JP5563599B2 - 運行管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、運行管理システムに関し、特に車速及びエンジン回転数を取得するデジタル式運行記録計及びドライビング状況を示す画像データ等を含む状況データを取得するドライブレコーダを用いた運行管理システムに関するものである。
従来の運行記録計としては、特許文献1に示すように、トラックなどの車両に搭載されて、速度(車速)、時刻、走行距離やエンジン回転数などの各種運行データを記録するものがある。この運行データは、車両の各部から所定のタイミング(500msec毎)で取得され、またはそれら取得データから自動的に算出され、例えばメモリカードのような記録媒体に記録される。これらの運行データは、このメモリカードを営業所に設置された読取装置で読み取ることによって、読取装置に接続されたコンピュータに自動的に入力され、また、自動的に運転日報を作成するのに利用される。
また、特許文献2に示すように、運転中の車両(自動車)の外部や内部の映像を自動的に記録して、事故やヒヤリハット等の際の客観的な状況を事後分析できるようにした車両搭載型のドライブレコーダが開発されてきており、例えばタクシーなどでは、日常運転の事後分析による事故予防対策や、事故が起こったときにはその原因の客観的な証拠、究明等のために、この種のドライブレコーダを搭載する動きも出てきている。
具体的に、このようなドライブレコーダは、車両に搭載して走行中の外部画像データ、加速度データ、速度データ、位置データ、ブレーキデータ、ウィンカーデータ、ドアの開閉データ等の状況データを、時系列的に順次メモリ内に格納しておき、そのメモリ内の状況データを参照することで事後分析ができるように構成されている。
そして近時、運行記録計にこのようなドライブレコーダの機能を併設させ、従来の前記運行データとともに、ドライブレコーダにより得られた前記状況データを運行管理システムで管理して運行状況を総合的に判断し、安全運転や低燃費運転のための教育資料として供したいという要求がある。また、車載する運行記録計にタッチパネルモニタを付与して、記録したその場で可及的にリアルタイムに表示したり、その場でなくとも車内でのデータ解析機能やシステムの操作性、データ処理能力、GUIとしてのデータ表示機能を向上させたいという要求もある。そして、こういった要求、すなわち事後分析の目的に合わせて、取得データとして新たな運行データや状況データを追加していきたいという傾向や、記録したときのオンタイム分析や車内でのデータ解析の高機能化などの新たな要求が今後も継続的にでてくることは想像に難くない。
ところが、データが非常に多種多様にわたり、静止画や動画などの画像データをも含む場合にはデータ容量が大きくなりうることから、現状の安価なハードウエア構成を前提にした運行記録計では短時間でメモリが一杯になってしまい、こういった拡張性を担保していくことは困難であるという問題がある。
また、運行記録計は、所定の規格によってその構成が定められており、運行記録計自体にタッチパネルモニタを設けることは困難で、運行記録計自体による車内でのデータ解析機能やシステムの操作性、データ処理能力、GUIとしてのデータ表示機能を向上させるには限りがある。
特開2004−240639号公報 特開2007−11909号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、運行記録計を安価に構成可能にしながらも、従来の運行データについては確実に記録させながら、新たに取得が必要になる状況データについても拡張性をもって漏れなく確実に取得可能にするとともに、タッチパネルモニタで運行管理システムの操作性を向上することをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る運行管理システムは、少なくとも車速データ、時刻データ及び走行距離データを含む運行データ並びにドライビング状況を示す画像データを含む状況データを取得する運行記録計と、前記運行記録計接続されて前記データを取得するとともに、タッチパネルモニタによりそれらデータが操作可能に構成されており、車内に設けられた操作機器とを備え、前記操作機器が、前記状況データを前記運行記録計から所定間隔の短周期で取得して、その状況データを取得データ格納部に格納するとともに、前記操作機器が、前記運行データを前記運行記録計から前記短周期よりも長い長周期で取得可能に構成されていることを特徴とする。
このようなものであれば、タッチパネルモニタを設けることにより、運行管理システムの操作性を向上させるとともに、運行記録計とタッチパネルを有する操作機器とを分離して、運行記録計を所定の規格を満たす構成とすることができる。また、画像データ等のデータ容量の大きいものや、新たに取得が必要になった状況データを、比較的データ容量の小さい運行データよりも短い周期で操作機器に取得させることにより、運行記録計に設けられる状況データ格納用のメモリを小さくすることができ、安価なハードウエア構成でありながら、運行データ及び画像データを含む状況データを漏れなく確実に取得することができるようになる。なお、通信ケーブルを外すことによって運行記録計のみとして用いることができ、ユーザの用途に合わせて運行管理システム又は運行記録計を適宜選択して使用可能となる。なお、ここで運行データには、少なくとも車速データや、時刻データ及び走行距離データを含み、エンジン回転数データなども含めることができる。そして、少なくともこれら3つのデータは相対的に長周期で送信すればよく、重複したデータを状況データとして短周期で操作機器に送信する場合を含んでいる。
また、前記運行記録計が、前記運行データ格納する運行データ格納部を備えており、前記操作機器が、前記運行記録計が状況データを取得した都度、その状況データを運行記録計から取得して取得データ格納部に格納するとともに、前記操作機器が、前記運行データ格納部に蓄積されている運行データを長周期で取得して取得データ格納部に格納するものであることが望ましい。これならば、運行記録計に状況データを格納するためのメモリを設ける必要がないため、運行記録計の構成を簡単化するとともに、より安価に構成することができ、またリアルタイムに操作機器に状況データを格納できるようになる。
上記の運行管理システムにおいて、操作機器を設けることなく、汎用性を高めるためには、前記運行記録計が、運行データを演算処理する運行記録計用処理基板と、当該運行記録計用処理基板と分離して設けられ、前記状況データを演算処理するドライブレコーダ用処理基板とを備えることが望ましい。これならば、運行記録計のみとして使用する場合には、ドライブレコーダ用処理基板を取り除き、運行記録計用処理基板のみで構成すれば、不要な部品を組み込む必要が無く、コストを削減できるだけでなく、組み立てを容易にすることができる。
このように構成した本発明によれば、運行記録計に大容量のメモリを設けることなく安価に構成可能にしながらも、従来取得が必要な運行データとともに、画像データ等の状況データといった新たに取得したいデータまで漏れなく確実に取得可能にするとともに、タッチパネルモニタで運行管理システムの操作性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る運行管理システムの模式的構成図である。 同実施形態の運行記録計の機器構成図である。 同実施形態の運行管理システムの機能構成図である。 同実施形態の操作機器の機器構成図である。 同実施形態の操作機器の機能構成図である。 変形実施形態の操作機器における運転評価表示の表示内容を示す図である。
100 ・・・運行管理システム
2 ・・・運行記録計
21b ・・・車速・回転数データ格納部(運行データ格納部)
C1、C2・・・通信ケーブル
3 ・・・操作機器
301 ・・・タッチパネルモニタ
3b ・・・取得データ格納部
以下に本発明に係る運行管理システム100の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る運行管理システム100は、図1に示すように、車速データ、時刻データ、走行距離データなどの運行データ(運行管理データ)並びに、ドライビング状況を示す加速度データ、速度データ、位置データ、ブレーキデータ、ウィンカーデータ、ドアの開閉データや、画像データを含む状況データを取得する運行記録計2と、運行記録計2と通信ケーブルC1、C2により接続されてデータを取得するとともに、タッチパネルモニタによりそれらデータが操作可能に構成された操作機器3とを備える。なお、操作機器は、例えばダッシュボート等に固定される等、運転席に居る人によって操作可能な位置に設けられている。
運行記録計2は、耐震性及び耐熱性等を定めた所定の規格(道路運送車両法の保安基準に定める規格)を満たすように構成されたものであり、車両に設けられた速度センサから車速データ及びエンジン回転数センサからエンジン回転数データを受け付けてそれらデータを演算処理する運行記録部21と、車両に設けられたドライブレコーダから画像データを含む状況データを受け付けてそれらデータを演算処理するドライブレコーダ部22とを備える。なお、ドライブレコーダ部は独自に動作可能なように、運行記録部21と重複する機能を有し、運行データにかかるデータもセンサから取得可能に構成される。
なお、ドライブレコーダ(図示省略)は、例えばフロントガラスに取り付けられ、車両の挙動や周囲状況、車両の操作状況等をセンシングし、その内容を示す状況データを出力するものであり、ここでは、画像データ(動画データ又は静止画データ)を出力するCCDカメラ、加速度データを出力する加速度センサ、位置データを出力するGPS受信機の3種類を少なくとも用いて構成されている。その他、状況データとしては、車速データ、ドア開閉データ、ブレーキデータ(ブレーキ踏み込み量データ)、ウィンカーデータなどを含むことができる。
この運行記録計2は、図2に示すように、CPU201、内部メモリ202、AD変換器(不図示)等を有するマイクロコンピュータを用いて構成している。その他、運行記録計2は、時刻データを生成するリアルタイムクロック(RTC)203、電源ON確認用等のLED204(図1参照)、電源コネクタ205、速度センサ及びエンジン回転数センサが接続されるCPLD206、CPLD206の演算結果により警告音をならすブザー207、汎用の通信ケーブルが接続される汎用ケーブル接続ポート(例えばUSBポート)208等を備えている。
また、運行記録計2は、運行データとしての車速データ及びエンジン回転数データをメモリカード等の記録媒体に記憶させてデータを持ち運びできるようにするため、メモリカード用のソケット209(図1参照)が設けられ、当該メモリカードを着脱可能に構成している。
さらに、運行記録計2には、運行データとしての車速データ及びエンジン回転数データを通信ケーブルにより操作機器3に送信するための第1の接続ポート(例えばRS−232Cシリアルポート)210、及び状況データを通信ケーブルにより操作機器3に送信するための第2の接続ポート(例えばUSBポート)211が設けられている。
そして、内部メモリ202の所定領域に設定したプログラムに従ってCPU201やその周辺機器を作動させることにより、図3に示すように、運行記録部21及びドライブレコーダ部22等として機能する。かかるマイクロコンピュータ10は、汎用のものであってもよく、専用のものであってもよい。
運行記録部21は、図3に示すように、少なくともセンサから運行データとしての車速データ及びエンジン回転数データを受け付ける車速・回転数データ受付部21aと、その車速データ及びエンジン回転数データを格納する、運行データ格納部としての車速・回転数データ格納部21bと、車速データ及びエンジン回転数データを管理する車速・回転数データ管理部21cとを備えている。
車速・回転数データ格納部21bは、運行データとしての車速データ及びエンジン回転数データを、たとえば500msecごとに順次時系列に従って格納するリングメモリ方式のものであり、容量が満たされると次々に上書きしていくものである。例えば車速・回転数データ格納部21bは、過去24時間又は48時間など所定時間の車速データ及びエンジン回転数データを格納する。
車速・回転数データ管理部21cは、各センサから受信した車速データ及びエンジン回転数データを、受信した都度、当該車速・回転数データ格納部21bに格納する。そして、車速・回転数データ管理部21cは、所定時間経過後に当該車速・回転数データ格納部21bに蓄積されている車速データ及び回転数データを通信ケーブルを介して操作機器3に出力する。なお、上記の所定時間とは、車速・回転数データ格納部21bとして割り当てられたメモリが一杯になる前の時間に設定されている。また、車速・回転数データ管理部21cは、メモリカード用のソケット209に挿しこまれたメモリカードへのデータの格納も行う。なお、メモリカードへの車速データ及び回転数データの格納は、例えば所定事象が生じた場合に行わってもよいし、前記操作機器3への出力と同様のタイミングで同じデータをメモリカードへも格納するようにしてもよい。
また、ドライブレコーダ部22は、図3に示すように、ドライブレコーダから状況データを受け付ける状況データ受付部22aと、当該状況データ受付部22aにより得られた状況データを管理する状況データ管理部22bとを備えている。
状況データ管理部22bは、ドライブレコーダから受信した状況データを、受信した都度、当該状況データを操作機器3に送信するものである。つまり、ドライブレコーダ部22が状況データ格納部を備えない構成であり、状況データ管理部22bは、ドライブレコーダ部22内のメモリに状況データを格納することなく、リアルタイムに送信機器に状況データを送信する。
なお、運行記録部21は、運行記録計用処理基板(不図示)上に設けられ、ドライブレコーダ部22は、ドライブレコーダ用処理基板(不図示)上に設けられている。これら処理基板は互いに分離して、運行記録計2のケーシング内に配設されている。
操作機器3は、図4に示すように、タッチパネルモニタ301、CPU302、内部メモリ303、AD変換器(不図示)等を有するマイクロコンピュータを用いて構成されている。その他、操作機器3は、クロックを発生させる回路(発振器)304、ビデオ入力コネクタ305、無線通信を行うための無線ランアンテナ用コネクタ306、GPSアンテナ用コネクタ307、電源コネクタ308、携帯電話などの携帯端末との間で、bluetooth(登録商標)通信等の近距離無線通信を可能にするための受信部309、音出力用等のスピーカ310(図1参照)等を備えている。
また、操作機器3には、車速データ及びエンジン回転数データなどの運行データだけでなく、状況データをメモリカード等の記録媒体に記憶させてデータを持ち運びできるようにするため、メモリカード用のソケット311が設けられ、当該メモリカードを着脱可能に構成している。
さらに、操作機器3には、運行記録計2の第1の接続ポート210に対応して、通信ケーブルを接続するための第3の接続ポート(例えばRS−232Cシリアルポート)312、及び運行記録計2の第2の接続ポート211に対応して、通信ケーブルを接続するための第4の接続ポート(例えばUSBポート)313が設けられている。
そして、内部メモリ303の所定領域に設定したプログラムに従ってCPU302やその周辺機器を作動させることにより、運行記録計2から得られる車両・回転数データ及び状況データを受け付ける各種データ受付部3aと、当該データ受付部3aにより得られた各種データを格納する取得データ格納部3bと、取得したデータを管理する取得データ管理部3cとを備えている。かかるマイクロコンピュータ10は、汎用のものであってもよく、専用のものであってもよい。
取得データ管理部3cは、各種データ受付部3aが受信した取得データを、受信した都度、当該取得データを取得データ格納部3bに格納する。また、取得データ管理部3cは、メモリカード用のソケット311に挿しこまれたメモリカードへのデータの格納も行う。なお、メモリカードへの取得データの格納は、例えばタッチパネルの操作又は所定事象が生じた場合に行われる。
次に、本発明の運行管理システム100の動作について説明する。
車速・回転数データ受付部21aが、速度センサ及びエンジン回転数センサから運行データとしての車速データ及びエンジン回転数データを受け付けると、車速・回転数データ管理部21cが、当該データを車速・回転数データ格納部21bに時刻と関連づけられて順次時系列に従って格納する。このとき、同時に走行距離も格納する。そして、車速・回転数データ格納部21bへの格納が所定時間(本実施形態では、24時間又は48時間)経過後毎に、車速・回転数データ管理部21cが、当該車速・回転数データ格納部21bに格納されているデータを通信ケーブルを介して操作機器3に出力する。このように車速・回転数データ管理部21cは、所定間隔の周期(24時間周期又は48時間周期)で、車速・回転数データ格納部21bに格納されている、走行距離、車速データ、エンジン回転数データ及び対応する時刻などを含む運行データを通信ケーブルを介して操作機器3に出力する。
次に、取得データ受付部3aが、運行データを受け付けると、取得データ管理部3cが、当該データを取得データ格納部3bの割り当てられた所定領域内に格納する。
一方、状況データ受付部22aが、ドライブレコーダから画像データを含む状況データを受け付けるとその都度、状況データ管理部22bが当該データを通信ケーブルを介して操作機器3に出力する。つまり、状況データ管理部22bは、ドライブレコーダから画像データを含む状況データを受け付けるとリアルタイムに状況データを操作機器3に出力する。
次に、取得データ受付部3aが、状況データを受け付けると、取得データ管理部3cが、当該データを取得データ格納部3bの割り当てられた所定領域内に格納する。
以上によって操作機器3に、運行データ並びに状況データを格納して管理することができる。また、このとき、タッチパネルモニタ301を操作することによって、当該データへの付加情報の関連付け等を行うことができる。また、操作機器3は通信機能を有することから、操作機器3に集められたデータをタッチパネルモニタ301を操作することによって、事務所等の基地局や中央情報処理装置に送信することができる。加えて、タッチパネルにおいて、運行データや状況データを解析することもできる。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係る運行管理システム100によれば、タッチパネルモニタ301を設けることにより、運行管理システム100の操作性を向上させるとともに、運行記録計2とタッチパネルモニタ301を有する操作機器3とを分離して、運行記録計2を所定の規格を満たす構成とすることができる。
また、画像データ等のデータ容量の大きい状況データを、比較的データ容量の小さい運行データよりも短い周期で操作機器3に取得させることにより、運行記録計2に設けられる状況データ格納用のメモリを小さくすることができ、安価なハードウエア構成でありながら、画像データを含む状況データを漏れなく確実に取得することができるようになる。特に、本実施形態では、状況データを運行記録計2に格納することなく、操作機器3に送信する構成としているので、運行記録計2に状況データ格納用のメモリを設ける必要が無く、より一層運行記録計2を安価に構成することができるとともに、操作機器3により確実に状況データを格納することができる。また、状況データを略リアルタイムに送信されるので、操作機器3は、それをリアルタイムに解析し、低燃費運転指導情報や、安全運転指導情報などを都度画面に出力し、それら運転を促すことができる。なお、通信ケーブルC1、C2を外すことによって運行記録計2のみとして用いることができ、ユーザの用途に合わせて運行管理システム100又は運行記録計2を適宜選択して使用可能となる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、運行記録計のドライブレコーダ部が状況データ格納部を有さないものであったが、運行記録計が安価に構成できれば、ドライブレコーダ部に状況データ格納部を設けるものであっても良い。また、この状況データ格納部へは、加速度などが閾値を超えた場合など所定の事象を捉え、それをトリガにしてそのときのみ行うようにすることもできる。この場合、状況データは画像データを含むデータ容量が車速・回転数データよりも大きいことから、状況データを操作機器に送信する周期を、運行データを操作機器に送信する周期よりも短くすることが好ましい。なお、いずれの周期も、格納部のメモリが一杯になる前にデータ送信するように設定されている。
また、前記実施形態では、車速・回転数データ格納部内に蓄積されているデータを、車速・回転数データ管理部が、所定周期で操作機器に送信するように構成されているが、その他、ユーザの入力信号をトリガとして蓄積されたデータを操作機器に送信するように構成しても良い。
さらに、操作機器は、タッチパネルモニタ301上に、ヒヤリハット時における警告を報知するための警告表示、ドライバの運転評価を示す運転評価表示、又はドライバの運転傾向を示すトレンド表示を行うものであっても良い。なお、警告表示は警告を示す音声とともに行うこともできる。
運転評価表示に関して言うと、図6に示すように、定速運転、急加減速、過剰加速、不要なアイドリング、高速運転の傾向、波状運転の防止、急ハンドル等を例えば1〜7段階の多段階評価や例えば100点満点の数値評価をするとともに、それらを総合的に勘案した総合評価を同様に多段階評価又は数値評価した結果を表示する。また、運転評価表示は、前記運転評価の結果についてコメントを表示する。一方、トレンド表示に関して言うと、ドライバの各時間帯における運転傾向、例えば朝にヒヤリハットが多い、午後に急加減速が多い等を表示するようにしても良い。また、日、週、場所又は時間帯における急加減速等の累積値を表示するようにしても良い。なお、これらの表示をするにあたって、操作機器3は、運行記録計2から通信ケーブルを介して取得した状況データ等や記録媒体を介して取得した状況データ等を解析してリアルタイムに各種表示を行う。このように運転評価表示やトレンド表示を行うことによって、ドライバが自分の運転について客観的に判断することができるようになり、より安全運転を心掛けることができるようになる。
加えて、操作機器のタッチパネルモニタ301上で、状況データに含まれる画像データを再生できるように構成しても良い。これにより、ドライバは取得した画像データをその場で確認することができ、事故やヒヤリハット等の原因を即座に確認することが可能となる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
本発明により、運行記録計を安価に構成可能にしながらも、従来の運行データについては確実に記録させながら、新たに取得が必要になる状況データについても拡張性をもって漏れなく確実に取得可能にするとともに、タッチパネルモニタで運行管理システムの操作性を向上することができる。

Claims (3)

  1. 少なくとも車速データ、時刻データ及び走行距離データを含む運行データ並びにドライビング状況を示す画像データを含む状況データを取得する運行記録計と、
    前記運行記録計接続されて前記データを取得するとともに、タッチパネルモニタによりそれらデータが操作可能に構成されており、車内に設けられた操作機器とを備え、
    前記操作機器が、前記状況データを前記運行記録計から所定間隔の短周期で取得して、その状況データを取得データ格納部に格納するとともに、前記操作機器が、前記運行データを前記運行記録計から前記短周期よりも長い長周期で取得可能に構成されていることを特徴とする運行管理システム。
  2. 前記運行記録計が、前記運行データ格納する運行データ格納部を備えており、前記操作機器が、前記運行記録計が状況データを取得した都度、その状況データを運行記録計から取得して取得データ格納部に格納するとともに、前記操作機器が、前記運行データ格納部に蓄積されている運行データを長周期で取得して取得データ格納部に格納するものである請求項1記載の運行管理システム。
  3. 前記運行記録計が、運行データを演算処理する運行記録計用処理基板と、
    当該運行記録計用処理基板と分離して設けられ、前記状況データを演算処理するドライブレコーダ用処理基板とを備える請求項1記載の運行管理システム。
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