JP5540246B2 - 旗類の掲揚・収納装置 - Google Patents

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本発明は、旗類の掲揚・収納装置に関する。
日本では祝日などに各家々で国旗を掲げる慣習があるが、今ではその数も僅かになってきている。ところで、現在では、玄関横に固定されているポール受金具に、旗玉や国旗を備え付けたポールの根元を挿し込んで掲揚を行うようになっている。しかしながら、掲揚された国旗は、風のないときは力なく垂れ下がった状態になることが多く、これでは折角の日の丸の威厳を見ることができない。そこで日の丸が無風のときでもよく見えるようにした案も提供されている。
特開2002−169495
上記特許文献1には、旗掲揚方法及び装置の技術が記載されており、具体的には、ポールの両側にエアー配管を配設し、エアー配管のエアー放出口が、それぞれ旗の両サイドに位置し、ロープに係止された旗の一片の下部から旗の略中心方向に向けて設け、所定の風速にて吹き付けるようにしてある。
ところが、こうしたエアー配管による風吹き付け方法によれば、専用の装置が必要でその運転費もかかるなどの不利があるとともにエアー配管が旗のすぐ傍に臨む格好となるので違和感もある。
本発明は、このような従来の方法が有していた問題を解決しようとするものであり、無風状態でも極めて安価な方法により運転費も必要なくしてしかも格好よく伸展した状態を得ることができる旗類の掲揚・収納装置を提供することを目的とする
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、上端に上滑車を備えたもので設置ベースを介して立設されるポールと、上回り部分がポールの上滑車に掛けられて下へ伸びるようにされた循環運動可能なロープと、ロープの前記上回り部分に対する下回り部分が巻き掛けられる下駆動滑車を内装するとともに上端にロープを出し入れ自在に通すための開口を備えたケース体であってポールの下部に沿うようにして設けられた収納ケースと、四辺を有して形成されその四辺のうちの上辺に隣合う両縦辺のうちのロープ側に対応する基辺側である縦辺がロープに平行になるようにして設けられる旗類とを備え、ロープを一方向に運動させることで旗類を収納ケース内に収納可能である一方ロープを他方向に運動させることで旗類を収納ケース内から繰出して掲揚可能とするように構成された旗類の掲揚・収納装置であって、旗類は、前記上辺と基辺側である一方の縦辺の双方に差 込袋状部分を備えかつこれら両差込袋状部分の交差する上角部に対応する個所にL形をした切欠きが形成されるとともに上滑車と下駆動滑車との間に掛けられたロープのうちの一方のものの一部が前記縦辺の差込袋状部分に通されるようにされ、旗類には、前記差込袋状部分にそれぞれ差し込まれてL形をなす線条部分と両線条部分の折り曲げ基点として前記切欠き内に位置するように設けられて前記両線条部分を弾発的にL形に戻すようにするコイル状部分とを有するL形をなす線条材でなる垂れ下がり防止具が設けられるとともに、前記縦辺の差込袋状部分に通されたロープは、前記コイル状部分と差込袋状部分から出た垂れ下がり防止具の下端部とにつながれており、前記垂れ下がり防止具は、コイル状部分を折り曲げの基点にしてL形から折り畳むようにして旗類の両差込袋状部分に線条部分を差し込み得るようにするとともに旗類に差し込まれた状態ではL形をなして旗類を四辺形になるように矯正する一方L形から折り畳んだ状態にして前記収納ケース内に収納可能とされかつ収納ケースから出された状態では折り畳んだ状態からコイル状部分のもつ弾発力によりL形に戻され得るように構成されていることを特徴とする。
上述したように本発明の旗類の掲揚・収納装置は、上端に上滑車を備えたもので設置ベースを介して立設されるポールと、上回り部分がポールの上滑車に掛けられて下へ伸びるようにされた循環運動可能なロープと、ロープの前記上回り部分に対する下回り部分が巻き掛けられる下駆動滑車を内装するとともに上端にロープを出し入れ自在に通すための開口を備えたケース体であってポールの下部に沿うようにして設けられた収納ケースと、四辺を有して形成されその四辺のうちの上辺に隣合う両縦辺のうちのロープ側に対応する基辺側である縦辺がロープに平行になるようにして設けられる旗類とを備え、ロープを一方向に運動させることで旗類を収納ケース内に収納可能である一方ロープを他方向に運動させることで旗類を収納ケース内から繰出して掲揚可能とするように構成された旗類の掲揚・収納装置であって、旗類は、前記上辺と基辺側である一方の縦辺の双方に差込袋状部分を備えかつこれら両差込袋状部分の交差する上角部に対応する個所にL形をした切欠きが形成されるとともに上滑車と下駆動滑車との間に掛けられたロープのうちの一方のものの一部が前記縦辺の差込袋状部分に通されるようにされ、旗類には、前記差込袋状部分にそれぞれ差し込まれてL形をなす線条部分と両線条部分の折り曲げ基点として前記切欠き内に位置するように設けられて前記両線条部分を弾発的にL形に戻すようにするコイル状部分とを有するL形をなす線条材でなる垂れ下がり防止具が設けられるとともに、前記縦辺の差込袋状部分に通されたロープは、前記コイル状部分と差込袋状部分から出た垂れ下がり防止具の下端部とにつながれており、前記垂れ下がり防止具は、コイル状部分を折り曲げの基点にしてL形から折り畳むようにして旗類の両差込袋状部分に線条部分を差し込み得るようにするとともに旗類に差し込まれた状態ではL形をなして旗類を四辺形になる ように矯正する一方L形から折り畳んだ状態にして前記収納ケース内に収納可能とされかつ収納ケースから出された状態では折り畳んだ状態からコイル状部分のもつ弾発力によりL形に戻され得るように構成されていることを特徴とするので、無風状態でも極めて安価な方法により運転費も必要なくしてしかも格好よく伸展した状態を得ることができる旗類の掲揚・収納装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す左側面図。 図1の正面図。 図1のA−A線拡大断面図。 図1のB−B線拡大断面図。 旗を収納する様子を示す斜視図。 図1のC部拡大図。 他の実施形態を示す左側面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す横断面図。 旗取付具についての他の実施形態を示す左側面図。 図12の旗取付具の拡大斜視図。 付加的な提案例を示す正面図。 付加的な提案例を示す正面図。 付加的な提案例を示す正面図。 付加的な提案例を示す正面図。 付加的な提案例を示す正面図。 付加的な提案例を示す正面図。 付加的な提案例を示す斜視図。 他の実施形態を示す正面図。 図23のX−X線断面図。 図22の縦断正面図。 刺股の使用要領を示す説明図。
以下、本発明の実施の一形態を図1〜図6に基づいて説明する。尚、各実施形態で説明する個別(細部を含む)の案は他の実施形態にも適用があるものとする。
これらの図において、1は設置ベースで、このベース1は、一般家庭の玄関先地盤や私的・公的機関の敷地地盤などであり、同ベース1にはポール2が埋込式に立設固定されている。3は旗玉で、ポール2に差し込まれており、その直ぐ下側の周部には上滑車4が設けられている。この上滑車4にはロープ5が無端式で掛けられている。
ロープ5の中途には、図6に示すように、旗6の四辺のうち上辺aとそれに隣合うポール2側の縦辺bに形成される差込袋状部分6a、6a内に添って差し込まれるようにL形に折り曲げて形成したSUS線材・バネ線材などの弾性線条材でなる垂れ下がり防止具7が設けられている。この垂れ下がり防止具7は、L形に折り曲げられた中途折り曲げ部分にはコイル状部分7aを備える。このコイル状部分7aは、旗6のポール2側の上角部にL形に形成した切欠き6b位置に対応するようになっている。
垂れ下がり防止具7の先端は線条材を切断した端末のままとされるが、下端に対応する端部には、ロープ5を通すためのリング7bが設けられ、上右端部には差込袋状部分6aに通りやすくまた旗6の生地を傷めないようにするリング7cが設けられている。そして、この垂れ下がり防止具7は、図6の右下欄のように、U字状に折り曲げられて、その先端のリング7b、7cを切欠き6bを介してそれぞれの差込袋状部分6aに差し込んでゆくことで通される。このとき、コイル状部分7aがしなやかに大きく曲がることで一連の差込みをしやすくする。この差込みが終わると、手を緩めることにより垂れ下がり防止具7は弾発的にL字状になるように戻ることで旗6が張った状態になる。このコイル状部分7aには、ロープ5の中途が巻き掛けられる。
尚、図6の左欄に示すように、縦辺bの垂れ下がり防止具7の通された外部には、U字溝形をした補強桟8を嵌め付けて真直ぐになるようにしてもよい。
また、図6の左欄に示すように、ロープ5に巻き掛けずに紐9によりポール2に直接取り付けることもできる。この場合、垂れ下がり防止具7のコイル状部分7a近くの部分と下端近くの部分とに紐9,9を巻きつけて縛ることにより取り付けられる。
10は旗収納装置で、ポール2の下寄りの外部に取付環11を介して縦向きに取り付けられている。この旗収納装置10は、収納ケース12を本体とし、同ケース12は、固定ケース13と開閉ケース14の2つのケースでなる。固定ケース13は、ポール2側の背壁aとその両側から垂直に立ち上がる側壁bの3つの壁からなるコの字形横断面に折り曲げ形成した部分と、その上端に一体に設けられた斜壁cとでなり、底壁は設ける場合と設けず開放状にする場合とがある。底壁を設ける場合はドレン口を開口する。斜壁cは、雨がケース内に浸入しないようにポール2の向きに下がるように傾斜する。この斜壁cの上端には、図5に示すように、ロープ5を円滑に案内するための丸ロッド状の下ガイド15が一体溶接されている。尚、図3の17はロープ5を通すためのロープ通孔で、斜壁cの傾斜下がり端に位置している。
開閉ケース14は、同じく背壁dと側壁eおよび斜壁fとを有してコの字形に形成され、同じく底壁は設ける場合と設けず開放状とする場合とがある。この開閉ケース14は、固定ケース13よりも少し高く形成され、その上端は、斜壁fが前記斜壁cの上方に臨むように突き出していてその先端には、ロープ5を円滑に案内するための上ガイド16が設けられている。この上ガイド16は、図6のように、斜壁fの側辺から側壁eの前縁に伸びるように形成されている。
固定ケース13内には、ロープ5を巻き回す下駆動滑車18が回転自在に設けられていてロープ5は下駆動滑車18から斜壁cのロープ通孔17を通じて上滑車4を経由して旗6の垂れ下がり防止具7に結ばれるとともに上ガイド15から下ガイド16を通じて収納ケース12内の下駆動滑車18に循環運動するようになっている。
下駆動滑車18は、ケース外のハンドル19により往復回転される。このハンドル19に代えて図2に仮想線で示す減速機付きモーター20により駆動するようにしてもよい。このモーター20は図示しないタイマー付き制御盤で朝方の一定時間に掲揚し夕方に収納するように自動化することもできる。この制御には、雨が降ると雨センサーの感知により自動収納する制御も含まれる。この場合の電源は、AC100Vなどの家庭用電源あるいはソーラー電源(例えば、DC12V)とすることができる。
開閉ケース14は、一側のヒンジ21により支持されて開閉自在とされるとともにロック具22により閉止されるようになっている。図5は旗6を仕舞う際の様子を示しており、開閉ケース14を開けて垂れ下がり防止具7を折り曲げるようにして旗6を収納する。掲揚のときは開閉ケース14を開ければ垂れ下がり防止具7はその弾発で開くのでハンドル19を回せば自動的に掲揚される。
旗6は、垂れ下がり防止具7により図1・図2・図6のように無風状態でも伸展した状態になる。尚、垂れ下がり防止具7は、縦辺と横辺とが別体でその間をL形パイプなどのジョイントにより接続するようにしてもよい。この場合も折れ曲がり状という。また、垂れ下がり防止具7は、アルミ線材や樹脂線材など、材質は限定されない。さらに、垂れ下がり防止具7は、断面形状が、丸形であるものに限定されず、例えば、横幅が小さく縦幅が大きい扁平形のものもここに含まれ、この場合、図1のような伸展状態が得られる一方において薄い方向には靡くようにすることができる。また、図6の上欄に示すように、コイル状部分7aは、紙面に直交する方向に軸芯をもってラセン状に曲げたものにしてもよい。
旗収納装置10は、垂れ下がり防止具7を付してない通常の旗6の収納用にも使用可能である。旗収納装置10は、ハンドル19を回すことで旗6を下げることができ、そののち、ロック具22を外して開閉ケース14を開けることで、折り畳み状態で旗6を収納することができる。そのあと、開閉ケース14を閉めてロック具22を係合ロックすることで安全な収納状態を得る。この収納状態では、斜壁f,cが上下に食い違いラップ式に配置されているので雨が入りにくく例え入っても底から抜けるようにするとともに図1のようにロープ5を平行化して見た目にまとまり感を出すことができる。ガイド15,16は揚げ降ろしの際のロープ5の動きを円滑にし損傷しにくくする。このガイド15,16はローラータイプにすることがある。
尚、図1および図2のように、収納ケース12の固定ケース13下部には、固定脚23が取り付けられ、設置ベース1内に埋設式(あるいはアンカー固定式)にして例えば、ポール2が経時的に古く弱くなったり台風や地震が来た場合でも独自に支持することができるようにしてある。そのことから、図7の他の実施形態のように、収納ケース12(固定ケース13)に取り付けた固定脚23を埋設式とする一方、ポール2の方は図1のように埋設式とせず固定ケース13にのみ取付支持させるだけにしてもよい。
また、図8に示すように、収納ケース26を角筒あるいは丸筒などにより上下開放型のものとしてもよい。この場合、上開放口27には下雨除け28を設けるとともにポール2に大きい上雨除け29を設けることができる。上雨除け29はヒンジ30により上に持ち上げて開閉できるようにすれば旗の収納・掲揚に便利である。収納ケース26は、図1ないし図6のような固定ケースと開閉ケースとの組み合わせタイプにしてもよい。また、ロープ5は、仮想線のようにポール2に沿うように通してもよい。さらに、図8の右欄に示すように、収納ケース26は、扁平型にしてもよい。この場合、下駆動滑車18はケース内の一方寄りに位置させれば他方側に旗の収納空間を広く取ることができる。
図9は他の実施形態を示す。この実施形態の収納ケース33は、一体円筒状で上下開放型のもので、ポール2に添わせて取り付けたものである。収納ケース33の上側には蓋を設けることがある。この場合、ポール2側に半円型の蓋とすることができる。
図10の実施形態は、同じく一体円筒状の収納ケース35についてのものであるが、その中央位置にポール2が通された方式となっている。この収納ケース35の蓋36は、半割れ合わせ式でポール通口37とロープ通口38を備えたものになっている。2つの蓋36は互いにロック可能にする。ポール2は、収納ケース35の偏芯した位置に通してもよい。この場合、旗を広い空間内に出し入れすることができる。
図11の実施形態は、収納ケース40が四角筒形でその偏芯した位置にポール2が通されている。蓋41は半割れ合わせ式のもので、右欄のように多角形(六角形など)の収納ケース42にしてもよい。
図12および13は、旗取付具についての他の実施形態を示す。
この旗取付具は、垂れ下がり防止具7で姿勢が四辺に規律された旗6を対象にして玄関先などの既存材Tにネジ留めやくぎ止めなどにより取り付けられるもで、金属や樹脂などにより造られ、幅45mm、高さ100mm程度の薄板製の基板Pの前面に、前記コイル状部分7a内に差し込まれる軸部cを備えるとともに、この軸部cより低い個所には図13のように先端が切り離されて保護片を備えた止め環dが突設されている。
基板Pは、図12の右欄のように、少し上下に長めにしてその上下複数個所に止め環dを備えて旗6の上下複数箇所を掴むようにしてもよい。止め環dは、同じく右欄に示すように、旗6の下端近くを掴むように設けてもよい。この場合、軸部cと1つの止め環dで構成する場合と、軸部cと複数の止め環dで構成する場合とがある。基板Pは1枚ものが好ましいが、上板と下板とで別体ものとし、上板に軸部cを、下板に止め環dを設ける場合がある。
図14ないし20は付加的な提案例を示す。図14の例は、垂れ下がり防止具7を使う旗6をロープ5で掲揚可能としたポール2を、差込孔46付き旗挿しウエイト台47に差し込むようにしたものである。
図15の例は、旗挿しウエイト台49を、下部aと上部bとで構成して、下部aは、内部を収納空間にして扉50を開閉自在に装備しその中に手袋51や電池52、ラジオ53などの防災品を出し入れできるようにして緊急時に備えるようにしたものであり、上部bは富士山を模したり日本列島を模したものを付すようにデザイン化したものである。
図16の例は、旗挿しウエイト台55の上部bを地球儀としてポール2を差込自在としたものである。
図17の例は、旗挿しウエイト台57の上部bを模造石状としてその表面に「感謝」や「和」などの語を刻み付けたものである。
図18の例は、半球状で半割れ合体式の上部bをもつ旗挿しウエイト台59とし、その中に、ポール2の下端に備えた刺股60を差込装備可能にしたもので、緊急時には、上部bを開いてポール2を上に抜くことにより、右欄のように刺股60として使えるようにしたものである。この刺股60は、図19のような旗挿しウエイト台62上に差込設置しておいて平常時には前側の日本列島などの装飾体63の裏側に隠れるようにしてある。
図20の例は、旗挿しウエイト台65上に富士山などの前装飾体66を設ける一方、裏側にはポリカなどの防弾樹脂プレート67を立設していつでもその裏に隠れて防護されるようにしたものである。
図21ないし24は旗掲示セットについての他の実施形態を示す。同実施形態は、基部に旗挿しウエイト台70を備え、同台70は、図23の断面図のように、薄板を底有り円筒体とした本体71と同本体71に蓋設された円筒体状のカバー72とでなる。このウエイト台70内には、手袋51・電池52・ラジオ53・ロープ54や非常食73などで例示されるように種々の緊急用品が収納されいつでも使用できるようになっている。これらの緊急用品は重量をもつので旗付きポールを支えるためのウエイトとしても機能する。
カバー72上には、富士山に模した装飾板74が前後一対設けられ、これらは前後基部間に一体に渡された連結板75を止着具76によりカバー72に取り付けることにより脱着可能に固定されている。77は左右一対の差込パイプで、カバー72上に固定されており、これらにポール2の下部に取り付けた刺股78の下部両端がいつでもワンタッチで抜脱可能な状態で差し込まれている。刺股78の基部はポール2内に差し込まれて止着具79で固定されている。
ポール2の中途高さには、図24のように刺股として使用する際の一方の手を留めるためのストッパー80が止着具81により位置調節可能に止め付けられている。
尚、刺股78の両端には、U字環82が設けられ、これらの間には、ワンタッチで係脱可能な留め具83が掛けられ、これらの間には犯人捕捉チェーン84が掛け渡されている。
この旗掲示セットは、旗6を掲示することができるだけでなく、例えば、学校や各種金融機関、事務所、コンビニエンス、スーパーマーケットなどに犯人が侵入してきた際にポール2を持ち上げて刺股78を差込パイプ77から抜くとともに図24のように一方の留め具83を外して垂れた状態にして犯人85を刺股78で捕らえる際に利用される。犯人85を捕らえたあとは、犯人捕捉チェーン84を犯人85に回し止めることにより捕捉を確実なものにすることができる。また、地震などの非常事態に遭った場合には、カバー72を開けることでその内容物である緊急用品を使用することができるし、これらの緊急用品はウエイトとして機能するので旗6付きポール2の安定性を向上させるのに役立つ。
尚、刺股78は、前記のように3つ股などにすることがある。
1…設置ベース 2…ポール 5…ロープ 6…旗 7…垂れ下がり防止具 10…旗収納装置 12…収納ケース。

Claims (1)

  1. 上端に上滑車を備えたもので設置ベースを介して立設されるポールと、上回り部分がポールの上滑車に掛けられて下へ伸びるようにされた循環運動可能なロープと、ロープの前記上回り部分に対する下回り部分が巻き掛けられる下駆動滑車を内装するとともに上端にロープを出し入れ自在に通すための開口を備えたケース体であってポールの下部に沿うようにして設けられた収納ケースと、四辺を有して形成されその四辺のうちの上辺に隣合う両縦辺のうちのロープ側に対応する基辺側である縦辺がロープに平行になるようにして設けられる旗類とを備え、ロープを一方向に運動させることで旗類を収納ケース内に収納可能である一方ロープを他方向に運動させることで旗類を収納ケース内から繰出して掲揚可能とするように構成された旗類の掲揚・収納装置であって、旗類は、前記上辺と基辺側である一方の縦辺の双方に差込袋状部分を備えかつこれら両差込袋状部分の交差する上角部に対応する個所にL形をした切欠きが形成されるとともに上滑車と下駆動滑車との間に掛けられたロープのうちの一方のものの一部が前記縦辺の差込袋状部分に通されるようにされ、旗類には、前記差込袋状部分にそれぞれ差し込まれてL形をなす線条部分と両線条部分の折り曲げ基点として前記切欠き内に位置するように設けられて前記両線条部分を弾発的にL形に戻すようにするコイル状部分とを有するL形をなす線条材でなる垂れ下がり防止具が設けられるとともに、前記縦辺の差込袋状部分に通されたロープは、前記コイル状部分と差込袋状部分から出た垂れ下がり防止具の下端部とにつながれており、前記垂れ下がり防止具は、コイル状部分を折り曲げの基点にしてL形から折り畳むようにして旗類の両差込袋状部分に線条部分を差し込み得るようにするとともに旗類に差し込まれた状態ではL形をなして旗類を四辺形になるように矯正する一方L形から折り畳んだ状態にして前記収納ケース内に収納可能とされかつ収納ケースから出された状態では折り畳んだ状態からコイル状部分のもつ弾発力によりL形に戻され得るように構成されているこ とを特徴とする旗類の掲揚・収納装置
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