JP5543173B2 - 燃料電池システムおよびそれを備える輸送機器 - Google Patents

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Description

この発明は燃料電池システムおよびそれを備える輸送機器に関し、より特定的には、直接メタノール型の燃料電池システムおよびそれを備える輸送機器に関する。
燃料電池システムでは、燃料電池のアノードに燃料を、燃料電池のカソードに空気を、それぞれ供給することによって発電反応を行うものが一般的に知られている。この発電反応ではカソード側で水が生成される。また、燃料としてメタノール水溶液などの液体を用いる燃料電池システムにおいては、カソードで生成される水に加えて燃料水溶液がアノードとカソードとを隔離する電解質膜などの部材を透過してしまう場合がある。生成された水や透過した燃料水溶液がカソードのうち発電反応を行う部分の表面を覆ってしまう、所謂フラッディング発生すると、発電反応が阻害されて燃料電池の出力電力が低下してしまう場合がある。
特許文献1には、液体がカソードの表面を覆ってしまう不具合を検出した際、カソードに供給する空気の供給量を増加させることが開示されている(段落0047参照)。
特開2006−210070号公報
しかし、特許文献1において、フラッディングを検出した後エアポンプによる空気供給量を一気に上げると、エアポンプの消費電力が急増するためネット出力電力が低下し発電効率が低下してしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、発電効率の低下を抑制できる燃料電池システムを提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の燃料電池システムは、アノードとカソードとを有する燃料電池と、燃料電池のカソードに酸化剤を含む気体を供給するための気体供給部と、燃料電池の出力電力に相関性のある相関情報を取得する情報取得部と、情報取得部によって取得された相関情報に基づいて気体供給部による気体供給量を制御する制御部とを備え、制御部は、相関情報が燃料電池の出力電力の減少を示すごとに気体供給部による気体供給量を増加させ、これによって、気体供給部による気体供給量を、燃料電池の発電開始時の気体供給量よりも出力電力の減少に伴い徐々に上げていくことを特徴とする。
請求項2に記載の燃料電池システムは、請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、相関情報は燃料電池の発電時間を含み、制御部は、発電時間が第1所定時間を経過するごとに燃料電池の出力電力が減少しているとみなして気体供給部による気体供給量を増加させることを特徴とする。
請求項3に記載の燃料電池システムは、請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、相関情報は燃料電池の出力電力に関する情報を含み、制御部は、燃料電池の出力電力に関する情報が所定分小さくなるごとに気体供給部による気体供給量を増加させることを特徴とする。
請求項4に記載の燃料電池システムは、請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、燃料電池のアノードに燃料水溶液を供給する水溶液供給部をさらに備え、制御部は、燃料電池の発電を停止させる際、水溶液供給部を停止させたのち気体供給部を第2所定時間分駆動させることを特徴とする。
請求項5に記載の燃料電池システムは、請求項4に記載の燃料電池システムにおいて、燃料電池の発電開始からの総発電時間を取得する時間取得部をさらに備え、制御部は、時間取得部によって取得された総発電時間に基づいて第2所定時間を設定することを特徴とする。
請求項6に記載の輸送機器は、請求項1から5のいずれかに記載の燃料電池システムと、燃料電池システムから電力が供給される電動モータとを備える。
請求項1に記載の燃料電池システムでは、情報取得部によって取得された相関情報に基づいて燃料電池の出力電力の減少を認識するごとに、気体供給部による気体供給量を増加させていく。これによって、気体供給部による気体供給量を、燃料電池の発電開始から暫くは少なめに設定しその後徐々に上げることができる。したがって、燃料電池のカソード内の飽和蒸気圧を徐々に上昇させて、カソード内の液体の気化を促進できるとともに、液体のカソードからの排出を促進でき、経時的に徐々に進行する性質を有する燃料電池のフラッディングの進行を抑えることができる。その結果、気体供給部による気体供給量の急激な増大による電力の浪費を防ぎつつ、燃料電池の出力電力の低下を抑制でき、発電効率の低下を抑制できる。
一般的に、燃料電池のフラッディングは経時的に徐々に進行するので、燃料電池の出力電力は経時的に徐々に低下していく。したがって、燃料電池の発電開始からの経過時間と燃料電池の出力電力との間には強い相関性がある。請求項2に記載の燃料電池システムでは、燃料電池の発電時間が第1所定時間を経過するごとに、燃料電池の出力電力が減少しているとみなし、気体供給部による気体供給量を所定分ずつ増加させていく。これによって、気体供給部による気体供給量を簡単に制御でき、発電開始から定期的に気体供給部による気体供給量を増加させることができる。その結果、カソード内に存在する液体の排出を促進でき、燃料電池の出力電力の低下を抑制することができる。
請求項3に記載の燃料電池システムでは、燃料電池の出力電力に関する情報を検出し、その値が所定分(たとえば所定量または所定割合)小さくなるごとに気体供給部による気体供給量を所定分増加させる。これによって、気体供給部による気体供給量を精度よく制御でき、燃料電池の出力電力の低下をより確実に抑制することができる。
請求項4に記載の燃料電池システムでは、燃料電池の発電を停止させる際、水溶液供給部を停止させた後、気体供給部を第2所定時間分駆動させる。これによって、水溶液供給部と気体供給部とを同時に停止させる場合と比較して、発電終了時にカソードの液体をより多く排出させることができる。これによって、次回の発電においてフラッディングが発生するまでの時間を長くすることができる。
燃料電池の発電開始からの経過時間である総発電時間の長さに応じて、カソードに存在する液体の量が変化する傾向がある。したがって、請求項5に記載の燃料電池システムでは、燃料電池の総発電時間に基づいて、カソードに存在する液体の量に応じた第2所定時間を設定する。そして、水溶液供給部を停止させた後、設定された第2所定時間分、気体供給部を駆動させる。これによって、気体供給部の駆動に要する電力の浪費を防ぐことができる。
輸送機器は運転時において外力によって振動等を受け易いので、輸送機器に燃料電池システムを搭載する場合にはフラッディングが起こり易い。この発明によれば、フラッディングの発生を抑制し発電効率の低下を抑えることができるので、この発明は、請求項6に記載するように燃料電池システムを備える輸送機器に好適に用いられる。
なお、「燃料電池の出力電力に相関性のある相関情報」とは、当該情報をみれば燃料電池の出力電力が減少しているか否かを認識できる情報をいう。燃料電池の出力電力が減少しているとき、当該情報は増加傾向にあるかまたは減少傾向にある。相関情報としては、燃料電池の発電時間、燃料電池の出力電力に関する情報、燃料電池の発電効率などが挙げられる。燃料電池の発電効率は、水溶液タンクへの単位時間当たりの燃料補給量や、燃料電池のアノード出口やカソード出口からの排出物の温度に基づいて求めることができる。
「燃料電池の出力電力に関する情報」としては、燃料電池自体の出力電力、出力電圧、出力電流や、セルスタックの出力電力、出力電圧、出力電流などが挙げられる。
この発明によれば、燃料電池システムの発電効率の低下を抑制できる。
この発明の一実施形態の自動二輪車を示す左側面図である。 この発明の一実施形態の燃料電池システムの配管を示すシステム図である。 この発明の一実施形態の燃料電池システムの電気的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態の動作の一例を示すフロー図である。 総発電時間と第2所定時間との関係を示すテーブルである。 (a)は従来例におけるセルスタックのグロス出力電力を示すグラフであり、(b)は図4の動作を行う場合と従来例とにおけるセルスタックのグロス出力電力およびネット出力電力ならびに補機消費電力を示すグラフである。 この発明の一実施形態の動作の他の例を示すフロー図である。 (a)は従来例におけるセルスタックのグロス出力電力を示すグラフであり、(b)は図7の動作を行う場合と従来例とにおけるセルスタックのグロス出力電力およびネット出力電力ならびに補機消費電力を示すグラフである。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
ここでは、この発明の燃料電池システム100を、輸送機器の一例である自動二輪車10に搭載した場合について説明する。
まず、自動二輪車10について説明する。この発明の実施の形態における左右、前後、上下とは、自動二輪車10のシートにドライバがそのハンドル24に向かって着座した状態を基準とした左右、前後、上下を意味する。
図1を参照して、自動二輪車10は車体フレーム12を有する。車体フレーム12は、ヘッドパイプ14、ヘッドパイプ14から後方へ斜め下方に延びるフロントフレーム16、およびフロントフレーム16の後端部に連結されかつ後方へ斜め上方に立ち上がるリヤフレーム18を備えている。リヤフレーム18の上端部には、図示しないシートを設けるためのシートレール20が固設されている。
ヘッドパイプ14内には、ステアリング軸22が回動自在に挿通されている。ステアリング軸22の上端にはハンドル24が固定されたハンドル支持部26が取り付けられている。ハンドル支持部26の上端には表示操作部28が配置されている。
図3をも参照して、表示操作部28は、各種指示や各種情報入力用の入力部28a、および各種情報提供用のたとえば液晶ディスプレイ等で構成される表示部28bを含む。入力部28aは、後述するセルスタック102ひいては燃料電池104の発電を停止させるための強制停止スイッチ28cを含む。
図1に示すように、ステアリング軸22の下端には左右一対のフロントフォーク30が取り付けられており、一対のフロントフォーク30それぞれの下端には前輪32が回転自在に取り付けられている。
リヤフレーム18の下端部には、スイングアーム(リヤアーム)34が揺動自在に取り付けられている。スイングアーム34の後端部34aには、後輪36に連結されかつ後輪36を回転駆動させるためのたとえばアキシャルギャップ型の電動モータ38が内蔵されている。スイングアーム34には、電動モータ38に電気的に接続される駆動ユニット40が内蔵されている。駆動ユニット40は、電動モータ38の回転駆動を制御するためのモータコントローラ42、および二次電池128(後述)の蓄電量を検出する蓄電量検出器44を含む。
このような自動二輪車10には、車体フレーム12に沿って燃料電池システム100の構成部材が配置されている。燃料電池システム100は、電動モータ38や補機類等を駆動するための電気エネルギを生成する。
以下、図1および図2を参照して、燃料電池システム100について説明する。
燃料電池システム100は、メタノール(メタノール水溶液)を改質せずにダイレクトに電気エネルギの生成(発電)に利用する直接メタノール型燃料電池システムである。
燃料電池システム100は、燃料電池セルスタック(以下、単にセルスタックという)102を含む。図1に示すように、セルスタック102は、フロントフレーム16から吊るされ、フロントフレーム16の下方に配置されている。
図2に示すように、セルスタック102は、それぞれメタノールに基づく水素イオンと酸素(酸化剤)との電気化学反応によって発電できる複数の燃料電池(燃料電池セル)104を含む。これらの燃料電池104は積層(スタック)されかつ直列接続されている。各燃料電池104は、固体高分子膜からなる電解質膜106と、電解質膜106を挟んで互いに対向するアノード(燃料極)108およびカソード(空気極)110とを含む。アノード108およびカソード110はそれぞれ、電解質膜106側に白金触媒層(図示せず)を有する。隣り合う燃料電池104間にはセパレータ112が挟まれている。
図1に示すように、フロントフレーム16の下方でありかつセルスタック102の上方には、ラジエータユニット114が配置されている。
図2に示すように、ラジエータユニット114は、水溶液用のラジエータ114aと気液分離用のラジエータ114bとを一体的に設けたものである。
また、リヤフレーム18の一対の板状部材の間には、上方から順に燃料タンク116、水溶液タンク118および水タンク120が配置されている。
燃料タンク116は、セルスタック102の電気化学反応の燃料となる高濃度(好ましくは、メタノールを約50wt%含む)のメタノール燃料(高濃度メタノール水溶液)を収容している。水溶液タンク118は、燃料タンク116からのメタノール燃料をセルスタック102の電気化学反応に適した濃度(好ましくは、メタノールを約3wt%含む)に希釈したメタノール水溶液を収容している。水タンク120は、水溶液タンク118に供給すべき水を収容している。
燃料タンク116にはレベルセンサ122が装着され、水溶液タンク118にはレベルセンサ124が装着され、水タンク120にはレベルセンサ126が装着されている。レベルセンサ122,124および126は、それぞれたとえばフロートセンサであり、タンク内の液面の高さ(液位)を検出する。
燃料タンク116の前側でありかつフロントフレーム16の上側には、二次電池128が配置されている。二次電池128は、セルスタック102からの電力を蓄え、コントローラ136(後述)の指示に応じて電気構成部材に電力を供給する。二次電池128の上側には、燃料ポンプ130が配置されている。
フロントフレーム16の左側の収納スペースには、水溶液ポンプ132およびエアポンプ134が収納されている。フロントフレーム16の右側の収納スペースには、コントローラ136および水ポンプ138が配置されている。
フロントフレーム16にはメインスイッチ140が設けられている。メインスイッチ140がオンされることによってコントローラ136に運転開始指示が与えられ、メインスイッチ140がオフされることによってコントローラ136に運転停止指示が与えられる。セルスタック102の発電動作中にメインスイッチ140がオフされた場合は、コントローラ136に運転停止指示および発電停止指示が与えられる。
図2に示すように、燃料タンク116と燃料ポンプ130とはパイプP1によって連通され、燃料ポンプ130と水溶液タンク118とはパイプP2によって連通され、水溶液タンク118と水溶液ポンプ132とはパイプP3によって連通され、水溶液ポンプ132とセルスタック102とはパイプP4によって連通されている。パイプP4はセルスタック102のアノード入口I1に接続されている。水溶液ポンプ132を駆動させることによってセルスタック102にメタノール水溶液が供給される。パイプP4にはメタノール水溶液の濃度(メタノール水溶液におけるメタノールの割合)を検出するための濃度センサ142が設けられている。濃度センサ142としては、たとえば超音波センサが用いられる。超音波センサは、メタノール水溶液の濃度に応じて変化する超音波の伝播時間(伝播速度)を電圧値として検出する。コントローラ136は、その電圧値に基づいてメタノール水溶液の濃度を検出する。
セルスタック102のアノード入口I1付近には、セルスタック温度センサ144が設けられている。セルスタック温度センサ144は、メタノール水溶液の温度を検出し、それをセルスタック102ひいては燃料電池104の温度とみなす。
セルスタック102と水溶液用のラジエータ114aとはパイプP5によって連通され、ラジエータ114aと水溶液タンク118とはパイプP6によって連通されている。パイプP5はセルスタック102のアノード出口I2に接続されている。
上述したパイプP1〜P6は主として燃料の流路となる。
また、エアポンプ134にはパイプP7が接続され、エアポンプ134とセルスタック102とはパイプP8によって連通されている。パイプP8はセルスタック102のカソード入口I3に接続されている。エアポンプ134を駆動させることによって外部からセルスタック102に酸素(酸化剤)を含む気体としての空気が供給される。パイプP7近傍には、外気温を検出する外気温センサ146が設けられている。
セルスタック102と気液分離用のラジエータ114bとはパイプP9によって連通され、ラジエータ114bと水タンク120とはパイプP10によって連通され、水タンク120にはパイプ(排気管)P11が設けられている。パイプP9は、セルスタック102のカソード出口I4に接続されている。パイプP11は水タンク120の排気口に設けられ、セルスタック102からの排気を外部に排出する。
上述したパイプP7〜P11は主として酸化剤の流路となる。
水タンク120と水ポンプ138とはパイプP12によって連通され、水ポンプ138と水溶液タンク118とはパイプP13によって連通されている。
上述したパイプP12,P13は水の流路となる。
ついで、図3を参照して、燃料電池システム100の電気的構成について説明する。
燃料電池システム100のコントローラ136は、CPU148、クロック回路150、メモリ152、電圧検出回路154、電流検出回路156、ON/OFF回路158および電源回路160を含む。
CPU148は、必要な演算を行い燃料電池システム100の動作を制御する。クロック回路150は、CPU148にクロック信号を与える。メモリ152は、たとえばEEPROMからなり、燃料電池システム100の動作を制御するためのプログラムやデータおよび演算データ等を格納する。電圧検出回路154は、セルスタック102の電圧を検出する。電流検出回路156は、電気回路162を流れる電流を検出する。ON/OFF回路158は、電気回路162を開閉する。電源回路160は、電気回路162に所定の電圧を供給する。
コントローラ136のCPU148には、メインスイッチ140および入力部28aからの入力信号が入力される。また、CPU148には、レベルセンサ122,124,126、濃度センサ142、セルスタック温度センサ144および外気センサ146からの検出信号が入力される。さらに、CPU148には、電圧検出回路154からの電圧検出値、および電流検出回路156からの電流検出値が入力される。CPU148は、電圧検出回路154からの電圧検出値と電流検出回路156からの電流検出値とに基づいて、セルスタック102の出力電力を算出する。
CPU148によって、燃料ポンプ130、水溶液ポンプ132、エアポンプ134および水ポンプ138等の補機類が制御される。
また、ドライバに各種情報を報知するための表示部28bがCPU148によって制御される。さらに、電気回路162を開閉するON/OFF回路158がCPU148によって制御される。
二次電池128は、セルスタック102の出力電力を補完するものであり、セルスタック102の出力電力によって充電され、その放電によって電動モータ38や補機類等に電力を供給する。
CPU148には、インターフェイス回路164を介して蓄電量検出器44からの蓄電量検出値が入力される。CPU148は、入力された蓄電量検出値と二次電池128の容量とを用いて二次電池128の蓄電率を算出する。
記憶手段であるメモリ152には、図4および図7の動作を実行するためのプログラム、各種演算値および各種検出値等が格納される。また、メモリ152には、図5の総発電時間と第2所定時間(パージ時間)との関係を示すテーブルデータが格納されている。図5において、総発電時間が1時間未満、2時間未満、3時間未満のときには、それぞれ、第2所定時間は1分、2分、3分となる。しかし、総発電時間が3時間以上になれば第2所定時間は4分のままである。これは総発電時間が3時間以上になればフラッディングが飽和するからである。
この実施形態では、制御部はCPU148を含む。気体供給部はエアポンプ134を含む。情報取得部は、CPU148、クロック回路150、電圧検出回路154および電流検出回路156を含む。水溶液供給部は水溶液ポンプ132を含む。時間取得部はCPU148およびクロック回路150を含む。
図4を参照して、燃料電池システム100の動作の一例について説明する。
メインスイッチ140がオンされ蓄電量検出器44が二次電池128の蓄電率が所定値(好ましくは40%)未満であることを検出すれば、セルスタック102ひいては燃料電池102の発電が開始される。このとき、CPU148は、水溶液ポンプ132を駆動させ、メタノール水溶液がセルスタック102のアノード108に供給されるとともに、エアポンプ134を駆動させ、空気がセルスタック102のカソード110に供給される。
このように発電が開始されると、CPU148は、クロック回路150からの信号に基づいてセルスタック102ひいては燃料電池104の発電時間をカウントする(ステップS1)。セルスタック102の発電時間のカウントはセルスタック102の発電開始時に開始される。後述のように、当該発電時間は第1所定時間(ここでは1時間)経過するごとにゼロクリアされ、0から第1所定時間までのカウントが繰り返される。
そして、CPU148は、セルスタック102の発電時間が第1所定時間(ここでは1時間)経過したか否かを判断する(ステップS3)。発電時間が第1所定時間経過していなければ、CPU148は、第2所定時間を設定するために、セルスタック102の発電開始からの経過時間である総発電時間をカウントする(ステップS5)。そして、CPU148は、発電停止信号が与えられたか否かを判断する(ステップS7)。強制停止スイッチ28cがオフされたとき、発電停止信号がCPU148に与えられる。また、CPU148が、蓄電量検出器44の出力に基づいて二次電池128の蓄電率が所定値(たとえば98%)以上であることを検出すれば、自らに発電停止信号を与える。ステップS7において、CPU148に発電停止信号が与えられていなければステップS1に戻る。ステップS3およびS7がNOである限り、ステップS1〜S7の処理が繰り返される。
ステップS3において第1所定時間が経過すれば、CPU148は、エアポンプ134の出力を大きくし、セルスタック102のカソード110への空気供給量を5%増加させる(ステップS9)。そして、CPU148は、発電時間をゼロクリアし(ステップS11)、ステップS1に戻る。
一方、ステップS7においてCPU148に発電停止信号が与えられれば、CPU148は、メモリ152に格納された図5の関係を示すテーブルデータを参照して、総発電時間に基づいて第2所定時間を設定する(ステップS13)。そして、CPU148は、パージ処理を行う。すなわち、水溶液ポンプ132を停止させた後、設定された第2所定時間分エアポンプ134を駆動させ(ステップS15)、終了する。
このように動作する燃料電池システム100によれば、セルスタック102の発電時間が第1所定時間(ここでは1時間)経過するごとに、セルスタック102の出力電力が減少しているとみなし、エアポンプ134による空気供給量を所定分(ここでは5%)ずつ増加させていく。これによって、エアポンプ134による空気供給量を、セルスタック102の発電開始から暫くは少なめに設定し、その後定期的に徐々に上げることができ、制御も簡単にできる。したがって、セルスタック102のカソード110内の飽和蒸気圧を徐々に上昇させて、カソード110内の液体の気化を促進できるとともに、液体のカソード110からの排出を促進でき、経時的に徐々に進行する性質を有するセルスタック102のフラッディングの進行を抑えることができる。その結果、エアポンプ134による空気供給量の急激な増大による電力の浪費を防ぎつつ、セルスタック102ひいては燃料電池104の出力電力の低下を抑制でき、発電効率の低下を抑制できる。
また、セルスタック102の総発電時間に基づいて、カソード110に存在する液体の量に応じた第2所定時間を設定し、セルスタック102の発電を停止させる際、水溶液ポンプ132を停止させた後、エアポンプ134を第2所定時間分駆動させる。これによって、水溶液ポンプ132とエアポンプ134とを同時に停止させる場合と比較して、発電終了時にカソード110の液体をより多く排出させることができ、次回の発電においてフラッディングが発生するまでの時間を長くすることができる。また、セルスタック102の総発電時間に基づいて第2所定時間を設定することによって、エアポンプ134の駆動に要する電力の浪費を防ぐことができる。
図4の動作を行う場合の効果を、図6を参照して説明する。
図6(a)には、従来例においてセルスタックの発電とその停止とを3回行った場合のセルスタックのグロス出力電力の一例を示す。図6(b)には、そのうちの1つに対応するデータとして、図4の動作を行う場合と従来例とにおけるセルスタックのグロス出力電力およびネット出力電力ならびに補機消費電力を示す。セルスタックのネット出力電力は、セルスタックのグロス出力電力から補機消費電力を減じたものである。
図6(a)に示すように、セルスタックの出力電力は、発電開始後に急上昇し、その後経時的に緩やかに減少していく。
図6(b)を参照して、従来例では、補機(エアポンプを含む)の消費電力は破線A1に示すように一定であるが、セルスタックのグロス出力電力は破線A2に示すように時間の経過とともに減少するので、セルスタックのネット出力電力も破線A3に示すように時間の経過とともに減少する。
それに対して、燃料電池システム100が図4の動作を行う場合、補機(エアポンプ134を含む)の消費電力は実線B1に示すように第1所定時間経過するたびにエアポンプ134による空気供給量の増加に伴って増加していく。セルスタック102のグロス出力電力は実線B2に示すように、緩やかに減少した後にエアポンプ134による空気供給量の増加に伴って急激に増加し(真上に立ち上がり)、それを繰り返すという鋸歯状の特性を有し、フラッディングまでの時間が長くなる。これに伴って、セルスタック102のネット出力電力も破線B3に示すように鋸歯状の特性を有し、従来例に比べて減少を抑えることができる。
ついで、図7を参照して、燃料電池システム100の他の動作例について説明する。
図7に示す動作例では、図4に示す動作例のステップS3の処理に代えてステップS3aおよびS3bの処理が行われ、ステップS11の処理に代えてステップS11aの処理が行われる。それ以外については図4の動作と同様であるので、同一のステップ番号を付することで、重複する説明は省略する。
図7に示す動作例において、ステップS1の後のステップS3aでは、CPU148は、発電開始から5分後の出力電力を2分間継続して取得して平均する。この平均値を出力電力初期値とする。そして、ステップS3bにおいて、CPU148は、セルスタック102のグロス出力電力が出力電力初期値から所定分(ここでは5%以上)低下したか否かを判断する。グロス出力電力が所定分低下していなければステップS5に進み、一方、所定分低下していればステップS9に進む。
また、ステップS9の後、CPU148は、ステップS3aで得られた出力電力初期値をクリアし、ステップS1に戻る。
このように動作する燃料電池システム100によれば、セルスタック102の出力電力を検出し、その値が所定分(ここでは5%)小さくなるごとにエアポンプ134による空気供給量を所定分(ここでは5%)増加させる。これによって、エアポンプ134による空気供給量を精度よく制御でき、セルスタック102の出力電力の低下をより確実に抑制することができる。また、図4の動作を行う場合と同様の効果を得ることができる。
図7に示す動作を行う場合の効果を、図8を参照して説明する。
図8(a)は図6(a)と同じ図であり、図8(a)には、従来例においてセルスタックの発電とその停止とを3回行った場合のセルスタックのグロス出力電力の一例を示す。図8(b)には、そのうちの1つに対応するデータとして、図7の動作を行う場合と従来例とにおけるセルスタックのグロス出力電力およびネット出力電力ならびに補機消費電力を示す。図8(b)における破線A1〜A3は、図6(b)の破線A1〜A3と同じ従来例である。
図8(b)を参照して、燃料電池システム100が図7の動作を行う場合、補機(エアポンプ134を含む)の消費電力は、セルスタック102のグロス出力電力が所定分低下するたびに、エアポンプ134による空気供給量の増加に伴って実線C1に示すように増加していく。セルスタック102のグロス出力電力は実線C2に示すように、緩やかに減少した後にエアポンプ134による空気供給量の増加に伴って急激に増加し(真上に立ち上がり)、それを繰り返すという鋸歯状の特性を有し、フラッディングまでの時間が長くなる。これに伴って、セルスタック102のネット出力電力も実線C3に示すように鋸歯状の特性を有し、破線A3で示す従来例に比べて減少を抑えることができる。
なお、図7に示す動作例においては、ステップS3bにおいて、セルスタック102のグロス出力電力が出力電力初期値から所定割合(ここでは5%)低下したか否かを判断したが、これに限定されない。たとえば、セルスタック102のグロス出力電力が出力電力初期値から所定量低下したか否かを判断するようにしてもよい。
上述の実施形態では、燃料電池104の出力電力に関する情報として、セルスタック102の出力電力を用いたが、これに限定されず、燃料電池104の出力電力を用いてもよい。燃料電池104の出力電力は、セルスタック102の出力電力を、セルスタック102に含まれる燃料電池104の数で割ることによって得られる。また、燃料電池104の出力電力に関する情報として、燃料電池104の出力電圧や出力電流、セルスタック102の出力電圧や出力電流を用いてもよい。
上述の実施形態では、燃料としてメタノールを、燃料水溶液としてメタノール水溶液を用いたが、これに限定されず、燃料としてエタノール等のアルコール系燃料、燃料水溶液としてエタノール水溶液等のアルコール系水溶液を用いてもよい。
上述の実施形態では、セルスタック102(燃料電池104)のカソード110にエアポンプ134によって空気を供給する場合について説明したが、これに限定されない。この発明は、酸化剤を含む任意の気体をカソード110に供給でき、気体供給部として任意の送気ポンプを用いることができる。
自動二輪車10などの輸送機器は運転時において外力によって振動等を受け易いので、輸送機器に燃料電池システムを搭載する場合にはフラッディングが起こり易い。この発明によれば、フラッディングの発生を抑制し発電効率の低下を抑えることができるので、この発明は、燃料電池システムを備える任意の輸送機器に好適に用いられる。輸送機器としては、自動二輪車だけではなく、自動車や船舶等が含まれる。
また、この発明は、据え付けタイプの燃料電池システムにも適用でき、さらに、パーソナルコンピュータ、携帯機器等の電子機器に搭載される可搬型の燃料電池システムにも適用できる。
10 自動二輪車
38 電動モータ
100 燃料電池システム
102 燃料電池セルスタック
104 燃料電池
108 アノード
110 カソード
132 水溶液ポンプ
134 エアポンプ
136 コントローラ
148 CPU
150 クロック回路
152 メモリ
154 電圧検出回路
156 電流検出回路

Claims (6)

  1. アノードとカソードとを有する燃料電池と、
    前記燃料電池の前記カソードに酸化剤を含む気体を供給するための気体供給部と、
    前記燃料電池の出力電力に相関性のある相関情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された前記相関情報に基づいて前記気体供給部による気体供給量を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記相関情報が前記燃料電池の出力電力の減少を示すごとに前記気体供給部による気体供給量を増加させ、これによって、前記気体供給部による気体供給量を、前記燃料電池の発電開始時の気体供給量よりも前記出力電力の減少に伴い徐々に上げていく、燃料電池システム。
  2. 前記相関情報は前記燃料電池の発電時間を含み、
    前記制御部は、前記発電時間が第1所定時間を経過するごとに前記燃料電池の出力電力が減少しているとみなして前記気体供給部による気体供給量を増加させる、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記相関情報は前記燃料電池の出力電力に関する情報を含み、
    前記制御部は、前記燃料電池の出力電力に関する情報が所定分小さくなるごとに前記気体供給部による気体供給量を増加させる、請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料電池の前記アノードに燃料水溶液を供給する水溶液供給部をさらに備え、
    前記制御部は、前記燃料電池の発電を停止させる際、前記水溶液供給部を停止させたのち前記気体供給部を第2所定時間分駆動させる、請求項1に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池の発電開始からの総発電時間を取得する時間取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記時間取得部によって取得された前記総発電時間に基づいて前記第2所定時間を設定する、請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の燃料電池システムと、
    前記燃料電池システムから電力が供給される電動モータとを備える、輸送機器。
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