JP5557319B2 - 把持具 - Google Patents
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Description
先端に一対の把持部を有する二股状に形成されて弾性変形可能な把持具本体を備え、前記一対の把持部を近づける方向に前記把持具本体を弾性変形させる外力を加えるように操作することで把持目的物を把持する、眼科手術に用いられる把持具であって、
前記把持具本体は、当該把持具本体に前記外力を加えた状態のもとで、前記一対の把持部間の距離を、眼科手術中に測定対象とする規定の距離に保持する保持手段を有する
ことを特徴とする把持具である。
前記規定の距離は、眼球に注射するときの注射部位を特定するために測定する距離である
ことを特徴とする上記第1に態様に記載の把持具である。
先端に一対の把持部を有する二股状に形成されて弾性変形可能な把持具本体を備え、前記一対の把持部を近づける方向に前記把持具本体を弾性変形させる外力を加えるように操作することで把持目的物を把持する把持具であって、
前記把持具本体は、当該把持具本体に前記外力を加えた状態のもとで、前記一対の把持部間の距離を、把持具の使用中に測定対象とする規定の距離に保持する保持手段を有する
ことを特徴とする把持具である。
前記把持具本体は、互いに内面を対向させた一対の脚部と、一方の脚部の内面に設けられた凸部と、他方の脚部の内面に設けられて前記凸部を挿入離脱自在な凹部とを有し、
前記保持手段は、前記他方の脚部の内面でかつ前記凹部とは前記把持具本体の短手方向に位置をずらして設けられた突き当て基準部を有し、前記把持具本体に対して前記一対の把持部を近づける方向と当該把持具本体の短手方向に同時に外力を加えて当該把持具本体を弾性変形させ、前記突き当て基準部に前記凸部を突き当てた状態としたときに、前記一対の把持部間の距離を前記規定の距離に保持するものである
ことを特徴とする上記第3の態様に記載の把持具である。
前記保持手段は、前記把持具本体の短手方向で前記突き当て基準部に対する前記凸部の突き当て位置を決める位置決め手段をさらに有する
ことを特徴とする上記第4の態様に記載の把持具である。
前記位置決め手段は、前記把持具本体の短手方向で前記凹部と前記突き当て基準部との間に位置し、かつ当該突き当て基準部よりも前記一方の脚部の内面側に突出した状態で設けられたガイド片からなる
ことを特徴とする上記第5の態様に記載の把持具である。
前記ガイド片は、前記凹部側を第1のガイド面とし、当該第1のガイド面によって前記凸部を前記凹部に挿入するようにガイドするとともに、前記突き当て基準部側を第2のガイド面とし、当該第2のガイド面によって前記凸部を前記突き当て基準部に突き当てるようにガイドするものである
ことを特徴とする上記第6の態様に記載の把持具である。
前記凸部を前記突き当て基準部に突き当てるべく前記凸部を前記ガイド片の第2のガイド面でガイドするときに、前記把持具本体の弾性変形による反力が前記凸部を前記第2のガイド面に押し付ける方向に作用する
ことを特徴とする上記第7の態様に記載の把持具である。
前記突き当て基準部は、前記他方の脚部の内面から前記一方の脚部の内面側に突出する突出部の突面に設けられている
ことを特徴とする上記第4の態様に記載の把持具である。
前記ガイド片は、前記外力を加えるように前記把持具本体を操作したときに、前記一方の脚部の内面に接触することにより、当該操作の終点を規定するものである
ことを特徴とする上記第6、第7または第8の態様に記載の把持具である。
前記ガイド片は、前記把持具本体の長手方向から見て当該ガイド片の突端側が基端側よりも肉薄となるテーパー状に形成されている
ことを特徴とする上記第6、第7または8の態様に記載の把持具である。
前記凸部および前記凹部は、前記外力を加えるように前記把持具本体を操作する途中で前記凸部を前記凹部に挿入することにより、前記把持具本体の短手方向で前記一対の把持部の位置を合わせる位置合わせ手段を兼ねる
ことを特徴とする上記第4の態様に記載の把持具である。
前記保持手段は、前記他方の脚部の内面において、前記把持具本体の短手方向の両側にそれぞれ前記突き当て基準部を有する
ことを特徴とする上記第4の態様に記載の把持具である。
前記保持手段によって保持される前記一対の把持部間の規定の距離として、
前記把持具本体の短手方向の一方側に設けられた第1の突き当て基準部に前記凸部を突き当てたときに得られる第1の規定の距離と、前記把持具本体の短手方向の他方側に設けられた第2の突き当て基準部に前記凸部を突き当てたときに得られる第2の規定の距離とが、互いに等しい
ことを特徴とする上記第13の態様に記載の把持具である。
前記凸部はピンからなり、
前記凹部は前記ピンを受け入れるピン受け部に形成され、
前記ピン受け部は、前記把持具本体の長手方向から見て左右対称な構造になっている
ことを特徴とする上記第14の態様に記載の把持具である。
前記保持手段によって保持される前記一対の把持部間の規定の距離として、
前記把持具本体の短手方向の一方側に設けられた第1の突き当て基準部に前記凸部を突き当てたときに得られる第1の規定の距離と、前記把持具本体の短手方向の他方側に設けられた第2の突き当て基準部に前記凸部を突き当てたときに得られる第2の規定の距離とが、互いに異なる
ことを特徴とする上記第13の態様に記載の把持具である。
前記凸部はピンからなり、
前記凹部は前記ピンを受け入れるピン受け部に形成され、
前記ピン受け部は、前記把持具本体の長手方向から見て左右非対称な構造になっている
ことを特徴とする上記第16の態様に記載の把持具である。
前記把持具本体は、互いに内面を対向させた一対の脚部と、一方の脚部の内面に設けられた凸部と、他方の脚部の内面に設けられて前記凸部を挿入離脱自在な凹部とを有し、
前記保持手段は、前記凸部の少なくとも先端側をすり割り構造とするとともに、前記凸部の外周面に突起を設け、前記把持具本体に対して前記一対の把持部を近づける方向に外力を加えて当該把持具本体を弾性変形させ、前記凸部の外周面の突起を前記凹部の内側に引っ掛けた状態としたときに、前記一対の把持部間の距離を前記規定の距離に保持するものである
ことを特徴とする上記第3の態様に記載の把持具である。
前記把持具本体は、樹脂の一体成形によって形成されたものである
ことを特徴とする上記第1〜第18のいずれか一つに記載の把持具である。
1.眼球の構造
2.第1の実施の形態
3.把持具の構成
4.把持具本体の構成
5.ピンの構成
6.ピン受け部の構成
7.把持具の操作方法
8.把持目的物を把持する場合の操作方法
9.特定部位の距離を測定する場合の操作方法
10.第1の実施の形態の効果
11.第2の実施の形態
12.把持具の構成
13.把持具の操作方法
14.第2の実施の形態の効果
15.変形例その他
図1は眼球の平面的な断面構造を説明する図である。図示のように、眼球1は、全体に球状をなし、前方の角膜2の部分を除いて強膜3により被覆保護されている。角膜2周囲の強膜3の表面は結膜4で覆われている。角膜2は、眼球保護機能のほかに、外から入ってくる光を屈折させるレンズ機能を果たす。角膜2の内側(裏側)には、房水で満たされた前房5があり、この前房5に面して虹彩6の中央に瞳孔7がある。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る把持具の構成を示す図であり、図中(A)は把持具の正面図、(B)は把持具の側面図、(C)は把持具の下面図である。
図示した把持具20は、全体に略V字形をなして二股状に形成された把持具本体21を備えている。また、把持具20は、好ましい例として、樹脂を用いて形成されている。具体的には、把持具20は、たとえばアクリル樹脂などの透明な樹脂の一体成形によって形成されている。把持具本体21は、U字形の屈曲部分(基端部)を支点にして、全体的に弾性変形可能に構成されている。以降の説明では、把持具本体21の長さ方向をX方向、把持具本体21の幅方向をY方向、把持具本体21の操作方向(開閉方向)をZ方向とする。把持具本体21の長さ方向Xは、把持具本体21の長手方向に相当し、把持具本体21の幅方向Yは、把持具本体21の短手方向に相当する。
把持具本体21は、大きくは、U字形に屈曲した支点部22と、この支点部22から延びる一対の脚部23と、各々の脚部23から延びる一対の把持部24と、一方の脚部23に設けられたピン25と、このピン25を受け入れるべく他方の脚部23に設けられたピン受け部26と、を有する構成となっている。
ピン25は、本発明における「凸部」に相当するものである。ピン25は、図2および図4に示すように、一方の脚部23の内面28に、当該内面28から垂直に起立する状態で形成されている。ピン25は、把持具本体21の長さ方向Xにおいて、一方の脚部23の端部(脚部23と把持部24の境界に隣接する部分)に設けられている。また、ピン25は、把持具本体21の幅方向Yにおいて、一方の脚部23の中心部に設けられている。
ピン受け部26は、前述したピン25との組み合わせによって、本発明における「保持手段」を構成するものである。ピン受け部26は、図4および図5に示すように、ステージ部31と、一対のガイド片32と、溝部33と、孔部34とを有している。このうち、ステージ部31は、本発明における「突出部」に相当するものである。また、溝部33および孔部34は、本発明における「凹部」に相当するものである。溝部33および孔部34は、上述したピン25を挿入離脱自在な構造になっている。ピン受け部26は、把持具本体21の長さ方向Xから見て左右対称な構造になっている。
続いて、本発明の第1の実施の形態に係る把持具の操作方法について説明する。
第1の実施の形態に係る把持具20を用いて把持目的物を把持する場合は、この把持具20を片手で持って一対の脚部23の各外面27にそれぞれ人差し指と親指を接触させ、その状態から一対の脚部23を挟み込むような外力を加える。そうすると、把持具本体21の弾性変形によって一対の脚部23の先端側が互いに近づく方向に変位し、それと同時に一対の把持部24も互いに近づく方向に変位する。
把持具20を用いて特定の部位の距離を測定する場合は、この把持具20を片手で持って一対の脚部23の各外面27にそれぞれ人差し指と親指を接触させ、その状態から一対の把持部24を近づける方向に外力を加える。また、それと同時に、把持具本体21の幅方向Yにも外力を加える。つまり、把持具本体21を幅方向Yにねじりながら閉じ操作を行う。そうすると、把持具本体21の弾性変形によって一対の脚部23の先端側が互いに近づく方向に変位し、それと同時に一対の把持部24も互いに近づく方向に変位する。また、把持具本体21には外力によってねじりが加わる。このため、一対の脚部23の先端側の位置や、そこから延びる一対の把持部24の位置が、把持具本体21の幅方向Yに相対的にずれる。
本発明の第1の実施の形態に係る把持具によれば、次のような効果が得られる。
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る把持具について説明する。この第2の実施の形態に係る把持具は、特に、上記第1の実施の形態と比較して、「保持手段」の構成が異なる。以下、上記第1の実施の形態に係る把持具の構成部分と同様の部分に同一符号を付与して、第2の実施の形態に係る把持具の構成を説明する。
図14は本発明の第2の実施の形態に係る把持具の脚部の部分拡大図である。図14においては、上記の把持具本体21を構成する一対の脚部23のうち、一方の脚部23にはピン41が設けられ、他方の脚部23には、一対のガイド壁42が設けられている。ピン41は、本発明における「凸部」に相当するものである。一対のガイド壁42の間は、断面凹状の溝部43になっている。この溝部43は、これに連続するように他方の脚部23に形成された孔部44とともに、本発明における「凹部」を構成するものである。溝部43および孔部44は、ピン41を挿入離脱自在な構造になっている。
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る把持具の操作方法について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係る把持具によれば、次のような効果が得られる。
本発明の技術的範囲は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。たとえば、以下のような形態が考えられる。
21…把持具本体
22…支点部
23…脚部
24…把持部
25…ピン
26…ピン受け部
28…内面
31…ステージ部
32…ガイド片
32a…第1のガイド面
32b…第2のガイド面
33…溝部
34…孔部
36…突面
41…ピン
42…ガイド壁
43…溝部
44…孔部
45…突起
46…逃げ部
47…段付き面
Claims (10)
- 先端に一対の把持部を有する二股状に形成されて弾性変形可能な把持具本体を備え、前記一対の把持部を近づける方向に前記把持具本体を弾性変形させる外力を加えるように操作することで把持目的物を把持する把持具であって、
前記把持具本体は、当該把持具本体に前記外力を加えた状態のもとで、前記一対の把持部間の距離を、把持具の使用中に測定対象とする規定の距離に保持する保持手段を有し、
前記把持具本体は、互いに内面を対向させた一対の脚部と、一方の脚部の内面に設けられた凸部と、他方の脚部の内面に設けられて前記凸部を挿入離脱自在な凹部とを有し、
前記保持手段は、前記他方の脚部の内面でかつ前記凹部とは前記把持具本体の短手方向に位置をずらして設けられた突き当て基準部を有し、前記把持具本体に対して前記一対の把持部を近づける方向と当該把持具本体の短手方向に同時に外力を加えて当該把持具本体を弾性変形させ、前記突き当て基準部に前記凸部を突き当てた状態としたときに、前記一対の把持部間の距離を前記規定の距離に保持するものであるとともに、前記把持具本体の短手方向で前記突き当て基準部に対する前記凸部の突き当て位置を決める位置決め手段をさらに有する
ことを特徴とする把持具。 - 前記位置決め手段は、前記把持具本体の短手方向で前記凹部と前記突き当て基準部との間に位置し、かつ当該突き当て基準部よりも前記一方の脚部の内面側に突出した状態で設けられたガイド片からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の把持具。 - 前記ガイド片は、前記凹部側を第1のガイド面とし、当該第1のガイド面によって前記凸部を前記凹部に挿入するようにガイドするとともに、前記突き当て基準部側を第2のガイド面とし、当該第2のガイド面によって前記凸部を前記突き当て基準部に突き当てるようにガイドするものである
ことを特徴とする請求項2に記載の把持具。 - 前記凸部を前記突き当て基準部に突き当てるべく前記凸部を前記ガイド片の第2のガイド面でガイドするときに、前記把持具本体の弾性変形による反力が前記凸部を前記第2のガイド面に押し付ける方向に作用する
ことを特徴とする請求項3に記載の把持具。 - 前記突き当て基準部は、前記他方の脚部の内面から前記一方の脚部の内面側に突出する突出部の突面に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の把持具。 - 前記ガイド片は、前記外力を加えるように前記把持具本体を操作したときに、前記一方の脚部の内面に接触することにより、当該操作の終点を規定するものである
ことを特徴とする請求項2、3または4に記載の把持具。 - 前記ガイド片は、前記把持具本体の長手方向から見て当該ガイド片の突端側が基端側よりも肉薄となるテーパー状に形成されている
ことを特徴とする請求項2、3または4に記載の把持具。 - 前記凸部および前記凹部は、前記外力を加えるように前記把持具本体を操作する途中で前記凸部を前記凹部に挿入することにより、前記把持具本体の短手方向で前記一対の把持部の位置を合わせる位置合わせ手段を兼ねる
ことを特徴とする請求項1に記載の把持具。 - 前記保持手段は、前記他方の脚部の内面において、前記把持具本体の短手方向の両側にそれぞれ前記突き当て基準部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の把持具。 - 前記保持手段によって保持される前記一対の把持部間の規定の距離として、
前記把持具本体の短手方向の一方側に設けられた第1の突き当て基準部に前記凸部を突き当てたときに得られる第1の規定の距離と、前記把持具本体の短手方向の他方側に設けられた第2の突き当て基準部に前記凸部を突き当てたときに得られる第2の規定の距離とが、互いに等しい
ことを特徴とする請求項9に記載の把持具。
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