JP5567632B2 - 電磁弁及びパイロット式電磁弁 - Google Patents

電磁弁及びパイロット式電磁弁 Download PDF

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Description

本発明は、電磁駆動部で駆動されるプランジャに連結された弁体を弁座に対して接離させるようにした電磁弁に関し、詳細には弁体を弁座から離間させるときに弁体をキック動作させるようにした電磁弁及び該電磁弁をパイロット弁として備えたパイロット式電磁弁に関する。
従来、電磁弁において弁体を弁座から離間させるとき弁体及びプランジャをキック動作させるものとして、例えば、特開2001−41340号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この電磁弁は、電磁駆動部の電磁コイルへの通電により吸引子を励磁してプランジャを吸引し、プランジャ先端に保持された弁体を弁座から離間して弁開状態とするものである。また電磁コイルを非通電とすることによりプランジャばねのばね力によりプランジャを弁座側に駆動して弁体を弁座に着座させて弁閉状態とするものである。
また、弁体はプランジャに対して移動方向に僅かに遊び(間隙)を持って保持されており、これにより、弁閉状態から弁開状態にするとき、電磁コイルに通電した直後は弁体は、弁体の上部に作用する流体の圧力により弁座に着座した状態で、まずプランジャだけが移動し、プランジャが吸引子に近づくことにより吸引子による吸引力が充分大きくなった時点で、プランジャが弁体の下部に当接して弁体を引き上げるようにして弁座から離間させる。このような動きがキック動作である。
特開2001−41340号公報
前記キック動作を行う電磁弁では、プランジャと弁体とが軸線方向に相対移動可能なようにプランジャと弁体が連結されている。特許文献1の電磁弁においては、プランジャ12の弁体受入孔12a内に弁体7と弁ばね15を収容するとともに、ストッパリング14で弁ばね15を押さえ、プランジャ12の弁室3側の端部をかしめることにより、プランジャ12にストッパリング14をかしめ結合するようにしている。これにより、プランジャ12と弁体7が連結されている。
上記のように、特許文献1のものでは、プランジャと弁体を連結するために、ストッパリングが必要であり、部品点数が多くなるという問題がある。また、連結構造を取るためにプランジャの端部をかしめる必要があり、組立工数が多くなるという問題がある。
本発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたものであり、キック動作を行う電磁弁において、電磁駆動部で駆動されるプランジャと弁体の連結構造を改良し、部品点数を低減するとともに組立工程を容易にすることを課題とする。
請求項1の電磁弁は、電磁駆動部で軸線方向に駆動されるプランジャと、該プランジャに連結され該プランジャと相対的に軸線方向に移動可能に連結されるとともに弁座に対向して軸線方向に移動可能に配置された弁体とを備え、前記プランジャを軸線方向に移動する過程で該プランジャの連結部と前記弁体の連結部との係合状態を保持して該弁体を前記弁座から離間させるキック動作を行うようにした電磁弁において、前記プランジャの連結部と前記弁体の連結部のうち、一方の連結部は円柱状で小径の括れ部と該括れ部より径の大きい円柱状のボス部とを有し、他方の連結部は側部に開口を有し軸線方向の長さが前記ボス部より長いガイド溝と該ガイド溝より幅の小さな切欠き部とを有し、前記ボス部を前記ガイド溝内に嵌合させるとともに、前記括れ部を前記切欠き部内に嵌合させて、前記両連結部により、前記プランジャと前記弁体とを連結するようにし、前記両連結部は、前記ガイド溝と前記切り欠き部との軸線方向の合計の長さが、前記括れ部と前記ボス部との軸線方向の合計の長さより長く設定され、ボス部の端面と該端面に対向するガイド溝の対向面との間に常時空隙を有することを特徴とする。
請求項2の電磁弁は、請求項1に記載の電磁弁であって、前記弁体の外周に、該弁体の前記弁座側端部から該弁座と反対側の端部まで導通する1つ以上の導通路を形成したことを特徴とする。
請求項3の電磁弁は、請求項1または2に記載の電磁弁であって、前記弁座が形成された弁座部材を備え、前記弁体と前記弁座部材との間に、該弁体を該弁座部材から離間する方向に付勢するばねを配設したことを特徴とする。
請求項の電磁弁は、請求項1乃至のいずれか一項に記載の電磁弁であって、前記弁体が、射出成形により形成されていることを特徴とする。
請求項のパイロット式電磁弁は、請求項1乃至のいずれか一項に記載の電磁弁をパイロット弁として備えるとともに、円柱形状の弁室内に軸線方向に移動可能に配設されたピストン弁と、前記軸線上で前記ピストン弁に対向配置された主弁座とを備え、請求項1乃至のいずれか一項の前記弁座が前記ピストン弁に形成されたパイロット弁座であり、請求項1乃至のいずれか一項の前記弁体が前記弁室内で前記パイロット弁座に対向配置されたパイロット弁体であることを特徴とする。
請求項のパイロット式電磁弁は、請求項に記載のパイロット式電磁弁であって、前記パイロット弁体のすくなくともニードル部が樹脂部材で形成され、前記ピストン弁の前記パイロット弁座が金属部材で形成されていることを特徴とする。
請求項1の電磁弁によれば、プランジャの連結部と弁体の連結部のうち、一方の連結部のボス部を他方の連結部のガイド溝内に嵌合させるとともに、一方の連結部の括れ部を他方のボス部の切欠き部内に嵌合させて、両連結部によりプランジャと弁体とを連結するようにしたので、かしめ等を必要とせずにプランジャと弁体とを容易に組み付けることができる。したがって、部品点数を低減でき、組立工程が容易になる。また、ガイド溝と切り欠き部の軸線L方向の合計の長さが、括れ部とボス部の軸線L方向の合計の長さより長く設定されているので、弁閉時に、例えばプランジャと弁体上端面とが当接し、ボス部と弁部とが当接しないので、括れ部に荷重がかからず、部品寿命も向上する。
請求項2の電磁弁によれば、請求項1の効果に加えて、弁体(あるいはパイロット弁体)の外周に導通路が形成されているので、弁体(あるいはパイロット弁体)と例えばプランジャチューブの間に流路を確保することができ、弁体の駆動速度を確保することができる。したがって、キック動作が妨げられる事がなく、電磁駆動部における作動電圧も低減することができる。
請求項3の電磁弁によれば、請求項1または2の効果に加えて、弁座部材(あるいはピストン弁)と弁体(あるいはパイロット弁体)との間にばね(あるいはパイロット弁ばね)が配設されているので、ばね力により弁体を持ち上げることができ、弁体の下降を防止して弁ポートの開状態を確保でき、安定動作が可能となる。
請求項の電磁弁によれば、請求項1乃至のいずれか一項の効果に加えて、切削加工では難しい形状の部品も容易に製造できる。
請求項のパイロット式電磁弁によれば、パイロット式電磁弁において、請求項1乃至のいずれか一項と同様な効果が得られる。
請求項のパイロット式電磁弁によれば、請求項の効果に加えて、パイロット弁体のすくなくともニードル部が樹脂部材で、ピストン弁のパイロット弁座が金属部材で形成されているので、作動回数を重ねてもパイロット弁座が変形することがなく、パイロットポートにおける流量が作動回数の影響を受けずに一定になり、ピストン弁とその外周とのクリアランスの流量とパイロットポートの流量との、所定のバランスを確保でき、動作を確実にすることができる。
本発明の第1実施形態のパイロット式電磁弁の非通電時の縦断面図である。 本発明の第1実施形態のパイロット式電磁弁のキック動作時の縦断面図である。 本発明の第1実施形態のパイロット式電磁弁の要部分解縦側面図である。 本発明の第1実施形態のパイロット式電磁弁の要部分解斜視図である。 本発明の第2実施形態のパイロット式電磁弁の非通電時の縦断面図である。 本発明の第2実施形態のパイロット式電磁弁のキック動作時の縦断面図である。 本発明の第2実施形態のパイロット式電磁弁の非通電時の縦断面図である。 本発明の第3実施形態のパイロット式電磁弁の非通電時の縦断面図である。 本発明の第3実施形態のパイロット式電磁弁のキック動作時の縦断面図である。 本発明の第3実施形態のパイロット式電磁弁のパイロット弁体の下部斜視図、上部斜視図及び底面図である。 本発明の第3実施形態のパイロット式電磁弁におけるパイロット弁体の他の例を示す図である。 本発明の実施形態のパイロット式電磁弁におけるプランジャの他の例を示す図である。 本発明の実施形態のパイロット式電磁弁におけるプランジャとパイロット弁体の設定寸法による効果を説明する図である。 本発明の第3実施形態のパイロット式電磁弁におけるパイロット弁体とピストン弁の効果を説明する図である。 本発明の第4実施形態の直動式電磁弁の非通電時の縦断面図である。
次に、本発明の電磁弁を適用したパイロット式電磁弁及び直動式電磁弁の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態のパイロット式電磁弁の非通電時の縦断面図、図2は同パイロット式電磁弁の通電時のキック動作の状態を示す図、図3は同パイロット式電磁弁の要部分解縦側面図、図4は同パイロット式電磁弁の要部分解斜視図である。なお、このパイロット式電磁弁は図1の状態で配置されるものであり、以下の説明における「上下」の概念は図1の図面における上下に対応する。この実施形態のパイロット式電磁弁は、例えば冷媒等の流体が流入する高圧の一次側継手11と流体が流出する二次側継手12を一体に形成した金属製の本体部1と、この本体部1に取り付けられたシリンダケース2と、シリンダケース2の上部に設けられた電磁駆動部3とを有している。
本体部1には、一次側継手11と二次側継手12との間に隔壁13が形成され、隔壁13の上端側には主弁座14が形成されている。主弁座14には円形開口をなす主弁ポート14aが形成されている。また、主弁座14の回りには薄型の円形空間15が形成されており、弁開状態時にはこの円形空間15及び主弁ポート14aを介して一次側継手11と二次側継手12とが導通される。また、本体部1は円形空間15の回りから延設された円筒状のシリンダ保持部16を有しており、このシリンダ保持部16の内側には雌ねじ部16aが形成されている。
シリンダケース2は、軸線Lを回転中心とする円筒状のシリンダ部21と、フランジ部22と、電磁駆動部3側に延設された円筒形状の結合部23とを有している。シリンダ部21の外周には、雄ねじ部21aが形成されており、この雄ねじ部21aをシリンダ保持部16の雌ねじ部16aに螺合することにより、シリンダケース2がシリンダ保持部16に固着されている。なお、シリンダケース2のフランジ部22とシリンダ保持部16の端部との間にはパッキン17が配設されている。
シリンダケース2のシリンダ部21内には外形が略円柱形状のピストン弁4が内挿されている。ピストン弁4は、外側を覆う金属製(例えば真鍮製)のピストン部41とその内側に配設された樹脂製(例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製)のシール部42とを有しており、ピストン部41の上端をかしめることによりピストン部41とシール部42が一体に固着されている。そして、シール部42はピストン弁4が主弁座14に着座したときに、主弁ポート14aを閉じる。また、シール部42には中心にパイロットポート42aと導通路42bが形成されており、パイロットポート42aは導通路42bを介して二次側継手12に導通される。また、パイロットポート42aの周囲はパイロット弁座42a1となっている。なお、ピストン弁4とシリンダケース2のシリンダ部21との間にはクリアランスが設けられ、このクリアランスを介して一次側継手11側の流体がピストン弁4の背空間に流入可能となっている。
シリンダケース2の結合部23内には、電磁駆動部3のプランジャチューブ31が嵌合され、このプランジャチューブ31と結合部23の端部の周囲がろう付け等により固着されている。プランジャチューブ31内には磁性体からなるプランジャ5と、パイロット弁体6が内挿されており、プランジャ5とパイロット弁体6は連結されている。そして、プランジャ5とパイロット弁体6は、プランジャチューブ31内で軸線L方向(上下方向)に摺動可能になっている。
プランジャ5は、プランジャチューブ31内に整合する摺動部51とこの摺動部51の下部に形成された連結部52とを有している。連結部52は、パイロット弁6側に延びる円柱状で小径の括れ部52aと、この括れ部52aより径の大きい円柱状のボス部52bとを有している。
パイロット弁体6は略円柱形状であり、ピストン弁4側の円柱形状の弁部61と、この弁部61の上部に形成され、プランジャチューブ31内に整合する連結部62とを有している。弁部61は円錐状のニードル部61aとこのニードル部61aの付け根の周囲に形成された凹部61bとを有している。連結部62には、水平断面形状がU字形状でパイロット弁体6の側部に開口62a1を有するガイド溝62aが形成されている。このガイド溝62aの軸線L方向の長さはボス部52bより長くなっている。また、ガイド溝62aの上部には、水平断面形状がU字形状でガイド溝62aより幅の小さな切欠き部62bが形成され、この切欠き部62bの周囲に爪部62cを有している。
以上の構成により、プランジャ5のボス部52bはパイロット弁体6のガイド溝62a内に嵌合され、プランジャ5の括れ部52aはパイロット弁体6の切欠き部62b内に嵌合されている。また、パイロット弁体6のガイド溝62aの軸線L方向の長さは、プランジャ5のボス部52bの軸線L方向の長さより所定量大きくなっており、プランジャ5とパイロット弁体6とは軸線L方向において相対的に移動可能となるように互いに連結されている。
パイロット弁体6の弁部61の周囲にはパイロット弁ばね63が配設されており、このパイロット弁ばね63は、連結部62の下端とピストン弁4との間で圧縮して介在されている。プランジャ5の縦孔5a内には、縦孔5aの底部と電磁駆動3の吸引子32との間で圧縮されたプランジャばね5bが配設されている。
電磁駆動部3は、プランジャチューブ31の上端に固定された磁性体からなる吸引子32、プランジャチューブ31の外周に配置された電磁コイル33、外函34を備えている。電磁コイル33は外函34でカバーされ、外函34は上部をネジNにより吸引子32にネジ止めされている。なお、プランジャチューブ31と吸引子32は溶接等により固定されている。
電磁コイル33へ通電がなされていないとき(非通電)は図1の状態にある。すなわち、磁力は発生しておらず、プランジャばね5bの付勢力及びプランジャ5の自重により、プランジャ5が吸引子32から離間した位置となる。このときパイロット弁体6のニードル部61aがパイロットポート42aを弁閉状態とする。なお、ニードル部61aの回りの凹部61bの作用は以下のとおりである。経年変化によりニードル部61aやパイロットポート42aが多少摩耗した場合、この凹部61bが無く弁部61の下端が平坦面であると、この平坦面がピストン弁4の上面に貼り付き、パイロット弁体6の動作を不安定にする虞がある。しかし、凹部61bによりこのような状態を防止することができる。
電磁コイル33に通電がなされると、外函34を介して吸引子32に磁力が伝わり、プランジャ5が上昇し、プランジャ5の下端のボス部52bがパイロット弁体6の爪部62cに当接して係合する。これにより、図2の状態からプランジャ5とパイロット弁体6が連結部52と連結部62により係合状態を保持して共に上昇する。その後、プランジャ5の上端部が吸引子32に当接してプランジャ5が停止し、パイロット弁体6はパイロット弁ばね63のばね力によりさらに上昇する。このように、プランジャ5を軸線L方向に移動する過程で、ボス部52bがパイロット弁体6の爪部62cに当接して、パイロット弁体6をパイロットポート42aから離間させる動作が、キック動作である。
なお、パイロット弁体6が停止してパイロットポート42aが全開となると、ピストン弁4の上部の背空間の流体が二次継手12側に流出し、ピストン弁4の上部の圧力が低下する。これにより、ピストン弁4の上部の圧力と下部の圧力(一次側継手11の圧力)の圧力差により、ピストン弁4が上昇し、主弁ポート14aが全開となり、一次継手11から二次継手12に流体が流れる。
以上のように、プランジャ5の連結部52とパイロット弁体6の連結部62により連結する構造となっているので、プランジャ5とパイロット弁体6とを組み付けるとき、プランジャ5のボス部52bをパイロット弁体6の側部の開口62a1からガイド溝62a内に嵌合し、括れ部52aを切欠き部62b内に嵌合し、この組み付けたプランジャ5とパイロット弁体6をプランジャチューブ31内に収容すればよい。したがって、かしめ等を必要とせず組み付け作用が極めて容易になる。また、ストッパリング等を必要とせず、部品点数も低減できる。
図5は第2実施形態のパイロット式電磁弁の非通電時の縦断面図、図6は同パイロット式電磁弁の通電時のキック動作の状態を示す図、図7は同パイロット式電磁弁の要部分解縦側面図である。この第2実施形態で第1実施形態と同様な要素には同符号を付記して詳細な説明は省略する。この第2実施形態はプランジャ7とパイロット弁体8との連結構造を第1実施形態と逆の構造にした例である。
すなわち、プランジャチューブ31内に内挿された磁性体からなるプランジャ7と、パイロット弁体8を備えており、プランジャ7とパイロット弁体8は連結され、プランジャ7とパイロット弁体8は、プランジャチューブ31内で軸線L方向(上下方向)に摺動可能になっている。
プランジャ7は、プランジャチューブ31内に整合する摺動部71とこの摺動部71の下部に形成された連結部72とを有している。連結部72には、水平断面形状がU字形状でプランジャ7の側部に開口72a1を有するガイド溝72aが形成されている。また、ガイド溝72aの下部には、水平断面形状がU字形状でガイド溝72aより幅の小さな切欠き部72bが形成され、この切欠き部72bの周囲に爪部72cを有している。
パイロット弁体8は略円柱形状であり、ピストン弁4側の円柱形状の弁部81と、この弁部81の上部に形成され、プランジャチューブ31内に整合する連結部82とを有している。弁部81は円錐状のニードル部81aとこのニードル部81aの付け根の周囲に形成された凹部81bとを有している。連結部82は、プランジャ7側に延びる円柱状で小径の括れ部82aと、この括れ部82aより径の大きい円柱状のボス部82bとを有している。
以上の構成により、パイロット弁体8のボス部82bはプランジャ7のガイド溝72a内に嵌合され、パイロット弁体8の括れ部82aはプランジャ7の切欠き部72b内に嵌合されている。また、プランジャ7のガイド溝72aの軸線L方向の長さは、パイロット弁体8のボス部82bの軸線L方向の長さより所定量大きくなっており、プランジャ7とパイロット弁体8とは軸線L方向において相対的に移動可能となるように互いに連結されている。
第1実施形態と同様に、電磁コイル33へ通電がなされていないときは、パイロット弁体8のニードル部81aがパイロットポート42aを弁閉状態とする。なお、ニードル部81aの回りの凹部81bの作用も第1実施形態と同様である。
電磁コイル33に通電がなされると、外函34を介して吸引子32に磁力が伝わり、プランジャ7が上昇し、プランジャ7の下端の爪部72cがパイロット弁体8のボス部82bに当接して係合する。これにより、図5の状態からプランジャ7とパイロット弁体8が係合状態を保持して共に上昇する。この実施形態では、プランジャ7を軸線L方向に移動する過程で、爪部72cがパイロット弁体8のボス部82bに当接させ、パイロット弁体8をパイロットポート42aから離間させる動作が、キック動作である。
図8は第3実施形態のパイロット式電磁弁の非通電時の縦断面図、図9は同パイロット式電磁弁の通電時のキック動作の状態を示す図、図10は同パイロット式電磁弁のパイロット弁体の下部斜視図(図10(A) )、上部斜視図(図10(B) )及び底面図(図10(C) )である。この第3実施形態で第1実施形態と同様な要素には同符号を付記して詳細な説明は省略する。なお、第1実施形態と対応する要素には図1の符号に「′」を付した符号を付記する。この第3実施形態と第1実施形態の違いは、ピストン弁4′、プランジャ5′及びパイロット弁体6′の構造である。
ピストン弁4′の外径は第1実施形態のピストン弁4と同様であるが、この実施形態のピストン弁4′は、円柱形状の金属製(例えば真鍮製)のピストン部43とその下部に配設された樹脂製(例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製)のシール部44とを有しており、ピストン部43の下端をかしめることによりピストン部43とシール部44が一体に固着されている。そして、シール部44はピストン弁4′が主弁座14に着座したときに、主弁ポート14aを閉じる。また、ピストン部43には中心にパイロットポート43aと導通路43bが形成され、パイロットポート43aの周囲は金属製のパイロット弁座43a1となっている。また、シール部44の中心には導通路44aが形成されている。そして、パイロットポート43aは導通路43b,44aを介して二次側継手12に導通される。また、ピストン弁4′とシリンダケース2のシリンダ部21との間のクリアランスを介して一次側継手11側の流体がピストン弁4′の背空間に流入可能なことは第1実施形態同様である。
磁性体からなるプランジャ5′とパイロット弁体6′はプランジャチューブ31内に内挿されており、プランジャ5′とパイロット弁体6′はプランジャチューブ31内で軸線L方向(上下方向)に摺動可能になっている。
プランジャ5′は、プランジャチューブ31内に整合する摺動部51とこの摺動部51の下部に形成された連結部52とを有している。連結部52は、第1実施形態と同様であり、括れ部52aとボス部52bとを有している。摺動部51には縦孔5a′が形成されるとともに、この縦孔5a′から摺動部51の側部に導通する貫通孔53が形成されている。なお、縦孔5a′内には、縦孔5a′の底部と電磁駆動3の吸引子32との間で圧縮されたプランジャばね5bが配設されている。
パイロット弁体6′は略円柱形状であり、ピストン弁4′側の円柱形状の弁部61と、この弁部61の上部に形成され、プランジャチューブ31内に整合する連結部62とを有している。弁部61の下端には嵌合孔61cが形成されており、この嵌合孔61c内に樹脂製(例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製)のニードル弁部材64が配設され、嵌合孔61cの外周端部をかしめることによりニードル弁部材64が固着されている。ニードル弁部材64は円錐状のニードル部64aを有している。連結部62には、その外周に軸線Lと平行な「導通路」としての複数の溝62dが形成されている。この溝62dは、プランジャチューブ31内において、パイロット弁体6′のパイロット弁座43a1側端部(ピストン弁4′側端部)からパイロット弁座43a1と反対側の端部(摺動部51側端部)までを導通している。
なお、パイロット弁体6′は、第1実施形態と同様なガイド溝62a、切欠き部62b、爪部62cを有しており、プランジャ5′のボス部52bがガイド溝62a内に嵌合され、プランジャ5′の括れ部52aが切欠き部62b内に嵌合されている。そして、第1実施形態と同様に、プランジャ5′とパイロット弁体6′とが軸線L方向において相対的に移動可能となるように互いに連結されている。
第1実施形態と同様に、電磁コイル33へ通電がなされていないときは、パイロット弁体6′のニードル部64aがパイロットポート43aを弁閉状態とする。また、電磁コイル33に通電がなされると、プランジャ5′が上昇し、プランジャ5′の下端のボス部52bがパイロット弁体6′の爪部62cに当接して係合する。これにより、図9の状態からプランジャ5′とパイロット弁体6′が係合状態を保持して共に上昇する。この実施形態では、ボス部52bがパイロット弁体6′の爪部62cに当接して、パイロット弁体6′をパイロットポート43a(パイロット弁座43a1)から離間させる動作が、キック動作である。
次に、各実施形態の別の作用効果について説明する。第1実施形態では、パイロット弁体6とプランジャチューブ31とのクリアランスによる流路面積が小さいため、パイロット弁体6の駆動速度が遅くなる可能性がある。このことは、流体が粘性流体の場合には、粘性抵抗が大きい分、より顕著である。れに対して、第3実施形態では、パイロット弁体6′の外周に「導通路」としての溝62dが形成されているので、パイロット弁体6′とプランジャチューブ31との間に流路を確保することができ、流体が粘性流体の場合であっても、パイロット弁体6′の駆動速度を確保することができる。これにより、キック動作が妨げられることがなく、電磁駆動部3における作動電圧も低減することができる。特に流体が粘性流体の場合には、この効果は顕著なものとなる。なお、「導通路」としては溝62dのような形状に限らず、例えば図11に示すように、パイロット弁体6′の外周にDカット状の面取り部62eを形成したものでもよい。
また、第1及び第2実施形態では、プランジャ5,7とプランジャチューブ31とのクリアランスによる流路面積が小さいため、プランジャ5,7の駆動速度が遅くなる可能性がある。このことは、流体が粘性流体の場合には、粘性抵抗が大きい分、より顕著である。これに対して、第3実施形態では、プランジャ5′に貫通孔53が形成されているので、プランジャ5′の上下を導通する流路面積が大きくなるため、プランジャ5′の駆動速度を確保することができる。これにより、プランジャ5′の動作が妨げられることがなくなることで、キック動作が確実になるとともに、作動電圧も低減することができる。特に流体が粘性流体の場合には、この効果は顕著なものとなる。なお、貫通孔53はプランジャ5′の側面に開口しているが、例えば図12に示すように、5a′からボス部52bまで貫通する貫通孔54でもよい。
また、第1乃至第3各実施形態において、ピストン弁4,4′とパイロット弁体6,8,6′との間にパイロット弁ばね63が配設されている。したがって、ピストン弁4,4′の上昇時に、パイロット弁ばね63のばね力によりパイロット弁体6,8,6′を持ち上げることができ、ピストン弁4,4′がシリンダ部21の内周上端まで上昇した際も、パイロット弁体6,8,6′は下降せず、パイロットポート42a,43aの開状態を確保でき、安定動作が可能となる。
また、図13(A) に示すように、第1実施形態及び第3実施形態では、ガイド溝62aの長さD1と切り欠き部62bの長さD2の軸線L方向の合計の和D1+D2と、括れ部52aの長さd1とボス部52bの長さd2の軸線L方向の合計の和d1+d2とが、D1+D2>d1+d2の関係となるように設定されている。したがって、弁閉時に、プランジャ5、5′の摺動部51の下端面とパイロット弁体6、6′の上端面とが当接し、ボス部52bと弁部61(ボス部52bの端面と該端面に対向するガイド溝62aの対向面)とが当接しないので、括れ部52aに荷重がかからず、部品寿命も向上する。このことは、図13(B) に示す第2実施形態の場合も、ガイド溝72aの長さD1、切り欠き部72bの長さD2、括れ部82aの長さd1、ボス部82bの長さd2の間に、D1+D2>d1+d2の関係があり、この第2実施形態でも同様の効果が得られる。すなわち、弁閉時に、弁体8の括れ部82aの付け根の上面とプランジャ7の下端面とが当接し、ボス部82bとプランジャ7(ボス部82bの端面と該端面に対向するガイド溝72aの対向面)とが当接しないので、括れ部82aに荷重がかからず、部品寿命も向上する。
第1及び第2実施形態ではパイロット弁座42a1が樹脂のため、例えば、図14(A)に示すように、作動回数を重ねることによりパイロット弁座42a1が変形してパイロットポート42aの実効径がφのように縮小してしまう可能性がある。これに対して、第3実施形態では、ピストン弁4′のパイロット弁座43a1は金属製であり、図14(B) に示すように作動回数を重ねてもパイロット弁座43a1は変形することがない。したがって、パイロットポート43aにおける流量が作動回数の影響を受けずに一定になり、ピストン弁4′とシリンダ部21とのクリアランスの流量と、パイロットポート43aの流量との、所定のバランスを確保でき、動作を確実にすることができる。
以上の実施形態のパイロット式電磁弁のプランジャとパイロット弁体の構成、作用効果を直動式電磁弁にも適用できる。図15は第4実施形態の直動式電磁弁の非通電時の縦断面図であり、図1と同様な要素には同符号を付記して詳細な説明は省略する。この直動式電磁弁の本体部10には弁室10Aが形成されるとともに、一次側継手101と二次側継手102が取り付けられている。また、弁室10Aの底部には、弁座103が形成され、この弁座103の中心に弁ポート103aが形成されている。そして、一次側継手101は弁室10Aに連通され、二次側継手102は弁ポート103aを介して弁室10Aに連通可能となっている。
また、本体部10にはプランジャチューブ31が取り付けられ、このプランジャチューブ31内に、プランジャ5と弁体6が挿通されている。なお、この弁体6はパイロット弁体ではないが、前記第1実施形態と同構造であり、弁体6、弁部61及び連結部62の細部は図1と同符号を用いている。
電磁コイル33へ通電がなされていないとき(非通電持)は、プランジャャばね5aの付勢力及びプランジャ5の自重により、プランジャ5が吸引子32から離間する。そして、弁体6のニードル部61aが弁座103に着座し、弁ポート103aが弁閉状態となる。電磁コイル33に通電がなされると、プランジャ5が上昇し、プランジャ5の下端のボス部52bがパイロット弁体6の爪部62cに当接して係合する。これにより、第1実施形態と同様にプランジャ5とパイロット弁体6が係合状態を保持して上昇し、キック動作を行う。
以上の直動式電磁弁は第1実施形態のプランジャ5とパイロット弁体6の構成を採用したものであるが、第2実施形態のプランジャ7とパイロット弁体8の構成を採用してもよいことはいうまでもない。また、弁体6に第3実施形態のパイロット弁体6′の構成を採用してもよい。さらに、プランジャ5に前記貫通孔53や貫通孔54を形成するようにしてもよい。
以上の第1実施形態のパイロット弁体6、第2実施形態のパイロット弁体8、第3実施形態のパイロット弁体6′および第4実施形態の弁体6は、MIM(Metal Injection Molding )や樹脂成型などの射出成形で形成することにより、切削加工では難しい形状の部品を容易に製造することができる。なお、MIMは、金属粉末をポリプロピレンやポリエチレン等の樹脂やワックスと混練し、射出成形した後、過熱して樹脂やワックスを除去し、金属単体とする製造方法である。
また、磁性体である第1実施形態のプランジャ5、第2実施形態のプランジャ7、第3実施形態のプランジャ5および第4実施形態のプランジャ5をMIMで成型してもよく、切削加工では難しい形状の部品を容易に製造することができる。
1 本体部
2 シリンダケース
3 電磁駆動部
31 プランジャチューブ
32 吸引子
33 電磁コイル
34 外函
4 ピストン弁
42a パイロットポート
5 プランジャ
52 連結部
52a 括れ部
52b ボス部
6 パイロット弁体(弁体)
61 弁部
61a ニードル部
62 連結部
62a1 開口
62a ガイド溝
62b 切欠き部
63 パイロット弁ばね(ばね)
7 プランジャ
71 摺動部
72 連結部
72a1 開口
72a ガイド溝
72b 切欠き部
8 パイロット弁体
81 弁部
81a ニードル部
82 連結部
82a 括れ部
82b ボス部
4′ ピストン弁
43 ピストン部
44 シール部
43a パイロットポート
43a1 パイロット弁座
5′ プランジャ
53 貫通孔
6′ パイロット弁体
62d 溝(導通路)
62e 面取り部(導通路)
64a ニードル部
10 本体部
103 弁座
103a 弁ポート
L 軸線

Claims (6)

  1. 電磁駆動部で軸線方向に駆動されるプランジャと、該プランジャに連結され該プランジャと相対的に軸線方向に移動可能に連結されるとともに弁座に対向して軸線方向に移動可能に配置された弁体とを備え、前記プランジャを軸線方向に移動する過程で該プランジャの連結部と前記弁体の連結部との係合状態を保持して該弁体を前記弁座から離間させるキック動作を行うようにした電磁弁において、
    前記プランジャの連結部と前記弁体の連結部のうち、一方の連結部は円柱状で小径の括れ部と該括れ部より径の大きい円柱状のボス部とを有し、他方の連結部は側部に開口を有し軸線方向の長さが前記ボス部より長いガイド溝と該ガイド溝より幅の小さな切欠き部とを有し、
    前記ボス部を前記ガイド溝内に嵌合させるとともに、前記括れ部を前記切欠き部内に嵌合させて、前記両連結部により、前記プランジャと前記弁体とを連結するようにし
    前記両連結部は、前記ガイド溝と前記切り欠き部との軸線方向の合計の長さが、前記括れ部と前記ボス部との軸線方向の合計の長さより長く設定され、ボス部の端面と該端面に対向するガイド溝の対向面との間に常時空隙を有することを特徴とする電磁弁。
  2. 前記弁体の外周に、該弁体の前記弁座側端部から該弁座と反対側の端部まで導通する1つ以上の導通路を形成したことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記弁座が形成された弁座部材を備え、前記弁体と前記弁座部材との間に、該弁体を該弁座部材から離間する方向に付勢するばねを配設したことを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
  4. 前記弁体が、射出成形により形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電磁弁。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の電磁弁をパイロット弁として備えるとともに、円柱形状の弁室内に軸線方向に移動可能に配設されたピストン弁と、前記軸線上で前記ピストン弁に対向配置された主弁座とを備え、請求項1乃至のいずれか一項の前記弁座が前記ピストン弁に形成されたパイロット弁座であり、請求項1乃至のいずれか一項の前記弁体が前記弁室内で前記パイロット弁座に対向配置されたパイロット弁体であることを特徴とするパイロット式電磁弁。
  6. 前記パイロット弁体のすくなくともニードル部が樹脂部材で形成され、前記ピストン弁の前記パイロット弁座が金属部材で形成されていることを特徴とする請求項に記載のパイロット式電磁弁。
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