JP5563435B2 - 酸素濃縮装置 - Google Patents

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Description

本発明は、窒素との親和性の高い吸着剤を充填した吸着筒にコンプレッサーから原料空気を送り込み、濃縮された酸素ガスを取り出す圧力変動吸着式(PSA)の酸素濃縮装置に関するものであり、詳しくは、酸素濃縮ガスを加湿する加湿器の外れや漏れを簡単に検知する技術に関する。
図1は、一般に医療用として用いられる圧力変動吸着式の酸素濃縮装置の一例を示す。
この例では、濃縮酸素を製造するための主な構成要素として、原料空気を送り込むコンプレッサー3、原料空気の送り先を切り替える電磁弁8,9、酸素を選択的に取り出す2本の吸着筒12,13を備えている。
原料空気の流路は、通常は電磁弁8,9によって切り替えられて2本の吸着筒12,13に対して交互に原料空気が送り込まれる。各吸着筒12,13には、酸素よりも窒素との親和性が強いゼオライトが充填されている。原料空気が送り込まれた吸着筒12,13内では窒素がゼオライトに吸着されて酸素が濃縮され、製造された酸素濃縮ガスが最終的にカニューラ26を通じて使用者に供給される。
片方の吸着筒(例えば12)にコンプレッサー3で加圧した原料空気を送り込んで酸素を製造している間、他方の吸着筒(例えば13)では、圧力を開放して前の酸素製造工程で吸着していた窒素を脱着するとともに、製造された酸素の一部を送り込んでパージすることが行われる。以上の工程を片方と他方で交互に行うように切り替え、繰り返して連続的に酸素を製造するのである。
吸着剤のゼオライトは、空気中の水分も強く吸着するので、製造された酸素ガスにはほとんど水分が含まれない。このような乾燥した酸素ガスを使用者が吸入すると、鼻やのどの粘膜を乾燥させ、不快感を与えるだけでなく、障害を引き起こすおそれもある。そのため、医療用の酸素濃縮装置には、酸素濃縮ガスに加湿するための加湿器が備えられている。このような加湿器には、多孔体を先端に着けたスパージャーから、水を入れた容器内に酸素ガスを導入してバブリングすることにより加湿する方式が一般に採用されている。
加湿器内の水は当然蒸発して減少するので、定期的に精製水を補給する必要がある。精製水を補給して、再び加湿器を装着するときに、加湿器の蓋をしっかり締めきれないことがある。また、加湿器を本体に装着する際にもきっちり装着できないことがある。特に、使用者は高齢の患者が多いことから、そのようなトラブルはよく起こる。このように、加湿器の蓋や本体を正常に装着できていないと、医師の処方通りの酸素濃縮ガスが患者に供給されなくなるという重大な問題があった。そのため、従来から加湿器の漏れ、外れ、あるいは酸素ガススパージャーの目詰まりなどの不具合を検知する方法が種々提案されてきた。
なお、以下の各文献の説明において、括弧内の符号は文献記載のものである。
特許2857044号公報 特開2000−262619号公報 特開2003−275312号公報 特開2003−275313号公報 特開2004−209115号公報
特許文献1(特許2857044号)は、加湿器(7)の上流にターレットオリフィス式の流量設定手段(22)を配置し、この流量を設定するオリフィスの上流と下流の差圧を測定し、あらかじめ設定しておいた差圧との関係からそのとき流れている酸素濃縮ガスの流量に換算するものである。
しかしながら、この文献では、単にそのとき流れている酸素濃縮ガスの流量を計測するものにすぎず、加湿器の漏れや外れを検知するという問題意識はない。したがって、この文献では、オリフィスの下流に存在する加湿器周辺は大気圧に近い状態で運転されているため、加湿器に漏れや外れが発生したとしても、上記差圧に変化が生じるわけではなく、加湿器の漏れや外れを検知することはできない。
特許文献2(特開2000−262619号)は、加湿器の取付や蓋締め付けの不具合により患者に供給される酸素ガスの実質流量が低下するのを検知するため、加湿器下流に流量計と圧力計を備えるものである。すなわち、第1に加湿器(3)の下流に流量検出手段(6)を配設し、第2に上記流量検出手段(6)の後段に圧力検出手段(7)を配設している。これにより、流量検出手段により異常の発生を検知し、圧力検出手段によりその異常がどこにあるかを判定する。
すなわち、加湿器に漏れや外れが生じたり、カニューラやチューブに閉塞・折れが生じたりすると、いずれにしても流量が低下するのでそれを流量検出手段で検知する。ただし、流量の検知だけでは、異常が加湿器側なのか、カニューラ・チューブ側なのかはわからない。そこで、カニューラ・チューブに閉塞や折れが生じると圧力検出手段の圧力が高くなり、加湿器に漏れや外れが生じても圧力検出手段の圧力は高くならないことにより、異常の発生位置を判定する。
しかしながら、この技術では、加湿器の下流に流量検出手段を配置することが必須となる。酸素濃縮装置によって供給される酸素濃縮ガスの流量は、患者に与える程度のものであるから一般の工業ガスのように大量に流すわけではない。このような少量のガス流量を精密に計測する熱式流量計は極めて価格が高く、それを採用するのはコスト的に現実的ではない。しかも加湿器で加湿されてミストを含む可能性さえある酸素濃縮ガスの流量測定は、流量検出手段の精度が低下しやすく、異常検出の信頼性が低下しやすい。
特許文献3(特開2003−275312号)は、加湿器装着部に加湿器(39)の装着を確認するための加湿器スイッチ(45)を設けたものである。加湿器の装着状態に不具合があると、加湿器スイッチが加湿器の存在を検知しないため、異常と判断する。
しかしながら、これでは、加湿器装着部への加湿器の装着状態を検知するにすぎず、蓋が十分に締まらずに漏れが生じていることまでは検知できない。
特許文献4(特開2003−275313号)は、酸素濃縮ガスの出口側の流路を一時的に遮断する電磁弁(43)を設け、電磁弁で流路を遮断したときの圧力変化や流量変化を検知し、圧力低下や流量低下があったときは漏れがあると判断する。
しかしながら、この装置では、漏れを検知できるのは、酸素濃縮ガスの出口側を電磁弁で遮断したときに限られる。このため、検知タイミングは装置の起動時等ごく限られた瞬間だけであり、通常運転で酸素濃縮ガスを流している間は、たとえ異常が生じてもそれを検出することはできない。すなわち、使用中にカニューラに折れや閉塞が生じて患者に対して十分な酸素濃縮ガスが供給できない状態になったとしても、その異常が検知できないのである。
特許文献5(特開2004−209115号)は、加湿器(116)の上流に圧力センサ(117)を、下流に流速センサ(119)を備えたものである。特許文献2と同様に、まず流速センサで異常を検知する。加湿器が完全に装着されていない、蓋がゆるんでいる、カニューラ折れ等の異常があると、流量が低下する。流量が所定のレベルを下回るときに圧力値を参照し、圧力が所定の閾値より高くなればカニューラ閉塞と判定し、圧力が所定の閾値より低ければ加湿器が装着されていないと判定する。
しかしながら、特許文献2と同様に、加湿器の下流に流速センサを配置することが必須となり、コスト的に不利である。また、流速センサの精度が低下しやすく、異常検出の信頼性が低下しやすいことから、その補正を行うために湿度計まで使用し、その結果システムが複雑になる。
以上のように、加湿器の外れや漏れを検知する方法は、いくつか開示されている。しかしながら、あるものは不具合を検知できるのが起動時等のごく限られたタイミングでしかない。また、あるものは流量計を装備することが必須となる。その場合、少量のガス流量を精密に計測する熱式流量計は価格が高く、しかも加湿されてミストを含む可能性さえある酸素濃縮ガスでは、流量検知の精度が低下しやすく、異常検出の信頼性も低下しやすい。このように、従来開示された技術は、未解決の各種問題を抱えていた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、流量計等を使うことなく、酸素濃縮ガスを供給する運転中であっても、簡単かつ確実に加湿器の外れや漏れを検知することができる酸素濃縮装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の酸素濃縮装置は、原料空気中の窒素を吸着して酸素を濃縮するための吸着部と、上記吸着部から取り出された酸素濃縮ガスに対して湿度を付与するための加湿器と、上記加湿器で加湿された酸素濃縮ガスを使用者に供給するための供給流路とを備え、
上記加湿器の下流に供給流路を制限する流路制限手段を配置し、上記流路制限手段の上流に加湿器内の酸素濃縮ガスの圧力を計測する圧力計測手段を配置し、上記流路制限手段がオリフィスであることを第1の要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明の酸素濃縮装置は、原料空気中の窒素を吸着して酸素を濃縮するための吸着部と、上記吸着部から取り出された酸素濃縮ガスに対して湿度を付与するための加湿器と、上記加湿器で加湿された酸素濃縮ガスを使用者に供給するための供給流路とを備え、
上記加湿器の下流に供給流路を制限する流路制限手段を配置し、上記流路制限手段の上流に加湿器内の酸素濃縮ガスの圧力を計測する圧力計測手段を配置し、
上記流路制限手段は複数の流路制限部を備え、そのうち使用する1以上の流路制限部を選択するようになっていることを第2の要旨とする。
従来の技術(特許文献2および5)では、運転時に加湿器の漏れや外れを検知するために必須の構成として流量計を設け、異常が流量計の上流か下流かを判定するために圧力計を使用していた。このとき、正常運転時の加湿器の圧力は大気圧にほぼ等しいため、圧力計は大気圧か高いかの二者択一で判定するしかない。
本発明者らは、圧力計をもっと有効に使って定量的な判定ができれば、流量計を装備しなくても、加湿器の外れや漏れだけでなく、使用者側のカニューラやチューブの折れ・閉塞等の異常も簡単かつ確実に検知できるのではないかと考え、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の第1の酸素濃縮装置は、上記加湿器の下流に供給流路を制限する流路制限手段を配置し、上記流路制限手段の上流に加湿器内の酸素濃縮ガスの圧力を計測する圧力計測手段を配置している。
このように、加湿器の下流に流路制限手段を組み込むことにより、加湿器内は流路制限手段がないときよりも圧力が高くなり、常に所定以上の圧力が保持される。そして、流路制限手段の上流に配置した圧力計測手段で加湿器内の圧力を計測することにより、加湿器の漏れや外れがあれば、圧力が下がるのでそれを検知することができる。また、使用中に例えばカニューラやチューブ等の供給流路に閉塞等のトラブルが生じた場合は、加湿器内の圧力が上昇することから、それを計測することで、異常を検出できる。このとき、流路制限手段は上流側に圧力を保持させながら、酸素濃縮ガスを常時所定の流量で供給流路に対して酸素濃縮ガスを流し続けることができる。
上記流路制限手段がオリフィスであるため、簡単な設備装置により、加湿器内の圧力を常に所定以上に保持することができる。
また、本発明の第2の酸素濃縮装置は、上記加湿器の下流に供給流路を制限する流路制限手段を配置し、上記流路制限手段の上流に加湿器内の酸素濃縮ガスの圧力を計測する圧力計測手段を配置している。
このように、加湿器の下流に流路制限手段を組み込むことにより、加湿器内は流路制限手段がないときよりも圧力が高くなり、常に所定以上の圧力が保持される。そして、流路制限手段の上流に配置した圧力計測手段で加湿器内の圧力を計測することにより、加湿器の漏れや外れがあれば、圧力が下がるのでそれを検知することができる。また、使用中に例えばカニューラやチューブ等の供給流路に閉塞等のトラブルが生じた場合は、加湿器内の圧力が上昇することから、それを計測することで、異常を検出できる。このとき、流路制限手段は上流側に圧力を保持させながら、酸素濃縮ガスを常時所定の流量で供給流路に対して酸素濃縮ガスを流し続けることができる。
さらに、上記流路制限手段は複数の流路制限部を備え、そのうち使用する1以上の流路制限部を選択するようになっているため、
必要に応じて酸素濃縮ガスの供給流量を変化させたとしても、確実に異常を検知できるようになる。すなわち、酸素濃縮ガスの供給流量を変化させる必要が生じたときは、使用する1以上の流路制限部を選択することにより段階的に供給流路を制限し、加湿器内の圧力を供給流量の変化に応じた適正な圧力に保持し、確実に異常を検知するのである。
流路制限手段が流路を一定に制限するものであると、多くの酸素濃縮ガスの供給が必要になって大流量を流そうとすると、酸素濃縮ガスの供給圧力を非常に高圧にせねばならなくなり、場合によっては加湿器の許容圧力を超えかねず、現実的にはそのような高圧での運転はできない。そこで、酸素濃縮ガスの供給流量を変化させる必要が生じたときは、使用する流路制限部を選択し、加湿器内の圧力を供給流量の変化に応じた適正な圧力に保持し、確実に異常を検知するのである。例えば、酸素濃縮ガスの供給流量が大きい場合、流路制限手段による流路の制限量を小さくし、加湿器内の圧力が不必要に上昇するのを防止する。反対に、酸素濃縮ガスの供給流量が小さい場合、流路制限手段による流路の制限量を大きくし、小さな供給流量であっても、加湿器内を必要な供給圧力以上の圧力に保持し、確実に異常を検知する。
従来の酸素濃縮装置の一例を示す構成図である。 本発明の酸素濃縮装置の第1実施形態を示す構成図である。 上記第1実施形態の要部を示す図である。 本発明の酸素濃縮装置の第2実施形態の要部を示す図である。 0.6mmのオリフィスを使用した時の流量と加湿器内圧力、加湿器外れ圧力の関係及び閾値の例を示す。 0.6mmのオリフィスを使用した時の流量と加湿器内圧力の関係を示す。 1.2mmのオリフィスを使用した時の流量と加湿器内圧力の関係を示す。 0.6mm及び1.2mmのオリフィスを使用した時の流量と加湿器内圧力、加湿器外れ圧力の関係及び閾値の例を示す。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図2は、本発明の酸素濃縮器の一実施形態を示す構成図である。
図3は、加湿器24周辺の構成を示す図である。
この例は、在宅酸素療法に用いられる2筒式の圧力変動吸着法による酸素濃縮器である。
この酸素濃縮器は、原料空気を供給するための圧縮機としてのコンプレッサー3と、上記圧縮機から供給された原料空気中の窒素を吸着して酸素を濃縮するための吸着部としてそれぞれ機能する2本の吸着筒12,13とを備えている。また、上記コンプレッサー3から原料空気を供給する吸着筒12,13を切り替える電磁弁8,9を備えている。そして、吸着筒12,13に原料空気を送り込んで窒素を吸着し、酸素が濃縮された酸素濃縮ガスを供給チューブ32およびカニューラ26を用いて使用者に供給するようになっている。
以下、詳しく説明する。
この酸素濃縮装置では、原料空気は、筐体28に取り付けられたスポンジフィルター1と、流路の入口部分に設けられた吸気フィルター2によって異物が除去され、コンプレッサー3により加圧されて吸着筒12,13に導入される。コンプレッサー3は、モータ電力や空気の断熱圧縮熱などにより発熱するので、ブロワー4の送風により冷却する。コンプレッサー3で発生した異物はインラインフィルター5で除去する。
吸着筒12,13には窒素との親和性が強い吸着材(ゼオライト)が充填されており、吸着筒12,13一端の原料口に原料空気が送り込まれると、他方の製品口からはゼオライトとの親和性が弱い酸素が窒素より先に出てくる。これにより、酸素の濃縮を行なって酸素濃縮ガスを製造する。これを製品ガスとして酸素バッファータンク19に蓄える。この工程を「酸素濃縮工程(加圧工程)」という。
一方の吸着筒(この説明では12とする)で酸素濃縮工程(加圧工程)を行っている間、前の酸素濃縮工程(加圧工程)が終わった他方の吸着筒(この説明では13とする)では、ゼオライトに多量の窒素が吸着されている。そこで、吸着筒13の圧力を開放して窒素を大気に排出し、酸素濃縮工程(加圧工程)を行っている吸着筒12で生成された酸素濃縮ガスの一部をパージ弁14を通じて吸着筒13の製品口から導入し、吸着筒13内を酸素で置換する。この工程を「窒素脱着工程(パージ工程)」という。
酸素濃縮工程(加圧工程)を続けていると、ゼオライトの吸着力が限界に達して吸着筒12で得られる酸素濃縮ガスの酸素濃度が低下するので、その前に、原料空気の行先を一方の吸着筒12から他方の吸着筒13に切り替えることが行われる。すなわち、各吸着筒12,13にそれぞれに対応するよう電磁弁8,9が設けられ、これら電磁弁8,9の開閉動作により吸着筒12,13の切り替えを行う。上記各吸着筒12,13へ導入される原料空気の逆流を防止するために、電磁弁8,9の上流に逆止弁6,7が設けられている。
一方の吸着筒12へ原料空気を送るときは、吸着筒12に対応した電磁弁8が「開」、他方の電磁弁9が「閉」となるよう切り換え制御する。他方の吸着筒13へ原料空気を送るときは、吸着筒13に対応した電磁弁9が「開」、他方の電磁弁8が「閉」となるよう切り換え制御する。
また、各吸着筒12,13にそれぞれに対応するよう開放弁10,11が設けられ、窒素脱着工程(パージ工程)を制御する。すなわち、吸着筒12で酸素濃縮工程(加圧工程)を行っている間は、開放弁10を「閉」として吸着筒12内の加圧状態を維持する。吸着筒12で窒素脱着工程(パージ工程)を行っている間は、開放弁10を「開」とし、吸着された窒素を大気に放出する。反対に、吸着筒13で酸素濃縮工程(加圧工程)を行っている間は、開放弁11を「閉」として吸着筒13内の加圧状態を維持する。吸着筒13で窒素脱着工程(パージ工程)を行っている間は、開放弁11を「開」とし、吸着された窒素を大気に放出する。吸着筒12,13を大気開放する際の騒音は、排気出口に設けたサイレンサー27で消音する。
パージ用のガスは、酸素濃縮工程(加圧工程)を行っている一方の吸着筒12(または13)の製品口から、窒素脱着工程(パージ工程)を行っている他方の吸着筒13(または12)の製品口へ、パージラインを通じて供給される。パージラインには、直動式のパージ弁14とオリフィス15,16が設けられている。パージ弁14は、パージの時間を正確に制御するために設置され、オリフィス15,16は通過する酸素濃縮ガスの流量を制御するために設置される。
製造された酸素濃縮ガスは、酸素バッファータンク19に蓄えられ、減圧弁20で供給圧力が調整され、流量制御器22で流量を設定し、酸素濃度計23で酸素濃度を計測する。なお、流量制御器22と酸素濃度計23を異物から保護するためにメンブランフィルター21が設けられている。また、ガスの逆流を防ぐための逆止弁17,18を適宜設置することができる。
また、騒音を発する機器や部品は金属製の防音ボックスの中に収容される。特に大きな騒音を発するのはコンプレッサー3と排気開放部である。ブロワー4の運転音とコンプレッサー3への吸気音がそれについで大きい。ブロワー4は、外気をコンプレッサー3に当てて冷却するものなので、コンプレッサー3と同居させることはできない。吸気フィルター2も酸素の少ない排気開放部と同居させることができない。従って、防音ボックスを2部屋に区分し、第1防音ボックス29にはコンプレッサー3と排気開放部を収容し、第2防音ボックス30にはブロワー4と吸気フィルター2を収容する。電磁弁8,9は、この例では、温度とスペースの関係から第2防音ボックス30に収容している。装置全体は木材とプラスチックから構築される筐体28に収納される。
製造された酸素濃縮ガスは絶乾燥状態であるため、加湿器24で湿度を与え、供給チューブ32およびカニューラ26を通じて使用に供される。供給チューブ32およびカニューラ26は、本発明の供給流路33の一部として機能する。本発明の供給流路33は、後述するオリフィス31より下流の酸素濃縮ガスが流通する流路をいい、供給チューブ32やカニューラ26はその一部を構成しうるものである。
上記加湿器24は、この例では、バブリング式の加湿器24であり、精製水を満たした容器内に、酸素濃度計23で酸素濃度が計測された酸素濃縮ガスを多孔質部材から噴出させることにより加湿するものである。
そして、本実施形態では、上記加湿器24の下流に供給流路33を制限する流路制限手段としてのオリフィス31を配置することにより、供給流路の流路断面積が小さくなるよう制限し、オリフィス31より上流の加湿器内の圧力を、オリフィス31を設けないときよりも高くするよう維持するのである。また、上記オリフィス31の上流、この例では加湿器24の上流で酸素濃度計23の下流に、加湿器24内の酸素濃縮ガスの圧力を計測する圧力計測手段としての圧力計34を配置している。
以下、要部について詳しく説明する。
流量制御器22は、この例では、熱式流量計と比例電磁弁を組み合わせたマスフローメーターが用いられている。流量制御器22、酸素濃度計23、圧力計34の各計測値は、図示しない中央制御装置に取り込まれて運転状況が監視され、異常が生じた際は、図示しない警報手段がその異常に応じた警報を発報する。
本実施形態の特徴は、加湿器24の下流で、供給チューブ32が取り付けられる酸素取り出し口の上流に、オリフィス31を含む流路制限手段を設置したことである。オリフィス31で流路を絞ると所定量の酸素濃縮ガスを流すことによりオリフィス31の上流側の圧力が上昇する。つまり正常運転のときにも、そのときの流量に応じ、オリフィス31がないときの酸素取り出し口における酸素濃縮ガスの供給圧力より高い圧力が確保されることになる。
あらかじめ流量に応じた圧力(圧力計34で計測される加湿器24の圧力である)を計測し、流量対圧力の正常圧力曲線を作成しておく。加湿器24が外れたり漏れたりしたときには、圧力が低下するので、圧力を計測するだけで外れや漏れを簡単に検知することができる。さらに設定された高圧の閾値より高ければカニューラ26や供給チューブ32などに閉塞状態があることが検知できる。
図4は本発明の第2の実施形態を示す。
この例は、流路制限手段が、供給流路33を段階的に制限するものである。
この例では、上記流路制限手段は複数の流路制限部を備え、そのうち使用する1以上の流路制限部を選択するようになったものである。
酸素濃縮器が酸素濃縮ガスの小流量から大流量まで幅広い供給能力を持つ場合には、一個のオリフィス31を用いるだけでは、小流量から大流量までにわたって加湿器24に適切な圧力を保持させることが難しくなるときがある。すなわち、オリフィス31として小口径のものでは、大流量の酸素濃縮ガスを流すためにはオリフィス31上流すなわち加湿器24の圧力を高くしなければならない。しかし、加湿器24上流の圧力は普通減圧弁20の設定圧力を超えることができず、また加湿器24の許容圧力も考慮しなければならないので、圧力を高くするには限度がある。一方、オリフィス31として大口径のものを用いると、圧力を上げなくても大流量の酸素濃縮ガスを流すことができるが、小流量を流すときに圧力が低くなり、加湿器が洩れたときの圧力と区別をつけにくくなる。
そこで、この第2実施形態では、オリフィスを並列に複数配置する。片方のオリフィスは口径が小さく、他方のオリフィスの口径を大きくする。酸素濃縮ガスの設定された流量に応じて流路を選択するために、図4(A)では、三叉路に並列に2系列のオリフィスを配置した。図4(B)では、口径の大きなオリフィスの流路に2方向電磁弁を備えた。このようにすることにより、流量が小流量に設定されたときには、酸素濃縮ガスは口径の小さいオリフィスを流れ、流量が大流量に設定されたときには、酸素濃縮ガスは口径の大きなオリフィスを流れる。どちらの場合でも、加湿器24内の圧力を適切な範囲に保持できる。以下、それぞれ詳しく説明する。
図4(A)は第1例である。この例では、それぞれ口径が異なる複数(この例では2つ)のオリフィス31a,31bを備え、それぞれオリフィス31a,31bが配置された2本の分岐流路36a,36bが設けられている。そして、分岐流路36a,36bを切り替えて、使用するオリフィス31a,31bを選択する手段としての電磁弁35を備えている。
一方のオリフィス31aとして小口径(例えば口径0.6mm)のものを使用し、他方のオリフィス31bとして大口径(例えば口径1.2mm)のものを使用することができる。そして、供給する酸素濃縮ガスの流量が少ないときは、小口径のオリフィス31aを選択するよう電磁弁35を切り替える。また、供給する酸素濃縮ガスの流量が多いときは、大口径のオリフィス31bを選択するよう電磁弁35を切り替える。このようにして、加湿器24に保持される酸素濃縮ガスの圧力を適切な範囲に制御するのである。
なお、図示した例では、オリフィス31a,31bを2つ使用しているが、これに限定するものではなく、相互に口径が異なる3つ以上のオリフィスを使用し、選択するオリフィスを切り替えるように制御することもできる。
図4(B)は第2例である。この例では、それぞれ口径が異なる複数(この例では2つ)のオリフィス31a,31bを備え、それぞれオリフィス31a,31bが配置された2本の分岐流路36a,36bが設けられている。そして、上記分岐流路36a,36bのうちの一方に、酸素濃縮ガスを流すか否かを切り替える選択手段としての電磁弁35を備えている。この装置では、電磁弁35がない分岐流路36aのオリフィス31aは常に使用されて酸素濃縮ガスが流れている。他方の分岐流路36aのオリフィス31bは電磁弁35の開閉により、使用するか否かが選択される。
この例では、一方のオリフィス31aとして小口径(例えば口径0.6mm)のものを使用し、他方のオリフィス31bとして大口径(例えば口径1.2mm)のものが使用されている。そして、使用者に供給する酸素濃縮ガスの流量が少ないときは、電磁弁35を閉じて小口径のオリフィス31aだけを選択する。また、使用者に供給する酸素濃縮ガスの流量が多いときは、電磁弁35を開けて小口径のオリフィス31aと大口径のオリフィス31bの双方を選択する。このようにして、加湿器24に保持される酸素濃縮ガスの圧力を適切な範囲に制御するのである。
なお、図示した例では、口径の異なる2つのオリフィス31a,31bを使用しているが、これに限定するものではなく、口径が同じ2つ以上のオリフィスを使用し、選択するオリフィスの数を切り替えるように制御することもできる。すなわち、流路制限部を複数準備し、必要に応じて使用する流路制限部の数を選択すればよい。
小さな口径のオリフィス31が1つだけでは、大流量を流すためには上流の酸素濃縮ガスの圧力を高くしなければならず、加湿器24の構造が許容する圧力を超えかねない。一方、大きな口径のオリフィス31が1つだけでは、小流量を流すときに上流の圧力が低くなりすぎて、加湿器24に外れや漏れが生じたときの圧力低下がほとんどなく、極めて異常を検出しにくくなる。
この不都合を解決するために、オリフィスを並列に複数配置したのである。このように、オリフィスを加湿器24の下流に並列に設置することによって大流量から小流量まで総ての設定流量に対して、運転中の加湿器24の外れや漏れを簡単に検知することができる。
なお、上述した説明では、それぞれオリフィスを設けた分岐流路を複数設け、酸素濃縮ガスを通す分岐流路を電磁弁35で選択して使用するオリフィスを選択するようにしたが、これに限定するものではなく、例えばターレットオリフィスを用いて流路の制限量を変更することもできる。さらに、流路調整弁で、無段階に流路の制限量を変更することも含む趣旨である。
◆第1実施形態の実施例
実施例によって具体的に説明する。
表1は、図2の装置において、口径0.6mmのオリフィス31を加湿器24の下流に設置し、0.25L/minから3.0L/minまで段階的に酸素濃縮ガスの流量を変え、各流量において圧力計34が示した加湿器24内の圧力を示すものであり、流量が大きくなると徐々に圧力も高くなっていることがわかる。
表2は、加湿器24が外れたときの圧力であり、どの流量でも0kPa近傍であることがわかる。
Figure 0005563435
Figure 0005563435
図5は、表1および表2の数値をグラフ化したものである。表1、表2および図5に示すように、加湿器24が外れている、加湿器24の装着が不完全である、加湿器24の蓋がゆるんでいるなど、加湿器24の周辺に不具合があると、圧力計34は、前もって測定された正常な加湿器24内の圧力よりも低い圧力を示す。
正常時の圧力が最も低いのは流量0.25L/minのときであるが、そのときでも加湿器24内の圧力は0.9kPaある。一方、加湿器24が外れたときの圧力は大気に通じるので0kPaであるから、圧力を比較することにより加湿器24外れを簡単に検知することができる。
注意しなければならないのは、圧力計34の検出誤差である。この種の用途に通常使われているのは半導体の歪み圧力計であり、その検出誤差は最大0.4kPaといわれている。この誤差を最大に考慮しても、0.25L/minのときに加湿器24が外れると、その圧力は0.4kPaと見積もられるので、正常圧力0.9kPaとは明確にできる。
加湿器24が洩れたり外れたりしたときには、加湿器24内の圧力が正常圧力曲線から低下する。これに対して、各流量に応じて警報を発するべき圧力値を低圧閾値曲線として設定しておく。この低圧閾値曲線は、原則として、圧力計誤差を加えた加湿器24外れ曲線と正常圧力曲線との間にあればよい。
下流の供給流路33の閉塞を検知するためには高圧の閾値を設定しておけばよい。閾値は原則として正常圧力曲線より十分高くする。例えば35kPaを高圧閾値曲線に設定しておけば、圧力計34が35kPaを超えた時点で下流の供給流路33に閉塞が生じたと判定することができる。
このように、低圧と高圧の閾値を設定しておくと、圧力計34が低圧閾値を下回れば加湿器24の外れや漏れを警告することができ、高圧閾値を上回ればカニューラ26や供給チューブ32の折れや閉塞を警告することができる。
◆第2実施形態の実施例
図4(A)において、一方のオリフィス31aを口径0.6mmとし、他方のオリフィス31bの口径を1.2mmとした。加湿器24直後の三叉路には3方向の電磁弁35を設置している。
表3および図6は、口径0.6mmのオリフィス31aを使用したときの、各流量における加湿器24内の圧力である。酸素濃縮器の酸素濃縮ガスの流量が1.5L/min以下の流量に設定されているときは、酸素濃縮ガスが口径0.6mmのオリフィス31aに流れるよう電磁弁35を切り替える。
表4および図7は、口径1.2mmのオリフィス31bを使用したときの、各流量における加湿器24内の圧力である。酸素濃縮ガスの流量の設定が1.75L/min以上であれば、酸素濃縮ガスが口径1.2mmのオリフィス31bを流れるように電磁弁35を切り替える。
表5は、加湿器24が外れたときの圧力計の最大誤差を加えた圧力である。
Figure 0005563435
Figure 0005563435
Figure 0005563435
図8は、表3、表4および表5の数値をグラフ化したものである。加湿器24の装着が不完全である、加湿器24の蓋がゆるんでいるなど、加湿器24の周辺に不具合があると、圧力計34は、前もって測定された正常な加湿器24内の圧力よりも低い圧力を示す。
それらの不具合に対して警報を発するために低圧閾値曲線を設定する。
この低圧閾値曲線は、圧力計の誤差や酸素濃縮器の個体ばらつき、時系列的な変動などの諸般のばらつきを考慮して、誤報しないように正常圧力曲線から離して設定する。また、低圧閾値曲線は、加湿器外れ曲線に近づき過ぎてもいけない。さらに、圧力が正常の何%に低下したら警報するのかという思想も勘案して決定するのであるが、概ね正常圧力曲線の30〜70%の範囲に設定すればよい。
また、カニューラ26や供給チューブ32など下流に閉塞状態が生じれば、加湿器24内の圧力は上がるので、高圧の閾値を定義しておけば下流の閉塞を簡単に警報することができる。高圧閾値は原則として正常圧力曲線より高ければよい。例えば20kPaを高圧閾値に設定しておけば、圧力計34が20kPaを超えた時点で下流が閉塞したと判定することができる。
このように低圧と高圧の閾値を設定しておくと、圧力計34が低圧閾値を下回れば加湿器24の外れや漏れを警告することができ、高圧閾値を上回ればカニューラ26や供給チューブ32の折れや閉塞を警告することができる。
ここで、減圧弁20は、通常40kPa程度に設定されている。これは、オリフィス31上流の圧力が最大40kPaという意味だから、口径0.6mmのオリフィス31aでは、事実上3L/min以上の流量を流すことができない。例えば、5L/min流すには、図6によれば80kPaの圧力が必要だからである。
口径1.2mmのオリフィス31bの場合には、5L/minのような大流量であっても加湿器内圧力は10kPa以下ですむから5L/min流すのになんの問題もない。ただし、低流量の領域では保持圧力が低いので、通常の圧力計では正常状態と加湿器24の外れ状態が区別できないおそれがある。
そこで、流量に応じて、使用するオリフィスを選択するようにしたのである。口径の異なる2つのオリフィス31a,31bを加湿器24の下流に並列に設置し、流路を切り替えるための電磁弁35をオリフィス31a,31bの上流(または下流)に設置する。
流量が少ないときには口径が小さいオリフィス31a側に酸素が流れるよう電磁弁35を作動させる。流量が多いときには口径が大きいオリフィス31b側に酸素が流れるように電磁弁35を作動させる。このようにすることにより、総ての流量範囲にわたって、加湿器24の異常を検出できる。
1 スポンジフィルター
2 吸気フィルター
3 コンプレッサー
4 ブロワー
5 インラインフィルター
6 逆止弁
7 逆止弁
8 電磁弁
9 電磁弁
10 開放弁
11 開放弁
12 吸着筒
13 吸着筒
14 パージ弁
15 オリフィス
16 オリフィス
17 逆止弁
18 逆止弁
19 酸素バッファータンク
20 減圧弁
21 メンブランフィルター
22 流量制御器
23 酸素濃度計
24 加湿器
26 カニューラ
27 サイレンサー
28 筐体
29 第1防音ボックス
30 第2防音ボックス
31 オリフィス
31a オリフィス
31b オリフィス
32 供給チューブ
33 供給流路
34 圧力計
35 電磁弁
36a 分岐流路
36b 分岐流路

Claims (2)

  1. 原料空気中の窒素を吸着して酸素を濃縮するための吸着部と、上記吸着部から取り出された酸素濃縮ガスに対して湿度を付与するための加湿器と、上記加湿器で加湿された酸素濃縮ガスを使用者に供給するための供給流路とを備え、
    上記加湿器の下流に供給流路を制限する流路制限手段を配置し、上記流路制限手段の上流に加湿器内の酸素濃縮ガスの圧力を計測する圧力計測手段を配置し、上記流路制限手段がオリフィスであることを特徴とする酸素濃縮装置。
  2. 原料空気中の窒素を吸着して酸素を濃縮するための吸着部と、上記吸着部から取り出された酸素濃縮ガスに対して湿度を付与するための加湿器と、上記加湿器で加湿された酸素濃縮ガスを使用者に供給するための供給流路とを備え、
    上記加湿器の下流に供給流路を制限する流路制限手段を配置し、上記流路制限手段の上流に加湿器内の酸素濃縮ガスの圧力を計測する圧力計測手段を配置し
    上記流路制限手段は複数の流路制限部を備え、そのうち使用する1以上の流路制限部を選択するようになっていることを特徴とする酸素濃縮装置。
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