JP5553363B2 - 消毒製剤 - Google Patents

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Description

本出願は、2008年4月8日に出願され、ここにその全内容を参照のために取り込むこととする米国仮出願第61/043,317号の利益を主張する。
本発明は、概して、1つもしくは複数の天然由来のフェノール化合物を含む消毒製剤に関する。排他的にではなく、より詳しく述べれば、本発明は、天然由来の1つもしくは複数のフェノール化合物が豊富な、1つもしくは複数の精油を含み、例えば、農業環境等において通常遭遇する大きな表面積の消毒及び清浄化に好適な製剤に関し、前記製剤は典型的には1つもしくは複数の精油を含む。
衛生及び感染予防における現代の改善にも関わらず、家畜の健康はますます重要な公衆衛生の問題となっている。これは、ウィルス及び真菌によって引き起こされる感染が、旅行及び世界規模の相互接続の結果として増加してきたという事実に一部起因する。
細菌、真菌、ウィルス、及び細菌胞子等の病原体が、人及び動物の疾患、並びに食品及び生物学的及び環境試料の汚染の過剰の原因である。動物の微生物感染における第一段階は、一般的に皮膚または粘膜の付着もしくは定着であり、これに次いで感染性微生物の侵襲及び播種が起こる。病原菌の進入路は、主に皮膚及び粘膜である。
実質的にあらゆる集約家畜生産者が、有効な疾患予防が健全な事業を維持するための鍵であることを認めている。長年に亘り、ワクチンの改善及び入手可能性が、多数の疾患の予防の一助となっている。しかしながら、十分にワクチン投与を受けた家畜でさえも、厳しい負荷の下では圧倒されうる。更にまた、予防すべき全ての疾患についてワクチンが入手可能ではないため、生産者は、十分に計画され且つ観察された防疫プログラムが、有効な消毒及びワクチン投与プログラムと共に、その家畜の健康維持に必須であることを認識している。
鳥インフルエンザは、インフルエンザウィルスのA型株によって引き起こされる鳥の感染性疾患である。この疾患は、100年以上前にイタリアで初めて確認されたものであるが、世界中で発生する。他の種よりも感染に対してより耐性である種があるとはいえ、全ての鳥が、鳥インフルエンザに感染しやすいと考えられる。鶏及び七面鳥を含む家禽は、速やかに死に至るインフルエンザの流行に特に冒されやすい。
インフルエンザウィルスの15のサブタイプが鳥に感染して、鳥個体群間でおそらくは循環するインフルエンザウィルスの大きな保菌床を提供することが知られている。今日まで、高度病原性形態の全ての突発が、サブタイプH5及びH7のインフルエンザAウィルスによって引き起こされている。最近の研究によって、病原性の低いウィルスが、家禽個体群中で短期間に亘り循環した後に、高度病原性のウィルスに突然変異しうることが判明している。
感染した農場の隔離及び感染したかもしくは暴露の恐れのある群の屠殺は、別の農場への拡大及び国の家禽個体群中におけるウィルスの確立を避けることを目的とする、標準的な抑制措置である。高度に伝染性であることとは別に、鳥インフルエンザウィルスは、機械的手段、例えば、汚染された用具、車両、餌、ケージ、または衣服等によって、農場から農場に容易に伝染する。しかしながら、農場における厳しい衛生対策は、ある程度の保護をもたらすことができる。
殺菌剤及び消毒剤を含む、現行の抗菌組成物のかなり多数が、天然に産生しない抗菌剤を含む。殺菌剤及び消毒剤中に使用される典型的な抗菌剤には、化学的消毒剤、例えば、フェノール化合物、第四級アンモニウム化合物、ホルムアルデヒド、及びハロゲン含有化合物が含まれる。こうした物質は、天然由来ではなく(すなわち、自然界には見られず)、化学処理及び合成によって調製される。これら「合成」消毒剤の非常に多くが、環境及び人の健康に対して望ましからぬ影響を及ぼす。単純(simple)化学消毒剤を選択すること、及び別の化学物質の添加よってその活性を増強することを本質的に含む、消毒剤を製剤化する構想は、70年代に考案された。
単純化学消毒剤もしくは単純消毒剤の組み合わせの活性を増強して抗菌力スペクトルを増大させることには、しばしば付加的化学作用剤の添加が含まれる。こうした付加的化学作用剤は、一般的に、溶液となった際の製剤化製品のpH及び界面活性に影響を及ぼす。多数の単純消毒剤が特定のpH(すなわち、酸性またはアルカリ性)でのその最適な活性を示すことが実証されている。消毒剤溶液の、処理しようとする表面と完全且つ均一な接触を行う性能もまた、非常に重要である。これは、一般的に、この製剤に界面活性剤または洗剤を添加することにより達成することができる。
消毒剤は、いかなる防疫システムにおいても、末端消毒の過程及び継続中の衛生維持の両方において、肝要な役割を担う。製剤における比較的微小な変化及び改善を別にすると、ここ15年乃至20年ほどに亘って、家畜消毒及び大表面消毒の開発にはほとんど革新がない。
天然植物オイルの中には、治療特性を有することが大昔から知られているものがある一方で、最近では、天然植物オイルの局所及び経口での利益は抗菌特性に起因すると考えられている。非常に多くの天然精油が、カユプテ、シダーウッド、シトロネラ、クローブ、糸杉、ファーニードル、ユーカリ、大蒜、ラベンダー、レモン、レモングラス、マジョラム、ニアウリ、玉葱、オレンジ、オレガノ、パチョリ、ペパーミント、ローズマリー、ローズウッド、ティーツリー、イランイラン、及びベチバーから誘導される。これらの天然精油の中で、抗菌化合物の複合混合物を含むオレガノオイルは、そのほぼ理想的な抗菌特性のために、別の物質の殺菌作用の比較のための対照として使用されてきた。オレガノオイルは、高度の抗真菌、抗寄生虫、抗ウィルス、及び抗菌作用を及ぼすことが判明している。フェノールフラベノイド類であるカルバクロール(carvacol)及びチモールは、オレガノオイル中に主に見出される2つの強力な天然抗寄生虫剤である。
米国仮出願第61/043,317号 米国特許第5,403,587号
精油に基づく殺菌剤溶液を製剤化する試みがなされている。しかしながら、その疎水性の性質のため、精油は容易に水と混和しない。結果として、精油は、しばしば、水性溶液中に容易に導入される形態で調製することが困難である。
1995年4月4日にMcCueらに交付された米国特許第5,403,587号には、精油の均質な水性混合物の生成を容易にするために、溶媒及び界面活性剤をいずれも使用する、抗菌組成物が開示されている。しかしながら、この組成物は、消毒溶液がその場の水源を利用して濃縮物から調製される農業環境で通常遭遇するような、大きな表面の消毒のためには適当でない。
本発明は、多数の文献を参照するが、その内容は、参照することによりここに援用される。
本発明は、天然由来の1つもしくは複数のフェノール化合物を含む、消毒製剤に関する。
広義の主張としては、本発明は、大きな表面の消毒及び清浄化に適し、且つ天然由来の1つもしくは複数のフェノール化合物を含む、水性製剤に関する。
一実施態様においては、本発明は、
天然由来の少なくとも1つのフェノール化合物、
前記フェノール化合物の、水性担体中の溶液もしくは分散物を生成するために十分な界面活性剤、
溶媒、
金属イオン封鎖剤、及び
100質量%とするために十分な水、
を含む、水性消毒製剤に関する。
一実施態様においては、本発明は、
天然由来の少なくとも1つのフェノール化合物、
前記フェノール化合物の、水性担体中の溶液もしくは分散物を生成するために十分な界面活性剤、
溶媒、及び
100質量%とするために十分な水、
を含む、水性消毒製剤に関する。
本発明の一実施態様では、天然由来のフェノール化合物は、精油中に通常見いだされる活性成分である。本発明の別の実施態様では、フェノール化合物は、オレガノオイルの活性成分である。
一実施態様では、本発明は、抗菌特性を示す消毒製剤に関する。
一実施態様では、本発明は、抗微生物特性を示す消毒製剤に関する。
一実施態様では、本発明は、生物膜を変性させるための水性消毒製剤に関する。
一実施態様では、本発明は、抗ウィルス特性を示す消毒製剤に関する。
一実施態様では、本発明は、抗菌特性を示す消毒製剤に関する。
一実施態様では、本発明は、均一な水性溶液を含む消毒製剤に関する。
一実施態様では、本発明は、消毒しようとする表面に適用されると泡沫を発生する、水性消毒製剤に関する。この泡沫は、消毒しようとする表面に、非常在性及び/または病原性の微生物集団を確実に根絶させるために十分な時間に亘って付着する。
一実施態様では、本発明は、消毒しようとする表面に適用されると泡沫を発生する、水性消毒製剤に関する。この泡沫は、消毒しようとする表面に、非常在性及び/または病原性の微生物個体群を確実に根絶させるために十分な時間に亘って付着する。
一実施態様では、本発明は、消毒しようとする表面に適用されると泡沫を発生する、水性消毒製剤に関する。この泡沫は、消毒しようとする表面に、非常在性及び/または病原性のウィルス集団を確実に根絶させるために十分な時間に亘って付着する。
一実施態様では、本発明は、消毒しようとする表面に適用されると泡沫を発生する、水性消毒製剤に関する。この泡沫は、消毒しようとする表面に、非常在性及び/または病原性の真菌集団を確実に根絶させるために十分な時間に亘って付着する。
本発明の消毒製剤は、あらゆる適当な適用手段を用いて分配することができる。一実施例では、本発明の消毒製剤は、フォーマーを用いて表面に適用される。
別の実施態様では、本発明は、生分解性消毒製剤に関する。
最後に、本発明は、硬水で希釈されてもその特性を維持する消毒製剤に関する。
本開示の前述の及び別の目的、利点、及び特徴は、例示のためのみに与えられる、その例示的実施態様の以下の非限定的な詳説を読むことによってより明らかになるであろう。
本明細書中で使用される用語の明確且つ矛盾のない理解をもたらすために、以下に多数の定義を示す。更に、特記のない限り、本明細書中で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本発明が関係する当業者に通常認識されるものと同一の意味を有する。
請求項及び/または本明細書中において「含む」なる語と併用される「1つ」なる語は、「1つの」を意味して良いが、「1つもしくは複数の」、「少なくとも1つの」、及び「1つまたは1つより多くの」の意味とも矛盾しない。同様に、「別の」なる語は、少なくとも2番目もしくはさらに他を意味して良い。
本明細書及び請求項において使用される「含む」(及び、あらゆる形態の含む、例えば、「含んでいる」)、「有する」(及び、あらゆる形態の有する、例えば、「有している」)、「含有する」(及び、あらゆる形態の含有する、例えば、「含有している」)、または「包含する」(及び、あらゆる形態の包含する、例えば、「包含している」)は、包含的もしくは無制限であり、付加的な、記載のない要素または処理工程を排除するものではない。
「約」なる語は、値が、その値を測定するために使用される装置または方法について、本来的な誤差変数を含むことを示すために使用される。
「硬水」なる語は、本明細書中では、高濃度の溶解無機物及び固体を含む水を意味する。
「天然由来」なる語は、本明細書中では、天然に存在もしくは産生するフェノール化合物を意味する。こうしたフェノール化合物は、あらゆる適当な手段によって、その本来の環境から抽出または単離することができる。むろん、こうしたフェノール化合物は、人の手によって合成することもできる。こうした合成等価物は、「天然由来」の定義の範囲内である。
本発明において有用な抗菌剤は、天然精油と呼称される、いわゆる「天然」の抗菌活性剤である。これらの活性剤の名称は、これらが植物において自然発生することに由来する。精油には、香草、花、木、及び別の植物から誘導されるオイルが含まれる。こうしたオイルは、典型的には、植物の細胞間の小さな液滴として存在し、当業者に知られた幾つかの方法(例えば、水蒸気蒸留、アンフルラージュ(すなわち、脂肪を使用する抽出)、浸漬、溶媒抽出、または機械的加圧)によって抽出することができる。精油は、典型的には、そのオイルが見出される植物または野菜によって名づけられる。例えば、ローズオイルまたはペパーミントオイルは、植物のバラまたはペパーミントから誘導される。本発明の意味において使用することのできる精油の非限定的例には、アニスオイル、レモンオイル、オレンジオイル、オレガノ、ローズマリーオイル、ウィンターグリーンオイル、タイムオイル、ラヴェンダーオイル、クローブオイル、ホップ、ティーツリーオイル、シトロネラオイル、小麦胚芽油、大麦油、レモングラスオイル、シダーリーフオイル、シダーウッドオイル、シナモンオイル、フリーグラスオイル、ゼラニウムオイル、サンダルウッドオイル、バイオレットオイル、クランベリーオイル、ユーカリオイル、クマツヅラオイル、ペパーミントオイル、ベンゾインガム、バジルオイル、フェンネルオイル、松葉油(fir oil)、バルサムオイル、メントール、オクメア・オリガヌムオイル(ocmea origanum oil)、ヒダスチス・カラデンシスオイル(Hydastis carradensis oil)、バーベリダソー・ダソーオイル(Berberidaceae daceae oil)、ラタンヒエ(Ratanhiae)、及びクルクマロンガオイル、胡麻油、マカダミアナッツオイル、イブニングプリムローズオイル、スパニッシュセージオイル、スパニッシュローズマリーオイル、コリアンダーオイル、タイムオイル、ピメントベリーオイル、ローズオイル、ベルガモットオイル、ローズウッドオイル、カモミールオイル、セージオイル、クラリー・セージオイル、サイプレスオイル、シーフェンネルオイル、乳香油、ジンジャーオイル、グレープフルーツオイル、ジャスミンオイル、ジュニパーオイル、ライムオイル、マンダリンオイル、マジョラムオイル、ミ
ルラオイル、ネロリオイル、パチョリオイル、ペッパーオイル、ブラックペッパーオイル、プチグレンオイル、松油、ローズオイル(rose otto oil)、スペアミントオイル、スパイクナードオイル、ベチバーオイル、またはイランイランが含まれる。当業者に知られた別の精油(例えば、ここに参照することにより援用される、International Cosmetic Ingredient Dictionaryの第10版及び第12版、それぞれ2004年及び2008年)もまた、本発明の範疇で有用であると考えられる。この群の精油に更にふくまれるのは、抗菌効果をもたらすことが判明している植物油の、鍵となる化学成分(例えば、フェノール化合物)である。
本発明において使用される天然由来のフェノール化合物は、当業者の能力の範囲内で既知の方法により合成すること、あるいは植物油抽出物から得ることができる。本発明の一実施態様では、天然由来のフェノール化合物は、植物抽出物から得られる。本発明の別の実施態様では、天然由来のフェノール化合物は、市販品を購入可能である。本発明のさらに別の実施態様では、天然由来のフェノール化合物は、カルバクロール及びチモールを含む。
一実施態様では、本発明の消毒製剤には、チモール、カルバクロール、またはこれらの混合物が含まれる。別の実施態様では、本発明の消毒製剤は、1つもしくは複数の、チモール、カルバクロール、またはチモールとカルバクロールとの混合物が豊富な、天然の精油を含む。
一実施態様では、本発明の消毒製剤は、界面活性剤をさらに含む。本発明において使用可能な界面活性剤には、水溶性もしくは水分散性の、非イオン性、アニオン性、カチオン性、もしくは両性の化合物が含まれる。別の実施態様では、本発明の消毒製剤には、当業者に既知である、1つもしくは複数の通常のアニオン性界面活性剤を含む。界面活性剤及びその特性の代表的なリストは、Remington's Pharmaceutical Sciences、第17版(Mack Publishing Company)に詳説されている。本発明の一実施態様による界面活性剤の非限定的な例には、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸ソルビタン、ソルビタンエステル類、ラウレス硫酸ナトリウム、サルコシル、コカミドプロピルベタイン(CAPB)、ラウリルエーテルスルホン酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、ノニルフェノールエトキシレート、及びエーテルエトキシレートが含まれる。本発明の消毒製剤は、1つもしくは複数の界面活性剤を含んでよいことが理解される。界面活性剤(界面活性作用剤)とは、一般的に、水または別の水系に溶解した際に、それ自身と別の物質との間の表面張力もしくは界面張力を低減する物質を意味するものである。本発明の一実施態様では、界面活性剤は、水性担体中の精油の分散または乳化に役立つ。本発明の別の実施態様では、アニオン性界面活性剤は、変性による生物膜の構造の破壊に役立つ。本発明の更に別の実施態様では、界面活性剤は、処理しようとする表面に該消毒溶液が適用された際に、「起泡効果」の発生をもたらす。泡沫の発生により、この消毒溶液は、処理しようとする表面とより長期間に亘って接触を維持することができる。さらに別の実施態様では、界面活性剤は、「湿潤」剤として作用する。湿潤剤は、典型的には、水分子の表面張力を低減して、溶液がより大幅な拡張、及び処理しようとする表面の小さな亀裂及び隙間へのより深い浸透を可能にする。
フェノール化合物(例えば、カルバクロール、チモール)は、典型的には、水性媒質中に十分に可溶性ではない。然るに、本発明の消毒製剤は、典型的には溶媒を含む。溶媒は、親水性、疎水性、または両親媒性の性質であってよい。一実施態様では、本発明の消毒製剤は、両親媒性溶媒を含む。両親媒性溶媒は、天然由来のフェノール化合物及び/または精油を水性担体中に溶解させることができる。本発明の一実施態様による溶媒の非限定的な例には、メタノール、エタノール、ヘキサデカン、プロピレングリコール、プロピレングリコールn-ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールn-プロピルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、及びへキシレングリコールが含まれる。本発明の消毒溶液への著しい量の溶媒の添加により、この溶液を0℃よりやや低い温度で使用することができる。こうした溶媒の量を決定することは、十分に当業者の能力の範囲内である。
消毒製剤が、典型的には、濃縮溶液中の成分の混合物からその場で調製されることから、希釈には水道水が使用される。水道水は、一般的に、所定量の硬度を有する。溶解ミネラル(例えば、Ca++、Mg++)の存在が、消毒製剤の性能及び特性に不利に作用しうることから、金属イオン封鎖剤をこの製剤中に配合して、溶解ミネラルを水溶性錯体の形態にキレートさせる。金属イオン封鎖剤は、当業者には周知である。非限定的な例には、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)ナトリウム塩、グルコン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ジスクシン酸エチレンジアミン三ナトリウム、クエン酸、三ナトリウムNTA、燐酸ナトリウム、及びコール酸ナトリウムが含まれる。金属イオン封鎖剤は、典型的には、溶解ミネラルが界面活性剤分子と結合することを妨げる。さらにまた、金属イオン封鎖剤は、消毒しようとする表面からミネラルを除去しうる。
一実施態様では、本発明の消毒製剤は、天然由来の1つもしくは複数のフェノール化合物を含む。本発明の一実施態様では、フェノール化合物は、チモール及びカルバクロールからなる群より選択される。別の実施態様では、本発明の消毒製剤は、カルバクロールを含む。別の実施態様では、本発明の消毒製剤は、チモールを含む。別の実施態様では、本発明の消毒製剤は、カルバクロール及びチモールを含む。特段の実施態様では、本発明の消毒製剤は、0.18%(w/w)のチモールを含む。
フェノール化合物は、典型的には、大スケールでの応用を著しく妨げる刺激臭を伴う。然るに、一実施態様では、本発明の消毒製剤は、この製剤の消毒特性をさらに増進する一方で、これにより快適な匂いをもたらすという二重の機能を有する、1つもしくは複数の作用剤をさらに含んでよい。本発明のさらに別の実施態様では、本発明の消毒製剤は、これに快適な匂いを付与する1つもしくは複数の作用剤(芳香剤)をさらに含んでよい。快適な匂いを付与する、且つ/または消毒特性を増進する作用剤の非限定的な例には、カルバクロール、シメン、シネオール、オイゲノール、チモール、メントール、シトラール、及びリモネンが含まれる。こうした作用剤の更なる適切な例示は、当業者の能力の範囲内である。
本発明の消毒製剤は、任意に、その非限定的な例が着色剤及びpH調整剤を含む、広範な付加的成分を含んでよい。こうした付加的成分は、当業者の能力の範囲内である。
本発明の消毒製剤は、消毒しようとする(清浄化しようとする)表面に、様々なスプレー技術によって適用してよい。一実施態様では、本発明の消毒製剤は、拡散器またはミスト機を使用して適用してよい。あるいはまた、本発明の消毒製剤は、エアロゾル製剤として製剤化することもできる。本発明の消毒溶液を適用するための別の手段は、当業者の能力の範囲内である。本発明の消毒製剤は、直接適用することも、または適用前に希釈することもできる。本発明の消毒製剤の実質的に非腐食性の性質のため、この製剤は、既存の物理構造(すなわち、表面)に過度の損傷を与えることなく容易に適用することができる。
一実施態様では、本発明の消毒製剤は、チモール及び/またはカルバクロールの豊富な、1つもしくは複数の精油を含む。チモール及びカルバクロールは、環境中で容易に分解される、天然に産生する消毒剤である。それ自体、本発明の消毒製剤を繰り返し適用した後でさえも、環境中または生体中に、蓄積することは全くないかまたは僅かである。
本発明の製剤は、本明細書全体に亘って取り上げた成分(例えば、天然由来のフェノール化合物、精油、界面活性剤、溶媒、金属イオン封鎖剤、水、等)のあらゆる数の組み合わせを含んでよい。前記成分の濃度が様々であってよいこともまた想定される。非限定的実施態様では、例えば、前記製剤は、その最終形態中に、例えば、少なくとも約0.0001%、0.0002%、0.0003%、0.0004%、0.0005%、0.0006%、0.0007%、0.0008%、0.0009%、0.0010%、0.0011%、0.0012%、0.0013%、0.0014%、0.0015%、0.0016%、0.0017%、0.0018%、0.0019%、0.0020%、0.0021%、0.0022%、0.0023%、0.0024%、0.0025%、0.0026%、0.0027%、0.0028%、0.0029%、0.0030%、0.0031%、0.0032%、0.0033%、0.0034%、0.0035%、0.0036%、0.0037%、0.0038%、0.0039%、0.0040%、0.0041%、0.0042%、0.0043%、0.0044%、0.0045%、0.0046%、0.0047%、0.0048%、0.0049%、0.0050%、0.0051%、0.0052%、0.0053%、0.0054%、0.0055%、0.0056%、0.0057%、0.0058%、0.0059%、0.0060%、0.0061%、0.0062%、0.0063%、0.0064%、0.0065%、0.0066%、0.0067%、0.0068%、0.0069%、0.0070%、0.0071%、0.0072%、0.0073%、0.0074%、0.0075%、0.0076%、0.0077%、0.0078%、0.0079%、0.0080%、0.0081%、0.0082%、0.0083%、0.0084%、0.0085%、0.0086%、0.0087%、0.0088%、0.0089%、0.0090%、0.0091%、0.0092%、0.0093%、0.0094%、0.0095%、0.0096%、0.0097%、0.0098%、0.0099%、0.0100%、0.0200%、0.0250%、0.0275%、0.0300%、0.0325%、0.03
50%、0.0375%、0.0400%、0.0425%、0.0450%、0.0475%、0.0500%、0.0525%、0.0550%、0.0575%、0.0600%、0.0625%、0.0650%、0.0675%、0.0700%、0.0725%、0.0750%、0.0775%、0.0800%、0.0825%、0.0850%、0.0875%、0.0900%、0.0925%、0.0950%、0.0975%、0.1000%、0.1250%、0.1500%、0.1750%、0.2000%、0.2250%、0.2500%、0.2750%、0.3000%、0.3250%、0.3500%、0.3750%、0.4000%、0.4250%、0.4500%、0.4750%、0.5000%、0.5250%、0.0550%、0.5750%、0.6000%、0.6250%、0.6500%、0.6750%、0.7000%、0.7250%、0.7500%、0.7750%、0.8000%、0.8250%、0.8500%、0.8750%、0.9000%、0.9250%、0.9500%、0.9750%、1.0%、1.1%、1.2%、1.3%、1.4%、1.5%、1.6%、1.7%、1.8%、1.9%、2.0%、2.1%、2.2%、2.3%、2.4%、2.5%、2.6%、2.7%、2.8%、2.9%、3.0%、3.1%、3.2%、3.3%、3.4%、3.5%、3.6%、3.7%、3.8%、3.9%、4.0%、4.1%、4.2%、4.3%、4.4%、4.5%、4.6%、4.7%、4.8%、4.9%、5.0%、5.1%、5.2%、5.3%、5.4%、5.5%、5.6%、5.7%、5.8%、5.9%、6.0%、6.1%、6.2%、6.3%、6.4%、6.5%、6.6%、6.7%、6.8%、6.9%、7.0%、7.1%、7.2%、7.3%、7.4%、7.5%、7.6%、7.7%、7.8%、7.9%、8.0%、8.1%、8.2%、8.3%、8.4%、8.5%、8.6%、8.7%、8.8%、8.9%、9.0%、9.1%、9.2%、9.3%、9.4%、9.5%、9.6%、9.7%、9.8%、9.9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、25%、26%、27%、28%、29%、30%、35%、40%、45%、50%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、または99%より多量の、あるいはこれより導き出せるあらゆる整数または範囲の、本明細書及び/または請求項全体に亘って言及される少なくとも1つの成分を含んで良い。非限定的態様では、パーセンテージは、全組成物の質量または体積によって算出することができる。当業者であれば、この製剤の所望の効果及び/またはこの製剤が導入される製品によって、前記濃度が変化して良いことを理解するであろう。
消毒製剤
消毒溶液の化学的及び物理的特徴
まず、金属イオン封鎖剤(クエン酸ナトリウム)を予め決定した量の水に溶解させ、溶解するまで撹拌した。その後、グリコールエーテルPM(溶媒)、チモール、オリガヌムオイル及び任意にシトラール(香料)を加え、溶解するまで撹拌した。その後、界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、及び更なる水を加え、溶解するまで撹拌して100質量%の製剤を得た。最終製剤は、均一な溶液が得られるまで撹拌した。製剤2から、水での希釈(1:100)によって得られた製剤1を、「すぐに使える」製剤とみなす。
Figure 0005553363
本明細書中において以上に詳説される通り、前記製剤は、まず、その希釈により製剤1及び3がもたらされる「濃縮物」(製剤2及び4)として製剤化される。製剤A、B、C、D、E、1、及び2は、オリガヌムオイル/シトラール(3:1)を含む。製剤3及び4は、いかなる香料(シトラール)も含まない。前記製剤は、約6乃至約9の範囲のpHを有する。硬水を使用する希釈は、これら製剤の特徴に影響を与えなかったが、このことは金属イオン封鎖剤の有効性を示す。
(選択されたフェノール化合物及び精油の生物学的有効性)
全抗菌活性が観察されうる最小濃度を、天然由来の選択されたフェノール化合物及び選択された精油について、僅かに変更を行ったAOAC法955.15(「石炭酸係数法」)を用いて測定した。結果は、チモール及びカルバクロールの両方の非常に優れた抗菌活性を示す。
Figure 0005553363
様々な濃度の精油及び天然由来のフェノール化合物を、組成物Fに導入して(以下の表参照のこと)、黄色ブドウ球菌の0.05%の細菌懸濁液(ATCC 6538:約8ログの濃度)と共にインキュベートした。10分間の接触時間の後、0.1mlの接種溶液をブロス培養液に中和しつつ(Difco 268110)移し、72時間に亘って37℃にてインキュベートした。ブロス培養液中の混濁の存在は、微生物の生存を示す。
(定量的微生物低減アッセイ)
本発明の選択された製剤について抗菌活性を測定した。天然由来のフェノール化合物または精油(0.18%)を含む数種類の製剤を試験して、黄色ブドウ球菌(ATCC 6538)の数の低減におけるこれらの有効性を測定した。溶液を、濃縮物から調製して水で希釈した(1:100)。結果は、黄色ブドウ球菌の数の低減における、製剤5、6、及び7の高い有効性を示す。
Figure 0005553363
本発明の様々な製剤を、最適な成長培地中、37℃にて48時間の期間に亘り新たにインキュベートされた黄色ブドウ球菌(ATCC 6538)の0.05%細菌培養物で接種した。10分間の接触時間の後、0.1mlの接種溶液を、様々な希釈度にてTSAアガー(Difco 255320)上に中和しつつ播種して、残留微生物数を測定した。参照製剤(すなわち、水)を用いて得られた残留数の対数を算出し、これをフェノール化合物または精油を含む製剤のいずれかを用いて得られた残留数と比較することによって、ログ低減を決定した。
(選択された微生物に対する製剤1の生物学的有効性)
本発明の消毒製剤は、様々な微生物に対して、活性の広範なスペクトルを示す。本明細書中の以下に示される通り、様々な微生物に対する製剤1の有効性を測定した。
Figure 0005553363
(消毒製剤の毒性)
毒性試験((LD50)を、本発明の消毒製剤の選択された成分について行った。製剤1は、15g/Kgより大なるLD50を有する(実質的に無毒性である)と決定された。
Figure 0005553363
本発明が、その応用において、以上に記載される構成及び部分の詳細に限定されないことが理解される。本発明は、別の実施態様であってよく、且つ様々な方法で実施されて良い。また、本明細書中で使用される用語は、詳説のためのものであって限定的ではない。本発明は、その詳細な実施態様を用いて以上に説明されてはいるものの、これを添付の請求項に定義される、本発明の精神、範囲、及び性質から逸脱することなしに、変更することができる。

Claims (34)

  1. a)単離した又は合成した、チモール及びカルバクロールからなる群から選択される天然由来の少なくとも1つの抗菌性フェノール化合物 0.05乃至25質量%、
    b)前記フェノール化合物の、水性担体中の溶液もしくは分散物を生成するために十分な界面活性剤 0.1乃至15質量%、
    c)溶媒 0.1乃至40質量%、
    d)エチレンジアミン四酢酸(EDTA)ナトリウム塩、グルコン酸ナトリウム、クエン酸、三ナトリウムNTA、ジスクシン酸エチレン三ナトリウム、及びコール酸ナトリウムからなる群より選択される金属イオン封鎖剤 0.01乃至10質量%、及び
    e)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、水性消毒製剤。
  2. a)5乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)5乃至15質量%の前記界面活性剤、
    c)5乃至35質量%の前記溶媒、
    d)1乃至5質量%の前記金属イオン封鎖剤、及び
    e)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項1に記載の水性消毒製剤。
  3. a)15乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)10乃至15質量%の前記界面活性剤、
    c)15乃至30質量%の前記溶媒、
    d)1乃至3質量%の前記金属イオン封鎖剤、及び
    e)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項1に記載の水性消毒製剤。
  4. 前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸ソルビタン、ラウレス硫酸ナトリウム、サルコシル、コカミドプロピルベタイン(CAPB)、ラウリルエーテルスルホン酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ノニルフェノールエトキシレート、ソルビタンエステル界面活性剤、及びエーテルエトキシレートからなる群より選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  5. 6乃至9の範囲のpHを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  6. 消毒製剤を水で希釈する工程を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の消毒製剤の使用方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の消毒製剤を、消毒を要する表面に適用する工程を含む、表面の消毒方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  8. 前記消毒製剤が、未希釈または希釈形態で適用される、請求項7に記載の表面の消毒方法。
  9. a)チモール及びカルバクロールからなる群から選択される、単離した又は合成した、天然由来の少なくとも1つの抗菌性フェノール化合物 0.05乃至25質量%、
    b)前記フェノール化合物の、水性担体中の溶液もしくは分散物を生成するために十分な界面活性剤 0.1乃至15質量%、
    c)溶媒 0.1乃至40質量%、
    d)エチレンジアミン四酢酸(EDTA)ナトリウム塩、グルコン酸ナトリウム、クエン酸、三ナトリウムNTA、ジスクシン酸エチレン三ナトリウム、及びコール酸ナトリウムからなる群より選択される金属イオン封鎖剤 0.01乃至10質量%、
    e)オリガヌムオイル、タイムオイル、及びユーカリオイルからなる群から選択される精油、及び
    f)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる水性消毒製剤。
  10. a)5乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)5乃至15質量%の前記界面活性剤、及び
    c)5乃至35質量%の前記溶媒、
    d)1乃至5質量%の前記金属イオン封鎖剤、
    )前記精油、及び
    f)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項9に記載の水性消毒製剤。
  11. a)15乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)10乃至15質量%の前記界面活性剤、及び
    c)15乃至30質量%の前記溶媒、
    d)1乃至3質量%の前記金属イオン封鎖剤、
    )前記精油、及び
    f)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項10に記載の水性消毒製剤。
  12. 前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸ソルビタン、ラウレス硫酸ナトリウム、サルコシル、コカミドプロピルベタイン(CAPB)、ラウリルエーテルスルホン酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ノニルフェノールエトキシレート、ソルビタンエステル界面活性剤、及びエーテルエトキシレートからなる群より選択される、請求項9〜11のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  13. 6乃至9の範囲のpHを有する、請求項9〜12のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  14. 消毒製剤を水で希釈する工程を含む、請求項9〜13のいずれか一項に記載の消毒製剤の使用方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  15. 請求項9〜13のいずれか一項に記載の消毒製剤を、消毒を要する表面に適用する工程を含む、表面の消毒方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  16. 前記消毒製剤が、未希釈または希釈形態で適用される、請求項15に記載の表面の消毒方法。
  17. a)単離した又は合成した、チモール及びカルバクロールからなる群から選択される天然由来の少なくとも1つの抗菌性フェノール化合物 0.05乃至25質量%、
    b)前記フェノール化合物の、水性担体中の溶液もしくは分散物を生成するために十分な界面活性剤 0.1乃至15質量%、
    c)溶媒 0.1乃至40質量%、
    d)エチレンジアミン四酢酸(EDTA)ナトリウム塩、グルコン酸ナトリウム、クエン酸、三ナトリウムNTA、ジスクシン酸エチレン三ナトリウム、及びコール酸ナトリウムからなる群より選択される金属イオン封鎖剤 0.01乃至10質量%、及び
    e)香料、及び
    f)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、水性消毒製剤。
  18. a)5乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)5乃至15質量%の前記界面活性剤、
    c)5乃至35質量%の前記溶媒、
    d)1乃至5質量%の前記金属イオン封鎖剤、
    )前記香料、及び
    f)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項17に記載の水性消毒製剤。
  19. a)15乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)10乃至15質量%の前記界面活性剤、
    c)15乃至30質量%の前記溶媒、
    d)1乃至3質量%の前記金属イオン封鎖剤、
    )前記香料、及び
    f)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項18に記載の水性消毒製剤。
  20. 前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸ソルビタン、ラウレス硫酸ナトリウム、サルコシル、コカミドプロピルベタイン(CAPB)、ラウリルエーテルスルホン酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ノニルフェノールエトキシレート、ソルビタンエステル界面活性剤、及びエーテルエトキシレートからなる群より選択される、請求項17〜19のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  21. 6乃至9の範囲のpHを有する、請求項17〜19のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  22. 消毒製剤を水で希釈する工程を含む、請求項17〜21のいずれか一項に記載の消毒製剤の使用方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  23. 請求項17〜21のいずれか一項に記載の消毒製剤を、消毒を要する表面に適用する工程を含む、表面の消毒方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  24. 前記消毒製剤が、未希釈または希釈形態で適用される、請求項23に記載の表面の消毒方法。
  25. a)単離した又は合成した、チモール及びカルバクロールからなる群から選択される天然由来の少なくとも1つの抗菌性フェノール化合物 0.05乃至25質量%、
    b)前記フェノール化合物の、水性担体中の溶液もしくは分散物を生成するために十分な界面活性剤 0.1乃至15質量%、
    c)溶媒 0.1乃至40質量%、
    d)エチレンジアミン四酢酸(EDTA)ナトリウム塩、グルコン酸ナトリウム、クエン酸、三ナトリウムNTA、ジスクシン酸エチレン三ナトリウム、及びコール酸ナトリウムからなる群より選択される金属イオン封鎖剤 0.01乃至10質量%
    e)香料、
    f)オリガヌムオイル、タイムオイル、及びユーカリオイルからなる群から選択される精油、及び
    g)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、水性消毒製剤。
  26. a)5乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)5乃至15質量%の前記界面活性剤、
    c)5乃至35質量%の前記溶媒、
    d)1乃至5質量%の前記金属イオン封鎖剤、
    )前記香料、
    )前記精油、及び
    g)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項25に記載の水性消毒製剤。
  27. a)15乃至25質量%の前記フェノール化合物、
    b)10乃至15質量%の前記界面活性剤、
    c)15乃至30質量%の前記溶媒、
    d)1乃至3質量%の前記金属イオン封鎖剤、
    )前記香料、
    )前記精油、及び
    g)100質量%とするために十分な水、
    のみからなる、請求項26に記載の水性消毒製剤。
  28. 前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸ソルビタン、ラウレス硫酸ナトリウム、サルコシル、コカミドプロピルベタイン(CAPB)、ラウリルエーテルスルホン酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ノニルフェノールエトキシレート、ソルビタンエステル界面活性剤、及びエーテルエトキシレートからなる群より選択される、請求項25〜27のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  29. 6乃至9の範囲のpHを有する、請求項25〜28のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  30. 消毒製剤を水で希釈する工程を含む、請求項25〜29のいずれか一項に記載の消毒製剤の使用方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  31. 請求項25〜29のいずれか一項に記載の消毒製剤を、消毒を要する表面に適用する工程を含む、表面の消毒方法(但し、ヒトに適用する方法を除く)。
  32. 前記消毒製剤が、未希釈または希釈形態で適用される、請求項31に記載の表面の消毒方法。
  33. 前記香料がシトラールである、請求項17〜21のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
  34. 前記香料がシトラールである、請求項25〜29のいずれか一項に記載の水性消毒製剤。
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