JP5556836B2 - 面光源装置 - Google Patents

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Description

本発明は面光源装置に関し、具体的には、液晶ディスプレイなどのバックライトとして用いられる面光源装置に関する。
図1Aは、従来例の面光源装置を下面側から見た図である。図1Bは、従来例の面光源装置の側面図である。この面光源装置11にあっては、導光板13の光入射面14に対向させて複数個の光源12を配置している。導光板13は、高屈折率の透明樹脂によって平板状に形成されており、光出射面15の反対面(下面16)には多数の球面状をした光出射パターン17が突設されている。このような面光源装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。
図2A及び図2Bは、図1A及び図1Bの面光源装置11において光出射パターン17の最大傾斜角を小さくした場合を表している。ここで光出射パターンの最大傾斜角とは、光出射パターンの中心軸を通る断面において又は光出射パターンの中心軸を通る断面に平行な断面において、光出射パターンの表面に引いた接線の傾斜角のうち最大の傾斜角をいう。たとえば、図示のような球面状の光出射パターンの場合で言えば、光出射パターン17の端に引いた接線の水平面に対する傾斜角である。図2A及び図2Bに示すように光出射パターン17の最大傾斜角が小さい場合には、光源12から導光板13に入った光は、光出射パターン17によって各方向へ散乱されにくく光の混ぜ合わせ効果が小さい。そのため、光源12の前方が明るく光り、光源12間の領域に暗部Dが生じ、光源12の近傍に輝度むらが生じる。その反面、光出射パターン17の強度は高い。
図3A及び図3Bは、図1A及び図1Bの面光源装置11において光出射パターン17の最大傾斜角を大きくした場合を表している。図3A及び図3Bに示すように光出射パターン17の最大傾斜角が大きい場合には、光源12から導光板13に入った光は、光出射パターン17によって各方向へ散乱されやすく光の混ぜ合わせ効果が高い。そのため、光源12の近傍に輝度むらが生じにくい。その反面、輝度むらが目立たなくなる程度まで光出射パターン17の最大傾斜角を大きくすると、光出射パターン17のアスペクト比が大きくなるので強度が低下し、液晶表示装置に用いられているときに液晶表示装置の表面が指などで押されると光出射パターン17が潰れるおそれがある。
したがって、光出射パターン17の最大傾斜角を大きくした場合と小さくした場合では、どちらも一長一短であって、実用上問題がある。
特開平11−281976号公報
本発明は、上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、光を光出射面から出射させるための光出射パターンを導光板に形成された面光源装置において、光出射パターンの強度を低下させることなく光源の近傍における輝度むらを低減させることのできる面光源装置を提供することにある。
本発明に係る面光源装置は、光源と、前記光源の光を光入射面から導入して光出射面から外部へ出射させる導光板とを備えた面光源装置であって、前記光源は、前記光入射面に対向して複数個配置され、前記導光板は、光出射側の面とその反対面のうち少なくとも一方の面に、前記導光板内の光を前記光出射面から出射させるための光出射パターンを有し、前記光出射パターンの中心軸を通る断面で前記光出射パターンに接する接線の傾斜角のうちの最大傾斜角は、前記光入射面の近傍領域においては前記光入射面から離れるに従って減少し、前記光入射面の近傍領域から離れた領域においては前記光入射面から離れるに従って減少又は一定となり、前記光入射面の最も近くに位置する光出射パターンから前記光源の間隔に等しい距離までの間にある光出射パターンの前記最大傾斜角は、光出射パターン全体の前記最大傾斜角のうちの最小値よりも大きいことを特徴とする。
本発明の面光源装置によれば、前記光出射パターンの最大傾斜角は全体的には光入射面から離れるに従って減少しているので、光入射面の近傍領域では光出射パターンの最大傾斜角が比較的大きくなっている。よって、光入射面の近傍領域では光の拡散度合いが大きくなって輝度むらが生じにくくなる。また、光入射面から離れた領域では光入射パターンの最大傾斜角が小さくなっているので、光入射パターンの強度を高くでき、光入射パターンが潰れにくくなる。
また、光出射パターンの最大傾斜角が光源の間隔(ピッチ)以内の距離で最小値に達してしまうと、光の散乱度合いが十分でなく、光入射面の近傍領域で輝度むらの抑制効果が不十分になるが、本発明の面光源装置では、光入射面の最も近くに位置する光出射パターンから光源の間隔に等しい距離までの間にある光出射パターンの最大傾斜角が、光出射パターン全体の最大傾斜角のうちの最小値よりも大きくなっているので、上記のように輝度むらの抑制効果が不十分になるのを防ぐことができる。
本発明に係る面光源装置のある実施態様は、前記光出射パターンの最大傾斜角のうち最も大きな最大傾斜角が、25°以上40°以下であることを特徴とする。かかる実施態様によれば、光入射面の近傍において輝度むらを軽減して、その見栄えを良好にできる。
本発明に係る面光源装置のさらに別な実施態様は、前記光出射パターンの前記最大傾斜角が、前記光入射面から離れるに従って滑らかに変化していることを特徴とする。かかる実施態様によれば、光入射パターンの変化が目立ちにくくなり、また光入射パターンが潰れにくくなるからである。
本発明に係る面光源装置のさらに別な実施態様は、前記光出射パターンが、ある位置から前記光入射面から遠い側の端までが、前記最大傾斜角が一定になっていることを特徴とする。かかる実施態様によれば、光入射面から遠い領域で光出射パターンの最大傾斜角が小さくなり過ぎないようにできる。
本発明に係る面光源装置のさらに別な実施態様は、前記導光板の前記光出射パターンが形成された面と反対面において、前記光出射パターンと対向する領域が、平滑面又は算術平均粗さが0.1μm以下の粗面となっていることを特徴とする。かかる実施態様によれば、光出射パターンを形成された面と反対面に光を散乱させる機能を持たせることができ、あるいは持たせないようにできる。
なお、本発明における前記課題を解決するための手段は、以上説明した構成要素を適宜組み合せた特徴を有するものであり、本発明はかかる構成要素の組合せによる多くのバリエーションを可能とするものである。
図1Aは、従来例の面光源装置を示す概略下面図である。図1Bは、従来例の面光源装置を示す概略側面図である。 図2A及び図2Bは、光出射パターンの最大傾斜角を小さくした従来の面光源装置を示す概略下面図及び概略側面図である。 図3A及び図3Bは、光出射パターンの最大傾斜角を大きくした従来の面光源装置を示す概略下面図及び概略側面図である。 図4Aは、本発明の実施形態1による面光源装置の概略平面図である。図4Bは、本発明の実施形態1による面光源装置の概略下面図である。 図5Aは、図4A及び図4Bに示した面光源装置の概略側面図である。図5Bは、図5Aに示した面光源装置の光出射パターンを拡大して示す側面図である。図5Cは、光出射パターンの最大傾斜角を説明するための図である。 図6は、光源からの距離と光出射パターンの最大傾斜角との関係を示す図である。 図7は、光出射パターンの最大傾斜角と導光板の見栄えとの関係を示す図である。 図8A−図8Dは、種々の形状の光出射パターンを示す図である。 図9Aは、最大傾斜角の大きな光出射パターンとそのプロファイルを示す図である。図9Bは、最大傾斜角の小さな光出射パターンとそのプロファイルを示す図である。 図10Aは、本発明の実施形態2による面光源装置の概略平面図である。図10Bは、本発明の実施形態2による面光源装置の概略下面図である。図10Cは、本発明の実施形態2による面光源装置の概略側面図である。 図11Aは、本発明の実施形態3による面光源装置の概略平面図である。図11Bは、本発明の実施形態3による面光源装置の概略下面図である。図11Cは、本発明の実施形態3による面光源装置の概略側面図である。図11Dは、本発明の実施形態3による面光源装置の概略端面図である。 図12は、本発明の実施形態4による面光源装置の概略側面図であって、併せて裏面の2箇所を拡大して表している。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1による面光源装置31を説明する。図4Aは実施形態1による面光源装置31の概略平面図であり、図4Bは面光源装置31の概略下面図である。
面光源装置31は、光源32と導光板33とからなる。光源32は、1個又は複数個のLED(チップ)を内蔵したものである。光源32は、LEDを発光させることにより、正面の光出射窓(発光面)から白色光を出射する。
導光板33は、上面と下面が平行な平板状となっている。導光板33は、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂(PC)、シクロオレフィン系材料、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などの高屈折率の透明樹脂によって一体成形される。導光板33の上面は光出射面35となっている。図4Aに示すように、この実施形態では、光出射面35は平滑な平面となっている。
導光板33の光入射面34は、光出射面35と垂直な面であって、光入射面34に対向する位置には、複数個の光源32が一定のピッチPで配列している。
導光板33の下面36には、図4Bに示すように、微小な多数の光出射パターン37が密に形成されている。光出射パターン37は、光入射面34から離れるに従って分布密度(数密度)が次第に大きくなっており、光入射面34の近傍では比較的小さな密度で分布し、光入射面34から遠い側では比較的大きな密度で分布している。
図5Aは面光源装置31の概略側面図であり、図5Bは導光板33の下面に設けられた光出射パターン37を拡大して表している。光出射パターン37は、図5Bに示す光出射パターン37a、37b、37c、…のように、光入射面4側から反対側に向けて次第に形状が変化している。すなわち、光入射面34の近傍領域では光出射パターン37の最大傾斜角は次第に減少しており、光出射パターン37のアスペクト比も次第に小さくなっている。光入射面34の近傍領域から離れた領域では、光出射パターン37の最大傾斜角は次第に減少するか一定となっており、光出射パターン37のアスペクト比も次第に小さくなるか一定となっている。ここで、光出射パターン37の最大傾斜角とは、光出射パターンの中心軸を通る断面において、図5Cに示すように光出射パターンの表面に引いた接線の傾斜角のうち最大の傾斜角αをいう。たとえば、図示のような球面状の光出射パターンの場合で言えば、光出射パターン37の端に引いた接線fの水平面に対する傾斜角が最大傾斜角αとなる。
本実施形態の面光源装置31は、上記のような構造を有しているので、図5Aに示すように、光源32から出射した光は、光入射面34から導光板33内に入射する。導光板33に入射した光は、導光板33の上面と下面で反射を繰り返しながら導光し、光出射パターン37で反射した光の一部は光出射面35から外部へ出射される。また、光出射面35に垂直な方向から見たとき、光出射パターン37により反射された光は、図4Bに示すように、横方向に散乱される。特に、光入射面34の近傍領域では、光出射パターン37の最大傾斜角が大きいので、光入射面34の近傍領域で光出射パターン37により散乱された光は導光方向を大きく曲げられる。そのため、光入射面34の近傍領域では光の混ぜ合わせ効果が大きくなり、光入射面34の近傍領域における輝度むらが低減され、光源32間で暗くなるのを防ぐことができる。一方、光入射面34の近傍領域よりも離れた領域では、光出射パターン37の最大傾斜角が小さくなっていて光出射パターン37のアスペクト比が小さくなっているので、面光源装置31に圧力が加わっても光出射パターン37が潰れにくくなっている。
また、光出射パターン37は、光入射面34からの距離に応じて最大傾斜角が滑らかに変化しているので、光出射パターン37の高さに段差が生じず、光出射パターン37高さが滑らかに変化する。よって、光出射パターン37の高さの変化が目立ちにくく、また光出射パターン37がより潰れにくくなる。
また、この面光源装置31では、光入射面34の最も近くに位置する光出射パターン37aからの距離x(図5A参照)が、光源32のピッチP以下の領域では、光出射パターン37の最大傾斜角αは、光出射パターン37全体の最大傾斜角のうちの最小値よりも大きくなっている。すなわち、光入射面34の最も近くに位置する光出射パターン37aから測って少なくとも光源32のピッチPの距離の間は、そこの光出射パターン37の最大傾斜角αは最小値にならないように設計されている。光出射パターン37の最大傾斜角αが、光源32のピッチP以内の距離xで最小値に達してしまうと、光の散乱度合いが十分でなく、光入射面34の近傍領域で輝度むらの抑制効果が不十分になるからである。
図6は、このようにして定めた光出射パターン37の最大傾斜角αの変化の一例を表している。ここでは、光源32のピッチPは、5.5mmとしている。光出射パターン37の最大傾斜角は滑らかに変化しており、光源32のピッチPをはるかに超えて光源32から20mm程度まで滑らかに最大傾斜角αが減少している。そして、光源32から20mm程度よりも遠方では、光出射パターン37の最大傾斜角αはほぼ一定となっている。
このような面光源装置によれば、光源32の近傍では光出射パターン37の最大傾斜角が大きいので、光を散乱させる効果が高い。そのため、図4Bに矢印で示すように、光入射面34の近傍では導光板33内に入射した光が大きく散乱され、光の混ぜ合わせ効果が高くなるため、光源32の近傍領域で輝度むらが小さくなり、均一に発光する。一方、光源32から遠い領域では光出射パターン37に最大傾斜角は小さくなっているが、光出射パターン37の密度が大きいので、光を十分に散乱させることができ、均一に発光させることができる。しかも、光源32から離れるに従って光出射パターン37の最大傾斜角が小さくなっていて光出射パターン37のアスペクト比が小さいので、光出射パターン37が圧力によってつぶれにくくなる。また、ある距離(20μm程度)よりも遠くでは光出射パターン37の最大傾斜角が一定となっているので、光入射面34の反対側の端部において光出射パターン37の最大傾斜角が小さくなり過ぎることがない。
図7は、光出射パターン37の最大傾斜角のうち最も大きな最大傾斜角と見栄えとの関係を表している。図7の横軸は、光出射パターン37の最大傾斜角のうち最も大きな最大傾斜角、すなわち最も光入射面34に近い光出射パターン37(37a)の最大傾斜角を表す。また、図7の縦軸は、光源32の近傍領域における見栄えの良さ(輝度むらの少なさ)を複数人の視覚によって評価したものである。この結果、図7における水平線Kよりも上であれば商品として十分な見栄えが確保され、水平線Kよりも下であれば問題ありと評価された。したがって、光出射パターン37の最大傾斜角のうち最も大きな最大傾斜角は、図7によれば25°以上40°以下であればよいことがわかった。最も大きな最大傾斜角が25°よりも小さいと光の混ぜ合わせ効果が低いので光源間が暗くなり、また最も大きな最大傾斜角が40°よりも大きいと逆に光源間が明るくなり、いずれも見栄えが悪くなるためである。
図5では球面状の光出射パターン37を示しているが、光出射パターン37は球面状のものに限らない。たとえば、図8Aは、円錐状の光出射パターン37のうち、最大傾斜角の大きな光出射パターン37aと、最大傾斜角の小さなある光出射パターン37fを表している。図8Bは、先端が丸くなった略円錐状の光出射パターン37のうち、最大傾斜角の大きな光出射パターン37aと、最大傾斜角の小さなある光出射パターン37fを表している。図8Cは、四角錐状の光出射パターン37のうち、最大傾斜角の大きな光出射パターン37aと、最大傾斜角の小さなある光出射パターン37fを表している。図8Dは楕円面状の光出射パターン37のうち、最大傾斜角の大きな光出射パターン37aと、最大傾斜角の小さなある光出射パターン37fを表している。
図9Aは、実際に作製された光出射パターン37のうち、光入射面34の近傍領域にある最大傾斜角の大きな光出射パターンの顕微鏡写真とその断面のプロファイル(縦横の目盛の単位はμm)を表わす。図9Bは、実際に作製された光出射パターン37のうち、光入射面34から十分に離れた領域にある最大傾斜角の小さな光出射パターンの顕微鏡写真とその断面のプロファイル(縦横の目盛の単位はμm)を表わす。
(実施形態2)
図10Aは、本発明の実施形態2による面光源装置41の概略平面図である。図10Bは、面光源装置41の概略下面図である。図10Cは、面光源装置41の概略側面図である。実施形態2の面光源装置41では、光出射面35が算術平均粗さ(Ra)が0.1μm以下の粗面42となっている。他の構成については、実施形態1の面光源装置31と同様であるので、他の構成要素については、実施形態1と同じ番号を引用することによって説明を省略する(他の実施形態においても同様)。
この実施形態では、光出射面35が粗面42となっているので、光出射面35から出射される光を拡散させて指向特性を広げることができる。算術平均粗さ(Ra)が0.1μm以下という制限は、粗面42による拡散が大きくなりすぎて、正面輝度が低くなりすぎないようにするためである。また、この実施形態によれば、光出射面35の上に拡散シートを重ねる必要がなくなるので、面光源装置41を薄くできるとともに、コストダウンを図ることができる。
(実施形態3)
図11Aは、本発明の実施形態3による面光源装置46の概略平面図である。図11Bは、面光源装置46の概略下面図である。図11Cは、面光源装置46の概略側面図である。図11Dは、面光源装置46の概略端面図である。
実施形態3の面光源装置46では、導光板33の光出射面35にレンチキュラーレンズ47を形成している。レンチキュラーレンズ47は、光入射面34と垂直な方向にレンズ面が延在し、幅方向に沿ってレンズ面が並んでいる。このようなレンチキュラーレンズ47を設けることにより、光出射面35から出射する光の指向特性を導光板33の幅方向に広げることができる。
(実施形態4)
図12は、本発明の実施形態4による面光源装置51を示す概略側面図である。実施形態4の面光源装置51においては、薄板状をした導光板本体52と連続させるようにして、導光板本体52の端面に光導入部53を設けたものが導光板33となっている。
光導入部53は、導光板33のうちで厚みの厚い略くさび状の部分であって、その端面である光入射面34に対向させて光源32が配置される。光導入部53の端面の厚みは光源32の光出射窓の高さと等しいか、それよりも厚くなっている。
光導入部53の上面(光出射面35と同じ側の面)には、傾斜面54が形成されている。傾斜面54は、光入射面34の近傍の最大厚みの部分から導光板本体52の端へ向けて傾斜している。傾斜面54は、導光板33の一方側端から他方側端まで帯状に延びている。
このような面光源装置51によれば、光導入部53の端面の厚みが、光源32の光出射窓の高さと等しいか、それよりも厚くなっているので、光源32から出射された光は効率よく光入射面34から光導入部53内に入射し、面光源装置51の光利用効率が高くなる。さらに、厚みの大きな光導入部53に入射した光は、光導入部53の傾斜面54と下面で反射して厚みの薄い導光板本体52へ導かれ、導光板本体52の光出射面35から出射される。よって、この実施形態では、面光源装置51(導光板本体52)の薄型化を図るとともに光の利用効率を高める事ができる。
また、この実施形態では、導光板本体52の下面には光出射パターン37が形成されており、光導入部53の下面には密着防止パターン55が形成されている。光出射パターン37と密着防止パターン55は同じ形状であってもよいが、光出射パターン37は光導入部側の端部で面積比率が約0.5%であるのに対し、密着防止パターン55は面積比率が約0.1%となっている。光導入部53に密着防止パターン55を設けることで光導入部53だけが下の部材(たとえば、反射シートなど)に密着するのを防ぐことができ、また密着防止パターン55の面積比率を光出射パターン37の面積比率より小さくすることで、密着防止パターン55で反射して光導入部53から漏れる光を少なくしている。
31、41、46 面光源装置
32 光源
33 導光板
34 光入射面
35 光出射面
36 下面
37、37a、37b、37c 光出射パターン

Claims (5)

  1. 光源と、前記光源の光を光入射面から導入して光出射面から外部へ出射させる導光板とを備えた面光源装置であって、
    前記光源は、前記光入射面に対向して複数個配置され、
    前記導光板は、光出射側の面とその反対面のうち少なくとも一方の面に、前記導光板内の光を前記光出射面から出射させるための光出射パターンを有し、
    前記光出射パターンの中心軸を通る断面で前記光出射パターンに接する接線の傾斜角のうちの最大傾斜角は、前記光入射面の近傍領域においては前記光入射面から離れるに従って減少し、前記光入射面の近傍領域から離れた領域においては前記光入射面から離れるに従って減少又は一定となり、
    前記光入射面の最も近くに位置する光出射パターンから前記光源の間隔に等しい距離までの間にある光出射パターンの前記最大傾斜角は、光出射パターン全体の前記最大傾斜角のうちの最小値よりも大きいことを特徴とする面光源装置。
  2. 前記光出射パターンの最大傾斜角のうち最も大きな最大傾斜角は、25°以上40°以下であることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  3. 前記光出射パターンの前記最大傾斜角は、前記光入射面から離れるに従って滑らかに変化していることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  4. 前記光出射パターンは、ある位置から前記光入射面から遠い側の端までは、前記最大傾斜角が一定になっていることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  5. 前記導光板の前記光出射パターンが形成された面と反対面において、前記光出射パターンと対向する領域は、平滑面又は算術平均粗さが0.1μm以下の粗面となっていることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
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