JP5564272B2 - フードおよびフードを備えた衣服 - Google Patents

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本発明は、釣行に着用するレインスーツなどの衣服に備えつけられるフード、およびフードを備えた衣服に関する。
この種の衣服に装着されるフードとして、例えば特許文献1に示すものが提案されている。一般にフードは、生地どうしを縫着することでフード本体が形成されている。また生地の表面には、防水処理や撥水処理が施され、裏面は感触の向上のために編みまたは織り生地とされる場合がある。そして、生地どうしの縫着部分からは雨水等の水が浸入し易いから、縫着部分の裏側に止水テープ(シームテープ)を貼着して、水の浸入を抑制することが行われる。
ところでフードは使用者の頭部を覆うものであるから、フードを被ると周囲の音が聞こえにくくなる。このため、フード本体において使用者の耳に相当する領域に開口(例えば吸音用の複数の孔)を形成する場合があり、このような場合では開口から水が浸入しないように、開口を覆うフラシをフード本体に縫着する。なお、フラシは開口から吸音し易いように、使用者のフード装着状態において下部は縫着されずに開放されている。
また、フード本体において例えばその後頭上部に、フード内に侵入してくる空気を外部へ逃がすための、開口(複数の孔)を形成する場合もある。
特開2003−27320号公報
しかしながら、生地の表面に防水処理や撥水処理が施され裏面が編みまたは織り生地から形成されているフラシの生地を、その表面が表側になるようにフード本体に縫着すると、その縫着部分に現れているのは、フード本体の開口の周辺では生地の表面であり、フラシの裏側では生地の裏面となる。そして、フラシ(フラシの生地)の裏側には止水テープを貼ることはできるが、防水処理等を施しているゆえに開口の周辺の表面には止水テープを貼ることができない。あるいは貼っても剥がれてしまう。このためフードにおけるフラシの縫着部分から水が浸入し、その水が開口から使用者の耳側へ向けて浸入してしまうという課題があった。
そこで本発明は上記課題に鑑み、フードにおけるフラシの縫着部分に止水テープが貼れなくても、フード本体の開口形成領域に形成された開口から水が浸入するのを抑制し得るフード、およびそのフードを備える衣服の提供を目的とする。
本発明は、フード本体生地の一部が、複数の孔を有する有孔生地から構成され、有孔生地を覆うフラシ生地の端部の一部領域が前記フード本体に縫着部を介して縫着され、該フード本体および前記フラシ生地は表面に水浸入防止処理が施され、裏面に編み生地または織り生地が施されたフードであって、前記縫着部から浸入した水を有孔生地に形成された孔を回避するよう上方から下方へ誘導する誘導部材が、有孔生地の端部に沿って設けられ、前記誘導部材は、縫着部と有孔生地との間を繋ぐ繋ぎ生地から構成され、該繋ぎ生地は、一端部が前記縫着部に重ねて縫着され、他端部に縫着部側に突出するよう生地が重ねられて、該他端部が有孔生地の縁部に沿って縫着されることで、有孔生地の縁部側で水の誘導路を形成するよう構成されていることを特徴としている。
上記構成のフードによれば、雨天時等において、縫着部からフラシの内側に浸入した水は、誘導部材によって有孔生地の端部に沿って誘導されるから、有孔生地に形成された孔からフード本体の内側に浸入するのが抑えられ、快適な装着感が維持される。上記構成のフードによれば、雨天時等において、縫着部からフラシの内側に浸入した水は、繋ぎ生地によって形成された誘導路に沿って誘導されるから、有孔生地に形成された孔からフード本体の内側に浸入するのが抑えられる。なお、他端部に縫着部側に突出するよう重ねられる生地は、繋ぎ生地と別体の生地であってもよいし、繋ぎ生地の端部を折り返すことでも形成することができる。
本発明のフードでは、有孔生地は、使用者が頭部に装着した状態で該使用者の耳に対応する吸音用領域を構成する生地、および使用者が頭部に装着した際の空気逃がし用領域を構成する生地のうちの、少なくとも一方の生地であることを特徴としている。
上記構成によれば、誘導部材によって有孔生地の端部に沿って誘導されるから、吸音用領域を構成する有孔生地の孔、あるいは空気逃がし用領域を構成する有孔生地の孔からフード本体の内側に浸入するのが抑えられ、快適な装着感が維持される。
本発明のフードでは、誘導部材は、縫着部と有孔生地との間を繋ぐ繋ぎ生地と、管状体とから構成され、前記繋ぎ生地は、一端部が前記縫着部に重ねて縫着され、他端部が有孔生地の縁部に沿って縫着され、管状体は繋ぎ生地の他端部側で該繋ぎ生地との間に水の誘導路を形成するよう有孔生地の縁部に沿って設けられていることを特徴としている。
上記構成のフードによれば、雨天時等において、縫着部からフラシの内側に浸入した水は、繋ぎ生地と管状体とで形成される誘導路に沿って誘導されるから、有孔生地に形成された孔からフード本体の内側に浸入するのが抑えられる。
本発明は、前記何れかのフードが備えられている衣服である。この衣服によれば、有孔生地に形成された孔から水が浸入するのが抑制されるから、快適な装着感が維持される。
本発明のフードは、使用者が頭部に装着した状態で該使用者の耳に対応する吸音用領域を構成する有孔生地の一部領域がフード本体に縫着部を介して縫着され、縫着部から浸入した水を、有孔生地に形成された孔を回避するよう、上方から下方へ誘導する誘導部材が、有孔生地の端部に沿って設けられているから、雨天時等において、縫着部からフラシの内側に浸入した水は、誘導部材によって有孔生地の端部に沿って誘導され、縫着部分に止水テープが貼れなくても、有孔生地に形成された孔からフード本体の内側に浸入するのが抑えられる。
本発明の第一の実施形態を示すフードの側部どうしをずらせて合わせた状態での側面図 同じくフードの前部を表側に裏返した状態でのやや前方からの斜視図 同じくフラシを開いた状態の下方からの斜視図 同じく前部と後部とを合わせて偏平にした状態での後部からの平面図 同じく要部断面図で、図3におけるY−Y線断面矢視図 本発明の第二の実施形態を示す要部断面図で、図5に相当する図 本発明の別の実施形態を示す要部断面線形図で、図5に相当する図
以下、本発明の実施形態に係るフードを図面に基づいて説明する。図1はフードの側部どうしをずらせて合わせた状態での側面図、図2はフードの前部を表側に裏返した状態でのやや前方からの斜視図、図3はフラシを開いた状態の下方からの斜視図、図4は前部と後部とを合わせて偏平にした状態での後部からの平面図、図5は要部断面図で、図3におけるY−Y線断面矢視図である。
図1ないし図4に示すように、フード1は、フード本体2と、フラシ3A,3Bとを備えている。
フード本体2とフラシ3Aを構成するパーツ生地は同一の素材であり、該パーツ生地は表面地4aに水浸入防止処理である防水加工あるいは撥水加工が施され、裏面地4bは編み生地(例えばトリコット)または織り生地からなり、表面地4aと裏面地4bとの間に、透湿防滴性フィルムとして例えばゴアテックス(登録商標)が挟持され、これらを一体化して構成されている。
以下にフード1(フード本体2とフラシ3A)を構成する複数枚のパーツ生地を述べるが、これらのパーツ生地はフード1の表側に水浸入防止処理がなされた表面地4aがフード1の表側になるよう、また、裏面地4bが使用者の頭部側、すなわち裏側になるよう用いられる。
フード本体2は、着用者の頭部を後方から上方および側方に亘って覆うもので、装着時には頭部の前方のうち、少なくとも視界を妨げないよう開放された形状になるよう、複数枚の前記パーツ生地を縫着することにより構成されている。
具体的に前記パーツ生地は第一生地11ないし第六生地16の六種類の生地から構成されている。
第一生地11は、使用者のフード1の装着状態において、後側の下部にあって使用者の後頸部を被覆する。第二生地12は第一生地11の上方にあって使用者の後頭部を被覆する。第三生地13は、第二生地12の上前方にあって使用者の頂部を被覆する。第四生地14は、第一生地11の前方にあって使用者の頸横部を被覆する。第五生地15は、第三生地13と第四生地14の間にあって、使用者の頭側部を被覆する。第六生地16は、使用者の耳部分を側方で覆う。
そして、隣合うパーツ生地どうしは、縫着部20によって一体化されている。
但し、第一生地11ないし第六生地16のうち、第四生地14ないし第六生地16はそれぞれ左右一対で設けられており、特に、第四生地14は顎を前方で覆う顎当部を構成するもので、使用者の顎の前で端部どうしが面ファスナ5等の着脱手段によって着脱されるよう構成されている。
また第一生地11および第四生地14は、レインスーツなどの衣服6の襟首部7に、例えばドット釦8などの着脱手段により着脱自在に取付けられる。
第六生地16は有孔生地に相当し、側面視して略三角形に形成されている。この第六生地16には、使用者が吸音し易いように複数の吸音孔16aが穿設されている。また第二生地12も有孔生地に相当し、背面視して略四角形に形成されている。この第二生地12は空気逃がし用領域を構成する生地に相当する。第二生地12には、フード1内に侵入した空気(例えば風)を外部へ排出する複数の排気用孔(空気逃がし用孔)12aが穿設されている。
フラシ3Aは左右の第六生地16をそれぞれその表側でほぼ全域を覆うよう、フード本体2に縫着されている。しがたって、フラシ3Aは第六生地16とほぼ同形状に形成されている。但しフラシ3A(フラシ3Aを構成するパーツ生地)の下端辺部3a(一辺部)は、フード本体2には縫着されておらず、これによりフード本体2に対して隙間10を形成し得て、この隙間10から周囲の音が吸音孔16aに吸音され易いようになっている。
他の辺部3b,3cがフード本体2の第一生地11、第二生地12、第五生地15の縁部どうしに、縫着部21,22によって縫着されている。
各パーツ生地の縫着部20の裏面には、止水テープ23(シームテープ)が貼着されている。縫着部20の裏面に止水テープ23が貼着されていることにより、各パーツ生地の縫着部20から、雨水等の水Wがフード本体2の裏側に浸入するのを防止している。
各パーツ生地の縫着部20の裏面に止水テープ23を貼着できるのは、フード1を構成するパーツ生地の裏面地4bが水浸入防止処理を施していない編み生地からなることによる。
ところで、第六生地16とフラシ3Aとはともに表面地4aが表面となるよう重ねられ、フラシ3Aの二辺部3b,3c(フラシ3Aの周囲の一部)で、第六生地16とフラシ3Aとが互いに縫着部21,22によって縫着されている。第六生地16とフラシ3Aとの縫着部21,22では、第六生地16の表面地4aとフラシ3Aの裏面地4bとが縫着された構造となる。
したがって、縫着部21,22には、止水テープ23を貼着することができない。あるいは止水テープ23を貼着しても第六生地16からは容易に剥がれてしまい、縫着部21,22では止水テープ23での止水は難しい。
そこでこの実施形態では、図5に示すように、止水テープ23の代わりとして、縫着部21,22の外側から水Wが浸入した場合、これが第六生地16に形成された吸音孔16aを回避するよう、上方から下方へ誘導する誘導部材25を、第六生地16の端部に沿って設けている。
誘導部材25を構成する広幅生地26および狭幅生地27は、ともにフード本体2を構成する生地と同一の生地が用いられている。
誘導部材25の配置場所について述べると、誘導部材25は、フラシ3Aの内側で、第六生地16を囲繞する第一生地11、第二生地12、第五生地15の縁部に沿って設けられている。
誘導部材25の具体的構成について述べる。誘導部材25は、第六生地16の前後の縁部16b,16cに沿うよう上方が尖端となる帯状の広幅生地26と、広幅生地26に沿う狭幅生地27とを組合せた繋ぎ生地から構成されている。
誘導部材25(広幅生地26)の幅方向の一方縁部25aは、第六生地16の前部においては、縫着部21によって、第五生地15の縁部15aとフラシ3Aの他の辺部3bに重ねて縫着されている。
誘導部材25の幅方向の一方縁部25aは、第六生地16の後部においては、縫着部22によって、第一生地11の縁部11a、第二生地12の縁部12bとフラシ3Aの他の辺部3cに重ねて縫着されている。
誘導部材25(広幅生地26)の幅方向の他方縁部25bに対して重ねられ、縫着部21,22側へ向けて突出する生地片25cが設けられている。
この生地片25cの幅と狭幅生地27の幅とはほぼ等しく設定されて、生地片25cの外側に狭幅生地27が重ねて接着されている。この場合、生地片25cと狭幅生地27とは、裏面地4bどうしが接着されている。
生地片25c、狭幅生地27および第六生地16の縁部16b,16cが重ねられて、縫着部28によって一体となるよう縫着されている。
生地片25cと広幅生地26との間には隙間があって、この隙間が、縫着部21,22の外側から浸入した水Wを、第六生地16に形成された吸音孔16aを回避するための誘導路30とされている。
したがって誘導部材25で形成されるこの誘導路30も誘導部材25と同様、側面視して上方が尖端となっている。
縫着部28の裏側に相当する領域には、これを覆うのに充分な幅を有する止水テープ23がフード本体2に貼着されている。
さらに、止水テープ23の代わりとして、縫着部22、フラシ3Bと第三生地13の縫着部24の外側から水Wが浸入した場合、これが第二生地12に形成された排気用孔12aを回避するよう、上方から下方へ誘導する誘導部材29を、第二生地12の端部に沿って設けている。
この誘導部材29の構成は、図5を用いて述べた構成と同様であって、誘導部材29を縫着する生地が異なる。すなわち、誘導部材29は、第二生地12と第二生地12の両側に配置される第六生地16との間、第二生地12と第三生地13との間に連続するよう設けられている。
また、誘導部材25が第六生地16の前後の縁部16b,16cに沿って上方が尖端となるよう構成しているのに対して、誘導部材29は第二生地12の上端辺部および左右端辺部に沿うよう、背面視して下方が開放されたコ字形となるよう設けられている。
上記構成において、縫着部28に相当する、フード本体2の裏側には、止水テープ23が貼着されているから、縫着部28があったとしても、止水テープ23によって雨水等の水Wの浸入は防止することができる。
しかしながら、縫着部21,22については、縫着部21,22によって重ねられているパーツ生地の間から、フラシ3Aの内側(第六生地16の表面)に水Wが浸入することが考えられる。
しかしながら、縫着部21,22と第六生地16の間には、表面地4aを表側として縫着部21,22から第六生地16の縁部16b,16cに至る誘導部材25が設けられていて、誘導部材25によって第六生地16に形成された吸音孔16aを回避するための誘導路30が形成されている。
したがって、縫着部21,22から浸入した水Wは誘導路30によって堰き止められて、第六生地16側へ移動するのを抑制され、誘導路30は、吸音孔16aを回避するよう、第六生地16の前後の縁部16b,16cに沿って上方が尖端となっているから、誘導路30に浸入した水Wは、前後に振分けられるようにして、下方へ誘導される。
このため、第六生地16の吸音孔16aに至らず、したがって水Wが吸音孔16aから浸入することが防止できる。
また、誘導部材29では、これを第二生地12の端部に沿って、第二生地12の上端辺部および左右端辺部に沿うよう、背面視して下方が開放されたコ字形となるよう設けている。
このため、縫着部24および縫着部22から浸入した水Wを誘導部材29(誘導路)に沿って下方に誘導して、排気用孔12aから水Wが第二生地12の内側に入り込むのを抑制している。
次に本発明の第二の実施形態を、図6に基づいて説明する。図6は本発明の第二の実施形態を示す要部断面図で、図5に相当する図である。なお図1ないし図5で説明した第一の実施形態と同様の機能を有する構成部品については同一の符号を付して、その説明を省略する。
第二の実施形態が第一の実施形態と異なる構成は、誘導部材35の構成である。第二の実施形態において、誘導部材35は、広幅生地26と、管状体36とから構成されている。誘導部材35は第六生地16の前後の縁部16b,16cに沿って上方が尖端となるよう設けられている。
管状体36の具体的構成は、合成樹脂製の小径のパイプ37と、表面に防水処理や撥水処理が施された取付生地38とからなり、パイプ37が取付生地38で覆われている。
取付生地38は、パイプ37を覆う部分と、縫着部28で第六生地16の前後の縁部16b,16cと、広幅生地26の幅方向の他方縁部25bに挟持されて縫着される被縫着片39とから構成されている。
そして、広幅生地26と管状体36(特に被縫着片39)との間には隙間があって、この隙間が、縫着部21,22の外側から浸入した水Wを、第六生地16に形成された吸音孔16aを回避するための誘導路30とされている。他の構成は上記第一の実施形態と同様である。
本発明の第二の実施形態によれば、縫着部21,22から浸入した水Wは誘導路30によって堰き止められて、第六生地16側へ移動するのを抑制され、誘導路30は、吸音孔16aを回避するよう、第六生地16の前後の縁部16b,16cに沿って上方が尖端となっている。
このため、誘導路30に浸入した水Wは、前後に振分けられるようにして、下方へ誘導され、第六生地16の吸音孔16aに至らず、したがって水Wが吸音孔16aから浸入することを防止できる。
本発明は実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、上記各実施形態では、誘導部材25として広幅生地26、あるいは狭幅生地27は、パーツ生地とは別に設けた生地を、第一生地11、第二生地12、第五生地15等に縫着した構成とした。
しかしながら、図7の別の実施形態に示すように、パーツ生地とは別生地とはせずに、第一生地11、第二生地12、第五生地15等を延長して広幅生地26の代替とし、その縁部(先端部)15a,12b,11aを折返すことで狭幅生地27の代替としてしかも誘導路30(誘導部材25)を形成するようにすることもできる。
1…フード、2…フード本体、3A,3B…フラシ、4a…表面地、4b…裏面地、6…衣服、10…隙間、11…第一生地、12…第二生地、12a…排気用孔、13…第三生地、14…第四生地、15…第五生地、16…第六生地、20,21,24,22,28…縫着部、23…止水テープ、25,29,35…誘導部材、25c…生地片、26…広幅生地、27…狭幅生地、30…誘導路、36…管状体、37…パイプ、W…水

Claims (4)

  1. フード本体生地の一部が、複数の孔を有する有孔生地から構成され、有孔生地を覆うフラシ生地の端部の一部領域が前記フード本体に縫着部を介して縫着され、該フード本体および前記フラシ生地は表面に水浸入防止処理が施され、裏面に編み生地または織り生地が施されたフードであって、
    前記縫着部から浸入した水を有孔生地に形成された孔を回避するよう上方から下方へ誘導する誘導部材が、有孔生地の端部に沿って設けられ
    前記誘導部材は、縫着部と有孔生地との間を繋ぐ繋ぎ生地から構成され、該繋ぎ生地は、一端部が前記縫着部に重ねて縫着され、他端部に縫着部側に突出するよう生地が重ねられて、該他端部が有孔生地の縁部に沿って縫着されることで、有孔生地の縁部側で水の誘導路を形成するよう構成されていることを特徴とするフード。
  2. フード本体生地の一部が、複数の孔を有する有孔生地から構成され、有孔生地を覆うフラシ生地の端部の一部領域が前記フード本体に縫着部を介して縫着され、該フード本体および前記フラシ生地は表面に水浸入防止処理が施され、裏面に編み生地または織り生地が施されたフードであって、
    前記縫着部から浸入した水を、有孔生地に形成された孔を回避するよう、上方から下方へ誘導する誘導部材が、有孔生地の端部に沿って設けられ
    前記誘導部材は、縫着部と有孔生地との間を繋ぐ繋ぎ生地と、管状体とから構成され、前記繋ぎ生地は、一端部が前記縫着部に重ねて縫着され、他端部が有孔生地の縁部に沿って縫着され、管状体は繋ぎ生地の他端部側で該繋ぎ生地との間に水の誘導路を形成するよう有孔生地の縁部に沿って設けられていることを特徴とするフード。
  3. 有孔生地は、使用者が頭部に装着した状態で該使用者の耳に対応する吸音用領域を構成する生地、および使用者が頭部に装着した際の空気逃がし用領域を構成する生地のうちの、少なくとも一方の生地であることを特徴とする請求項1または請求項2の何れか1項に記載のフード。
  4. 請求項1ないし請求項に記載の何れかのフードが備えられていることを特徴とする衣服。
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