JP5547219B2 - 測定装置及び測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、携帯電話やモバイル端末等の携帯端末の出力信号を測定する測定装置及び測定方法に関する。
従来、この種の装置としては、特許文献1記載の変調信号解析装置が知られている。
特許文献1記載のものは、タイムスロット(以下、単に「スロット」という。)ごとに変調信号の解析を行う信号解析部と、解析結果の正常異常を判定する異常判定部と、解析結果が異常と判定された場合の異常原因を究明するために実施すべき変調信号に対する複数の測定項目(信号パワー、変調精度等)及びその解析結果の正常異常判定の実施順序を示す原因究明シーケンスを記憶する原因究明シーケンスメモリと、原因究明シーケンスに従って異常原因を究明する異常原因究明部と、各解析結果、判定結果、異常原因を表示する表示部と、を有する。
この構成により、特許文献1記載のものは、信号パワーや変調精度等の解析結果に対する正常異常判定を自動実施し、さらに異常原因も自動的に究明することができるようになっている。
特開2007−104294号公報
しかしながら、特許文献1記載のものは、信号パワーや変調精度等の測定を行う際に、スロットごとのデータを測定するための測定期間を測定項目にかかわらず、安全を見込んだ一定の測定期間としていたので、測定時間の短縮化が図れないという課題があった。図10を用いて具体的に説明する。
図10は、あるフレーム信号に含まれる、時系列に連続したスロット4〜6を示している。各スロットの時間t0は、通信方式ごとに定められている。例えば、WCDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)の通信方式では、各スロットの時間t0=0.667msである。
従来の測定装置では、図示のスロット5のデータについて信号パワーや変調精度等を測定する場合、スロット内の信号の立ち上がり時間及び立ち下がり時間や、フィルタ処理に要するサンプル数等を考慮して、スロット5の時間t0に対して、その前後に付加時間tを付加して測定期間T(=t0+2t)を定めていた。ここで、付加時間tは、測定項目や通信方式によってその最適値が変動するが、従来の測定装置では、種々の測定項目や通信方式に対応できるよう比較的大きな余裕(時間マージン)を持たせた固定値の付加時間tを採用していた。そのため、従来の測定装置では、スロットごとの測定期間Tが比較的長くなり、測定時間の短縮化が図れないという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、測定時間の短縮化を図ることができる測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る測定装置は、被試験端末(40)からフレーム信号を入力し、前記フレーム信号に含まれ時分割された時分割データの特性を測定する測定装置(10)であって、前記時分割データごとの測定項目を設定する測定項目設定手段(12)と、前記各時分割データを取り込む時分割データ取込手段(21)と、予め定められた付加時間(t1)を前記測定項目ごとに記憶する付加時間記憶手段(23)と、前記時分割データに割り当てられた時間(t0、t2)の前後に前記付加時間を付加することにより前記時分割データを測定するための測定期間(T1、T2)を設定する測定期間設定手段(22)と、前記測定期間において前記時分割データの特性を測定する時分割データ測定手段(30)と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項1に係る測定装置は、時分割データに割り当てられた時間の前後に、測定項目ごとに予め定められた付加時間を付加することにより時分割データを測定する測定期間を設定するので、従来のものとは異なり、比較的大きな余裕を持たせることなく、適正な測定期間を設定することができ、測定時間の短縮化を図ることができる。
本発明の請求項2に係る測定装置は、前記被試験端末は、複数の通信方式に従って通信可能なものであり、前記付加時間記憶手段は、前記付加時間を前記通信方式ごとに記憶するものであり、前記測定期間設定手段は、前記測定期間を前記通信方式ごとに設定するものである構成を有している。
この構成により、本発明の請求項2に係る測定装置は、複数の通信方式に従って通信可能な被試験端末を測定対象とする場合でも、測定期間を通信方式ごとに設定することにより、測定時間の短縮化を図ることができる。
本発明の請求項3に係る測定装置は、前記時分割データ取込手段は、前記各時分割データを順次連続して取り込むものである構成を有している。
この構成により、本発明の請求項3に係る測定装置は、各時分割データを順次連続して取り込み、取り込んだ各データを比較的短時間で測定することができる。
本発明の請求項4に係る測定装置は、前記時分割データ測定手段は、前記時分割データ取込手段が前記各時分割データを取り込む処理と並行して、前記特性を測定する複数の測定部(31、32)を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項4に係る測定装置は、時分割データの取り込みと測定とを並行して行うので、測定時間の短縮化を図ることができる。
本発明の請求項5に係る測定装置は、前記時分割データ測定手段は、前記各測定部に対して、前記特性を測定する処理の割当を行う測定割当部(33)をさらに備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項5に係る測定装置は、測定割当部が測定処理の割当を行うことにより、各測定部に効率よく測定を行わせることができ、測定時間の短縮化を図ることができる。
本発明の請求項6に係る測定方法は、被試験端末(40)からフレーム信号を入力し、前記フレーム信号に含まれ時分割された時分割データの特性を測定する測定方法であって、前記時分割データごとの測定項目を設定する測定項目設定ステップ(S11)と、前記各時分割データを取り込む時分割データ取込ステップ(S13)と、予め定められた付加時間(t1)を前記測定項目ごとに記憶した付加時間テーブル(23)に基づき、前記時分割データに割り当てられた時間(t0、t2)の前後に前記付加時間を付加することにより前記時分割データを測定するための測定期間(T1、T2)を設定する測定期間設定ステップ(S15)と、前記測定期間において前記時分割データの特性を測定する時分割データ測定ステップ(S16)と、を含む構成を有している。
この構成により、本発明の請求項6に係る測定方法は、時分割データに割り当てられた時間の前後に、測定項目ごとに予め定められた付加時間を付加することにより時分割データを測定する測定期間を設定するので、従来のものとは異なり、比較的大きな余裕を持たせることなく、適正な測定期間を設定することができ、測定時間の短縮化を図ることができる。
本発明の請求項7に係る測定方法は、前記被試験端末は、複数の通信方式に従って通信可能なものであり、前記付加時間テーブルは、前記付加時間を前記通信方式ごとに記憶するものであり、前記測定期間設定ステップにおいて、前記測定期間を前記通信方式ごとに設定する構成を有している。
この構成により、本発明の請求項7に係る測定方法は、複数の通信方式に従って通信可能な被試験端末を測定対象とする場合でも、測定期間を通信方式ごとに設定することにより、測定時間の短縮化を図ることができる。
本発明は、測定時間の短縮化を図ることができるという効果を有する測定装置及び測定方法を提供することができるものである。
本発明に係る測定装置の一実施形態におけるブロック構成図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態における測定手段のハードウェア構成図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態における付加時間テーブルの一例を示す図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態において、スロットに対する測定期間の設定の説明図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態において、サブフレームに対する測定期間の設定の説明図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態において、測定手段の動作の説明図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態において、測定割当部による割り当ての説明図である。 本発明に係る測定装置の一実施形態における動作を示すフローチャートである。 本発明に係る測定装置の一実施形態において、スロットのデータ測定の他の態様の説明図である。 従来の測定装置による測定期間の設定の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態における測定装置10は、被試験端末としての携帯端末40の出力信号を測定するものである。携帯端末40は、1つ以上の通信方式に対応したものである。
通信方式の例としては、前述のWCDMAの他に、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、LTE(Long Term Evolution)、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)、EVDO(Evolution Data Only)、TDSCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)、Wi−Fi(登録商標)規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)等がある。
測定装置10は、操作部11、設定部12、送受信部13、表示部14、測定手段20を備えている。
操作部11は、携帯端末40の測定における各測定条件の入力や、表示部14の表示内容を設定するため、試験者が操作するものである。例えば、操作部11は、キーボード、ダイヤル又はマウスのような入力デバイス、測定条件等を表示するディスプレイ、これらを制御する制御回路やソフトウェア等で構成される。
設定部12は、試験者が操作部11で入力した各測定条件等を送受信部13や表示部14に設定するようになっている。この設定部12は、本発明に係る測定項目設定手段を構成する。
送受信部13は、例えば同軸ケーブルにより携帯端末40に接続されており、携帯端末40と通信するようになっている。
具体的には、送受信部13は、送信系回路及び受信系回路を備えている。送信系回路は、DA(Digital to Analog)変換器、アンプ、フィルタ、周波数可変局部発振器、アップコンバータ、送信アンテナ等を備えている。受信系回路は、AD(Analog to Digital)変換器、フィルタ、アンプ、ダウンコンバータ、周波数可変局部発振器、受信アンテナ等を備えている。
この構成により、送受信部13は、設定部12から入力するデジタル信号を所定周波数帯域のRF(無線周波数)信号に変換し、携帯端末40に送信することができる。また、送受信部13は、携帯端末40から所定周波数帯域のRF信号を受信し、デジタル信号に変換して測定手段20に出力することができる。
測定手段20は、取込部21、測定期間設定部22、付加時間テーブル23、測定部30、測定結果記憶部24を備えている。測定部30は、第1測定部31、第2測定部32、測定割当部33を備えている。なお、測定部30は、本発明に係る時分割データ測定手段を構成する。また、第1測定部31及び第2測定部32は、本発明に係る複数の測定部を構成する。
ここで、測定手段20のハードウェア構成を図2に示す。図2に示すように、測定手段20は、バス20fに接続された第1のCPU20a、第2のCPU20b、ROM20c、第1のRAM20d、第2のRAM20eで構成されている。
第1のCPU20aは、ROM20cに記憶されたプログラムに従って、測定手段20の全体の動作を制御するものである。
第2のCPU20bは、コアa及びコアbを有するデュアルコア型のCPUである。コアa及びコアbは、それぞれ、第1測定部31及び第2測定部32を構成する。第2のCPU20bは、ROM20cに記憶されたプログラムに従って測定を行うようになっている。
ROM20cは、第1のCPU20a及び第2のCPU20bが処理するプログラムコードを記憶するとともに、付加時間テーブル23として機能するようになっている。
第1のRAM20dは、送受信部13からフレーム信号を取り込んで記憶するようになっている。すなわち、第1のRAM20dは、取込部21を構成する。
第2のRAM20eは、測定結果のデータを入力して記憶するようになっている。すなわち、第2のRAM20eは、測定結果記憶部24を構成する。
図1に戻り、各構成の機能を説明する。
取込部21は、送受信部13が携帯端末40から受信したフレーム信号を入力し、フレーム信号に含まれる時分割されたデータを順次取り込んで記憶するようになっている。この取込部21は、例えば数十フレーム分の信号を取り込むことができる。なお、取込部21は、本発明に係る時分割データ取込手段を構成する。
測定期間設定部22は、付加時間テーブル23から測定項目に対応した付加時間のデータを読み出し、時分割された時分割データに割り当てられた時間に付加時間を付加して測定期間を設定するようになっている。この測定期間設定部22は、本発明に係る測定期間設定手段を構成する。
付加時間テーブル23は、実験やシミュレーション等によって予め定められた付加時間のデータを通信方式ごとにテーブル化して記憶するようになっている。この付加時間テーブル23は、本発明に係る付加時間記憶手段を構成する。
測定結果記憶部24は、測定部30が測定した測定結果のデータを記憶するようになっている。
表示部14は、例えば液晶ディスプレイで構成され、測定結果記憶部24に記憶された測定結果のデータを読み出して表示するようになっている。
次に、付加時間テーブル23が記憶する付加時間のデータについて図3を用いて説明する。
図3に示した付加時間テーブル23は、WCDMAの通信方式の場合と、LTEの通信方式の場合での付加時間のデータを含む。測定項目としては、信号パワー(Power)、変調精度(EVM)、占有周波数帯域幅(OBW)、スプリアスエミッションマスク(SEM)、隣接チャネル漏洩電力比(ACLR)を例示している。
まず、WCDMAの通信方式においては、1フレームの時間は10msであり、1フレームには時分割された15個のスロットが含まれている。すなわち、1スロットの時間は0.667msである。この1スロットの時間に対して、付加時間テーブル23には、例えばEVMの測定において本実施形態では0.02msが付加時間として定められている。測定期間設定部22は、WCDMAの通信方式においてEVMを測定する際には、0.02msの付加時間を図4に示すように付加する。
すなわち、測定期間設定部22は、図4に示すように、WCDMAの通信方式のEVM測定において、各スロットの時間t0(0.667ms)の前後に、それぞれ、0.02msの付加時間t1を付加した期間(0.707ms)を測定期間T1として設定するものである。ここで、WCDMAの通信方式におけるスロットのデータは、本発明に係る時分割データの一例である。
なお、図4においては、連続するスロット4、5、6のうちスロット5について説明したが、測定期間設定部22は、あるフレームの最初のスロットについても、そのスロットに割り当てられた時間の前後に付加時間を付加して測定期間を設定する。
次に、LTEの通信方式においては、1フレームの時間は10msであり、1フレームには時分割された20個のスロットが含まれている。このLTEの通信方式では、2個のスロットを1個のサブフレームとして扱われることがあり、1サブフレームの時間は1.0msである。この1サブフレームの時間に対して、付加時間テーブル23(図3参照)には、例えばACLRの測定において本実施形態では0.05msが付加時間として定められている。測定期間設定部22は、LTEの通信方式においてACLRを測定する際には、0.05msの付加時間を図5に示すように付加する。
すなわち、測定期間設定部22は、図5に示すように、LTEの通信方式のACLR測定において、各サブフレームの時間t0(1.0ms)の前後に、それぞれ、0.05msの付加時間t1を付加した期間(1.1ms)を測定期間T2として設定するものである。なお、LTEの通信方式におけるサブフレームのデータは、本発明に係る時分割データの一例である。また、LTEの通信方式においても、図4に示したように、スロットごとの付加時間を予め求めて付加する構成としてもよい。
なお、測定期間設定部22は、複数の測定項目について測定する際には、付加時間の大きい方を採用する。例えば、LTEの通信方式において、信号パワー(付加時間0.01ms)及びEVM(付加時間0.05ms)を測定する際には、EVMの付加時間0.05msを採用して測定期間を設定する。
付加時間テーブル23は、実験やシミュレーション等により、通信方式及び測定項目ごとの付加時間を適正に定めたものである。したがって、測定期間設定部22は、通信方式及び測定項目に応じて適正な測定期間を設定することができる。
図1に戻り、測定部30の構成について説明する。
第1測定部31及び第2測定部32は、測定割当部33の割当指示に基づいて、取込部21が取り込んだデータを測定するようになっている。
測定割当部33は、第1測定部31及び第2測定部32の処理負荷を観視し、測定処理を割り当てるようになっている。
測定部30の動作を図6に示す模式図に基づき説明する。
図6の上段には、連続したフレーム50、70に含まれるスロットのデータを取込部21が時系列で連続して取り込む状況が示されている。フレーム50はスロット51〜60を含み、フレーム70はスロット71〜80を含む。
図6の中段には、測定期間設定部22が設定した測定期間が示されている。前述のように、測定期間設定部22は、各スロットの時間の前後に付加時間を付加している。
図6の下段には、第1測定部31と第2測定部32とが互いに並行して、測定割当部33に割り当てられたスロットのデータを測定している状況が示されている。例えば、第1測定部31は、スロット51の取り込みが開始されて所定時間経過後に測定を開始し、第2測定部32は、スロット52の取り込みが開始されて所定時間経過後に測定を開始している。
測定割当部33は、前述のように、第1測定部31及び第2測定部32の処理負荷を観視し、測定処理を割り当てるものであるが、図6に示した例では、第1測定部31及び第2測定部32の測定時間を同一(測定処理の負荷が同一)としているので、測定割当部33は、第1測定部31及び第2測定部32に交互に測定処理を割り当てることになる。
他方、測定割当部33は、第1測定部31及び第2測定部32の一方の測定処理が終了した場合には、測定処理が終了した方に新たな測定処理を割り当てるようになっている。
例えば、図7に示すように、スロット51〜57が測定対象の場合、測定割当部33は、スロット51〜55の測定処理を第1測定部31及び第2測定部32に交互に割り当てる。ここで、第2測定部32がスロット54の測定を終了する前に、第1測定部31がスロット55の測定を終了している。この場合、測定割当部33は、次スロットであるスロット56の測定を第1測定部31に割り当て、第2測定部32がスロット54の測定を終了したときスロット57の測定を割り当てる。
前述の構成により、測定装置10は、取込部21に各スロットのデータを取り込みさせながら、第1測定部31及び第2測定部32が互いに並行して各スロットのデータを測定することができるので、測定時間の短縮化を図ることができる。
次に、本実施形態における測定装置10の動作について、図1に示したブロック構成図を適宜参照しながら図8に示すフローチャートを用いて説明する。
設定部12は、試験者が操作部11を操作して入力した測定項目の情報を送受信部13及び測定手段20に出力して測定項目を設定する(ステップS11)。測定項目としては、例えば、1つ以上の通信方式の指定、測定対象のフレーム及びスロットの指定、信号パワー、変調精度等である。
送受信部13は、携帯端末40と通信し、携帯端末40から測定対象のフレーム信号を受信し(ステップS12)、受信したフレーム信号をダウンコンバータにより所定の中間周波数信号に変換した後にAD変換して測定手段20に出力する。
測定手段20の取込部21は、図6の上段に示したようにフレーム信号に含まれるスロットのデータを順次連続して取り込む(ステップS13)。
測定期間設定部22は、設定部12が設定した通信方式及び測定項目に応じた付加時間のデータを付加時間テーブル23から読み出し(ステップS14)、スロットに割り当てられた時間の前後に付加時間を付加して測定期間を設定し(ステップS15)、測定対象のデータ範囲を定める。
第1測定部31及び第2測定部32は、測定割当部33の割り当てに基づいて、取込部21が取り込んだスロットのデータを測定期間において互いに並行して測定し(ステップS16)、測定結果のデータを測定結果記憶部24に出力する。
表示部14は、測定結果記憶部24から測定結果のデータを読み出して表示する(ステップS17)。
次に、測定手段20の測定について、他の態様を図9に基づいて説明する。
前述の説明では、図6に示したように、連続したフレームに含まれるスロットについての測定を例に挙げたが、図9に示すように、フレーム列から任意のフレームを抜き出して測定することもできる。このフレームの抜き出しの指示は、試験者が操作部11を操作して抜き出しのフレームを定めた後、設定部12が、抜き出し対象のフレームの情報を測定手段20に出力することにより実行される。
図9には、フレームが連続したフレーム列が示され、このフレーム列からフレーム101、103、115、122及び123を抜き出して、各フレームに含まれる測定対象のスロットを取込部21が取り込む状況が示されている。
図9に示すように、フレーム101のスロット1〜4は変調精度(EVM)、フレーム101のスロット1〜10は信号パワー(Power)が測定対象となっている。また、フレーム103では、10個のスロットのうちスロット1〜6が占有周波数帯域幅(OBW)の測定対象となっている。
また、フレーム115は、ハーフフレーム分のフレーム信号が取り込まれ、そのうちのスロット1及び2がスプリアスエミッションマスク(SEM)の測定対象となっている。
また、フレーム122及び123の2フレーム分が連続して取込部21に取り込まれ、全スロット数20のうち、スロット1〜16が信号パワー(Power)の測定対象となっている。
前述のように、測定手段20は、連続したフレーム列から任意のフレームを抜き出し、抜き出したフレームに含まれる任意のスロットのデータを所定の測定項目について測定することもできる。
以上のように、本実施形態における測定装置10は、スロットやサブフレームといった時分割データに割り当てられた時間の前後に付加時間を付加することにより時分割データを測定する測定期間を設定する構成としたので、従来のものとは異なり、比較的大きな余裕を持たせることなく、適正な測定期間を設定することができ、測定時間の短縮化を図ることができる。
なお、前述の実施形態において、デュアルコアを有するCPUを用いて2つの測定部を構成する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、3つ以上のコアを有するCPUを用いて、3つ以上の測定部を備えた測定装置を構成することもできる。この測定装置は、さらなる測定時間の短縮化を図ることができる。
以上のように、本発明に係る測定装置及び測定方法は、測定時間の短縮化を図ることができるという効果を有し、携帯電話やモバイル端末等の携帯端末の出力信号を測定する測定装置及び測定方法として有用である。
10 測定装置
11 操作部
12 設定部(測定項目設定手段)
13 送受信部
14 表示部
20 測定手段
20a 第1のCPU
20b 第2のCPU
20c ROM
20d 第1のRAM
20e 第2のRAM
20f バス
21 取込部(時分割データ取込手段)
22 測定期間設定部(測定期間設定手段)
23 付加時間テーブル(付加時間記憶手段)
24 測定結果記憶部
30 測定部(時分割データ測定手段)
31 第1測定部(複数の測定部)
32 第2測定部(複数の測定部)
33 測定割当部
40 携帯端末(被試験端末)

Claims (7)

  1. 被試験端末(40)からフレーム信号を入力し、前記フレーム信号に含まれ時分割された時分割データの特性を測定する測定装置(10)であって、
    前記時分割データごとの測定項目を設定する測定項目設定手段(12)と、
    前記各時分割データを取り込む時分割データ取込手段(21)と、
    予め定められた付加時間(t1)を前記測定項目ごとに記憶する付加時間記憶手段(23)と、
    前記時分割データに割り当てられた時間(t0、t2)の前後に前記付加時間を付加することにより前記時分割データを測定するための測定期間(T1、T2)を設定する測定期間設定手段(22)と、
    前記測定期間において前記時分割データの特性を測定する時分割データ測定手段(30)と、
    を備えたことを特徴とする測定装置。
  2. 前記被試験端末は、複数の通信方式に従って通信可能なものであり、
    前記付加時間記憶手段は、前記付加時間を前記通信方式ごとに記憶するものであり、
    前記測定期間設定手段は、前記測定期間を前記通信方式ごとに設定するものであることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記時分割データ取込手段は、前記各時分割データを順次連続して取り込むものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記時分割データ測定手段は、前記時分割データ取込手段が前記各時分割データを取り込む処理と並行して、前記特性を測定する複数の測定部(31、32)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の測定装置。
  5. 前記時分割データ測定手段は、前記各測定部に対して、前記特性を測定する処理の割当を行う測定割当部(33)をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の測定装置。
  6. 被試験端末(40)からフレーム信号を入力し、前記フレーム信号に含まれ時分割された時分割データの特性を測定する測定方法であって、
    前記時分割データごとの測定項目を設定する測定項目設定ステップ(S11)と、
    前記各時分割データを取り込む時分割データ取込ステップ(S13)と、
    予め定められた付加時間(t1)を前記測定項目ごとに記憶した付加時間テーブル(23)に基づき、前記時分割データに割り当てられた時間(t0、t2)の前後に前記付加時間を付加することにより前記時分割データを測定するための測定期間(T1、T2)を設定する測定期間設定ステップ(S15)と、
    前記測定期間において前記時分割データの特性を測定する時分割データ測定ステップ(S16)と、
    を含むことを特徴とする測定方法。
  7. 前記被試験端末は、複数の通信方式に従って通信可能なものであり、
    前記付加時間テーブルは、前記付加時間を前記通信方式ごとに記憶するものであり、
    前記測定期間設定ステップにおいて、前記測定期間を前記通信方式ごとに設定することを特徴とする請求項6に記載の測定方法。
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