分岐後に設ける場合、より詳細にエネルギー消費箇所を特定するエネルギー管理が可能になる。これらは目的に応じて適宜定めればよい。
これらはエア流量計120、蒸気流量計130、冷却水流量計140等でも同様で、各供給路が各所へと分岐する前に各計測装置を設けてもよいし、各所へと分岐した後にこれらを設けてもよい。
PLC200は、グラビア印刷機100に設けられ、グラビア印刷機100の各所からの信号を処理してライン速度や給気ファンのON/OFF等、グラビア印刷機100のシーケンス制御を行うもので、制御部、入力部(入力回路)、出力部(出力回路)、通信部等を備える。
グラビア印刷機100により印刷され生産される印刷物の数量を示す生産数量情報は、PLC200を介してグラビア印刷機100の運転状況を示す運転情報の一つとしてPC300に送信される。これは、生産数量計測装置として例えば排紙部30にローラの回転数により印刷時の被印刷物3の搬送長さを測定するヤードメータ31を設け、これにより測定データをパルス出力し生産数量情報としてPLC200を介してPC300へ送信する。運転情報も、エネルギー消費量と同様、1分おきに計測等されPC300に送信される。
また、PLC200は、印刷物の生産数量の他にもグラビア印刷機100の運転状況を示す運転情報を取得してPC300に送信する。この運転情報は、例えばライン速度や給気ファンのON/OFFのグラビア印刷機100の制御に関する情報であるが、これに限ることはなく、適当な別の情報でもよい。例えば圧胴25の位置信号でもよい。印刷を行わない時、圧胴25は例えば版胴23の上方に位置し、その下面が版胴23と離れるように制御することができるが、この場合圧胴25の位置信号を取得してグラビア印刷機100の運転情報とすることもできる。
図4に示すように、PC300は、制御部301、記憶部302、メディア入出力部303、周辺機器I/F部304、通信部305、入力部306、表示部307等がバス308により接続されて構成される。また、PLC200と有線(例えばRS232C/シリアル通信)を介して接続する。
制御部301は、CPU、ROM、RAM等により構成される。CPUは、記憶部302、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス308を介して接続された各部を駆動制御する。ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部301が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部302は、ハードディスクドライブであり、制御部301が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティング・システム)等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
メディア入出力部303(ドライブ装置)は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ等のメディア入出力装置であり、データの入出力を行う。周辺機器I/F(インタフェース)部304は、周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部304を介して周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部304は、USB等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
通信部305は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク等との通信を媒介する通信インタフェースであり、通信制御を行う。入力部306は、例えば、キーボード、マウス等のポインティング・デバイス、テンキー等の入力装置であり、入力されたデータを制御部301へ出力する。
表示部307は、例えば液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部301の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。バス308は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
以上の構成により、PC300は、PLC200から生産数量を含む運転情報を有線にて受信するほか、無線を介して電力量計110等、各計測機器からの信号としてエネルギー消費量のデータ受信を行う。そして、これらのデータをRAMや記憶部302等に保存する。そして、エネルギー消費量を生産数量で除算する計算処理を行いエネルギー消費効率を算出し、エネルギー消費効率データとしてRAMや記憶部302等に保存する。そして、エネルギー管理画面として、エネルギー消費量、グラビア印刷機100の運転情報、エネルギー消費効率等の表示を行う。
なお、PC300において、印刷物の単位数量当たりの金額を予め記憶部302に記憶させておき、生産数量に単位数量当たり金額を乗算して、生産金額を算出し、エネルギー消費量を生産金額で除算して、エネルギー消費効率とすることもできる。
PC310は、PC300と同様のハードウェア構成を有する。PC310は、インターネット(ネットワーク400)を介してPC300と接続し、PC300と同様の、エネルギー消費量、運転情報、エネルギー消費効率等のエネルギー管理画面を表示する。PC310は、PC300のエネルギー管理画面の画面データを受信しこれを表示するものであってもよいし、PC300からエネルギー消費量、運転情報、エネルギー消費効率等のデータを受信しこれをエネルギー管理画面として表示するものであってもよい。
次に、図5を用いてグラビア印刷機100のエネルギー管理システム1におけるエネルギー管理方法について説明する。
まず、電力量計110、111、112、エア流量計120、蒸気流量計130、冷却水流量計140より、電力消費量、圧縮空気消費量、蒸気消費量、冷却水消費量の各データを、エネルギー消費量情報として取得し、パルス出力により無線を介しPC300に送信する。また、ヤードメータ31の回転数の、印刷物の生産数量を示すデータも生産数量情報として取得し、パルス出力としてPLC200を介してグラビア印刷機100の運転状態を示す運転情報の一つとしてPC300に送信する。PLC200は、生産数量も含めライン速度や給気ファンのON/OFFなどの運転情報を取得し、PC300に送信する(ステップS101)。エネルギー消費量、運転情報は、同じタイミングで、1分おきに計測、取得しPC300に送信する。
PC300は、各データを受信し、エネルギー消費量を生産数量で除算する計算処理を行い、エネルギー消費効率を算出する(ステップS102)。
なお、ステップS102では、前述したように、エネルギー消費量を生産金額で除算して、エネルギー消費効率データを算出することもできる。
続いて、PC300は、エネルギー消費量、運転情報、エネルギー消費効率をエネルギー管理画面として表示部307に表示する(ステップS103)。
また、PC310は、PC300からエネルギー管理画面の画面データ、またはエネルギー消費量、運転情報、エネルギー消費効率等のデータを受信して、表示部にPC300と同様の表示を行う(ステップS104)。そして、ユーザは、PC300、PC310等でエネルギー管理画面を監視して、エネルギー消費状況の管理を行う(ステップS105)。
次に、図6から図10を用いて、PC300等に表示される画面の例を説明する。
図6(a)はエネルギー消費量を表示するエネルギー管理画面501の例を示す図で、エネルギー消費量として、電力量計111で計測された補機200Vの電力線での電力消費量の例を示すものである。電力量は、電力量計111で1分おきに計測され、エネルギー管理画面501においてリアルタイムで表示される。
また、図6(b)はエネルギー消費効率を表示するエネルギー管理画面502の例を示す図で、エネルギー消費効率として、電力量計111で計測した補機200Vの電力線での電力消費量(エネルギー消費量)を印刷物の生産数量(印刷した被印刷物3の長さ)で除算したものである。
エネルギー消費効率は、各時刻で計測等されたエネルギー消費量と生産数量に基づいて算出され、各時刻の値がリアルタイムで表示される。従って、刻々と変化するエネルギー効率等の状態を瞬時に判断することができる。例えば図6(b)では、時刻15:10〜15:30あたりでエネルギー消費効率が悪くなっていることが容易に判断でき、例えば補機200Vにより供給する電力がいずれかの箇所で無駄に消費されていることになるので、瞬時にこれを判断し、改善する材料とすることができる。
図7(a)はグラビア印刷機100の運転情報を表示するエネルギー管理画面503の例を示す図で、運転情報として、PLC200からPC300に送信されたライン速度を示すものである。運転情報もまた、PLC200より1分おきにPC300に送信され、エネルギー管理画面503としてリアルタイムで表示される。
上記説明したエネルギー消費量を表示するエネルギー管理画面501、エネルギー消費効率を表示するエネルギー管理画面502、運転情報を表示するエネルギー管理画面503は、切り替えボタン(不図示)で切り替えて表示部307に表示することもできるが、同一の画面で表示されることが好ましく、これらを一目で見比べて、エネルギーの消費状況を監視することができる。エネルギーの種類についても同様で、例えば図6(a)のエネルギー管理画面501において、切り替えボタン(不図示)で他のエネルギー(圧縮空気や蒸気、冷却水等)の消費量を表示させることができる。あるいは全ての種類のエネルギーをエネルギー管理画面として同時に表示させてもよい。
図7(b)は、運転情報とエネルギー消費量を表示するエネルギー管理画面504の例を示す図で、電力量計111で計測した補機200Vの電力線での電力消費量(エネルギー消費量)とライン速度を、時刻を揃え重ねて表示したものである。
このように、時刻を揃え重ねて表示することでも、刻々と変化するエネルギー効率等の状態を瞬時に判断することができる。即ち、2つのグラフの差により、ライン速度が0となるなど印刷機を運転していない状態にも関わらず、例えば補機200Vの電力線による電力消費量などに変化がなく、エネルギーを無駄に消費している状況を瞬時に見つけることができる。そして、無駄なエネルギーを消費している箇所を判断し、これをOFFとするようにエネルギー消費状況の管理、指導を行うことができる。無駄なエネルギーをOFFとした場合のエネルギー管理画面505を図8に示す。
また、エネルギー消費量は、例えば蒸気消費量であってもよい。図9(a)のエネルギー管理画面506は蒸気消費量をエネルギー消費量として図6(a)と同様に示した表示画面である。
さらに、運転情報は例えば給気ファンのON/OFFや印刷物の生産数量とすることもでき、給気ファンのON/OFFを運転情報として図7(a)と同様に示したものが図9(b)のエネルギー管理画面507である。
そして、これらもまた、図7(b)と同様、時刻を揃え重ねることで、図10(a)のエネルギー管理画面508とすることができる。図7(b)と同様、時刻を揃え重ねて表示することにより、グラビア印刷機100を運転していない状態にも関わらず、エネルギーを消費している状況(例えば図10(a)の7:33〜7:52あたり)を瞬時に見つけることができる。
そして、このような無駄なエネルギーを消費している箇所を判断し、これをOFFとするようにエネルギー消費状況の管理、指導を行うことができる。無駄なエネルギーをOFFとした場合のエネルギー管理画面509を図10(b)に示す。
なお、エネルギー管理画面に警告を表示させることも可能で、例えば運転情報により長期間印刷機が運転していない状態が続くにも関わらず、エネルギーが消費されている場合に警告を表示し、オペレータに明確に認知させ、注意を促すことができる。警告の表示は、これを示すメッセージをエネルギー管理画面に表示させてもよいし、色等、エネルギー管理画面の表示状態を変更するものであってもよい。
また、エネルギー管理システム1は、上記説明したエネルギー管理画面のうちの一部を表示するものであってもよく、表示させるエネルギー管理画面の種類によっては、ステップS101では運転情報として生産数量のみをPC300に送信することや、ライン速度または給気ファンのいずれかのみをPC300に送信することも考えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、グラビア印刷機100において、1分等、短時間刻みでエネルギー消費量や印刷物の生産数量等を把握することができる。そしてこれに基づく計算処理を行い、エネルギー消費効率を算出し、リアルタイムでエネルギー管理画面として表示する。あるいは、グラビア印刷機100において、短時間刻みで取得したエネルギー消費量とグラビア印刷機の運転状況をエネルギー管理画面として表示する。これにより、エネルギー消費効率の時間変化、あるいはエネルギー消費量と印刷機の運転状況の関係の時間変化をリアルタイムで把握することができ、エネルギー消費効率の悪い状況の判断を容易にし、改善策の検討につなげることができる。
また、エネルギー消費量、エネルギー消費効率、グラビア印刷機の運転情報を全て取得するようにしておき、これらをリアルタイムで表示する。これにより、エネルギー消費状況の総合的な判断を行うことができ、その管理を容易にする。
エネルギー消費量は、例えば電力量、圧縮空気量、冷却水量、蒸気量のうち、少なくともいずれか1つを含む。これによりグラビア印刷機100で使用されるエネルギーに適合したシステムとすることができる。
また、印刷を行う際に被印刷物が搬送された長さを回転数により計測するローラを有するヤードメータを用いて、生産数量を計測する。これにより、グラビア印刷機100により印刷され生産される印刷物の数量を、搬送長さとして正確に取得することができる。また、グラビア印刷機100の運転情報を、グラビア印刷機のライン速度、給気ファンのON/OFF、印刷物の生産数量のうち、少なくともいずれか1つを含むものとするので、グラビア印刷機100の制御に応じた運転情報を得ることができる。
さらに、エネルギー管理画面において、グラビア印刷機100の運転情報と、エネルギー消費量を、時刻を揃え重ねて表示する。これにより、これらの関係を一目で把握し、効率の悪いエネルギー消費状況を迅速に判断することができる。例えばグラビア印刷機100が運転していない状態にも関わらず、エネルギー消費量にそれほど変化がない場合、無駄なエネルギーが使用されていることになる。
また、エネルギー消費効率と、グラビア印刷機100の運転情報と、エネルギー消費量を、同一のエネルギー管理画面上に表示することも可能で、それぞれの情報を見比べてエネルギー消費量の判断を総合的に行うことが容易になる。
加えて、ネットワーク400を介して、別のPC310にもエネルギー管理画面を表示させる。これにより複数の箇所で、複数人がグラビア印刷機100のエネルギー消費状況を監視することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るグラビア印刷機のエネルギー管理システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………エネルギー管理システム
3………被印刷物
10………給紙部
20………印刷部
30………排紙部
100………グラビア印刷機
110、111、112………電力量計
120………エア流量計
130………蒸気流量計
140………冷却水流量計
200………PLC
300、310………PC
400………ネットワーク

Claims (18)

  1. グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理システムであって、
    グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測装置と、
    グラビア印刷機による印刷物の生産数量を所定の時間間隔で計測する生産数量計測装置と、
    グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得装置と、
    前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記生産数量計測装置で計測した印刷物の生産数量に基づき、グラビア印刷機のエネルギー消費効率を算出し、前記エネルギー消費効率をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する情報処理装置と、
    を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  2. グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理システムであって、
    グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測装置と、
    グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得装置と、
    前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記運転情報取得装置で取得したグラビア印刷機の運転情報をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する情報処理装置と、
    を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  3. 記情報処理装置は、更に、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記運転情報取得装置で取得したグラビア印刷機の運転情報をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示することを特徴とする請求項1記載のグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  4. 前記エネルギー消費量計測装置で計測されるエネルギーの量は、電力量、圧縮空気量、冷却水量、蒸気量のうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  5. 前記生産数量計測装置は、印刷を行う際に被印刷物が搬送された長さを回転数により計測するローラを有するヤードメータであることを特徴とする請求項1記載のグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  6. 前記運転情報取得装置で取得するグラビア印刷機の運転情報は、グラビア印刷機のライン速度、刷物の生産数量のうち、少なくともいずれか1つをさらに含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  7. 前記情報処理装置は、エネルギー管理画面として、グラビア印刷機の運転情報と、エネルギー消費量を、時刻を揃え重ねて表示することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  8. 前記情報処理装置は、エネルギー消費効率と、グラビア印刷機の運転情報と、エネルギー消費量を、同一のエネルギー管理画面上に表示することを特徴とする請求項に記載のグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  9. 前記情報処理装置は、前記エネルギー消費量と前記運転情報に応じて、グラビア印刷機が運転していないがエネルギーを消費している状態とされる場合に警告を表示させることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理システム。
  10. グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理方法であって、
    エネルギー消費量計測装置により、グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測ステップと、
    生産数量計測装置により、グラビア印刷機による印刷物の生産数量を所定の時間間隔で計測する生産数量計測ステップと、
    運転情報取得装置により、グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得ステップと、
    情報処理装置により、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記生産数量計測装置で計測した印刷物の生産数量に基づき、グラビア印刷機のエネルギー消費効率を算出し、前記エネルギー消費効率をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する表示ステップと、
    を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  11. グラビア印刷機のエネルギー消費状況を管理するグラビア印刷機のエネルギー管理方法であって、
    エネルギー消費量計測装置により、グラビア印刷機のエネルギー消費量を所定の時間間隔で計測するエネルギー消費量計測ステップと、
    運転情報取得装置により、グラビア印刷機の運転情報として、給気ファンのON/OFFもしくは圧胴の位置信号を所定の時間間隔で取得する運転情報取得ステップと、
    情報処理装置により、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記運転情報取得装置で取得したグラビア印刷機の運転情報をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示する表示ステップと、
    を具備することを特徴とするグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  12. 記表示ステップでは、情報処理装置により、前記エネルギー消費量計測装置で計測したエネルギー消費量と、前記運転情報取得装置で取得したグラビア印刷機の運転情報をエネルギー管理画面としてリアルタイムに表示することを特徴とする請求項10記載のグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  13. 前記エネルギー消費量計測ステップで計測されるエネルギーの量は、電力量、圧縮空気量、冷却水量、蒸気量のうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項10から請求項12のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  14. 前記生産数量計測装置は、印刷を行う際に被印刷物が搬送された長さを回転数により計測するローラを有するヤードメータであることを特徴とする請求項10記載のグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  15. 前記運転情報取得ステップで取得するグラビア印刷機の運転情報は、グラビア印刷機のライン速度、刷物の生産数量のうち、少なくともいずれか1つをさらに含むことを特徴とする請求項10から請求項14のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  16. 前記表示ステップでは、前記情報処理装置により、エネルギー管理画面として、グラビア印刷機の運転情報と、エネルギー消費量を、時刻を揃え重ねて表示することを特徴とする請求項10から請求項15のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  17. 前記表示ステップでは、前記情報処理装置により、エネルギー消費効率と、グラビア印刷機の運転情報と、エネルギー消費量を、同一のエネルギー管理画面上に表示することを特徴とする請求項1に記載のグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
  18. 情報処理装置により、前記エネルギー消費量と前記運転情報に応じて、グラビア印刷機が運転していないがエネルギーを消費している状態とされる場合に警告を表示させるステップを更に具備することを特徴とする請求項10から請求項17のいずれかに記載のグラビア印刷機のエネルギー管理方法。
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