JP5569199B2 - 配船計画作成装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
前記原材料の使用予定量、前記原材料の引取目標量、前記原材料の在庫状況、前記原材料の購入費用、複数の種別の傭船契約に基づいて運用される複数の船舶がリストアップされた船舶リスト、前記船舶リストにリストアップされている各船舶の船舶運航状況、並びに、前記船舶リストにリストアップされている各船舶を利用する場合の輸送費用、を含むデータを取り込むデータ取り込み手段と、
前記船舶運航状況に基づいて前記船舶リストから船舶を抽出し、前記抽出した各船舶について積地と揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成する船舶財源作成手段と、
前記船舶財源作成手段で作成した船舶の運航制約、及び、揚地での前記原材料の需給バランス制約を少なくとも表わす数式モデルを設定する数式モデル設定手段と、
前記数式モデル設定手段で設定した数式モデルを用いて、少なくとも輸送費用に関して設定された目的関数に基づいて最適化計算を行う最適化計算手段と、
前記最適化計算の結果に基づいて動作し、前記原材料の在庫状況の推移をシミュレートする在庫推移シミュレータ及び、前記船舶運航状況の推移をシミュレートする船舶運航状況推移シミュレータを含む、シミュレータと、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画を出力する出力手段とを備え、
前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合は、前記各所定の船舶について、前記配船計画において余剰となる期間を提示することを特徴とする。
また、本発明の配船計画作成装置の他の特徴とするところは、前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合に、
前記船舶財源作成手段は、前記各所定の船舶について、実在の積地である正規積地、及び、予め設定された架空の積地であるダミー積地からなる前記積地と、実在の揚地である正規揚地、及び、予め設定された架空の揚地であるダミー揚地からなる前記揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成し、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画において、前記各所定の船舶について、前記ダミー積地から前記ダミー揚地までの航海が割り振られた期間を余剰として提示する点にある。
また、本発明の配船計画作成装置の他の特徴とするところは、前記船舶財源作成手段は、前記ダミー積地及び前記ダミー揚地を含む積地と揚地との組み合わせのパターンを作成する際に、正規積地と正規揚地との組み合わせに、前記ダミー積地と前記ダミー揚地との組み合わせと、前記ダミー揚地から正規積地との組み合わせと、正規揚地から前記ダミー積地との組み合わせを加える点にある。
また、本発明の配船計画作成装置の他の特徴とするところは、前記ダミー積地と前記ダミー揚地との組み合わせの航海時間、前記ダミー揚地から正規積地との組み合わせの航海時間、正規揚地から前記ダミー積地との組み合わせの航海時間として、予め定められた時間が自動的に設定される点にある。
また、本発明の配船計画作成装置の他の特徴とするところは、前記ダミー積地と前記ダミー揚地との組み合わせの航海時間、前記ダミー揚地から正規積地との組み合わせの航海時間、正規揚地から前記ダミー積地との組み合わせの航海時間として、ユーザが所望の時間を入力設定できる点にある。
また、本発明の配船計画作成装置の他の特徴とするところは、前記所定の船舶は連続航海船及び不定期船である点にある。
本発明の配船計画作成方法は、複数銘柄の原材料を複数の積地から複数の揚地に輸送する配船計画を作成するための配船計画作成装置による配船計画作成方法であって、
前記原材料の使用予定量、前記原材料の引取目標量、前記原材料の在庫状況、前記原材料の購入費用、複数の種別の傭船契約に基づいて運用される複数の船舶がリストアップされた船舶リスト、前記船舶リストにリストアップされている各船舶の船舶運航状況、並びに、前記船舶リストにリストアップされている各船舶を利用する場合の輸送費用、を含むデータを取り込むデータ取り込みステップと、
前記船舶運航状況に基づいて前記船舶リストから船舶を抽出し、前記抽出した各船舶について積地と揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成する船舶財源作成ステップと、
前記船舶財源作成ステップで作成した船舶の運航制約、及び、揚地での前記原材料の需給バランス制約を少なくとも表わす数式モデルを設定する数式モデル設定ステップと、
前記数式モデル設定ステップで設定した数式モデルを用いて、少なくとも輸送費用に関して設定された目的関数に基づいて最適化計算を行う最適化計算ステップと、
前記最適化計算の結果に基づいて動作し、前記原材料の在庫状況の推移をシミュレートする在庫推移シミュレータ及び、前記船舶運航状況の推移をシミュレートする船舶運航状況推移シミュレータを含む、シミュレータによりシミュレートするシミュレートステップと、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画を出力する出力ステップとを有し、
前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合は、前記各所定の船舶について、前記配船計画において余剰となる期間を提示することを特徴とする。
また、本発明の配船計画作成方法の他の特徴とするところは、前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合に、
前記船舶財源作成ステップでは、前記各所定の船舶について、実在の積地である正規積地、及び、予め設定された架空の積地であるダミー積地からなる前記積地と、実在の揚地である正規揚地、及び、予め設定された架空の揚地であるダミー揚地からなる前記揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成し、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画において、前記各所定の船舶について、前記ダミー積地から前記ダミー揚地までの航海が割り振られた期間を余剰として提示する点にある。
本発明のプログラムは、複数銘柄の原材料を複数の積地から複数の揚地に輸送する配船計画を作成するためのプログラムであって、
前記原材料の使用予定量、前記原材料の引取目標量、前記原材料の在庫状況、前記原材料の購入費用、複数の種別の傭船契約に基づいて運用される複数の船舶がリストアップされた船舶リスト、前記船舶リストにリストアップされている各船舶の船舶運航状況、並びに、前記船舶リストにリストアップされている各船舶を利用する場合の輸送費用、を含むデータを取り込むデータ取り込み手段と、
前記船舶運航状況に基づいて前記船舶リストから船舶を抽出し、前記抽出した各船舶について積地と揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成する船舶財源作成手段と、
前記船舶財源作成手段で作成した船舶の運航制約、及び、揚地での前記原材料の需給バランス制約を少なくとも表わす数式モデルを設定する数式モデル設定手段と、
前記数式モデル設定手段で設定した数式モデルを用いて、少なくとも輸送費用に関して設定された目的関数に基づいて最適化計算を行う最適化計算手段と、
前記最適化計算の結果に基づいて動作し、前記原材料の在庫状況の推移をシミュレートする在庫推移シミュレータ及び、前記船舶運航状況の推移をシミュレートする船舶運航状況推移シミュレータを含む、シミュレータと、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画を出力する出力手段としてコンピュータを機能させ、
前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合は、前記各所定の船舶について、前記配船計画において余剰となる期間を提示することを特徴とする。
また、本発明のプログラムの他の特徴とするところは、前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合に、
前記船舶財源作成手段は、前記各所定の船舶について、実在の積地である正規積地、及び、予め設定された架空の積地であるダミー積地からなる前記積地と、実在の揚地である正規揚地、及び、予め設定された架空の揚地であるダミー揚地からなる前記揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成し、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画において、前記各所定の船舶について、前記ダミー積地から前記ダミー揚地までの航海が割り振られた期間を余剰として提示する点にある。
配船計画作成装置100のデータ取り込み部104は、データベース300から原材料の使用予定量、原材料の引取目標量、契約の種別の異なる船舶がリストアップされた船舶リスト、船舶リストにリストアップされている各船舶の船舶運航状況、原材料の在庫状況、原材料の購入費用、船舶リストにリストアップされている各船舶を利用する場合の輸送費用、積地での船舶停泊状況、荷積能力状況、設備修理・休止予定、揚地での船舶停泊状況、荷揚能力状況、設備修理・休止予定等のデータを取り込む。
マクロ最適化部102の船舶財源作成部102aは、ステップS101で取り込んだ船舶リスト(図3を参照)に基づいて船舶を選択し、必要な船舶財源を作成する。
マクロ最適化部102の数式モデル設定部102bは、ステップS102で作成した船舶の運航制約、揚地での原材料の需給バランス制約、引取目標量制約を表わすよう構築された数式モデルを設定する。設定を受ける数式モデルは、例えばLP(線形計画法)、MIP(混合整数計画法)、QP(2次計画法)等の数理計画法に則ったモデルとして構築(定式化)されている。ここでは、例としてMIPの定式化に基づいた数式モデルを示す。ここで数式モデルの設定とは、船舶数や港数等の変化に対応できるように抽象的な形式で構築されている基礎数式モデルに対して、各配列の添え字の最大数(例えば船舶数を表す)や、式中の係数の値等を、実際の計画に沿って具体的に定めることを言う。
マクロ最適化部102の最適化計算部102cは、ステップS103で設定した数式モデルを用いて、輸送費用に関して設定された目的関数(評価関数)に基づいて最適化計算を行う。最適化計算に際しては、例えばLP(線形計画法)、MIP(混合整数計画法)、QP(2次計画法)等の数理計画法により最適化問題として問題を解く。
マクロ最適化では、全体として傭船に関する問題を最適化する。
ミクロ最適化部103の数式モデル設定部103aは、マクロ最適化部102で求めた計画確定期間の配船計画に従って船舶を運航する際の制約のうち、滞船制約、及び、揚地での原材料の需給バランス制約を表わす数式モデルを設定する。用いられる数式モデルは、例えばLP(線形計画法)、MIP(混合整数計画法)、QP(2次計画法)等の数理計画法を用いて構築する。ここでは、例としてMIPの定式化に基づいた数式モデルを示す。
ミクロ最適化部103の最適化計算部103bは、ステップS105で設定した数式モデルを用いて、輸送費用に関して構築された目的関数(評価関数)に基づいて最適化計算を行う。最適化計算に際しては、例えばLP(線形計画法)、MIP(混合整数計画法)、QP(2次計画法)等の数理計画法により最適化問題として問題を解く。
シミュレータ101は、ミクロ最適化部103で求めた数式モデルに対する解に基づいてシミュレーションを実行して、計画確定期間(1旬)の配船計画を確定する。シミュレーションの時間精度は分精度とする。このシミュレーションでは、マクロ数式モデル、ミクロ数式モデルには組み込むことができなかった制約等も組み込むことで、実際に求められる細かな制約までも考慮した配船計画を作成することが可能となる。
ステップS108において計画作成期間(3ヶ月(9旬))分の計画が確定したかどうかを判定する。まだ確定していない場合、計画が確定した旬の次旬の初日、例えばN旬の計画が確定したならばN+1旬の初日を立案更新日として更新し(ステップS109)、ステップS103に戻る。ステップS103から始まる次ループでは、計画が確定した旬(N旬)における在庫推移や船舶の運航状況を更新して、次旬(N+1旬)の計画を確定させる。これを繰り返すことにより、計画作成期間(3ヶ月)分の計画が確定することになる(図13を参照)。
以上のようにして作成した配船計画は、出力部105により、不図示のモニタに画面表示されたり、外部機器にデータ送信されたりする。
(1)到着、滞船なし、荷役、出港
(2)到着、重船待ち滞船、荷役、出港
(3)到着、ヤード待ち滞船、荷役、出港
(4)到着、重船待ち滞船及びヤード待ち滞船、荷役、出港
ここまでの説明では、連続航海船、不定期船は、必ず配船をし、積載量は最大積載量に近い配船を行う仕組みとなっている。積載量は最大積載量に近づける理由としては、船舶においては、その輸送費用は、トン当たり幾らと言うように計算されるが、不積みが生じた場合には、船会社に不利益が生じる可能性がある。このため、不積みが生じた場合、この不利益を補償するために、費用を余分に払わなくてはならないためである。
連続航海船について、レンタル期間の1セットは、図20を参照すれば、「航海時間L1+ダミー積港Z1滞在時間+航海時間L2+ダミー揚港Z2滞在時間」(式22)となる。このため、組み合わせdの航海時間(全ての正規揚港からダミー積港Z1までの航海時間)L1、及び、組み合わせcの航海時間(ダミー積港Z1からダミー揚港Z2までの航海時間)L2、及びダミー積港Z1滞在時間、ダミー揚港Z2滞在時間を一定とすることで、レンタル期間を一定間隔で取ることが可能となる。
組み合わせdの航海時間(全ての正規揚港からダミー積港Z1までの航海時間)L1を、過去実績から妥当な値に設定する。これにより、過去と同程度のレンタル期間の設定が可能となる。例えば、レンタルした船舶の動静が、レンタル積港着岸・離岸、レンタル揚港着岸・離岸等細かく情報が存在する場合には、航海時間L1を設定する際に、揚港からレンタルを開始する積港までの距離の実績を揚港毎に平均した値を、各揚港からダミー積港Z1の距離として設定する。また、組み合わせcの航海時間(ダミー積港Z1からダミー揚港Z2までの航海時間)L2を設定する際に、レンタルを開始した積港からレンタルで運んだ揚港までの距離の実績を全て平均した値を、ダミー積港Z1からダミー揚港Z2の距離として設定する。また、組み合わせbの航海時間(ダミー揚港Z2から全ての正規積港までの航海時間)L3を設定する際に、レンタルで運んだ揚港から積港までの距離の実績を積港毎に平均した値を、ダミー揚港Z2から各積港の距離として設定する。ダミー積港Z1滞在時間は、レンタルを開始した積港で滞在した時間の実績を全て平均した値を設定する。また、ダミー揚港Z2滞在時間は、レンタルで運んだ揚港で滞在した時間の実績を全て平均した値を設定する。
101:シミュレータ
102:マクロ最適化部
102a:船舶財源作成部
102b:数式モデル設定部
102c:最適化計算部
102d:ダミー積港・揚港情報記憶部
103:ミクロ最適化部
103a:数式モデル設定部
103b:最適化計算部
104:データ取り込み部
105:出力部
200:配合計画作成装置
300:データベース
400:上位コンピュータ
Claims (10)
- 複数銘柄の原材料を複数の積地から複数の揚地に輸送する配船計画を作成するための配船計画作成装置であって、
前記原材料の使用予定量、前記原材料の引取目標量、前記原材料の在庫状況、前記原材料の購入費用、複数の種別の傭船契約に基づいて運用される複数の船舶がリストアップされた船舶リスト、前記船舶リストにリストアップされている各船舶の船舶運航状況、並びに、前記船舶リストにリストアップされている各船舶を利用する場合の輸送費用、を含むデータを取り込むデータ取り込み手段と、
前記船舶運航状況に基づいて前記船舶リストから船舶を抽出し、前記抽出した各船舶について積地と揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成する船舶財源作成手段と、
前記船舶財源作成手段で作成した船舶の運航制約、及び、揚地での前記原材料の需給バランス制約を少なくとも表わす数式モデルを設定する数式モデル設定手段と、
前記数式モデル設定手段で設定した数式モデルを用いて、少なくとも輸送費用に関して設定された目的関数に基づいて最適化計算を行う最適化計算手段と、
前記最適化計算の結果に基づいて動作し、前記原材料の在庫状況の推移をシミュレートする在庫推移シミュレータ及び、前記船舶運航状況の推移をシミュレートする船舶運航状況推移シミュレータを含む、シミュレータと、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画を出力する出力手段とを備え、
前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合は、前記各所定の船舶について、前記配船計画において余剰となる期間を提示することを特徴とする配船計画作成装置。 - 前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合に、
前記船舶財源作成手段は、前記各所定の船舶について、実在の積地である正規積地、及び、予め設定された架空の積地であるダミー積地からなる前記積地と、実在の揚地である正規揚地、及び、予め設定された架空の揚地であるダミー揚地からなる前記揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成し、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画において、前記各所定の船舶について、前記ダミー積地から前記ダミー揚地までの航海が割り振られた期間を余剰として提示することを特徴とする請求項1に記載の配船計画作成装置。 - 前記船舶財源作成手段は、前記ダミー積地及び前記ダミー揚地を含む積地と揚地との組み合わせのパターンを作成する際に、正規積地と正規揚地との組み合わせに、前記ダミー積地と前記ダミー揚地との組み合わせと、前記ダミー揚地から正規積地との組み合わせと、正規揚地から前記ダミー積地との組み合わせを加えることを特徴とする請求項2に記載の配船計画作成装置。
- 前記ダミー積地と前記ダミー揚地との組み合わせの航海時間、前記ダミー揚地から正規積地との組み合わせの航海時間、正規揚地から前記ダミー積地との組み合わせの航海時間として、予め定められた時間が自動的に設定されることを特徴とする請求項3に記載の配船計画作成装置。
- 前記ダミー積地と前記ダミー揚地との組み合わせの航海時間、前記ダミー揚地から正規積地との組み合わせの航海時間、正規揚地から前記ダミー積地との組み合わせの航海時間として、ユーザが所望の時間を入力設定できることを特徴とする請求項3に記載の配船計画作成装置。
- 前記所定の船舶は連続航海船及び不定期船であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の配船計画作成装置。
- 複数銘柄の原材料を複数の積地から複数の揚地に輸送する配船計画を作成するための配船計画作成装置による配船計画作成方法であって、
前記原材料の使用予定量、前記原材料の引取目標量、前記原材料の在庫状況、前記原材料の購入費用、複数の種別の傭船契約に基づいて運用される複数の船舶がリストアップされた船舶リスト、前記船舶リストにリストアップされている各船舶の船舶運航状況、並びに、前記船舶リストにリストアップされている各船舶を利用する場合の輸送費用、を含むデータを取り込むデータ取り込みステップと、
前記船舶運航状況に基づいて前記船舶リストから船舶を抽出し、前記抽出した各船舶について積地と揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成する船舶財源作成ステップと、
前記船舶財源作成ステップで作成した船舶の運航制約、及び、揚地での前記原材料の需給バランス制約を少なくとも表わす数式モデルを設定する数式モデル設定ステップと、
前記数式モデル設定ステップで設定した数式モデルを用いて、少なくとも輸送費用に関して設定された目的関数に基づいて最適化計算を行う最適化計算ステップと、
前記最適化計算の結果に基づいて動作し、前記原材料の在庫状況の推移をシミュレートする在庫推移シミュレータ及び、前記船舶運航状況の推移をシミュレートする船舶運航状況推移シミュレータを含む、シミュレータによりシミュレートするシミュレートステップと、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画を出力する出力ステップとを有し、
前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合は、前記各所定の船舶について、前記配船計画において余剰となる期間を提示することを特徴とする配船計画作成方法。 - 前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合に、
前記船舶財源作成ステップでは、前記各所定の船舶について、実在の積地である正規積地、及び、予め設定された架空の積地であるダミー積地からなる前記積地と、実在の揚地である正規揚地、及び、予め設定された架空の揚地であるダミー揚地からなる前記揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成し、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画において、前記各所定の船舶について、前記ダミー積地から前記ダミー揚地までの航海が割り振られた期間を余剰として提示することを特徴とする請求項7に記載の配船計画作成方法。 - 複数銘柄の原材料を複数の積地から複数の揚地に輸送する配船計画を作成するためのプログラムであって、
前記原材料の使用予定量、前記原材料の引取目標量、前記原材料の在庫状況、前記原材料の購入費用、複数の種別の傭船契約に基づいて運用される複数の船舶がリストアップされた船舶リスト、前記船舶リストにリストアップされている各船舶の船舶運航状況、並びに、前記船舶リストにリストアップされている各船舶を利用する場合の輸送費用、を含むデータを取り込むデータ取り込み手段と、
前記船舶運航状況に基づいて前記船舶リストから船舶を抽出し、前記抽出した各船舶について積地と揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成する船舶財源作成手段と、
前記船舶財源作成手段で作成した船舶の運航制約、及び、揚地での前記原材料の需給バランス制約を少なくとも表わす数式モデルを設定する数式モデル設定手段と、
前記数式モデル設定手段で設定した数式モデルを用いて、少なくとも輸送費用に関して設定された目的関数に基づいて最適化計算を行う最適化計算手段と、
前記最適化計算の結果に基づいて動作し、前記原材料の在庫状況の推移をシミュレートする在庫推移シミュレータ及び、前記船舶運航状況の推移をシミュレートする船舶運航状況推移シミュレータを含む、シミュレータと、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画を出力する出力手段としてコンピュータを機能させ、
前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合は、前記各所定の船舶について、前記配船計画において余剰となる期間を提示することを特徴とするプログラム。 - 前記抽出した船舶のうち所定の船舶での最大積載量の合計より前記原材料の総引取目標量の方が少ない場合に、
前記船舶財源作成手段は、前記各所定の船舶について、実在の積地である正規積地、及び、予め設定された架空の積地であるダミー積地からなる前記積地と、実在の揚地である正規揚地、及び、予め設定された架空の揚地であるダミー揚地からなる前記揚地との組み合わせのパターンを含む運航制約を作成し、
前記シミュレータによるシミュレーション結果である配船計画において、前記各所定の船舶について、前記ダミー積地から前記ダミー揚地までの航海が割り振られた期間を余剰として提示することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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