JP5571236B1 - ドリル検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドリルの芯振れの有無を容易かつ正確に検査し得る装置を提供する。
【解決手段】ドリル保持台1に前側支持部30と後側支持部40と押え部50が設けられ、前側支持部30は一対の前側ローラ32a,32bを回転自在なるように並設することで該ローラにドリル10の軸部11前側が支持されるようにし、後側支持部40は一対の後側ローラ42a,42bを回転自在なるように並設することで該ローラ間にドリル10の軸部11後側が支持されるようにするとともに該後側支持部をドリル保持台に高さ調節可能に設けることによりドリルの軸部後側が高さ調節可能に支持されるようにし、押え部50は押えローラ52がドリル保持台に高さ調節可能に設けられ、ドリルの軸芯が水平となるように後側支持部40の高さを調節し、スタンド5によって定位置に固定されたダイヤルゲージ4の測定子6をドリル10の先端部に当てて回転させ、そのときのダイヤルゲージ4の指針の変動を観察する。
【選択図】図1

Description

本発明はドリルの芯振れの有無を検査するために用いる検査装置に関するものである。
使用によって磨耗したドリルの刃先を再研磨するに際しては、予め該ドリルに芯振れが有るか無いかを検査することが必要となるが、従来ではこの検査を簡単かつ正確に行ない得る装置が見当たらなかった。即ち、一般にドリルの軸部は、太さが様々であるだけでなく、形状もテーパー状であったり、段状に太さが変化したものもある。このため検査しようとするドリルの軸芯がぶれることなく該ドリルを回転させることが難しく、そのために使用済みのドリルの芯振れの有無を検査することが容易でなかった。
また、横断面V形の溝が形成された治具を製作し、該溝に検査しようとするドリルを横たえて該ドリルを回転させることは考えられたが、このような治具を使用しても、ドリルの軸部の形状によっては軸芯がぶれるので、正確に検査することができなかった。
なお、下記特許文献1に示されたドリル送り装置は、測定子をドリルの軸方向に移動させることにより芯振れの有無を検査するものであるが、このように測定子をドリルの軸方向に移動させて検査することによっては、ドリルの一方向への僅かな偏心、曲がりの有無が検出されないおそれがあると思われる。
特開平9−57512号公報
そこで本発明は、ドリルの芯振れの有無を容易かつ正確に検査し得る検査装置を提供しようとするものである。
そのために本発明に係るドリル検査装置は、ドリル保持台に前側支持部と後側支持部と押え部が設けられ、前記前側支持部は一対の前側ローラをそれぞれ回転自在なるように並設することで該前側ローラの間にドリルの軸部前側が支持されるようにし、前記後側支持部は一対の後側ローラをそれぞれ回転自在なるように並設することで該後側ローラの間に前記ドリルの軸部後側が支持されるようにするとともに該後側支持部を前記ドリル保持台に高さ調節可能に設けることにより前記ドリルの軸部後側が高さ調節可能に支持されるようにし、前記押え部は前記前側支持部から前記後側支持部に亘って横架された前記ドリルの軸部に対して上方から該軸部を押えられるように回転自在なる押えローラが前記ドリル保持台に高さ調節可能に設けられ、前記ドリルの軸芯が水平となるように前記後側支持部の高さを調節して前記ドリルの軸部を前記前側ローラと前記後側ローラと前記押えローラとにより回転自在に保持する一方、スタンドによって定位置に固定されたダイヤルゲージの測定子を前記ドリルの先端部に当接させて前記ドリルを回転させることを特徴とする。
ドリルの軸部の形状がテーパー状であっても該ドリルを軸方向への移動を伴うことなく回転し得る。このため、該ドリルの僅かな偏心、曲がりも見落とすことなく常に正確に検出することができる。
本発明に係るドリル検査装置の全体の正面図。 本発明に係るドリル検査装置の要部の平面図。 本発明に係るドリル検査装置の要部の右側面図。 本発明に係るドリル検査装置の使用状態を示す要部の拡大縦断面図。
次に本発明に係るドリル検査装置の実施形態を図面とともに説明する。図において、1は基板2上に固設したドリル保持台で、該ドリル保持台に前側支持部30と後側支持部40と押え部50が設けられる。前側支持部30は、ドリル保持台1の前側部上面に突設した軸支部31に一対の前側ローラ32a,32bをそれぞれ回転自在なるように並設してなる。また、後側支持部40は軸支板41の上縁部に一対の後側ローラ42a,42bをそれぞれ回転自在なるように並設し、該軸支板41をドリル保持台1の後側壁面に高さ調節可能なるように装着してなる。即ち、該軸支板41に縦長孔43a,43bが形成され、該縦長孔に止め螺子44a,44bを貫挿し、該止め螺子44a,44bの先端部を該ドリル保持台1の後側壁面にねじ込み、該軸支板41を高さ調節するに際しては、該止め螺子44a,44bを回転操作して緩めることで、縦長孔41a,41bの長さ範囲内にて該軸支板41が上下に移動可能となり高さ調節し得るようにしている。なお、止め螺子44a,44bは手でつまんで回転操作し易いようにするため頭部外周面にローレット加工がなされている。
45はドリル保持台1の後側壁面下部に突設した軸受体46に回転自在に軸支した螺子軸で、該螺子軸45を前記軸支板41の下部に突設した雌螺子体47に螺合してなる。このため、前記止め螺子44a,44bを緩めた状態として、該螺子軸45を回転操作することにより、前記軸支板41、後側ローラ42a,42bの高さを微細に調節し得るようにしている。なお、螺子軸45についても回転操作し易いようにするため頭部外周面がローレット加工されている。
また、前記押え部50は、軸受部材51により押えローラ52を回転自在に軸支してなる。即ち、ドリル保持台1の背面部に樹立された支柱体53に縦長孔54を形成し、該支柱体53の背面から該縦長孔54に貫挿した止め螺子55の先端部を該軸受部材51にねじ込んでいる。このため該止め螺子55を回転操作して緩めることにより、該縦長孔54の長さ範囲内にて該軸受部材51が上下に移動可能となり、押えローラ52の高さを調節し得るようにしている。なお、56は支柱体53の前面に形成されたガイド溝で、該ガイド溝56に該軸受部材51を遊嵌することで該軸受部材51を垂直に上下移動し得るようにしている。また、57は支柱体53の上部に突設された軸受体58に回転自在に軸支した螺子軸で、該螺子軸57を前記軸受部材51に対し上方から螺合している。このため該螺子軸57の頭部を手でつまんで回転操作することにより、押えローラ52の高さを微細に調節し得るようにしている。なお、前記止め螺子55および前記螺子軸57についても、手動で回転操作し易いようにするため頭部外周面がローレット加工されている。
一方、4はダイヤルゲージ、5は該ダイヤルゲージ4を前記基板2上に支持するスタンド、該スタンド5はベース部7に設けられた摘子8を回転操作することにより該ベース7内底部に設けられたマグネットが前記基板2に磁着することで、該スタンド5が前記基板2上の任意の定位置に固定される。また、該スタンド5の設定摘子9を回転操作することで該ダイヤルゲージ4の測定子6を定位置に設定し得る。
このように構成した装置では、図4に示したように、前記一対の前側ローラ32a,32bの間に検査しようとするドリル10の軸部11の前側を支持し、前記一対の後側ローラ42a,42bの間に検査しようとするドリル10の軸部11の後側を支持する。そのとき、該ドリル10の軸芯が水平となるように、必要に応じて止め螺子44a,44bを緩め螺子軸45を回転操作することにより後側ローラ42a,42bの高さを調節したうえで該止め螺子44a,44bを締め直す。なお、ドリル10の軸部11は、軸方向に向かって外径がテーパー状に変化したもの、或いは、同図に例示したように外径が段差状に変化した特殊な形状であったりするが、このように後側ローラ42a,42bの高さを調節することにより、常に該ドリル10の軸芯が水平となるように該ドリル10を前記前側支持部30から前記後側支持部40に亘って横架することができる。次いで、前記止め螺子55を緩めて押え部50の高さを調節し、押えローラ52を該ドリル10の軸部11に対して上方から当接させる。これによって前記ドリル10の軸部11は前記前側ローラ32a,32bと前記後側ローラ42a,42bと前記押えローラ52とにより回転自在に保持される。
次いで、ダイヤルゲージ4の測定子6を前記ドリル10の先端部に当接させ、該ドリル10を回転操作し、そのときにダイヤルゲージ4の指針が変動するかどうかを観察する。該ドリル10を回転したときダイヤルゲージ4の指針が大きく変動すれば、該ドリル10が芯振れしていることが明らかとなる。
なお、該ドリル10は軸芯が略々水平となるように前記前側ローラ32a,32bと前記後側ローラ42a,42bと前記押えローラ52とにより保持されるので、該ドリル10の芯振れの有無を正確に測定することができる。仮に該ドリル10が水平に保持されていないと、ドリル10を回転した際に該ドリル10が軸方向にも微細に移動するため、芯振れしていないにもかかわらずダイヤルゲージ4の指針が変動するおそれがあり、芯振れの有無を正確に検査することができない。このため後側ローラ42a,42bは高さを調節し得るものである必要がある。
このように本発明に係るドリル検査装置によれば、ドリル10の軸部11がテーパー状或いは階段状に変化した形状であっても、後側支持部40の高さを調節することにより、該ドリル10を軸芯が略々水平となるように保持できるので、該ドリル10を軸方向への移動を伴うことなく回転でき、該ドリル10の僅かな偏心、曲がりを見落とすことなく常に正確に検出することができる。
1 ドリル保持台
2 基板
4 ダイヤルゲージ
5 スタンド
6 測定子
10 ドリル
11 軸部
30 前側支持部
32a,32b 前側ローラ
40 後側支持部
41 軸支板
42a,42b 後側ローラ
43a,43b 縦長孔
44a,44b 止め螺子
50 押え部
52 押えローラ
54 縦長孔
55 止め螺子

Claims (1)

  1. ドリル保持台に前側支持部と後側支持部と押え部が設けられ、前記前側支持部は一対の前側ローラをそれぞれ回転自在なるように並設することで該前側ローラの間にドリルの軸部前側が支持されるようにし、前記後側支持部は一対の後側ローラをそれぞれ回転自在なるように並設することで該後側ローラの間に前記ドリルの軸部後側が支持されるようにするとともに該後側支持部を前記ドリル保持台に高さ調節可能に設けることにより前記ドリルの軸部後側が高さ調節可能に支持されるようにし、前記押え部は前記前側支持部から前記後側支持部に亘って横架された前記ドリルの軸部に対して上方から該軸部を押えられるように回転自在なる押えローラが前記ドリル保持台に高さ調節可能に設けられ、前記ドリルの軸芯が水平となるように前記後側支持部の高さを調節して前記ドリルの軸部を前記前側ローラと前記後側ローラと前記押えローラとにより回転自在に保持する一方、スタンドによって定位置に固定されたダイヤルゲージの測定子を前記ドリルの先端部に当てて前記ドリルを回転させることを特徴としたドリル検査装置。
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