JP5543955B2 - ロック式タレット - Google Patents

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    • F41G1/00Sighting devices
    • F41G1/38Telescopic sights specially adapted for smallarms or ordnance; Supports or mountings therefor

Description

本開示は光学照準器に関し、より詳細には、ロック式調整タレットを有する銃器用の光
学照準器に関する。
[関連出願の相互参照]
本願は2010年12月30日に出願された米国特許仮出願第61/428,518号の利益を主張する。上記出願の開示はその全体が参照により本明細書に援用される。
本項は本開示に関する背景情報を提示するものであり、必ずしも従来技術であるとは限らない。
光学照準器は一般的にライフル銃及び/又は拳銃等の銃器とともに使用され、ユーザーが標的をよりはっきりと見ること及び標的をめがけて銃器を向けることを可能にする。従来の光学照準器は、像を拡大する一連のレンズ及び/又は他の光学部品を備え、拡大された標的をユーザーが銃器の銃身に対して位置合わせすることを可能にするレチクルを提供する。光学照準器は、1つ又は複数の調整機構を備えることができ、この調整機構により銃器の銃身に対してレチクルの位置を調整して銃器に対して光学照準器を適正に「ゼロ」にし、かつ/又は例えば風等の環境条件を補償することが可能である。
米国特許第6,643,970号公報
本項は開示の概要を提示しており、開示の完全な範囲又はその特徴の全ての包括的な開示ではない。
本開示は光学照準器用の調整タレットを提供する
調整タレットは、本体と、調整シャフト、キャップと、ロックピンとを備えることができる。本体は、及び該本体を貫通する軸穴を有することができる。調整シャフトは、軸穴との相対回転のために軸穴に螺合することができる。キャップは、本体に対して調整シャフトとの回転のために調整シャフトに接続されるとともに調整シャフトを少なくとも部分的に受け入れることができる。キャップは第1の位置と第2の位置との間で本体及び調整シャフトに対して軸方向に移動可能とすることができる。ロックピンは、キャップが第1の位置と第2の位置との間で移動するときにキャップとともに軸方向に移動可能とすることができる。ロックピンは、キャップが第1の位置にあると内に受け入れられてキャップと本体との相対回転を阻止することができ、キャップが第2の位置にあるとから外れてキャップと本体との相対回転を可能にすることができる。
本開示はまた、本体と、調整シャフトと、キャップと、止めリングとを備えることができる調整タレットも提供する。本体は、第1の止めタブ及び該本体を貫通する軸穴を有することができる。調整シャフトは、軸穴との相対回転のために軸穴に螺合することができる。キャップは、本体に対する調整シャフトとの回転のために調整シャフトに接続することができる。止めリングは、第1の止めタブに選択的に干渉して第1の方向への調整シャフトの回転を制限する第2の止めタブを有することができる。
更なる適用分野は本明細書に提示される記載から明らかとなるであろう。本概要における記載及び特定の例は、例示目的のためだけに意図されており、本開示の範囲を限定する
ことを意図しない。
本明細書に記載されている図面は、選択された実施形態の例示のみを目的としており、可能な実施態様の全てではなく、本開示の範囲を限定することを意図しない。
本開示の原理に従った光学照準器の斜視図である。 図1の光学照準器の線2−2に沿った断面図である。 図1の光学照準器の線3−3に沿った断面図である 本開示の原理に従った光学照準器の調整系の断面図である。 ハウジングの一部が取り除かれている、図1の光学照準器の側面図である。 図1の光学照準器のレチクルパターンの概略図である。 本開示の原理に従った図4の調整系の調整タレットの分解斜視図である。 ロック状態での図7の調整タレットの断面図である。 ロック解除状態での図7の調整タレットの断面図である。 図7の調整タレットの回り止め機構の部分断面図である。 本開示の原理に従った、ロック機構及び図10の回り止め機構を備える、図7の調整タレットの本体部分の斜視図である。 調整スクリューを備える図11の本体部分の斜視図である。 本開示の原理に従った別の光学照準器の斜視図である。 図13の光学照準器の線14−14に沿った断面図である。 図13の光学照準器の線15−15に沿った断面図である。 本開示の原理に従った別の調整系の断面図である。
図面の幾つかの図の全体を通して、対応する参照符号は対応する部分を示す。
ここで、例示的な実施形態を、添付図面を参照しながらより十分に説明する。
例示的な実施形態は、本開示が完全なものとなるように、かつその範囲を当業者に十分に伝えるように提示される。特定の構成部材、装置及び方法の例のような多くの特定の詳細は、本開示の実施形態の完全な理解を与えるために記載される。特定の詳細を用いる必要はないこと、例示的な実施形態を多くの異なる形態で具現することができること、及び本開示の範囲を限定するものと解釈すべきではないことが、当業者には明らかであろう。幾つかの例示的な実施形態では、既知のプロセス、既知の装置構造、及び既知の技術は詳細には説明しない。
本明細書において用いられている術語は、特定の例示的な実施形態を説明することのみを目的としており、限定することを意図しない。本明細書において用いられる場合、単数形である“a”、“an”及び“the”は、文脈がそうではないことをはっきりと示していない限り複数形も含むことを意図することができる。「備える(”comprises”,“comprising”)」、「含む(“including”)」及び「有する(“having”)」は包括的であり、したがって、述べられている特徴、整数、ステップ、動作、要素及び/又は構成部材の存在を明示しており、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成部材及び/又はその群の存在又は追加を排除するものではない。本明細書に記載の方法ステップ、プロセス及び動作は、実施順序として具体的に明記されていない限り、説明又は例示されている特定の順序でのそれらの実施を必ずしも必要とするものと解釈すべきではない。付加的又は代替的なステップを用いることができることも理解すべきである。
或る要素又は層が別の要素又は層「の上にある(on:に接している)」、「に係合」、「に接続」又は「に連結」されるものと言及されている場合、或る要素又は層は他の要素又は層の直接上にあるか、直接係合、直接接続若しくは直接連結されることができるか、又は間に介在する要素若しくは層が存在する場合がある。逆に、或る要素が別の要素又は層「の直接上に」、「に直接係合」、「に直接接続」又は「に直接連結」されるものと言及されている場合、間に介在する要素又は層が存在する場合はない。要素間の関係を説明するのに用いられている他の語も同様に(例えば、「間に」対「直接間に」、「隣接した」対「直接隣接した」等)解釈すべきである。本明細書において用いられる場合、用語「及び/又は」は関連の列挙されたもののうちの1つ又は複数のいずれか及び全ての組み合わせを含む。
種々の要素、構成部材、領域、層及び/又はセクションを説明するのに第1の、第2の、第3の等の用語を本明細書において用いることができるが、これらの要素、構成部材、領域、層及び/又はセクションはこれらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、或る要素、構成部材、領域、層又はセクションを別の領域、層又はセクションと区別するためだけに用いることができる。本明細書において用いられる場合の「第1の」、「第2の」及び他の数詞的な用語等の用語は、文脈によってはっきりと示されていない限り、或るシーケンスすなわち順序を示唆するものではない。したがって、以下に説明する第1の要素、構成部材、領域、層又はセクションは、例示的な実施形態の教示から逸脱することなく第2の要素、構成部材、領域、層又はセクションと呼ぶことができるであろう。
「内側」、「外側」、「下」、「下方」、「下側」、「上方」、「上側」等のような、空間的に相対的な用語は、図面に示されているように、或る要素又は特徴部の、別の要素(複数の場合もあり)又は特徴部(複数の場合もあり)に対する関係を説明するために、記載しやすくするために本明細書において用いることができる。空間的に相対的な用語は、図に示される向きに加え、使用時又は動作時の装置の異なる向きを含むことを意図することができる。例えば、図面の装置を逆さにした場合、他の要素又は特徴部の「下方」又は「下」として記載されている要素は、他の要素又は特徴部の「上方」の向きになる。したがって、「下方」という例示的な用語は上方及び下方の向きの双方を含むことができる。装置は別様の向きにある(90度又は他の向きで回転されている)こともでき、本明細書において用いる空間的に相対的な記述はそれに従って解釈することができる。
図1〜図12を参照すると、光学照準器10が提示されており、該光学照準器10は、ハウジング12と、光学列(optics train)14と、調整系16とを備えることができる。ハウジング12は銃器20に取り外し可能に取り付けられ、光学列14及び調整系16を支持する。光学列14はハウジング12と協働して標的の拡大像を与え、一方、調整系16はハウジング12に対して光学列14の少なくとも一部を位置決めして銃器20に対してレチクルパターン22(図6)を適正に位置合わせする。発光ダイオード(LED)(図示せず)又は他の照明系が光学列14と協働してレチクルパターン22を照明し、ユーザーが光学照準器10及び銃器20に対して標的を位置合わせする際に補助することができる。
ハウジング12は、銃器20に取り外し可能に固定することができ、アイピース26に取り付けられる主本体(main body)24を含むことができる。主本体24は、長手方向軸32、第1の端34、第2の端36及びテーパー部分38を有する、内部30を含む概ね筒状の部材とすることができる。主本体24の第1の端34は、ねじ切り内側面39、及びアイピース26と係合するねじ切り外側面40を含むことができる。部分的に球状の第1の座面42をねじ切り内側面39に隣接して配置することができる。筒状のキャップ43がねじ切り内側面39に螺合することができ、該筒状のキャップ43は、
主本体24内に組み付けられると第1の座面42に直接隣接する部分的に球状の第2の座面44を含むことができる。第1の座面42及び第2の座面44は協働して部分的に球状のソケットを形成する。ズーム調整リング45が、アイピース26に隣接する主本体24の外径面と回転可能に係合することができる。主本体24の第2の端36は、第1の端34から主本体24の概ね反対側に配置され、概ね円形の断面を有する。テーパー部分38は第1の端34と第2の端36との間に配置される。
主本体24は調整系16を支持し、該調整系16の幾つかの部分を内部に受け入れる第1の穴46(図2及び図4)並びに第2の穴47(図3及び図4)を含むことができる。第1の穴46及び第2の穴47は、第1のねじ部分48及び第2のねじ部分49をそれぞれ含むことができるとともに、第1の実質的に円筒形の部分50及び第2の実質的に円筒形の部分51をそれぞれ含むことができる。第1の穴46及び第2の穴47は、長手方向軸32を中心に互いから回転方向に90度離間することができる。
図2〜図4を特に参照すると、光学列14は、接眼アセンブリ60、ズームアセンブリ62、レチクルアセンブリ64、視差アセンブリ66及び対物アセンブリ68を備えることができる。接眼アセンブリ60は、アイピース26内に収容される接眼レンズアセンブリ70を含むことができる。ズームアセンブリ62は、ズームレンズアセンブリ72と該ズームレンズアセンブリ72を支持するズームレンズハウジング74とを含むことができる。ユーザーは、ズーム調整リング45を回転させてハウジング12に対してズームレンズアセンブリ72の構成又は位置を調整することができる。ズームレンズハウジング74は、長手方向軸32に概ね沿って延びる細長い概ね筒状の部材とすることができる。ズームレンズハウジング74は、主本体24の第1の端34に近接して配置される第1の端76と、該第1の端76と主本体24のテーパー部分38との間に配置される第2の端78とを含むことができる。第1の端76は、第1の座面42及び第2の座面44によって形成された部分的に球状のソケットと回転可能に係合する部分的に球状の外側面80を含むことができる。このようにして、ズームレンズハウジング74は、主本体24に対して第1の軸82(図2)及び第2の軸84(図3)を中心に回転可能に可動とすることができる。第1の軸82及び第2の軸84は互いに対してかつ長手方向軸32に対して垂直である。
レチクルアセンブリ64は、1つ又は複数のレチクルレンズ86と、該1つ又は複数のレチクルレンズ86を支持するレチクルレンズハウジング88とを含むことができる。レチクルレンズ86は、例えばエッチングプロセス、黒色クロムマスクプロセス、及び/又は回折格子形成プロセスによってその上に形成されるレチクルパターン22(図6)を有することができる。レチクルレンズハウジング88は、ズームレンズハウジング74の第2の端78の内側面に係合することができる。したがって、主本体24に対する第1の軸82及び/又は第2の軸84を中心としたズームレンズハウジング74の回転移動により、主本体24に対する第1の軸82及び/又は第2の軸84を中心としたレチクルレンズハウジング88及びレチクルパターン22の対応する回転移動が生じる。
視差アセンブリ66は、レチクルアセンブリ64と主本体24の第2の端36との間に配置されることができ、視差ハウジング92によって支持される視差レンズアセンブリ90を含むことができる。主本体24から突出している視差調整ノブ94により、視差レンズアセンブリ90がハウジング12に対して回転したときにその構成又は位置を調整することができる。最後に、対物アセンブリ68は、主本体24の第2の端36に近接して配置されることができ、対物レンズアセンブリ69を含むことができる。
光学列14の上記説明は、光学部品の例示的な構成を示すために提示されていることを理解すべきである。本開示の原理は、上記の特定の構成部材及び/又は構成部材配置を含
む光学列を有する光学照準器に用途を限定されない。光学照準器10は、所与の用途に合わせるように光学部品の任意の他の構成又は配置を含むことができ、該光学照準器10に事実上任意の拡大を与えることができる。
ここで、図1〜図5を参照すると、調整系16は、第1のアジャスターアセンブリ若しくはタレット102又は第2のアジャスターアセンブリ若しくはタレット103、及び付勢部材104(図3)を含むことができる。第1のアジャスターアセンブリ102は主本体24の第1の穴46に螺合することができる。第2のアジャスターアセンブリ103は主本体24の第2の穴47に螺合することができる。付勢部材104は、例えば板ばね、又は任意の他のばね若しくは弾性の柔軟な部材とすることができ、主本体24内に配置することができる。図4に示すように、付勢部材104は、長手方向軸32を中心に第1のアジャスターアセンブリ102及び第2のアジャスターアセンブリ103の双方から回転方向におよそ135度離間して、第1のアジャスターアセンブリ102及び第2のアジャスターアセンブリ103の双方に実質的に等しく付勢するように対向することができる。図5に示すように、付勢部材104は第1の端95及び第2の端96を含むことができる。例えば、締結具98が第1の端95を視差ハウジング92又は主本体24に固定することができる。第2の端96はズームレンズハウジング74の外側面に付勢接触し、ズームレンズハウジング74を第1のアジャスターアセンブリ102及び第2のアジャスターアセンブリ103の方へ付勢することができる。
第1のアジャスターアセンブリ102が付勢部材104と協働して、ハウジング12に対して第2の軸84を中心にズームレンズハウジング74を回転させることができる。同様に、第2のアジャスターアセンブリ103が付勢部材104と協働して、ハウジング12に対して第1の軸82を中心にズームレンズハウジング74を回転させることができる。ハウジング12に対するズームレンズハウジング74の動きにより、同様にレチクルレンズハウジング88及びレチクルレンズ86を動かして、ハウジング12に対するレチクルパターン22の位置を調整する。このようにして、第1のアジャスターアセンブリ102の動きにより、ハウジング12に対するレチクルパターン22の対応する動きを生じさせて、エレベーションを補償するように銃器20に対してレチクルパターン22を位置合わせする。同様に、第2のアジャスターアセンブリ103の動きにより、ハウジング12に対するレチクルパターン22の対応する動きを生じさせて、ウィンデージを補償するように銃器20に対するレチクルパターン22を位置合わせする。
ここで、図4及び図7〜図12を参照すると、第1のアジャスターアセンブリ102は、本体110、調整スクリュー112、さや114、キャップ116、回り止め機構118、ロック機構120及びベースライン回帰機構122を含むことができる。本体110は概ね円筒形の部材とすることができ、ハウジング12に対して第1の穴46内に少なくとも部分的に固定することができる。本体110は、第1の部分124、第2の部分126、第3の部分128、並びに、該第1の部分124、該第2の部分126及び該第3の部分128を貫通する軸穴130を有することができる。第1の部分124は、凸状部分(raised portion:隆起部分)132及び凹状部分(recessed portion:窪み部分)134を含むことができる。凸状部分132は、軸穴130と第1の部分124の外径面138との間に径方向に延びるアクセススロット又は孔136を含むことができる。凹状部分134は、複数のねじ孔140と、外径面138及び軸穴130間に配置される142とを含むことができる。142は概ね矩形とすることができ、径方向内方に延びるばね座146を有する第1の表面144と該第1の表面144に対向する第2の表面148とを含むことができる。第2の表面148は、外径面138を貫通するスロット150を含むことができる。
第2の部分126は、第1の外側面152及び第2の外側面154を含むことができる
。第1の外側面152は第1の部分124に隣接することができ、例えばOリングのようなシール部材158を受け入れる環状溝156を含むことができる。第2の外側面154は第1の外側面152よりも小さな直径を有することができ、インジケーターリング160と係合することができる。インジケーターリング160は、複数のライン、矢印又は他の指標162、及び1つ又は複数の数字164、又は指標162に対応する他の記号を有することができる。指標162及び/又は数字164はともに、標的までの範囲又は距離及びさや114に対する本体110の位置を示すことができる。指標162及び/又は数字164は、塗装、エッチング、スクライビングするか、又は他の方法でインジケーターリング160に形成することができる。
第3の部分128は、第1の外側面152及び第2の外側面154によって画定された第2の部分126よりも小さな外径を有することができ、環状溝166及びねじ部分168を含むことができる。図4に示すように、ねじ部分168はハウジング12の主本体24の第1の穴46のねじ部分48と係合することができる。Oリングのようなシール部材170を環状溝166内に受け入れることができ、該シール部材170は第1の穴46の一部とシール係合して、水分及び/又はデブリがハウジング12の内部30に入るのを阻止するとともに光学列14に損傷を与えるのを阻止することができる。凸状リング171が第3の部分128の一端から(図7及び図8に示す図に対して)下方に突出することができ、第1の穴46の実質的に円筒形の部分50と係合することができる。
軸穴130は、凹状部分172、ねじ部分174、並びに、該凹状部分172及びねじ部分174間に配置される中央部分176を含むことができる。凹状部分172は、第1の部分124を少なくとも部分的に延びて形成されることができ、ねじ部分174及び中央部分176よりも大きな直径を有することができる。凹状部分172は、中央部分176に隣接して配置される環状レッジ178を含むことができる。環状レッジ178は、軸穴130を画定する軸に対して実質的に平行に該環状レッジ178から突出しているタブ180を有することができる。
調整スクリュー112は、軸穴130を貫通する細長いシャフトとすることができ、上側部分184及び下側部分186を含むことができる。上側部分184は、第1の環状溝188及び第2の環状溝190と、軸方向に延びるねじ穴193を有する凹状端部分191とを含むことができる。第1のシール部材192及び第2のシール部材194を、第1の環状溝188及び第2の環状溝190内にそれぞれ受け入れることができる。第1のシール部材192は、第1の環状溝188及びさや114とシール係合して、水分及びデブリが第1のアジャスターアセンブリ102に入ることを阻止する。第2のシール部材194は、第2の環状溝190及び軸穴130とシール係合して、水分及びデブリが軸穴130のねじ部分174と接触すること又はハウジング12の内部30に入ることを阻止する。
下側部分186は、ねじ部分196及び軸方向突出部198を含むことができる。ねじ部分196は、軸穴130のねじ部分174と係合して、調整スクリュー112が本体110に対して回転することを可能にすることができる。軸方向突出部198は、スナップ嵌めによりクリップ202と係合する環状溝200を含むことができる。付勢部材104から離れて所定距離を超えた(図8及び図9に示す図面に対して)上方への調整スクリュー112の移動により、クリップ202を本体110の底面204に当接させる。このようにして、クリップ202は、第1のアジャスターアセンブリ102をハウジング12内に設置している間に調整スクリュー112が第1のアジャスターアセンブリ102から外れることを阻止する。軸方向突出部198の遠位端205は、ズームレンズハウジング74の第2の端78の外側面に当接することができる(図4)。
さや114は、外径面210、内径面212及び端部分214を有する概ねカップ形状の部材とすることができる。外径面210は、第1のシール部材220及び第2のシール部材222をそれぞれ受け入れる第1の環状溝216及び第2の環状溝218を含むことができる。内径面212は、第1の部分224、第2の部分226及び第3の部分228を含むことができる。第1の部分224は、端部分214に隣接して配置されることができ、第2の部分226及び第3の部分228の直径よりも小さな直径を有することができる。第2の部分226は、第1の部分224に隣接しているものとすることができ、第1の部分224と協働して環状凹所230を画定することができる。第3の部分228は、本体110の第2の部分126との相対回転のために該第2の部分126と係合することができ、シール部材158とシール係合して水分及びデブリが第1のアジャスターアセンブリ102に入ることを阻止することができる。
端部分214は、複数の孔232及び中央ハブ234を有することができる。複数の一体形成されたブシュ235を有するリング233が端部分214と係合することができる。複数のブシュ235のそれぞれは、孔232のうちの対応する孔と位置合わせすることができ、その孔内に摺動可能に受け入れられることができる。
中央ハブ234は、該中央ハブ234を貫通する軸穴236を含むことができ、環状リム238を有する。軸穴236は、調整スクリュー112の凹状端部分191が環状リム238に当接するように、調整スクリュー112の上側部分184を少なくとも部分的に受け入れることができる。第1のシール部材192が軸穴236と接触して、該軸穴236と調整スクリュー112との間にシール関係をもたらす。
締結具240がさや114に対して調整スクリュー112を回転方向に固定することができる。締結具240のねじシャフト242がねじ穴193と係合し、締結具240が調整スクリュー112に螺締される(threadably tightened)と締結具240のヘッド部分244が環状リム238にクランプ力を与えることができる。付加的に又は代替的に、凹状端部分191の外径は、軸穴236に形成されているスプラインと係合するスプラインを含むことができる。このようにして、凹状端部分191のスプラインと軸穴236のスプラインとの係合が、調整スクリュー112とさや114との相対回転を阻止することができる。
中央ハブ234の外側部分246が、軸方向に延びる環状凹所248及び環状溝250を含むことができる。環状凹所248内にキャップ116を少なくとも部分的に受け入れることができ、環状溝250内にシール部材252を受け入れることができる。
キャップ116は、外側面254、内側面256及び端部分258を有する概ねカップ形状の部材とすることができる。外側面254は、該外側面254の把持を容易にするように複数のリッジ259及び/又は他の特徴部を有することができる。内側面256及び端部分258が協働して260を画定することができる。さや114は、該さや114の外径面210がキャップ116の内側面256と摺動可能に係合してキャップ116とさや114との間の相対的な軸方向移動を可能にするように、260内に少なくとも部分的に受け入れられることができる。第1のシール部材220及び第2のシール部材222は、内側面256とシール係合して、水分及びデブリがキャップ116とさや114との間の第1のアジャスターアセンブリ102に入ることを阻止することができる。
キャップ116の端部分258は、軸方向に延びる穴266及び複数のねじ孔264を有する環状ハブ262を有することができる。環状ハブ262はさや114の環状凹所248内に摺動可能に受け入れられることができる。さや114の中央ハブ234は軸方向に延びる穴266内に摺動可能に受け入れられることができる。
ねじ孔264のそれぞれは、さや114内の孔232のうちの対応する孔と位置合わせすることができる。複数のねじ締結具268のそれぞれが、ブシュ235のうちの対応するブシュ及びねじ孔264のうちの対応するねじ孔と係合することができる。ブシュ235の遠位端269が端部分258の内側面に当接することができる。ブシュ235がさや114内の孔232と摺動可能に係合するとともにねじ締結具268がさらにブシュ235及びねじ孔264と係合するため、キャップ116はさや114及び調整スクリュー112に対して回転方向に固定される。したがって、キャップ116は、第1の位置(図8)と第2の位置(図9)との間でさや114及び調整スクリュー112に対して軸方向に移動可能である。
回り止め機構118が、回り止めリング270、回り止めプランジャー272、1つ又は複数の第1のばね274及び/又は1つ又は複数の第2のばね276を有することができる。回り止めリング270は、例えば接着剤結合、プレス嵌め、及び/又はねじ締結具により、さや114の内径面212の第2の部分226及び環状凹所230との回転のために固定されることができる。幾つかの構成では、回り止めリング270はさや114の内径面212と一体形成することができる。
回り止めリング270の径方向内側面278が、複数の第1の回り止め280及び複数の第2の回り止め282(図10)を含むことができる。第2の回り止め282のそれぞれは、第1の回り止め280のそれぞれよりも大きい(すなわち、より深くより広い)ものとすることができる。第2の回り止め282のそれぞれは、一対の又は一連の第1の回り止め280間に配置されることができる。例えば、第2の回り止め282のそれぞれは、一連の3つの第1の回り止め280に隣接することができる。別の言い方をすれば、4つの回り止めにつき第2の回り止め282が1つあるものとすることができる(すなわち、第1の回り止め280対第2の回り止め282が3対1の比である)。第1の回り止め280対第2の回り止め282の比は上述の比と異なることができることを理解されたい。例えば、構成によっては、5つの回り止めにつき1つの第2の回り止め282があるものとすることができるか、又は10個の回り止めにつき1つの第2の回り止め282があるものとすることができる。例示的な一構成では、回り止め280、282のそれぞれは、直接隣接する回り止め280又は282から1ミリラジアンの約10分の1(0.1)離間しているものとすることができ、第2の回り止め282のそれぞれは、最も近くの他の第2の回り止め282から約1ミリラジアン離間しているものとすることができる。
回り止めプランジャー272は、プランジャー部分286が突出しているとともに内部に穴288が位置している本体部分284を有することができる。本体部分284は、プランジャー部分286が、142と連通するスロット150を通って外方に突出するように、本体110の142内に移動可能に配置されることができる。穴288は本体110の軸穴130に対して実質的に平行に延びることができる。
第1のばね274及び第2のばね276を、142の第1の表面144と回り止めプランジャー272の本体部分284との間に配置することができる。第1のばね274及び第2のばね276が協働して回り止めプランジャー272を142の第2の表面148の方へ付勢することで、プランジャー部分286の先端289を付勢して第1の回り止め280及び第2の回り止め282のうちの一方と係合させることができる。第1のばね274は、142のばね座146に部分的に受け入れられて、第1のばね274及び回り止めプランジャー272の相対的な位置決めを維持することができる。
回り止めプランジャー272と回り止めリング270との相対移動により、回り止め280、282の個々の回り止めが移動してプランジャー部分286との位置合わせを行う
/位置合わせから外れるため、プランジャー部分286を回り止め280、282の個々の回り止めに対し順次に係合及び離脱させることができる。直接隣接する第1の回り止め280同士間のスペース又は直接隣接する第1の回り止め280と第2の回り止め282との間のスペースとプランジャー部分286の先端289が位置合わせされるように、回り止めリング270がプランジャー部分286に対して所定位置へ移動することにより、第1のばね274及び第2のばね276の付勢力に抗して、回り止めプランジャー272が142の第1の表面144の方へ押しやられる。プランジャー部分286の先端289が第1の回り止め280又は第2の回り止め282のうちの一方と位置合わせされるように、回り止めリング270がプランジャー部分286に対して所定位置に更に回転移動することにより、第1のばね274及び第2のばね276が回り止めプランジャー272を付勢して第1の回り止め280又は第2の回り止め282のうちの一方と係合させることが可能となる。
回り止めプランジャー272が移動して第1の回り止め280又は第2の回り止め282のうちの一方と係合すると、回り止めリング270が回り止めプランジャー272に対して所定距離移動したことをユーザーに示す、ユーザーが感じることができる触覚表示及び/又はユーザーが聞くことができる可聴音、例えば「カチッと鳴る」音が生じることができる。第1の回り止め280と第2の回り止めの282とのサイズ差により、回り止めプランジャー272が移動して第1の回り止め280のうちの1つと係合すると、回り止めプランジャー272が移動して第2の回り止め282のうちの1つと係合することに起因して生じる第2の可聴音とは異なる第1の可聴音が生じることができる。この聞こえる音の違いは、ユーザーがさや114を調整する際に音だけで0.1ミリラジアンの調整から1ミリラジアンの調整まで区別することを可能にするのを補助する。
ロック機構120は、ブラケット290、ロックピン292及び付勢部材294を備えることができる。ブラケット290は、複数の第1の孔296、第2の孔298、環状凹所299及び1つ又は複数のアクセススロット300を有する概ねC字形状の部材とすることができる。ブラケット290は、第1の孔296がねじ孔140のうちの対応するねじ孔と位置合わせすることができるように、本体110の凹状部分134上に配置されることができる。複数の締結具302のそれぞれが、第1の孔296のうちの対応する孔及びねじ孔140のうちの対応するねじ孔と係合してブラケット290を本体110に固定することができる。第1の孔296は、締結具302のヘッド304を受け入れるように座ぐり又は端ぐりされているものとすることができる。
第2の孔298は、環状凹所299と実質的に同軸に位置合わせされることができる。回り止めプランジャー272の先端289が第1の回り止め280及び第2の回り止め282のうちの一方と係合すると、第2の孔298が回り止めプランジャー272の穴288と実質的に同軸に位置合わせすることができる。
ロックピン292はシャフト部分306及びヘッド部分308を含むことができる。シャフト部分306は、図ではナット312と係合するねじ先端310を有して示されているが、連続的に均一直径のシャフトとすることができる。シャフト部分306は第2の孔298内に少なくとも部分的に受け入れられることができ、第1の位置(図8)と第2の位置(図9)との間で第2の孔298に対して移動可能である。
第1の位置では、シャフト部分306が穴288内に部分的に受け入れられて、回り止めリング270に係合している回り止めプランジャー272の移動を制限する。付勢部材294は、ヘッド部分308の底面314とブラケット290の環状凹所299との間でロックピン292のシャフト部分306の周りに配置することができる。付勢部材294は、ロックピン292を第2の位置へ穴288から離すように付勢することができる。リ
ング233は、さや114に対するキャップ116の軸方向移動により該リング233がロックピン292を下方に押しやって回り止めプランジャー272の穴288と係合させるように、ヘッド部分308の頂面316に当接することができる。ロックピン292は、回り止めプランジャー272の先端289が第1の回り止め280又は第2の回り止め282のうちの一方と係合するときに穴288に係合する(すなわち、第1の位置に移動する)ことしかできないため、第1の位置へのロックピン292の移動により、回り止めプランジャー272と回り止めリング270との相対回転を阻止し、それによって、さや114と本体110との、したがって調整スクリュー112と本体110との相対回転を阻止する。
ベースライン回帰機構122は、カラー320及び1つ又は複数の押しねじ322又は他の締結具を備えることができる。カラー320は、第1の端324、第2の端326、外側面328及び内側面330を有する概ね筒状の部材とすることができる。カラー320は、調整スクリュー112の上側部分184の周りに配置することができ、第2の端326が環状レッジ178に面するように軸穴130の凹状部分172内に少なくとも部分的に受け入れられることができる。第2の端326は、該第2の端326から(図7〜図9に示す図面に対して)下方に延びる突出部又はタブ332を有することができる。タブ332の概ねのサイズ及び形状は、本体110内の軸穴130のタブ180の概ねのサイズ及び形状と実質的に同様とすることができる。さらに、タブ180、332は、軸穴130を画定する軸に実質的に径方向に等距離とすることができる。
1つ又は複数のねじ孔334は、外側面328及び内側面330を径方向に貫通することができる。隣接するねじ孔334同士間の間隔は、ブラケット290内の隣接するアクセススロット300同士間の間隔、及びアクセススロット300と本体110内のアクセススロット136との間の間隔に対応することができる。押しねじ322がねじ孔334と係合することができる。ユーザーは、押しねじ322を調整スクリュー112の上側部分184に対して螺締して、カラー320を調整スクリュー112に対して軸方向かつ回転方向に固定することができる。ユーザーは、押しねじ322と上側部分184との係合を選択的に緩めて、カラー320と調整スクリュー112との間の軸方向かつ回転可能な相対移動を可能にすることができる。
第1のアジャスターアセンブリ102が第2のアジャスターアセンブリ103と実質的に同一であるものとすることができるため、第2のアジャスターアセンブリ103の詳細な説明は前述の通りである。
図1〜図12を参照して、調整系16の動作を詳細に説明する。上述したように、ユーザーが調整系16を操作して、ウィンデージ及びエレベーションを補償するようにレチクルレンズハウジング88の位置、したがって銃器20の銃身に対するレチクルパターン22を調整することができる。第1のアジャスターアセンブリ102及び付勢部材104が協働して、銃器20と標的との間の距離及びエレベーションを補償するように第1の次元X(図4)内でレチクルパターン22の位置を調整することができる。同様に、第2のアジャスターアセンブリ103及び付勢部材104が協働して、ウィンデージを補償するように第2の次元Y(図4)内でレチクルパターン22の位置を調整することができる。第1のアジャスターアセンブリ102の動作が第2のアジャスターアセンブリ103の動作と実質的に同一とすることができるため、第2のアジャスターアセンブリ103の動作の詳細な説明は前述の通りである。
キャップ116、さや114及び調整スクリュー112が互いに対して回転方向に固定されているため、ユーザーは、キャップ116を本体110に対して時計回り方向に回転させることで本体110に対する調整スクリュー112の対応する時計回りの回転を生じ
させることができる。調整スクリュー112のそのような時計回りの回転により、第1の次元X内での(図4に示す図に対して)下方への本体110に対する調整スクリュー112の対応する直線運動を生じさせることができる。この移動を軸方向突出部198がズームレンズハウジング74に伝達し、該ズームレンズハウジング74を、付勢部材104の付勢力に抗して第1の次元X内での(図4に示す図面に対して)下方に移動させる。同様に、本体110に対する反時計回り方向へのキャップ116の回転により、第1の次元X内での(図4に示す図面に対して)上方への調整スクリュー112の対応する直線運動をもたらす。付勢部材104は、ズームレンズハウジング74を調整スクリュー112の方へ付勢してそれらの間に接触を維持し、調整スクリュー112が移動して付勢部材104から離れるときにズームレンズハウジング74が第1のアジャスターアセンブリ102の方へ移動することを可能にする。レチクルパターン22がズームレンズハウジング74に対して固定されているため、ユーザーは、上述したようにどちらかの方向にキャップ116を回転させて、銃器20の銃身に対してレチクルパターン22の位置を調整することができる。
ユーザーがキャップ116を回転させると、回り止めリング270と回り止めプランジャー272との間の対応する相対回転により、上述したように、第1の回り止め280及び第2の回り止め282に対する回り止めプランジャー272の先端289の順次の離脱及び係合によってもたらされる触覚表示及び/又は可聴の「カチッと鳴る」音が生じる。回り止め280、282のそれぞれの間の間隔は、各触覚表示及び/又は「カチッと鳴る」音が銃器20と標的との間の距離の所定部分についてのレチクルパターン22の調整に対応するように所定の直線距離に対応する。
例えば、直接隣接する第1の回り止め280同士間及び直接隣接する第1の回り止め280と第2の回り止め282との間の距離が1ヤードの直線距離に対応し、近隣の第2の回り止め282同士間の距離が10ヤードの直線距離に対応するものとする。ユーザーは、銃器20と標的との間の相対距離において50ヤード変化を考慮するようにレチクルパターン22の位置を調整することを望む場合、50回のカチッと鳴る音を数えるまでキャップ116を回転させることができる。しかしながら、回り止めプランジャー272と第1の回り止め280のそれぞれとの間の係合が第1のカチッと鳴る音及び/又は第1の触覚表示をもたらし、回り止めプランジャー272と第2の回り止め282のそれぞれとの間の係合が第2の異なるカチッと鳴る音及び/又は第2の異なる触覚表示をもたらすため、ユーザーは、50回のカチッと鳴る音若しくは50回の触覚表示を数えるのではなく5回の第2のカチッと鳴る音を聞くか又は5回の第2の触覚表示を感じるまで単にキャップ116を回転させるだけでよい。
上述したように、キャップ116は第1の位置(図8)と第2の位置(図9)との間でさや114に対して軸方向に移動可能とすることができる。第1の位置と第2の位置との間でのキャップ116の移動により、それぞれロック位置とロック解除位置との間でのロック機構120の対応する移動を生じさせることができる。
キャップ116がリング233に対して固定されることができるため、さや114に対するキャップ116の下方移動により、リング233の対応する下方移動が生じる。リング233のそのような下方移動により、ロックピン292が下方に押しやられて、付勢部材294の付勢力に抗して回り止めプランジャー272内の穴288と係合する。ロックピン292と穴288とのそのような係合は、回り止めプランジャー272が本体110に対して径方向に移動することを阻止し、それによって回り止めプランジャー272の先端289をロックして第1の回り止め280又は第2の回り止め282のうちの一方と係合させる。回り止めプランジャー272は、キャップ116が第1の位置内にあるときにそれらの回り止めと位置合わせされる個々の回り止め280、282から離脱することを
阻止されるため、回り止めリング270が回り止めプランジャー272に対して回転方向に移動することを阻止される。回り止めリング270がさや114に対して回転方向に固定され、さや114がさらに、調整スクリュー112に対して回転方向に固定されているため、ロック位置へのロック機構120の移動により、キャップ116が回転することを阻止する。ゆえに、ロック機構120がロック位置にあるとき、第1のアジャスターアセンブリ102が銃器20の銃身に対してズームレンズハウジング74(したがって、レチクルレンズハウジング88及びレチクルパターン22)を移動させることを阻止されることができる。第1のシール部材220及び第2のシール部材222とキャップ116の内側面256との間の摩擦により、キャップ116を第1の位置に保持することができる。幾つかの実施形態では、第1のシール部材220及び第2のシール部材222と内側面256との間の摩擦はキャップ116を第1の位置に保持するのに十分であるものとすることができ、他の実施形態では、さや114の内側面256及び/又は外径面210が1つ又は複数の回り止め、リブ及び/又は他の特徴部を含むことで、それらの間の摩擦を増加させてキャップ116を第1の位置に選択的に保持することができる。
第2の位置へのキャップ116の上方移動により、付勢部材294がロックピン292を上方へ付勢して回り止めプランジャー272内の穴288との係合から外すことを可能にすることで、回り止め機構118から離れる方向に対応するリング233の上方移動を生じさせる。付勢部材294の付勢力及び第1のシール部材220及び第2のシール部材222とキャップ116の内側面256との間の摩擦が協働してキャップ116を第2の位置に保持することができる。キャップ116が第2の位置にある(すなわち、ロック機構120がロック解除位置にある)ときに、ユーザーは、上述したように、本体110に対してキャップ116を回転させることによってレチクルパターン22の位置を調整することができる。
ユーザーは、銃器20の銃身に対してレチクルパターン22の位置を較正することによって、光学照準器10を「ゼロイン(sight−in:照準補正)」することができる。ユーザーは、銃器20が標的から例えば200ヤードのような所定距離にある場合に、標的に合わせるために光学照準器10を較正することによって光学照準器10をゼロインするように選択することができる。ユーザーは、光学照準器10をゼロインしている最中に、調整スクリュー112がカラー320とは別個に自由に回転するように調整スクリュー112に対してベースライン回帰機構122の押しねじ322を緩めることができる。光学照準器10が所定距離でゼロインしている場合、ユーザーは調整スクリュー112のその時点での現在位置をベースライン位置として指定するように選択することができる。そのようにするために、ユーザーはまず、カラー320のタブ332が軸穴130のタブ180に当接するまで本体110に対してカラー320を回転させることができる。次いで、ユーザーは、押しねじ322を調整スクリュー112に対して締め付けてカラー320を調整スクリュー112に対して固定することができる。このようにして、タブ180、332間の干渉が調整スクリュー112の更なる時計回りの回転及びズームレンズハウジング74の対応する下方移動を阻止する際にタブ180、332が互いに協働してユーザーにより選択されたベースライン位置での確実な止め部として働くことができる。したがって、ユーザーは、標的と銃器20との間の、所定距離よりも長い距離を補償するように(すなわち、キャップ116を反時計回りに回転させることによって)第1のアジャスターアセンブリ102をその後作動させる場合、タブ180、332が互いに当接するまでキャップ116を時計回りに回転させることによってベースライン位置に迅速に戻すことができる。
ユーザーは、光学照準器10をゼロインすると、締結具240を外し、その後、本体110からさや114及びキャップ116を外すことができる。ユーザーは次いで、さや114及び/又はキャップ116のマーキングがインジケーターリング160の対応する標
示162と位置合わせされるようにさや114及びキャップ116を本体110に取り付け戻すことができる。ユーザーは次いで、締結具240を再び取り付けてさや114及びキャップ116を調整スクリュー112に固定することができる。
図13〜図16を参照すると、光学照準器1010が提示されており、該光学照準器1010は、ハウジング1012と、光学列1014と、調整系1016と照明系1018とを備えることができる。ハウジング1012は銃器1020に選択的に取り付けられることができ、光学列1014、調整系1016及び照明系1018を支持する。光学列1014はハウジング1012と協働して標的の拡大像を与え、一方、調整系1016は光学列1014をハウジング1012に対して位置決めして光学列1014を銃器1020に対して適正に位置合わせする。一構成では、光学列1014は標的を該標的の視認サイズの6倍に実質的に等しいサイズに拡大する(すなわち6×倍率)。照明系1018は、光学列1014と協働してレチクルパターン(図6に示すレチクルパターン22と同様とすることができる)を照明して光学照準器1010及び銃器1020に対して標的を位置合わせする際に補助する。
ハウジング1012は、アイピース1026に取り付けられた主本体1024を含む。主本体1024は、銃器1020にハウジング1012を取り付ける際に使用する一連のねじ穴1028、及び長手方向軸1032を有する内部1030を含むことができる。主本体1024の第1の端1034が実質的に円形の形状を含むことができ、ハウジング1012の内部1030と連通している。第2の端1036が、第1の端1034から主本体1024の対向側に概ね位置し、概ね円形の断面を同様に含む。テーパー状の口径部分1038が第1の端1034と第2の端1036との間に位置し、テーパー状の口径部分1038のプロファイル(profile:断面形状)を画定する段状面1040を含む。
主本体1024の第1の端1034は、第2の端1036の射出瞳よりも大きな直径を有する入射瞳を含む。第1の端1034の入射瞳は、光学照準器1010に入る光量の程度を決定し、射出瞳と協働して光学照準器1010に所望の倍率を与える。一構成では、入射瞳は射出瞳の直径よりも実質的に6倍大きな直径を有する。そのような構成は光学照準器1010に「6×倍率」を与える。射出瞳は入射瞳よりも6倍小さいものとして記載されているが、射出瞳を大きくしてユーザーの眼を光学照準器1010と合わせやすくすることができる。第1の端1034は、周辺光によって光学列1014にグレアが生じることを防ぐために標的の方へ底部分1044よりも長い距離を延びる切頭部分1042を含むことができる。
主本体1024は調整系1016を支持し、該調整系1016の幾つかの部分を内部に受け入れる少なくとも1つの穴1046及び少なくとも1つの1049を含むことができる。図16に示すように、穴1046のそれぞれは、ねじ部分1047及び概ね実質的に円筒形の部分1048を含むことができる。1049のそれぞれは、穴1046のうちの対応する穴と実質的に同軸であるとともに該対応する穴から実質的に180度離れて配置されることができる。
主本体1024は、アイピース1026と協働して該アイピース1026に対して主本体1024を位置決めするとともに該主本体1024をアイピース1026に取り付けるロック特徴部(locking feature:ロック機構)1050を備えることができる。ロック特徴部1050は、アイピース1026との相互作用のために主本体1024から延びるタブ1052を含むことができる。主本体1024とアイピース1026との間にシールを与えるために、主本体1024とアイピース1026との間に環状シール1053を配置することができる。主本体1024はタブ1052及び環状シール10
53を有するロック特徴部1050を含むものとして記載されているが、主本体1024をアイピース1026に取り付ける任意のロック特徴部を付加的に又は代替的に含むことができる。例えば、ロック機構1050は、アイピース1026を通して受け取られて主本体1024に挿入されて主本体1024に対してアイピース1026を位置決めするとともにアイピース1026を主本体1024に取り付ける一連の締結具1054(図13)を含むことができる。締結具1054を用いてアイピース1026を主本体1024に取り付ける場合、主本体1024は、締結具1054を嵌合して受け入れる一連のねじ穴(図示せず)を含むことができる。主本体1024及びアイピース1026は別々の構成部材として記載及び図示されているが、主本体1024をアイピース1026と一体形成することができ、それによって、追加のシール及び締結具の必要性をなくすことができる。代替的に、アイピース1026は、締結具1054を嵌合して受け入れるねじ穴(図示せず)を同様に含むことができる。
アイピース1026は、該アイピース1026が主本体1024に組み付けられるときに該主本体1024の長手方向軸1032と同軸上に位置合わせされる長手方向軸1060を有することができる。アイピース1026は、ロック特徴部1050を介して主本体1024に取り付けられる第1の端1062と、該第1の端1062からアイピース1026の対向する端に配置される第2の端1064とを含む。第1の端1062は、アイピース1026が主本体1024に取り付けられるときに該主本体1024の円弧状内側面1067と位置合わせする円弧状内側面1066を含むことができる。円弧状内側面1066は、主本体1024の円弧状内側面1067と協働して球面座部を形成し、これによって、光学列1014の調整中にハウジング1012に対して光学列1014の一部を動かすことを可能にする。以下で更に説明するように、ハウジング1012に対して光学列1014の一部を動かすことは、ハウジング1012に対するレチクルパターンの調整、したがって、銃器1020に対する光学照準器1010の位置合わせを与える。リテーナーリング1072を照明系1018に隣接したアイピース1026の遠位端に位置決めすることができ、リテーナーリング1072を用いて例えば照明系1018の回転ダイアルのような調整機構を保持することができる。第1の端1062は、照明系1018の少なくとも一部を受け入れる凹所1068を含むこともできる。
図14及び図15を特に参照すると、光学列1014は、対物レンズ系1074、像正立系1076及び接眼レンズ系1078を備えて示されている。対物レンズ系1074は望遠対物レンズとすることができ、前方の正パワー群(front positive power group)1075と後方の負パワー群(rear−negative−power group)1077とを含むことができる。前方の正パワー群1075は、主本体1024の第1の端1034に概ね近接して配置されることができ、適した接着剤によって一緒に固定された実質的に複凸レンズ及び実質的に凹凸レンズを有する凸平複レンズ1080と、凸平単レンズ1096とを含むことができる。レンズ1080、1096は、該レンズ1080、1096をハウジング1012の主本体1024に対して位置決めして取り付けるために、ねじ切りリテーナーリング1082及び/又は接着剤により主本体1024の第1の端1034内に固定されることができる。
後方の負パワー群1077は、前方の正のパワー群1075と主本体1024の第2の端1036との間に概ね配置され、凹平単レンズ1098と凸凹複レンズ1100とを含むことができる。前方の正パワー群1075の場合と同じく、後方の負パワー群1077の単レンズ1098及び複レンズ1100は、ねじ切りリテーナー1083及び/又は接着剤によりハウジング1012の主本体1024内に保持及び位置決めされることができる。
像正立系1076は、概ね対物レンズ系1074と接眼レンズ系1078との間でハウ
ジング1012内に配置される。像正立系1076は、ハウジング1084、ダハプリズム1086及びミラープリズム1088を含むことができ、それらが協働してPechanプリズムアセンブリを形成する。像正立系1076は対物レンズ系1074及び接眼レンズ系1078と協働して、ハウジング1012、したがって銃器1020に対して照準された標的の像の向きを適正に合わせる。例えば、像は、主本体1024の第1の端1034で受け取られるときに主本体1024の長手方向軸1032に沿って進み、アイピース1026で見られる前にPechanプリズムアセンブリの光路に沿って進む。像正立系1076はまた、照明系1018と協働してアイピースレンズ1090で表示されるレチクルパターンの全体形状及びサイズを提供することができる。
像正立系1076からの像は、アイピース1026に近接して配置される接眼レンズ系1078によって受け取られる。接眼レンズ系1078は、対物レンズ系1074から光学照準器1010の対向端に概ね配置され、両凸単式レンズ又は実質的に複凸式レンズとすることができるアイピースレンズ1090と、複接眼レンズ1092とを含むことができる。以下では、アイピースレンズ1090は複凸アイピースレンズ1090として記載される。複接眼レンズ1092は、適した接着剤によって一緒に固定された実質的に複凸レンズ及び実質的に複凹レンズを含むことができる。複凸アイピースレンズ1090及び複接眼レンズ1092は、ねじ切りリテーナーリング1094によりハウジング1012のアイピース1026に対して所望の位置に保持されることができる。ねじ切りリテーナーリング1094が開示されているが、接着剤を用いて複凸アイピースレンズ1090及び複接眼レンズ1092をハウジング1012のアイピース1026に代替的及び/又は付加的に取り付けることができる。
光学照準器1010は、視認標的(すなわち、光学照準器1010を用いずに見た場合の標的)のサイズのおよそ6倍の標的の倍率(すなわち6×倍率)を与えることができる。標的の像を拡大する光学照準器1010の性能を改善することにより、遠くの標的を大きくする際の光学照準器1010の性能が改善され、光学照準器1010がより遠くの距離にある標的を拡大することを可能にする。一般的に言えば、そのような倍率における改善はより長い焦点距離を有する対物レンズを導入することによって達成することができる。しかしながら、対物レンズの焦点距離の長さが増すことにより、ハウジング1012の長さ全体も増し、したがって、光学照準器1010の長さ全体及びサイズも増す。
上述したように、6×倍率は、多レンズの使用により対物レンズの焦点距離を長くすることによって達成される。凸平単レンズ1096、凹平単レンズ1098及び複レンズ1100の間での、対物レンズ系1074、像正立系1076及び接眼レンズ系1078との協働により、光学照準器1010に標的の視認サイズよりも6倍大きく標的を拡大させる性能が与えられる。具体的には、レンズ1096、1098及び1100を前方の正パワー群1075及び後方の負パワー群1077にそれぞれ追加することにより、長さのある扱いにくいハウジングを必要とせずに光学照準器1010が6×倍率を有することを可能にする。
光学列1014の上記の説明は、光学部品の例示的な構成を示すために提示されていることを理解されたい。本開示の原理は、上述の特定の構成部材及び/又は構成部材の配置を含む光学列を有する光学照準器に対する用途に限定されない。光学照準器1010は、所与の用途に合わせるように光学部品の任意の他の構成又は配置を含むことができ、該光学照準器1010に事実上任意の倍率を与えることができる。
調整系1016は、第1のアジャスターアセンブリ又はタレット1102及び第2のアジャスターアセンブリ又はタレット1103、並びに第1の付勢アセンブリ1104及び第2の付勢アセンブリ1105を含むことができる。第1のアジャスターアセンブリ11
02及び第2のアジャスターアセンブリ1103は、構造及び機能が上述の第1のアジャスターアセンブリ102及び第2のアジャスターアセンブリ103と実質的に同様とすることができ、それゆえ、再度詳細には記載はしない。第1のアジャスターアセンブリ1102は第1の付勢アセンブリ1104と協働して、軸1032、1060に対して実質的に垂直な軸Xに沿ってハウジング1012に対して像正立系1076のハウジング1084を動かすことができる。第2のアジャスターアセンブリ1103は第2の付勢アセンブリ1105と協働して、軸Xに対して実質的に垂直であるとともに軸1032、1060に対して実質的に垂直であるY軸に沿ってハウジング1012に対して像正立系1076のハウジング1084を動かす。像正立系1076のハウジング1084をハウジング1012に対して動かすことにより、同様に、ダハプリズム1086及びミラープリズム1088がハウジング1012に対して動かされ、したがって、ハウジング1012に対するレチクルパターンの位置を調整する。ハウジング1012に対するそのようなレチクルパターンの調整を用いて、エレベーション(すなわちX軸に沿った)及びウィンデージ(すなわちY軸に沿った)を補償するように銃器1020に対してレチクルパターンを位置合わせすることができる。
第1の付勢アセンブリ1104は、第1のアジャスターアセンブリ1102から180度離れて配置されたハウジング1012の1049内に少なくとも部分的に受け入れられることができる。第1の付勢アセンブリ1104は、付勢部材1340及び概ねカップ形状のブシュ1342を含むことができる。付勢部材1340は例えば圧縮コイルばねとすることができ、ブシュ1342に対して着座する第1の端1344と1049に対して着座する第2の端1346とを含むことができる。付勢部材1340が、像正立系1076のハウジング1084を第1のアジャスターアセンブリ1102の方へ付勢することができる。
第1のアジャスターアセンブリ1102が第2のアジャスターアセンブリ1103と実質的に同一とすることができ、第1の付勢アセンブリ1104が第2の付勢アセンブリ1105と実質的に同一とすることができるため、第2のアジャスターアセンブリ1103及び第2の付勢アセンブリ1105の詳細な説明は前述の通りである。
図13〜図16を続けて参照しながら、調整系1016の動作を詳細に説明する。上述したように、ユーザーが調整系1016を操作して、ウィンデージ及びエレベーションを補償するようにハウジング1084の位置、したがって銃器1020の銃身に対するレチクルパターンを調整することができる。第1のアジャスターアセンブリ1102及び第1の付勢アセンブリ1104が協働して、銃器と標的との距離及びエレベーションを補償するように第1の次元X内でレチクルパターンの位置を調整することができる。第2のアジャスターアセンブリ1103及び第2の付勢アセンブリ1105が協働して、ウィンデージを補償するように第2の次元Y内でレチクルパターンの位置を調整することができる。第1のアジャスターアセンブリ1102及び第1の付勢アセンブリ1104の動作が第2のアジャスターアセンブリ1103及び第2の付勢アセンブリ1105の動作と実質的に同一とすることができるため、第2のアジャスターアセンブリ1103及び第2の付勢アセンブリ1105の動作の詳細な説明は前述の通りである。
光学照準器10、1010は、銃器20、1020にそれぞれ取り付けられるものとして上述されているが、銃器に対する用途に限定されない。例えば、光学照準器10、1010のいずれかをアーチェリー弓、クロスボウ又は他の兵器に取り付けることもできる。さらに、第1のアジャスターアセンブリ102、1102、及び第2のアジャスターアセンブリ103、1103は、上述した光学照準器10、1010に対する用途に限定されない。第1のアジャスターアセンブリ102、1102及び/又は第2のアジャスターアセンブリ103、1103は、異なる及び/又は更なる光学部品を備える照準器若しくは
他の照準装置、又は例えば「オープンサイト」又は「アイアンサイト」照準系のような、像を拡大又は別様に操作する光学部品のない照準器若しくは照準装置に組み込むことができる。
実施形態の上述の記載は例示及び説明のために提示されている。本開示を排他的にするか又は限定することは意図しない。特定の実施形態の個々の要素又は特徴は概して、その特定の実施形態に限定されないが、適用可能な場合、具体的に図示又は説明がされていないとしても、入れ替え可能であり、選択された実施形態において用いることができる。特定の実施形態の個々の要素又は特徴を多くの方法で変えることもできる。そのような変形は、開示から逸脱するものとしてみなされるべきではなく、そのような変形が全て開示の範囲内に含まれることを意図する。

Claims (27)

  1. 光学照準器用の調整タレットであって、
    及び該本体を貫通する軸穴を有する本体と、
    前記軸穴との相対回転のために該軸穴に螺合する調整シャフトと、
    前記本体に対する前記調整シャフトとの回転のために該調整シャフトに接続されるとともに該調整シャフトを少なくとも部分的に受け入れるキャップであって、第1の位置と第2の位置との間で前記本体及び前記調整シャフトに対して軸方向に移動可能である、該キャップと、
    前記キャップが前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動するときに該キャップとともに軸方向に移動可能であるロックピンであって、前記キャップが前記第1の位置にあると前記内に受け入れられて前記キャップと前記本体との相対回転を阻止するとともに、前記キャップが前記第2の位置にあると前記から外れて該キャップと前記本体との相対回転を可能にする、ロックピンと、
    を備え
    前記穴内に摺動可能に配置される回り止めプランジャーを更に備え、
    前記ロックピンは、前記キャップが前記第1の位置にあると前記回り止めプランジャーと係合して前記穴内での前記回り止めプランジャーの移動を制限する、調整タレット。
  2. 前記内での前記回り止めプランジャーの移動を制限することは、前記キャップと前記本体との相対回転を阻止する、請求項に記載の調整タレット。
  3. 前記内での前記回り止めプランジャーの移動を制限することは、前記キャップと共に回転する回り止めから前記回り止めプランジャーが外れることを阻止することで、前記キャップと前記本体との相対回転を阻止する、請求項に記載の調整タレット。
  4. 前記本体に対する前記調整シャフト及び前記キャップとの回転のために、該調整シャフト及び該キャップに対して回転方向に固定されるさやを更に備える、請求項1に記載の調整タレット。
  5. 前記さやは、前記調整シャフトの第1の端と係合する第1の孔が軸方向に貫通している中央ハブを有する、請求項に記載の調整タレット。
  6. 前記キャップは、前記中央ハブと摺動可能に係合する第2の孔を有する、請求項に記載の調整タレット。
  7. 前記調整シャフトの前記第1の端に螺合するとともに前記さやに対して前記調整シャフトを固定する締結具を更に備える、請求項に記載の調整タレット。
  8. 前記さやは前記本体の周りに配置される回り止めリングを有し、該回り止めリングは複数の第1の回り止めを含む、請求項に記載の調整タレット。
  9. 前記回り止めリングは、前記第1の回り止めよりも大きな複数の第2の回り止めを含み、該第2の回り止めのそれぞれは、前記第1の回り止めのうちの2つに直接隣接して配置される、請求項に記載の調整タレット。
  10. 前記内に配置される本体部分、及び該本体部分から突出するとともに前記第1の回り止め及び前記第2の回り止めのうちの1つと選択的に係合するプランジャー部分を含む回り止めプランジャーを更に備える、請求項に記載の調整タレット。
  11. 前記回り止めプランジャーを径方向外方に付勢して前記回り止めリングと係合させる少なくとも1つの付勢部材を更に備える、請求項10に記載の調整タレット。
  12. 前記回り止めプランジャーが移動して前記第1の回り止めのうちの1つと係合することにより、第1の感覚により知覚可能なインジケーターが生じ、前記回り止めプランジャーが移動して前記第2の回り止めのうちの1つと係合することにより、前記第1の感覚により知覚可能なインジケーターとは区別可能な第2の感覚により知覚可能なインジケーターが生じる、請求項10に記載の調整タレット。
  13. 前記回り止めプランジャーの前記本体部分は、前記第1の位置において前記ロックピンを摺動可能に受け入れる穴を有する、請求項10に記載の調整タレット。
  14. 前記ロックピンはヘッド部分及びシャフト部分を有する、請求項1に記載の調整タレット。
  15. 前記ヘッド部分と前記本体との間で前記シャフト部分の周りに配置されるとともに、前記キャップを前記第2の位置の方へ付勢するばねを更に備える、請求項14に記載の調整タレット。
  16. 前記調整シャフトとの回転のために固定されているとともに、前記本体に配置される第2の止めタブと選択的に係合する第1の止めタブを有する止めリングを更に備え、前記第1の止めタブと前記第2の止めタブとの係合により、第1の方向への前記調整シャフトの軸の移動が制限される、請求項1に記載の調整タレット。
  17. 前記調整シャフトの移動により、前記光学照準器のレチクルの対応する移動が生じる、請求項1に記載の調整タレット。
  18. 光学照準器用の調整タレットであって、
    第1の止めタブ及び該本体を貫通する軸穴を有する本体と、
    前記軸穴との相対回転のために該軸穴に螺合する調整シャフトと、
    前記本体に対する前記調整シャフトとの回転のために該調整シャフトに接続されるキャップと、
    前記第1の止めタブに選択的に干渉して第1の方向への前記調整シャフトの回転を制限する第2の止めタブを有する止めリングと、
    を備える、調整タレット。
  19. 前記本体は、前記軸穴に軸方向に隣接して配置される凹所を含み、前記第1の止めタブは前記凹所内に配置される、請求項18に記載の調整タレット。
  20. 前記止めリングは、前記凹所内に選択的に受け入れられる、請求項19に記載の調整タレット。
  21. 前記止めリングは、該止めリングを前記調整シャフトに対して固定するように前記調整シャフトと係合する第1の位置と、該止めリングと前記調整シャフトとを離脱させる第2の位置との間で移動可能な係合部材を含み、前記第1の止めタブ及び前記第2の止めタブは、前記係合部材が前記第1の位置にあると前記第1の方向への前記調整シャフトの回転を制限する、請求項18に記載の調整タレット。
  22. 前記本体は、前記係合部材へのアクセスを与える径方向穴を有する、請求項21に記載の調整タレット。
  23. 前記係合部材は押しねじを含む、請求項21に記載の調整タレット。
  24. 前記調整タレットは、第1の位置と第2の位置との間で前記キャップとともに軸方向に移動可能なロックピンを更に備え、該ロックピンは、前記第1の位置において前記本体の内に受け入れられて前記キャップと前記本体との相対回転を阻止し、前記第2の位置において前記から外れて前記キャップと前記本体との相対回転を可能にする、請求項18に記載の調整タレット。
  25. 前記調整タレットは、前記内に摺動可能に配置される回り止めプランジャーを更に備え、前記ロックピンは、前記キャップが前記第1の位置にあると前記回り止めプランジャーと係合して前記内での前記回り止めプランジャーの移動を制限する、請求項24に記載の調整タレット。
  26. 前記内での前記回り止めプランジャーの移動を制限することは、前記キャップと前記本体との相対回転を阻止する、請求項25に記載の調整タレット。
  27. 前記内での前記回り止めプランジャーの移動を制限することは、前記キャップと共に回転する回り止めから前記回り止めプランジャーが外れることを阻止することで、前記キャップと前記本体との相対回転を阻止する、請求項25に記載の調整タレット。
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