JP5551840B1 - 浸出水処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】処分場から大量の浸出水が発生した場合にも対応することができる浸出水処理システムを提供する。
【解決手段】浸出水処理システムに、埋立地である処分場本体1と、埋め立てられた盛土材5を覆う遮水シート6と、遮水シート6の上側を流れた浸出水を処理する第1浸出水処理装置と、遮水シート6と埋め立てられた盛土材5との間を流れた浸出水を処理する第2浸出水処理装置とを備える。遮水シート6を、不透水性の材料で形成された遮水膜60と、その両側に接着され、繊維により形成された透水性の保護シート62とで構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、無機廃棄物を含む盛土材を埋め立てる最終処分場の浸出水を処理する浸出水処理システムに関する。
一般に、屋根のないオープン型の最終処分場においては、降雨や地下水等が流れ込むことによって発生する浸出水の処理が問題となる。特に、埋め立てた盛土材と接触し、無機廃棄物等の有害物質を含有する浸出水がそのまま処分場の周囲に漏出することがないように、浸出水を処理する必要がある。
そこで、従来、廃棄物からの浸出水の処理に関する技術として、廃棄物投棄地を掘削した投棄穴の表面に遮水性シートを設け、浸出水が周囲の地盤に漏出することを防止する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−126265号公報
しかし、特許文献1の技術によれば、投棄穴から浸出水を流出させないことを前提としており、気象条件によって豪雨等が発生する等の理由によって、大量の浸出水が発生した場合には、浸出水を処理することが困難になるという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、処分場から大量の浸出水が発生した場合にも対応することができる浸出水処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の浸出水処理システムは、無機廃棄物を含む盛土材を圧密成形体として埋め立てる最終処分場の浸出水を処理する浸出水処理システムであって、盛土材を埋め立てて圧密成形体を形成する埋立地である処分場本体と、処分場本体に形成された圧密成形体を覆うように敷設された遮水シートと、処分場本体で生じた浸出水のうち、一部の浸出水が流入し、その流入した浸出水に対して有害物質除去処理を行う第1浸出水処理装置と、処分場本体で生じた浸出水のうち、第1浸出水処理装置に流入しなかった浸出水が流入し、その流入した浸出水に対して有害物質除去処理を行う第2浸出水処理装置とを備え、遮水シートは、遮水膜と、その遮水膜の両側に接着された一対の保護シートとで構成され、遮水膜は、不透水性の材料で形成された薄膜であり、保護シートは、繊維により形成され、透過する水を濾過する透水性のシートであり、第1浸出水処理装置に流入する浸出水は、遮水シートの上側を流れた浸出水であり、第2浸出水処理装置に流入する浸出水は、遮水シートと圧密成形体との間を流れた浸出水であることを特徴とする。
このように、本発明の浸出水処理システムでは、埋め立てられた盛土材を覆うように遮水シートが敷設されている。また、処分場に雨水や地下水等が流れ込んで発生した浸出水のうち、遮水シートの上側を流れた浸出水は、第1浸出水処理装置において処理される。一方、発生した浸出水のうち、遮水シートの下側、すなわち、埋め立てられた盛土材と接触しつつ流れた浸出水は、第2浸出水処理装置において処理される。
すなわち、本発明の浸出水処理システムでは、遮水シートによって、浸出水を、盛土材(すなわち、盛土材に含まれている無機廃棄物の有害物質)に接触していないため有害物質の含有量が少ない多量の浸出水と、盛土材に接触したため有害物質の含有量が多い少量の浸出水とに分け、それらを異なる処理装置において処理している。
そのため、例えば、第1浸出水処理装置を多量の浸出水を処理することができる処理装置として構成し、第2浸出水処理装置を有害物質の除去能力の高い処理装置として構成する等、各処理装置を、流入する浸出水の処理に適した構成にすることができる。その結果、浸出水を効率的に処理できるようになるので、浸出水処理システムによる浸出水の処理量を増加させることができる。
また、本発明の浸出水処理システムでは、遮水シートが、遮水膜と、その遮水膜の両側に接着された一対の保護シートとで構成されている。その遮水膜は、不透水性の材料で形成された薄膜であり、保護シートは、繊維により形成された透水性のシートである。
そのため、この遮水シートによって遮断された浸出水は、遮水シートとの接触時に、遮水シートの保護シートによって、含有する有害物質等が濾過されることになる。すなわち、浸出水が処理装置に流れ込む前に、保護シートがフィルタの役割を果たして、浸出水の濾過処理が行われる。その結果、処理装置において除去しなければならない有害物質の量が低減されるので、浸出水処理システムによる浸出水の処理量を増加させることができる。
したがって、本発明の浸出水処理システムによれば、処分場から大量の浸出水が発生した場合にも対応することができる。
また、本発明の浸出水処理システムにおいては、処分場本体は、盛土材が圧密成形体シールド構造体として埋め立てられ、圧密成形体シールド構造体は、壁面により区画された盛土材を埋め立てる単位埋立空間を水平方向で仕切って第1空間及び第2空間を確保した上で、その第1空間に有害物質濃度が所定値を超えるB種無機廃棄物を含むB種盛土材を投入して締め固めることにより得られた第1圧密成形部と、第1圧密成形部の上に有害物質濃度が所定値以下のA種無機廃棄物を含むA種盛土材を投入して締め固めることにより得られた第2圧密成形部と、第1圧密成形部及び第2圧密成形部が形成された状態で、第1空間及び第2空間の仕切りを取払って、第2空間にA種盛土材を投入して締め固めることにより得られた第3圧密成形部と、第2圧密成形部及び第3圧密成形部の上部に形成された遮水構造の上部シールド構造と、壁面を取払うことにより露出する第3圧密成形部の側面に形成された遮水構造の側面シールド構造とを有することが好ましい。
このように、処分場本体において無機廃棄物を含む盛土材を圧密成形体として埋め立てるともに、埋め立て時に露出する上面及び側面を、遮水構造の上部シールド構造及び側面シールド構造とすれば、盛土材に接触した浸出水に含有される有害物質の量を低減することができるので、処理装置において除去しなければならない有害物質の量がさらに低減される。
本発明の実施形態の浸出水処理システムの全体構成図。 図1の浸出水処理システムの処分場本体の構成の一部を示す断面図。 図1の浸出水処理システムの浸出水処理部の構成を示す説明図。 図1の浸出水処理システムの処分場本体における埋め立て区画を示す説明図。 図1の浸出水処理システムの圧密成形体シールド構造体の製造方法の工程を示すフローチャート。 図5の圧密成形体シールド構造体の製造方法を示すフローチャート。 図5のフローチャートに示す各工程の説明図。 図7に続く、図5のフローチャートに示す各工程の説明図。
以下、図面を参照して、本発明の浸出水処理システムの実施形態を説明する。
まず、図1〜図3を参照して、無機廃棄物を含む盛土材を埋め立てる最終処分場における浸出水を処理する、本実施形態の浸出水処理システムの全体構成について説明する。
図1及び図2に示すように、浸出水処理システムは、盛土材を埋め立てる埋立地である処分場本体1と、処分場本体1で生じた浸出水を一時的に貯留する第1調整池2a及び第2調整池2bと、第1調整池2a及び第2調整池2bに貯留された浸出水を処理する浸出水処理部3と、浸出水処理部3で排出された汚泥を処理する汚泥処理部4と、処分場本体1内に盛土材を埋め立てて形成された圧密成形体5を覆うように敷設された遮水・濾過シート6(本発明の遮水シート)とを備えている。
図1に示すように、処分場本体1は、第1調整池2aに接続されている第1ポンプ室10aと、第2調整池2bに接続されている第2ポンプ室10bを有している。
第1ポンプ室10aは、処分場から排出された浸出水の一部を、一時的に貯留した後、ポンプPによって第1調整池2aに導入する。
第2ポンプ室10bは、処分場から排出された浸出水の一部を、一時的に貯留した後、ポンプPによって第2調整池2bに導入する。
また、図2に示すように、処分場本体1は、垂直壁11と底版12とを有し、上部が解放されたオープン型の処分場となっている。
垂直壁11の内面は、遮水シート11a及び遮水シート11aの表面を覆って保護する保護マット11bを複数積層させた遮水処理構造となっている。さらに、その表面には、ウレタン及びウレタンの表面に不燃性の吹付材を吹き付けた被覆構造体11cが形成されている。
底版12の内面は、垂直壁11の内面と同じく、遮水シート12a及びその上下を覆って保護する保護マット12bを複数積層させた遮水処理構造となっている。この遮水処理構造の上側及び下側には、砕石12cが敷設されており、上側の砕石12cに集水管13が設けられている。
なお、底版12の遮水処理構造は、複数層形成されることが好ましい。本実施形態は、上記の最上層の遮水処理構造のほか、中間層及び下層の遮水処理構造(中間層及び下層の遮水シートは1枚で構成)を設けている。
遮水・濾過シート6は、後述する方法により盛土材を締め固めて形成された圧密成形体5の上側及び側面側と、底版12の圧密成形体5の形成されていない領域を覆うように敷設されている。ただし、圧密成形体5を形成している最中の領域には、敷設されていない。
なお、遮水・濾過シート6は、圧密成形体5の上面を傾斜させて形成することによって、浸出水を集水する集水桝に向かって、傾斜角度が3%になるように敷設されている。
この遮水・濾過シート6は、遮水膜60と、その遮水膜60の両側に接着された一対の保護シート61とで構成されている。
遮水膜60は、厚さ0.25mmのポリエチレン製の不透水性の柔軟性を有するフィルムである。
保護シート61は、繊維(第1繊維)を規則的に編み込んで形成された織布に、繊維製品等を製造した際に発生する不用となった繊維や裁断くず等(第2繊維)を不規則、且つ、高密度に編み込んで形成された、厚さ10mmの透水性のシートである。本実施形態においては、第2繊維として、ポリエステル系合成繊維を用いている。
遮水・濾過シート6は、このように、柔軟性のある薄膜である遮水膜60を、繊維によって形成された保護シート61によって保護する構造となっており、圧密成形体5の保護材として機能する。なお、保護シート61の具体的な性能については、下記の表1に記載する。
そのため、圧密成形体5を覆うように遮水・濾過シート6を敷設することにより、埋め立てられた盛土材である圧密成形体5上に重機等が載った場合であっても、その圧密成形体5を保護することができるので、重機等の移動の自由度を向上させ、埋立作業の効率を良くすることができる。
なお、遮水膜60と保護シート61とは、積層した後、遮水膜60を加熱して、その表面を溶融させることによって、熱溶着される。そのため、遮水・濾過シート6は、接着剤等の他の材料は必要ではなく、また、簡易な施設で短時間に製造することができるので、安価に製造できる。
また、遮水・濾過シート6は、遮水機能と濾過機能を併せ持っている。
そのため、圧密成形体5を覆うように遮水・濾過シート6を敷設することにより、処分場本体1に雨水や地下水等が流れ込んで発生した浸出水は、まず、遮水・濾過シート6の遮水膜60により、遮水・濾過シート6の上側を流れる浸出水と、遮水・濾過シート6の下側、すなわち、埋め立てられた盛土材である圧密成形体5と接触しつつ流れる浸出水とに分けられる。
すなわち、処分場本体1で発生した浸出水は、遮水・濾過シート6によって、盛土材(すなわち、盛土材に含まれている無機廃棄物の有害物質)に接触していないため有害物質の含有量が少ない多量の浸出水と、盛土材に接触したため有害物質の含有量が多い少量の浸出水とに分けられる。
その後、有害物質の含有量が少ない浸出水は、遮水・濾過シート6の上側の保護シート61によって濾過されながら、処分場本体1に設けられた集水桝(不図示)に集められ、その集水桝から導入管を経て、第1ポンプ室10aに導入される。
一方、有害物質の含有量が多い浸出水は、その一部が遮水・濾過シート6の下側の保護シート61によって濾過されながら、底版12に設けられた有孔の集水管13に集められ、その集水管13を経て、第2ポンプ室10bに導入される。
第1ポンプ室10a及び第2ポンプ室10bに導入された浸出水は、それぞれ、上記のように、第1調整池2a及び第2調整池2bに流入する。
第1調整池2a及び第2調整池2bは、処分場本体1で発生した浸出水のみが流入するクローズ型の調整池であって、本実施形態では、約2000リットル収納可能な地下タンクとなっている。
浸出水処理部3は、第1原水調整槽30a及び第2原水調整槽30bと、第1浸出水処理装置31a〜37a及び第2浸出水処理装置31b〜37bの2つの処理装置と、1つの処理槽38とを有している。
具体的には、図3に示すように、まず、第1浸出水処理装置31a〜37aに、第1調整池2aからポンプPにより第1原水調整槽30aに導入された浸出水が導入される。一方、第2浸出水処理装置31b〜37bに、第2調整池2bからポンプPにより第2原水調整槽30bに導入された浸出水が導入される。
次に、第1浸出水処理装置31a〜37a及び第2浸出水処理装置31b〜37bに導入された浸出水は、それぞれ以下のように処理される。
まず、反応槽、混和槽及び凝集槽からなる前処理槽31a,31bにより、浸出水を凝集処理させた上で、凝集物を沈殿させる凝集沈殿槽32a,32bに導入される。
凝集沈殿槽32a,32bにより、凝集物が沈殿除去された浸出水は、中和槽33a,33bに導入されて中和処理が施され、続けて、生物処理槽34a,34bで生物処理される。そして、生物処理後の浸出水が、濾過原水槽35a,35bで濾過処理される。
次いで、濾過原水槽35a,35bで濾過処理された浸出水は、ゼオライト吸着塔36a,36b及び活性炭吸着塔37a,37bで放射性物質等が除去される。
このようにして、第1浸出水処理装置31a〜37a及び第2浸出水処理装置31b〜37bで処理された浸出水は、処理水として、1つの処理槽38に導入されて、その後放流される。なお、処理槽38は、検水槽及び消毒槽としての機能も兼ね備える。
このように構成されている第1浸出水処理装置31a〜37a及び第2浸出水処理装置31b〜37bは、導入される浸出水の種類に応じて、その浸出水の処理に適した構成となっている。
具体的には、有害物質の含有量が少ない浸出水(遮水・濾過シート6の上面を流れた浸出水)は、有害物質の含有量が多い浸出水(遮水・濾過シート6の下面を流れた浸出水)よりも多量に発生するので、有害物質の含有量が少ない浸出水が導入される第1浸出水処理装置31a〜37aは、第2浸出水処理装置31b〜37bに比べ、多量の浸出水を処理することができるように構成されている。
一方、有害物質の含有量が多い少量の浸出水が導入される第2浸出水処理装置31b〜37bは、第1浸出水処理装置31a〜37aに比べ、多量の浸出水は処理できないものの有害物質の除去能力が高くなるように構成されている。
次に、汚泥処理部4は、上記の浸出水の処理に伴って、排出される汚泥を1つの系統で処理するものであり、汚泥貯留槽40と、汚泥凝集槽41と、汚泥脱水機42とを備える。
具体的には、凝集沈殿槽32a,32b及び生物処理槽34a,34bにより除去される汚泥及び活性汚泥が汚泥貯留槽40に導入され、これらの汚泥が一度、汚泥凝集槽41で攪拌処理された上で、汚泥脱水機42に導入される。
汚泥脱水機42で分離された濾液は、調整池2へと戻され、残渣物は、後述するように、無機廃棄物と同様にして圧密成形体の材料として再利用される。
本実施形態の浸出水処理システムは、このように構成された遮水・濾過シート6と、第1浸出水処理装置31a〜37a及び第2浸出水処理装置31b〜37bとを備えているので、浸出水を効率的に処理でき、また、処理装置において除去しなければならない有害物質の量が低減することができる。その結果、浸出水処理システムによる浸出水の処理量を増加させることができる。
次に、図4〜8を参照して、処分場本体1に埋め立てられる圧密成形体5である無機廃棄物固化シールド構造体について説明する。
図4に示すように、最終処分場において、無機廃棄物を含む盛土材を埋め立てる区画(単位埋立空間)は、同一平面上で方向X、及び、方向Xに直角な方向Yにより規定することができ、同一平面の埋め立てが全て終了すると、高さ方向Zに次平面を規定して展開する。
本実施形態では、階層Znの区画(Xn,Yn)に、無機廃棄物固化シールド構造体を形成する場合について以下説明する。
まず、図6に示すように、階層Znの区画(Xn,Yn)を区画して埋め立て空間Wn(単位埋立空間)を規定した上で、埋め立て空間Wnを水平方向で仕切って第1空間I及び第2空間IIとする(図5/STEP01・・・前処理工程)。
具体的には、図6に示すように、まず、既に埋め立てが終了した隣接区画(Xn,Yn−1)、(Xn−1,Yn)の無機廃棄物シールド構造体や垂直壁11の壁面と、仮設堰堤70に鉄板71を立て掛けることにより形成される壁面とにより埋め立て空間Wnを形成する。
次に、埋め立て空間Wnの方向X側に、内部仕切り用仮設堰堤72を設置し、これに仕切り鉄板73を立て掛けることにより、埋め立て空間Wnを、内部仕切り用仮設堰堤72が設置された第2空間IIと、残りの第1空間Iとする。
このようにして、埋め立て空間Wnを、仕切り鉄板73により第1空間I及び第2空間IIに仕切った様子を図7(a)に示す。
なお、内部仕切り用仮設堰堤72は、仕切り鉄板73との当接面が上方から下方に向って幅狭となるテーパー面となっている。
次に、STEP01の前処理工程と前後して、予め、A種盛土材、B種盛土材及びセメント混練物からなる被覆材等の材料を製造する(図5/STEP02・・・材料製造工程)。
具体的には、混練装置(不図示)により、有害物質濃度の高い焼却灰を含まないA種無機廃棄物にセメントと水とを加えて練り上げてA種盛土材を製造するとともに、有害物質濃度の高い焼却灰を含むB種無機廃棄物にセメントと水とを加えて練り上げてB種盛土材を製造する。また、セメントに砂と水等を加えて練り上げたセメント混練物(例えば、モルタル)を被覆材として製造する。
なお、A種無機廃棄物は、種々の有害物質濃度がそれぞれ所定の基準値以下である廃棄物でもよく、(基準値に拘らず)B種無機廃棄物に対して単純に有害物質濃度が低い廃棄物でもよい。
また、上記基準を適用して、汚泥処理部4の汚泥脱水機42の残渣物もA種盛土材又はB種盛土材の材料となる。
次に、第1空間IにB種盛土材を投入して締め固めることにより第1圧密成形部50を形成する(図5/STEP10・・第1工程)。
具体的には、第1空間Iの上部に一定の上部空間Ia,Ibを残して、B種盛土材を投入し、投入したB種盛土材を打設して締め固めることにより、第1圧密成形部50を形成する。
次に、第1圧密成形部50の上の上部空間IaにA種盛土材を投入して締め固めることにより第2圧密成形部51を形成する(図5/STEP20・・・第2工程)。
具体的には、第1圧密成形部50の上の上部空間Iaに、(上部空間Ibを残して)A種盛土材を投入し、投入したA種盛土材を打設して締め固めることにより、第2圧密成形部51を形成する。
なお、第2工程において、A種盛土材を投入する前に、第1圧密成形部50の上に新材の砕石を敷均してこれを打設しておくことで、B種盛土材とA種盛土材とが直接接しないようにしておくことが好ましい。これにより、B種盛土材に放射性物質が含まれる場合に砕石による遮蔽効果も発揮される。
このようにして、第1空間Iに第1圧密成形部50及び第2圧密成形部51を形成した様子を図7(b)に示す。
次に、第1空間I及び第2空間IIの仕切りを取払って、第2空間にA種盛土材を投入して締め固めることにより第3圧密成形部52を形成する(図5/STEP30・・・第3工程)。
具体的には、まず、内部仕切り用仮設堰堤72を吊るして除去し、次に、仕切り鉄板73を撤去する。このとき、内部仕切り用仮設堰堤72は、仕切り鉄板73との当接面が上方から下方に向って幅狭となるテーパー面となっているため、第1圧密成形部50及び第2圧密成形部51の圧密成形の際にこの面に掛かる高い圧力は、内部仕切り用仮設堰堤72を上向き押し上げるように作用する。そのため、内部仕切り用仮設堰堤72は、吊り上げて容易に撤去することができる。
次に、第2空間IIの上部に一定の上部空間Ibを残して、A種盛土材を投入し、投入したA種盛土材を打設して締め固めることにより、第3圧密成形部52を形成する。このとき、第3圧密成形部52は、第2圧密成形部51とその表面が面一となるように、A種盛土材が投入され打設される。
このようにして、第2空間IIに第3圧密成形部52を形成した様子を図7(c)に示す。
次に、第2圧密成形部51及び第3圧密成形部52の上面をシールドする(図5/STEP40・・・第4工程)。
具体的には、まず、図8(a)に部分拡大図で示すように、第2圧密成形部51及び第3圧密成形部52の上(上部空間Ib)に新材の砕石を敷均して締め固めることにより上部一次シールド層53aを形成する。次に、STEP02で製造したセメント混練物からなる被覆材(例えば、モルタル)を敷均し、敷均された被覆材に砕石を敷均し締め固めることにより上部キャッピング層53bを形成する。最後に、上部キャッピング層53bの上に砕石を敷均し、上部二次シールド層53cを形成する。
次に、上部二次シールド層53cの上面全体を覆うように敷鉄板(不図示)を敷き、その敷鉄板の上に重錘(不図示)を配置して養生期間を経過させることにより上部一次シールド層53aと上部キャッピング層53bと上部二次シールド層53cとを一体化させる。このとき、表面が隣接する区画と面一となるようにする。そして、養生期間の経過後に、敷鉄板及び重錘を撤去する。
このようにして得られた上部シールド構造53を図8(b)に部分拡大図で示す。
上部空間Ibに3層のシールドを一体化させた上部シールド構造53が形成されることにより、第2圧密成形部51及び第3圧密成形部52の上面では完全に無機廃棄物と雨水との接触が回避される。
次に、方向X側の壁面を取払うことにより露出する第3圧密成形部52の側面をシールドする(図5/STEP50・・・第5工程)。
具体的には、まず、埋め立て方向X側の仮設堰堤70を吊るして除去し、次に鉄板71を撤去する。
このとき、方向Xに直角な方向Yの仮設堰堤70及び鉄板71は、次の区画(Xn,Yn+1)の埋め立て開始まで維持される。これにより、方向Xに直角な方向Yの側面が露出すること防止することができる。
なお、次の区画(Xn,Yn+1)の埋め立ては、現在の区画(Xn,Yn)の埋め立て終了後、比較的短期間に開始されるとは言え、必要に応じて、鉄板71による区画境界部分をビニールシート等で、次の埋め立て開始まで覆っておくことが好ましい。
次に、露出する第3圧密成形部52の側面に塗料(防水性の高い建築外装用塗料、例えば、エポキシ樹脂下塗り塗料)を塗布することにより側面一次シールド層54aを形成する。
さらに、側面一次シールド層54aに塗料(防水性の高い建築外装用塗料、例えば、合成樹脂エマルション系厚付け仕上塗材)を厚塗することにより側面キャッピング層54bを形成する。
さらに、側面キャッピング層54bに塗料(防水性の高い建築外装用塗料、例えば、エポキシ樹脂上塗り塗料)を塗布することにより側面二次シールド層54cを形成する。
なお、露出する第3圧密成形部52の側面に凹部がある場合には、予め凹部を被覆材で塗り固めた上で、側面一次シールド層54a、側面キャッピング層54b及び側面二次シールド層54cを形成することが好ましい。
第3圧密成形部52の側面に3層のシールドによる側面シールド構造54が形成されることにより、圧密成形体の側面では完全に無機廃棄物と雨水との接触が回避される。
このように、第2圧密成形部51及び第3圧密成形部52の上面及び第3圧密成形部52の側面に、上部シールド構造53及び側面シールド構造54を形成した圧密成形体シールド構造体によれば、無機廃棄物と雨水との接触を回避することができる。圧密成形体5に含まれる無機廃棄物の雨水への溶出を完全に防止することができる。
その結果、浸出水に含有される有害物質の量を低減することができるので、第2浸出水処理装置31b〜37bにおいて除去しなければならない有害物質の量がさらに低減される。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、処分場本体1を、屋根のないいわゆるオープン型の処分場としている。しかし、本発明の処分場本体は、必ずしもそのように構成する必要はなく、浸出水の発生し得る処分場であれば、どのような処分場でもよい。
具体的には、例えば、屋根を有するいわゆるクローズ型の処分場であっても、地下水等によって浸出水が発生し得る場合には、本発明の浸出水処理システムを適用することにより、浸出水の処理を大量に行うことができる。
また、上記実施形態においては、本発明の遮水シートである遮水・濾過シート6は、圧密成形体5の上面を傾斜させて形成することによって、浸出水を集水する集水桝に向かって、傾斜角度が3%になるように敷設されている。しかし、本発明の遮水シートは、必ずしもそのように構成する必要はなく、他の手段によって傾斜させて敷設してもよいし、傾斜させずに敷設してもよい。
また、上記実施形態においては、本発明の遮水シートである遮水・濾過シート6の保護シート61を、規則的に編み込まれた第1繊維と、その第1繊維に不規則に編み込まれた第2繊維とで構成している。しかし、本発明の遮水シートの保護シートは、必ずしもそのように構成する必要はなく、遮水膜が遮水した水を濾過することができるものであればよい。
具体的には、例えば、不織布であってもよい。不織布で構成した場合には、製造コストを低減することができる。
また、上記実施形態においては、盛土材を埋め立てて圧密成形体5を形成している。しかし、本発明の盛土材は、必ずしも圧密成形体にする必要はない。
また、上記実施形態においては、第1浸出水処理装置31a〜37a及び第2浸出水処理装置31b〜37bの2つの浸出水処理装置によって、浸出水の処理を行っている。しかし、本発明の第1浸出水処理装置及び第2浸出水処理装置は、必ずしも独立した別個の浸出水処理装置である必要はない。例えば、1つの浸出水処理装置に対し、導入する浸出水を切り替えるように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、第1浸出水処理装置31a〜37aは、多量の浸出水を処理することができるように構成し、第2浸出水処理装置31b〜37bは、有害物質の除去能力が高くなるように構成されている。しかし、本発明の第1浸出水処理装置及び第2浸出水処理装置は、必ずしもこのように構成する必要はない。例えば、同一の性能を有する浸出水処理装置を備えるようにしてもよい。
1…処分場本体、2a…第1調整池、2b…第2調整池、3…浸出水処理部、4…汚泥処理部、5…圧密成形体、6…遮水・濾過シート(本発明の遮水シート)、10a…第1ポンプ室、10b…第2ポンプ室、11…垂直壁、12…底版、11a,12a…遮水シート、11b,12b…保護マット、11c…被覆構造体、12c…砕石、13…集水管、30a…第1原水調整槽、30b…第2原水調整槽、31a〜37a…第1浸出水処理装置、31b〜37b…第2浸出水処理装置、31a,31b…前処理槽、32a,32b…凝集沈殿槽、33a,33b…中和槽、34a,34b…生物処理槽、35a,35b…濾過原水槽、36a,36b…ゼオライト吸着塔、37a,37b…活性炭吸着塔、38…処理槽、40…汚泥貯留槽、41…汚泥凝集槽、42…汚泥脱水機、50…第1圧密成形部、51…第2圧密成形部、52…第3圧密成形部、53…上部シールド構造、53a…上部一次シールド層、53b…上部キャッピング層、53c…上部二次シールド層、54…側面シールド構造、54a…側面一次シールド層、54b…側面キャッピング層、54c…側面二次シールド層、60…遮水膜、61…保護シート、70…仮設堰堤、71…鉄板、72…内部仕切り用仮設堰堤、73…仕切り鉄板、P…ポンプ、I…第1空間、II…第2空間。

Claims (2)

  1. 無機廃棄物を含む盛土材を圧密成形体として埋め立てる最終処分場の浸出水を処理する浸出水処理システムであって、
    前記盛土材を埋め立てて圧密成形体を形成する埋立地である処分場本体と、
    前記処分場本体に形成された前記圧密成形体を覆うように敷設された遮水シートと、
    前記処分場本体で生じた浸出水のうち、一部の浸出水が流入し、該流入した浸出水に対して有害物質除去処理を行う第1浸出水処理装置と、
    前記処分場本体で生じた浸出水のうち、前記第1浸出水処理装置に流入しなかった浸出水が流入し、該流入した浸出水に対して有害物質除去処理を行う第2浸出水処理装置と
    を備え、
    前記遮水シートは、遮水膜と、該遮水膜の両側に接着された一対の保護シートとで構成され、
    前記遮水膜は、不透水性の材料で形成された薄膜であり、
    前記保護シートは、繊維により形成され、透過する水を濾過する透水性のシートであり、
    前記第1浸出水処理装置に流入する前記浸出水は、前記遮水シートの上側を流れた浸出水であり、
    前記第2浸出水処理装置に流入する前記浸出水は、前記遮水シートと前記圧密成形体との間を流れた浸出水であることを特徴とする浸出水処理システム。
  2. 請求項1に記載の浸出水処理システムであって、
    前記処分場本体は、前記盛土材が圧密成形体シールド構造体として埋め立てられ、
    前記圧密成形体シールド構造体は、
    壁面により区画された前記盛土材を埋め立てる単位埋立空間を水平方向で仕切って第1空間及び第2空間を確保した上で、該第1空間に有害物質濃度が所定値を超えるB種無機廃棄物を含むB種盛土材を投入して締め固めることにより得られた第1圧密成形部と、
    前記第1圧密成形部の上に有害物質濃度が所定値以下のA種無機廃棄物を含むA種盛土材を投入して締め固めることにより得られた第2圧密成形部と、
    前記第1圧密成形部及び前記第2圧密成形部が形成された状態で、前記第1空間及び前記第2空間の仕切りを取払って、前記第2空間に前記A種盛土材を投入して締め固めることにより得られた第3圧密成形部と、
    前記第2圧密成形部及び前記第3圧密成形部の上部に形成された遮水構造の上部シールド構造と、
    前記壁面を取払うことにより露出する前記第3圧密成形部の側面に形成された遮水構造の側面シールド構造と
    を有することを特徴とする浸出水処理システム。
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