JP5535364B2 - 表示装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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Description

本発明は、取付部材への取付けが可能な表示装置及びテレビジョン受像機に関する。
液晶テレビ受像機、プラズマテレビ受像機等を含む薄型の表示装置には、スタンドにより床面又はラックに据置きされる据置きタイプ、及び壁掛け金具により壁体に取付けられる壁掛けタイプが存在する。
据置きタイプは、前後スパンが比較的長いスタンドを用いて表示装置の前後方向への転倒を防ぐように構成されるため、壁寄せに支障を来し、壁面との間に比較的広い空間が発生することになる。
壁掛けタイプは、壁面には枠形をなす壁面取付金具が取付けられ、表示装置の後面には掛止金具が取付けられ、該掛止金具が壁面取付金具に掛止されることにより壁掛けされる構成になっている。壁面取付金具としては、例えば、特許文献1及び2に開示されているようなものが知られている。
特許第4282010号公報 特開2004−305723号公報
上述したような薄型の表示装置を壁掛けする際、表示装置の後面に設けられた差止金具を、壁面側に取付けた壁面取付金具に正しく差し込む必要があるため、表示装置側の差止金具と壁面側の壁面取付金具との位置関係を確認しながら、壁掛け作業を行うことが多い。
しかしながら、表示装置を壁掛けする場合、壁面と表示装置との間の隙間は狭いため、その隙間から覗き込んだとしても、表示装置側の差止金具と壁面側の壁面取付金具との位置関係を把握することは困難である。また、大型の表示装置では、表示装置を持ち上げたまま、表示装置の後面側を覗き込むこと自体が困難となる。
このため、表示装置を壁面に取付ける壁掛け作業は、手間が掛かることが多く、ユーザに大きな負担を強いることになるという問題点を有していた。
また、表示装置側の差止金具と壁面側の壁面取付金具との間の位置合わせが正確でない場合には、壁掛け作業が完了したとユーザが判断し、手を離した際に、表示装置が落下する場合があるという問題点を有していた。
本願は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、表示装置を取付部材に取付ける作業を行っているユーザに対し、取付けが完了した場合に取付けられた旨を報知する手段を備えることで、ユーザが手を離してよいタイミングを通知できる表示装置及びテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
また、壁面側に設けられる取付部材の基準位置に対する変位を検出し、検出した変位に基づいて取付位置へ誘導する音声を出力することにより、表示装置の取付作業における位置合わせを容易に実施することが可能な表示装置及びテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
本願に係る表示装置は、取付部材への取付けが可能な表示装置において、前記取付部材への取付けを誘導するための音声を出力する手段と、自装置が前記取付部材に取付けられたか否かを判断する判断手段と、該判断手段により前記取付部材に取付けられたと判断した場合、その旨を報知する手段とを備えることを特徴とする。
本願では、表示装置が取付部材へ取付けられた場合、その旨が報知されるため、ユーザが手を放してよいタイミングが適切に通知される。
また、本願では、表示装置を取付部材へ誘導するための音声を出力するので、ユーザは表示装置の背面側を覗き込んで取付位置を確認しながら取付け作業を実施する必要がなくなり、取付作業時における作業負担が軽減される。
本願に係る表示装置は、発光部と、該発光部が発する光を受光する受光部とを備え、前記判断手段は、前記受光部が前記発光部からの光を受光したか否かに基づき、前記取付部材に取付けられたか否かを判断するようにしてあることを特徴とする。
本願では、取付完了を判断するための構成として発光部及び受光部を備えており、例えば、取付完了位置にて取付部材の一部が発光部から受光部に至る光の経路を遮る構成とした場合、受光状態から非受光状態への変化を受光部にて検知することで、取付けられたことを判断することができる。
本願に係るテレビジョン受像機は、前述した発明の何れか1つに記載の表示装置と、テレビ放送信号を受信する受信手段とを備え、該受信手段にて受信したテレビ放送信号に基づくテレビ画像を前記表示装置に表示するようにしてあることを特徴とする。
本願では、液晶テレビ受像機、プラズマテレビ受像機等のテレビジョン受像機(テレビジョン受信装置)へ適用される。
本願によれば、表示装置は、取付けられたことを報知するため、取付け不十分による表示装置の落下を防止することができる。
また、本願では、表示装置を取付部材に取付ける際、表示装置を取付部材へ誘導するための音声を出力するので、ユーザは表示装置の背面側を覗き込んで取付位置を確認しながら取付け作業を実施する必要がなくなり、取付作業時における作業負担を軽減することができる。
本実施の形態に係る表示装置及びこの表示装置を壁面に取付けるための取付部材の外観を示す模式図である。 取付部材への誘導方法を説明する説明図である。 取付部材への誘導方法を説明する説明図である。 取付部材への誘導方法を説明する説明図である。 表示装置の内部構成を示すブロックである。 表示装置の動作を説明するフローチャートである。 表示装置及び取付部材の位置関係に応じて表示部に表示する表示内容の一例を示す図である。 表示装置及び取付部材の位置関係に応じて表示部に表示する表示内容の一例を示す図である。 表示装置及び取付部材の位置関係に応じて表示部に表示する表示内容の一例を示す図である。 表示装置及び取付部材の位置関係に応じて表示部に表示する表示内容の一例を示す図である。 取付部材の他の例を示す外観図である。 実施の形態3に係る表示装置及び取付部材を示す模式図である。 磁気センサの出力電圧を示すグラフである。 取付部材への誘導方法を説明する説明図である。 取付部材への誘導方法を説明する説明図である。 取付部材への誘導方法を説明する説明図である。 実施の形態3に係る表示装置の動作を説明するフローチャートである。 本体フレーム及び取付部材の部分拡大断面図である。 実施の形態4に係る表示装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る表示装置の動作を説明するフローチャートである。 取付け完了時に表示する表示内容の一例を示す模式図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係る表示装置及びこの表示装置を壁面に取付けるための取付部材の外観を示す模式図である。本実施の形態に係る表示装置は、例えば、液晶テレビ受像機、プラズマテレビ受像機、液晶モニタ、デジタルフォトフレーム等の薄型の表示デバイスである。以下では、本実施の形態に係る表示装置は、液晶テレビ受像機であるとして説明を行うものとする。
表示装置は、奥行き方向の幅が狭い直方体状の本体フレーム10を備え、本体フレーム10の前側には、テレビ画像を表示する表示面を有する。
表示装置は、本体フレーム10背面側の適宜箇所(例えば、中央付近)にホール素子等の磁気センサ11が設けられている。更に、本体フレーム10の背面側には、取付部材20に係止される係止孔12,12が設けられている。係止孔12,12は、本体フレーム10の上下方向の中心線を挟んで、左右対象に設けられており、取付部材20における壁掛け金具22,22の位置にそれぞれ適合するように、位置決めがされている。
取付部材20は、例えば、VESA規格(VESA : Video Electronics Standards Association)に準拠した壁面への取付具である。取付部材20は、壁面へ螺子止めされる金属フレーム25を備え、この金属フレーム25に対して垂直方向に立設された壁掛け金具22,22が設けられている。壁掛け金具22,22の先端部には、上方へ突出した受片22a,22aが設けられている。
取付部材20の壁掛け金具22,22は、表示装置の本体フレーム10における係止孔12,12に挿入され、壁掛け金具22,22の受片22a,22aにより表示装置の本体フレーム10を係止する。これにより、表示装置の本体フレーム10は、取付部材20に取付けられる。
また、取付部材20は、金属フレーム25の適宜箇所(図1に示す例では、金属フレーム25上部の略中央)に磁石21を備える。本実施の形態では、本体フレーム10に設けた磁気センサ11により、取付部材20の磁石21の位置を検出し、検出した磁石21の位置に応じて、本体フレーム10の取付けを誘導するための情報を表示することを特徴とする。
図2〜4は取付部材20への誘導方法を説明する説明図である。図2は、表示装置の位置が、取付部材20に対して本体フレーム10が左右方向又は上下方向にずれている場合の誘導方法を示している。本実施の形態に係る表示装置は、磁気センサ11を備えており、この磁気センサ11にて表示装置外部の磁束密度の分布を検出することにより、取付部材20の適宜位置に設けられた磁石21の位置を検出する。この磁気センサ11により、例えば、磁気センサ11の位置を原点とした3次元座標系における磁石21の位置(すなわち、自装置から見た磁石21の相対位置)を検出する。表示装置は、検出した磁石21の位置を表示するために、検出した3次元座標を表示面に投影して2次元座標に変換し、変換した2次元座標に対応する表示面の位置に磁石21を表す図形を表示する。図2に示した例では、黒丸MAにより磁石21の位置を表示装置の表示部104に表示している。
また、表示装置は、磁石21の3次元座標を取得することにより、自装置が本体フレーム10の左右方向又は上下方向にずれているか否かを検出することができる。左右方向及び上下方向にずれている場合には、例えば、自装置の位置を示す図形及び目標位置を示す図形を表示して、どの方向に移動させるべきかの情報をユーザに提示する。図2に示した例では、自装置の位置を実線の円TSにより表し、目標位置を示す図形を破線の円TAにより表すことにより、表示装置を左方向へ移動させるべき旨をユーザに提示している。
また、本実施の形態では、磁気センサ11により、取付部材20における磁石21の3次元座標を検出するため、取付部材20に対する本体フレーム10の前後方向のずれを検出することができる。図3は、表示装置の位置が、取付部材20に対して本体フレーム10が前後方向にずれている場合の誘導方法を示している。図2と同様に、検出した磁石21の位置を示す図形を黒丸MAにより表示し、自装置の位置を実線の円TS、目標位置を示す図形を破線の円TAにより表示している。図3では、本体フレーム10と取付部材20との距離に応じて、自装置の位置を表す円TSの大きさを変更している。本体フレーム10と取付部材20との間の距離が短くなるほど、実線の円TSの直径を小さくし、本体フレーム10と取付部材20との間の距離が長くなるほど、実線の円TSの直径を大きくして、本体フレーム10と取付部材20との間の距離感を表している。
なお、取付けを誘導する際の表示形態は、図2及び図3に示されるものに限定されるものではなく、例えば、矢印等の図形により移動方向を表示するようにしてもよく、また、文字情報により移動方向を表示してもよい。
図4は、本体フレーム10の位置が目標位置となった場合の表示内容を示している。本実施の形態では、本体フレーム10背面に設けた2つの係止孔12,12の位置が、壁掛け金具22,22の受片22a,22aにそれぞれ対向するように、表示装置を誘導する。以下では、本体フレーム10の2つの係止孔12,12が壁掛け金具22,22の受片22a,22aに対向位置となる位置を壁掛け位置と呼ぶ。表示装置が壁掛け位置となった場合、表示装置を前方(取付部材側)へ押出し、更に表示装置を下側へ降ろすことにより、本体フレーム10は壁掛け金具22,22に係止される。そこで、表示装置を誘導することにより、表示装置の位置が壁掛け位置となった場合、図4に示すように、壁掛け金具22,22と本体フレーム10の係止孔12,12との位置が合った旨、及び表示装置を前方へ押し出し、その後に下側へ降ろすことにより本体フレーム10が取付けられる旨を文字情報として表示する。
図5は表示装置の内部構成を示すブロックである。表示装置は、磁気センサ11、制御部101、記憶部102、検出部103、表示部104、及び受信部110を備える。
磁気センサ11は、例えば、ホール素子であり、磁束密度の分布に応じたセンサ信号を出力するセンサである。
検出部103は、磁気センサ11が出力するセンサ信号を取得し、自装置に対する磁石21の位置(すなわち、磁気センサ11を原点とする3次元空間内での3次元座標)を算出する。なお、磁気センサ11を用いた位置座標の算出手法は、公知であるため、その説明を省略することとする。
制御部101は、表示装置が備える記憶部102、検出部103、表示部104、及び受信部110等のハードウェア各部の動作を制御する。制御部101は、CPU、マイクロコンピュータ等の演算手段であり、各種の演算処理、判断処理、制御指示等を実行する。例えば、制御部101は、検出部103によって算出される3次元座標を取得した場合、この3次元座標が所定の範囲内であるか否かの判断を行う。また、制御部101は、ユーザに対して情報を提示するために、記憶部102に予め記憶された画面イメージを読出し、読出した画面イメージに基づく表示指示を表示部104に与える。
記憶部102は、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリであり、前述した画面イメージが予め記憶されているものとする。記憶部102以外の記憶手段として、制御部による処理の実行時に生成される各種データを一時的に記憶するRAM等のメモリを更に備える構成であってもよい。
受信部110は、テレビ放送信号を受信するための受信手段であり、受信したテレビ放送信号に基づいてテレビ画像を生成する。受信部110にて生成されたテレビ画像は、制御部101に送出される。制御部101は、テレビ画像に基づく表示指示を表示部104に与えることにより、表示部104にテレビ画像を表示させる。
図6は表示装置の動作を説明するフローチャートであり、図7〜図10は表示装置及び取付部材20の位置関係に応じて表示部104に表示する表示内容の一例を示す図である。表示装置の検出部103は、取付部材20における所定の取付位置(壁掛け位置)を検出するために、磁気センサ11が出力するセンサ信号を取得し(ステップS11)、取得したセンサ信号の信号強度が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS12)。
取得したセンサ信号の信号強度が所定値未満であると判断した場合(S12:NO)、検出部103は、その旨を制御部101に通知する。制御部101は、磁気センサ11が出力するセンサ信号の大きさが所定値未満である旨の通知を検出部103から受けた場合、図7Aに示すように、本体フレーム10及び取付部材20が離隔しており、この位置関係では本体フレーム10を取付部材20に取付けることができない状態にある。本体フレーム10を取付部材20に近づけさせる必要があるため、制御部101は、その旨を表すメッセージを表示させるための表示指示を行う。例えば、制御部101は、「テレビを壁掛け金具に近付けて下さい」とのメッセージを含んだ画面イメージを記憶部102から読出し、読出した画面イメージを表示指示と共に表示部104へ出力する。
表示部104は、制御部101からの表示指示を受信した場合、本体フレーム10を取付部材20へ誘導する表示を行う(ステップS13)。このとき、表示部104は、表示指示と共に制御部101から送られてくる画面イメージを表示することにより(図7Bを参照)、取付作業を行っているユーザに対し、本体フレーム10を取付部材20に近づけるように促す。
なお、ステップS12では、センサ信号の信号強度に基づいて表示装置を近づけるべきか否かの判断を行う構成としたが、センサ信号からは取付部材20に設けられた磁石21の3次元座標が得られるため、3次元座標について予め範囲を設定しておき、設定した範囲から外れている場合に、表示装置を取付部材20に近づけるように促す表示を行ってもよい。
ステップS12において、取得したセンサ信号の信号強度が所定値以上であると判断した場合(S12:YES)、検出部103は、取得したセンサ信号を、センサ位置を原点とする3次元空間上の位置座標に変換し、検出対象である磁石21の位置を示す3次元座標を算出する。検出部103は、算出した3次元座標を制御部101へ通知する。
制御部101は、検出部103から磁石21の3次元座標を受信した場合(ステップS14)、本体フレーム10及び取付部材20の相対的な位置関係を把握することができるので、本体フレーム10及び取付部材20の相対的な位置関係に応じた情報を表示させるための表示指示を表示部104へ出力する。
表示部104は、制御部101からの表示指示を受信した場合、受信した表示指示に従って画面イメージを表示することにより、本体フレーム10を取付部材20へ誘導する表示を行う(ステップS15)。
例えば、本体フレーム10が壁掛け位置から左右方向又は上下方向にずれた位置に存在する場合(図8Aを参照)、制御部101は、ターゲット及びターゲットスコープを表す図形(目標位置及び表示装置の現在位置を表す図形)、並びにターゲットスコープをターゲットに重ね合わせるように指示するメッセージを含んだ画面イメージを生成し、生成した画面イメージを表示指示と共に表示部104へ出力する。
表示部104は、制御部101からの表示指示に従って表示を行うことにより、例えば、図8Bに示すような画面を表示する。すなわち、ターゲットスコープをターゲットに重ね合わせるように指示するメッセージを、ターゲット及びターゲットスコープを表す図形と共に表示部104に表示することにより、本体フレーム10を壁掛け位置に誘導する表示を行う。
また、表示装置が壁掛け位置から前後方向(表示装置の表示面に対して垂直な方向)にずれた位置に存在する場合(図9Aを参照)、ターゲット及びターゲットスコープを表す図形(目標位置及び表示装置の現在位置を表す図形)、並びに表示装置を取付部材20へ接近(又は離隔)させるべき旨のメッセージを含んだ画面イメージを生成し、生成した画面イメージを表示指示と共に表示部104へ出力する。
表示装置は、制御部101からの表示指示に従って表示を行うことにより、例えば、図9Bに示すような画面を表示する。すなわち、本体フレーム10を取付部材20に近づけるように指示するメッセージを、ターゲット及びターゲットスコープを表す図形と共に表示部104に表示することにより、本体フレーム10を壁掛け位置に誘導する表示を行う。
このとき、表示部104に表示させるターゲット及びターゲットスコープの大きさを、壁掛け位置からの距離に応じて変更して表示する。本体フレーム10と取付部材20との間の距離が短くなるほど、ターゲットスコープを小さくし、本体フレーム10と取付部材20との間の距離が長くなるほど、ターゲットスコープを大きくして、本体フレーム10と取付部材20との間の距離感を表す。壁掛け位置からの距離が小さくなるにつれて、ターゲットスコープを小さく表示することにより、表示装置と取付部材20との位置合わせをより精度良く実施させることが可能となる。
次いで、制御部101は、本体フレーム10の現在位置が壁掛け位置であるか否かを判断する(ステップS16)。制御部101は、検出部103から出力される3次元座標が予め定めた範囲内であるか否かを判断することによって、本体フレーム10の現在位置が壁掛け位置であるか否かを判断することができる。壁掛け位置でないと判断した場合(S16:NO)、制御部101は、処理をステップS11へ戻す。
表示部104の画面上でターゲットスコープをターゲットに一致させる誘導を行い、図9Aに示すように、本体フレーム10の現在位置が壁掛け位置となったと判断した場合(S16:YES)、制御部101は、取付けを完了させるための誘導を行うメッセージを含んだ画面イメージを記憶部102から読出し、読出した画面イメージを表示指示と共に表示部104へ出力する。
表示部104は、制御部101からの表示指示に従って表示を行うことにより、壁掛け位置となった旨のメッセージを表示し、ユーザに対して取付部材20への取付けを指示する(ステップS17)。図9Bに示す例では、本体フレーム10が壁掛け位置となった旨、及び取付けを完了させるために表示装置を前方へ押し出し、更に下方へ押し下げることにより、取付部材20への取付けが完了する旨のメッセージを表示している。
次いで、制御部101は、本体フレーム10の取付けが完了したか否かを判断する(ステップS18)。制御部101は、検出部103から出力される3次元座標が予め定めた範囲内であるか否かを判断することによって、本体フレーム10の取付けが完了したか否かを判断することができる。本実施の形態では、取付け完了位置は、前述した壁掛け位置と異なるため、それぞれ判断基準とする範囲を予め定めておくことにより、両者を区別して判断することができる。
ステップS18において、取付けが完了していないと判断した場合(S18:NO)、制御部101は、取付けが完了するまで待機する。
取付けが完了したと判断した場合(S18:YES)、制御部101は、本体フレーム10の取付けが完了した旨のメッセージを含んだ画面イメージを記憶部102から読出し、読出した画面イメージを表示指示と共に表示部104へ出力する。
表示部104は、制御部101からの表示指示に従って表示を行うことにより、本体フレーム10の取付けが完了した旨のメッセージを表示する(ステップS19)。図10Bに示す例では、本体フレーム10が取付部材20に取付けられた旨、及び表示装置から手を放しても大丈夫である旨のメッセージを表示している。また、取付部材20への取付けが完了した後に、螺子止め等のユーザの作業が必要である場合、その旨を表示する構成としてもよい。
以上のように、本実施の形態では、取付部材20へ誘導するための情報を表示装置の表示部104に表示することにより、ユーザは表示装置の背面側を覗き込んで取付位置を確認しながら取付け作業を実施する必要がなるくなるため、取付作業時の作業性が向上する。
なお、本実施の形態では、表示装置の表示部104に取付部材20へ誘導する情報を表示する構成としたが、表示装置に音声を出力する音声出力部を設け、取付部材20へ誘導する情報の表示と共に、音声による誘導を行う構成としてもよい。
また、本実施の形態では、取付部材20における所定位置(磁石21の位置)を検出するために、磁気センサ11を用いる構成としたが、磁気センサ11を用いる代わりに、他の位置検出手段を用いてもよい。たとえば、取付部材20の適宜の位置にマーカを設け、このマーカの位置を、CCDカメラ等により得られる画像を解析することによって検出する構成としてもよい。また、取付部材20の適宜の位置に反射部材、表示装置の背面側に発光装置及び受光装置を設け、発光装置から照射する光の反射光を受光装置にて受光することによって、反射部材の位置を検出する構成としてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、取付部材20に対して1つの磁石21を設ける構成としたが、2つ以上の磁石を設ける構成としてもよい。実施の形態2では、取付部材20に2つの磁石を設ける構成について説明する。
図11は取付部材の他の例を示す外観図である。取付部材20は、実施の形態1と同様に、VESA規格に準拠した壁面への取付具である。取付部材20は、壁面へ螺子止めされる金属フレーム25を備え、この金属フレーム25に対して立設された壁掛け金具22,22が設けられている。壁掛け金具22,22の先端部には、上方へ突出した受片22a,22aが設けられている。
取付部材20の壁掛け金具22,22は、表示装置の本体フレーム10における係止孔12,12に挿入され、壁掛け金具22,22の受片22a,22aにより表示装置の本体フレーム10を係止する。これにより、表示装置の本体フレーム10は、取付部材20に取付けられる。
実施の形態2に係る取付部材20は、金属フレーム25の適宜の2箇所、図11に示す例では、金属フレーム25の上部において左右方向に離隔した2箇所に磁石21a,21bを設けている。
このように、実施の形態2では、取付部材20に複数の磁石を21a,21bを設けているため、磁気センサ11の感度を上げない場合であっても、少なくとも一方の磁石21a(21b)による磁束密度が検出される可能性が高くなる。その結果、取付けの初期段階において、磁石21a,21bの位置を探索するために本体フレーム10を移動させる範囲が少なくなり、ユーザの作業負担を更に軽減することが可能となる。なお、磁石21a,21bの位置を検出した後の処理は、実施の形態1と全く同様である。
実施の形態2では、金属フレーム25の適宜の2箇所に磁石21a,21bを設ける構成としたが、2つの壁掛け金具22,22自体が磁石であってもよいことは勿論のことである。
実施の形態3.
実施の形態1では、1つの磁気センサ11の出力を用いて表示装置外部の磁束密度の分布を検出し、磁石21の3次元座標を算出することで、誘導する方向を定める構成としたが、所定方向の磁界の強さを検出するセンサを複数用いて誘導する方向を定めるようにしてもよい。
実施の形態3では、2つの磁気センサを用いて表示装置の誘導方向を定める構成について説明する。
図12は実施の形態3に係る表示装置及び取付部材を示す模式図である。実施の形態3に係る表示装置は、本体フレーム10の左右方向における略中央であって2つの係止孔12,12より上側に位置する磁気センサ11aと、表示装置の背面から見て右側の係止孔12の近傍に位置する磁気センサ11bとを備える。磁気センサ11a,11bは共にホール素子であり、磁気センサ11aは表示装置の左右方向の磁界の強さを検出し、磁気センサ11bは表示装置の上下方向の磁界の強さを検出するように構成されている。
また、取付部材20は、金属フレーム25上部の略中央に位置する磁石21aと、取付部材20の正面から見て左側の壁掛け金具22の近傍に位置する磁石21bとを備え、表示装置が取付部材20に取付けられた場合、表示装置側の磁気センサ11aと取付部材20側の磁石21aとが対向し、表示装置側の磁気センサ11bと取付部材20側の磁石21bとが対向するように磁気センサ11a,11b及び磁石21a,21bの位置決めがなされている。磁石21aは、正面から見て左側がS極、右側がN極となるように配置され、磁石21bは、正面から見て上側がS極、下側がN極となるように配置されている。
図13は磁気センサ11aの出力電圧を示すグラフである。グラフの横軸は、磁気センサ11aにおける検出中心からの磁石の移動位置を示し、縦軸は、磁気センサ11aの出力電圧を示している。磁気センサ11aが磁石21aのN極寄りに位置し、N極の磁界が強い場合、磁気センサ11aの出力電圧はVcc(本実施の形態では、Vcc=5V)となる。磁気センサ11aが磁石21aのN極に近づいてゆき、磁気センサ11aの中心に向かうにつれて磁気センサ11aの出力電圧は単調に減少する。磁気センサ11aが磁極の中心(S極及びN極の磁界の強さが同一となる部分)に位置する場合、磁気センサ11aの出力電圧はVccの1/2の値となる。磁気センサ11aが更に移動した場合、磁気センサ11aの出力電圧はVcc/2から更に単調に減少し、磁気センサ11aが磁石21aのS極から一定距離だけ離れ、S極の磁界が強くなった場合、出力電圧は略0となる。
なお、図13では、磁気センサ11aと磁石21aとの位置関係に基づいて磁気センサ11aの出力電圧を説明したが、磁気センサ11bと磁石21bとの位置関係に基づく磁気センサ11bの出力電圧も上述したものと全く同様である。
図14〜図16は取付部材への誘導方法を説明する説明図である。図14A,図15A及び図16Aは、それぞれ磁気センサ11a,11b及び磁石21a,21bの位置関係を模式的に示している。また、図14B,図15B及び図16Bは、それぞれ表示装置における表示例を示している。
図14〜図16では、取付部材20は壁などに固定されており、表示装置を移動させることにより取付部材20への取付けを行うことを想定している。
磁気センサ11a,11bの出力電圧が共に4.5Vであったとする。この場合、磁気センサ11a,11bは、それぞれ磁石21a,21bのN極寄りに位置するため、図14Aに示すように、磁気センサ11a,11bが磁石21a,21bの右下となる配置、すなわち、取付部材20に対する表示装置の相対位置が正面からみて右下となる配置であることが分かる。
このとき、表示装置は、例えば、図14Bに示すような案内を表示する。図14Bに示す案内では、取付位置を黒丸で示し、表示装置の相対位置を白丸で示している。また、表示装置は、移動方向を矢印で表示すると共に、「テレビを上方向に移動させて下さい」との文字情報を表示している。
ユーザが表示装置を上方向に移動させた結果、磁気センサ11aの出力電圧が4.0V、磁気センサ11bの出力電圧が2.5Vとなったとする。この場合、上下方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11bの出力電圧がVcc/2(=2.5V)となっているため、上下方向には目標位置(壁掛け位置)に達していることが分かる。一方、左右方向については、表示装置が取付部材20の右側にずれた状態であることが分かる。
このとき、表示装置は、例えば、図15Bに示すような案内を表示する。図15Bに示す案内では、取付位置を黒丸で示し、表示装置の相対位置を白丸で示している。また、表示装置は、移動方向を矢印で表示すると共に、「テレビを左方向に移動させて下さい」との文字情報を表示している。
ユーザが表示装置を左方向に移動させた結果、磁気センサ11a,11bの出力電圧が共に2.5Vとなったとする。この場合、左右方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11a及び上下方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11bの出力電圧が共にVcc/2(=2.5V)であるため、左右方向及び上下方向が共に目標位置に達していることが分かる。
このとき、表示装置は、例えば、図16Bに示すような案内を表示する。すなわち、表示装置の左右方向及び上下方向が共に目標位置に達した場合、本体フレーム10背面に設けた2つの係止孔12,12が、壁掛け金具22,22の受片22a,22aにそれぞれ対向する位置となるため、表示装置を前方へ押し出し、その後に下側へ降ろすことにより本体フレーム10が取付けられる旨を文字情報として表示する。
図17は実施の形態3に係る表示装置の動作を説明するフローチャートである。実施の形態1と同様にして、表示装置の検出部103は、磁気センサ11a,11bが出力するセンサ信号を取得し(ステップS11)、取得したセンサ信号の信号強度が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS12)。信号強度が所定値未満である場合(S12:NO)、表示装置を取付部材20に近づけるように指示を行い(ステップS13)、処理をステップS11へ戻す。
信号強度が所定値以上である場合(S12:YES)、検出部103は、上下方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11bからセンサ信号を取得し(ステップS21)、センサ出力はVcc/2であるか否かを判定する(ステップS22)。センサ出力がVcc/2でない場合(S22:NO)、制御部101は、上下方向の誘導を行う(ステップS23)。このとき、ステップS21で取得したセンサ信号の電圧がVcc/2より低い場合、磁気センサ11bが磁石21bの上側に位置していると判断することができるため、表示装置を下側に誘導する表示を行い、センサ信号の電圧がVcc/2より高い場合、磁気センサ11bが磁石21bの下側に位置していると判断することができるため、表示装置を上側に誘導する表示を行う。上下方向に誘導する表示を行った後、制御部101は、処理をステップS21へ戻す。
上下方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11bのセンサ出力がVcc/2となった場合(S22:YES)、検出部103は、左右方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11aからセンサ信号を取得し(ステップS24)、センサ出力はVcc/2であるか否かを判定する(ステップS25)。センサ出力がVcc/2でない場合(S25:NO)、制御部101は、左右方向の誘導を行う(ステップS26)。このとき、ステップS24で取得したセンサ信号の電圧がVcc/2より低い場合、磁気センサ11aが磁石21aの左側に位置していると判断することができるため、表示装置を右側に誘導する表示を行い、センサ信号の電圧がVcc/2より高い場合、磁気センサ11aが磁石21aの左側に位置していると判断することができるため、表示装置を右側に誘導する表示を行う。左右方向に誘導する表示を行った後、制御部101は、処理をステップS24へ戻す。
左右方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11aのセンサ出力がVcc/2となった場合(S25:YES)、表示装置の左右方向及び上下方向が共に目標位置(壁掛け位置)となるため、図16Bに示すような情報を表示することによって、ユーザに対して取付部材20への取付けを指示する(ステップS17)。
次いで、制御部101は、本体フレーム10の取付けが完了したか否かを判断する(ステップS18)。取付けが完了していないと判断した場合(S18:NO)、制御部101は、取付けが完了するまで待機する。取付けが完了したと判断した場合(S18:YES)、制御部101は、本体フレーム10の取付けが完了した旨のメッセージを表示する(ステップS19)。
なお、実施の形態3では、上下方向の位置を誘導した後に、左右方向の位置を誘導する構成としたが、左右方向の位置を誘導した後に、上下方向の位置を誘導する構成としてもよく、上下方向及び左右方向のセンサ信号を同時的に取得し、上下方向の位置及び左右方向の位置を同時的に誘導する構成としてもよい。
また、実施の形態3では、表示装置の表示面における面内の2方向の磁界の強さを検出する磁気センサ11a,11bを用いた構成について説明したが、表示面に垂直な方向の磁界の強さを検出するセンサ(ホール素子)を更に設け、このセンサのセンサ出力に基づき、取付部材20と接離する方向への誘導を行ってもよい。
実施の形態4.
本実施の形態1では、検出部103が検出する3次元座標に基づいて、本体フレーム10の取付け完了を判断する構成としたが、取付け完了時における取付部材20を検出するためにセンサ、スイッチ等の検出手段を設け、この検出手段からの出力信号に基づいて、取付け完了を判断する構成としてもよい。
実施の形態4では、取付け完了を判断するために表示装置に検出手段を設けた構成について説明する。
図18は本体フレーム10及び取付部材20の部分拡大断面図である。実施の形態4では、例えば、表示装置の本体フレーム10における係止孔12の上端部分に、光を発光する発光部15と、受光した光の受光レベルに応じた電気信号を出力する受光部16とを対向させて配置する。表示装置の制御部101は、本体フレーム10の位置が壁掛け位置となったタイミングで、発光部15に発光指示を与え、光を発光させる。
実施の形態1において説明したように、表示装置を取付部材20へ誘導し、本体フレーム10の位置が壁掛け位置となった場合、本体フレーム10を前方へ押し出し、下側へ降ろすことを指示することにより、本体フレーム10を壁掛け金具22へ装着させる。図18Aに示すように、本体フレームが10が壁掛け位置となり、更に前方へ押し出された状態(すなわち、取付け完了前)では、壁掛け金具22の受片22aにより発光部15からの光が遮られることがない。
一方、本体フレーム10を下側に降ろし、取付けが完了した場合には、図18Bに示すように、壁掛け金具22の受片22aにより、発光部15からの光が遮られるので、受光部16による受光レベルは、図18Aの場合と比較して低下する。
そこで、受光部16が出力する電気信号の大きさに関して閾値を設けることにより、制御部101は、取付け完了前の状態(図18Aに示す配置関係)と、取付け完了後の状態(図12Bに示す配置関係)とを区別して検出することができる。
図19は実施の形態4に係る表示装置の内部構成を示すブロック図である。表示装置は、実施の形態1と同様に、磁気センサ11、制御部101、記憶部102、検出部103、表示部104、及び受信部110を備える。また、本実施の形態に係る表示装置は、制御部101に接続された発光部15及び受光部16を備える。
発光部15は、制御部101からの指示により、適宜の強度を有する光を発光するLED等の発光手段である。
受光部16は、発光部15から照射される光を受光し、受光した光の強度に応じた電気信号を制御部101へ出力するフォトダイオード等の受光手段である。
図20は実施の形態4に係る表示装置の動作を説明するフローチャートである。表示装置の制御部101は、実施の形態1と同様の処理を実行することにより、表示装置の本体フレーム10を取付部材20の壁掛け位置に誘導し、壁掛け位置となった場合、図9Bに示すような画面を表示部104に表示して、取付部材20への取付けを指示する(ステップS11〜S17)。
取付部材20への取付けを指示した後、制御部101は、発光部15に対して発光指示を与える(ステップS31)。発光部15は、制御部101から発光指示が与えられた場合、光を照射する。受光部16は、発光部15から照射された光を受光した場合、受光した光を電気信号に変換し、変換した電気信号を制御部101へ出力する。
制御部101は、受光部16から出力された電気信号を取得し(ステップS32)、取得した電気信号に基づいて、取付部材20への取付けが完了したか否かを判断する(ステップS18)。実施の形態4では、取付け指示を行った際に発光部15に発光指示を与え、発光部15から光を照射させる。取付け完了時には、取付部材20の壁掛け金具22における受片22aにより、発光部15から照射される光の一部が遮られ、受光部16における受光レベルが低下する。そこで、受光部16が出力する電気信号の大きさに関して閾値を設定しておき、閾値より大きな信号が得られる場合には、取付部材20への取付けが完了していないと判断し、閾値より小さな信号が得られる場合には、取付部材20への取付けが完了したと判断する。
取付部材20への取付けが完了していないと判断した場合(S18:NO)、制御部101は、処理をステップS31へ戻す。
取付部材20への取付けが完了したと判断した場合(S18:YES)、制御部101は、本体フレーム10の取付けが完了した旨のメッセージを含んだ画面イメージを記憶部102から読出し、読出した画面イメージを表示指示と共に表示部104へ出力する。
表示部104は、制御部101からの表示指示に従って表示を行うことにより、本体フレーム10の取付けが完了した旨のメッセージを表示する(ステップS19)。図21は取付け完了時に表示する表示内容の一例を示す模式図である。図21に示す例では、本体フレーム10が取付部材20に取付けられた旨、及び表示装置から手を放しても大丈夫である旨のメッセージを表示している。また、取付部材20への取付けが完了した後に、螺子止め等のユーザの作業が必要である場合、その旨を表示する構成としてもよい。
なお、本実施の形態では、取付け完了を検出する検出手段として、光センサ(発光部及び受光部)を用いた構成について説明したが、光センサに代えて、接触センサ又はスイッチ等を用いてもよい。本体フレーム10の取付け完了位置において、本体フレーム10の一部と壁掛け金具22の受片22aとが当接するように構成しておき、本体フレーム10における当接箇所に接触センサ又はスイッチ等を設け、接触センサ又はスイッチ等からの出力信号を取得することにより、取付け完了を判断することができる。
10 本体フレーム
11 磁気センサ
12,12 係止孔
20 取付部材
21 磁石
22 壁掛け金具
101 制御部
102 記憶部
103 検出部
104 表示部
110 受信部

Claims (3)

  1. 取付部材への取付けが可能な表示装置において、
    前記取付部材への取付けを誘導するための音声を出力する手段と、
    自装置が前記取付部材に取付けられたか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により前記取付部材に取付けられたと判断した場合、その旨を報知する手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 発光部と、
    該発光部が発する光を受光する受光部と
    を備え、
    前記判断手段は、前記受光部が前記発光部からの光を受光したか否かに基づき、前記取付部材に取付けられたか否かを判断するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示装置と、
    テレビ放送信号を受信する受信手段と
    を備え、
    該受信手段にて受信したテレビ放送信号に基づくテレビ画像を前記表示装置に表示するようにしてあることを特徴とするテレビジョン受像機。
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