JP5562106B2 - マルチモードファイバの高次モードの空間フィルタリング - Google Patents

マルチモードファイバの高次モードの空間フィルタリング Download PDF

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Description

本発明はマルチモードファイバに沿って伝播する高次モード信号を除去するためのモードフィルタ、より具体的には高次モードの更なる伝播を阻止するためにピンホール要素部品と組み合わせたグレーデッド屈折率(GRIN)レンズのフーリエ変換特性の利用に関する。
大モード断面積(LMA)ファイバは高出力レーザ、および増幅器などの光ファイバベースの要素部品の製造に広範に使用されている。一般的なファイバに関してはモード断面積の増加は、(非線形性に関連する)信号劣化の低減、増幅器における利得媒体との励起信号の重畳の増加、およびエネルギー蓄積容量の増加など、いくつかの利点をもたらす。しかし、これらのファイバのモード断面積の増加はファイバを「マルチモード」とする結果になり、その場合、ファイバの長さ方向に沿って不連続な、あるいは分布した散乱現象によって多重空間モードが励起される。これらの多重空間モードは基底信号モードと干渉し、ビームの質量中心位置を変化させ、合焦スポットの最小寸法(M)を増加させる。したがって、LMAファイバで形成されるファイバシステムに内在する高次空間モードを除去することが望ましい。
高出力ファイバに関する今日の研究の多くは、基底モードだけを効果的にサポートするように複雑なLMAファイバ構成を作り出すことに向けられている。LMAファイバの屈折率プロファイルおよび/あるいはドーパントのプロファイルは、ファイバが基底モードに対して特異な利得を、あるいは逆に高次モードに対して特異な損失を示すように設計される。以前にはコイル巻き、および/あるいは先細にしたLMAファイバが高次モードを除去するために使用されていた。しかし、LMAファイバのきつい曲げはモードをファイバの軸からずらし、モード断面積を減少させ、一方、非線形性を増加させる。また、曲げは信号とファイバのドープしたコア領域との間の重なりの程度に影響を与え、したがって利得を減少させる。ファイバの先細部の長さは比較的長く(例えば、数センチメートル)、小さなモード断面積中を伝播することに起因する非線形性が増加する結果となり、かつ先細にしたファイバ部分は壊れやすく、特別な容器を要する。
よって本発明が解決しようとする課題は、LMAファイバで形成されるファイバシステムに内在する高次モード信号を除去する方法を提供することにより従来技術の不都合を克服するものである。
従来技術に残る必要性が本発明により対処され、それは例えば「大モード断面積」−LMA−ファイバなどのマルチモードファイバに沿って伝播する高次モード信号を除去するためのモードフィルタ、より具体的には高次モードの更なる伝播を阻止するためにピンホール要素部品と組み合わせたGRINレンズのフーリエ変換特性の利用に関する。
GRINレンズはファイバベースの、あるいはバルクの光構成要素であってよい。ピンホール要素は光軸に沿って伝播する光信号部分だけを集めるために、GRINレンズの出力部に結合されたコアの小さなファイバからなることが好ましい。GRINレンズは高次モードを光軸から遠ざけるので、光信号の基底モードだけがコアの小さなファイバに結合される。本発明の空間モードフィルタの好ましい実施例においては、ファイバベースのGRINレンズがコアの小さなファイバと組み合わせて使用され、マルチモード(LMA)ファイバの終端に融着接合される「ファイバ内」モードフィルタを形成する。これは好ましい実施例であるが、同様のモード除去結果を得るためにバルクのGRINレンズを用いるバルクの光構成が使われてもよい。
一実施例において、本発明のモードフィルタは、増幅された信号から不要な高次モードを除去するためにファイバ増幅器の利得媒体として使われるLMAファイバの出力部に配される。
本発明の他の実施例は、マルチモードファイバに沿って伝播する光信号の周期的な「クリーニング」のためにマルチモード伝送ファイバに沿って直列に配される複数のモードフィルタを含む。マルチモードファイバベースの通信システムに沿う多数の空間モードフィルタの配置は一本のマルチモードファイバに沿う信号伝播の間に生成される不要な高次モード信号を周期的に除去するように機能する。
本発明によるファイバ内実施例の一つの利点は基底モードの損失レベルが低いことである。本発明の好ましい実施例においては、GRINレンズはマルチモード信号ファイバ(例えば、LMAファイバ)の出力部に直接的に融着接合される。ファイバ増幅器と組み合わせて使用されるとき、(例えば、反射器、モード変換器、および類似のものなど)他のいろいろな増幅器要素もファイバベースで、本発明のモードフィルタに直接的に結合されてもよく、光システム内の挿入損失のレベルをさらに低減する。
本発明の他の更なる観点、および実施例が以下の一連の議論、および付属する図面の参照によって明らかになるであろう。
フーリエ空間モードフィルタリングの基本的な概念を示す図解である。 本発明により形成されるモードフィルタの例を示す。 GRIN光レンズのフーリエ変換特性を説明する電場強度のシミュレーションであって、図3(a)は基底LP01モードに対応し、図3(b)−(d)は高次LP0xモードに対応する。 基底モードLP01および高次モードLP02の場の強度の変化の説明であって、GRIN光レンズの入力部(図4(a))、およびGRIN光レンズの出力部(図4(b))における強度プロファイルを示す。 基底モード、および多くの高次モードに対する半径座標の関数として所与の半径内に含まれるモードエネルギー部分のプロットである。 LMAファイバのいろいろなモードとコアの小さなコアのシングルモードファイバとの間の結合損失(dB)の計算値を示す。 本発明の他の実施例を示し、この場合、ビームのくびれをコアの小さなシングルモードファイバからLMAファイバの第二の部分に対応するより大きなくびれへと再変換するために空間モードフィルタの出力部でGRINモード変換器を利用する。 本発明による空間モードフィルタリングを用いる例示的な光ファイバ通信システムであって、通信ファイバに沿ってスペースを空けた構成で配される一連の四つの分離された空間モードフィルタを示す。 空間モードフィルタの出力部に配される波長選択型の反射要素を組み合わせたファイバベースの増幅器、あるいはレーザ構成での使用によく適合する本発明の他の実施例を図解する。
グレーデッド屈折率(GRIN)光要素のレンズ特性は当業者にはよく知られている。一般的にいえば、GRIN光要素は以下の関係により定義される半径方向の屈折率分布を有している。
ここで、nは光要素の中心軸に沿う屈折率として定義され、gは合焦パラメータとして定義され、かつrは光要素の寸法を規定する半径座標である。GRIN光要素の(「1/4ピッチ」長さとして定義される)長さL=π/(2g)に渡る伝播についてGRIN媒体の固有モードがフーリエ変換されることが示されている。こうしてGRIN光要素に入射するいずれの電場も要素を経て1/4ピッチ長さLを伝播するときにフーリエ変換される。
(GRIN要素の固有モードではない)くびれwのガウスビームは1/4ピッチ長さのGRIN要素を経て伝播する時にくびれwの他のガウスビームにフーリエ変換される。第二の1/4ピッチGRIN要素を経る伝播がビームのくびれをwに変換しなおす。これらの周期的に発生するビームは以下の表現により関係付けられる。
過去においては、GRIN要素のこの特性が異なるモード断面積を有するファイバの間でのモードが適合した結合を達成するために使われていた。例えば、高出力LMAファイバレーザシステムという状況下では、GRINレンズはコアの小さなシングルモードファイバからの光をその後の増幅のためにLMAファイバの基底モードに選択的に結合するために使われていた。
本発明により、GRINレンズのフーリエ変換特性がマルチモードファイバに沿って伝播する信号の所望の基底モードから高次モードを分離するフーリエ空間フィルタリングを行なうために目下使用される。例えば、本発明の空間モードフィルタは高次モードの更なる増幅を阻止するためにLMAファイバ増幅器の終端面に結合されてもよく、あるいは伝播する通信信号に現れる高次モードを除去するために本発明によるいくつかのフィルタがマルチモード伝送ファイバに沿って周期的に配されてもよい。
図1は伝播する信号から高次モードを除去するためにフーリエ空間フィルタリングを用いることの基本的概念を図解している。いろいろな角度の波ベクトルでレンズ1に入射する光線がレンズ1の焦点面Fの特定の点に合焦され、これらの点はレンズ1の光軸OAに関して対応する波ベクトルの角度に関連している。図示されるように、図1の波ベクトルAのように光軸に平行な波ベクトルを有する光線は焦点面Fの光軸OA上の点に合焦する。図1の波ベクトルBのように光軸OAに平行でない波ベクトル成分を有する光線は焦点面Fの光軸OAから離れて合焦する。焦点面の光軸からのずれは波ベクトルの大きな横方向成分を有する波についてより大きい。焦点面FにピンホールPを置くことにより、所望の波ベクトルが伝送するように選択される。例えば、光軸OA上にピンホールPを置くことにより、光軸OAに平行に伝播する波ベクトルAは(波ベクトルBのような)他のすべての波ベクトルを篩い落として伝達される。
ファイバを伝播する光信号の基底モードはもっとも小さな横方向波ベクトル成分を示し、それに対して高次モードはより大きな横方向波ベクトル成分を有することが知られている。したがって、マルチモードファイバからのモードがレンズによって合焦されるとき、基底モードは焦点面の光軸上のほぼ中心部の小さな面積内に位置し、それに対して高次モードは光軸からずっと離れて合焦される。したがって、焦点面の光軸上に置かれるピンホールは基底モードのみを通し、伝送されるビームの高次モードを除去する。
図2は本発明の実施例により形成される例示的な空間モードフィルタ10を図解している。この実施例において、モードフィルタ10はコアの小さなファイバ14部分に結合されたGRINファイバ12部分からなる。GRINファイバ12はレンズとして機能し、必要なフーリエフィルタリングを行い、コアの小さなファイバ14は空間的に分離された高次モードを阻止して基底モードの伝送のみを可能にするために必要とされるピンホール開口を備える。モードフィルタ10はマルチモードファイバ部分16と組み合わせて使用され、好ましくはマルチモードファイバ16の終端面17に直接融着接合される。マルチモードファイバ16は標準のマルチモードファイバ、あるいは代わりに大モード断面積(LMA)ファイバからなってよい。便宜上、これ以降ファイバ16は、この記述が「マルチモードファイバ」も含むという理解のもとに「LMAファイバ」として参照される。上に議論された理由により、高次モードの連続した伝播が好ましくない用途が多くある。本発明により、モードフィルタ10は図1の図解に要点を述べられたようなフーリエ空間フィルタリングを用いる信号経路から高次モードを遠ざけるように機能する。
図2において、LMAファイバ16はくびれwのガウスビームにより近似される基底モードを有し、それに対してコアの小さなファイバ14はwのガウスくびれを有する。上記で概略が述べられた式により、GRINファイバレンズ12の長さは合焦パラメータgがwからwへのビームくびれのモード変換を満足するように選択される。このことが基底モードをコアの小さなファイバ14に結合するための損失が最小化されることを確実なものにする。図2に図解的に示されるように、LMAファイバ16から出射された光が1/4ピッチ長さのGRINファイバ12を経て伝播する間にフーリエ変換される。図2に描かれる実施例は「1/4ピッチ」長GRINファイバを有する空間モードフィルタについて述べているが、本発明の範囲は、所望のフーリエ変換特性に依存するいろいろな長さのGRINファイバを利用する空間モードフィルタを包含するということを普通の技術を持つ人は認識するであろう。一般に、フーリエ変換要素はいずれか適切な光構成部品−例えば、「バルク」(不連続)の光構成部品、あるいはファイバベースの構成部品の形を取ってよい。多くの実施例においては、結合損失のレベルが低いためにファイバベースの構成部品が好ましい。
したがって、基底LP01モードはコアの小さなファイバ14に低損失で結合されるが、高次モードのエネルギーは光軸から遠ざけられ、結果として高い結合損失を受ける。コアの小さなファイバ14は「ピンホール」型の波ベクトルフィルタとして機能し、最も低い空間周波数だけを伝える。
本発明の空間フィルタに使用されるようなGRINレンズのフーリエ変換特性を確認するシミュレーションが実施されている。関連するコアの小さなシングルモードファイバの基底モードとGRINレンズの出力部で電場強度との既知の重なりと、これらの結果とを組み合わせることにより、モードフィルタリングの特性、および結合損失が計算される。
図3は本発明の空間フィルタ構成のGRINレンズの出力面(つまり、「焦点面」)におけるいろいろなLP0mモード(m=1、2、3、4)の電場強度の分布を図解している。上に議論されたように、これらのモードはGRINレンズを経る伝播においてフーリエ変換される。期待されたように、図3(a)に示される基底LP01モードは光軸の中心に置かれたガウス分布を保持している。それに対して、高次モードの電場強度は分布的になり、それぞれのモードのエネルギーの大部分は光軸を取り巻くリング内に見られる−そのリングの寸法はモードの次数の増加と共に増加する。図3(b)はLP02モードの強度分布、図3(c)はLP03モード、図3(d)はLP04モードの強度分布を示す。
図4は例示的な1/4ピッチGRINレンズの入力部、および出力部の両方における基底LP01モード、および次に高いLP02モードの正規化された電場強度を示す。図4(a)のグラフはGRINレンズへの入力部における電場強度のプロットであって、信号がLMAファイバに沿って伝播するときに見られるモードエネルギーの重なりを示す。GRINレンズのフーリエ変換特性は図4(b)のプロットにはっきり見えていて、基本的に基底モードに関わるエネルギーのすべてはGRINレンズの中心部の光軸領域内に集中している。LP02モードのフーリエ変換は光軸から空間的に離れた位置に(図4(b)に「A」として示される)ピークを形成する結果となり、このモードのエネルギーの大部分はこのピークの範囲内に存在する。この分布が同じくLP02モードに関わる図3(b)の図形でも確認できる。
図5にプロットされたデータでさらに図3に描かれる電場強度の結果を確認でき、ここで図5は半径座標の関数として所与の半径内に含まれるモードエネルギー部分のプロットである。図示されるように、フーリエ変換された高次モードはコアの小さなシングルモードファイバのコア領域とは非常に少ない重なりを示す。図6はLMAファイバのいろいろなモードとコアの小さなシングルモードファイバの基底モードとの間の計算された結合損失(dB)を示す。図示されるように、LMAファイバの基底LP01モードは非常に少ない損失(約0.15dB)でコアの小さいシングルモードファイバに結合され、それに対してすべての高次モードLP0mは15dBを超える損失を受ける。(LP12のようなLPnmモードは、ここでnはゼロでない、対称という考えの故に軸対称形状での基底モードへの結合がゼロであることに注目のこと)。
信号の非線形歪みを抑制するためにLMAファイバの使用を必要とする多くの用途がある。従来技術においては、コアの小さなファイバに沿って伝播するシングルモード信号を断熱的なモード保持方式で大面積ファイバに結合するためにGRINファイバレンズが使用されているが、本発明のデバイスはLMAファイバに沿って伝播するマルチモード信号を扱うために使用される。ピンホール要素はGRINファイバレンズと組み合わせて所望の空間モードフィルタリングを備えるように機能する。ピンホール要素として使われるコアの小さなファイバの信号の非線形歪みを予防するために、可能なかぎりその長さを限定することが望ましい。実際に、このファイバの最大長さLは以下の式より短い、あるいは等しい長さに限定されるべきである。

(w/w

ここでLはGRINレンズの前に置かれるLMAファイバの長さ、wおよびwは上に定義されたビームのくびれである。このコアの小さなファイバの長さ制限が、コアの小さなファイバの非線形性はLMAファイバの先行部分のそれよりも大きくないことを確かなものとする。
コアの小さなファイバの信号経路に沿うさらなる伝播が阻止されると、それ以降GRINファイバレンズの端部に存在する高次モード信号はコアの小さなファイバのクラッドモードとして伝播する。したがって、コアの小さなファイバの長さ制限は、これらのクラッドモードを除去し、それらがコアの小さなファイバの端部において現れないようにするために必要とされる最小長さの考慮によっても規定される。明らかに、この長さはそれぞれのシステム構成要素のいろいろなパラメータに依存する。実際、コアの小さなファイバのクラッドモードの除去は特別なファイバ設計、あるいはファイバ表面への高屈折率のゲル、あるいはポリマを塗布することによって強められる。これら、および他の手法がピンホール要素として使われるコアの小さなファイバの長さを低減するために本発明の構成と組み合わせて使われてよい。
さらに、コアの不完全さによりLMAファイバに沿って伝播する基底モードが理想的なガウス形状とは本質的に異なるということが知られている。非ガウスビームを好ましいガウス形状に変換するために、GRINレンズの利用がビームの形を整えるということが従来技術から知られていて、ここでGRINレンズのこの特定の形態は非放物線の半径方向屈折率プロファイルを含むより複雑な構成にも生じる。これらのより複雑なGRINレンズは、非ガウス信号条件が存在する本発明の実施に用いられてよいということが理解されるべきである。
上に述べられたように、本発明の空間モードフィルタはファイバレーザ、およびLMAファイバを採用する増幅システムでの使用に特によく適合している。本発明の空間モードフィルタを用いることの利点は、さもないと媒体中を伝播し続ける高次モードによって、レーザー媒体中に蓄えられているエネルギーが奪い去られることを防ぐということである。
図7に示される本発明の他の実施例はファイバ増幅システム内で空間モードフィルタを用いる例示的な構成を描いている。ファイバ増幅器部分全体の一部のみが示されているということが理解されるべきである。図7において、LMAファイバ20の第一の部分は伝播する光信号Oを増幅する。LMAファイバ20は伝播する光信号を増幅するために(例えば、エルビウム、あるいはイッテルビウムなどの)希土類ドーパントを含む。図2の空間モードフィルタ10に類似する空間モードフィルタ30が第一のLMAファイバ部分20の端面22に結合される。モードフィルタ30は(本発明の空間フィルタでピンホール要素として使用される)コアの小さなファイバ34が続くGRINレンズ32(この例では光ファイバ部分からなり、これ以降「GRINファイバレンズ32」として参照される)を含む。上記の実施例のように、GRINファイバレンズ32は伝播する光信号をフーリエ変換し、伝播する高次モードをこれ以降コアの小さなファイバ34に入ることを阻止されるように光軸から空間的にずらすように機能する。
増幅され、フィルタをかけられた信号をLMAファイバの接続されている第二の部分26に伝播するために、第二のGRINファイバレンズ24がコアの小さなファイバ34の出力部終端面36に結合され、それによって好ましい全ファイバ構成を保持する。この例において、GRINファイバレンズ24は、LMAファイバ26の第二の部分の基底モードに適合させるために(つまり、ビームのくびれをwから元のモード寸法wに戻すように変換する)コアの小さなファイバ34によって基底モード出力部のスポットの寸法を増加させるようにモード変換器として機能する。LMAファイバ26の第二の部分は第二のGRINファイバレンズ24の終端面25に直接的に結合することができる。
さらに本発明の他の実施例において、図7の構成が伝送ファイバシステムなどマルチモードファイバの多くの部分に沿って繰り返されてよく、その場合、モード整合させるために、第二のGRINレンズがそれぞれの空間モードフィルタ部分の出力部に付け加えられる。実際、伝播する光信号の不要な高次モードを周期的にフィルタを通して落とすために第一のGRINレンズ/コアの小さなファイバ/第二のGRINレンズという繰返し構成がマルチモード伝送ファイバに沿う異なった位置に配される。
多数の空間モードフィルタを用いる一つの構成が図8に示されている。図示のように、本発明により形成される複数の空間モードフィルタ40−1、40−2、40−3、および40−4の構成がマルチモードファイバ50部分の間に配され、それぞれのモードフィルタは第一のGRINレンズ42−i(i=1、2、3、4)、およびコアの小さなファイバ44−i(i=1、2、3、4)からなる。モード変換器46−i(i=1、2、3、4)、好ましくは第二のGRINレンズ、が、コアの小さなシングルモードファイバから出てフィルタを通された出力信号のモードを、それに続くマルチモードファイバ50のモードに適合させるためにそれぞれの空間モードフィルタと組み合わせて使われる。
図9は、ファイバレーザ/増幅システムでの使用に特によく適合する本発明の空間モードフィルタの他の実施例を示す。この場合、反射要素60が空間モードフィルタ70の出力部に結合され、上に述べられたように、空間モードフィルタがGRINファイバレンズ72、およびコアの小さなシングルモードファイバ74を含む。伝播する光信号を増幅するために希土類ドーパントを添加したLMAファイバ80部分が空間モードフィルタ70の入力部に結合される。反射要素60は、例えば、伝播する増幅された信号の波長を反射させるように選択されるグレーティングの周期で光ファイバ内に書き込まれるグレーティング構造の形をとることが出来る。
反射要素60に到達すると、基底モードの信号は方向が反転し、再びコアの小さなシングルモードファイバ74、および(図8の矢印で示される)GRINファイバレンズ72を経て進み、LMAファイバ80に再び入る。GRINレンズファイバ72のモード変換特性の双方向特性により、反射信号のスポットの寸法は本質的にLMAファイバ80のモード寸法に適合するように拡大される。反射した大モード断面積信号が図9の点線により示される。
本発明は現時点で好ましい実施例に関して説明されているが、そのような開示は限定されるものとして解釈されるものではないということが理解されるべきである。いろいろな変形、および修正が上記の開示を読んだ後、当業者には疑いもなく明らかになるであろう。したがって、付属する請求の範囲はすべてのそのような変形が本発明の真の精神、および範囲内に入るものであると理解されるとして意図されている。
10、30、40、70 空間モードフィルタ
20、80 LMAファイバ
22 LMAファイバの終端面
24 第二のGRINファイバレンズ
25 第二のGRINファイバレンズの終端面
26 LMAファイバの第二の部分
32、72 GRINレンズ
34 コアの小さなファイバ
36 コアの小さなファイバの終端面
42 第一のGRINレンズ
46 モード変換器
50 マルチモードファイバ
60 反射要素
74 コアの小さなシングルモードファイバ

Claims (5)

  1. 基底モード、および少なくとも一つの高次モードを含むマルチモード入力信号で使用される光空間モードフィルタであって、該モードフィルタが、
    マルチモード入力信号を受け、光軸に沿って伝播する光信号の基底モードから少なくともひとつの高次モードを空間的に分離する半径方向の屈折率プロファイルを示すグレーデッド屈折率(GRIN)光レンズと、
    前記GRIN光レンズに結合されたシングルモードファイバ部分と
    を含み、
    前記シングルモードファイバ部分は、前記光軸と一直線に並、かつ、空間的に分離された前記高次モードの伝送を阻止し、かつ前記光軸に沿う前記マルチモード入力信号の前記基底モードを伝送するように配されている、光空間モードフィルタ。
  2. 前記GRIN光レンズは、L=π/(2g)として定義される1/4ピッチ長さLからなり、gはGRIN光レンズの合焦パラメータである、請求項1に記載の光空間モードフィルタ。
  3. 前記モードフィルタは、前記シングルモードファイバ部分を出る伝播する基底モードの光信号のモード断面積を増大させる、前記シングルモードファイバ部分の出力部に結合された第二のGRIN光レンズをさらに含む、請求項1に記載の光空間モードフィルタ。
  4. 前記GRIN光レンズは、非ガウス基底モードを光信号を伝播するガウス出力基底モードに変換する屈折率プロファイルを含むことを特徴とする請求項1に記載の光空間モードフィルタ。
  5. 大モード断面積光ファイバに沿って伝播するマルチモード光信号から高次モードを除去する方法であって、
    a)半径方向の屈折率プロファイルを示すグレーデッド屈折率(GRIN光レンズマルチモード光信号を入力してマルチモード光信号から高次モードを空間的に分離させ、
    b)前記GRIN光レンズの出力部において前記GRIN光レンズの光軸と一直線に配されたシングルモードファイバの光軸に沿って前記マルチモード光信号の基底モードを伝送し、前記空間的に分離された高次モードの伝送を阻止する方法。
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