JP5543188B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、箱本体の下部から数多くの電線が引き出される電気接続箱に関する。
図8において、下記特許文献1に開示された電気接続箱1は、自動車の所定位置に搭載されるものであって、箱本体2(電気接続箱本体)と、この箱本体2の上側を覆うように嵌合する図示しないアッパーカバーと、箱本体2の下側を覆うように嵌合するロアカバー3とを備えて構成されている。箱本体2は、この構成にバスバー組立体4及び回路ブロック5を含んでおり、これらを組み付けることによって形成されている。
箱本体2には、複数のヒュージブルリンク装着部6と、複数のヒューズ装着部7とが形成されている。また、箱本体2には、固定部8を有するフレーム9が複数形成されている。フレーム9の固定部8には、カセット形式のリレー装着部10が組み付け固定されるようになっている。ヒュージブルリンク装着部6には、ヒュージブルリンク11が装着されるようになっている。また、ヒューズ装着部7には、ヒューズ12が装着されるようになっている。また、リレー装着部10には、リレー13が装着されるようになっている。ヒュージブルリンク11、ヒューズ12、及びリレー13のそれぞれの装着後、これらは図示しないアッパーカバーにより覆われ、そして、保護されるようになっている。
バスバー組立体4は、二枚のバスバーを対向配置させることにより形成されている。バスバー組立体4の上端には、ヒュージブルリンク装着部6に挿入される挟持端子14(音叉端子)が上向きに数多く形成されている。また、バスバー組立体4の上端には、ヒューズ装着部7及びリレー装着部10に挿入される各種タブ15が上向きに数多く形成されている。バスバー組立体4の下端には、回路ブロック5に挿入される各種タブ16が下向きに数多く形成されている。
回路ブロック5は、水平な基壁17に複数のコネクタハウジング18〜20を下向きに一体に設けてなるものであって、各コネクタハウジング18〜20の各基部には、バスバー組立体4の下向きの各種タブ16がそれぞれ挿入されるようになっている。回路ブロック5は、下向きの各種タブ16が各コネクタハウジング18〜20に挿入されると、これにより複数のコネクタが形成されるようになっている。
形成されたコネクタに対し外部からワイヤハーネス21の端末がコネクタ接続されると、また、箱本体2における回路ブロック5以外の箇所にもワイヤハーネス21の端末が接続されると、箱本体2はこの下側に数多くの電線が存在するようになっている。
ワイヤハーネス21の端末は、箱本体2の下側にロアカバー3を嵌合させた時、ロアカバー3の電線引き出し口22から引き出されるようになっている。ワイヤハーネス21には、細い電線の他に比較的太い電源線も含まれている(ワイヤハーネス21とは別に電源線が単独で配索されることも当然にある)。電源線に係るコネクタ接続にあっては、通常、最後に行われるようになっている。
特開2005−185034号公報
上記従来の電気接続箱1にあっては、組み付け作業に関して次のような問題点を有している。すなわち、箱本体2の下部には数多くの電線が存在することから、電源線のような比較的太い電線をコネクタ接続する場合、先に接続された数多くの電線を掻き分けつつ所定位置に挿入するようにしなければならず、このため作業がし難くなってしまうのは勿論のこと、電線の噛み込みやコネクタの半嵌合が発生し易くなり、仮に発生したとしてもこれを目視にて見つけることは数多くの電線の存在によって困難であるという問題点を有している。
尚、上記幾つかの問題点は、比較的太い電線をコネクタ接続する場合に限るものではない。何故ならば、コネクタ接続に係る作業は初めのうち邪魔になる部分が少なく容易であるが、次第に電線の数が多くなるにつれて電線の太さに関係なく電線を掻き分けて作業をするようになるからである。
また、上記従来の電気接続箱1にあっては、組み付け作業に関して次のような問題点も有している。すなわち、箱本体2の図示しないフレームに対し回路ブロック5を組み付けた後、ワイヤハーネス21の端末を回路ブロック5にコネクタ接続するという作業手順で箱本体2の組み付けが進められるが、コネクタ接続に係る作業においては箱本体2の側壁などの各種の壁が邪魔になり、結果、作業がし難くなるという問題点を有している。
ここで、上記従来の電気接続箱1からはなれ電気接続箱1の上記作業手順とは別の作業手順を考えてみる。具体的には、ワイヤハーネスの端末を回路ブロックに接続した後、この回路ブロックを箱本体のフレームに組み付けるという作業手順を考えてみる。このような作業手順によれば、コネクタ接続に係る作業において邪魔になる壁がないことから、作業性が向上するようにも思われる。しかしながら、回路ブロックは、この下側から数多くの電線が引き出される状態になることから、フレームに対し回路ブロックを組み付ける際には、回路ブロックを指で押し込む部分が数多くの電線によって隠されてしまい、このため電線を掻き分けるという面倒な作業が必要になるという問題点を有している。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、組み付け作業性が良好な電気接続箱を提供することを課題とする。また、組み付け作業時に電線の噛み込みや半嵌合の起こり難い電気接続箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の電気接続箱は、箱本体と、該箱本体の下側に嵌合するロアカバーと、前記箱本体に形成されるフレームに組み付けられる回路ブロックとを備えるとともに、該回路ブロックを組み付けた状態にて前記箱本体の下部から前記ロアカバー側に数多くの電線が引き出される電気接続箱において、記引き出された数多くの電線の中から突出する柱状コネクタキャビティを、前記回路ブロックに少なくとも一つ設け、かつ前記フレームに前記回路ブロックを固定する前記回路ブロック側のロック部分に近い位置に配設することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、数多くの電線を引き出した状態に回路ブロックを形成した後、回路ブロックの柱状コネクタキャビティを持って箱本体のフレームに押し込めば、数多くの電線が存在する中であってもフレームに対する回路ブロックの組み付け作業を簡単に行うことが可能になる。また、本発明によれば、数多くの電線の中から突出させるように柱状コネクタキャビティを形成することから、ワイヤハーネスの端末を複数箇所コネクタ接続する作業において、この作業の最後の頃であっても数多くの電線を掻き分けて接続する必要がないようにすることが可能になる。
本発明において、柱状コネクタキャビティの突出に関し、数多くの電線を越えて高く突出させなくてもよいものとする。高く突出させる方が作業し易くなるのは勿論であるが、数多くの電線が存在する中でフレームに対する回路ブロックの組み付け作業を簡単に行えるのであれば、数多くの電線の中に露出する程度の高さにしてもよいものとする。例えば、周囲よりも一段高くなる程度の高さ、或いは周囲で一番高くなる高さを下限値の目安にしてもよいものとする。
また、上記課題を解決するためになされた請求項2記載の本発明の電気接続箱は、箱本体と、該箱本体の下側に嵌合するロアカバーと、前記箱本体に形成されるフレームに組み付けられる回路ブロックとを備えるとともに、該回路ブロックを組み付けた状態にて前記箱本体の下部から前記ロアカバー側に数多くの電線が引き出される電気接続箱において、前記回路ブロックを複数備えるものとし、該複数のうち少なくとも最後に組み付けられるものに、前記引き出された数多くの電線の中から突出する柱状コネクタキャビティを設けることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、幾つかの回路ブロックを所定のフレームに組み付けた後、この組み付けた回路ブロックから数多くの電線が引き出された状態であっても、柱状コネクタキャビティを持ちつつ押し込むことにより、最後の回路ブロックに係る組み付け作業を簡単に行うことが可能になる。
請求項3記載の本発明の電気接続箱は、求項2に記載の電気接続箱において、記柱状コネクタキャビティを、前記フレームに前記回路ブロックを固定する前記回路ブロック側のロック部分に近い位置に配設することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、回路ブロックを押し込む力をフレームとのロック部分へ効果的に作用させることが可能になる。
請求項4記載の本発明の電気接続箱は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の電気接続箱において、前記柱状コネクタキャビティを、前記箱本体の側壁から離れ且つ前記引き出された数多くの電線が周囲に存在する位置に配設することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、一般的に箱本体の側壁から離れるにつれて数多くの電線が存在するようになることから、側壁の位置に配慮して柱状コネクタキャビティを配設すれば、効果的に作業を行うことが可能になる。また、本発明によれば、箱本体の側壁が邪魔にならず、作業を簡単に行うことが可能になる。
請求項1、2に記載された本発明によれば、柱状コネクタキャビティを設けることにより、電線を掻き分けるという面倒な作業を不要にすることができる。また、数多くの電線が存在するなかで回路ブロックを押し込む部分を確保することができる。従って、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、柱状コネクタキャビティを設けることにより、電線の噛み込み防止や半嵌合防止を図ることができるという効果を奏する。
請求項1に記載された本発明は、回路ブロックを箱本体のフレームに組み付ける前にワイヤハーネスの端末を回路ブロックに対しコネクタ接続する場合に特に有効となる発明であり、請求項2に記載された本発明は、複数の回路ブロックのうち最後の回路ブロックの組み付け作業に対して特に有効となる発明である。
請求項3に記載された本発明によれば、回路ブロックを箱本体のフレームに対し確実にロックさせることができる。従って、半嵌合を起こり難くすることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、作業面で効果的な位置に柱状コネクタキャビティを配置することにより、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の電気接続箱に係る組み付け作業を説明するための模式図(第一実施形態)である。 本発明の電気接続箱に係る組み付け作業を説明するための模式図(第二実施形態)である。 箱本体の斜視図(第三実施形態)である。 図3に示す箱本体の底面図である。 図3に示す箱本体の底面側から見た斜視図である。 最後の回路ブロックを装着する直前の状態を示す箱本体の斜視図である。 数多くの電線が引き出されている状態を示す箱本体の底面側から見た斜視図である。 従来例の電気接続箱の分解斜視図である。
図面を参照しながら先ず第一実施形態について説明する。図1は本発明の電気接続箱に係る組み付け作業を説明するための模式図である。
図1(a)及び(b)において、引用符号31は箱本体を示している。箱本体31は、絶縁性を有する合成樹脂製のフレーム構造部32と、所望の回路を有しブロック形状に形成される回路ブロック33とを備えて構成されている。フレーム構造部32は、この上面及び下面が開口するように形成されている。また、側壁34によって囲まれるように形成されている。フレーム構造部32の内側には、回路ブロック33を組み付けるためのフレーム35が形成されている。
回路ブロック33には、複数のコネクタ接続部(図示省略)が形成されている。また、柱状コネクタキャビティ36も形成されている。上記コネクタ接続部は、特に限定するものでないが、ワイヤハーネス37の数多くの端末38(電線)を上記所望の回路にコネクタ接続するために形成されている。
柱状コネクタキャビティ36は、最後にコネクタ接続を行うようなコネクタ39に対して形成されている。コネクタ39は、特に限定するものでないが、比較的太い電源線40の端末に設けられている。柱状コネクタキャビティ36は、周囲のコネクタ接続部と異なり高く突出するような略柱形状に形成されている。柱状コネクタキャビティ36は、側壁34から離れる位置に配設されている。
図1(a)において、フレーム構造部32のフレーム35に回路ブロック33を組み付ける場合、先ずフレーム構造部32及び回路ブロック33の各下部を例えば図示の如く上側に向けて配置する。
回路ブロック33の下部を上側に向けた状態で、次に回路ブロック33に対しワイヤハーネス37の数多くの端末38をコネクタ単位で一つひとつコネクタ接続する。端末38をコネクタ接続した後には、電源線40のコネクタ39を柱状コネクタキャビティ36に対しコネクタ接続する。柱状コネクタキャビティ36は、数多くの端末38の中から突出するような状態で設けられることから、数多くの端末38を掻き分けることなく電源線40のコネクタ39を容易にコネクタ接続することができる。
最後に柱状コネクタキャビティ36を持ち、若しくは柱状コネクタキャビティ36にコネクタ接続されたコネクタ39を持ち、そして、この部分を利用して回路ブロック33をフレーム35に対し押し込むようにして組み付ければ、図1(b)に示す如くの箱本体31の組み付け作業が完了する。
尚、特に図示しないが、回路ブロック33及びフレーム35には、これらを固定状態にするためのロック部分(ロック構造)がそれぞれ設けられている。本形態においては、ロック部分に近い位置に柱状コネクタキャビティ36が配置されている。これは、回路ブロック33を押し込む際の力をロック部分に対して効果的に作用させるためである。
柱状コネクタキャビティ36は、回路ブロック33をフレーム35に押し込む際の押し込み部分としても機能するようになっている。柱状コネクタキャビティ36は、上記の如く数多くの端末38の中から突出するような状態で設けられることから、端末38を掻き分けて押し込み部分を確保するような面倒な作業は不要になる。柱状コネクタキャビティ36を持つことにより、回路ブロック33の押し込みを確実に行うことができる。すなわち、フレーム35に対する回路ブロック33の半嵌合を防止することができる。
この他、柱状コネクタキャビティ36を設けることにより、数多くの端末38を掻き分けることなくコネクタ39をコネクタ接続することができることから、コネクタ39の半嵌合も防止することができる。
柱状コネクタキャビティ36は、数多くの端末38の中から突出するような状態で設けられることから、コネクタ39の半嵌合有無の確認をし易くすることができる。柱状コネクタキャビティ36は、数多くの端末38の掻き分けが生じるような箇所であれば、一つに限らず幾つか設けてもよいものとする。
箱本体31の組み付けが完了した後、フレーム構造部32及び回路ブロック33の各下部が図1(c)に示す如く下側に向くように箱本体31を配置する。箱本体31は、この下部から数多くの電線が引き出された状態にある。そして、この後にリレー41やヒューズ42等を箱本体31の上側から装着してアッパーカバー43で覆い保護するとともに、箱本体31の下側からロアカバー44で覆い保護すると、電気接続箱45の組み付けが完了する。ワイヤハーネス37や電源線40は、ロアカバー44の電線引き出し口46から引き出される。
尚、上記説明では、コネクタ39を柱状コネクタキャビティ36にコネクタ接続した後に、回路ブロック33をフレーム35に組み付けていたが、これに限らずコネクタ39のコネクタ接続のみを後回しにしてもよいものとする。すなわち、回路ブロック33をフレーム35に組み付けた後にコネクタ39のみを柱状コネクタキャビティ36にコネクタ接続してもよいものとする。
次に、図2を参照しながら第二実施形態について説明する。図2は本発明の電気接続箱に係る組み付け作業を説明するための模式図である。
図2(a)において、引用符号51は箱本体を示している。箱本体51は、絶縁性を有する合成樹脂製のフレーム構造部52と、所望の回路を有しブロック形状に形成される複数の回路ブロック53〜55とを備えて構成されている(回路ブロックの数は一例であるものとする)。フレーム構造部52は、この上面及び下面が開口するように形成されている。また、側壁56によって囲まれるように形成されている。フレーム構造部52の内側には、回路ブロック53〜55を一つひとつ組み付けるためのフレーム57〜59が形成されている。
回路ブロック53、54には、複数のコネクタ接続部(図示省略)が形成されている。一方、回路ブロック55には、柱状コネクタキャビティ60と、図示しないバスバー装着部とが形成されている。上記コネクタ接続部は、特に限定するものでないが、ワイヤハーネス61の数多くの端末62(電線)を上記所望の回路にコネクタ接続するための部分として形成されている。
柱状コネクタキャビティ60は、最後にコネクタ接続を行うようなコネクタ63に対して形成されている。コネクタ63は、特に限定するものでないが、比較的太い電源線64の端末に設けられている。柱状コネクタキャビティ60は、回路ブロック53、54のコネクタ接続部と異なり高く突出するような略柱形状に形成されている。柱状コネクタキャビティ60は、側壁56から離れる位置に配設されている。
上記バスバー装着部は、柱状コネクタキャビティ60の図面奥側に配置形成されており、柱状コネクタキャビティ60よりも低く、回路ブロック53、54のコネクタ接続部と同等、若しくは若干高くなる程度に形成されている。バスバー装着部には、図示しないバスバーが装着されるようになっている。柱状コネクタキャビティ60を介して接続される電源線64は、上記バスバーに接続されるようになっている。
図2(a)において、フレーム構造部52のフレーム57〜59に回路ブロック53〜55を組み付ける場合、先ずフレーム構造部52及び回路ブロック53〜55の各下部を例えば図示の如く上側に向けて配置する。
回路ブロック53〜55の各下部を上側に向けた状態で、次に回路ブロック53、54に対しワイヤハーネス61の数多くの端末62をコネクタ単位で一つひとつコネクタ接続する。端末62をコネクタ接続した後には、電源線64のコネクタ63を回路ブロック55の柱状コネクタキャビティ60に対しコネクタ接続する。
続いて図2(b)に示す如く回路ブロック53、54をフレーム構造部52における左右両側のフレーム57、58に組み付ける。フレーム57、58に回路ブロック53、54を組み付けると、中央に位置するフレーム59の周囲に数多くの端末62が存在する。
最後に柱状コネクタキャビティ60を持ち、若しくは柱状コネクタキャビティ60にコネクタ接続されたコネクタ63を持ち、そして、この部分を利用して回路ブロック55をフレーム59に対し押し込むようにして組み付ければ、箱本体51の組み付け作業が完了する。
柱状コネクタキャビティ60は、数多くの端末62の中から突出するような状態で設けられることから、フレーム59の周囲に数多くの端末62が存在していても回路ブロック55をフレーム59に容易に組み付けることができる。
箱本体51の組み付けが完了した後は、図1を参照しながら説明した第一実施形態と同様にアッパーカバーやロアカバーを箱本体51に嵌合させれば電気接続箱の組み付けが完了する。
続いて、図3ないし図7を参照しながら第三実施形態について説明する。図3は箱本体の斜視図である。また、図4及び図5は箱本体の底面図及び斜視図、図6は最後の回路ブロックを装着する直前の状態を示す箱本体の斜視図、図7は数多くの電線が引き出されている状態を示す箱本体の斜視図である。
図3において、引用符号71は箱本体を示している。箱本体71の上面側には、ヒューズ72、ヒュージブルリンク73、及びリレー74が複数装着されている。このような箱本体71を裏返し、図4に示す如く箱本体71の下部(底面)を見ると、この下部からは数多くの電線が引き出されることが構造的に分かる(電線の図示は省略するものとする)。数多くの電線が引き出された状態において、図5に示す如く柱状コネクタキャビティ75を突出形成すれば、最後にコネクタ接続を行うような電源線のコネクタ76に対して、このコネクタ76の接続位置が上記下部における略中央位置であっても、数多くの電線を掻き分けずに容易にコネクタ接続することができることが分かる。
尚、変形例として、図6に示す如くフレーム構造部77の側壁内側に沿って回路ブロック78、複数の回路ブロック79、及び複数の回路ブロック80を組み付け、この後に、最後となる回路ブロック81を略中央位置のフレーム82に組み付けようとする場合、回路ブロック81に柱状コネクタキャビティ75を形成しておくことで、フレーム82の周囲に数多く電線が存在していても回路ブロック81を容易に組み付けることができることが分かる。
柱状コネクタキャビティ75に関し補足説明をすると、引用符号83はバスバー装着部を示しており、このバスバー装着部83よりも柱状コネクタキャビティ75は高く突出するように形成されている。
図7において、箱本体71の下部から数多くの電線84、85、86…、や電源線87が引き出された状態を見ると、柱状コネクタキャビティ75は高く突出している。従って、箱本体71は、上記の効果を奏することができるということが分かる。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
31…箱本体
32…フレーム構造部
33…回路ブロック
34…側壁
35…フレーム
36…柱状コネクタキャビティ
37…ワイヤハーネス
38…端末(電線)
39…コネクタ
40…電源線
41…リレー
42…ヒューズ
43…アッパーカバー
44…ロアカバー
45…電気接続箱
46…電線引き出し口
51…箱本体
52…フレーム構造部
53〜55…回路ブロック
56…側壁
57〜59…フレーム
60…柱状コネクタキャビティ
61…ワイヤハーネス
62…端末(電線)
63…コネクタ
64…電源線
71…箱本体
72…ヒューズ
73…ヒュージブルリンク
74…リレー
75…柱状コネクタキャビティ
76…コネクタ
77…フレーム構造部
78〜81…回路ブロック
82…フレーム
83…バスバー装着部
84〜86…電線
87…電源線

Claims (4)

  1. 箱本体と、該箱本体の下側に嵌合するロアカバーと、前記箱本体に形成されるフレームに組み付けられる回路ブロックとを備えるとともに、該回路ブロックを組み付けた状態にて前記箱本体の下部から前記ロアカバー側に数多くの電線が引き出される電気接続箱において、
    記引き出された数多くの電線の中から突出する柱状コネクタキャビティを、前記回路ブロックに少なくとも一つ設け、かつ前記フレームに前記回路ブロックを固定する前記回路ブロック側のロック部分に近い位置に配設する
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 箱本体と、該箱本体の下側に嵌合するロアカバーと、前記箱本体に形成されるフレームに組み付けられる回路ブロックとを備えるとともに、該回路ブロックを組み付けた状態にて前記箱本体の下部から前記ロアカバー側に数多くの電線が引き出される電気接続箱において、
    前記回路ブロックを複数備えるものとし、該複数のうち少なくとも最後に組み付けられるものに、前記引き出された数多くの電線の中から突出する柱状コネクタキャビティを設ける
    ことを特徴とする電気接続箱。
  3. 求項2に記載の電気接続箱において、
    記柱状コネクタキャビティを、前記フレームに前記回路ブロックを固定する前記回路ブロック側のロック部分に近い位置に配設する
    ことを特徴とする電設続箱。
  4. 請求項1ないし請求項3に記載の電気接続箱において、
    前記柱状コネクタキャビティを、前記箱本体の側壁から離れ且つ前記引き出された数多くの電線が周囲に存在する位置に配設する
    ことを特徴とする電設続箱。
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