JP5554393B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

Description

本発明は、液晶表示装置に係り、特に、発光ダイオードで形成された光源部が導光板の側面に配置されている側光型液晶表示装置に関する。

アクティブマトリクス（Ａｃｔｉｖｅ Ｍａｔｒｉｘ）タイプの液晶表示装置は、スイッチング素子として薄膜トランジスタ（Ｔｈｉｎ Ｆｉｌｍ Ｔｒａｎｓｉｓｔｏｒ）を用いて動画を表示している。この液晶表示装置は、携帯用情報機器、事務機器、コンピュータなどにおいて表示装置として応用されることは勿論、テレビにも応用されている。

このような液晶表示装置は、自発光素子ではないため、液晶パネルの下部にバックライトユニットを設け、バックライトユニットから出射された光を用いて画像を表示する。

液晶表示装置は、光源の配列方式によって側光型（Ｅｄｇｅ Ｔｙｐｅ）と直下型（Ｄｉｒｅｃｔ Ｔｙｐｅ）とに区分できる。

図１Ａは、従来の側光型液晶表示装置の背面を示した斜視図であり、図１Ｂは、図１Ａに示された液晶表示装置をＢ−Ｂ’方向に切断した断面図である。図１Ｃは、図１Ａに示されたＡ部分を詳細に示した斜視図であって、図１Ａに示された従来の側光型液晶表示装置のスライド孔１９をカバーしているスライド孔カバー１８が形成されているケーストップ１２を示している。

側光型液晶表示装置は、図１Ａ乃至図１Ｃに示されたように、液晶パネル２１の下部に設けられた導光板２３の側面に光源３３を配置し、光源３３から照射される側光を、導光板２３を用いて平面光に変換して液晶パネル２１に照射する方式であって、液晶表示装置の厚さを減少させることができるという長所を有している。図１Ｂにおいて図面符号２４は、導光板２３の下端面に付着されている反射板を示す。

従来は、光源として用いられる発光ダイオード（ＬＥＤ）の放熱のために、発光ダイオードが装着されている基板が、カバーボトム（Ｃｏｖｅｒ Ｂｏｔｔｏｍ）に付着されていた。したがって、ＬＥＤが装着されている基板の交換が不可能であるため、ＬＥＤの寿命が切れると、ＬＥＤを含むバックライトユニット全体を交換しなければならなかった。

しかし、ゲームセンターなどで用いられているゲーム機に適用されている液晶表示装置は、２４時間間点灯された状態を維持しなければならないため、これに装着されたＬＥＤの寿命は、一般の液晶表示装置に装着されたＬＥＤの寿命よりも短縮される。したがって、このような液晶表示装置の場合には、ＬＥＤ３３と、ＬＥＤを支持している基板３２と、基板が装着されている支持台３１とを含むＬＥＤアセンブリ（ＬＥＤ Ａｓｓｅｍｂｌｙ）３０が、ガイドパネル１６及びカバーボトム１１の内部に交換可能なように装着されている。

ところが、ＬＥＤアセンブリ３０が交換可能なように構成された従来の液晶表示装置は、図１Ｃに示されたように、ＬＥＤアセンブリ３０を交換するためのスライド孔１９が、ケーストップ１２に形成されているスライド孔カバー１８によって遮られている。

したがって、ＬＥＤ３３の交換時には、ケーストップ（Ｃａｓｅ Ｔｏｐ）１２を除去し、ＬＥＤアセンブリ３０を交換しなければならないため、交換作業が不便で、多くの時間がかかる。図１Ｃにおいて図面符号１７は、ＬＥＤアセンブリ３０の基板３２と連結されている軟性印刷回路基板（Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ Ｂｏａｒｄ； ＦＰＣＢ）であって、メインボードをＬＥＤアセンブリ３０に電気的に接続する。

また、従来の液晶表示装置は、ＬＥＤアセンブリ３０の交換時、必ず、外部ハウジングであるケーストップ（Ｃａｓｅ Ｔｏｐ）１２を除去しなければ、ＬＥＤアセンブリ３０の交換ができないため、交換作業が非効率的であるだけでなく、交換過程中にケーストップ１２が変形しやすく、交換時に異物がガイドパネル１６またはカバーボトム１１の内部に流入してしまい不良を招くことがある。

すなわち、ＬＥＤアセンブリ３０の交換が可能な従来の液晶表示装置では、ＬＥＤアセンブリ３０が、ガイドパネル１６またはカバーボトム１１の内部にスライディング方式で挿入されて組み立てられるが、ＬＥＤアセンブリ３０がスライディングされる通路であるスライド孔１９がケーストップ１２によって遮られているため、ＬＥＤアセンブリ３０の交換時に、ケーストップ１２を除去しなければならない。

また、上記のような問題点を解決するために、ケーストップ１２においてスライド孔をカバーしている部分であるスライド孔カバー１８を除去する方法が提案されている。しかし、この場合、スライド孔１９を通じて光漏れが発生することもあり、スライド孔を通じて異物が流入して液晶表示装置の不良を招き得るため、実質的にスライド孔カバー１８を除去できないのが実情である。

本発明は、上述した問題点を解決するために提案されたもので、ＬＥＤアセンブリの交換のために形成されているスライド孔が、ケーストップと独立して形成されたスライド孔カバーによりカバーされている、液晶表示装置を提供することを技術的課題とする。

上述した技術的課題を達成するための本発明に係る液晶表示装置は、カバーボトムと；前記カバーボトムに配置される導光板と；前記導光板の上端に配置されて画像を出力する液晶パネルと；前記カバーボトム上で前記導光板の側面に配置されて、前記導光板の側面に光を入射させるためのＬＥＤアセンブリと；前記導光板をガイドし、前記液晶パネルを支持し、前記ＬＥＤアセンブリが挿入されるスライド孔が形成されているガイドパネルと；前記スライド孔をカバーするためのスライド孔カバーと；前記液晶パネルの上端面外郭を取り囲んでおり、前記カバーボトムと締結されるケーストップと；を含む。

本発明は、ＬＥＤアセンブリの交換のために形成されているスライド孔が、ケーストップと独立して形成されたスライド孔カバーによりカバーされているので、ＬＥＤアセンブリの交換が簡便になされることができる。

また、本発明は、スライド孔カバーがスライド孔をカバーしているので、光漏れ現象を防止でき、異物が液晶表示装置の内部に挿入されることを防止できる。

従来の側光型液晶表示装置の背面を示す斜視図である。 図１Ａに示された液晶表示装置をＢ−Ｂ’方向に切断した断面図である。 図１Ａに示されたＡ部分を詳細に示す斜視図である。 本発明に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明に係る液晶表示装置の背面を示す斜視図である。 図３に示された液晶表示装置をＣ−Ｃ’方向に切断した断面図である。 図３に示されたＤ部分を詳細に示す斜視図である。 図５に示されたスライド孔カバーがスライド孔から分離されている状態を示す例示図である。

以下、添付の図面を参照して、本発明の実施例について詳細に説明する。

図２は、本発明に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図で、図３は、本発明に係る液晶表示装置の背面を示す斜視図で、図４は、図３に示された液晶表示装置をＣ−Ｃ’方向に切断した断面図で、図５は、図３に示されたＤ部分を詳細に示す斜視図で、図６は、図５に示されたスライド孔カバーがスライド孔から分離されている状態を示す例示図である。

本発明に係る液晶表示装置は、図２乃至図４に示されたように、カバーボトム（ｃｏｖｅｒ ｂｏｔｔｏｍ）１１０と、カバーボトム１１０に配置される導光板１２０と、導光板１２０の上端に配置されて画像を出力する液晶パネル１５０と、カバーボトム１１０上で導光板１２０の側面に配置されて、導光板１２０の側面に光を入射させるためのＬＥＤアセンブリ１７０と、導光板１２０をガイドし、液晶パネル１５０を支持し、ＬＥＤアセンブリ１７０が挿入されるスライド孔１４１が形成されているガイドパネル１４０と、スライド孔１４１をカバーするためのスライド孔カバー１８０と、液晶パネル１５０の上端面外郭を取り囲んでおり、カバーボトム１１０と締結されるケーストップ１６０と、複数の光学フィルムから構成されている光学シート部１３０と、導光板１２０とカバーボトム１１０との間に挿入されて、導光板１２０の下端部に進行する光を導光板１２０の上端部に反射させるための反射板１２１と、を含む。図３及び図５において図面符号１９３は、ＬＥＤアセンブリ１７０の基板１７２と連結されている軟性印刷回路基板（Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ Ｂｏａｒｄ； ＦＰＣＢ）であって、メインボードをＬＥＤアセンブリ３０に電気的に接続する。

まず、カバーボトム１１０は、ケーストップ１６０と締結されて、液晶パネル１５０及び上記のような構成は、ケーストップ１６０とカバーボトム１１０との間に内蔵される。

カバーボトム１１０内部の最下端には、反射板１２１が積層され、反射板１２１の上に、導光板１２０、光学シート部１３０及び液晶パネル１５０が順次に積層される。

特に、本発明は、側光型液晶表示装置に関するもので、光源として用いられるＬＥＤ１７１が複数装着されているＬＥＤアセンブリ１７０が、カバーボトム１１０内部の一側面に装着されている。

すなわち、ＬＥＤアセンブリ１７０は、光学シート部１３０及び反射板１２１と隣接している導光板１２０の平面と底面を除外した４個の側面のいずれか一つの側面と、カバーボトム１１０の側面との間に装着される。

この場合、ＬＥＤアセンブリ１７０は、実質的には、カバーボトム１１０に装着されるガイドパネル１４０に形成されたスライド孔１４１の内部に挿入されて、カバーボトム１１０上に装着される。

一方、カバーボトム１１０の側面においてスライド孔１４１に対応する部分には、スライド孔１４１よりも大きいか、または同じ大きさを有するカバーボトムスライド孔１１１が形成されている。

上述したように、カバーボトム１１０は、ケーストップ１６０と締結されて、上記のような構成要素を内部に内蔵するものであって、ガイドパネル１４０に形成されたスライド孔１４１を通じてＬＥＤアセンブリ１７０が自由に挿入または排出されるためには、カバーボトム１１０にもスライド孔１４１に対応するカバーボトムスライド孔１１１が形成されていなければならない。

しかし、カバーボトムスライド孔１１１は、孔の形状ではなく、カバーボトム１１０の側面の一部が除去された形状で構成されてもよい。すなわち、カバーボトム１１０の側面が全体的にガイドパネル１４０の側面を取り囲んでいるので、カバーボトム１１０の側面のうち一部分が除去されたとしても、カバーボトム１１０の機能が低下することはない。

したがって、カバーボトム１１０の側面のうち、スライド孔１４１と対応する側面の一部を除去することにより、スライド孔１４１が外部に露出するようにしてもよい。

次に、導光板（Ｌｉｇｈｔ Ｇｕｉｄｅ Ｐａｎｅｌ：ＬＧＰ）１２０は、ＬＥＤから放出される光を散乱及び反射させて、導光板１２０の上端に配置される液晶パネル１５０に伝送させる。このような導光板１２０は、ＰＭＭＡ（Ｐｏｌｙｍｅｔｈｙｌｍｅｔｈａｃｒｙｌａｔｅ）のようなプラスチック（Ｐｌａｓｔｉｃ）または樹脂（Ｒｅｓｉｎ）などの材質で形成することができる。

次に、液晶パネル１５０は、アレイ基板とカラーフィルタ基板との間に注入される液晶をアレイ基板に印加される電圧で駆動して、ＬＥＤアセンブリ１７０に装着されたＬＥＤ１７１から放出された光の透過量を制御することにより、映像を出力する。

次に、ＬＥＤアセンブリ１７０は、導光板１２０を通じて液晶パネル１５０に光を入射させるためのもので、光源として用いられるＬＥＤ１７１と、ＬＥＤ１７１を支持しており、ＬＥＤ１７１を駆動するための回路が形成されている基板１７２と、基板１７２が装着されている支持台１７３とを含んで構成することができる。しかし、基板１７２が支持台１７３の機能を行うように形成されてもよい。

支持台１７３においてスライド孔１４１の外部に露出された部分には、取っ手１７４が突出している。取っ手１７４は、ＬＥＤアセンブリ１７０をスライド孔１４１の内部に挿入する時や、またはスライド孔１４１から取り出す時に、使用者がつかむことができるように形成されたものである。

本発明に適用されるＬＥＤアセンブリ１７０は、上述したように、液晶表示装置が頻繁に駆動して、ＬＥＤ１７１の寿命が短縮される場合に、ＬＥＤ１７１を交換する目的で液晶表示装置の内部に装着される。

ＬＥＤアセンブリ１７０の交換時に、使用者は、取っ手１７４をつかんだ状態で、ＬＥＤアセンブリ１７０をスライド孔１４１の内部に挿入すること、またはスライド孔１４１の内部から外部に取り出すことができる。

次に、ガイドパネル１４０は、導光板１２０をガイドし、液晶パネル１５０を支持する。

すなわち、ガイドパネル１４０は、図２に示されたように、四角形の枠状に形成されているので、その内部に配置される反射板１２１、導光板１２０及び光学シート部１３０は、ガイドパネル１４０の側面によってガイドされ、一定の位置に固定されることができる。

ガイドパネル１４０の一側面には、ＬＥＤアセンブリ１７０が挿入されて固定され得るスライド孔１４１が形成されている。ＬＥＤアセンブリ１７０は、ガイドパネル１４０のスライド孔１４１に挿入された状態で駆動されて、導光板１２０の側面に光を出力させる。

次に、ケーストップ１６０は、カバーボトム１１０と締結されて、液晶パネル１５０及び上記のような構成をケーストップ１６０とカバーボトム１１０との間に内蔵する。

ケーストップ１６０は、液晶パネル１５０の平面外郭を取り囲んでおり、ケーストップ１６０のオープンされた中央部を通じて、液晶パネル１５０から放出された光が外部に出力される。

最近は、デザイン面での消費者のニーズを満足させるために、ボーダレスタイプのケーストップが装着された液晶表示装置が開発及び販売されている。ボーダレスタイプの液晶表示装置には、液晶パネル１５０とケーストップ１６０の平面に段差がないように製造された形状があり得る。または、液晶パネル１５０の平面に露出されるケーストップ１６０の幅を非常に狭く形成させた形状があり得る。

一方、ケーストップ１６０において、ガイドパネル１４０に形成されたスライド孔１４１に対応する部分には、前記スライド孔１４１よりも大きいか、または同じ大きさを有するケーストップスライド孔１６１が形成されている。上述したように、ケーストップ１６０は、カバーボトム１１０と締結されて、上記のような構成要素を内部に内蔵するものであって、ガイドパネル１４０に形成されたスライド孔１４１を通じてＬＥＤアセンブリ１７０が自由に挿入または排出されるためには、ケーストップ１６０にも、スライド孔１４１に対応するケーストップスライド孔１６１が形成されていなければならない。

しかし、ケーストップスライド孔１６１は、孔の形状ではなく、ケーストップ１６０の側面の一部が除去された形状で構成されてもよい。すなわち、ケーストップ１６０の側面が全体的にガイドパネル１４０の側面またはカバーボトム１１０の側面を取り囲んでいるので、ケーストップ１６０の側面のうち一部分が除去されたとしても、ケーストップ１６０の機能が低下することはない。

したがって、ケーストップ１６０の側面のうち、スライド孔１４１と対応する側面の一部を除去することにより、ケーストップスライド孔１６１が外部に露出するようにしてもよい。

次に、光学シート部１３０は、導光板１２０を通過した光を拡散させたり、または導光板１２０を通過した光が液晶パネル１５０に垂直に入射され得るようにするためのもので、拡散シート（ｄｉｆｆｕｓｅｒ ｓｈｅｅｔ）、プリズムシート（ｐｒｉｓｍ ｓｈｅｅｔ）などを含んで多様に形成されることができる。また、図示してはいないが、液晶パネル１５０の平面と底面には偏光フィルムが付着されることができる。すなわち、偏光フィルム（Ｐｏｌａｒｉｚｉｎｇ Ｆｉｌｍ）は、液晶パネル１５０の平面または底面に付着されて、導光板１２０を通じて伝達された光の成分のうち、特定方向の成分のみを通過させる。

次に、反射板１２１は、導光板１２０の底面、すなわち、カバーボトム１１０内部の最下端に配置されて、ＬＥＤ１７１から出射されて導光板１２０の下端方向に進行する光を、導光板１２０の上端の液晶パネル１５０の方向に反射させる。すなわち、ＬＥＤアセンブリ１７０に装着されたＬＥＤ１７１から出射されて導光板１２０に流入した光は、導光板１２０に形成されているパターンなどにより屈折して液晶パネル１５０の方向に反射されるが、反射されずに導光板１２０の底面を通じて外部に流出される光もあり得るので、反射板１２１は、このような光を再び反射させて液晶パネル１５０の方向に誘導する。

最後に、スライド孔カバー１８０は、ガイドパネル１４０の一側面に形成されているスライド孔１４１に挿入されて、スライド孔１４１の内部に異物が挿入される現象、及びスライド孔１４１の内部に装着されたＬＥＤ１７１から放出された光が外部に漏れる現象を防止する。

すなわち、上述したように、ガイドパネル１４０は、ケーストップ１６０とカバーボトム１１０の締結により、ケーストップ１６０とカバーボトム１１０との間に装着及び固定されるもので、スライド孔１４１は、ケーストップ１６０とカバーボトム１１０が締結された後にも、ケーストップ１６０に形成されたケーストップスライド孔１６１及びカバーボトム１１０に形成されたカバーボトムスライド孔１１１によって外部に露出されている。

したがって、スライド孔カバー１８０がない状態で液晶表示装置を利用する場合、異物が、開放されたスライド孔１４１を通じてガイドパネル１４０の内部に流入することがある。この場合、異物が、基板に形成された電気配線と接触して接続不良を発生させることもある。また、異物がＬＥＤ１７１や導光板１２０などの表面に積層され、ＬＥＤ１７１の光度を低下させることもある。

このような現象を防止するために、本発明は、スライド孔１４１の開放された面（以下、簡単に‘開放面'という）をスライド孔カバー１８０によりカバーしている。

上述したような機能を行うスライド孔カバー１８０は、スライド孔１４１をカバーするために、スライド孔１４１の開放面と同じ形状に形成されている本体部１８１と、ガイドパネルに形成されている固定溝１４２に挿入され得るように、本体部１８１においてガイドパネル１４０と密着される部分に形成されている固定突起１８２と、を含む。

本体部１８１は、上述したように、スライド孔１４１の開放面と同じ形状に形成された立体構造を有しており、本体部１８１の一側面には固定突起１８２が形成されている。固定突起１８２は、本体部１８１と密着されるガイドパネル１４０に形成された固定溝１４２に挿入されるもので、本体部１８１がスライド孔１４１の開放面に挿入されることを補助する。すなわち、固定突起１８２は、スライド孔１４１の開放面に挿入された本体部１８１をガイドして、本体部１８１が自然にスライド孔１４１に挿入されるようにすることもできる。

一方、締結部挿入孔１８４が形成されている挿入部１８５は、本体部１８１の内側面に形成されることができる。また、締結部１９５は、カバーボトム１１０に形成されている締結孔１１２を介して締結部挿入孔１８４に挿入され、スライド孔カバー１８０に締結されることができる。

すなわち、スライド孔カバー１８０は、締結部１９５を介してカバーボトム１１０に締結されるもので、カバーボトム１１０との締結のために、スライド孔カバー１８０の本体部１８１の内側面には挿入部１８５が形成されている。挿入部１８５は、スライド孔１４１の開放面の内側に挿入されるもので、外部には露出されない。挿入部１８５には締結部挿入孔１８４が形成されているので、締結部１９５が挿入部１８５に締結されることができる。

したがって、ＬＥＤアセンブリ１７０を交換しようとする使用者は、ケーストップ１６０とカバーボトム１１０を分離させない状態で、カバーボトム１１０の表面に形成されている締結孔１１２に締結されているねじ状の締結部１９５を締結孔１１２から分離する動作のみでも、スライド孔カバー１８０をスライド孔１４１から分離させることができる。

一方、前記スライド孔カバー１８０には、ガイドパネル１４０の面のうち、液晶パネル１５０の側面方向に配置される一側面と密着するように、本体部１８１から折れ曲がっている折曲部１８３が形成されている。

折曲部１８３は、スライド孔カバー１８０の挿入部１８５に形成された締結部挿入孔１８４に締結部１９５が挿入されて、スライディング孔カバー１８０がカバーボトム１１０と締結される時に、スライディング孔カバー１８０がずれる現象を防止するためのものである。すなわち、折曲部１８３がない場合、締結部１９５が締結部挿入孔１８４で回転するとき、挿入部１８５が開放面上でずれてしまい、本体部１８１も開放面上でずれるようになる。

本体部１８１の表面が、上述したように、ガイドパネル１４０の開放面からずれて、本体部１８１の表面のうち一部分がガイドパネルの開放面から突出した場合、前記突出した本体部１８１のため、液晶表示装置を電子製品のケースカバーに装着できないこともある。

すなわち、液晶表示装置のガイドパネルの側面とケースカバーとの間の間隔は、数ｍｍまたは１ｍｍ未満と微細であるため、上述したようなずれによっても、液晶表示装置をケースカバーに装着できなくなることもある。

本発明は、上述したような本体部１８１のずれによって、液晶表示装置をケースカバーに装着できなくなる場合を防止するために、本体部１８１の一側面に折曲部１８３を備えている。折曲部１８３は、締結部１９５が締結部挿入孔１８４に挿入されて回転するとき、ガイドパネル１４０の側面と密着し、本体部１８１が締結部１９５と共に回転する現象を防止できる。

このような作用により、本体部１８１が回転する現象やずれる現象が発生せず、これによって、開放面の外部に露出された本体部１８１の表面が、ガイドパネル１４０の側面と段差なしに平面をなすことができる。したがって、液晶表示装置の側面に不必要な突出部が形成されないので、液晶表示装置をケースカバーに正常に装着させることができる。

一方、折曲部１８３には、ガイドパネル１４０の側面に形成されているガイド溝１４３に挿入され得るように、折曲部ガイド突起１８６を形成することができる。すなわち、折曲部ガイド突起１８６は、スライド孔１４１の開放面に挿入された折曲部１８３をガイドして、折曲部１８３が自然にスライド孔１４１に挿入されるようにすることもできる。

上述したような本発明の内容を整理して説明すると、次の通りである。

本発明は、ＬＥＤの交換周期が短い電子製品に装着されて用いられる液晶表示装置に関するもので、ＬＥＤ１７１が装着されているＬＥＤアセンブリ１７０を、使用者が簡便に交換できるようにするためのものである。

従来は、完成品として組み立てられた液晶表示装置においてＬＥＤアセンブリを交換するためには、ケーストップ（Ｃａｓｅ Ｔｏｐ）を液晶表示装置から完全に分解しなければならなかった。したがって、従来は、ＬＥＤアセンブリの交換時に、ケーストップの変形及び煩わしさがあった。

これを解決するための本発明は、ケーストップ１６０の側面において、ＬＥＤアセンブリ１７０がスライディングされて挿入され得るようにガイドパネル１４０に形成されているスライド孔１４１をカバーしている部分を除去する一方、スライド孔１４１の開放面をスライド孔カバー１８０でカバーしているという特徴を有している。

スライド孔カバー１８０によって本発明は、使用者がＬＥＤアセンブリ１７０を簡便に交換するようにすることができ、スライド孔１４１の開放面に異物が挿入する現象や光漏れが発生する現象を防止することができる。

本発明の属する技術分野における当業者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施できるということを理解できるはずである。したがって、以上記述した実施形態は、すべての面で例示的なものであり、限定的なものではないと理解しなければならない。本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導かれるすべての変更又は変形された形態が本発明の範囲に属するものと解さねばならない。

１１０ カバーボトム
１１１ カバーボトムスライド孔
１２０ 導光板
１３０ 光学シート部
１４０ ガイドパネル
１４１ スライド孔
１４２ 固定溝
１４３ ガイド溝
１５０ 液晶パネル
１６０ ケーストップ
１６１ ケーストップスライド孔
１７０ ＬＥＤアセンブリ
１７４ 取っ手
１８０ スライド孔カバー
１８１ 本体部
１８２ 固定突起
１８３ 折曲部
１８４ 締結部挿入孔
１８５ 挿入部
１８６ 折曲部ガイド突起

Claims (7)

1. カバーボトムと、
   前記カバーボトムに配置される導光板と、
   前記導光板の上端に配置されて画像を出力する液晶パネルと、
   前記カバーボトム上で前記導光板の側面に配置されて、前記導光板の側面に光を入射させるためのＬＥＤアセンブリと、
   前記導光板をガイドし、前記液晶パネルを支持し、前記ＬＥＤアセンブリが挿入されるスライド孔が形成されているガイドパネルと、
   前記スライド孔をカバーするためのスライド孔カバーと、
   前記液晶パネルの上端面外郭を取り囲んでおり、前記カバーボトムと締結されるケーストップと、を含み、
   前記スライド孔カバーは、前記スライド孔をカバーするために、前記スライド孔の開放面と同じ形状に形成されている本体部を有し、
   前記スライド孔カバーには、前記カバーボトムに形成されている締結孔を通じて挿入された締結部が貫通されて締結され得る締結部挿入孔が形成されている挿入部が、前記本体部の内側面に形成され、
   前記スライド孔カバーには、前記ガイドパネルの面のうち、前記液晶パネルの側面方向に配置される一側面と密着するように、前記本体部から折れ曲がっている折曲部が形成されている、液晶表示装置。
2. 前記カバーボトムにおいて前記スライド孔に対応する部分には、前記スライド孔よりも大きいか、または同じ大きさを有するカバーボトムスライド孔が形成されていることを特徴とする、請求項１に記載の液晶表示装置。
3. 前記ケーストップにおいて前記スライド孔に対応する部分には、前記スライド孔よりも大きいか、または同じ大きさを有するケーストップスライド孔が形成されていることを特徴とする、請求項１に記載の液晶表示装置。
4. 前記ＬＥＤアセンブリは、
   光源として用いられるＬＥＤと、
   前記ＬＥＤを支持しており、前記ＬＥＤを駆動するための回路が形成されている基板と、
   前記基板が装着されている支持台と、を含む、請求項１に記載の液晶表示装置。
5. 前記支持台において前記スライド孔の外部に露出された部分には、取っ手が突出していることを特徴とする、請求項４に記載の液晶表示装置。
6. 前記スライド孔カバーは、前記ガイドパネルに形成されている固定溝に挿入され得るように、前記本体部において前記ガイドパネルと密着される部分に形成されている固定突起を含む、請求項１に記載の液晶表示装置。
7. 前記折曲部には、前記ガイドパネルに形成されているガイド溝に挿入され得るように、折曲部ガイド突起が形成されていることを特徴とする、請求項１−６のいずれか１項記載の液晶表示装置。

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