JP5544464B2 - 対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法 - Google Patents

対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5544464B2
JP5544464B2 JP2009058512A JP2009058512A JP5544464B2 JP 5544464 B2 JP5544464 B2 JP 5544464B2 JP 2009058512 A JP2009058512 A JP 2009058512A JP 2009058512 A JP2009058512 A JP 2009058512A JP 5544464 B2 JP5544464 B2 JP 5544464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional
posture
data
objects
dimensional shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009058512A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010210511A (ja
Inventor
俊之 近藤
信治 澤田
伸広 難波
智晴 長尾
真人 武田
ヒョンジョン チ
健司 江崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Yokohama National University NUC
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Yokohama National University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Yokohama National University NUC filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009058512A priority Critical patent/JP5544464B2/ja
Publication of JP2010210511A publication Critical patent/JP2010210511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5544464B2 publication Critical patent/JP5544464B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、位置・姿勢を認識しようとする同一形状の対象物(3次元形状の物体でワーク等)がばら積み等された状況下において、各対象物の位置と姿勢を認識する対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法に関する。
従来から、例えば、ばら積みされた同一形状の対象物の位置・姿勢を3次元位置・姿勢認識装置により認識し、認識した前記対象物をロボットにより把持し所定の位置に移動する対象物認識把持搬送システムが知られている。
この対象物認識把持搬送システムは、対象物の位置・姿勢を認識する3次元位置・姿勢認識装置と、対象物を把持して移動するマニプレータを備えるロボットとから構成される。
特許文献1には、対象物のエッジを抽出するカメラと、前記対象物の高さを抽出する超音波距離センサを用いて対象物の位置と高さを認識し、認識した対象物をロボットにより把持して所定位置まで移動するロボット装置が開示されているが、対象物の位置と高さを2種類のセンサ(カメラと超音波センサ)により認識するので装置構成が複雑である。
特許文献2、3には、2台のビデオカメラを用いて、ばら積みされた対象物の位置・姿勢を、いわゆるステレオ視方式の画像処理により認識する3次元位置・姿勢認識装置が開示されている。
特開平7−88791号公報 特許第3525896号公報 特許第4004899号公報
しかしながら、上記特許文献2、3に係るステレオ視方式の3次元位置・姿勢認識装置では、対象物の濃淡に基づき対象物の3次元位置・姿勢を認識するために、対象物が限定され、さらに、光源変化等の外光の変動によっても対象物の濃淡が変化するので、2つの画像のマッチングの際のあいまいさが残ってしまうという問題がある。しかも2台のビデオカメラの撮像特性を合致させるキャリブレーション操作も繁雑である。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、基準面上に置かれた同一形状の複数の対象物の3次元位置・姿勢を正確かつ容易に認識することを可能とする対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法を提供することを目的とする。
この発明に係る対象物の3次元位置・姿勢認識装置は、基準面上に置かれた同一形状の複数の対象物の集合から各対象物の位置・姿勢をコンピュータにより認識する対象物の3次元位置・姿勢認識装置において、以下の特徴(1)〜(5)を有する。
(1)前記対象物の集合の3次元位置・姿勢データを取得する3次元形状取得部と、前記対象物の3次元モデルの位置と姿勢を変化させる3次元モデル位置・姿勢変化部と、前記3次元形状取得部により得られた前記対象物の集合の3次元位置・姿勢データと、位置と姿勢を変化させた前記3次元モデルの位置・姿勢データとを比較して前記対象物を認識し、認識した前記対象物の集合から、前記3次元モデルの位置・姿勢に一致度の高い対象物を決定する比較部と、を備えることを特徴とする。
この特徴(1)を有する発明によれば、3次元形状取得部により得られた対象物の集合の3次元位置・姿勢データと、前記対象物の3次元モデルであって位置と姿勢を変化させた当該3次元モデルの位置・姿勢データとを比較して前記対象物を認識し、認識した前記対象物の集合中、前記3次元モデルの位置・姿勢に一致度の高い対象物を決定するようにしているので、前記対象物の集合中、前記3次元モデルの位置・姿勢に一致度の高い対象物を正確に決定することができる。
この結果、基準面上に、例えば、ばら積みされた同一形状の対象物の3次元位置・姿勢を正確かつ容易に認識することができる。
(2)特徴(1)を有する発明において、前記3次元モデル位置・姿勢変化部と前記比較部は、集団的降下法を用いて、前記対象物の集合の3次元位置・姿勢データを構成するポリゴンと、前記3次元モデルの位置・姿勢データを構成するポリゴンとを比較し、z方向の位置が一致しているポリゴンの数に基づき前記対象物を決定することで、対象物をより正確かつ短時間に決定することができる。
(3)特徴(1)を有する発明において、前記3次元モデル位置・姿勢変化部と前記比較部は、集団的降下法を用いて、前記対象物の集合の3次元位置・姿勢データを構成する輪郭と、前記3次元モデルの位置・姿勢データを構成する輪郭とを比較し、輪郭の共通領域部分の数に基づき前記対象物を決定することで、対象物を正確かつ短時間に決定することができる。
(4)特徴(2)に記載の対象物の3次元位置・姿勢認識装置により求めた前記一致度をAとし、特徴(3)に記載の対象物の3次元位置・姿勢認識装置により求めた前記一致度をBとするとき、
評価関数Fevaluation
Figure 0005544464
ここで、p,q,s,tは、任意の整数、を用いて、前記対象物の一致度を求めることで、基準面上の対象物の集合の状態に応じた最適な対象物の3次元・位置姿勢認識装置を構築することができる。
(5)特徴(2)〜(4)のいずれかの特徴を有する発明において、前記対象物の集合から前記対象物を把持するマニプレータをさらに設け、該マニプレータにより、前記一致度の大きい前記対象物を前記対象物の集合から把持して取り去ったのち、前記3次元形状取得部により前記対象物を取り去ったエリア部分のみの3次元位置・姿勢データを得、既に取得してある前記対象物の集合の全体の前記3次元位置・姿勢データに貼り付けることを特徴とする。
この特徴(5)に係る発明によれば、例えば、ばら積みされた同一形状の対象物の位置・姿勢を3次元位置・姿勢認識装置により認識し、認識した前記対象物をマニプレータにより把持し所定の位置に移動する作業を短時間で行うことができる。
上記対象物の3次元位置・姿勢認識装置の技術思想は、3次元位置・姿勢認識方法(請求項6記載の発明)に適用することができる。
この発明によれば、基準面上に置かれた同一形状の複数の対象物の3次元位置と姿勢を正確かつ容易に認識することができる。
この実施形態に係る3次元位置・姿勢認識装置を備える3次元位置・姿勢認識システムの構成図である。 3次元位置・姿勢認識システムの動作説明に供されるフローチャートである。 3次元形状取得部による対象物の集合の3次元位置・姿勢データの取得の仕方の説明図である。 取得された3次元位置・姿勢データの模式図である。 図5Aは、対象物の集合の実際の状態を表す模式図、図5Bは、センシングポリゴンデータの模式図、図5Cは、センシングエッジデータの模式図である。 3次元モデルのポリゴンと、検出した対象物の集合のポリゴンとを集団的降下法を用いて比較し一致度を計算する第1の手法に係るフローチャートである。 集団的降下法の説明図である。 図8Aは、一致度が低い例の説明図、図8Bは、一致度が高い例の説明図である。 図9Aは、一致度が相対的に低い例の説明図、図9Bは、一致度が相対的に高い例の説明図である。 3次元モデルのエッジと、検出した対象物の集合の対象物のエッジ抽出画像とを集団的降下法を用いて比較し一致度を計算する第2の手法に係るフローチャートである。 図11Aは、移動・回転したモデルのエッジ模式図、図11Bは、センシングエッジデータのエッジ模式図、図11Cは、モデルとセンシングデータとのエッジの共通領域の説明図である。 図12Aは、一致度が低い例の説明図、図12Bは、一致度が高い例の説明図である。 把持対象候補優先順位表の説明図である。
以下、この発明に係る対象物の3次元位置・姿勢認識方法が適用された対象物の3次元位置・姿勢認識装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態に係る3次元位置・姿勢認識装置12を備える3次元位置・姿勢認識システム10の構成を示している。
この3次元位置・姿勢認識システム10は、基本的には、3次元位置・姿勢認識装置12と、マニプレータ14を有するロボット(対象物把持移動用ロボット)16と、ワーク等の同一形状の対象物20をばら積みする基準面22を有する載置台24と、から構成される。
3次元位置・姿勢認識装置12は、載置台24上に積載された対象物20の集合21の3次元位置・姿勢データを取得する3次元形状取得部26と、コンピュータ28と、から構成される。
3次元形状取得部26は、公知の光切断法(スリット光Lをワークに照射し、ワーク上の曲がった帯状の光をカメラで撮影し、画像内の結像位置から、点列のx、y、z値を三角測量の原理に基づいて求める光切断法)等を用いるものであり、2次元レーザ変位センサ等を使用可能であるが、この3次元形状取得部26が、図示しない搬送手段によりy方向に搬送されることで、基準面22からの対象物20の集合21の3次元位置・姿勢データ(x,y,z,α,β,γ)を取得する。なお、スリット光Lの死角となる位置が問題となる場合には、センサヘッドをx方向に所定間隔離して2つ用いy方向に走査することでお互いの死角を補うことができることが慣用されているので、センサヘッドを2つ用いることもこの発明の範囲に含まれる。
基準面22は、平面であることが好ましいが、3次元形状取得部26により基準面22からの高さデータを取得するので、基準面22に凹凸、うねり等があってもこの発明を適用することができる。なお、対象物20が床等にばら積みされている場合、当該床が基準面にされる。
3次元形状取得部26により取得した3次元位置・姿勢データ(x,y,z,α,β,γ)中、位置データ(x,y,z)は、基準位置{例えば、基準面22の四頂点のうちの一頂点位置を(0,0,0)}からの3次元位置データであり、姿勢データ(α,β,γ)は、その位置(x,y,z)におけるx軸回りのロール角、y軸回りのピッチ角、z軸回りのヨー角であるが、オイラー角等で代替することもできる。
ロボット16は、6軸(x,y,z,α,β,γ)の自由度を有するマニプレータ14を有し、3次元位置・姿勢認識装置12により認識された対象物20を把持し所定の位置まで移動する。
ロボット16は、ロボットコントローラ54により動作が制御される。
コンピュータ28は、CPUがプログラムを実行することにより行う各種処理部と、前記プログラムを格納するメモリ等から構成される。この実施形態では、コンピュータ28は、3次元形状取得部26により取得され入力処理部41で処理(加工)された対象物20の集合の3次元位置・姿勢データ(x,y,z,α,β,γ)を格納する3次元位置・姿勢データ格納部42と、対象物20の3次元モデルデータを予め格納する3次元モデルデータ格納部44と、3次元モデルデータ格納部44から読み出した対象物20の3次元モデルの位置と姿勢を変化させる3次元モデル位置・姿勢変化部46と、次に説明する比較部48と、優先順位表格納部50と、通信インタフェース52と、を備える。
上記の比較部48は、3次元形状取得部26により取得された対象物20の集合21の3次元位置・姿勢データ(x,y,z,α,β,γ)と、位置と姿勢を変化させた前記3次元モデルの位置・姿勢データ(x,y,z,α,β,γ)とを比較して対象物20の位置と姿勢を認識し、認識した前記対象物20の集合21中、変化させた前記3次元モデルの位置・姿勢に一致度の高い対象物20を決定する。上記の優先順位表格納部50は、決定された対象物20の一致度の高い順に把持候補としての対象物20の位置・姿勢データを格納する。
ロボットコントローラ54は、コンピュータ28による対象物20の一致度算出・決定処理結果に基づきロボット16を介して対象物20がばら積みされている載置台24から決定された対象物20を1個ずつ把持し、所定の位置まで搬送(移動)させる。
次に、基本的には以上のように構成される3次元位置・姿勢認識システム10の動作について、図2のフローチャートに基づき説明する。
ステップS1において、コンピュータ28は、図示しないCAD(Computer Aided Design)システム等により作成した対象物20の3次元モデルデータ(3次元形状データ)を取得し、3次元モデルデータ格納部44に格納する。この実施形態において、対象物20の3次元モデルデータは、4辺形のポリゴンにより形状表現されたデータ{3次元モデルの基準座標に対する各ポリゴンの頂点データの集合からなるデータ}としている。
ステップS2において、コンピュータ28は、図示しない搬送手段を通じて3次元形状取得部26をy方向に移動させて、基準面22上にばら積みされた対象物20の集合21の3次元位置・姿勢データを取得し、入力処理部41による処理後に3次元位置・姿勢データ格納部42の所定範囲に格納する。なお、入力処理部41による処理は、比較部48で行うこともできる。
この場合、図3に模式的に示すように、3次元形状取得部26がy方向に等速度で搬送されることで、3次元形状取得部26のスリット光Lの走査に基づき基準面22からの対象物20の集合21(模式的に直方体で描いているが、実際には、図1に示すようにばら積みされた対象物20の集合21)の3次元位置・姿勢データ(形状データ、高さデータ)を取得することができる。
この場合、検出された(計測された)対象物20の集合21の高さszij(ここで、sは検出された対象物20、zは高さ、ijはxy座標を意味する。)は、図4に示すように、模式的に表すことができる。
図4において、座標xiは、3次元形状取得部26のx方向の解像度で決まり、座標yjは、走査回数(スキャンサイクル)と3次元形状取得部26の移動速度で決まる離散値である。
入力処理部41により3次元形状取得部26から得られたデータを処理し、基準面22の座標(xi,yj)からの高さszij、換言すれば、対象物20の集合21を、例えば、4辺形のポリゴン100に分割した各頂点の各座標(xi,yj,szij)からなる3次元位置・姿勢データを得ることができる。各ポリゴン100の姿勢(α,β,γ)は、入力処理部41において、ポリゴン100の4頂点の座標より計算することができる。このようにして3次元形状取得部26により取得した対象物20の集合21を表すポリゴン100の全体をセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)という。センシングポリゴンデータはセンシング形状データともいう。センシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)中、位置データ(xi,yj,szij)は、例えば、4辺形のポリゴン100の中心位置とする。
ここで、図1に示す対象物20の集合21の実際の状態(鳥瞰図)が、例えば図5Aの模式図のように表されると仮定する(理解の妨げとなるので、対象物20同士の重なり合いを描いていない)。
この場合、図5Aの模式図に対応する図5Bに示すようなセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)が、3次元位置・姿勢データ格納部42に格納される。基準面22のセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ、ただし、この実施形態では、szij=0,α=0,β=0,γ=0と仮定している。)は、描いていない。
ポリゴン100は、3次元形状取得部26により分割された画素単位としてもよく、入力処理部41による画像処理により画素の整数倍単位としてもよい。
3次元位置・姿勢データ格納部42には、センシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)が格納される他、センシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)を入力処理部41で作成する際に用いたポリゴン100(4辺形)を形成する各頂点データ(xi,yj,szij)も格納される。
図5Cは、3次元位置・姿勢データ格納部42に格納されている4辺形を形成するポリゴン100の各頂点データ(xi,yj,szij)またはセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)から微分処理等により抽出した各対象物20の輪郭を表すエッジ抽出データを模式的に示している。対象物20に開口が明いている場合には、1つの対象物20から2つの輪郭が得られる場合があるが、対象物20が同一形状であるので、内側の開口の輪郭は画像処理により除去することができる。
エッジは、例えば、1画素{画素が四辺形であれば、その1辺であり、画素と区別するために辺素(ワイヤフレームモデルの単位ワイヤ)ともいう。}の位置・姿勢データ(xi,yj,szij,α,β,γ)の結合で表される。3次元形状取得部26により取得した各座標を元に得られるので、対象物20の集合21のセンシングエッジデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)という。センシングエッジデータは、センシング輪郭データともいう。
このようにして、図5Bに示す対象物20の集合21のセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij)の他、図5Cに示す対象物20の集合21のセンシングエッジデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)も、3次元位置・姿勢データ格納部42に格納される。
次いで、ステップS3において、比較部48において、対象物20がばら積みされた集合21のセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij)、又はセンシングエッジデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)、あるいはセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij)及びセンシングエッジデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)と、3次元モデル位置・姿勢変化部46からの3次元モデルデータの加工データとを用いて、対象物20の集合21を構成する各対象物20の3次元位置・姿勢を計算する。このステップS3の詳細な処理については後述する。
上述したように、対象物20は、ばら積みされているので、z方向に重なっている対象物20も存在する。そこで、この実施形態では、比較部48での処理結果に基づいて位置と姿勢が計算された各対象物20を、ステップS4において、ロボット16のマニプレータ14により把持するために、z方向のより高い位置にある対象物20を、把持優先順位の高い対象物20に決定(指定)する把持候補優先順位表124(図13等)を出力し、優先順位表格納部50に格納する。
次いで、ステップS5において、把持候補優先順位表124を参照して優先順位の高い対象物20の3次元位置・姿勢データを通信インタフェース52を通じてロボットコントローラ54に送る。次に、ロボットコントローラ54からの指令によりロボット16は、マニプレータ14で優先順位の高い対象物20を把持し、所定の位置に移動する。
なお、対象物20がz方向に重なっていない場合には、上記の把持候補優先順位表124の順位は、例えば、ロボット16が最も短い時間で全ての対象物20を所定の位置に移動できる順位とする。また、対象物20がz方向に重なっている場合には、一般には、z方向の高さが対象物20の1個の最大高さ以上の高さを有する最も高い位置にある対象物20を第1優先順位とし、この第1優先順位の対象物20を把持・移動した後、再度ステップS2〜S5を繰り返す。
なお、対象物20がz方向に重なっている場合には、第1優先順位の対象物20を把持・移動した後に、ステップS2における対象物20の集合21の位置・姿勢データを再取得する際、第1優先順位の対象物20を取り去ったエリア部分のみをスリット光Lにより再走査して元の対象物20の集合21の3次元位置・姿勢データに貼り付けることにより、対象物20の集合21の位置・姿勢データの取得時間を大幅に短縮することができる。もちろん、ステップS5の把持・移動作業後に、ステップS2で取得した3次元・位置姿勢データから対象物20の重なり部分がないと判断した後は、スリット光Lによる再走査を行う必要がない。
次に、ステップS3の対象物20の3次元位置・姿勢計算手法について、2つの手法{第1の手法:3次元モデルのポリゴンデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)によるポリゴン100mと、検出した対象物20の集合21のセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)によるポリゴン100とを集団的降下法を用いて比較し一致度Aを計算する手法、第2の手法:3次元モデルのエッジデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)の辺素(1画素)と、検出した対象物20の集合21の対象物20のエッジデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)の辺素(1画素)と、を集団的降下法を用いて比較し一致度Bを計算する手法}について説明する。
まず、差分進化(Differential Evolution)DEや粒子群最適化(Particle Swarm Optimization)PSOなどのように解集団による最適化の際に降下法を利用した最適化法である既知の集団的降下法(Population−based descent method)について一般的に説明する。
1.初期化:集団に属する解をランダムに発生する。
2.評価:全ての解を評価する。
3.終了判定:終了条件を満足すれば終了する。
4.各解に対して、(a)生成:各解と集団の情報に基づき新しい解を生成し、(b)評価:新しい解を評価し、(c)更新:新しい解が古い解より良ければ、古い解を新しい解で置換する。
5.3.へ戻る。
以上の説明が、既知の集団的降下法の一般的な説明である。
次に、3次元モデルのポリゴンデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)によるポリゴン100mと、検出した対象物20の集合21のセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)によるポリゴン100とを集団的降下法を用いて比較し一致度Aを計算する第1の手法について、図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップS3aにおいて、3次元モデル位置・姿勢変化部46は、3次元モデルデータ格納部44から対象物20の3次元モデルを読み出し、3次元モデルを構成している4辺形の各ポリゴン100mの各頂点データ(基準位置からのx,y,z位置データ)を抽出する。
次いで、ステップS3bにおいて、上述した対象物20の集合21のセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)、すなわち一致度Aを評価(算出)したいデータを元に、図7に示すように、対象物20の3次元モデル120(3次元ポリゴン表現モデル)の各頂点データから計算したモデルポリゴンデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)からなる3次元モデル120を、各格子点位置(xi,yj)を基準位置座標として回転させ(+α,−α)、(+β,−β)、(+γ,−γ)、z方向に推定最大高さであるセンシング高さ閾値szthから基準面22の高さ0[mm]まで降下させる(−z)。
ステップS3cにおいて、回転・降下させた頂点データ群であるモデルポリゴンデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)から、図3の格子点座標(xi,yj)上での基準面22(0[mm])からのモデル高さデータmzijを補間により求める。
次いでステップS3dにおいて、基準面22の全ての格子点座標(xi,yj)上でパラメータνijを定義し、モデルポリゴンデータ及びセンシングポリゴンデータが共に存在する格子点座標(xi,yj)上で、かつモデルポリゴン100mの高さmzijとセンシングポリゴン100の高さszijの絶対値の差eijが、誤差の閾値Eth以内で、センシングポリゴン100の高さszijがセンシング高さ閾値szthを下回る場合に、パラメータνijをνij=1とし、それ以外の場合には、パラメータνij=0にする。
さらに、ステップS3eにおいて、モデルポリゴンデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)及びセンシングポリゴンデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)が共に存在する格子点座標(xi,yj)のペアの総数をSとするとき、一致度Aを次式([数2])で計算する。
Figure 0005544464
一致度Aの値の大きさについて図8A、図8B、図9A、図9Bを参照して、模式的に説明すると、図8Aと図8Bにおいて、3次元モデル120のモデルポリゴンデータと対象物20のセンシングポリゴンデータの一致度Aは、図8Bの状態が図8Aの状態よりも大きいことが分かる。また、図9Aと図9Bにおいて、3次元モデル120のモデルポリゴンデータと対象物20のセンシングポリゴンデータとの一致度Aは、図9Aの状態が図9Bの状態よりも大きい。
したがって、一致度Aは、3次元モデル120のモデルポリゴンデータと対象物20のセンシングポリゴンデータが一致しているほど、A=1に近い値となる。
このようにして、対象物20が存在する3次元位置・姿勢を把握することができる。ただし、対象物20がz方向で重なっている場合には、重なって上側にある対象物20は、一致度AがA≒1となって検出できるが、重なって下側にある対象物20は、平面視で重なっている部分のセンシングポリゴンデータがないので、一致度Aが平面視で重なっている部分に対応して1より小さくなる。すなわち、一致度AがA≒1となっている対象物20は、ロボット16のマニプレータ14による把持対象とされるが、一致度Aが1より明らかに小さい場合(A<1)には把持対象とされない。この結果、一致度AがA=1に近いほど、把持候補の優先順位を高くすることができる。
次に、3次元モデルのエッジデータ(xi,yj,mzij,α,β,γ)の辺素と、検出した対象物20の集合21の対象物20のセンシングエッジデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)の辺素と、を集団的降下法を用いて比較し一致度Bを計算する第2の手法について、図10のフローチャートを参照して説明する。
ステップS3uにおいて、3次元モデル位置・姿勢変化部46は、3次元モデルデータ格納部44から対象物20の3次元モデル120を読み出し、3次元モデル120からエッジを抽出する。この場合、抽出した3次元エッジモデルは、例えば、1辺素(単位辺素)が連結されたワイヤフレームモデルとなる。
この場合、図7の図面と同一の図面を描いて説明すると繁雑になるので、図7の図面において、対象物20の3次元モデル120は、3次元ポリゴンモデルではなく3次元エッジモデル(3次元ワイヤフレームモデル)であるものとする。
次いで、ステップS3vにおいて、3次元位置・姿勢データ格納部42に格納されている対象物20の集合21のセンシングエッジデータ(xi,yj,szij,α,β,γ)を読み出し、図7に示すように、対象物20の3次元エッジモデルを、基準位置座標で回転させ(+α,−α)、(+β,−β)、(+γ,−γ)、Z方向に推定最大高さであるセンシング高さ閾値szthから基準面22の高さ0[mm]まで降下させる(−z)。
ステップS3wにおいて、格子点座標(xi,yj)上、パラメータwijを定義し、回転・降下させたエッジデータ群であるモデルエッジデータmdij(xi,yj,mzij,α,β,γ)で表される辺素(1画素)と、センシングエッジデータsdij(xi,yj,szij,α,β,γ)で表される辺素(1画素)の位置・姿勢を比較し、図3の格子点座標(xi,yj)上での領域を共通する辺素(1画素)を検出することで両方の共通領域部分がある格子点座標(xi,yj)のパラメータwij=1とし、それ以外の場合には、パラメータwij=0にする。
ただし、パラメータwijをwij=1とする場合、ノイズの混入を回避するため(検出精度を上げるため)、モデルエッジデータmdij(xi,yj,mzij,α,β,γ)のエッジ強度mdij(微分値)がモデルエッジ強度の閾値mDth(シミュレーションあるいは実験的に定めることができる。)より大きいこと、センシングエッジデータsdij(xi,yj,szij,α,β,γ)のエッジ強度sdij(微分値)がセンシングエッジ強度の閾値sDthより大きいことを条件とする。
モデルエッジデータmdij(xi,yj,mzij,α,β,γ)とセンシングエッジデータsdij(xi,yj,szij,α,β,γ)の共通部分を算出する処理について、図11A〜図11Cを参照して説明すると、移動・回転した辺素(画素、輪郭要素)が連結された構成の3次元モデルのモデルエッジデータmdij(図11A)と、対象物20のセンシングエッジデータsdij(図11B)とを対比すると、パラメータwij=1となる共通領域122は、図11Cに示すように、両辺素の位置・姿勢が一致している領域となる。
そして、ステップS3xにおいて、3次元モデル120のモデルエッジデータmdijと対象物20のセンシングエッジデータsdijとが一致し、かつ共通領域122が閉ループを形成しているパラメータwijの数を、一致度Bでとして次式([数3])で表す。なお、対象物20のセンシングエッジデータは、閉ループのワイヤフレームを構成する。
Figure 0005544464
この場合、一致度Bの値は、一般には、対象物20の平面視の輪郭が大きいほど(輪郭の長さが長いほど)大きい値になる。
なお、図12A(図11C)に示すように、共通領域122が閉ループを形成していない場合には、対象物20の存在位置・姿勢を検出することができないので、パラメータwijの総和である一致度Bを算出せず、図12Bに示すように、共通領域122が所定の誤差範囲で閉ループを形成している場合にパラメータwijの総和である一致度Bを算出する。
このようにして、対象物20の存在位置・姿勢を把握できる。ただし、対象物20がz方向で(平面視で)重なっている場合、重なって上側にある対象物20は、共通領域122を連結した画像は閉ループとなり対象物20の輪郭となって把持対象となる。しかし、重なって下側にある対象物20は、平面視で重なっている部分のセンシングエッジデータsdijがないので、共通領域122を連結した画像は開ループとならず対象物20の輪郭にならないので、把持対象とされない。
上述したステップS3b、S3cの計算処理、及びステップS3v、S3wの計算は処理負荷が大きいのでGPU(Graphics Processing Unit)を用いた並列高速計算処理で行うことが好ましい。
上述した第1及び第2の2つの手法により算出した一致度A、又は一致度Bを対象物20の集合21からロボット16のマニプレータ14によって把持しようとする対象物20の把持候補の優先順位を付けるための評価関数Fevaluationとする。
さらに好ましくは、求めた一致度A、Bを組み合わせて、対象物20の集合21から対象物20の把持候補の優先順位を付けるための次式([数4])に示す評価関数Fevaluationとしてもよい。
Figure 0005544464
ここで、gは重み係数である。値は、実験的あるいはシミュレーションにより求めることができる。
なお、評価関数Fevaluationは、上式を含むより一般的な次式([数5])で記述することができる。
Figure 0005544464
ここで、p,q,s,tは、任意の整数であるが、g0,1=1、g1,1=g、p=0、q=1、s=−1、t=1の場合、上式([数4])になる。
評価関数Fevaluationの値を大きな順に並べると、図13に示すような、対象物20の把持対象の候補に優先順位を付けた表(把持対象候補優先順位表124)を得ることができる。
以上説明したように、上述した実施形態に係る対象物の3次元位置・姿勢認識装置12は、基準面22上に置かれた同一形状の複数の対象物20の集合21から各対象物20の位置・姿勢をコンピュータ28により認識する対象物20の3次元位置・姿勢認識装置12であり、対象物20の集合の3次元位置・姿勢データを取得する3次元形状取得部26と、対象物20の3次元モデルの位置と姿勢を変化させる3次元モデル位置・姿勢変化部46と、3次元形状取得部26により得られた対象物20の集合21の3次元位置・姿勢データに対応するセンシングポリゴンデータ、あるいはセンシングエッジデータ(又はセンシングポリゴンデータ及びセンシングエッジデータ)と、位置と姿勢を変化させた3次元モデルの位置・姿勢データであるモデルポリゴンデータ、あるいはモデルエッジデータ(、又はモデルポリゴンデータ及びモデルエッジデータ)とを比較し、対象物20の集合21から、ポリゴン{この実施形態では4辺形(4角形)であるが3辺形(3角形)でもよい。}からなる3次元モデル又はエッジからなる3次元モデルの位置・姿勢に一致度の高い対象物20を決定する比較部48と、を備える。
このように処理することで、3次元モデルの位置・姿勢に一致度の高い各対象物20を正確に決定することができる。
この結果、基準面22上に、例えば、ばら積みされた同一形状の対象物20の3次元位置・姿勢を正確・容易かつ短時間に認識することができる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…3次元位置・姿勢認識システム 12…3次元位置・姿勢認識装置
14…マニプレータ 16…ロボット
20…対象物 21…集合
22…基準面 24…載置台
26…3次元形状取得部 28…コンピュータ
30…センサ搬送ロボット 42…3次元位置・姿勢データ格納部
44…3次元モデルデータ格納部 46…3次元モデル位置・姿勢変化部
48…比較部 50…優先順位表格納部
52…通信インタフェース 54…ロボットコントローラ
100…ポリゴン(センシングポリゴン) 100m…ポリゴン(モデルポリゴン)
120…3次元モデル 122…共通領域

Claims (3)

  1. 基準面上に置かれた同一形状の複数の対象物の集合から各対象物の位置・姿勢をコンピュータにより認識する対象物の3次元位置・姿勢認識装置において、
    撮像方向から前記基準面を撮像することで、前記対象物の集合の3次元形状データを取得する3次元形状取得部と、
    前記対象物の形状に対応する3次元モデルの位置・姿勢を変化させた状態を示す位置・姿勢データを取得する3次元モデル位置・姿勢変化部と、
    前記3次元モデル位置・姿勢変化部により取得された前記位置・姿勢データと、前記3次元形状取得部により取得された前記3次元形状データとを、前記3次元モデルとの位置・姿勢の一致度を定量化した評価関数に基づいて比較し、前記対象物の集合の中から前記対象物を1つずつ認識する比較部と、を備え、
    前記3次元形状データ及び前記位置・姿勢データをそれぞれ3次元ポリゴンで表現する場合に前記撮像方向位置が一致するポリゴンの数の割合をAとし、
    前記3次元形状データの輪郭を構成する辺素及び前記位置・姿勢データの輪郭を構成する辺素の間にて位置・姿勢が一致する部分領域の数の総和をBとするとき、
    前記評価関数は、指数が整数であるAの累乗と、指数が整数であるBの累乗との積の一次結合で表される
    ことを特徴とする対象物の3次元位置・姿勢認識装置。
  2. 請求項1記載の対象物の3次元位置・姿勢認識装置において、
    前記対象物の集合から把持するマニプレータをさらに設け、該マニプレータにより、前記一致度の大きい前記対象物を前記対象物の集合から把持して取り去ったのち、前記3次元形状取得部により前記対象物を取り去ったエリア部分のみの3次元形状データを得、既に取得してある前記対象物の集合の全体の前記3次元形状データに貼り付ける
    ことを特徴とする対象物の3次元位置・姿勢認識装置。
  3. 基準面上に置かれた同一形状の複数の対象物の集合から各対象物の位置・姿勢をコンピュータにより認識する対象物の3次元位置・姿勢認識方法において、
    撮像方向から前記基準面を撮像することで、前記対象物の集合の3次元形状データを取得するステップと、
    前記対象物の形状に対応する3次元モデルの位置・姿勢を変化させた状態を示す位置・姿勢データを取得するステップと、
    それぞれ取得された前記位置・姿勢データと前記3次元形状データとを、前記3次元モデルとの位置・姿勢の一致度を定量化した評価関数に基づいて比較し、前記対象物の集合の中から前記対象物を1つずつ認識するステップと、を備え、
    前記3次元形状データ及び前記位置・姿勢データをそれぞれ3次元ポリゴンで表現する場合に前記撮像方向位置が一致するポリゴンの数の割合をAとし、
    前記3次元形状データの輪郭を構成する辺素及び前記位置・姿勢データの輪郭を構成する辺素の間にて位置・姿勢が一致する部分領域の数の総和をBとするとき、
    前記評価関数は、指数が整数であるAの累乗と、指数が整数であるBの累乗との積の一次結合で表される
    ことを特徴とする対象物の3次元位置・姿勢認識方法。
JP2009058512A 2009-03-11 2009-03-11 対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法 Expired - Fee Related JP5544464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009058512A JP5544464B2 (ja) 2009-03-11 2009-03-11 対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009058512A JP5544464B2 (ja) 2009-03-11 2009-03-11 対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010210511A JP2010210511A (ja) 2010-09-24
JP5544464B2 true JP5544464B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=42970834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009058512A Expired - Fee Related JP5544464B2 (ja) 2009-03-11 2009-03-11 対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5544464B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011103794B4 (de) * 2010-11-17 2019-01-24 Mitsubishi Electric Corporation Aufnehmervorrichtung für Werkstücke
JP5627530B2 (ja) * 2011-04-07 2014-11-19 富士機械製造株式会社 部品方向判定装置及び部品方向判定方法
JP5866183B2 (ja) * 2011-11-17 2016-02-17 株式会社アマダホールディングス 整列されずに積載された長方形の被加工材の折曲げ加工機への供給方法
JP6360747B2 (ja) * 2014-08-22 2018-07-18 西部電機株式会社 不定形体位置推定方法、不定形体位置推定装置及びプログラム
JP6117901B1 (ja) * 2015-11-30 2017-04-19 ファナック株式会社 複数の物品の位置姿勢計測装置及び該位置姿勢計測装置を含むロボットシステム
CN111976135B (zh) * 2020-07-13 2022-03-11 深圳市创必得科技有限公司 3d模型的摆放方法、装置、存储介质及3d打印机
JP7324923B1 (ja) * 2022-11-14 2023-08-10 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 物体認識装置および物体認識方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07318324A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 三次元形状計測方法
JPH09277184A (ja) * 1996-04-15 1997-10-28 Ricoh Co Ltd 画像処理方法
JP2000241141A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Hitachi Ltd 3次元形状識別手段およびリサイクル処理装置
JP3377465B2 (ja) * 1999-04-08 2003-02-17 ファナック株式会社 画像処理装置
JP2003315015A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Olympus Optical Co Ltd 測定顕微鏡
JP3842233B2 (ja) * 2003-03-25 2006-11-08 ファナック株式会社 画像処理装置及びロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010210511A (ja) 2010-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5295828B2 (ja) 対象物の把持システム及び同システムにおける干渉検出方法
JP5544464B2 (ja) 対象物の3次元位置・姿勢認識装置及びその方法
US9630320B1 (en) Detection and reconstruction of an environment to facilitate robotic interaction with the environment
JP5429614B2 (ja) 箱状ワーク認識装置および方法
JP6415026B2 (ja) 干渉判定装置、干渉判定方法、コンピュータプログラム
JP5977544B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法
JP5469216B2 (ja) バラ積みされた物品をロボットで取出す装置
JP7433609B2 (ja) 物体識別のための方法および計算システム
JP5567908B2 (ja) 3次元計測装置、その計測方法及びプログラム
JP5458885B2 (ja) 物体検出方法と物体検出装置およびロボットシステム
JP6529302B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP5743499B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法、およびプログラム
JP6879238B2 (ja) ワークピッキング装置及びワークピッキング方法
US11794343B2 (en) System and method for height-map-based grasp execution
JP5088278B2 (ja) 物体検出方法と物体検出装置およびロボットシステム
US11654571B2 (en) Three-dimensional data generation device and robot control system
JP5480667B2 (ja) 位置姿勢計測装置、位置姿勢計測方法、プログラム
JP6632208B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP6810173B2 (ja) 物体把持システム
JP6758903B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、システム、および物品製造方法
JP6237122B2 (ja) ロボット、画像処理方法及びロボットシステム
JP7264247B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2021115693A (ja) ロボットシステムの制御装置、ロボットシステムの制御方法、コンピュータ制御プログラム、及びロボットシステム
JP2020075340A (ja) 作動システム、制御装置、およびプログラム
JP7031540B2 (ja) 対象物認識装置、マニピュレータ、および移動ロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5544464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees