JP5558534B2 - 回転電機 - Google Patents

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本発明は回転電機に関し、特に、エンジンに接続された回転電機に関するものである。
従来より、交流回転電機において、電機子巻線を持つ固定子に電流を通電するスイッチング素子を備えたパワーアセンブリとパワーアセンブリを制御する制御回路とを備えた制御アセンブリを回転電機に搭載することが提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
特許文献1の回転電機において、ケース内に電子部品を搭載したモジュールと、モジュール間の信号を伝達する信号相互接続部品と、モジュールに電力を分配する電力相互接続部品とをもち、モジュールと信号相互接続部品、モジュールと電力相互接続部品を異なる平面に搭載することで、信号配線と電力配線を太くすることができ、また信号相互接続部材と電力相互接続部品を別部品とすることで信号配線と電力配線の短絡を防止することができる。
特許文献2では、固定子巻線の電流を変換する直流交流電力相互変換回路部とその制御回路部とを備えた制御装置を金属製のリヤブラケット内部に搭載している。特許文献2では、このような構造をとることで、制御装置を外部からの衝撃や飛来物から保護することができる回転電機が提案されている。
特許文献3の回転電機では、冷却板上に絶縁基板を介して実装された半導体素子からなる電力用パワーモジュールが、リヤブラケットの外周に取り付けられ、さらに外周に保護カバーが搭載され、冷却風を外周から取り入れブラケットと冷却板のフィン取付面とブラケットの間を通して電力用パワーモジュールを冷却することを提案している。
特表2008−543262号公報 特開2011−166948号公報 特開2006−166538号公報
しかしながら、特許文献1では、モジュールと信号相互接続部品、モジュールと電力相互接続部品が別平面に配置されるため、径方向では干渉しないため、各配線を広く取れるが、逆に軸方向に回転電機が長くなってしまうという問題点があった。また、電子部品をケースにまとめて搭載しているが、回転電機では高温になるスイッチング素子や高温に弱い部品など様々な電子部品を使用しており、一つのモジュールにする場合には使用温度のバランスを取る必要があり、使用環境に制限が掛ってしまうという問題点があった。
また、特許文献2では、制御装置をブラケット内部に配置するため、冷却風路が制限されるため、制御装置に冷却性が低下してしまうという問題点があった。特にブラケットは回転電機の構成部品の中でも重い回転子や固定子を支えるため、強度が必要であり、吸気口を開けることができる場所が限られる。また、車両用回転電機では金属製のブラケットでGND電位を取るため、制御装置とブラケット間の絶縁を十分確保する必要があり、制御装置との距離を確保するためにブラケットを大きくする必要があるという問題点があった。
また、特許文献3の回転電機では、絶縁基板に半導体素子を実装するため、1つの半導体素子に不具合が発生した場合でも絶縁基板全体が不具合品となってしまうため、歩留まりが悪化するという問題点があった。また、特にスイッチング素子の実装では一般的にワイヤボンディングで配線されるが、ワイヤボンディング時には装置が動作するためのスペースが必要のため、素子間の距離を広くとる必要があり、また細いワイヤを複数配線する必要がある。このため、絶縁基板が大きくなってしまうという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、小型化が図れ、冷却性や信頼性の優れた回転電機を提案することを目的としている。
この発明は、電機子巻線を有する固定子と、前記固定子の軸方向のフロント側およびリヤ側の両端部にそれぞれ配置され、前記固定子を支持するフロントハウジング及びリヤハウジングと、界磁巻線と、前記界磁巻線の外側に配置された界磁鉄心と、前記界磁巻線に界磁電流を供給するためのスリップリングと、前記固定子の軸方向に設けられた回転軸としてのシャフトとを有し、前記フロントハウジング及びリヤハウジングにより回転自在に支持された回転子と、前記リヤハウジングの外側の前記回転子の軸方向端部に設けられたインバータアセンブリと、前記回転子の前記シャフトに固定され、前記回転子の回転位置を検出する回転センサと、前記スリップリングに電流を供給するためのブラシを保持するブラシホルダと、前記インバータアセンブリおよび前記ブラシホルダを保護する保護カバーとを備え、前記インバータアセンブリは、前記固定子へ通電するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされたパワーモジュールと、前記界磁電流を供給するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされた界磁モジュールと、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの前記スイッチング素子の制御を行う制御回路を備えた制御モジュールと、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールを搭載し、それらの冷却を行うための冷却フィンを備えた環状のヒートシンクとを備え、前記環状のヒートシンクは、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの搭載面が前記回転子の前記シャフトに垂直に配置されるとともに、前記冷却フィンが前記リヤハウジングの端面に向けて配置され、前記環状のヒートシンクの中央穴の内側に、前記ブラシホルダおよび前記回転センサが配置され、前記パワーモジュールは、内部回路が同等で外形が略対称形状の異なる2種類のパワーモジュールがあり、各1個ずつを組合せて、前記ヒートシンクに配置されており、前記2種類のパワーモジュールは、前記樹脂材から外部に露出する端子のうちの少なくとも各1つが、それらの2種類のパワーモジュールを組み合わせたときに、その先端が両パワーモジュールの端面から等距離で、互いに1列に並ぶように配置されていることを特徴とする回転電機である。
この発明は、電機子巻線を有する固定子と、前記固定子の軸方向のフロント側およびリヤ側の両端部にそれぞれ配置され、前記固定子を支持するフロントハウジング及びリヤハウジングと、界磁巻線と、前記界磁巻線の外側に配置された界磁鉄心と、前記界磁巻線に界磁電流を供給するためのスリップリングと、前記固定子の軸方向に設けられた回転軸としてのシャフトとを有し、前記フロントハウジング及びリヤハウジングにより回転自在に支持された回転子と、前記リヤハウジングの外側の前記回転子の軸方向端部に設けられたインバータアセンブリと、前記回転子の前記シャフトに固定され、前記回転子の回転位置を検出する回転センサと、前記スリップリングに電流を供給するためのブラシを保持するブラシホルダと、前記インバータアセンブリおよび前記ブラシホルダを保護する保護カバーとを備え、前記インバータアセンブリは、前記固定子へ通電するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされたパワーモジュールと、前記界磁電流を供給するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされた界磁モジュールと、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの前記スイッチング素子の制御を行う制御回路を備えた制御モジュールと、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールを搭載し、それらの冷却を行うための冷却フィンを備えた環状のヒートシンクとを備え、前記環状のヒートシンクは、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの搭載面が前記回転子の前記シャフトに垂直に配置されるとともに、前記冷却フィンが前記リヤハウジングの端面に向けて配置され、前記環状のヒートシンクの中央穴の内側に、前記ブラシホルダおよび前記回転センサが配置され、前記パワーモジュールは、内部回路が同等で外形が略対称形状の異なる2種類のパワーモジュールがあり、各1個ずつを組合せて、前記ヒートシンクに配置されており、前記2種類のパワーモジュールは、前記樹脂材から外部に露出する端子のうちの少なくとも各1つが、それらの2種類のパワーモジュールを組み合わせたときに、その先端が両パワーモジュールの端面から等距離で、互いに1列に並ぶように配置されていることを特徴とする回転電機であるので、小型化が図れ、冷却性や信頼性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係わる回転電機の構造を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機の電気回路図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機の界磁モジュール、パワーモジュール、および、ブラシホルダの配置図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機のパワーモジュールの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係わる回転電機のパワーモジュールの他の例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態に係る回転電機について説明する。なお、以下の実施の形態では、電動機として使用することで、接続されたエンジン(内燃機関)の再始動を行い、また、発電機として使用することで、車両への電力供給や、バッテリへの充電を行うことができる、回転電機を例として説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる回転電機の縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機の電気回路図、図3はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機のヒートシンク17とパワーモジュール9の配置図、図4は図3に示したパワーモジュール9の拡大図である。
図1において、回転電機1は、2種類のハウジング7,8(ブラケット)と、ハウジング7,8により回転自在に支持される回転子4と、回転子4の外周側に設けられ、ハウジング7,8に固定され、電機子巻線5を有する固定子6とを備えている。回転子4は、界磁巻線2と、界磁巻線2を覆う界磁鉄心3と、それらの回転軸となるシャフト32とを有している。回転子4のシャフト32の片側端部には内燃機関(図示せず)と双方向にトルクを授受するためのプーリ12が取り付けられており、ベルト(図示せず)を介して内燃機関と接続されている(以下、プーリ12が設けられている側をフロント側、プーリ12の反対側をリヤ側と呼ぶ。)。また、回転子4の両側において、回転子4のシャフト32を回転自在に支持するための、フロントベアリング22(フロント軸受)及びリヤベアリング23(リヤ軸受)を備えている。ハウジング7,8(以下、フロントハウジング7、リヤハウジング8と呼ぶ。)は、軸方向の両端側において、固定子6を支持するとともに、回転子4をフロントベアリング22及びリヤベアリング23を介して支持している。回転子4は、界磁電流を供給するためのスリップリング13を持ち、スリップリング13は、リヤハウジング8よりリヤ側に突き出ている。回転子4の界磁鉄心3の端面には冷却風を発生させるためのファン19,20が取り付けられている。また、回転子4の回転位相を検知するためにシャフト32に対して回転センサ15が設けられ、回転センサ15のロータが、スリップリング13とリヤベアリング23との間に搭載されている。また、回転センサ15には、回転センサ15を保護するための回転センサ保護カバー24が設けられている。
リヤハウジング8のさらなるリヤ側には、インバータアセンブリ25とブラシホルダ14とを内部に収容し、それらを保護する保護カバー21が設けられている。インバータアセンブリ25は、駆動時の電機子巻線5への電流の供給及び発電時の電機子巻線5への電流の整流を行うためのスイッチング素子を周辺回路とともにまとめたパワーモジュール9と、界磁電流を制御するためのスイッチング素子を周辺回路とともにまとめた界磁モジュール11と、パワーモジュール9と界磁モジュール11とが搭載された環状のヒートシンク17と、パワーモジュール9および界磁モジュール11のスイッチング素子を制御するための制御回路を構成する制御モジュール10と、パワーモジュール9、界磁モジュール11、および、制御モジュール10を、内部に収容した、環状のケース18とで構成される。パワーモジュール9は、固定子6へ通電するためのスイッチング素子を、電気的な配線を行う配線用のリードフレーム上に搭載し、全体を樹脂材38でモールドして成型された、樹脂成型構造となっている。同様に、界磁モジュール11は、界磁電流を供給するためのスイッチング素子を、電気的な配線を行う配線用のリードフレーム上に搭載し、全体を樹脂材38でモールドして成型された、樹脂成型構造となっている。インバータアセンブリ25の中央にはシャフト32が通る空間があり、当該空間内には、界磁巻線2に通電するためのブラシホルダ14も配置され、インバータアセンブリ25に固定されている。ブラシホルダ14とリヤハウジング8との間には、回転センサ15のステータが配置され、回転センサ15の信号配線がインバータアセンブリ25に接続される。
インバータアセンブリ25の外側には、インバータアセンブリ25、ブラシホルダ14、回転センサ15等を保護するための保護カバー21が搭載され、保護カバー21には冷却風を吸入するための吸入口33,34が空いている。保護カバー21の側面に設けられた吸入口33を介して冷却風を径方向から吸入して、環状のヒートシンク17の内径の内側を通り、パワーモジュール9を冷却する第1の経路(風路2)と、シャフト32付近に設けられた吸入口34を介して軸方向から冷却風を吸入し、ブラシホルダ14と回転センサ15とを冷却する第2の経路(風路1)とが構成されている。上記のように冷却風の経路を部品ごとに分けることで、各経路の構成を最適化できる。同時に各経路内の部品は低温の冷却風で冷却することができるため、より効率的に冷却することができる。
次に、この発明の実施の形態1に係る回転電機1の動作を説明する。図2は、本発明の実施の形態1の回路図であり、本実施の形態1では、三相(U,V,W相)の電機子巻線5を2組備えている。図2において、図1と同一の構成については、同一符号を付して示している。なお、図2において、16はバッテリ、35はスイッチング素子である。回転電機1が電動機として動作する場合には、制御モジュール10から界磁モジュール11に界磁電流を流すように指示を行い、界磁巻線2が励磁される。次に、パワーモジュール9に三相交流波形を流すことで回転子4(図1参照)が回転し、トルクを出力する。一方、回転電機1を発電機として動作する場合は、外部コントローラ(図示せず)から必要な発電電流の指示を受け、制御モジュール10が要求された発電電流に応じた界磁電流を流すように、界磁モジュール11に指示を出す。また、制御モジュール10が相電圧を測定し、相電圧が出力電圧を超えた場合に、スイッチング素子35を切り替えるようにパワーモジュール9に指示することで、電機子巻線5に発生する交流電流を直流電流へ整流を行う。
図3は、実施の形態1に係わる回転電機1における、界磁モジュール11、パワーモジュール9、ブラシホルダ14、および、ヒートシンク17の配置図である。図3において、図1および図2と同一の構成については、同一符号を付して示している。図3において、26はGND端子、27はAC端子、28はバッテリ配線端子、29は制御系端子、30はターミナル、31は位置決め装置である。実施の形態1に係る回転電機1では、インバータアセンブリ25の中央には穴が設けられており、当該穴の中には、スリップリング13、ブラシホルダ14、および、回転センサ15(図1参照)などが設けられている。ヒートシンク17およびケース18は、この穴の回りに設けられているため、環状の形状となっている。環状のヒートシンク17上には、パワーモジュール9と界磁モジュール11とが搭載されている。ヒートシンク17は、図1に示すように、パワーモジュール9及び界磁モジュール11の搭載面が、シャフト32およびスリップリング13の軸方向に対して垂直となるように配置されている。また、ヒートシンク17のパワーモジュール9及び界磁モジュール11の搭載面とは反対側の面(搭載面の裏面)には冷却フィンが設けられており、当該冷却フィンはリヤハウジング8の端面に向かって突出しており、ヒートシンク17により吸収されたパワーモジュール9および界磁モジュール11で発生した熱は、当該冷却フィンから外部に向かって放熱される。また、上述したように、インバータアセンブリ25の保護カバー21には、このインバータアセンブリ25の中央の穴に導通するように、吸入口34が設けられているため、吸入口34から軸方向の冷却風が入り、この穴を、図1の第2の経路(風路1)のように、当該冷却風が通り抜け、ブラシホルダ14や回転センサ15を冷却することができる。さらに、保護カバー21の側面に設けられた吸入口33を介して冷却風が径方向から吸入され、図1の第1の経路(風路2)のように、環状のヒートシンク17の内径の内側を通り、パワーモジュール9を冷却する。
また、図3に示すように、本実施の形態では、パワーモジュール9として、2つのパワーモジュール9a,9bを一組にして、ヒートシンク17に配置する。パワーモジュール9a,9bは、内部回路は同じで、外形が略対称形状の異なる2種類のパワーモジュールである。各パワーモジュール9a,9bにおいては、図2に示すように、電機子巻線5の各相に対して、それぞれ、上下アーム用のスイッチング素子35が1つずつ設けられている。具体的には、図2に示す一方のパワーモジュール9においては、電機子巻線5のU,V,W相の各相に対して、それぞれ、上下アーム用のスイッチング素子35(UH,UL;VH,VL;WH,WL)が1つずつ設けられている。また、同様に、図2の他方のパワーモジュール9においては、電機子巻線5のX,Y,Z相の各相に対して、それぞれ、上下アーム用のスイッチング素子35(XH,XL;YH,YL;ZH,ZL)が1つずつ設けられている。但し、図2では、2種類のパワーモジュールを区別するために、一方では、U,V,W相とし、他方では、X,Y,Z相と記載しているが、実際には、これらのパワーモジュール9の内部回路は同じであり、以下の説明においては、説明を簡略化するために、すべて、U,V,W相として説明する。電機子巻線5の各相は、これらの上下アーム用のスイッチング素子35によって通電される。このように、パワーモジュール9において、上下アーム分のスイッチング素子を備えることで、スイッチング素子の製品ばらつきを抑えた組み合わせで、パワーモジュール9を効率よく製造できるため、歩留まりが向上し、コストを低減することができる。また、パワーモジュール9は、外部と電力を授受する電力系端子(GND端子26,AC端子27,バッテリ配線端子28)と、スイッチング素子の制御に使用する制御系端子29とを備えている。なお、GND端子16はグラウンドレベルに接続される端子で、AC端子27は電機子巻線5に接続される端子で、バッテリ配線端子28は車両の+側の電力系に接続される端子28である。なお、ケース18には、パワーモジュール9のGND端子26、AC端子27、バッテリ配線端子28、および、制御系端子29のそれぞれが接続されるためのGND配線用ターミナル、AC配線用ターミナル、バッテリ配線用ターミナル、および制御系配線用ターミナルが設けられている。
図4は、図3に示した、この発明の実施の形態1に係わる回転電機1のパワーモジュール9部分を示す拡大図である。図3及び図4に示すように、本実施の形態のパワーモジュール9a,9bにおいては、GND端子26、AC端子27、バッテリ配線端子28、制御系端子29、及び、ターミナル30が設けられている。なお、パワーモジュール9においては、図4に示すように、複数の制御系端子29が設けられている端面に対向する他の端面には、2つのターミナル30が設けられている。また、制御系端子29が設けられている端面に対して、垂直方向に隣接する他の端面には、GND端子26とAC端子27とが並んで設けられている。また、GND端子26とAC端子27とが配置された端面に対向する他の端面には、バッテリ配線端子28が設けられている。このとき、この発明の実施の形態1においては、上記の電力系端子のうち、グラウンドに接続されるGND端子26の配置を2種類のパワーモジュール9a,9bで線対称になるように配置し、パワーモジュール9a,9bを組み合わせた場合に、GND端子26が隣り合う様にする。以上のように、2つのパワーモジュール9a,9bで共通の電位を持つGND端子26を隣り合わせて線対称の位置に配置する構成とすることで、1組のパワーモジュール9a,9bのGND端子26が接続されるケース18のGND配線用ターミナルを、図3に示すように、2つのGND端子26に対し、共通の短い1本とすることができ、ケース18内のGND配線用ターミナルの占有体積を減らせるため、インバータアセンブリ25および回転電機1を小型化することができる。本実施の形態1では、隣合わせて対称の位置になるように配置する端子を、グラウンドに接続されるGND端子26とする例を示したが、パワーモジュール9a,9b間で共通の電位を持つ端子であれば、いずれの端子でもよく、すなわち、例えば、GND端子26の代わりに、バッテリ配線端子28を隣合わせて対称に配置するようにしてもよく、その場合にも、同様の効果を得ることができる。
本実施の形態のパワーモジュール9は、成形時のリードフレームの固定のため、外部に突出する端子26〜29とは別に、パワーモジュール9の樹脂成型時にリードフレームの固定のために使用する樹脂部から突出するターミナル30を備えている。成形後にターミナル30は樹脂部から突出する長さが短くなるようにカットされるが、工作上、完全に、その長さを0とすることは困難である。そのため、本実施の形態では、上記樹脂部から突出するターミナル30が、一組のパワーモジュール9a,9bを組み合わせたときに、それらのパワーモジュール9a,9b間になるように、配置する。すなわち、図3,4に示すように、パワーモジュール9aの端面からそれのターミナル30の先端までの距離(すなわち、ターミナル30の突出している部分の長さ)が、パワーモジュール9bの端面からそれのターミナル30の先端までの距離(すなわち、ターミナル30の突出している部分の長さ)と等距離になるように、各ターミナル30の長さを切り揃え、かつ、両パワーモジュール9a,9b間で、ターミナル30の位置が、互い違いに、異なる位置となるように各ターミナル30を配置し、ターミナル30が配置されたケース18の端面同士が対向するように、パワーモジュール9a,9bを配置する。こうして、2つのパワーモジュール9a,9bを組み合わせてヒートシンク17上に搭載したときに、両パワーモジュール9a,9bのターミナル30の先端が、両パワーモジュール9a,9bの端面から等距離で、互いに一列に並ぶように配置される。図3を見ると、パワーモジュール9aのターミナル30の先端の位置と、パワーモジュール9bのターミナル30の先端の位置とが、互いに、一列に並んでいることがわかる。このようにして、パワーモジュール9a,9bにおいて、相手のパワーモジュールのターミナル30が自身のターミナル30に接触せずに一列に並び、かつ、ターミナル30部分が互いに組み合うように、パワーモジュール9a,9bを配置することで、パワーモジュール9a,9b間の距離を小さくすることができる。それにより、パワーモジュール9a,9bの搭載面積を狭くすることができるため、回転電機1を小型化することができる。
本実施の形態のインバータアセンブリ25は、図3に示すように、パワーモジュール9や界磁モジュール11の位置決めを行うための位置決め装置31(位置決め部材)を複数個備えている。位置決め装置31は、搭載する部品の位置を決定できるもの(あるいは、位置決めの目安となれるもの)であればよいため、凸部から構成されてもよく、あるいは、凹部から構成されていてもよく、あるいは、高低差はなく、その部分だけ着色されていてもよく、あるいは、他の構成であってもよい。位置決め装置31のうち少なくとも1つは、図3に示すように、隣合うパワーモジュール9a,9b間に配置されている。これにより、1つの位置決め装置31で2つのパワーモジュール9a,9bの位置決めを行うことができ、位置決め装置31の配置を少なくすることができて、スペースを小さくできるため、回転電機1をその分だけ小型化できる。なお、このとき、2つのパワーモジュール9a,9bのうち1つの種類を間違えた場合、あるいは、取付位置を間違えた場合に、前記位置決め装置31とパワーモジュール9のターミナル30とが互いに干渉するように位置決め装置31を配置するようにしておけば、パワーモジュール9の誤組付けを防止することができる。
本実施の形態では、制御モジュール10は、制御回路と当該制御回路に必要な部品とを搭載した1つの環状の回路基板から構成されており、インバータアセンブリ25において、図1に示すように、パワーモジュール9および界磁モジュール11よりもさらにリヤ側に搭載されている。このとき、パワーモジュール9および界磁モジュール11の制御系端子29が、直接、制御モジュール10の回路基板に接続される。このように、制御回路と、制御回路とパワーモジュール9との接続、および、制御回路と界磁モジュール11との接続とを、すべて、1つの回路基板で構成することで、インバータアセンブリ25のパワーモジュール9および界磁モジュール11に対して、制御モジュール10の必要とするスペースを縮小し、回転電機1を小型化することができる。
図5は、この発明の実施の形態1に係わる回転電機のパワーモジュールの他の例を示す図である。図4においては、組合せる2種類のパワーモジュール9a,9b間にターミナル30を配置する例について示したが、その場合に限らず、図5に示すように、組合せる2種類のパワーモジュール9a,9b間に制御系端子29を配置してもよい。なお、このとき、図5に示すように、パワーモジュール9a,9bにおいて、制御系端子29の位置が互い違いに異なる位置となるように制御系端子29を配置し、制御系端子29が配置されたケース18の面同士が対向するように、パワーモジュール9a,9bを配置する。このように、パワーモジュール9a,9bにおいて、相手のパワーモジュールの制御系端子29同士が接触しないように組み合わせて配置することで、パワーモジュール9a,9b間の距離を小さくすることができ、これによって回転電機1を小型化することができる。さらに、図5の場合には、制御モジュール10と2個のパワーモジュール9a,9bとの接続箇所を一列で設定でき、接続時の加工が効率的に行えるため、回転電機1の生産性が向上する。
以上のように、この発明の実施の形態1に係る回転電機1は、電機子巻線5を有する固定子6と、固定子6の軸方向のフロント側およびリヤ側の両端部にそれぞれ配置され、固定子6を支持するフロントハウジング7及びリヤハウジング8と、界磁巻線2と、界磁巻線2の外側に配置された界磁鉄心3と、界磁巻線2に界磁電流を供給するためのスリップリング13と、固定子6の軸方向に設けられた回転軸としてのシャフト32とを有し、フロントハウジング7及びリヤハウジング8により回転自在に支持された回転子4と、リヤハウジング8の外側の回転子4の軸方向端部に設けられたインバータアセンブリ25と、回転子4のシャフト32に固定され、回転子4の回転位置を検出する回転センサ15と、スリップリング13に電流を供給するためのブラシを保持するブラシホルダ14と、インバータアセンブリ25およびブラシホルダ14を保護する保護カバー21とを備え、インバータアセンブリ25は、固定子6へ通電するためのスイッチング素子を有し、樹脂材38でモールドされたパワーモジュール9と、界磁電流を供給するためのスイッチング素子を有し、樹脂材38でモールドされた界磁モジュール11と、パワーモジュール9および界磁モジュール11のスイッチング素子の制御を行う制御回路を備えた制御モジュール10と、パワーモジュール9および界磁モジュール11を搭載し、それらの冷却を行うための冷却フィンを備えた環状のヒートシンク17とを備え、環状のヒートシンク17は、パワーモジュール9および界磁モジュール11の搭載面が回転子4のシャフト32に垂直に配置されるとともに、冷却フィンがリヤハウジング8の端面に向けて配置され、環状のヒートシンク17の中央穴の内側に、ブラシホルダ14および回転センサ15が配置され、パワーモジュール9は、内部回路が同等で外形が略対称形状の異なる2種類のパワーモジュール9a,9bがあり、各1個ずつを組合せて、ヒートシンク17に配置されている。当該構成により、外形が略対称形状の2種類のパワーモジュール9a,9bを組み合わせて配置することで、省スペースを実現でき、回転電機1を小型化することができる。また、ヒートシンク17が環状で、中央部に穴が開いており、中央部からの軸方向の冷却風でブラシホルダ14および回転センサ15を冷却し、径方向からの冷却風でパワーモジュール9を冷却することができ、冷却風の経路を部品ごとに分けることで、各経路の部品が低温の冷却風で冷却することができるため、より効率よく冷却することができ、回転電機1の冷却性が向上するため、熱による誤動作を未然に防げるため、回転電機1の動作の信頼性も向上する。
また、この発明の実施の形態1に係る回転電機1においては、2種類のパワーモジュール9a,9bが、樹脂材38から外部に露出する端子のうちの少なくとも各1つ(ターミナル30または制御系端子29)が、それらの2種類のパワーモジュール9a,9bを組み合わせたときに、その先端が両パワーモジュール9a,9bの端面から等距離で、互いに1列に並ぶように配置されている。当該構成により、2種類のパワーモジュール9a,9bを組み合わせて配置する場合に、端子部分が互いに入れ違いに組み合うように各端子を配置するで、パワーモジュール9a,9bの搭載面積を狭くすることができ、回転電機1を小型化することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る回転電機1においては、2種類のパワーモジュール9a,9bが、端子として、少なくとも、車両の電力系に接続されるバッテリ配線端子28とグラウンドに接続されるGND端子26とを有し、それらの2種類のパワーモジュール9a,9bを組み合わせたときに、両パワーモジュール9a,9bのバッテリ配線端子28(またはGND端子26)が互いに隣合い、かつ、線対称の位置になるように、バッテリ配線端子28(またはGND端子26)が配置されている。当該構成により、2種類のパワーモジュール9a,9bで共通の電位を持つ端子を隣合わせてインバータアセンブリ25に配置することで、各端子が接続されるケース18内の内蔵ターミナルを短くすることができ、回転電機1を小型化することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る回転電機1においては、制御モジュール10は回路基板から構成されるとともに、パワーモジュール9の搭載位置のさらにリヤ側に搭載され、パワーモジュール9の端子と制御モジュール10の回路基板とが直接接続されている。当該構成により、制御モジュール10の回路基板上の制御回路とパワーモジュール9の端子との接続を1つの回路基板で構成することで、インバータアセンブリ25に対する制御モジュール10の必要とするスペースを縮小し、回転電機1を小型化することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る回転電機1においては、インバータアセンブリ25は、パワーモジュール9をヒートシンク17に搭載するときに、その位置決めを行うための位置決め装置31をさらに備え、1つの位置決め装置31で、組み合わせた2種類のパワーモジュール9a,9bの位置決めを同時に行うことができる。また、インバータアセンブリ25は、パワーモジュール9のGND端子26、AC端子27、バッテリ配線端子28、および、制御系端子29に接続するためのターミナルを備えたケース18を有し、当該ケース18がヒートシンク17上に配置される。当該構成により、少ない個数の位置決め装置31でパワーモジュール9a,9bの位置決めを行うことができ、位置決め装置31の個数を減らした分だけスペースをより小さくすることができるため、回転電機1のさらなる小型化が図れる。
なお、上記の説明においては、2種類のパワーモジュール9a,9bが、内部回路が同等で外形が略対称形状の異なるものであると説明したが、その場合に限らず、2種類のパワーモジュール9a,9bは、内部回路が同等で、単に外形が異なるものであってもよく、その場合にも、2種類のパワーモジュール9a,9bを組み合わせたときに、ターミナル30(または、制御系端子29)部分が互いに入れ違いに組み合って、パワーモジュール9a,9bの搭載面積を小さくすることができるものであれば、略対称形状でなくても、いずれの形状であってもよい。例えば、一方のパワーモジュールの形状に他方のパワーモジュールが沿うような相補形状であってもよい。
1 回転電機、2 界磁巻線、3 界磁鉄心、4 回転子、5 電機子巻線、6 固定子、7,8 ハウジング、9 パワーモジュール、10 制御モジュール、11 界磁モジュール、12 プーリ、13 スリップリング、14 ブラシホルダ、15 回転センサ、16 バッテリ、17 ヒートシンク、18 ケース、19,20 ファン、21 保護カバー、22 フロントベアリング、23 リヤベアリング、24 回転センサ保護カバー、25 インバータアセンブリ、26 GND端子、27 AC端子、28 バッテリ配線端子、29 制御系端子、30 ターミナル、31 位置決め装置。

Claims (5)

  1. 電機子巻線を有する固定子と、
    前記固定子の軸方向のフロント側およびリヤ側の両端部にそれぞれ配置され、前記固定子を支持するフロントハウジング及びリヤハウジングと、
    界磁巻線と、前記界磁巻線の外側に配置された界磁鉄心と、前記界磁巻線に界磁電流を供給するためのスリップリングと、前記固定子の軸方向に設けられた回転軸としてのシャフトとを有し、前記フロントハウジング及びリヤハウジングにより回転自在に支持された回転子と、
    前記リヤハウジングの外側の前記回転子の軸方向端部に設けられたインバータアセンブリと、
    前記回転子の前記シャフトに固定され、前記回転子の回転位置を検出する回転センサと、
    前記スリップリングに電流を供給するためのブラシを保持するブラシホルダと、
    前記インバータアセンブリおよび前記ブラシホルダを保護する保護カバーと
    を備え、
    前記インバータアセンブリは、
    前記固定子へ通電するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされたパワーモジュールと、
    前記界磁電流を供給するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされた界磁モジュールと、
    前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの前記スイッチング素子の制御を行う制御回路を備えた制御モジュールと、
    前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールを搭載し、それらの冷却を行うための冷却フィンを備えた環状のヒートシンクと
    を備え、
    前記環状のヒートシンクは、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの搭載面が前記回転子の前記シャフトに垂直に配置されるとともに、前記冷却フィンが前記リヤハウジングの端面に向けて配置され、
    前記環状のヒートシンクの中央穴の内側に、前記ブラシホルダおよび前記回転センサが配置され、
    前記パワーモジュールは、内部回路が同等で外形が略対称形状の異なる2種類のパワーモジュールがあり、各1個ずつを組合せて、前記ヒートシンクに配置されており、
    前記2種類のパワーモジュールは、前記樹脂材から外部に露出する端子のうちの少なくとも各1つが、それらの2種類のパワーモジュールを組み合わせたときに、その先端が両パワーモジュールの端面から等距離で、互いに1列に並ぶように配置されている
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 電機子巻線を有する固定子と、
    前記固定子の軸方向のフロント側およびリヤ側の両端部にそれぞれ配置され、前記固定子を支持するフロントハウジング及びリヤハウジングと、
    界磁巻線と、前記界磁巻線の外側に配置された界磁鉄心と、前記界磁巻線に界磁電流を供給するためのスリップリングと、前記固定子の軸方向に設けられた回転軸としてのシャフトとを有し、前記フロントハウジング及びリヤハウジングにより回転自在に支持された回転子と、
    前記リヤハウジングの外側の前記回転子の軸方向端部に設けられたインバータアセンブリと、
    前記回転子の前記シャフトに固定され、前記回転子の回転位置を検出する回転センサと、
    前記スリップリングに電流を供給するためのブラシを保持するブラシホルダと、
    前記インバータアセンブリおよび前記ブラシホルダを保護する保護カバーと
    を備え、
    前記インバータアセンブリは、
    前記固定子へ通電するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされたパワーモジュールと、
    前記界磁電流を供給するためのスイッチング素子を有し、樹脂材でモールドされた界磁モジュールと、
    前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの前記スイッチング素子の制御を行う制御回路を備えた制御モジュールと、
    前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールを搭載し、それらの冷却を行うための冷却フィンを備えた環状のヒートシンクと
    を備え、
    前記環状のヒートシンクは、前記パワーモジュールおよび前記界磁モジュールの搭載面が前記回転子の前記シャフトに垂直に配置されるとともに、前記冷却フィンが前記リヤハウジングの端面に向けて配置され、
    前記環状のヒートシンクの中央穴の内側に、前記ブラシホルダおよび前記回転センサが配置され、
    前記パワーモジュールは、内部回路が同等で外形が略対称形状の異なる2種類のパワーモジュールがあり、各1個ずつを組合せて、前記ヒートシンクに配置されており、
    前記インバータアセンブリは、
    前記パワーモジュールを前記ヒートシンクに搭載するときに、その位置決めを行うための位置決め部材
    をさらに備え、
    1つの前記位置決め部材で、組み合わせた前記2種類のパワーモジュールの位置決めを同時に行える
    ことを特徴とする回転電機。
  3. 前記インバータアセンブリは、
    前記パワーモジュールを前記ヒートシンクに搭載するときに、その位置決めを行うための位置決め部材
    をさらに備え、
    1つの前記位置決め部材で、組み合わせた前記2種類のパワーモジュールの位置決めを同時に行える
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  4. 前記2種類のパワーモジュールは、前記端子として、少なくとも、車両の電力系に接続されるバッテリ配線用端子とグラウンドに接続されるGND端子とを有し、それらの2種類のパワーモジュールを組み合わせたときに、両パワーモジュール間で前記バッテリ配線用端子または前記GND端子が隣合い、かつ、線対称の位置になるように、前記バッテリ配線用端子または前記GND端子が配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記制御モジュールは回路基板から構成されるとともに、前記パワーモジュールの搭載位置のさらにリヤ側に搭載され、前記パワーモジュールの端子と前記制御モジュールの回路基板とが直接接続されている
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の回転電機。
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