JP5548265B2 - 無線通信システムにおける信号処理方法及びそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおける信号処理方法及びそのための装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおける信号処理方法に関するものである。
本発明が適用されうる移動通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という。)通信システムについて概略的に説明する。
LTEシステムは、UMTSシステムから進展した移動通信システムで、国際標準化機構である3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準が制定されており、その概略的なシステム構造は、図1の通りである。
図1は、移動通信システムの一例であるLTEシステムのネットワーク構造を示す図である。
LTEシステム構造は、E−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)とEPC(Evolved Packet Core)とに大別される。
E−UTRANは、少なくとも一つのeNB(Evolved NodeB、基地局)で構成される。UE及びeNB間のインターフェースをUuインターフェースとし、eNB同士間のインターフェースをX2インターフェースとする。
EPCは、制御プレーン機能を担当するMME(Mobility Management Entity)と、ユーザープレーン機能を担当するS−GW(Serving Gateway)と、で構成される。eNB及びMME間のインターフェースをS1−MMEインターフェースとし、eNB及びS−GW間のインターフェースをS1−Uインターフェースとする。これらのインターフェースを、S1インターフェースと総称することもある。
無線区間であるUuインターフェースには、無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)が定義されている。無線インターフェースプロトコルは、水平的に物理層(Physical Layer)、データリンク層(Data Link Layer)及びネットワーク層(Network Layer)からなる。無線インターフェースプロトコルは、垂直的にはユーザーデータ伝送のためのユーザープレーン(User Plane、U−plane)と制御信号(Signaling)の伝達のための制御プレーン(Control Plane、C−plane)とに区別される。
このような無線インターフェースプロトコルは、一般的に通信システムにおいて広く知られた開放型システム間の相互接続(Open System Interconnection;OSI)基準モデルの下位の3層に基づき、図2及び図3のように、物理層であるPHYを含むL1(第1層)、MAC/RLC/PDCP層を含むL2(第2層)、そしてRRC層を含むL3(第3層)に区別できる。これらは、UE及びE−UTRANに対(pair)で存在し、Uuインターフェースのデータ伝送を担当する。
本発明は、無線通信システムにおける制御情報受信方法及びそのための装置を提供する。
本発明は、リレーノード(RN;Relay Node)を取り入れたLTE−Aシステムにおいて、Donor eNB(DeNB)及びRN間のUnインターフェースの連結に問題がある場合にRNサブフレームを制御するためのもので、RNは、Unインターフェースの状況が悪化する場合に、RNサブフレームを解除し、一般端末として動作することによって、Unインターフェース復旧に当たって、干渉を防止し、かつ端末の余分のデータ送信試行を防止することを目的とする。
本発明で達成しようとする技術的課題は、以上に言及している技術的課題に制限されるものではなく、言及していない他の技術的課題は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解される。
本発明は、無線通信システムにおいて無線ノードが信号を処理する方法であって、ネットワークノードと通信するために特定サブフレームを設定するステップと、前記ネットワークノードとの接続問題を探知する場合に、タイマーを始動させるステップと、前記タイマーが満了する場合に、前記設定された特定サブフレームを解除するステップと、を含む信号処理方法を提供する。
上記信号処理方法は、前記タイマーが満了するまで、前記特定サブフレームを用いて前記ネットワークノードとの接続問題の復旧を行うステップをさらに含む。
上記信号処理方法は、前記タイマーが満了すると、任意のサブフレームを用いて前記ネットワークノードとの接続を行うステップをさらに含む。
また、上記信号処理方法は、前記タイマーが満了すると、前記無線ノードがRRC(Radio Resource Control)休止状態に遷移するステップと、セル選択動作を行うステップと、をさらに含む。
前記無線ノードとの接続問題は、RLF(Radio Link Failure)であり、前記ネットワークノードは基地局であることを特徴とする。
(項目1)
無線通信システムにおいて無線ノードが信号を処理する方法であって、
ネットワークノードと通信するために特定サブフレームを設定し、
前記ネットワークノードとの接続問題を検出した場合に、タイマーを始動させ、
前記始動したタイマーが満了する場合に、前記設定された特定サブフレームを解除すること、
を含む、信号処理方法。
(項目2)
前記タイマーが満了するまで、前記特定サブフレームを用いて前記ネットワークノードとの接続問題の復旧を行うことをさらに含む、項目1に記載の信号処理方法。
(項目3)
前記タイマーが満了すると、任意のサブフレームを用いて前記ネットワークノードとの接続を行うことをさらに含む、項目1に記載の信号処理方法。
(項目4)
前記特定サブフレームは、RN(Relay Node)サブフレームであることを特徴とする、項目1に記載の信号処理方法。
(項目5)
前記無線ノードは、RN(Relay Node)またはUE(User Equipment)のいずれかであることを特徴とする、項目1に記載の信号処理方法。
(項目6)
前記タイマーが満了すると、RRC(Raido Resource Control)休止状態に遷移し、
セル選択動作を行うこと、
をさらに含む、項目1に記載の信号処理方法。
(項目7)
前記無線ノードとの接続問題は、RLF(Radio Link Failure)であることを特徴とする、項目1に記載の信号処理方法。
(項目8)
前記ネットワークノードは、基地局(NodeB)であることを特徴とする、項目1に記載の信号処理方法。
(項目9)
前記基地局は、ドナー基地局であることを特徴とする、項目8に記載の信号処理方法。
本発明の実施例によれば、RNがUnインターフェース問題の発生時に、RNサブフレームを適切な時点まで用いてUnインターフェースを復旧するようにすることによって、Unインターフェース問題の復旧にかかる時間を最適化することが可能になる。
本発明から得られる効果は、以上で言及している効果に制限されず、言及していない他の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付図面は、本発明の実施例を提供し、詳細な説明と共に本発明の技術的思想を説明する。
移動通信システムの一例であるLTEシステムのネットワーク構造を示す図である。 LTEシステムにおける端末及びE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の構造を示す図である。 LTEシステムにおける端末及びE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の構造を示す図である。 無線通信システムにおいてリレーノード、Unインターフェース、リレーバックホールリンク及びリレーアクセスリンクの構成を示す図である。 リレーノードリソース分割の例示を示す図である。 Unインターフェースで物理チャネルout−of−syncの発生時にリレーノード動作の流れを示す図である。 Unインターフェースで無線リンク失敗(Radio Link Failure)の発生時にリレーノード動作の流れを示す図である。 本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
以下、添付図面を参照して説明される本発明の実施例から、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解されるであろう。以下に説明される実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用されるとする。図2及び図3は、LTEシステムにおける端末及びE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の構造を示している。図2及び図3における無線プロトコルの各層について説明すると、下記の通りである。
第1層である物理(Physical;PHY)層は、物理チャネル(Physical Channel)を介して上位層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。PHY層は、上位の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層と伝送チャネル(Transport Channel)を介して接続している。伝送チャネルを通じてMAC層及びPHY層間のデータが移動する。ここで、伝送チャネルは、チャネルの共有されるか否かによって、専用(Dedicated)伝送チャネルと共用(Common)伝送チャネルとに大別される。そして、異なるPHY層の間、すなわち、送信側のPHY層と受信側のPHY層との間では、無線リソースを用いた物理チャネルを介してデータが移動する。
第2層には、種々の層が存在できる。媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、種々の論理チャネル(Logical Channel)を種々の伝送チャネルにマッピングさせる役割を果たす。また、MAC層は、種々の論理チャネルを一つの伝送チャネルにマッピングさせる論理チャネル多重化(Multiplexing)の役割を果たす。MAC層は、上位層であるRLC層とは論理チャネル(Logical Channel)で接続しており、論理チャネルは、伝送される情報の種類によって、制御プレーン(Control Plane)の情報を伝送する制御チャネル(Control Channel)と、ユーザープレーン(User Plane)の情報を伝送するトラフィックチャネル(Traffic Channel)とに大別される。
第2層の無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層は、上位層から受信したデータを分割(Segmentation)及び連結(Concatenation)して、下位層が無線インターフェースを介してデータを伝送するのに適合するようにデータのサイズを調節する役割を果たす。また、それぞれの無線ベアラー(Radio Bearer;RB)が要求する様々なQoSを保障可能にするために、TM(Transparent Mode、透過モード)、UM(Un−acknowledged Mode、非確認モード)、及びAM(Acknowledged Mode、確認モード)を含む3種類の動作モードを提供する。特に、AM RLCは、信頼性できるデータ伝送のために、自動再送要求(Automatic Repeatand Request;ARQ)機能を用いる再伝送機能を行う。
第2層のパケットデータコンバージェンス(Packet Data Convergence Protocol;PDCP)層は、IPv4やIPv6のようなIPパケットの伝送時に、帯域幅の小さい無線インターフェースで効率的に伝送するために、相対的に大きいサイズであるとともに不要な制御情報を含んでいるIPパケットヘッダーのサイズを減らすヘッダー圧縮(Header Compression)機能を実行する。これは、データのヘッダー(Header)部分で必須の情報のみを伝送するようにし、無線インターフェースの伝送効率を増大させる役割を果たす。また、LTEシステムでは、PDCP層が保安(Security)機能も担うが、これは、第3者のデータ傍聴を防止する暗号化(Ciphering)、及び第3者のデータ操作を防止する完全性保護(Integrity protection)を含む。
第3層の最下部に位置する無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御プレーンでのみ定義され、無線ベアラー(RB)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。ここで、RBは、端末とUTRANとの間のデータ伝達のために無線プロトコルの第1及び第2層により提供される論理的経路を意味し、一般に、RBが設定されるということは、特定サービスを提供するために必要な無線プロトコル層及びチャネルの特性を規定し、それぞれの具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。さらに、RBは、SRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)の2種類に区別される。SRBは、制御プレーンでRRCメッセージを伝送する通路として用いられ、DRBは、ユーザープレーンでユーザーデータを伝送する通路として用いられる。
ネットワークにおいて端末へデータを伝送する下り伝送チャネルには、システム情報を伝送するBCH(Broadcast Channel)、及びその他にユーザートラフィックや制御メッセージを伝送する下りSCH(Shared Channel)がある。下りマルチキャストまたは放送サービスのトラフィックまたは制御メッセージは、下りSCHを介して伝送されてもよく、別途の下りMCH(Multicast Channel)を介して伝送されてもよい。
一方、端末からネットワークへデータを伝送する上り伝送チャネルには、初期制御メッセージを伝送するRACH(Random Access Channel)、及びその他にユーザートラフィックや制御メッセージを伝送する上りSCH(Shared Channel)がある。
伝送チャネルの上位に位置しており、伝送チャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)には、BCCH(Broadcast Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間軸上に存在する複数のサブフレームと、周波数軸上に存在する複数の副搬送波(Sub−carrier)とで構成される。ここで、1サブフレームは、時間軸上に複数のシンボル(Symbol)で構成される。1サブフレームは、複数のリソースブロック(Resource Block)で構成され、1リソースブロックは、複数のシンボル及び複数個の副搬送波で構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、すなわち、L1/L2制御チャネルのために、当該サブフレームにおける特定シンボル(たとえば、最初のシンボル)の特定副搬送波を用いることができる。1サブフレームは0.5msであり、データの伝送される単位時間であるTTI(Transmission Time Interval)は、2サブフレームに該当する1msである。
以下、無線リンク失敗(Radio Link Failure;RLF)について説明する。
端末は、下記のような問題が無線リンクに発生すると、RLFが発生したと判断できる。
(1)まず、物理チャネル問題(Physical channel problem)によりRLFが発生したと判断されることがある。
端末は、物理チャネルでeNBから周期的に受信するRS(Reference Signal)の品質が臨界値(threshold)以下と検出されると、物理チャネルでout−of−syncが発生したと判断できる。このようなout−of−syncが連続して特定個数(例えば、N310)だけ発生すると、これをRRCに知らせる。物理層からout−of−syncメッセージを受信したRRCは、タイマーT310を始動させ、T310か満了するまで、物理チャネル問題が解決されることを待つ。もし、RRCが、T310が満了しないうちに、物理層から特定個数(例えば、N310)だけの連続したin−syncが発生した旨のメッセージを受信すると、RRCは、物理チャネル問題が解決されたと判断し、駆動中のT310を中止させる。しかし、T310が満了するまでin−syncメッセージを受信しなかった場合は、RRCは、RLFが発生したと判断する。
(2)MACランダムアクセス問題によりRLFが発生したと判断されることもある。
端末は、MAC層でランダムアクセス手順を行う時に、ランダムアクセスリソース選択(Random Access Resource selection)→ランダムアクセスプリアンブル送信(Random Access Preamble transmission)→ランダムアクセス応答受信(Random Access Response reception)→競合解消(Contention Resolution)を行う。上記の全体手順を1回のランダムアクセス手順という。この手順を成功的に終えないと、バックオフ時間だけ待ってから次のランダムアクセス手順を行う。しかし、このようなランダムアクセス手順を一定の回数(例えば、preambleTransMax)試みたが、成功できなかったら、それをRRCに知らせ、RRCは、RLFが発生したと判断する。
(3)RLC最大再伝送(maximum retransmission)問題によりRLFが発生したと判断されることもある。
端末は、RLC層でAM(Acknowledged Mode)RLCを用いる場合に、伝送に失敗したRLC PDUを再伝送する。ところが、AM RLCが特定AMD PDUに対して一定の回数(例えば、maxRetxThreshold)再伝送をしたが、伝送に成功できなかったら、それをRRCに知らせ、RRCは、RLFが発生したと判断する。
RRCは、上記の3通りの原因に基づいてRLF発生を判断する。このようにRLFが発生すると、eNBとのRRC接続を再確立するための手順であるRRC接続再確立(RRC Connection Re−establishment)を行う。
RLFの発生した場合に行われる手順であるRRC接続再確立手順は、下記の通りである。
端末は、RRC接続自体に深刻な問題が発生したと判断すると、eNBとの接続を再確立するために、RRC接続再確立手順を行う。RRC接続に関する深刻な問題は、次の5種類、すなわち、(1)無線リンク失敗(RLF)、(2)ハンドオーバー失敗(Handover Failure)、(3)Mobility from E−UTRA、(4)PDCP完全性検査失敗(PDCP Integrity Check Failure)、(5)RRC接続再確立失敗(RRC Connection Reconfiguration Failure)を挙げることができる。
これらの問題のいずれか一つが発生すると、端末は、タイマーT311を始動させ、RRC接続再確立手順を始める。この手順中に、端末は、セル選択(Cell Selection)、ランダムアクセス手順などを経て新しいセルに接続するようになる。
もし、タイマーT311が満了しないうちに、セル選択手順により適切なセルが見つかると、端末はT311を中断させ、該当のセルへのランダムアクセス手順を始める。しかし、もし、T311が満了するまで適切なセルが見つからないと、端末は、RRC接続失敗と判断し、RRC_IDLE modeに遷移する。
図4は、無線通信システムにおいてリレーノード、Unインターフェース、リレーバックホールリンク及びリレーアクセスリンクの構成を示す図である。
リレー(Relay)技術は、UE(User Equipment、端末)とeNB(Evolved Node B、基地局)との間のデータを中継する技術である。リレー技術は、LTEシステムにおいてUEとeNBとの距離が遠い場合は円滑な通信ができず、これを補完する方法としてLTE−Aシステムに導入されている。また、基地局からのチャネル状態が悪いセル境界地域でリレー技術を導入して用いることによって、より高速のデータチャネルを提供でき、セルサービス領域を拡張させることができる。
このようなリレーの役割を果たさせるために、リレーノード(RN)という新しいネットワークノードをUEとeNBとの間に導入した。この場合、RNを管理するeNBをDonore NB(DeNB)と呼ぶ。また、RNにより新しく生成されたRNとDeNBとの間のインターフェースをUnインターフェースと定義し、UEとネットワークノードとの間のインターフェースであるUuインターフェースと区別している。このようなRNの概念及びUnインターフェースを、図4に示す。
RNは、DeNBに代えてUEを管理する役割を果たす。すなわち、UEにとってRNがDeNBのように見え、そのため、UEとRNとの間のUuインターフェースでは、従来LTEシステムで用いているUuインターフェースプロトコルであるMAC/RLC/PDCP/RRCをそのまま用いる。
DeNBにとって、RNは、状況によって、UEのようにも見え、eNBのようにも見える。すなわち、RNは、初めてDeNBに接続する時には、DeNBがRNの存在を知らないため、UEのようにランダムアクセスを通じて接続し、一応DeNBに接続した後には、自身に接続しているUEを管理するeNBのように動作する。したがって、Unインターフェースプロトコルは、Uuインターフェースプロトコルの機能に加えてネットワークプロトコルの機能が与えれた形態と定義される。
過去の方式が単純に信号を増幅して伝送するリピーター(Repeater)の機能に限定しているのに対し、最近ではより知能化した形態へと発展している。さらに、リレーノード技術は、次世代移動通信システムにおいて基地局増設費用とバックホール網の維持費用を低減すると同時に、サービスカバレッジ拡大とデータ処理率向上のために必須の技術に該当する。リレーノード技術の発展に伴い、従来の無線通信システムで用いているリレーノードを、新しい無線通信システムから支援する必要がある。
3GPP LTE−A(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution−Advanced)システムにおいて、リレーノードに基地局と端末とのリンク接続をフォーワーディングする機能を導入することから、それぞれのアップリンク及びダウンリンクキャリア周波数バンドに、異なる属性の2種類のリンクが適用されることになる。基地局とリレーノードとの間に設定される接続リンク部分をバックホールリンク(backhaul link)と定義する。ダウンリンクリソースを用いてFDD(Frequency Division Duplex))あるいはTDD(Time Division Duplex)方式で伝送がなされることを、バックホールダウンリンク(backhaul downlink)といい、アップリンクリソースを用いてFDDまたはTDD方式で伝送がなされることを、バックホールアップリンクという。
図4を参照すると、基地局と端末とのリンク接続をフォーワーディング(forwarding)するためのリレーノードが導入されることから、それぞれのアップリンク及びダウンリンクキャリア周波数帯域に、異なる属性の2種類のリンクが適用される。基地局とリレーノードとの間に設定される接続リンク部分をリレーバックホールリンクと定義して表現する。バックホールリンクは、ダウンリンク周波数帯域(FDDの場合)やダウンリンクサブフレーム(TDDの場合)リソースを用いて伝送がなされる場合をバックホールダウンリンクと表現し、アップリンク周波数帯域(FDDの場合)やアップリンクサブフレーム(TDDの場合)リソースを用いて伝送がなされる場合をバックホールアップリンクと表現できる。
一方、リレーノードと一連の端末との間に設定される接続リンク部分をリレーアクセスリンク(relay access link)と定義して表現する。リレーアクセスリンクは、ダウンリンク周波数帯域(FDDの場合)やダウンリンクサブフレーム(TDDの場合)リソースを用いて伝送がなされる場合をアクセスダウンリンク(access downlink)と表現し、アップリンク周波数帯域(FDDの場合)やアップリンクサブフレーム(TDDの場合)リソースを用いて伝送がなされる場合をアクセスアップリンク(access uplink)と表現できる。
リレーノード(RN)は、リレーバックホールダウンリンクを通じて基地局から情報を受信することができ、リレーバックホールアップリンクを通じて基地局に情報を伝送することができる。また、リレーノードは、リレーアクセスダウンリンクを通じて端末に情報を伝送でき、リレーアクセスアップリンクを通じて端末から情報を受信することができる。
一方、リレーノードの帯域(または、スベクトル)使用と関連して、バックホールリンクがアクセスリンクと同じ周波数帯域で動作する場合を「イン−バンド(in−band)」といい、バックホールリンク及びアクセスリンクが互いに異なる周波数帯域で動作する場合を「アウト−バンド(out−band)」という。イン−バンド及びアウト−バンドを問わず、既存のLTEシステム(例えば、リリーズ−8)に基づいて動作する端末(以下、レガシー(legacy)端末という。)がドナーセルに接続可能でなければならない。
端末でリレーノードを認識するか否かによって、リレーノードを、トランスペアレント(transparent)リレーノードまたはノン−トランスペアレント(non−transparent)リレーノードに分類することができる。トランスペアレントは、端末が、リレーノードを介してネットワークと通信するか否かを認知できない場合を意味し、ノン−トランスペアレントは、端末がリレーノードを介してネットワークと通信するか否かを認知する場合を意味する。
リレーノードの制御と関連して、ドナーセルの一部として構成されるリレーノードと自らセルを制御するリレーノードとに区別することができる。
ドナーセルの一部として構成されるリレーノードは、リレーノード識別子(ID)を有することはできるが、リレーノード自身のセルアイデンティティ(identity)を有しない。ドナーセルの属している基地局によりRRM(Radio Resource Management)の少なくとも一部が制御されると(RRMの残りの部分はリレーノードに位置していても)、ドナーセルの一部として構成されるリレーノードとする。好ましくは、このようなリレーノードは、レガシー端末を支援することができる。例えば、スマートリピーター(Smart repeaters)、デコード−アンド−フォワードリレーノード(decode−and−forward relays)、L2(第2層)リレーノードの種々及びタイプ−2リレーノードが、このようなリレーノードに該当する。
自らセルを制御するリレーノードは、一つまたは複数のセルを制御し、リレーノードにより制御されるセルのそれぞれに固有の物理層セルアイデンティティが提供され、同一のRRMメカニズムを用いることができる。端末にとっては、リレーノードによって制御されるセルへのアクセスと一般基地局により制御されるセルへのアクセスとに相違はない。好ましくは、このようなリレーノードにより制御されるセルは、レガシー端末を支援することができる。例えば、セルフ−バックホーリング(Self−backhauling)リレーノード、L3(第3層)リレーノード、タイプ−1リレーノード及びタイプ−1aリレーノードが、このようなリレーノードに該当する。
タイプ−1リレーノードは、イン−バンドリレーノードであり、複数個のセルを制御し、これら複数個のセルのそれぞれは、端末にとってはドナーセルと区別される別個のセルと見なされる。また、複数個のセルは固有の物理セルID(LTEリリーズ−8で定義する。)を有し、リレーノードは自身の同期化チャネル、参照信号などを伝送することができる。単一セル動作では、端末は、リレーノードから直接スケジューリング情報及びHARQフィードバックを受信し、リレーノードに自身の制御チャネル(スケジューリング要請(SR)、CQI、ACK/NACKなど)を伝送することができる。また、レガシー端末(LTEリリーズ−8システムに基づいて動作する端末)には、タイプ−1リレーノードがレガシー基地局(LTEリリーズ−8システムに基づいて動作する基地局)のように見える。すなわち、下位互換性(backward compatibility)を有する。一方、LTE−Aシステムに基づいて動作する端末には、タイプ−1リレーノードがレガシー基地局と異なる基地局と見なされ、性能向上を提供することができる。
タイプ−1aリレーノードは、アウト−バンドで動作する以外は、前述のタイプ−1リレーノードと同一の特徴を有する。タイプ−1aリレーノードの動作は、L1(第1層)動作への影響が最小化またはないように構成することができる。
タイプ−2リレーノードは、イン−バンドリレーノードであり、別個の物理セルIDを有しなく、そのため、新しいセルを形成しない。タイプ−2リレーノードは、レガシー端末に対してトランスペアラントであり、レガシー端末はタイプ−2リレーノードの存在が認知できない。タイプ−2リレーノードは、PDSCHを伝送できるが、少なくともCRS及びPDCCHは伝送しない。
一方、リレーノードをイン−バンドで動作させるには、時間−周波数空間での一部リソースがバックホールリンクのためにあらかじめ備えられなければならず、このリソースは、アクセスリンクのために使用されないように設定できる。これをリソース分割(resource partitioning)という。
リレーノードにおけるリソース分割の一般的な原理は、次の通りである。バックホールダウンリンク及びアクセスダウンリンクを、一つの搬送波周波数上で時間分割多重化(Time Division Multiplexing;TDM)方式で多重化することができる(すなわち、特定時間でバックホールダウンリンクまたはアクセスダウンリンクのいずれか一方のみ活性化する)。同様に、バックホールアップリンク及びアクセスアップリンクを、一つの搬送波周波数上でTDM方式で多重化することができる(すなわち、特定時間でバックホールアップリンクまたはアクセスアップリンクのいずれか一方のみ活性化する)。
FDDでのバックホールリンク多重化は、バックホールダウンリンク伝送がダウンリンク周波数帯域で行われ、バックホールアップリンク伝送はアップリンク周波数帯域で行われるものと説明できる。TDDでのバックホールリンク多重化は、バックホールダウンリンク伝送が、基地局とリレーノードとのダウンリンクサブフレームで行われ、バックホールアップリンク伝送は、基地局とリレーノードとのアップリンクサブフレームで行われるものと説明できる。
イン−バンドリレーノードにおいて、例えば、所定の周波数帯域で基地局からのバックホールダウンリンク受信と端末へのアクセスダウンリンク伝送とが同時に行われると、リレーノードの送信端から伝送される信号が、リレーノードの受信端に受信されることがあり、この場合、リレーノードのRF前端(front−end)で信号干渉またはRFジャミング(jamming)が発生することがある。同様に、所定の周波数帯域で端末からのアクセスアップリンクの受信と基地局へのバックホールアップリンクの伝送とが同時に行われると、リレーノードのRF前端で信号干渉が発生することがある。そのため、リレーノードで一つの周波数帯域における同時送受信を具現するためには、受信信号と送信信号とを充分に分離(例えば、送信アンテナと受信アンテナを地理的に十分に離間して(例えば、地上/地下に)設置)しなければならない。
このような信号干渉の問題を解決できる一方案として、リレーノードがドナーセルから信号を受信する間には端末に信号を伝送しないように設定することがある。すなわち、リレーノードから端末への伝送にギャップ(gap)を生成し、このギャップでは、端末(レガシー端末を含む)がリレーノードからのいかなる伝送も期待しないように設定することができる。このようなギャップは、MBSFN(Multicast Broadcast Single Frequency Network)サブフレームを構成することによって設定できる
図5は、リレーノードリソース分割を例示する図である。
図5では、第1サブフレームは一般サブフレームであって、リレーノードから端末にダウンリンク(すなわち、アクセスダウンリンク)制御信号及びデータが伝送され、第2サブフレームは、MBSFNサブフレームであって、ダウンリンクサブフレームの制御領域ではリレーノードから端末に制御信号が伝送されるが、ダウンリンクサブフレーム以外の領域では、リレーノードから端末にいかなる伝送も行われない。ここで、レガシー端末の場合は、全てのダウンリンクサブフレームで物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の伝送を期待するため(言い換えると、リレーノードは、自身の領域内におけるレガシー端末が毎サブフレームでPDCCHを受信して測定機能を行えるように支援する必要があるため)、レガシー端末の正しい動作のためには全てのダウンリンクサブフレームでPDCCHを伝送する必要がある。
そのため、基地局からリレーノードへのダウンリンク(すなわち、バックホールダウンリンク)伝送のために設定されたサブフレーム(第2サブフレーム)上でも、サブフレームの先頭のN(N=1、2または3)個のOFDMシンボル区間において、リレーノードはバックホールダウンリンクを受信するのではなく、アクセスダウンリンク伝送をする必要がある。これに関し、第2サブフレームの制御領域でPDCCHがリレーノードから端末に伝送されるので、リレーノードでサービングするレガシー端末に対する下位互換性を提供することができる。第2サブフレームの残りの領域では、リレーノードから端末にいかなる伝送も行われない間に、リレーノードは基地局からの伝送を受信することができる。このようなリソース分割方式により、イン−バンドリレーノードでアクセスダウンリンク伝送とバックホールダウンリンク受信が同時に行われることを防ぐことができる。
MBSFNサブフレームを用いる第2サブフレームについて具体的に説明する。第2サブフレームの制御領域は、リレーノード非聴取(non−hearing)区間ともいえる。リレーノード非聴取区間は、リレーノードがバックホールダウンリンク信号を受信せず、アクセスダウンリンク信号を伝送する区間を意味する。この区間は、前述したように、1、2または3のOFDM長に設定することができる。リレーノード非聴取区間でリレーノードは端末へのアクセスダウンリンク伝送を行い、残りの領域では基地局からバックホールダウンリンクを受信することができる。この時、リレーノードは同一の周波数帯域で同時に送受信を行うことができないので、リレーノードが送信モードから受信モードに切り替わるのに時間がかかる。そのため、バックホールダウンリンク受信領域の先頭の一部区間でリレーノードが送信/受信モード切替をするようにガード時間(GT)を設定する必要がある。同様に、リレーノードが基地局からのバックホールダウンリンクを受信し、端末へのアクセスダウンリンクを伝送するように動作する場合にも、リレーノードの受信/送信モード切替のためのガード時間(GT)を設定することができる。このようなガード時間の長さは、時間領域の値としてもよく、例えば、k(k≧1)個の時間サンプル(time sample、Ts)値と与えられてもよく、または、一つ以上のOFDMシンボル長に設定されてもよい。または、リレーノードバックホールダウンリンクサブフレームが連続して設定されている場合に、または、所定のサブフレームタイミング整列(timing alignment)関係によって、サブフレームの最後の部分のガード時間は定義されてもよく、設定されなくてもよい。このようなガード時間は、下位互換性を維持するために、バックホールダウンリンクサブフレーム伝送のために設定されている周波数領域でのみ定義することができる(アクセスダウンリンク区間でガード時間が設定される場合は、レガシー端末を支援できない)。ガード時間以外のたバックホールダウンリンク受信区間においてリレーノードは基地局からリレーノード専用PDCCH及びPDSCHを受信することができる。これは、リレーノード専用物理チャネルという意味から、R−PDCCH(Relay−PDCCH)及びR−PDSCH(Relay−PDSCH)とも表現できる。
RNは、上述したように、インバンド(in−band)、アウトバンド(out−band)の2種類に分類できる。インバンドRNでは、UnインターフェースとUuインターフェースとが同一の周波数を用いる。この場合、Unインターフェースの送受信とUuインターフェースの送受信がお互いに干渉として作用しないように、各インターフェースが用いる専用のサブフレームを割り当てる必要がある。この時、RNがDeNBと通信するために割り当てられた全てのアップ/ダウンリンクサブフレームをRNサブフレームという。すなわち、RNは、Unインターフェースによるデータ送受信はRNサブフレームを用いて行い、Uuインターフェースによるデータ送受信は、RNサブフレーム以外の残りサブフレームで行う。
RNはDeNBとUnインターフェースで無線で接続しているため、Uuインターフェースと同様に、Unインターフェースの無線チャネルに問題(例えば、物理チャネルのout−of−sync、無線リンク失敗など)が発生することがある。
このような無線チャネル問題がUnインターフェースで発生する場合、RNの管理下にある全ての端末のデータ送受信に問題が生じうる。そのため、RNは何よりもUnインターフェースの復旧を試みなければならない。
しかし、インバンドRNでは、端末とRNとのデータ送受信がRNのDeNBとの接続復旧に干渉として作用する。そのため、RNは、DeNBとの接続復旧時に、端末とのデータ送受信を減らし、DeNBとはRNサブフレームを用いて復旧を試みなければならない。
しかし、RNがどの時点までUuインターフェースを維持しながらRNサブフレームでUnインターフェースの復旧を試みるべきかは定められていない。もし、Unインターフェース問題の発生時に、Uuインターフェースを維持し続けると、RNサブフレームのみを用いてUnインターフェースを復旧しなければならず、Un復旧が遅延される。
逆に、Unインターフェース問題の発生時に、RNサブフレームを直ちに解除すると、干渉問題によってUuインターフェースも直ちに解除しなければならない。よって、Un復旧の後に再び端末とUuインターフェースでRRC接続を確立しなければならず、シグナリングオーバーヘッドと時間遅延が発生する。
そこで、本発明では、RNが、Unインターフェースで無線チャネル問題の発生時に、一定時間Uuインターフェースを維持したまま、RNサブフレームを用いてUnインターフェース復旧を試みる次の方法を提案する。
(1)Unインターフェースで無線チャネル問題が発生した場合、タイマーを始動させ、タイマーが満了するまで、Uuインターフェースは正常に維持しながら、RNサブフレームのみを用いてUnインターフェースの復旧を試みる。
(2)タイマーが満了しないうちにUnインターフェース復旧に成功した場合は、UuインターフェースとUnインターフェースを正常に維持するが、タイマーが満了するまでUnインターフェース復旧に成功しなかった場合は、Uuインターフェースを解除し、RNサブフレームを解除し、任意のサブフレームを用いてUnインターフェース接続を試みる。
以下では、物理チャネルout−of−syncが発生した場合及びRLFが発生した場合に、タイマーを始動させ、インターフェースを復旧する動作について詳細に説明する。
まず、図6には、Unインターフェースで物理チャネルout−of−syncが発生した時におけるRN動作の流れを示す。
(1)RNは、Unインターフェースで物理チャネルからN310個の連続したout−of−syncを受信する場合、物理チャネルout−of−syncが発生したと判断する(S610)。
RNは、物理チャネルにおいてDeNBから周期的に受信するRSの品質が臨界値以下と検出されると、該当のチャネルにout−of−syncが発生したと判断する。
(2)物理チャネルout−of−syncが発生した場合、RNはタイマーT310を始動させる(S620)。物理チャネルout−of−syncが発生した時に、インターフェース復旧のための手順としてタイマーを始動させ、物理チャネルout−of−sync発生時にはタイマーT310を駆動させることができる。
(3)RNは、T310が満了するまで、Unインターフェースの物理チャネルから連続したN310個のin−syncメッセージを受信するか否か確認する(S630)。
RNは、物理チャネルout−of−syncが発生した場合、タイマーT310が満了しないうちに、Unインターフェースの物理チャネルから特定個数(N310)の連続したin−syncが発生したことを知らせるメッセージを受信すると、RNはUnインターフェースが復旧されたと判断する。
一方、タイマーT310が満了するまでRNはUuインターフェースを維持する。また、RNは、DeNBとのデータ送受信をRNサブフレームを用いて行う。また、RNは、RNサブフレームを通じてインターフェース復旧を行う。
(4)もし、ステップS630で、RNが、T310が満了しないうちに、物理チャネルからN310個の連続したin−syncメッセージを受信したことを確認した場合、Unインターフェースの無線チャネルout−of−sync問題が解決されたと判断し、RNは正常の動作を行う(S670)。
(5)タイマーT310が満了したか否かを確認する(S640)。
(6)もし、RNが、T310が満了するまで物理チャネルからN310個の連続したin−syncメッセージを受信できなかった場合は、Uuインターフェースを解除し、RNサブフレームを解除する(S650)。
ここで、RNは、Uuインターフェースの全ての端末のUu RBを解除する。また、RNは、Uuインターフェースを介したシステム情報ブロードキャスト(system information broadcast)を中断する。
(7)RNサブフレームを解除した後に、RNは、任意のサブフレーム(normal subframe)を用いて該当のDeNBへのRRC接続再確立手順を行う(S660)。
一方、タイマーT310が満了した後にも、out−of−syncが持続する場合は、RNは、RLFが発生したと判断し、RRC接続再確立手順を行う。
上記の手順でタイマーが満了するまでUnインターフェース復旧に成功できなかった場合は、RNサブフレームを解除し、RNサブフレームだけでなく、他のサブフレーム、すなわち、任意のサブフレームを用いたUnインターフェース接続を試みる。すなわち、RNは、任意のサブフレームを用いてランダムアクセス手順を行う。
図7は、UnインターフェースでRLFが発生した時におけるRN動作の流れを示す図である。
(1)RNは、Unインターフェースに対してRLFが発生したか否かを探知する(S710)。
上述したように、RLFの発生は、主に、下記のいずれか一つである。
1)第一に、上述した物理チャネル問題であり、Unインターフェースの物理チャネルから特定個数(N310)の連続したout−of−syncメッセージを受信した後に、一定時間が経過するまで特定個数(N310)の連続したin−syncメッセージを受信できなかった場合に、RLFが発生したと判断することができる。2)第二に、MACランダムアクセス問題であり、Unインターフェースでランダムアクセス手順を一定回数(preambleTransMax)試みたが、成功できなかった場合に、RLFが発生したと判断することができる。3)第三に、RLC最大再伝送問題であり、UnインターフェースのAM RLCが特定AMD PDUを一定回数(maxRetxThreshold)再伝送したが、伝送に成功できなかった場合に、RLFが発生したと判断することができる。
(2)RNは、タイマーT311を始動させる(S720)。
RLFが発生した場合、RNはタイマーT311を始動させ、タイマー値は、0以上の値を有する。また、タイマー値は、初めてRNがDeNBに接続する時にDeNBから受信する。
(3)RNは、タイマーT311が満了するまで、UnインターフェースでRNサブフレームを用いてRRC接続再確立手順を行う(S730)。
Unインターフェースに対してRLFが発生した場合、RNは、DeNBとの接続を再設定するためにRRC接続再確立手順を行う。この時、RNは、特定サブフレームのみを用いてRRC接続再確立手順を行う。ここで、特定サブフレームはRNサブフレームでよい。
(4)RRC接続再確立手順に成功したか否か判断する(S740)。
(5)もし、RNが、タイマーT311が満了しないうちに、RRC接続再確立手順に成功した場合に、UnインターフェースのRLF問題が解決されたと判断し、RNとしての正常の動作を行う(S780)。
(6)タイマーT311が満了したか否か判断する(S750)。
タイマーT311が満了していないと、RRC接続再確立手順を繰り返す。
(7)もし、RNがT311が満了するまでRRC接続再確立手順に成功しなかった場合は、Uuインターフェースを解除し、RNサブフレームを解除する(S760)。
タイマーが満了するまでUnインターフェース復旧に成功しなかった場合に、Uuインターフェースを解除することは、次の手順を含む。すなわち、RNは、Uuインターフェースの全ての端末のUuRBを解除し、RNは、Uuインターフェースを介したシステム情報ブロードキャストを中断する。
(8)RNは、RRC_IDLEモードに遷移し、任意のサブフレームを用いてUnインターフェースに対するRRC接続手順を再び行う(S770)。
RNは、タイマーが満了すると、RRC接続失敗が発生したと判断し、RRC_IDLEモードに遷移する。次に、RNは、RNサブフレームの他、任意のサブフレームを用いて該当のDeNBへのRRC接続手順を再び行う。T311が満了すると、1)RNは、RNサブフレーム設定を解除し、2)RNは、RRC_IDLEモードに遷移し、3)RNは、新しい適切なセルに留まりながら、任意のサブフレームを用いてセルに接続するためのランダムアクセス手順を行うことができる。
一方、RNは、Uuインターフェースに対する制御またはUnインターフェースに対する制御を通じて干渉を最小化することができる。
まず、RNのUuインターフェースに対する制御を通じて干渉を最小化する方式を説明する。
RNは、専用(dedicated)または共通(common)シグナリングによってUEに中止メッセージを送信する。UEは、中止メッセージを受信すると、全てのRB及び手順を中止させることができる。RBが中止されても、PDCP SDU廃棄タイマーは継続して駆動されることが可能である。
システム情報は、RNの状態を示すもので、RNの状態は、Normal、Recovery、Idle状態を含むことができる。1)UEは、RN状態をRecoveryと確認した場合、全てのRB及び手順を中止させることができる。2)UEは、RN状態をIdleと確認した場合、全てのRBを解除し、Idle状態に遷移する。UEは、RRC接続を生成するために他のセルを検索することもできる。3)UEは、RN状態をNormalと確認した場合、中止した全てのRB及び手順を再開する。
RNは、UEにいかなるULグラントも割り当てない。RNがBuffer Status Report、Scheduling RequestまたはRandom Access preambleを受信しても、RNはUEの要請に応答しない。すなわち、RNはUEにULグラントを割り当てない。
RNは、命令によって、UEがDRX(Discontinuous Reception;不連続受信周期)に遷移するように命令する。RNは、連続(continuous)状態からLong DRX状態に遷移するようにUEに命令できる。
次に、RNのUnインターフェースに対する制御を通じて干渉を最小化する方式を説明する。
RRC接続再確立を行う間に、すなわち、タイマーT311が満了するまで、MBSFNサブフレームでUL送信を行う。
T311が満了しないうちには、RNは、MBSFN(Mulicast Broadcast Single Frequency)サブフレームのみでUL送信を行う。タイマーT311が満了しないうちには、RNがランダムアクセス手順を行う時に、RNは、あらかじめ割り当てられたランダムアクセスプリアンブル(RA preamble)を用いる。ランダムアクセスプリアンブルは、RNがRLFのような緊急状況で用いるように、DeNBによりあらかじめ割り当てられる。
T311が満了すると、すなわち、RRC接続再確立に失敗すると、RNは、特定サブフレームではなく、任意のサブフレームでUL送信を行うことができる。すなわち、RNは、T311の満了後には、MBSFNサブフレームだけでなく、他のサブフレームを用いてもUL送信を行うことができる。
図8は、本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
図8を参照すると、通信装置800は、プロセッサ810、メモリー820、RFモジュール830、ディスプレイモジュール840及びユーザーインターフェースモジュール850を含む。
通信装置800は、説明の便宜のために例示したもので、一部のモジュールは省略されてもよい。また、通信装置800は、必要なモジュールをさらに含んでもよい。また、通信装置800において一部のモジュールは、より細分化したモジュールにしてもよい。プロセッサ810は、図面を参照して例示した本発明の実施例に係る動作を行うように構成される。具体的に、プロセッサ810の詳細な動作は、図1乃至図6に記載された内容を参照すればよい。
メモリー820は、プロセッサ810に接続し、オペレーティングシステム、アプリケーション、プログラムコード、データなどを格納する。RFモジュール830は、プロセッサ810に接続し、基底帯域信号を無線信号を変換したり、無線信号を基底帯域信号に変換する機能を担う。そのために、RFモジュール830は、アナログ変換、増幅、フィルタリング及び周波数アップ変換、またはこれらの逆プロセスを行う。ディスプレイモジュール840は、プロセッサ810に接続し、種々の情報をディスプレイする。ディスプレイモジュール840は、次に制限されるものではないが、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)、OLED(Organic Light Emitting Diode)のような周知の要素を用いることができる。ユーザーインターフェースモジュール850は、プロセッサ810と接続し、キーパッド、タッチスクリーンなどのような周知のユーザーインターフェースの組み合わせで構成することができる。
以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素または特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもでき、一部の構成要素及び/または特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部の構成や特徴は、別の実施例に含まれてもよく、別の実施例の対応する構成または特徴に取り替えられてもよい。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めたりすることができることは明らかである。
本文書で、本発明の実施例は、主に、リレーノードと基地局との間のデータ送受信関係を中心に説明された。本文書で基地局により行われるとした特定動作は、場合によっては、その上位ノード(upper node)により行われてもよい。すなわち、基地局を含む多数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて端末との通信のために行われる種々の動作は、基地局または基地局以外の別のネットワークノードにより実行可能であるということは明らかである。基地局は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、アクセスポイント(access point)などの用語に代替可能である。
本発明に係る実施例は様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現することができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどにより具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明された機能または動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現されることができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶されて、プロセッサにより駆動されることができる。メモリユニットは、プロセッサの内部または外部に設けられ、既に公知の様々な手段によりプロセッサとデータを授受することができる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で別の特定の形態と具体化できるということは、当業者にとっては自明である。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制限的に解釈されてはならず、例示的なものとして考慮されるべきである。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的な解釈により決定すべきであり、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。
本発明は、無線通信システムにおいて無線ノードによって信号を処理する方法及びそのための装置が3GPP LTEシステムに適用される例を中心に説明しているが、3GPP LTEシステムの他、種々の無線通信システムに適用することも可能である。

Claims (16)

  1. Unインターフェースを介して基地局と通信するために特定サブフレームを用いて無線通信システムにおいてリレーノード(RN)により信号を処理する方法であって、
    前記方法は、
    前記リレーノードにより、前記リレーノードと前記基地局との接続問題を検出することと、
    記問題を検出すると、前記リレーノードにより、前記リレーノードのタイマーを始動させることと
    前記始動されたタイマーが満了すると、前記リレーノードにより、前記特定サブフレームを用いる設定を解除すること
    を含む方法。
  2. 前記リレーノードと前記基地局との前記接続問題は、無線リンク失敗に関連する、請求項1に記載方法。
  3. 前記問題を検出するステップは、連続したアウトオブシンク指示を検出することを含む、請求項1に記載方法。
  4. 前記始動されたタイマーが満了すると、前記リレーノードにより、複数のサブフレームのうちの任意のサブフレームを用いて前記基地局と通信することをさらに含む、請求項1に記載方法。
  5. 前記特定サブフレームは、リレーノード(RNのみのサブフレームに対するものである請求項1に記載方法。
  6. 前記タイマーが作動している間に、前記リレーノードにより、前記リレーノードと前記基地局との前記接続問題の復旧を行うことをさらに含む、請求項1に記載方法。
  7. 前記タイマーが作動している間に、前記リレーノードにより、前記問題が解決されたことを検出することと
    記問題が解決されたことを検出すると、前記タイマーを中止すること
    をさらに含む、請求項1に記載方法。
  8. 記問題が解決されたことを検出するステップは、連続したインシンク指示を検出することを含む、請求項7に記載方法。
  9. Unインターフェースを介して基地局と通信するために特定サブフレームを用いて無線通信システムにおいて信号を処理するように構成されたリレーノードであって、
    前記リレーノードは、
    タイマーと、
    前記タイマーに作用可能に接続されたプロセッサ
    を含み、
    前記プロセッサは
    前記リレーノードと前記基地局との接続問題を検出することと、
    記問題を検出すると、前記リレーノードのタイマーを始動させることと、
    前記始動されたタイマーが満了すると、前記特定サブフレームを用いる設定を解除することと
    を実行するように構成されている、リレーノード。
  10. 前記リレーノードと前記基地局との前記接続問題は、無線リンク失敗に関連する、請求項9に記載のリレーノード。
  11. 前記プロセッサは、連続したアウトオブシンク指示を検出することによって前記問題を検出するように構成されている、請求項9に記載のリレーノード。
  12. 前記プロセッサは、前記始動されたタイマーが満了すると、複数のサブフレームのうちの任意のサブフレームを用いて前記基地局と通信するように構成されている、請求項9に記載のリレーノード。
  13. 前記特定サブフレームは、リレーノード(RNのみのサブフレームに対するものである、請求項9に記載のリレーノード。
  14. 前記プロセッサは、前記タイマーが作動している間に、前記リレーノードと前記基地局との前記接続問題の復旧を行うように構成されている、請求項9に記載のリレーノード。
  15. 前記プロセッサは、
    前記タイマーが作動している間に、前記問題が解決されたことを検出することと
    記問題が解決されたことを検出すると、前記タイマーを中止することと
    を実行するように構成されている、請求項9に記載のリレーノード。
  16. 前記プロセッサは、
    連続したインシンク指示を検出することにより、前記問題が解決されたことを検出するように構成されている、請求項15に記載のリレーノード。
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