JP5570779B2 - 移載システム - Google Patents
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Description
このシューター装置50は、断面がU字形状で、かつ、物品が落下してくる側である入り口51A側の曲率半径R1が物品が排出される側である出口52A側の曲率半径R2よりも大きく形成されたシューター本体51と、このシューター本体51を振動させる振動手段52とを備えており、落下された物品53に振動を加えながら物品53を出口52A側の中心近傍に誘導することにより、物品53を、積込みパレットの所定の位置に精度よく移載することができる。
これにより、パレットもしくはシューターの位置を移動させることなく、搬送された物品をパレットの異なる2つの位置に落下させることができる。したがって、物品積替えなどの作業時間を短縮でき、生産性を向上させることができる。
また、このような構成のシューターを用いれば、シューターを、シューター本体の長さ方向の手前側と奥側との2つの方向に傾斜させることができるので、物品の落下速度を緩和することができるとともに、シューターもしくは収納部材の位置を移動させることなく、または、少ない移動量で、物品を収納部材の異なる2箇所に落下させることができる。したがって、物品積替えなどの作業時間を短縮でき、生産性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記傾斜機構が、前記シューター本体の長さ方向の中心に設けられた回転支持部材と、前記回転支持部材に設けられたピン部材に取付けられたクランクアームと、前記クランクアームに連結されたロッドを備えこのロッドをシューター本体の長さ方向に伸縮させるシンリンダ装置とを備えたことを特徴とする。
これにより、ロッドをシューター本体の長さ方向に伸縮させるという簡単な操作でシューター本体を長さ方向の中心を中心として回転させることができるので、シューターを異なる2つの方向に容易に傾斜させることができる。
このシューター10は、長さ方向に垂直な断面が半円状の樋状のシューター本体11と、このシューター本体11を傾斜させる傾斜機構12とを備える。
ここで、シューター本体11の長さ方向をx方向、幅方向をy方向、落下方向である上下方向をz方向とする。また、x方向を前後方向、y方向を左右方向とする。
傾斜機構12は、上部がシューター本体11の外周側の側面11aのほぼ中心に取付けられて下方に突出する回転支持部材13と、この回転支持部材13の下端に設けられたピン14と、一端がピン14に取付けられたクランクアーム15と、クランクアーム15の他端に連結されたロッド16aを備えロッド16aをシューター本体11の長さ方向に伸縮させるアクチュエータ16とを備えたクランク機構とを備える。なお、符号17は、シューター本体11の外周側の側面11aのピン14が設けられた側とは反対側に設けられた補助ピンで、シューター本体11の左右の側面にピン14,17を配置することで、シューター本体11をスムースに傾斜させることができる。
本例では、アクチュエータ16として、シリンダ16bとシリンダ16b内を摺動するピストン16cと一端がピストン16cに取付けられたロッド16aから成るエアシリンダ装置を用いた。なお、エアシリンダ装置に代えて、油圧シリンダ装置を用いてもよい。また、シリンダ装置としては、水平,+傾き,−傾きの3ポジションに対応するための、2段階のストロークのシリンダ装置が使用できる。
これにより、シューター本体11は、ピン14を中心に回転することで、水平面に対して、シューター本体11の長さ方向の一端が上側になるときには他端が下側になり、一端が下側になるときには他端が上側になるように回転する。すなわち、シューター本体11を、シューター本体11の長さ方向を含む鉛直面内であるzx平面内において、右回りにも左回りにも回転させることができるので、シューター本体11を異なる2つの方向に傾斜させることができる。なお、ピン14の他端と補助ピン17の他端とは、図示しない、シューター保持部材(固定部)に回転自在に取付けられているものとする。
例えば、図2(a)に示すように、アクチュエータ16を稼働してロッド16aを収縮させると、シューター本体11はロッド16aの伸長方向(以下、前側という)に傾斜する。したがって、シューター本体11の凹部(内面11b)に落下してきた品物1をシューター本体11の前側に落下させることができる。一方、図2(b)に示すように、ロッド16aを伸長させると、シューター本体11はロッド16aの伸長方向とは反対方向(以下、後側という)に傾斜するので、シューター本体11の凹部に落下してきた品物1をシューター本体11の後側に落下させることができる。
本例では、添加剤等の粉体を薄いフィルムでパッキングした製品(以下、粉体パック製品という)を移載する場合について説明する。
図3に示すように、本例の移載システム20は、搭載部20Aと搬送部20Bと積込み部20Cと回収部20Dとを備え、基台21上に搭載された粉体パック製品30を搬送コンベヤ22にて搬送し、これを積込みパレット23に移載する。空の基台21は回収コンベヤ24にて回収される。
開閉機構21Kとしては、例えば、シリンダ21pとこのシリンダ21p内の図示しないピストンに接続されたロッド21qとを備えたリニアアクチュエータと、ロッド21qの先端に設けられて蓋部21nの下側を支持する支持部材21rとを備えた開閉機構を用いることができる。
ロッド21qが伸長している状態では、支持部材21rは蓋部21nを下側から支持して、蓋部21nを閉状態としている。一方、ロッド21qが縮小すると、蓋部21nは支持部材21rに支持されないので、蓋部21nは下方に開く。したがって、基台21上に搭載された粉体パック製品30を下方に落下させることができる。
粉体パック製品30を搭載した基台21は、搬送部20Bの搬送コンベヤ22により積込み部20Cに搬送される。
積込み部20Cには、図5に示すように、基台設置台40が設置されており、この基台設置台40の下方には、粉体パック製品30を整列して収納するための積込みパレット23がセットされている。
なお、基台設置台40の一方の側には、積込み前の積込みパレット23が積み重ねられており、他方の側には、所定の数(例えば、前後方向4列×左右方向4列=16パック)の粉体パック製品30が整列されて収納された積込み後の積込みパレット23が積み重ねられている。
搬送コンベヤ22により搬送されてきた基台21は、基台設置台40のレール41上に移動して停止する。レール移動手段42はレール41を搬送コンベヤ22とは反対方向に移動させ、基台21が積込みパレット23の直上に来た時点で停止する。
そして、基台設置台40上において、開閉機構21Kのロッド21qを縮小させることにより、蓋部21n,21nを下方に開いて、基台21上の粉体パック製品30を積込みパレット23に落下させる。
なお、レール41の高さを搬送コンベヤ22の高さと同じか若干低くしておくと、基台21を搬送コンベヤ22から基台設置台40にスムースに移動させることができる。
図6(a),(b)は粉体パック製品30A,30Bの移載方法を示す図である。
まず、基台21に搭載されて先に落下する粉体パック製品30Aを積込みパレット23に移載する。このとき、図2(a)に示すように、シューター10を前方に傾斜させることにより、粉体パック製品30Aを積込みパレット23の前方の所定の位置23Aに落下させるようにする。粉体パック製品30Aを落下させた後には、開閉機構21Kのロッド21qを伸長させることで、蓋部21n,21nを閉じた後、レール41を、更に搬送コンベヤ22とは反対方向に移動させることにより、空になった基台21Aを回収部20Dの回収コンベヤ24に送る。
なお、回収コンベヤ24の高さをレール41より若干低くしておくと、空になった基台21を基台設置台40から回収コンベヤ24にスムースに移動させることができる。
次に、基台21Bに搭載されて搬送された粉体パック製品30Bを積込みパレット23に移載する際には、図2(b)に示すように、シューター10を後方に傾斜させて粉体パック製品30Bを積込みパレット23の後方の所定の位置23Bに落下させる。これにより、積込みパレット23の位置もしくはシューター10の位置を動かすことなく、または、少ない移動量で、粉体パック製品30A,30Bを積込みパレット23の所定の位置23A,23Bに移載することができる。
なお、基台21Bも、基台21Aと同様に、粉体パック製品30Bを落下させた後には蓋部21n,21nを閉じた後、回収コンベヤ24に送られる。
次に、前後方向4列の積込みが完了した時点で、今度は、積込みパレット23を予め所定の距離だけ左側に移動させて、左右方向の第2列目に粉体パック製品30を整列させながら収納する。
このような動作を繰り返すことにより、積込みパレット30に前後方向4列×左右方向4列=16パックの粉体パック製品30を整列させながら収納することができる。
所定数の粉体パック製品30が収納された積込みパレット23は、積込み後の積込みパレット23の上に積み重ねられ、積込み箇所には、新たな積込みパレット(空の積込みパレット)23がセットされる。
このとき、傾斜機構12を、シューター本体11の外周側の側面11aのほぼ中心に取付けられた回転支持部材13と、この回転支持部材13の下端に設けられたピン14と、一端がピン14に取付けられたクランクアーム15と、クランクアーム15の他端に連結されたロッド16aを備えロッド16aをシューター本体11の長さ方向に伸縮させるアクチュエータ16とから構成することにより、シューター本体11をスムースに傾斜させることができる。
また、前記例では、シューター本体11の断面を半円状としたが、これに限るものではなく、Uの字状などのように、粉体パック製品30を受ける面が凹状の滑らかな曲線であればよい。また、移載する物品が柔らかい場合には、シューター本体11の幅を十分に確保するとともに、開口部に当たる上部側端面の角部をR形状とすることが好ましい。これにより、万が一、コンベヤ22から落下する物品の落下位置がずれてしまった場合でも、物品が角部に引掛かることがないので、物品を更に速やかに移載することができる。
また、積込みパレット23への整列順としては、左右の列が完成した後に前後の列を完成させるようにしてもよい。この場合も、移動させるものは積込みパレット23に限定されず、シューター10もしくはシューター10と積込みパレット23の両方を移動させてもよい。いずれにしても、本発明のシューター10を用いれば、粉体パック製品30を積込みパレット23の前後もしくは左右の異なる位置に落下させることができるので、移載効率を向上させることができる。
また、基台21を傾けるなど、他の落下手段を用いて粉体パック製品30をシューター10に落下させてもよい。
更には、粉体パック製品30を直接把持してシューター10の直上に移動させた後、落下させてもよい。
14 ピン、15 クランクアーム、16 アクチュエータ、16a ロッド、
16b シリンダ、16c ピストン、
20 移送システム、20A 搭載部、20B 搬送部、20C 積込み部、
21 基台、22 搬送コンベヤ、23 積込みパレット、30 粉体パック製品、
40 基台設置台、41 レール、42 レール移動手段。
Claims (2)
- 移載する物品を搭載する基台と、前記基台に搭載された物品を積込む積込み部と、前記基台を前記積込み部まで搬送する搬送部と、前記積込み部の前記搬送された基台の直下に配置されて、前記基台から落とされる物品を収納するパレットと、前記パレットと前記基台との間に設置されたシューターとを備えた移載システムであって、
前記パレットの上方に設けられて前記基台を前記パレットの所定の位置の上方に設置するための基台設置台を備え、
前記基台が、2枚の固定板と、前記2枚の固定板の間に取付けられて前記パレット側に開閉可能な蓋部材と、前記蓋部材を開閉する開閉機構とを備え、
前記基台設置台が、前記2枚の固定板の前記蓋部とは反対側を支持する2本のレールと、前記レールを当該基台設置台の所定の位置まで移動させるレール移動手段とを備え、
前記シューターが、樋状のシューター本体と、前記シューター本体を、水平面に対して、前記シューター本体の長さ方向の一端が上側になるときには他端が下側になり、一端が下側になるときには他端が上側になるように傾ける傾斜機構とを備えることを特徴とする移載システム。 - 前記傾斜機構は、
前記シューター本体の長さ方向の中心に設けられた回転支持部材と、
前記回転支持部材に設けられたピン部材に取付けられたクランクアームと、
前記クランクアームに連結されたロッドを備えこのロッドをシューター本体の長さ方向に伸縮させるアクチュエータとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の移載システム。
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