JP5535432B2 - 石を粉砕並びに選別するためのバケット - Google Patents

石を粉砕並びに選別するためのバケット Download PDF

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Description

本発明は、主請求項の前文に従った、石並びに同様の材料を粉砕並びに選別するためのバケットに関する。
上記技術分野において、石などの材料を収集するためのバケットが装備された自動推進式の車両が、知られている。このバケットの中には、粉砕手段が、収集された材料を所望のサイズに粉砕するために設けられている。
とりわけ、知られた粉砕手段の一例は、2つのジョーを有し、これらジョーの一方は、他方のジョーに対して回動可能に移動する。これらジョーは、バケット内に導入された材料をジョー間で押圧し、従って、粉砕するように移動される。しかし、このような粉砕手段は、処理される材料のプロセスにおいて、性能不足並びに不均一性をもたらす幾つかの欠点を引き起こす。従って、既知のバケットは、パワー消費が高く、導入された材料による詰りにより、ふさがれる。
本発明の主な目的は、粉砕動作が特に効果的かつ効率的である、石並びに同様の材料を粉砕並びに選別するためのバケットを提供することである。
更なる目的は、粉砕された材料のサイズが容易に調節可能なバケットを提供することである。
他の目的は、処理される材料による詰りにより影響を受けることのないバケットを提供することである。
更なる他の目的は、複数の自動推進式の車両に適用されることができ、かつ多くの異なるサイズに容易に製造され得るバケットを提供することである。
更なる目的は、複数の異なる材料の粉砕を最良、特に、均一にすることのできるバケットを提供することである。
提案された目的は、添付の請求項に従って形成されたバケットにより、本発明により達成される。
本発明の特徴並びに効果は、非限定的な例として添付図面を参照して説明される本発明の幾つかの実施形態の詳細な説明から明らかになるだろう。
図面において、本発明に従って形成されたバケットは、全体が、1で示されている。
このバケット1は、自動推進式(self-propelled)の車両(図示されず)の1つ以上のアームの自由端部に、知られた形態で、例えば装着手段3aにより接続されるように設計されている。
前記バケット1は、砕石、小石、小石よりも大きな石等を装填するための入口開口部3を有したスコップ形状の本体2を備えている。この入口開口部は、粉砕並びに選別の後に、処理された材料を排出するための反対側の出口開口部4と比較して拡大された断面を有している。
砕石手段が、前記スコップ形状の本体2に装着され、これは、粉砕用の可動ジョー5と、これに対向し、かつ本体2にしっかりと固定された粉砕用の固定ジョー6とを有している。この可動ジョー5と固定ジョー6との両方は、それぞれのフレーム5a,6aを有し、これらフレームには、プレート5b,6bが、着脱可能にそれぞれ装着されている。これらプレート5b,6bには、全てが20で示された複数の細長い溝部が形成されている。これら溝部は、導入される石の流れ方向に対して平行に延び、石の粉砕を容易にするのに適している。これら溝部20は、複数のリブ20aとリセス20bとを規定している。これらリブとリセスとは、可動ジョー5のリブ20aが、固定ジョー6のリセス20bに対応するような形態で連続的に互い違いになっている。このため、第1のジョー5の移動の間での、材料の粉砕は、均一である。さらに、一方のジョーのリブ20aは、他方のジョーのリセス20bに入り込むことができるので、特に細かな粉砕が可能である。
両側の夫々の第1並びに第2の端部7,8が、ジョー5,6の各々に規定されており、固定ジョー6と可動ジョー5との第1の端部7は、前記入口開口部3の領域に位置され、第2の端部8は、出口開口部4の領域に位置されている。ジョー5,6の第1の端部間の距離は、バケット内に装填されることのできる石の最大サイズを決定し、第2の端部8間の距離よりも大きい。一方、第2の端部は、出口での粉砕された石の所望の最大サイズに関連している。第1の端部7間の距離と第2の端部8間の距離とは、以下に詳細に説明されるように調節可能である。
前記両ジョー5,6は、スコップ形状の本体2の互いに対向した側部11aにより側方が制限された粉砕領域をバケット1内に規定している。
好ましくは、前記側部11aの内壁には、団粒(aggregate)の粉砕により発生される摩耗作用からケーシング2を保護し得るそれぞれの保護プレート12aが、着脱可能に装着されている。
前記プレート12aは、耐摩耗性の材料、好ましくは高張力(high-strength tensile)の鋼で形成されるのに適している。
このようにして、粉砕動作の摩耗作用は、ケーシング2に向けられることはなく、プレート12aにより全て受けられるだろう。これらプレートが、もはや許容できない摩耗のレベルに達するとすぐに、プレートは、他の新しいプレートに容易に取り換えられることができ、この結果、バケット1は再び動作される。
このバケット1は、図4に示すように、また、駆動手段を有し、前記可動ジョー5を移動させるための手段、例えば液圧モータ9を有している。この液圧モータは、例えば、スコップ形状の本体2内に収容され、第1のプーリー111がキー装着(keyed)された駆動シャフト110を駆動する。この第1のプーリー111の回転動作は、ベルト伝動装置112により、軸線Xのシャフト14に装着された第2のプーリー113に伝えられる。
偏心器、好ましい実施形態では第1の偏心器15と第2の偏心器16とが、前記シャフト14に配設されている。これら2つの偏心器は互いに位相が合っており、各偏心器は、それぞれの第1若しくは第2のベアリング17,18とカップリングされている。中空のスリーブ19が、2つのベアリング17,18に遊びを有して装着され、前記可動ジョー5は、このスリーブ19と一緒にシャフト14により移動されるように、このジョーの第1の端部7の領域でスリーブ19の外面19cに固定されている。
上述されたシステムは、前記第1のジョー5と、回転軸線Xを中心として回転する部材(シャフト14)との間の偏心的な接続部を有している。同様の、若しくは同様の効果を有する動作をもたらす機能的に類似した構造が、もちろん与えられることができる。
バケット1は、図2並びに図3に示すように、また、前記可動ジョー5の動作と、前記出口開口部4の断面のサイズとを調節するための手段22を有している。この調節手段22は、トグル接続部、特に好ましくは、本体2と第1のジョー5の第2の端部との間に延びている支柱23を有している。この支柱23は、支柱が接続された本体2とジョー5とに対する支柱の回動動作を可能にするが振幅を限定するように、両部材の互いに対向した端部のところに枢支係合されている。
好ましい実施形態において、前記支柱23は、第1の座部33と第2の座部25との間に狭持並びに拘束されている。第2の座部25は、可動ジョー5の前記フレーム5aに装着され、第1の座部33は、スコップ形状の本体2にしっかりと固定された支持体41に装着されている。
本発明の第1の実施形態において、前記支柱23の両端部24a,24bは、前記座部25,33のチャンネル部に挿入され、エッジが面取りされたほぼ正方形の外形を有し、一方、前記座部25,33内のチャンルネル部は、枢支部材間に存在する遊びが、所望の回動動作を可能にするのに十分であるように、端部24a,24bの外形と比較して大きなディメンションを有した類似の正方形の断面を有している。このため、接触面間に摩擦は生じないが、支柱の端部が座部25のベースに対して回転する限りにおいては、相互回動の潤滑剤を不用にすることが可能である。
添付図面に示されていない本発明の更なる実施形態において、チャネル部25,33中にそれぞれ収容された支柱23の端部24a,24bは、それぞれの接触線を中心として回動するのを容易にするように、丸くされている。
好ましくは、1セットの着脱可能なスペーサ33aが、前記出口4の断面のサイズを調節するために、前記支持体41とこれに対応した第1の座部33との間に狭持されている。
好ましくは、前記座部25,33の各々は、両方が18aで示された1対の閉じ込みプレートにより側部が形成され、かつ第1並びに第2の横材19a、19bにより底部が形成され、上面が前記支柱の端部を受けるために開口した
断面U字形状をしている。
前記横材19a,19bは、前記支柱23を介して伝えられる応力を制御し、スコップ形状の本体2とジョー5との一側から他側に適切にそれぞれ延びるようなディメンションである。このため、これら部品の側部11aへのこのような応力が、逃がされる。
特に、前記横材19aは、両端部が、本体2の側部にそれぞれ適合された補強プレート220aに固定、好ましくは溶接され、これら補強プレートは、本体2の支持構造体の細長い部材23aに当接している。
図3に示されているように、前記スコップ形状の本体2の第3の横材60が、前記支柱23とは反対側で横材19aに当接するように配設されている。この横材60は、支柱23を介して伝えられる応力に耐えるように、横材19aと協力している。
本発明によれば、前記支柱23の長さは、上述された取り外し可能な1セットのスペーサ33aを使用して、若しくは、支柱を全体的に交換することにより、変更されることができる。このようにして、処理される材料の最終的な粒径に影響を与えるジョー5,6の端部8間の距離を調節することが可能である。
図示されていない別の実施形態において、座部25,33は、合計2つ以上になるように、本体2並びに/若しくは第1のジョー5に適切に形成される。この結果、異なる傾斜に応じた支柱23の挿入が可能であり、かくして、また、両ジョーの端部8間の距離の変更に加えて、第1のジョー5の全く異なる動作経路がもたらされる。
図から明らかなように、第1の枢支軸線Yは、支柱23とジョー5との間に規定され、また、第2の枢支軸線Zは、支柱23とスコップ形状の本体2との間に規定されている。
バケット1の動作を比較的簡単に説明するために、ジョー5に対する支柱23の第1の枢支軸線Yと前記回転軸線Xとを結ぶ第1の線分Aと、ジョー5並びに本体2に対する支柱23の2つの枢支軸線Y,Zを結ぶ第2の線分Bとを規定することが、更に望ましい。
本発明の主な特徴によれば、線分Aと線分Bとにより形成される角度Cは、90°よりも大きく、即ち、鈍角である。
この角度は、120°ないし140°であることが好ましい。
前記スコップ形状の本体2は、補強用のセル状の構造体が達成された下部40を更に有している。この構造体は、図5(図7)に見られ得るように、互いに平行に、また、主流方向に対して垂直に配設された複数のHビーム52により形成されている。これらビーム52は、ビーム間で、各対の構造ビーム52から延び、かつ材料の主流方向に対して平行に配設された複数のつなぎ材53により、互いに接続されている。
全てが71で示された複数のクランプ部材が、図6に示されているように、可動ジョー5を本体2にしっかりと取着するように、バケット1の下部40と可動ジョー5との間に配設されている。特に、第1並びに最後のクランプ部材は、下部40と、本体2のそれぞれの側部11aとの両方に固定されている。
前記クランプ部材は、ジョー5が受ける連続的な振動が存在する状態においても、しっかりとしたクランプ装着を果たす。
バケット1は、また、ジョー5の移動の間に支柱23を前記第1並びに第2のチャネル部25,33間に拘束し続けるように、弾性手段、特にばね30を有している。このばねの第1の端部は、スコップ形状の本体2に接続され、反対側の第2の端部は、可動ジョー5の第2の端部8に接続されている。ねじカップリングシステムのような、ばね30により与えられる負荷を調節するためのメカニズム51が、また、スコップ形状の本体2に設けられている。
前記ばね30は、前記支柱23にほぼ平行な支柱55により張力が与えられる。負荷を調節するためのメカニズム51近くに位置された支柱55の一端部は、支柱55と一体的なキャップ56を介してばね30の一端部に拘束されている。また、支柱55の他端部は、ジョー5の支持体に装着されたベアリング57に固定されている。前記キャップ56に対向した支柱55の端部は、本体2と一体的な第2のキャップ58に固定されている。
本発明に従ったバケット1は、以下のように動作する。
粉砕される石若しくは他の材料が、バケット1により通常の方法で収集される。収集された材料をジョー5,6へと送るために、バケット1は、図1に示されている位置から90°回動される。即ち、出口4が、材料が重力によりジョー5,6へと移動されるように、入口開口部3よりも下の高さに設定される。
可動ジョー5が、第1のプーリー111から第2のプーリー113、結果的にはシャフト14に動作を送る液圧モータ9により、移動される。2つの偏心器15,16の作用のおかげで、ベアリング17,18に対して自由に回転可能なスリーブ19が、シャフト14の軸線に対して回転/並進(rotary-translational)の移動を果たすことができる。特に、スリーブ19に対して遊びを有する可動ジョー5の第1の端部7は、入口開口部3が最大の断面を有する第1の位置から、偏心器15,16の180°の回転により第1の位置とは異なる、第1の位置とは反対の第2の位置に移動される。この第2の位置では、入口開口部3は、最小の断面を有する。可動ジョー5の第1の端部は、ジョーの回動および並進の移動の間で、上に規定された第1の位置と第2の位置との間の中間位置の全てに適応する。従って、シャフト14は、粉砕動作の間に、自身の軸線を中心として360°回転する。
可動ジョー5は剛性の本体であるので、第1の端部7の移動は、これに対応した第2の端部8の移動をもたらす。しかし、この移動は、ばね30と支柱23とにより制限される。この端部8の移動は、ジョー5に対する支柱23の傾斜が、ジョー5の移動の間に連続的に変更されるように、第1並びに第2のチャネル部25,33内での支柱23の端部24a,24bのそれぞれの回動により、可能とされる。
第1のジョー5の全体的な移動は、この第1の移動と、ジョー5の第2の端部8とスコップ形状の本体2との間に狭持されたトグル接続部により規定された回動および並進の第2の移動との組み合わせにより、決定される。このような接続部の存在により、実際に、第1の枢支軸線Yへの正確な結合を与え、この結果、すぐに、第2の枢支軸線Zを中心としてただ自由に回動する。結果的にもたらされる回動は、「噛み」動作に類似した形態で、ジョー5に対してほぼ垂直な成分と、石の流れ方向に沿う、ジョーに対して平行な成分とを有する。従って、石の粉砕と、出口4への石の移動とを促す。
前記出口4の断面の最大のサイズは、また、支持体41内に位置されたスペーサの数を増加若しくは減少させることにより調節されることができ、かくして、粉砕される石の最大サイズが変更される。
上に規定された線分Aと線分Bとの間に90°以上の角度を形成する、本発明に係るバケットのトグル接続部の特定の構造上の構成により、得られる結果は、第1のジョー5の第1の端部7が第2のジョー6に近接移動するのと一緒に、第1のジョー5の第2の端部8も、固定ジョー6に同時に近接移動することである。同様に、第1の端部7が、離れるように更に移動するのと一緒に、第2の端部8も、これに付随して、離れるように移動する。
このようにして、第1並びに第2のジョー間全体に渡って行き来する比較的均一な動作が得られ、この結果、第1並びに第2のジョー間に位置する石のような材料の粉砕が、比較的効率良く果たされる。
従来技術に係るバケットにおいて、支柱は調節可能な傾斜を有するが、上に規定された線分Aと線分Bとの間の角度は90°未満であるように位置されていることに、注意すべきである。しかし、この構造において、結果として生じる第1のジョーの移動は、可動ジョー5の第1の端部7の第2のジョー6への近接移動が、第2の端部8の離間移動を必然的に伴うという影響を有し、従って、効率並びに生産力の重大なロスをもたらした。
本発明の構造において、支柱23を通して伝えられる応力は、知られた構造よりも大きいが、横材19a,19b,60と補強プレート220aとが設けられているために、ジョー5若しくは本体2により効果的に反応されることに、さらに注意すべきである。
知られた構造において、両横材19a,60は、一方が他方の上に単に乗っていて、溶接されていないという事実により、トグル接続部の構造上の適応性は、全体的な強度を変更することなく、同時に、バケットによりもたらされる振動に耐えるように、向上されている。
詳細には、補強プレート220aが設けられることにより、バケットの側部が、鈍角を形成するように支柱23を位置させることによる応力増加に耐え得ることを補償している。これら補強プレート220aは、支柱23の支持構造体と側部11aとの間の結合ライン近く、特に、横材19a,19b近くで、スコップ形状の本体2の側部11aに溶接されることが好ましい。このようにして、高応力を受けるバケットのエリアのみが、全体的な構造の重量を増加させないように、補強される。
さらに、スコップ形状の本体2の下部40に位置されたセル状の構造体50は、重量を過度に増加させることなく、本体を補強し、この構成のために、セル状の構造体50は、下部40が実現された材料のシンプルな厚み(thickening)に等しく、若しくは、より大きく、下部40の抵抗力を増加させている。しかし、これは、重量の大きな増加を意味する。バケットの下部40は、また、バケット自身の「噛み」動作により与えられる高圧により、大きな応力を受ける。
可動ジョー5の、好ましい実施形態では4つのクランプ部材71が、高応力に耐えるように、固定、例えば溶接されている。バケットのスコップ形状の本体の下部40と側部11aとの両方に固定、例えば溶接されている。
かくして、本発明は、提案された目的を達成し、また、参照された従来技術に対する多くの効果をもたらしている。
本発明に従ったバケットにより与えられる第1の効果は、材料に応じた両ジョーの相対的な移動を調節することにより可能とされる複数の調節のおかげで、石の粉砕を最適に行うことを可能にすることである。
さらに、粉砕される石のサイズは、容易に調節されることができる。
主な効果の1つは、本発明に係るバケットのパワー消費が、処理により達成される比較的良好な効果のおかげで、通常のバケットのパワー消費よりも少なく、また、処理時間の短縮と、発生されるノイズの減少とが、果たされることである。
さらに、上記のバケットにより実行される粉砕は、特に均一である。
本発明に従ったバケットの正面斜視図である。 図1のバケットの部分的な断面の側面図である。 図2のバケットの細部を拡大して示す図である。 図1のバケットの部分的な断面の平面図である。 図1のバケットの底面斜視図である。 図1のバケットの底面斜視図である。 図5のバケットの細部を拡大して示す図である。 図1のバケットの更なる斜視図である。 図8のバケットの細部を拡大して示す図である。
符号の説明
1…バケット、2…本体、3…入口、4…出口、5,6…第1並びに第2のジョー、14…回動する部材、15,16…偏心器、23…支柱、50…構造体、40…下部、11a…側部、220a…補強プレート、X…回動軸線、Y,Z…枢支軸線、A,B…線分、C…角度

Claims (19)

  1. 粉砕される材料のための粉砕用のバケット(1)であって、
    前記粉砕される材料のための入口開口部(3)と出口開口部(4)と、この入口開口部と出口開口部との間の前記粉砕される材料の流れ方向(F)とを規定しているスコップ形状の本体(2)と、
    この本体内に装着され、互いに対向した第1並びに第2のジョー(5,6)と、
    この第1のジョーを第2のジョーに対して接離させて、これらジョー間を流れる前記粉砕される材料を粉砕するために、前記第1のジョーに少なくとも関連し、回動軸線(X)を中心とした前記第1のジョーの第1の回動および並進の移動を与えるように、回動軸線を中心として回動する部材(14)と前記第1のジョーとの間に偏心接続部(15,16)を有する移動手段と、
    前記第1のジョーの第2の回動および並進の移動を与えるための、前記本体と前記第1のジョーとの間のトグル接続部とを具備し、
    このトグル接続部は、それぞれの枢支軸線(Y,Z)を中心として回動するように、前記第1のジョーと本体とに枢支された支柱(23)を有し、この支柱は、前記両枢支軸線(Y,Z)を結ぶ線分(B)が、前記支柱と第1のジョーとの間の枢支軸線(Y)と、前記回動軸線(X)とを結ぶ線分(A)に対して、90°より大きな角度(C)で傾斜されるように、前記第1のジョーと本体との間に延び、
    このバケットは、セル状の構造体(50)が形成された下部(40)と、前記本体(2)のそれぞれの側部(11a)に装着された補強プレート(220a)とを含んでおり、
    前記支柱(23)の両端の第1の端部(24b)並びに第2の端部(24a)をそれぞれ受けるためのチャンネル部を夫々有する第1の座部(33)並びに第2の座部(25)が、前記本体と前記第1のジョーとに夫々に設けられており、
    前記第1の座部(33)と第2の座部(25)とは、第1の横材(19a)と第2の横材(19b)とにより底部が形成されており、
    前記第1の横材(19a)は、この横材の両端部が補強プレート(220a)にそれぞれ固定されており、
    第3の横材(60)が、この第3の横材(60)に前記支柱(23)を介して伝えられる応力に耐えるように前記第1の横材(19a)と協力するように、前記支柱(23)とは反対側で第1の横材(19a)に当接するように配設されている、バケット。
  2. 前記第1のジョー(5)と第2のジョー(6)とは、互いに対向した第1並びに第2の端部(7,8)をそれぞれ有し、これら端部は、前記流れ方向に関して、前記入口開口部(3)の領域と、前記出口開口部(4)の領域とにそれぞれ位置され、前記偏心接続部は、第1のジョー(5)の前記第1の端部(7)に作用する請求項1のバケット(1)。
  3. 前記支柱(23)は、前記出口開口部に近い、前記第1の端部とは反対側の第2の端部(8)のところで、前記第1のジョーに枢支されている請求項2のバケット。
  4. 前記角度(C)は、120°ないし140°である請求項1ないし3いずれか1のバケット。
  5. 前記支柱(23)は、交換可能である請求項1ないしのいずれか1のバケット。
  6. 前記支柱(23)の前記両端部(24a,24b)の断面と前記両座部(25,33)のチャンネル部の断面とは、ほぼ正方形の形状を有している請求項1ないしのいずれか1のバケット。
  7. 前記偏心接続部(15,16)に遊びを有してカップリングされたスリーブ(19)を更に具備し、このスリーブは、第1のジョー(5)の前記第1の端部に固定されている請求項1ないしのいずれか1のバケット(1)。
  8. 支持体(41)が、前記スコップ形状の本体(2)に装着され、着脱可能な1セットのスペーサ(33a)を収容し、これらスペーサ(33a)は、前記支持体(41)と、前記第1の座部(33)との間に狭持されている請求項のバケット(1)。
  9. 前記第1のジョー(5)と第2のジョー(6)とは、それぞれのフレーム(5a,6a)を有し、これらフレームには、それぞれのプレート(5b,6b)が着脱可能に装着されている請求項2ないしのいずれか1のバケット(1)。
  10. 前記両プレート(5b,6b)の対向面には、複数の溝部(20)が形成されている請求項のバケット(1)。
  11. 前記複数の溝部(20)は、互いに平行であり、前記粉砕される材料の前記流れ方向にそれぞれ延びている請求項10のバケット(1)。
  12. 前記複数の溝部(20)は、複数のリブ(20a)と複数のリセス(20b)とを形成し、これらリブとリセスとは、前記第1のジョー(5)のリブ(20a)が、前記第2のジョー(6)のリセス(20b)に対応するように、連続的に互い違いになっている請求項11のバケット(1)。
  13. 前記第2のジョー(6)は、前記スコップ形状の本体(2)に固定されている請求項1ないし12のいずれか1のバケット(1)。
  14. 前記第1のジョー(5)の第2の端部(8)を前記支柱(23)に弾性的に押圧する弾性手段(30)を更に具備している請求項2ないし13のいずれか1のバケット(1)。
  15. 前記弾性手段(30)の負荷を調節するための手段(51)を更に具備している請求項14のバケット(1)。
  16. 前記弾性手段(30)に張力を与える、前記支柱(23)にほぼ平行な第2の支柱(55)を更に具備している請求項14又は15のバケット(1)。
  17. バケット(1)の前記下部(40)と前記第1のジョー(5)との間に配設され、第1のジョー(5)を前記スコップ形状の本体(2)に取着させている複数のクランプ部材(71)を更に具備している請求項1ないし16のいずれか1のバケット(1)。
  18. 前記複数のクランプ部材(71)の少なくとも1つは、前記下部(40)と、本体(2)の前記側部(11a)の一方とに固定されている請求項17のバケット(1)。
  19. 前記第1並びに第2の横材(19a,19b)は、前記スコップ形状の本体(2)と前記第1のジョー(5)との一側から他側にそれぞれ延びている請求項18のバケット(1)。
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