JP5538010B2 - データ送信機およびデータ伝送システム - Google Patents

データ送信機およびデータ伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP5538010B2
JP5538010B2 JP2010062572A JP2010062572A JP5538010B2 JP 5538010 B2 JP5538010 B2 JP 5538010B2 JP 2010062572 A JP2010062572 A JP 2010062572A JP 2010062572 A JP2010062572 A JP 2010062572A JP 5538010 B2 JP5538010 B2 JP 5538010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
time
amount
transmission
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010062572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011199483A (ja
Inventor
健央 川浦
秀男 川村
武史 三尾
広泰 田畠
清高 渡邊
整 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010062572A priority Critical patent/JP5538010B2/ja
Publication of JP2011199483A publication Critical patent/JP2011199483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5538010B2 publication Critical patent/JP5538010B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

この発明は、例えば通信網を介して電子データの送信を行うデータ送信機およびデータ伝送システムに関するものである。
従来のデータ送信機は、電子データを送信する際に、複数の送信条件(電子データの特性、回線、時間帯等)に基づき、電子データの送信に要する送信時間および送信料金を推定し、推定した送信時間および送信料金を複数の送信条件に対応付けて表示し、ユーザが同表示を参照して、複数の送信条件の中から所望の送信条件を選択することによって、選択された送信条件に基づき電子データの送信が行われる(例えば、特許文献1)。このような構成のデータ送信機は、電子データのデータ量の大小によらず電子データ毎に送信する。
特開2002−369053号公報
しかしながら、特許文献1のデータ送信機は、電子データのデータ量が小さく、かつ電子データが多数である場合、例えば電子データの送信時間が時間従量制課金の基本単位時間より著しく小さくなり、多数の基本単位時間で課金されてしまうため送信料金を削減することができないという課題があった。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、電子データのデータ量が小さく、かつ電子データが多数である場合であっても、送信料金を削減できるデータ送信機およびデータ伝送システムを提供することを目的とする。
この発明に係るデータ伝送システムのデータ送信機は、外部から入力したデータとともに入力時刻を蓄積するデータ蓄積手段と、データを検索する指標となるイベントを外部から入力した時刻におけるデータを、データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出すデータ切り出し手段と、データ切り出し手段により切り出されたデータを複数記憶するデータキャッシュと、データキャッシュ内に蓄積されたデータの総データ量を計測するデータ量計測手段と、データ量計測手段で計測された総データ量に基づき、データキャッシュ内に蓄積されたデータを送信した場合の推定送信時間を算出する送信時間推定手段と、データ送信に要する時間に応じて課金される時間従量制課金の基本単位時間を記載した時間従量制課金テーブルと、送信時間推定手段で算出された推定送信時間が時間従量制課金テーブルの基本単位時間に達すると送信開始を判断する送信開始判断手段と、送信開始判断手段の判断に基づき、データキャッシュに蓄積された電子データを通信網を介して送信する通信制御手段とを備え、データ切り出し手段は、推定送信時間が基本単位時間を超える場合、切り出すデータのサイズを減らすものである。
また、この発明に係るデータ伝送システムのデータ送信機は、外部から入力したデータとともに入力時刻を蓄積するデータ蓄積手段と、データを検索する指標となるイベントを外部から入力した時刻におけるデータを、データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出すデータ切り出し手段と、データ切り出し手段により切り出されたデータを複数記憶するデータキャッシュと、データキャッシュ内に蓄積されたデータの総データ量を計測するデータ量計測手段と、データを送信する量に応じて課金されるデータ量従量制課金の基本単位データ量を記載したデータ量従量制課金テーブルと、データ量計測手段で計測された総データ量がデータ量従量制課金テーブルの基本単位データ量に達すると送信開始を判断する送信開始判断手段と、送信開始判断手段の判断に基づき、データキャッシュに蓄積された電子データを通信網を介して送信する通信制御手段とを備え、データ切り出し手段は、総データ量が基本単位データ量を超える場合、切り出すデータのサイズを減らすものである。
この発明に係るデータ伝送システムのデータ送信機は、データキャッシュ内に蓄積されたデータの総データ量に基づいて送信時間を推定し、推定送信時間が時間従量制課金の基本単位時間に達するとデータを送信し、推定送信時間が基本単位時間を超える場合、切り出すデータのサイズを減らすように構成したので、推定送信時間が基本単位時間になるまで複数のデータをデータキャッシュに蓄積しておくことができ、推定送信時間が基本単位時間に達するとデータキャッシュに蓄積したデータを通信網へ一括送信することができる。その結果、データのデータ量が小さく、かつデータが多数である場合であっても、送信料金を削減できる。
また、この発明に係るデータ伝送システムのデータ送信機は、データキャッシュ内に蓄積されたデータの総データ量がデータ量従量制課金の基本単位データ量に達すると、データを送信し、総データ量が基本単位データ量を超える場合、切り出すデータのサイズを減らすように構成したので、総データ量が基本単位データ量になるまで複数のデータをデータキャッシュに蓄積しておくことができ、総データ量が基本単位データ量に達するとデータキャッシュに蓄積したデータを通信網へ一括送信することができる。その結果、上記と同様の効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係るデータ伝送システム及びデータ送信機の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係るデータ伝送システム及びデータ送信機の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係るデータ伝送システム及びデータ送信機の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係るデータ伝送システム及びデータ送信機の構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るデータ伝送システム1の構成を示している。まず、データ伝送システム1の構成について説明する。データ伝送システム1は、図1に示すように、データ送信機10、データ生成器20、イベント生成器30、通信網40、データ受信機50で構成されている。
データ生成器20は、データとして任意のサイズの電子データを生成して出力するよう構成されている。イベント生成器30は、データ送信機10内のデータ蓄積手段101に蓄積された電子データを検索するための指標となるイベントを生成して出力するよう構成されている。
通信網40はデータ送信機10とデータ受信機50を通信により接続して電子データを送受信するよう構成されている。通信網40には、図示しない課金サーバが設けられており、課金サーバは、データ送信機10から通信網40を介してデータ受信機50へ電子データを送信する際に、電子データの送信時間に応じて基本単位時間毎に課金する時間従量制課金を行っている。データ受信機50は、データ送信機10から送信された電子データを受信するよう構成されている。
データ送信機10は、データ生成器20から電子データを入力して蓄積し、イベント生成器30からイベントを入力してイベント発生時刻を記憶しており、外部からの送信指示を契機として、電子データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信するよう構成されている。データ送信機10は、図1に示すように、データ蓄積手段101、イベント履歴記録手段102、データ切り出し手段103、データ量計測手段104、送信時間推定手段105、時間従量制課金テーブル106、データキャッシュ107、通信履歴管理手段108、通信制御手段109、送信開始判断手段110、時刻計測手段111で構成されている。
データ蓄積手段101は、データ生成器20からの電子データを蓄積するよう構成されている。イベント履歴記録手段102は、イベント生成器30からのイベントを入力すると、時刻計測手段111から現在時刻を取得してイベント発生時刻として記録するよう構成されている。時刻計測手段111は、図示しない内蔵の時計により時刻を計測するよう構成されている。
データ切り出し手段103は、イベント履歴記録手段102に記録されたイベント発生時刻に基づいてデータ蓄積手段101の電子データを検索し、電子データを所定のサイズに切り出して取得してデータキャッシュ107へ出力するよう構成されている。なお、データ切り出し手段103が切り出す電子データのサイズは、予め設定された所定のサイズであってもよいし、任意のサイズに適宜設定できるように構成してもよい。
データキャッシュ107は、データ切り出し手段103からの電子データを記録するよう構成されている。また、データキャッシュ107は、データ切り出し手段103から入力する電子データを複数記録して蓄積しており、通信制御手段109に電子データが読み出されることでリセットし、新たに電子データが入力されると電子データを蓄積するよう機能する。
データ量計測手段104は、データキャッシュ107を監視しており、データキャッシュ107内の電子データの総データ量を計測して、計測した総データ量を送信時間推定手段105へ出力するよう構成されている。
送信時間推定手段105は、データ量計測手段104により計測した総データ量と、通信履歴管理手段108で記録された送信速度に基づいて今回の送信時間を推定して推定送信時間を送信開始判断手段110へ出力する。
通信履歴管理手段108は、通信制御手段109から電子データを送信する度に電子データ送信時の送信速度を計測しており、要求に応じて直近(前回)の電子データ送信時に要した送信速度を出力するよう構成されている。
時間従量制課金テーブル106は、電子データをデータ送信機10から通信網40を介して送信した際にデータ送信に要する時間に応じて課金される時間従量制課金の課金体系であり、時間従量制課金の基本単位時間が記載されている。なお、時間従量制課金テーブル106は時間従量制課金の課金体系に加え、定額従量制の課金体系を記載して構成されていてもよい。
通信制御手段109は、通信網40への接続を制御するよう機能し、送信開始判断手段110からの指示に従って、データキャッシュ107からの電子データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信するよう構成されている。
送信開始判断手段110は、送信時間推定手段105からの推定送信時間と時間従量制課金テーブル106の基本単位時間を比較して推定送信時間が基本単位時間に達しているか達していないかを判断するよう構成されており、推定送信時間が基本単位時間に達していると判断した場合、通信制御手段109へ送信を開始するよう指示する。
ここで、実施の形態1におけるデータ伝送システム1の処理動作について説明する。
まず、電子データを蓄積する動作について説明する。
データ生成器20が電子データを生成すると、生成した電子データをデータ送信機10へ出力する。データ送信機10のデータ蓄積手段101は、データ生成器20から電子データを入力すると時刻計測手段111から時刻を取得し、電子データと入力した時刻を対応付けて蓄積する。
次に、イベント履歴を記録する動作について説明する。
イベント生成器30がイベントを生成すると、生成したイベントをデータ送信機10へ出力する。データ送信機10のイベント履歴記録手段102は、イベント生成器30からイベントを入力すると時刻計測手段111から時刻を取得し、イベント発生時刻を記録する。
次に、電子データを送信する動作について説明する。
データ送信機10は、例えば外部のユーザから送信指示を契機として電子データの送信処理を開始する。データ切り出し手段103は、イベント履歴記録手段102のイベント発生時刻を参照し、イベント発生時刻に基づいてデータ蓄積手段101を検索する。データ切り出し手段103は、イベント発生時刻と同じ時刻に蓄積された電子データを所定のサイズに切り出して取得し、取得した電子データをデータキャッシュ107へ出力する。
データキャッシュ107は、データ切り出し手段103から電子データを入力すると、入力した電子データを記録する。データ量計測手段104は、データキャッシュ107を監視しており、データキャッシュ107に電子データが記録されるとデータキャッシュ107内に蓄積された電子データの総データ量を計測し、データキャッシュ107内の総データ量を送信時間推定手段105へ出力する。
送信時間推定手段105は、データ量計測手段104からデータキャッシュ107内の総データ量を入力すると、通信履歴管理手段108から直近(前回)の電子データ送信時に要した送信速度を取得し、総データ量と直近の送信速度に基づいて今回の送信時間を推定して推定送信時間を送信開始判断手段110へ出力する。
送信開始判断手段110は、送信時間推定手段105から推定送信時間を入力すると、時間従量制課金テーブル106から基本単位時間を取得して推定送信時間と基本単位時間を比較し、推定送信時間が基本単位時間に達しているか達していないかを判断する。
送信開始判断手段110は、推定送信時間が基本単位時間に達していると判断した場合、通信制御手段109へ送信を開始するよう指示する。通信制御手段109は、送信開始判断手段110から指示を受けると、データキャッシュ107に蓄積された電子データを取得し、取得した電子データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信する。
送信開始判断手段110は、推定送信時間が基本単位時間に達していないと判断した場合、推定送信時間が基本単位時間に達するまで、送信時間推定手段105から推定送信時間を繰り返し入力して判断する。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された電子データの推定送信時間が基本単位時間を越えそうな場合、データ切り出し手段103がデータ蓄積手段101から切り出す電子データの量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110は推定送信時間と基本単位時間との時間差が所定の範囲内になったかを判断してデータ切り出し手段103へ通知するよう構成され、データ切り出し手段103は送信開始判断手段110から時間差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、所定量減らしたサイズでデータ蓄積手段101の電子データを切り出すように構成される。
なお、送信開始判断手段110は、推定送信時間が基本単位時間の整数倍に達しているか否かを送信開始の判断基準にするよう構成してもよい。
なお、イベント生成器30が、例えば電子錠であればイベントは電子錠が生成する開錠信号等としても良い。
なお、イベント生成器30が、例えば監視映像をもとに異常を検知する画像処理装置であればイベントは画像処理装置が画像処理によって生成した信号等であっても良い。
以上のように、実施の形態1のデータ伝送システム1におけるデータ送信機10は、任意のサイズの電子データを生成するデータ生成器20(外部)から入力した電子データを蓄積するデータ蓄積手段101と、電子データを検索するための指標となるイベントをイベント生成器30(外部)から入力すると時刻計測手段111から現在時刻を取得してイベント発生時刻を記録するイベント履歴記録手段102と、イベント履歴記録手段102に記録されたイベント発生時刻における電子データをデータ蓄積手段101から検索して所定のサイズに切り出すデータ切り出し手段103と、データ切り出し手段103により切り出された電子データを入力して複数記憶するデータキャッシュ107と、データキャッシュ107内に蓄積された電子データの総データ量を計測するデータ量計測手段104と、電子データを送信する際の送信速度を記録する通信履歴管理手段108と、データ量計測手段104で計測された総データ量と通信履歴管理手段108からの送信速度に基づき、データキャッシュ107内に蓄積された電子データを送信した場合の推定送信時間を算出する送信時間推定手段105と、電子データの送信に要する時間に応じて課金される時間従量制課金の基本単位時間を記載した時間従量制課金テーブル106と、送信時間推定手段105からの推定送信時間と時間従量制課金テーブル106の基本単位時間を比較し、推定送信時間が基本単位時間に達すると送信開始を判断する送信開始判断手段110と、送信開始判断手段110の判断に基づき、データキャッシュ107に蓄積された電子データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信する通信制御手段109とを備えるよう構成したので、推定送信時間が基本単位時間になるまで複数の電子データをデータキャッシュ107に蓄積しておくことができ、推定送信時間が基本単位時間に達するとデータキャッシュ107に蓄積した電子データを通信網40へ一括送信することができる。その結果、電子データのデータ量が小さく、かつ電子データが多数である場合であっても、送信料金を削減できるという効果が得られる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、時間従量制課金の通信網において、送信時間が課金の基本単位相当になるまで電子データを蓄積して一括送信する構成について説明したが、実施の形態2では、データ量従量制課金の通信網において、送信する電子データのデータ量が課金の基本単位データ量相当になるまで電子データを蓄積して一括送信する構成について説明する。図2は実施の形態2のデータ伝送システム1の構成を示している。なお、図2において、実施の形態1と同様の構成については同じ番号を付し、同一の構成についての詳細な説明を省略する。
データ伝送システム1は、図2に示すように、データ送信機10、データ生成器20、イベント生成器30、通信網40、データ受信機50で構成されている。データ生成器20、イベント生成器30、データ受信機50の構成は実施の形態1の構成と同様であり、通信網40とデータ送信機10の構成は実施の形態1と異なっている。
通信網40はデータ送信機10とデータ受信機50を通信により接続して電子データを送受信するよう構成されている。通信網40には、図示しない課金サーバが設けられており、課金サーバは、データ送信機10から通信網40を介してデータ受信機50へ電子データを送信する際に、電子データの送信データ量に応じて基本単位データ量毎に課金するデータ量従量制課金を行っている。
データ送信機10は、図2に示すように、データ蓄積手段101、イベント履歴記録手段102、データ切り出し手段103、データ量計測手段104、データキャッシュ107、通信制御手段109、送信開始判断手段110、時刻計測手段111、データ量従量制課金テーブル112で構成されている。データ蓄積手段101、イベント履歴記録手段102、データ切り出し手段103、データキャッシュ107、通信制御手段109、時刻計測手段111の構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
データ量計測手段104は、データキャッシュ107を監視しており、データキャッシュ107内の電子データの総データ量を計測して、総データ量を送信開始判断手段110へ出力するよう構成されている。
データ量従量制課金テーブル112は、電子データを送信するデータ量に応じて課金されるデータ量従量制課金の課金体系であり、データ量従量制課金の基本単位データ量が記載されている。なお、データ量従量制課金テーブル112は、データ量従量制課金の課金体系に加え、定額従量制の課金体系を記載して構成されていてもよい。
送信開始判断手段110は、データ量計測手段104からの総データ量とデータ量従量制課金テーブル112の基本単位データ量を比較して総データ量が基本単位データ量に達しているか達していないかを判断するよう構成されており、総データ量が基本単位データ量に達していると判断した場合、通信制御手段109へ送信を開始するよう指示する。
ここで、実施の形態2におけるデータ伝送システム1の処理動作について説明する。
まず、電子データを蓄積する動作とイベント履歴を記録する動作については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
次に、電子データを送信する動作について説明する。
データ送信機10は、例えば外部のユーザから送信指示を契機として電子データの送信処理を開始する。
データ切り出し手段103は、イベント履歴記録手段102のイベント発生時刻を参照し、イベント発生時刻に基づいてデータ蓄積手段101を検索する。データ切り出し手段103は、イベント発生時刻と同じ時刻に蓄積された電子データを所定のサイズに切り出して取得し、取得した電子データをデータキャッシュ107へ出力する。データキャッシュ107は、データ切り出し手段103から電子データを入力すると、入力した電子データを記録する。
データ量計測手段104は、データキャッシュ107を監視しており、データキャッシュ107に電子データが記録されると、データキャッシュ107内に蓄積された電子データの総データ量を計測し、計測した総データ量を送信開始判断手段110へ出力する。
送信開始判断手段110は、データ量計測手段104からデータキャッシュ107内の総データ量を入力すると、データ量従量制課金テーブル112から基本単位データ量を取得してデータキャッシュ107内の総データ量と基本単位データ量を比較し、データキャッシュ107内の総データ量が基本単位データ量に達しているか達していないかを判断する。
送信開始判断手段110は、データキャッシュ107内の総データ量が基本単位データ量に達していると判断した場合、通信制御手段109へ送信を開始するよう指示する。
通信制御手段109は、送信開始判断手段110から指示を受けると、データキャッシュ107に蓄積された電子データを取得し、取得した電子データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信する。
送信開始判断手段110は、データキャッシュ107内の総データ量に達していないと判断した場合、データキャッシュ107内の総データ量が基本単位データ量に達するまで、データ量計測手段104からデータキャッシュ107内の総データ量を繰り返し入力して判断する。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された電子データの総データ量が基本単位データ量を越えそうな場合、データ切り出し手段103がデータ蓄積手段101から切り出す電子データの量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110はデータキャッシュ107内の総データ量と基本単位データ量とのデータ量の差が所定の範囲内になったかを判断してデータ切り出し手段103へ通知するよう構成され、データ切り出し手段103は送信開始判断手段110からデータ量の差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、所定量減らしたサイズでデータ蓄積手段101の電子データを切り出すように構成される。
なお、送信開始判断手段110は、データキャッシュ107内に蓄積された総データ量が基本単位データ量の整数倍に達しているか否かを送信開始の判断基準にするよう構成してもよい。
なお、イベント生成器30が、例えば電子錠であればイベントは電子錠が生成する開錠信号等としても良い。
なお、イベント生成器30が、例えば監視映像をもとに異常を検知する画像処理装置であればイベントは画像処理装置が画像処理によって生成した信号等であっても良い。
以上のように、実施の形態2のデータ伝送システム1におけるデータ送信機10は、任意のサイズの電子データを生成するデータ生成器20(外部)から入力した電子データを蓄積するデータ蓄積手段101と、電子データを検索するための指標となるイベントをイベント生成器30(外部)から入力すると時刻計測手段111から現在時刻を取得してイベント発生時刻を記録するイベント履歴記録手段102と、イベント履歴記録手段102に記録されたイベント発生時刻における電子データをデータ蓄積手段101から検索して所定のサイズに切り出すデータ切り出し手段103と、データ切り出し手段103により切り出された電子データを入力して複数記憶するデータキャッシュ107と、データキャッシュ107内に蓄積された電子データの総データ量を計測するデータ量計測手段104と、電子データを送信する量に応じて課金されるデータ量従量制課金の基本単位データ量を記載したデータ量従量制課金テーブル112と、データ量計測手段104で計測された総データ量とデータ量従量制課金テーブル112の基本単位データ量を比較し、総データ量が基本単位データ量に達すると送信開始を判断する送信開始判断手段110と、送信開始判断手段110の判断に基づき、データキャッシュ107に蓄積された電子データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信する通信制御手段109とを備えるよう構成したので、蓄積した電子データの総データ量が基本単位データ量に達するまで複数の電子データをデータキャッシュ107に蓄積しておくことができ、総データ量が基本単位データ量に達するとデータキャッシュ107に蓄積した電子データを通信網40へ一括送信することができる。その結果、電子データのデータ量が小さく、かつ電子データが多数である場合であっても、送信料金を削減できるという効果が得られる。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1における電子データが映像データの場合、映像データのデータ量を低減させる構成について説明する。図3は実施の形態3に係るデータ伝送システム及びデータ送信機の構成を示している。なお、図3において、実施の形態1と同様の構成については同じ番号を付し、同一の構成についての詳細な説明を省略する。
データ伝送システム1は、図3に示すように、データ送信機10、データ生成器20、イベント生成器30、通信網40、データ受信機50で構成されている。イベント生成器30、通信網40、データ受信機50の構成は実施の形態1の構成と同様であり、データ生成器20、データ送信機10の構成は実施の形態1と異なっている。
データ生成器20は、データとして任意のサイズの映像データを生成して出力するよう構成されており、例えばビデオカメラである。
データ送信機10は、図3に示すように、データ蓄積手段101、イベント履歴記録手段102、データ切り出し手段103、データ量計測手段104、送信時間推定手段105、時間従量制課金テーブル106、データキャッシュ107、通信履歴管理手段108、通信制御手段109、送信開始判断手段110、時刻計測手段111、映像データ解像度変換手段113、映像データ圧縮手段114で構成されており、実施の形態1の構成に対して、映像データ解像度変換手段113と映像データ圧縮手段114を付加した構成である。
データ蓄積手段101、イベント履歴記録手段102、データ量計測手段104、送信時間推定手段105、時間従量制課金テーブル106、通信履歴管理手段108、通信制御手段109、送信開始判断手段110、時刻計測手段111の構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
データ切り出し手段103は、データ蓄積手段101から所定のサイズの電子データを切り出して取得し、切り出した電子データを、映像データ解像度変換手段113と映像データ圧縮手段114を介してデータキャッシュ107へ出力するよう構成されている。なお、データ切り出し手段103が切り出す電子データのサイズは、予め設定された所定のサイズであってもよいし、任意のサイズに適宜設定できるように構成してもよい。
データキャッシュ107は、データ切り出し手段103から映像データ解像度変換手段113と映像データ圧縮手段114を介して入力した電子データを記録するよう構成されている。また、データキャッシュ107は、データ切り出し手段103から映像データ解像度変換手段113と映像データ圧縮手段114を介して入力する電子データを複数記録して蓄積しており、通信制御手段109に電子データが読み出されることでリセットし、新たに電子データが入力されると電子データを蓄積するよう機能する。
映像データ解像度変換手段113は、データ切り出し手段103から入力した映像データを所定の解像度の映像データに変換して映像データ圧縮手段114へ出力するよう構成されている。なお、映像データ解像度変換手段113は、予め設定した解像度の映像データに変換するよう構成してもよいし、適宜設定した解像度の映像データに変換するように構成してもよい。
映像データ圧縮手段114は、映像データ解像度変換手段113による解像度変換後の映像データを所定の圧縮率で圧縮してデータ量の大きさを低減した映像データを出力するよう構成されている。なお、映像データ圧縮手段114は、予め設定した圧縮率で映像データを圧縮するよう構成してもよいし、適宜設定した圧縮率で映像データを圧縮するように構成してもよい。
ここで、実施の形態1におけるデータ伝送システム1の処理動作について説明する。
まず、映像データを蓄積する動作について説明する。
データ生成器20が映像データを生成すると、生成した映像データをデータ送信機10へ出力する。データ送信機10のデータ蓄積手段101は、データ生成器20から映像データを入力すると時刻計測手段111から時刻を取得し、映像データと入力した時刻を対応付けて蓄積する。
次に、イベント履歴を記録する動作については、実施の形態1,2と同様であるため説明を省略する。
次に、映像データを送信する動作について説明する。
データ送信機10は、例えば外部のユーザから送信指示を契機として映像データの送信処理を開始する。
データ切り出し手段103は、イベント履歴記録手段102のイベント発生時刻を参照し、イベント発生時刻に基づいてデータ蓄積手段101内を検索する。データ切り出し手段103は、イベント発生時刻と同じ時刻に蓄積された映像データを所定のサイズで切り出して取得し、取得した映像データを映像データ解像度変換手段113へ出力する。
映像データ解像度変換手段113は、データ切り出し手段103から映像データを入力すると、入力した映像データを所定の解像度の映像データに変換して映像データ圧縮手段114へ出力する。
映像データ圧縮手段114は、映像データ解像度変換手段113から解像度変換後の映像データを入力すると、解像度変換後の映像データを所定の圧縮率で圧縮し、データ量の大きさを低減した映像データをデータキャッシュ107へ出力する。データキャッシュ107は、映像データ圧縮手段114から映像データを入力すると、入力した映像データを記録する。
データ量計測手段104は、データキャッシュ107を監視しており、データキャッシュ107に映像データが記録されるとデータキャッシュ107内に蓄積された映像データの総データ量を計測し、計測した総データ量を送信時間推定手段105へ出力する。
送信時間推定手段105は、データ量計測手段104からデータキャッシュ107内の総データ量を入力すると、通信履歴管理手段108から直近(前回)の映像データ送信時に要した送信速度を取得し、総データ量と直近の送信速度に基づいて今回の送信時間を推定して推定送信時間を送信開始判断手段110へ出力する。
送信開始判断手段110は、送信時間推定手段105から推定送信時間を入力すると、時間従量制課金テーブル106から基本単位時間を取得して推定送信時間と基本単位時間を比較し、推定送信時間が基本単位時間に達しているか達していないかを判断する。送信開始判断手段110は、推定送信時間が基本単位時間に達していると判断した場合、通信制御手段109へ送信を開始するよう指示する。
通信制御手段109は、送信開始判断手段110から指示を受けると、データキャッシュ107に蓄積された映像データを取得し、取得した映像データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信する。
送信開始判断手段110は、推定送信時間が基本単位時間に達していないと判断した場合、推定送信時間が基本単位時間に達するまで、送信時間推定手段105から推定送信時間を繰り返し入力して判断する。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された映像データの推定送信時間が基本単位時間を越えそうな場合、データ切り出し手段103がデータ蓄積手段101から切り出す映像データの量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110は推定送信時間と基本単位時間との時間差が所定の範囲内になったかを判断してデータ切り出し手段103へ通知するよう構成され、データ切り出し手段103は送信開始判断手段110から時間差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、所定量減らしたサイズでデータ蓄積手段101の映像データを切り出すように構成される。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された映像データの推定送信時間が基本単位時間を越えそうな場合、映像データ解像度変換手段113により映像データのデータ量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110は推定送信時間と基本単位時間との時間差が所定の範囲内になったかを判断して映像データ解像度変換手段113へ通知するよう構成され、映像データ解像度変換手段113は送信開始判断手段110から時間差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、解像度の設定値を下げて映像データを変換処理し、映像データのデータ量を低減させるように構成される。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された映像データの推定送信時間が基本単位時間を越えそうな場合、映像データ圧縮手段114により映像データのデータ量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110は推定送信時間と基本単位時間との時間差が所定の範囲内になったかを判断して映像データ圧縮手段114へ通知するよう構成され、映像データ圧縮手段114は送信開始判断手段110から時間差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、圧縮率の設定値を上げ画質を下げて映像データを圧縮処理し、映像データのデータ量を低減させるように構成される。
なお、映像データ解像度変換手段113と映像データ圧縮手段114は、いずれか一方を設けるように構成してもよい。その場合、映像データ解像度変換手段113又は映像データ圧縮手段114は、データ切り出し手段103により切り出された映像データを入力して処理を行い、データキャッシュ107へ出力する。
なお、送信開始判断手段110は、推定送信時間が基本単位時間の整数倍に達しているか否かを送信開始の判断基準にするよう構成してもよい。
なお、イベント生成器30が、例えば電子錠であればイベントは電子錠が生成する開錠信号等としても良い。
なお、イベント生成器30が、例えば監視映像をもとに異常を検知する画像処理装置であればイベントは画像処理装置が画像処理によって生成した信号等であっても良い。この場合、イベント生成器30は、例えばデータ生成器20が撮像した映像データを解析して異常を検知した場合にイベントを生成するよう構成してもよい。
以上のように、実施の形態3のデータ伝送システム1におけるデータ送信機10は、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、データ切り出し手段103により切り出された映像データの解像度を所定の解像度に変換して出力する映像データ解像度変換手段113と、映像データ解像度変換手段113による解像度変換後の映像データを所定の圧縮率で圧縮してデータ量の大きさを低減する映像データ圧縮手段114とを備えるよう構成したことにより、実施の形態1の電子データが映像データである場合に、映像データのデータ量を低減して、さらに送信料金を削減することができる。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態2における電子データが映像データの場合、映像データのデータ量を低減させる構成について説明する。図4は実施の形態4に係るデータ伝送システム及びデータ送信機の構成を示している。なお、図4において、実施の形態1の図1、実施の形態2の図2又は実施の形態3の図3と同様の構成については同じ番号を付し、同一の構成についての詳細な説明を省略する。
データ伝送システム1は、図4に示すように、データ送信機10、データ生成器20、イベント生成器30、通信網40、データ受信機50で構成されている。データ生成器20の構成は実施の構成3の構成と同様であり、イベント生成器30、通信網40、データ受信機50の構成は実施の形態2の構成と同様であるため詳細な説明を省略する。データ送信機10の構成は実施の形態2と異なっている。
データ送信機10は、図4に示すように、データ蓄積手段101、イベント履歴記録手段102、データ切り出し手段103、データ量計測手段104、データキャッシュ107、通信制御手段109、送信開始判断手段110、時刻計測手段111、データ量従量制課金テーブル112、映像データ解像度変換手段113、映像データ圧縮手段114で構成されており、実施の形態2の構成に対して、映像データ解像度変換手段113と映像データ圧縮手段114を付加した構成である。
データ蓄積手段101、イベント履歴記録手段102、データ量計測手段104、通信制御手段109、送信開始判断手段110、時刻計測手段111、データ量従量制課金テーブル112の構成については、実施の形態2と同様であるため説明を省略する。また、データ切り出し手段103、データキャッシュ107、映像データ解像度変換手段113、映像データ圧縮手段114の構成については、実施の形態3と同様であるため説明を省略する。
次に、実施の形態4におけるデータ伝送システム1の処理動作について説明する。
まず、映像データを蓄積する動作については、実施の形態3と同様であるため説明を省略する。また、イベント履歴を記録する動作についても、実施の形態1〜3と同様であるため説明を省略する。
次に、電子データを送信する動作について説明する。
データ送信機10は、例えば外部のユーザから送信指示を契機として電子データの送信処理を開始する。
データ切り出し手段103は、イベント履歴記録手段102のイベント発生時刻を参照し、イベント発生時刻に基づいてデータ蓄積手段101からイベント発生時刻と同じ時刻に蓄積された映像データを所定のサイズで切り出して取得し、取得した映像データを映像データ解像度変換手段113へ出力する。
映像データ解像度変換手段113は、データ切り出し手段103から映像データを入力すると、入力した映像データを所定の解像度の映像データに変換して映像データ圧縮手段114へ出力する。
映像データ圧縮手段114は、映像データ解像度変換手段113から解像度変換後の映像データを入力すると、解像度変換後の映像データを所定の圧縮率で圧縮し、データ量の大きさを低減した映像データをデータキャッシュ107へ出力する。データキャッシュ107は、映像データ圧縮手段114から映像データを入力すると、入力した映像データを記録する。
データ量計測手段104は、データキャッシュ107を監視しており、データキャッシュ107に映像データが記録されると、データキャッシュ107内に蓄積された映像データの総データ量を計測し、データキャッシュ107内の総データ量を送信開始判断手段110へ出力する。
送信開始判断手段110は、データ量計測手段104からデータキャッシュ107内の総データ量を入力すると、データ量従量制課金テーブル112から基本単位データ量を取得してデータキャッシュ107内の総データ量と基本単位データ量を比較し、データキャッシュ107内の総データ量が基本単位データ量に達しているか達していないかを判断する。送信開始判断手段110は、データキャッシュ107内の総データ量が基本単位データ量に達していると判断した場合、通信制御手段109へ送信を開始するよう指示する。
通信制御手段109は、送信開始判断手段110から指示を受けると、データキャッシュ107に蓄積された映像データを取得し、取得した映像データを通信網40を介してデータ受信機50へ送信する。
送信開始判断手段110は、データキャッシュ107内の総データ量に達していないと判断した場合、データキャッシュ107内の総データ量が基本単位データ量に達するまで、データ量計測手段104で計測されたデータキャッシュ107内の総データ量を繰り返し入力して判断する。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された映像データの推定送信時間が基本単位時間を越えそうな場合、データ切り出し手段103がデータ蓄積手段101から切り出す映像データの量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110は推定送信時間と基本単位時間との時間差が所定の範囲内になったかを判断してデータ切り出し手段103へ通知するよう構成され、データ切り出し手段103は送信開始判断手段110から時間差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、所定量減らしたサイズでデータ蓄積手段101の映像データを切り出すように構成される。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された映像データの推定送信時間が基本単位時間を越えそうな場合、映像データ解像度変換手段113により映像データのデータ量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110は推定送信時間と基本単位時間との時間差が所定の範囲内になったかを判断して映像データ解像度変換手段113へ通知するよう構成され、映像データ解像度変換手段113は送信開始判断手段110から時間差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、解像度の設定値を下げて映像データを変換処理し、映像データのデータ量を低減させるように構成される。
なお、データ送信機10において、データキャッシュ107内に蓄積された映像データの推定送信時間が基本単位時間を越えそうな場合、映像データ圧縮手段114により映像データのデータ量を調整するよう構成してもよい。その場合、例えば、送信開始判断手段110は推定送信時間と基本単位時間との時間差が所定の範囲内になったかを判断して映像データ圧縮手段114へ通知するよう構成され、映像データ圧縮手段114は送信開始判断手段110から時間差が所定の範囲内である旨の通知を受けると、圧縮率の設定値を上げ画質を下げて映像データを圧縮処理し、映像データのデータ量を低減させるように構成される。
なお、映像データ解像度変換手段113と映像データ圧縮手段114は、いずれか一方を設けるように構成してもよい。その場合、映像データ解像度変換手段113又は映像データ圧縮手段114は、データ切り出し手段103により切り出された映像データを入力して処理を行い、データキャッシュ107へ出力する。
なお、送信開始判断手段110は、推定送信時間が基本単位時間の整数倍に達しているか否かを送信開始の判断基準にするよう構成してもよい。
なお、イベント生成器30が、例えば電子錠であればイベントは電子錠が生成する開錠信号等としても良い。
なお、イベント生成器30が、例えば監視映像をもとに異常を検知する画像処理装置であればイベントは画像処理装置が画像処理によって生成した信号等であっても良い。
以上のように、実施の形態4のデータ伝送システム1におけるデータ送信機10は、実施の形態2の効果が得られると共に、データ切り出し手段103により切り出された映像データの解像度を所定の解像度に変換して出力する映像データ解像度変換手段113と、映像データ解像度変換手段113による解像度変換後の映像データを所定の圧縮率で圧縮してデータ量の大きさを低減する映像データ圧縮手段114とを備えるよう構成したことにより、実施の形態2の電子データが映像データである場合に、映像データのデータ量を低減して、さらに送信料金を削減することができる。
1 データ伝送システム、10 データ送信機、20 データ生成器、30 イベント生成器、40 通信網、50 データ受信機、101 データ蓄積手段、102 イベント履歴記録手段、103 データ切り出し手段、104 データ量計測手段、105 送信時間推定手段、106 時間従量制課金テーブル、107 データキャッシュ、108 通信履歴管理手段、109 通信制御手段、110 送信開始判断手段、111 時刻計測手段、112 データ量従量制課金テーブル、113 映像データ解像度変換手段、114 映像データ圧縮手段。

Claims (11)

  1. 外部から入力したデータとともに入力時刻を蓄積するデータ蓄積手段と、
    上記データを検索する指標となるイベントを外部から入力した時刻におけるデータを、上記データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出すデータ切り出し手段と、
    上記データ切り出し手段により切り出されたデータを複数記憶するデータキャッシュと、
    上記データキャッシュ内に蓄積されたデータの総データ量を計測するデータ量計測手段と、
    上記データ量計測手段で計測された総データ量に基づき、上記データキャッシュ内に蓄積されたデータを送信した場合の推定送信時間を算出する送信時間推定手段と、
    データ送信に要する時間に応じて課金される時間従量制課金の基本単位時間を記載した時間従量制課金テーブルと、
    上記送信時間推定手段で算出された推定送信時間が上記時間従量制課金テーブルの基本単位時間に達すると送信開始を判断する送信開始判断手段と、
    上記送信開始判断手段の判断に基づき、上記データキャッシュに蓄積された電子データを通信網を介して送信する通信制御手段と、
    を備え
    上記データ切り出し手段は、上記推定送信時間が上記基本単位時間を超える場合、切り出すデータのサイズを減らすことを特徴とするデータ送信機。
  2. 上記通信制御手段から電子データを送信する際の送信速度を記録する通信履歴管理手段を備え、
    上記送信時間推定手段は、上記データ量計測手段で計測された総データ量と上記通信履歴管理手段からの送信速度に基づいて推定送信時間を算出することを特徴とする請求項1記載のデータ送信機。
  3. 外部から入力したデータとともに入力時刻を蓄積するデータ蓄積手段と、
    上記データを検索する指標となるイベントを外部から入力した時刻におけるデータを、上記データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出すデータ切り出し手段と、
    上記データ切り出し手段により切り出されたデータを複数記憶するデータキャッシュと、
    上記データキャッシュ内に蓄積されたデータの総データ量を計測するデータ量計測手段と、
    データを送信する量に応じて課金されるデータ量従量制課金の基本単位データ量を記載したデータ量従量制課金テーブルと、
    上記データ量計測手段で計測された総データ量が上記データ量従量制課金テーブルの基本単位データ量に達すると送信開始を判断する送信開始判断手段と、
    上記送信開始判断手段の判断に基づき、上記データキャッシュに蓄積された電子データを通信網を介して送信する通信制御手段と、
    を備え
    上記データ切り出し手段は、上記総データ量が上記基本単位データ量を超える場合、切り出すデータのサイズを減らすことを特徴とするデータ送信機。
  4. 上記データを検索する指標となるイベントを外部から入力すると、時刻を取得してイベント発生時刻を記録するイベント履歴記録手段を備え、
    上記データ切り出し手段は、上記イベント履歴記録手段のイベント発生時刻を参照して、イベント発生時刻におけるデータを上記データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出すことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のデータ送信機。
  5. 上記データ蓄積手段は、外部から上記データとして電子データを入力することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のデータ送信機。
  6. 上記データ蓄積手段は、外部から上記データとして映像データを入力することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のデータ送信機。
  7. 上記データ切り出し手段は、上記イベント発生時刻における映像データを上記データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出し、
    上記データ切り出し手段により切り出された映像データを所定の解像度の映像データに変換して上記データキャッシュへ出力する映像データ解像度変換手段を備えたことを特徴とする請求項6記載のデータ送信機。
  8. 上記データ切り出し手段は、上記イベント発生時刻における映像データを上記データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出し、
    上記データ切り出し手段により切り出された映像データを所定の圧縮率で圧縮して上記データキャッシュへ出力する映像データ圧縮手段を備えたことを特徴とする請求項6記載のデータ送信機。
  9. 上記データ切り出し手段は、上記イベント発生時刻における映像データを上記データ蓄積手段から検索して所定のサイズに切り出し、
    上記データ切り出し手段により切り出された映像データを所定の解像度の映像データに変換する映像データ解像度変換手段と、
    上記映像データ解像度変換手段で変換された映像データを所定の圧縮率で圧縮して上記データキャッシュへ出力する映像データ圧縮手段を備えたことを特徴とする請求項6記載のデータ送信機。
  10. 請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載のデータ送信機と、
    データを生成して上記データ送信機へ出力するデータ生成器と、
    を備えたデータ伝送システム。
  11. 上記データ送信機においてデータを検索する指標となるイベントを生成するイベント生成器を備えたことを特徴とする請求項10記載のデータ伝送システム。
JP2010062572A 2010-03-18 2010-03-18 データ送信機およびデータ伝送システム Expired - Fee Related JP5538010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010062572A JP5538010B2 (ja) 2010-03-18 2010-03-18 データ送信機およびデータ伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010062572A JP5538010B2 (ja) 2010-03-18 2010-03-18 データ送信機およびデータ伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011199483A JP2011199483A (ja) 2011-10-06
JP5538010B2 true JP5538010B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=44877156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010062572A Expired - Fee Related JP5538010B2 (ja) 2010-03-18 2010-03-18 データ送信機およびデータ伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5538010B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102358002B1 (ko) * 2015-08-07 2022-02-03 삼성전자주식회사 콘텐츠 전송 제어 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
JP7102952B2 (ja) * 2018-06-01 2022-07-20 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 データ中継装置およびプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08328978A (ja) * 1995-06-06 1996-12-13 Toshiba Corp 情報処理装置
JPH11213257A (ja) * 1998-01-28 1999-08-06 King Tsushin Kogyo Kk 金融機関の無人店舗のための機械警備方法及び装置
JP4150058B2 (ja) * 1999-03-17 2008-09-17 株式会社小松製作所 建設機械の通信装置
JP3888907B2 (ja) * 2002-02-14 2007-03-07 沖電気工業株式会社 通信保留装置
JP2004221731A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Seiko Epson Corp 画像送信装置及びディジタルカメラ
JP2009181547A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Fuji Heavy Ind Ltd プローブ情報システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011199483A (ja) 2011-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100701617B1 (ko) 데이터 수집 방법 및 장치
US9936084B2 (en) Wrist computer wireless communication and event detection
US7631215B2 (en) Personal digital assistant and data recovery method
JP4288994B2 (ja) 端末装置、配信サーバ、映像データの受信方法及び映像データの送信方法
KR100672924B1 (ko) 원격 감시 장치, 원격 감시 시스템 및 그 방법
JP5663965B2 (ja) 無線端末、無線通信システム、およびエリア品質情報収集方法
US9773394B2 (en) Content reproduction apparatus, mobile appliance, and abnormality detection method
CN103209316B (zh) 影像监视系统
US20140183359A1 (en) Digital rate meter and radiation monitoring system using digital rate meter
CN103457910A (zh) 一种上传文件的方法及终端
JP5538010B2 (ja) データ送信機およびデータ伝送システム
AU2017340523B2 (en) System and method for compressing high fidelity motion data for transmission over a limited bandwidth network
US10203373B1 (en) Systems and methods for using profiles to monitor generators
JP2010193303A (ja) 無線通信システム
JP5874519B2 (ja) 検出装置、給電装置、受電装置、給電システム及びプログラム
JP2013143655A (ja) 現場状況把握システム及び現場画像提供方法
JP2006180212A (ja) 計測データ・画像データ記録装置およびこれを用いた遠隔監視システム
CN104142795A (zh) 信息采集启动方法、装置和移动终端
KR20130125641A (ko) 블랙박스 장치
JP2017010422A (ja) 見守り検針システム、検針装置、見守り検針方法、及びプログラム
JP2016174259A (ja) 撮像システム
JP2006086991A (ja) 監視カメラシステム、および監視カメラシステムの制御装置、並びに制御方法
CN107395460B (zh) 终端的稳定性检测方法、终端心跳频率的统计方法及系统
KR102638376B1 (ko) 카메라를 구비한 가스데이터 수집기 및 가스소비량 계측시스템
JP2004200787A (ja) データ通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5538010

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140428

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees