JP5552332B2 - 貼付剤シート - Google Patents

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本発明は貼付剤シートに関し、更に詳しくは、剥離紙が挿入されている貼付剤シートに関する。
従来、腰や肩、膝、肘等の痛み止めや凝り止めのために、いわゆる貼付剤シートSが、老若男女を問わず広く利用されている。
この貼付剤シートSは、基布に粘着性の薬剤を延展付着してその薬剤面に剥離フィルムを(すなわち剥離紙3)貼着させたもので、剥離フィルムを剥がして薬剤側を人の肌に貼り付けて使用するものである(特許文献1)。
図14は、この従来の貼付剤シートSを示す斜視図である。
貼付剤シートSは、不織布等からなる基布10の片面に薬剤が延展塗布された膏体9と合成樹脂フィルム等からなる剥離フィルム8とで構成されている。
この剥離フィルム8としては、一般に、平滑な表面を有し、且つ極めて薄い透明な合成樹脂フィルムが使用されている。
なお、このような貼付剤シートSは、一般に、皮膚等への貼着作用を得るために貼着性の優れた薬剤が使われている。
貼付剤シートSを製造する場合、通常、薬剤が延展された膏体9と剥離フィルム8を貼着した後、それを、例えば四角状に切断して個々に切り離している。
そのため、膏体9(又は基布10)と剥離フィルム8とは4つの辺とも切断面が全部が面一となる。
このように従来の貼付剤シートSは、面一の外周切断面であり、且つ剥離フィルム8も平滑で薄いために、剥離フィルム8を剥がそうとしても剥がし始めの手掛かりが掴めず、使用する者にとって極めて扱いにくい。
特に、高齢者にとっては、指先の力や器用さが衰えてきており、しかも視力等も弱くなっていることから、薄く透明で且つ滑りやすい剥離フィルム8を膏体9から剥ぎ取ることはかなり厄介で扱い上の大きな負担となっていた。
そのため貼付剤シートSを使用するに際しては、第1段階として、図15に示すように、膏体9の角隅部分10Aを爪先で探って膏体9と剥離フィルム8との一部を少し解き、切っ掛けとなる摘まみ部分を確保する(摘まみ部分形成操作)。
このように全体を剥がす前に、先ず、切っ掛けとなる部分を確保するのである。
次に、摘まみ部分のところの剥離フィルム8と膏体9(又は基布10)を、それぞれの手の指先で確り摘む。
そして、図16に示すように、膏体9が捩れて絡まないように注意しながら一挙に両者を引き剥がし、薬剤面を表面に露出させるのである(引き剥がし操作)。
このように膏体9から剥離フィルム8を剥がすには、摘まみ部分を形成する操作と及び引き剥がしを行う操作との2段階の操作が必要であり、扱いが面倒であった。
一方、現在、プラスチック剥離フィルム等の廃棄物処理等が大きな問題となっている背景がある。
このような中で、更には省資源の観点からみても、剥離フィルムが片面しか使用されていないのは不合理であり不経済でもある。
特開2005―154394号公報
本発明は、かかる実状を背景に、上記の問題点を克服するためになされたものである。
すなわち、本発明の目的は、剥離フィルムを剥がすのが容易で、さらに剥離フィルムの両面が有効利用された貼付剤シートを提供することである。
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、剥離フィルムの両面を利用し、また延紙と剥離紙3との大きさ関係を規定することで、剥離紙3を剥がすのが容易になることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
即ち、本発明は、(1)、表面に第1薬剤11が延展塗布され左端部と右端部にそれぞれ未塗布部分を有する第1延紙1と、表面に第2薬剤21が延展塗布され左端部と右端部にそれぞれ未塗布部分を有する第2延紙2と、第1延紙1と第2延紙2との間に介在する剥離紙3とよりなり、それぞれ第1薬剤11及び第2薬剤21を介して剥離紙3に仮付着されており、第1延紙1と第2延紙2の横幅は等しく、且つそれぞれが剥離紙の横幅より大きく、剥離紙3は、第1延紙1に延展塗布された第1薬剤11をカバーし、第1延紙1と剥離紙3の左端が揃っており、第1延紙1に延展塗布された第1薬剤11の右端は剥離紙3の右端と同じかそれより内側であり、第2延紙2に延展塗布された第2薬剤21の右端は剥離紙3の端より突出して第1延紙1に粘着しており、第1延紙1と第2延紙2とは、ずれている貼付剤シートに存する。
そしてまた、本発明は、()、第1延紙1、第2延紙2、及び剥離紙3の上下端が一致している上記(1)記載の貼付剤シートに存する。
そしてまた、本発明は、()、第1延紙1及び第1延紙1の未塗布部分は左右で幅が異なっている上記()記載の貼付剤シートに存する。
そしてまた、本発明は、()、薬剤が、生薬製剤、漢方製剤、膏薬、湿布剤、冷感剤、温感剤、保湿剤、消炎鎮痛剤、感冒治療剤、抗狭心症剤、抗喘息剤、芳香剤、化粧品原料である上記(1)記載の貼付剤シートに存する。
そしてまた、本発明は、()、剥離紙3が紙をシリコン処理したものである上記(1)記載の貼付剤シートに存する。
そしてまた、本発明は、()、延紙が和紙で形成されている上記(1)記載の貼付剤シートに存する。
本発明は、この目的に沿ったものであれば、上記1〜の中から選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も当然採用可能である。
本発明の貼付剤シートSは、表面に第1薬剤11が延展塗布され左端部と右端部にそれぞれ未塗布部分を有する第1延紙1と、表面に第2薬剤21が延展塗布され左端部と右端部にそれぞれ未塗布部分を有する第2延紙2と、第1延紙1と第2延紙2との間に介在する剥離紙3とよりなり、それぞれ第1薬剤11及び第2薬剤21を介して剥離紙3に仮付着されており、第1延紙1と第2延紙2の横幅は等しく、且つそれぞれが剥離紙の横幅より大きいので、2枚の延紙の間に剥離紙3が挿入されていることになり剥離紙3の使用量が極力少なくてコスト的に有利である。
剥離紙3の両面が有効使用されることにより貼付剤シートSの使用後にゴミとなる剥離紙3の減量化が図られ省資源や環境に優しい。
また剥離紙から第1延紙1及び第2延紙2を引き剥がし易く、取扱性が極めて優れる。
図1は、第1実施の形態における貼付剤シートSを示す図である。 図2は、貼付剤シートSを構成する第1延紙、第2延紙、及び剥離紙を示す図である。 図3は、第1実施の形態における貼付剤シートSの断面構造を説明する図である。 図4は第2延紙2を引っ張って引き剥がす状態を示す図である。 図5は第2延紙2を引き剥がした後の状態を示す図である。 図6は、第2実施の態様における貼付剤シートSの断面構造を説明する図である。 図7は、第2実施の態様における貼付剤シートSの断面構造を説明する図である。 図8は、貼付剤シートSを剥がした後の断面構造を説明する説明図である。 図9は、第3実施の形態における貼付剤シートSの断面構造を説明する説明図である。 図10は、貼付剤シートSを剥がす状態における断面構造を説明する説明図である。 図11は、右端において第2薬剤が第1延紙に粘着している状態を示す図である。 図12は、左端から第1延紙から剥離紙を引き剥がした状態を示す図である。 図13は、貼付剤シートSの製造工程を示す概略図である。 図14は、この従来の貼付剤シートSを示す斜視図である。 図15は、この従来の貼付剤シートSにおける摘み部分の形成の操作を示す図である。 図16は、従来の貼付剤シートSにおける引き剥がし操作を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態における貼付剤シートSを示した斜視図であり、図2は、その貼付剤シートSを構成する第1延紙1、第2延紙2、及び剥離紙3を示す図である。
また図3は、貼付剤シートSの断面構造を説明する説明図である。
貼付剤シートSは、薬剤が延展塗布されている基材であるところの2枚の延紙1,2(薬剤が塗布されたものを支持体ともいう)と、それぞれの延紙1,2に形成された薬剤の面に仮付着された剥離紙3と、で構成されている。
2枚の延紙1,2、その薬剤塗布面、剥離紙3は矩形である。
この剥離紙3としては、紙をシリコン処理したものが使用され、その厚みは0.05〜0.2mmが好ましい。
貼付剤シートSに使用される薬剤としては、生薬を主体とした製剤、例えば、黄檗、楊梅皮、山梔子(さんしし)、薄荷、樟脳、胡麻油、蓖麻子油、松脂等の生薬製剤、漢方製剤、膏薬、湿布剤、冷感剤、温感剤、保湿剤、消炎鎮痛剤、感冒治療剤、抗狭心症剤、抗喘息剤、芳香剤、化粧品原料等のものが採用可能である。
第1延紙1は、図3に示すように その片側面に第1薬剤11が延展塗布されている。
この第1延紙1の左右端部には第1薬剤11の未塗布部分V,W)が形成されるよう左右端部の一定幅の領域だけ残して塗布されている。
そして未塗布部分の一方の幅Vは他方の幅Wと同じである。この点は第2延紙2においても同様である。
剥離紙3は、第1延紙1に延展塗布された第1薬剤11の全面をカバーしている。
そして剥離紙3は第1薬剤11の左右両端部より外方に突出している。
また剥離紙3は、第2延紙2に延展塗布された第2薬剤21の全面をカバーし、剥離紙3は第2薬剤21の左右両端部より外方に突出している。
第1延紙1と第2延紙2の横幅は等しく、且つそれぞれが剥離紙の横幅より大きい。
また貼付剤シートSの上端及び下端(図3でいう紙面に垂直方向)は、第1延紙1、第1薬剤11、第2延紙2、第2薬剤21、剥離紙3とも同じ長さとなっている。
そして、第1延紙1と第2延紙2とは剥離紙3に対して対称となっている。
貼付剤シートSを引き剥がす場合に、左右端のどちらからでも同じように行うことができる。
また第1延紙1と第2延紙2の横幅は、剥離紙の横幅より大きいので、剥離紙を指先を使って延紙から引き剥がし易い。
次に、このような構造を有する貼付剤シートSを引き剥がす方法を示す。
(剥離操作法1)
いま貼付剤シートSを使用する際は、まずあたかも本のページをめくるようにシートの左端の第1延紙1の未塗布部分を(或いは剥離紙3を同時に)左指爪でこじりながら摘み、右指先で第2延紙2の左端の未塗布部分を摘む。
剥離紙3の横幅が第1延紙1と第2延紙2の横幅より短いため、第1延紙1と第2延紙2との間に隙間ができ指先で摘み易い。
そして第2延紙2を一気に引っ張り全体を引き剥がす(図4)。
第2延紙2がザラザラしておりすべすべした剥離紙3とは感触が異なり摘み易く且つ引き剥がし易い。
これで第2延紙2は剥離紙3から剥離され薬剤の塗布部分(第2薬剤21)が露出する(図5)。
この露出した面を皮膚に貼り付けるが、その際、第2延紙2の両端に未塗布部分があるのでここを掴めば指に粘着しない。
〔第2の実施の形態〕
この実施の態様は、図6に示すように 上記第1の実施の態様において、第1延紙1と第2延紙2とはずれていることで異なる。
このような構造を有する貼付剤シートSを引き剥がす操作を示す。
(剥離操作法2)
第1の実施の形態と異なって、第1延紙1が第2延紙2より出っ張っているので摘み易い。
貼付剤シートSを使用する際は、シートの左端の出っ張っている第1延紙1の未塗布部分を左指で摘み、右指先で第2延紙2と剥離紙3を摘む。
そして左指で第1延紙1を剥離紙3から一挙に引き剥がす(図7)。
ここでも第1延紙1がザラザラしておりすべすべした剥離紙3とは感触が異なり引き剥がしやすい。
これで第1延紙1は剥離紙3から剥離され薬剤の塗布部分(第1薬剤11)が露出する(図8)。
この露出した面を皮膚に貼り付けることとなる。
その後、第2延紙2を使用する場合は、第2延紙2の右端が剥離紙3より出っ張っているので、この出っ張っている部分(未塗布部分)が摘み易い。
従って、剥離紙3から引き剥がしが容易に行える。
〔第3の実施の形態〕
第1延紙1は、図9に示すように、第1延紙1の片側面に薬剤(第1薬剤11)が延展塗布されている。
この薬剤は第1延紙1の左右端部に未塗布部分が形成されるよう左右端部の一定幅の領域だけ残して塗布されている。
そして未塗布部分の一方の幅W1は他方の幅W2と同じである。
剥離紙3は、第1延紙1に延展塗布された第1薬剤11の全面をカバーしている。
そして剥離紙3の左端部は第1薬剤11の左端部より突出しており、第1延紙1と第2延紙2の横幅は等しく、且つそれぞれが剥離紙の横幅より大きい。
ここまでは第1の実施の形態と同じである。
しかしこの実施の形態は、第1延紙1と剥離紙3の左端が揃っており、第1延紙1に延展塗布された第1薬剤11の右端は剥離紙3の右端と同じかそれより内側となっている。
第2延紙2に延展塗布された第2薬剤21の右端は剥離紙3の右端より突出しており第1延紙1と第2延紙2とは、ずれている。
すなわち第1延紙1より第2延紙2が外方に突出している。
そのため第1延紙1と剥離紙3の左端を摘み易く、第2延紙の右端も摘み易い。
また右端において第2薬剤21の一部が露出していることから第1延紙1に粘着している(図では、構造を分かり易くするため分離して示している)。
その場合は、この粘着部を利用して後述するような使い方が発揮できる。
(剥離操作法3)
いま貼付剤シートSを使用する際は、シートの左端の出っ張っている第1延紙1と剥離紙3を左指で摘む。
そして右指先で第2延紙2を摘んで一気に引っ張って引き剥がしていく(図10)。
第2延紙2は剥離紙3から剥離され薬剤の塗布部分(第2薬剤21)が露出するが、先述したように右端において第2薬剤21の一部が露出して第1延紙1に粘着しているので、この部分でつながった状態となる(図11)。
そして、左端から第1延紙1と剥離紙3とを引き剥がしていくと、第1延紙1と第2延紙2がつながった状態で、第1薬剤11、第2薬剤21が露出する(図12)。
この露出した面全体を同時に皮膚に貼り付けることができる。
第1延紙1と第2延紙の総面積が一挙に貼れるので、皮膚の広い部分に貼り付ける場合に極めて有効である。
ところで、本発明の貼付剤シートSは、薬剤側を内側にした2枚の延紙1,延紙2の間に剥離紙3が挿入されているものであり、複数の工程を通過することにより製造される。
すなわち、図13に示すように、延紙上に薬剤を延展塗布する塗布工程Aと、薬剤が塗布された延紙を冷却する冷却工程Bと、延紙の中央部を分断する分断工程B1と、切断されて2枚となった延紙の間に剥離紙3を挿入する挿入工程Cと、挿入された剥離紙3と延紙とを圧接付着する付着工程D、剥離紙3が圧接付着された貼付剤シートSを一定の間隔で切断して個々の貼付剤シートSとする切断工程Eとを順次経ることにより、個々の貼付剤シートS1が製造されることになる。
或いは、同図に示すように、延紙上に薬剤を延展塗布する塗布工程Aと、薬剤が塗布された延紙を冷却する冷却工程Bと、その延紙を2つ折りにしてその間に剥離紙3を挿入する挿入工程Cと、挿入工程において剥離紙3を折端部で切断する分断工程C1と、挿入された剥離紙3と延紙とを圧接付着する付着工程D、剥離紙3が圧接付着された貼付剤シートSを一定の間隔で切断して個々の貼付剤シートSとする切断工程Eとを順次経ることにより、個々の貼付剤シートS1が製造されることになる。
なお、薬剤が塗布された延紙を冷却する冷却工程Bと延紙を二つ折りにしてその間に剥離紙3を挿入する挿入工程Cとの両工程間に、両者間での移送スピードを調整するためのバッファ工程Fが設けられており、更には、薬剤が塗布された延紙を冷却する冷却工程Bと、延紙を二つ折りにしてその間に剥離紙3を挿入する挿入工程Cとの間に、薬剤が塗布された延紙に対する異物の混入をチェックするための異物検出工程Gが設けられている。
以上、本発明を述べてきたが、本発明は、上述した実施の形態に限られるものではなく、その目的に則したものであれば種々の変形が可能である。
例えば、未塗布部分の一方の幅Vは他方の幅Wと同じである場合で説明したが、一方の幅が他方の幅より大きい場合も、当然、採用可能である。
また、延紙に延展塗布される薬剤の種類は拘束されない。
また、延紙としては、和紙の他、合成紙、不織布、編布、織布、プラスチックフィルム等も採用可能である。
また、2つ折りにして2片部になった延紙の一方の片部にのみ薬剤が延展塗布されているものも可能である。
また、剥離紙3は紙だけでなくフィルム等の剥離性を有するものであればよい。
本発明は、剥離フィルムを剥がすのが容易で、さらに剥離フィルムの両面が有効利用された貼付剤シートSであり、この発明原理を利用する限り、膏薬分野以外の分野、例えば装飾用シート等の分野にも広く適用可能である。
S…貼付剤シート
1…第1延紙
11…第1薬剤
2…第2延紙
21…第2薬剤
3…剥離紙
8…剥離フィルム
9…膏体
10…基布
10A…角隅部分
V,W,…未塗布部分
A…塗布工程
B…冷却工程
B1…分断工程
C…挿入工程
C1…分断工程
D…付着工程
E…切断工程
F…バッファ工程
G…異物検出工程

Claims (6)

  1. 表面に第1薬剤11が延展塗布され左端部と右端部にそれぞれ未塗布部分を有する第1延紙1と、表面に第2薬剤21が延展塗布され左端部と右端部にそれぞれ未塗布部分を有する第2延紙2と、第1延紙1と第2延紙2との間に介在する剥離紙3とよりなり、それぞれ第1薬剤11及び第2薬剤21を介して剥離紙3に仮付着されており、第1延紙1と第2延紙2の横幅は等しく、且つそれぞれが剥離紙の横幅より大きく、
    剥離紙3は、第1延紙1に延展塗布された第1薬剤11をカバーし、第1延紙1と剥離紙3の左端が揃っており、第1延紙1に延展塗布された第1薬剤11の右端は剥離紙3の右端と同じかそれより内側であり、第2延紙2に延展塗布された第2薬剤21の右端は剥離紙3の端より突出して第1延紙1に粘着しており、第1延紙1と第2延紙2とは、ずれていることを特徴とする貼付剤シート。
  2. 第1延紙1、第2延紙2、及び剥離紙3の上下端が一致していることを特徴とする請求項1記載の貼付剤シート。
  3. 第1延紙1及び第1延紙1の未塗布部分は左右で幅が異なっていることを特徴とする請求項記載の貼付剤シート。
  4. 薬剤が生薬製剤、漢方製剤、膏薬、湿布剤、冷感剤、温感剤、保湿剤、消炎鎮痛剤、感冒治療剤、抗狭心症剤、抗喘息剤、芳香剤・又は化粧品原料であることを特徴とする請求項1記載の貼付剤シート。
  5. 剥離紙3が紙をシリコン処理したものであることを特徴とする請求項1記載の貼付剤シート。
  6. 延紙が和紙で形成されていることを特徴とする請求項1記載の貼付剤シート。
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