JP5534958B2 - 劣化診断装置及び劣化診断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、劣化診断装置及び劣化診断方法に関するものである。
特許文献1には、鉄道車両において、車体及び台車の各振動加速度波形の振幅のピーク値が所定の閾値を超えているときその走行区間に対する異常レベルを比較演算器に予め入力しておき、同じ走行区間を走行するときに検出された異常レベルを比較演算器が予め入力された異常レベルと比較演算することが記載されている。これにより、特許文献1によれば、車両の異常動揺が増大していることを検知できるので、その車両のバネやダンパ等の緩衝器の劣化を簡単に判断することができるとされている。
特許文献2には、車両動態管理装置において、鉄道車両から車両動態値(鉄道車両の速度や振動数)をネットワーク経由で受信し、走行区間ごとに車両動態値の特異性を定量化した現在の特性評価値を算出することが記載されている。そして、予め算出された過去の特性評価値の集合の中心からの現在の特性評価値のマハラノビス距離に応じて、カイ2条分布表から帰属確率を求める。これにより、特許文献2によれば、その帰属確率が閾値以下であるか否かに応じて走行区間ごとに異常判定を行うことができるので、高精細な車両動態管理を行うことができるとされている。
特開平8−15098号公報 特開2009−78764号公報
特許文献1に記載の技術では、比較演算器に予め入力された異常レベルに対応した走行区間と同じ走行区間を走行したときに、異常動揺が増大しているか否かを検知することが前提となっている。異なる走行区間を走行したときに異常動揺が増大しているか否かを正確に検知できない可能性がある。すなわち、抽出した波形パターンが以前の波形パターンと周期の大幅に異なるものであると正確に比較できない可能性がある。また、特許文献1に記載の技術では、非常に粗い単位である走行区間の単位で、車両の異常動揺を評価している。
特許文献2に記載の技術では、非常に粗い単位である走行区間(例えば、10メートルの区間)の単位で、得られた車両動態値に対する特性評価値を求めている。このため、得られる特性評価値(特徴量)の精度に限界がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、機器の動作状態の時間的変化に関する信号の波形からその特徴を高精度に抽出することができる劣化診断装置及び劣化診断方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の1つの側面にかかる劣化診断装置は、車両に搭載された機器の劣化を診断する劣化診断装置であって、前記機器の動作状態の時間的変化に関する信号を取得し、前記信号の波形と前記信号の波形を時間的に遅延させた遅延波形との自己相関を演算して、前記信号の波形の周期を求める第1の演算部と、前記信号の波形と、前記周期を有しており、前記信号の波形に対して位相的に遅延させた正弦波との相互相関を演算して、前記信号の波形の前記正弦波に対する位相差を求める第2の演算部と、前記信号の波形における原点から前記位相差でずれた位置を基準として、前記信号の波形から前記周期の単位で複数の波形パターンを切り出す切り出し部と、前記複数の波形パターンのそれぞれから複数の特徴量を抽出する第3の演算部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、切り出し部により周期の単位で切り出された複数の波形パターンのそれぞれから第3の演算部が複数の特徴量を抽出するので、信号の波形の特徴を周期の精度で抽出することができる。これにより、機器の動作状態の時間的変化に関する信号の波形からその特徴を高精度に抽出することができる。
図1は、実施の形態に係る劣化診断装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態における劣化診断方法を示すフローチャートである。 図3は、実施の形態における劣化診断方法を示す概念図である。 図4は、実施の形態における波形パターンの抽出手順を示す図である。 図5は、実施の形態における波形パターンの抽出例を示す図である。 図6は、実施の形態におけるマッピング方法を示す図である。 図7は、実施の形態におけるマッピング結果を示す図である。 図8は、実施の形態におけるマッピング結果を示す図である。 図9は、実施の形態におけるマッピング結果を示す図である。
以下に、本発明にかかる劣化診断装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
実施の形態にかかる劣化診断装置10及び劣化診断装置10に関連する構成について図1を用いて説明する。図1には、劣化診断装置10及び劣化診断装置10に関連する構成が示されている。
劣化診断装置10は、車両50に搭載された機器40の劣化を診断する。車両50は、例えば、鉄道車両、バス、路面電車などである。機器40は、例えば、電車内に設置された所定のモータ(例えば、走行用のモータ、エアコン用のモータなど)である。
劣化診断装置10は、車両50における機器40の(周期性を有する)動作状態を検知するセンサ20から、機器40の(周期性を有する)動作状態の時間的変化に関する信号を取得する。機器40の動作状態の時間的変化に関する信号は、例えば、機器40(例えば、モータ)の駆動電流(例えば、U相モータ電流)の時間的変化を示す信号である。センサ20は、例えば、機器40(例えば、モータ)の駆動電流を検知可能な位置(例えば、ドライブ回路とモータ本体との間のノード)に設置されている。劣化診断装置10は、取得した信号に応じて、機器40の劣化を診断し、診断結果を車両50内の(例えば運転席に設置された)報知部30へ供給する。報知部30は、供給された診断結果を報知する。報知部30は、例えば、診断結果を音声により報知してもよいし、診断結果をLEDなどのランプの点灯/消灯により報知してもよいし、診断結果をディスプレイに表示することにより報知してもよい。
なお、劣化診断装置10は、車両50内に設置されていても良いし、車両50の外部に車両50と通信可能に設置されていても良い。例えば、劣化診断装置10は、鉄道会社の管理センターのサーバ等に設置されていてもよい。この場合、劣化診断装置10は、機器40の駆動電流の時間的変化を示す信号(のデータ)を所定の通信回線(ネットワークや無線回線など)経由で走行中の車両50から受信し、診断結果(のデータ)を所定の通信回線経由で走行中の車両50へ送信する。
次に、劣化診断装置10の内部構成について説明する。図1には、劣化診断装置10内の機能構成が示されている。
劣化診断装置10は、入出力I/F19、制御部18、第1の演算部11、第2の演算部12、切り出し部13、正規化部14、第3の演算部15、マッピング部16、及び診断部17を備える。
入出力I/F19には、車両50内のセンサ20から、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号(トレースデータ)が入力される(又は、受信される)。機器40の動作状態の時間的変化に関する信号は、例えば、U相モータ電流の時間的変化を示す信号である。入出力I/F19は、入力された信号(トレースデータ)を制御部18へ供給する。
制御部18は、劣化診断装置10における各部を全体的に制御する。例えば、制御部18は、入出力I/F19から受けた信号を第1の演算部11へ供給する。
第1の演算部11は、例えば、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号(の波形WF1)を制御部18から取得する。第1の演算部11は、その信号の波形WF1を時間的に遅延させた遅延波形WF2を生成し、信号の波形WF1と遅延波形WF2との自己相関を演算して(図4(a)及び(b)参照)、自己相関係数(時間をずらした自データの波形との重なり度合い)の時間的変化を算出する。そして、第1の演算部11は、自己相関係数の値が最初に極大になるときの遅延時間を、信号の波形WF1の周期T1として求める。第1の演算部11は、信号の波形WF1の周期T1の情報を制御部18経由で第2の演算部12及び切り出し部13へ供給する。
第2の演算部12には、例えば、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号(の波形WF1)と、信号の波形WF1の周期T1の情報とが供給される。第2の演算部12は、周期T1の情報に応じて、周期T1を有しており、信号の波形WF1に対して位相的に遅延させた正弦波WF3を生成する。そして、第2の演算部12は、信号の波形WF1と正弦波WF3との相互相関を演算して(図4(c)及び(d)参照)、相互相関係数(同一周期の正弦波と自データとの重なり度合い)の時間的変化を算出する。そして、第2の演算部12は、相互相関係数の値が最初に極大(又は極小)になるときの原点からの位相差を、信号の波形WF1の正弦波WF3に対する位相差θとして求める。第2の演算部12は、信号の波形WF1の正弦波WF3に対する位相差θの情報を制御部18経由で切り出し部13へ供給する。
切り出し部13には、例えば、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号(の波形WF1)と、信号の波形WF1の周期T1の情報と、信号の波形WF1の正弦波WF3に対する位相差θの情報とが供給される。切り出し部13は、信号の波形WF1における原点から位相差θでずれた位置を基準として(図4(e)、図5(a)参照)、信号の波形WF1から周期T1の単位で範囲を反復して区切って波形パターンとする。すなわち、切り出し部13は、信号の波形WF1から周期T1の単位で基準波形パターンWP1と複数の波形パターンWP2〜WP5とをそれぞれ切り出す。基準波形パターンWP1は、複数の波形パターンWP2〜WP5より前(例えば、直前)の周期T1の波形パターンである。切り出し部13は、基準波形パターンWP1と複数の波形パターンWP2〜WP5とを制御部18経由で正規化部14へ供給する。
正規化部14には、例えば、切り出された基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5の情報が供給される。正規化部14は、基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5の時間軸方向の長さ(波形パターン長)を正規化する。すなわち、正規化部14は、基準波形パターンWP1、複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれの周期T1を周期Tnに正規化する(図3(g)参照)。正規化部14は、周期がTnに正規化された基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5の情報を制御部18経由で第3の演算部15へ供給する。
第3の演算部15には、例えば、周期がTnに正規化された基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5の情報が供給される。第3の演算部15は、正規化された基準波形パターンWP1を用いて、正規化された複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれから複数の特徴評価値(複数の特徴量)を抽出する。複数の特徴評価値は、波形パターンの形状のくずれを評価するために適した複数の値であればどのような値であってもよい。例えば、第3の演算部15は、正規化された複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれから、第1特徴評価値と第2特徴評価値とを抽出する。
第1特徴評価値(第1の特徴量)は、例えば、波形パターンの振幅成分の基準波形パターンWP1からのオフセットに関する評価値である。すなわち、第1特徴評価値は、波形パターン(例えば、WP2)が基準波形パターンWP1から振幅軸方向にどの程度ずれているのかを示す値である(図6(a)参照)。第1特徴評価値の値が大きいほど、評価対象の波形パターンは、基準波形パターンWP1から全体的に振幅軸方向にずれていることになる。
第2特徴評価値(第2の特徴量)は、例えば、波形パターンの基準波形パターンWP1からの形状の差に関する評価値である。すなわち、第2特徴評価値は、波形パターンの振幅成分の基準波形パターンWP1からのオフセットがキャンセルされた状態で、波形パターン(例えば、WP2)と基準波形パターンWP1との振幅レベルの正負を考慮した差異を(例えば、複数の評価点について)加え合わせたものである(図6(a)参照)。第2特徴評価値の値が大きいほど、評価対象の波形パターンは、基準波形パターンWP1からその形状がくずれていることになる。なお、波形パターンの振幅成分の基準波形パターンWP1からのオフセットをキャンセルさせる際に用いるオフセット量は、第1特徴評価値を抽出する際に求めたオフセット量であってもよい。
第3の演算部15は、複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれの複数の特徴評価値(第1特徴評価値、第2特徴評価値)の情報を制御部18経由でマッピング部16へ供給する。
マッピング部16には、例えば、速度及びパルスモードが同じである複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれの複数の特徴評価値(第1特徴評価値、第2特徴評価値)の情報が供給される。マッピング部16は、第1特徴評価値と第2特徴評価値とを複数の座標軸とする座標空間CS内に、複数の波形パターンWP2〜WP5の第1特性評価値及び第2特性評価値を示す複数の座標CP2〜CP5をマッピングする(図6(b)参照)。さらに、マッピング部16は、複数の座標CP2〜CP5を、複数の波形パターンWP2〜WP5の時間的順番を示す記号とともにマッピングする(図6(b)参照)。
座標空間CSでは、上記のように、原点から第1特徴評価値の軸の正方向に離れるほど、評価対象の波形パターンが基準波形パターンWP1から全体的に振幅軸方向にずれていることが示される。また、この座標空間CSでは、上記のように、原点から第2特徴評価値の軸の正方向に離れるほど、評価対象の波形パターンの形状が基準波形パターンWP1の形状からくずれていることが示される。
マッピング部16は、座標空間CS内にマッピングされた複数の座標CP2〜CP5の情報を制御部18経由で診断部17へ供給する。
診断部17には、例えば、座標空間CS内にマッピングされた複数の座標CP2〜CP5の情報が供給される。診断部17は、座標空間CS内におけるマッピングされた複数の座標CP2〜CP5の分布から、機器40の劣化を診断する。診断部17は、診断結果を制御部18経由で入出力I/F19へ供給する。入出力I/F19は、供給された診断結果を車両50内の報知部30へ出力する(又は送信する)。
次に、実施の形態にかかる劣化診断装置10による劣化診断方法について、図2を用いて説明する。図2は、劣化診断方法における処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、入出力I/F19に、車両50内のセンサ20から、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号(トレースデータ)が入力される(又は、受信される)。入出力I/F19には、例えば、U相モータ電流の時間的変化を示す信号として、互いに異なる波形WF1、WF11を有する複数の信号が入力される(図3(a)、(b)参照)。入出力I/F19は、入力された信号(トレースデータ)を制御部18へ供給する。
ステップS2では、第1の演算部11が、例えば、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号の波形WF1、WF11を制御部18から取得する。第1の演算部11は、その信号の波形WF1を時間的に遅延させた遅延波形WF2を生成し、信号の波形WF1と遅延波形WF2との自己相関を演算して(図4(a)及び(b)参照)、自己相関係数(時間をずらした自データの波形との重なり度合い)の時間的変化を算出する。そして、第1の演算部11は、自己相関係数の値が最初に極大になるときの遅延時間を、信号の波形WF1の周期T1(図4(c)参照)として求める。同様にして、第1の演算部11は、信号の波形WF11の周期T11(図4(d)参照)を求める。第1の演算部11は、信号の波形WF1の周期T1及び信号の波形WF11の周期T11の情報を制御部18経由で第2の演算部12及び切り出し部13へ供給する。
次に、第2の演算部12には、例えば、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号の波形WF1、WF11と、信号の波形WF1の周期T1及び信号の波形WF11の周期T11の情報とが供給される。第2の演算部12は、周期T1の情報に応じて、周期T1を有しており信号の波形WF1に対して位相的に遅延させた正弦波WF3を生成する。そして、第2の演算部12は、信号の波形WF1と正弦波WF3との相互相関を演算して(図4(c)及び(d)参照)、相互相関係数(同一周期の正弦波と自データとの重なり度合い)の時間的変化を算出する。そして、第2の演算部12は、相互相関係数の値が極大(又は極小)になるときの原点からの位相差を、信号の波形WF1の正弦波WF3に対する位相差θとして求める。同様にして、第2の演算部12は、信号の波形WF11の正弦波に対する位相差(図示せず)を求める。第2の演算部12は、信号の波形WF1の正弦波WF3に対する位相差θと信号の波形WF11の正弦波に対する位相差との情報を制御部18経由で切り出し部13へ供給する。
ステップS3では、切り出し部13に、例えば、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号の波形WF1、WF11と、信号の波形WF1の周期T1及び信号の波形WF11の周期T11の情報と、信号の波形WF1の正弦波WF3に対する位相差θ及び信号の波形WF11の正弦波に対する位相差の情報とが供給される。切り出し部13は、信号の波形WF1における原点から位相差θでずれた位置を基準として(図4(e)、図5(a)参照)、信号の波形WF1から周期T1の単位で範囲を反復して区切って波形パターンとする。すなわち、切り出し部13は、信号の波形WF1から周期T1の単位で基準波形パターンWP1と複数の波形パターンWP2〜WP5とをそれぞれ切り出す(図3(c)参照)。基準波形パターンWP1は、複数の波形パターンWP2〜WP5より前(例えば、直前)の周期T1の波形パターンである。同様にして、切り出し部13は、信号の波形WF11における原点から位相差でずれた位置を基準として、信号の波形WF11から周期T11の単位で基準波形パターン(図示せず)と複数の波形パターンWP12、WP13とをそれぞれ切り出す(図3(d)参照)。切り出し部13は、基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5と、周期T11の基準波形パターン(図示せず)及び複数の波形パターンWP12、WP13とを制御部18経由で正規化部14へ供給する。
ステップS4では、正規化部14に、例えば、切り出された基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5と、周期T11の基準波形パターン(図示せず)及び複数の波形パターンWP12、WP13との情報が供給される。正規化部14は、基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5の時間軸方向の長さ(波形パターン長)を正規化する。すなわち、正規化部14は、基準波形パターンWP1、複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれの周期T1を周期Tnに正規化する(図3(g)参照)。同様に、正規化部14は、周期T11の基準波形パターン(図示せず)及び複数の波形パターンWP12、WP13のそれぞれの周期T11を周期Tnに正規化する(図3(g)参照)。正規化部14は、周期がTnに正規化された基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5と基準波形パターン(図示せず)及び複数の波形パターンWP12、WP13との情報を制御部18経由で第3の演算部15へ供給する。
ステップS5では、第3の演算部15に、例えば、周期がTnに正規化された基準波形パターンWP1及び複数の波形パターンWP2〜WP5と基準波形パターン(図示せず)及び複数の波形パターンWP12、WP13との情報が供給される。第3の演算部15は、DynamicSVD(動的な特異値分解)演算を行うことにより、正規化された基準波形パターンWP1を用いて、正規化された複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれから複数の特徴評価値(複数の特徴量)を抽出する。例えば、第3の演算部15は、正規化された複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれから、第1特徴評価値と第2特徴評価値とを抽出する。同様に、第3の演算部15は、正規化された複数の波形パターンWP12、WP13のそれぞれから、第1特徴評価値と第2特徴評価値とを抽出する。
例えば、特徴モデルが特異値分解である場合、DynamicSVD(動的な特異値分解)演算は、特開2009−78764に記載されているように行うことができる。すなわち、過去の波形パターンの特徴と過去の特徴評価値(第1特徴評価値、第2特徴評価値)とが予め取得されている。そして、過去の波形パターンの特徴を示す主成分行列・特異値と過去の特徴評価値とから、過去の波形パターンの特徴値が並べられた行列を近似的に再現する。そして、再現した行列に、新しい波形パターンの特徴値の集合の行(又は列)を追加し、再度特異値分解を行うことで、過去の波形パターンの特徴と過去の特徴評価値(第1特徴評価値、第2特徴評価値)との更新を行う。なお、特徴モデルとしてベータ推定やニューラルネットワークなどを用いても良い。
第3の演算部15は、複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれと複数の波形パターンWP12、WP13のそれぞれとの複数の特徴評価値(第1特徴評価値、第2特徴評価値)の情報を制御部18経由でマッピング部16へ供給する。
ステップS6では、マッピング部16に、例えば、速度及びパルスモードが同じである複数の波形パターンWP2〜WP5のそれぞれと複数の波形パターンWP12、WP13のそれぞれとの複数の特徴評価値(第1特徴評価値、第2特徴評価値)の情報が供給される。マッピング部16は、第1特徴評価値と第2特徴評価値とを複数の座標軸とする座標空間CS内に、複数の波形パターンWP2〜WP5、WP12、WP13の第1特性評価値及び第2特性評価値を示す複数の座標CP2〜CP5、CP12、CP13をマッピングする(図6(b)参照)。
さらに、マッピング部16は、複数の座標CP2〜CP5を、複数の波形パターンWP2〜WP5の時間的順番を示す記号とともにマッピングする。図6(b)では、データ番号「1」により座標CP2が時間的順番の一番早い波形パターンWP2に対応していることが示されている。また、座標CP2〜CP5の間を結ぶ線により、座標CP3、CP4、CP5が、波形パターンWP2に続く時間的順番の波形パターンWP3、WP4、WP5に対応していることが示されている。座標CP5以降の線がないことにより、座標CP5が時間的順番の一番遅い波形パターンWP5に対応していることが示されている。同様に、マッピング部16は、複数の座標CP12、CP13も、複数の波形パターンWP12、WP13の時間的順番を示す記号とともにマッピングする(図示せず)。
それとともに、マッピング部16は、正常域NRを更新する。この正常域NRは、予め特定されている。すなわち、複数の座標CP2〜CP5、CP12、CP13と速度及びパルスモードが同じである複数の波形パターンの第1特性評価値及び第2特性評価値を示す複数の座標が上記と同様にして予めマッピングされ、その複数の座標の分布の中心から標準偏差σの数倍に含まれる範囲(例えば、分布の中心から3σに含まれる範囲)が、該当速度及び該当パルスモードに対する正常域NRとして特定されている。そして、DynamicSVD(動的な特異値分解)演算により、過去の特徴評価値(第1特徴評価値、第2特徴評価値)の更新が行われることに伴い、この正常域NRの情報もマッピング部16により更新される。
マッピング部16は、座標空間CS内にマッピングされた複数の座標CP2〜CP5の情報を制御部18経由で診断部17へ供給する。
ステップS7では、診断部17に、例えば、座標空間CS内にマッピングされた複数の座標CP2〜CP5、CP12、CP13の情報が供給される。診断部17は、座標空間CS内におけるマッピングされた複数の座標CP2〜CP5、CP12、CP13の分布から、機器40に異常が発生したか否かを判断する。
例えば、診断部17は、複数の座標CP2〜CP5、CP12、CP13のうち正常域NR(図3(h)参照)から外れた座標が存在する場合、機器40に異常が発生したと判断して処理をS8へ進め、複数の座標CP2〜CP5、CP12、CP13のうち正常域NR(図3(h)参照)から外れた座標が存在しない場合、機器40に異常が発生していないと判断して処理をS9へ進める。
あるいは、例えば、診断部17は、複数の座標CP2〜CP5のうち時間的順番が一番遅い座標CP5、又は複数の座標CP12、CP13のうち時間的順番が一番遅い座標CP13が正常域NR(図3(h)参照)から外れている場合、機器40に異常が発生したと判断して処理をS8へ進め、時間的順番が一番遅い座標CP5及び座標CP13がいずれも正常域NR(図3(h)参照)から外れていない場合、機器40に異常が発生していないと判断して処理をS9へ進める。このとき、判断に用いる正常域NRは、ステップS6でマッピング部16により更新される前(例えば、直前)の正常域NRとすることができる。
ステップS8では、診断部17が、機器40の劣化が発生している(劣化あり)と診断する。診断部17は、機器40の劣化が発生しているとの診断結果を制御部18経由で入出力I/F19へ供給する。入出力I/F19は、その診断結果を車両50内の報知部30へ出力する(又は送信する)。
ステップS9では、診断部17が、機器40の劣化が発生していない(劣化なし)と診断する。診断部17は、機器40の劣化が発生していないとの診断結果を制御部18経由で入出力I/F19へ供給する。入出力I/F19は、その診断結果を車両50内の報知部30へ出力する(又は送信する)。
ステップS10では、車両50内の報知部30が、劣化診断装置10から出力された診断結果を例えば車両50の運転手に報知する。これにより、ステップS8を経由した場合、機器40の劣化が発生しているとの診断結果が例えば車両50の運転手に報知され、ステップS9を経由した場合、機器40の劣化が発生していないとの診断結果が例えば車両50の運転手に報知される。
以上のように、実施の形態では、切り出し部13が、信号の波形における原点から位相差でずれた位置を基準として、信号の波形から周期の単位で複数の波形パターンを切り出す。このように、周期の単位で切り出された複数の波形パターンのそれぞれから第3の演算部15が複数の特徴評価値(複数の特徴量)を抽出するので、信号の波形の特徴を周期の精度で抽出することができる。これにより、機器40の動作状態の時間的変化に関する信号の波形からその特徴を高精度に抽出することができる。この結果、非常に粗い走行区間の単位で特徴を評価する場合に検出することが困難であった機器の瞬間的かつ突発的な異常動作を検出することができるので、機器の劣化を診断する際の精度を向上できる。
また、正規化部14は、切り出し部13により切り出された複数の波形パターンのそれぞれの周期を正規化する。これにより、切り出し部13により切り出された複数の波形パターンのうちに互いに周期の異なる波形パターン(例えば、波形パターンWP2〜WP5及び波形パターンWP12、WP13)が混在する場合でも、信号の波形の特徴を周期の単位で抽出することが容易であるとともに、信号の波形の特徴を互いに比較することも容易である。
さらに、マッピング部16は、第1特徴評価値(第1の特徴量)と第2特徴評価値(第2の特徴量)とを複数の座標軸とする座標空間内に、複数の波形パターンの第1特徴評価値及び第2特徴評価値を示す複数の座標をマッピングする。これにより、その座標空間内における複数の座標の分布から、機器40に異常が発生したか否かを診断部17が判断するための基準となる正常域NRを特定することができる。また、マッピングを行いながら動的に正常域NRを更新できるので、正常域NRの特定の精度を動的に向上できる。
なお、マッピング部16は、座標空間CS内に、複数の座標を、保護動作の種類を識別した状態でマッピングしても良い。例えば、マッピング部16は、図7に示すようにマッピングしても良い。図7において、領域R1に含まれる複数の座標は、機器40(例えば、モータ)におけるフィルタコンデンサの過電圧の保護が作動した場合の動作状態に対応している。領域R2又はR3に含まれる複数の座標は、機器40(例えば、モータ)におけるIPM(Intelligent Power Module)の保護検知が作動した場合の動作状態に対応している。領域R4又はR5に含まれる複数の座標は、機器40(例えば、モータ)における主電動機部の過電流の保護が作動した場合の動作状態に対応している。このような保護動作の種類を識別したマッピング情報を診断部17へ供給すれば、診断部17が、機器40の保護動作の種類も考慮して、機器40の劣化を診断することができる。これにより、機器40の劣化を診断する際の精度をさらに向上することができる。
あるいは、マッピング部16は、座標空間CS内に、複数の座標を、速度及びパルスモードの少なくとも一方に関する複数の条件を識別した状態でマッピングしてもよい。このような複数の条件を識別したマッピング情報を診断部17へ供給すれば、診断部17が、複数の条件のいずれであるのかも考慮して、機器40の劣化を診断することができる。これにより、機器40の劣化を診断する際の精度をさらに向上することができる。
例えば、マッピング部16は、図8に示すようにマッピングしても良い。図8において、破線で示す境界線BL11の左側の領域は、機器40(例えば、モータ)におけるインバータのパルスモードがパルス数の低い同期モード(例えば、1パルスモード、3パルスモード)である場合の動作状態に対応している。境界線BL11の右側の領域は、機器40(例えば、モータ)におけるインバータのパルスモードがパルス数の高い同期モード(例えば、5パルスモード、7パルスモード、9パルスモードなど)又は非同期モードである場合の動作状態に対応している。このようなパルスモードの種類を識別したマッピング情報を診断部17へ供給すれば、診断部17が、機器40のパルスモードの種類も考慮して、機器40の劣化を診断することができる。これにより、機器40の劣化を診断する際の精度をさらに向上することができる。
あるいは、例えば、マッピング部16は、図9に示すようにマッピングしても良い。図9において、正常域NR21は、車両50の走行速度が30km/h台である場合の動作状態に対応している。正常域NR22は、車両50の走行速度が40km/h台である場合の動作状態に対応している。正常域NR23は、車両50の走行速度が50km/h台である場合の動作状態に対応している。正常域NR24は、車両50の走行速度が60km/h台である場合の動作状態に対応している。正常域NR25は、車両50の走行速度が70km/h台である場合の動作状態に対応している。このような車両50の走行速度を識別したマッピング情報を診断部17へ供給すれば、診断部17が、車両50の走行速度も考慮して、機器40の劣化を診断することができる。これにより、機器40の劣化を診断する際の精度をさらに向上することができる。
以上のように、本発明にかかる劣化診断装置は、車両に搭載された機器の劣化を診断することに有用である。
10 劣化診断装置
11 第1の演算部
12 第2の演算部
13 切り出し部
14 正規化部
15 第3の演算部
16 マッピング部
17 診断部
18 制御部
19 入出力I/F
20 センサ
30 報知部
40 機器
50 車両

Claims (5)

  1. 車両に搭載された機器の劣化を診断する劣化診断装置であって、
    前記機器の動作状態の時間的変化に関する信号を取得し、前記信号の波形と前記信号の波形を時間的に遅延させた遅延波形との自己相関を演算して、前記信号の波形の周期を求める第1の演算部と、
    前記信号の波形と、前記周期を有しており、前記信号の波形に対して位相的に遅延させた正弦波との相互相関を演算して、前記信号の波形の前記正弦波に対する位相差を求める第2の演算部と、
    前記信号の波形における原点から前記位相差でずれた位置を基準として、前記信号の波形から前記周期の単位で複数の波形パターンを切り出す切り出し部と、
    前記複数の波形パターンのそれぞれから当該波形パターンの形状のくずれを評価するための複数の特徴量を抽出する第3の演算部と、
    を備えたことを特徴とする劣化診断装置。
  2. 切り出された前記複数の波形パターンのそれぞれの周期を正規化する正規化部をさらに備え、
    前記第3の演算部は、正規化された前記複数の波形パターンのそれぞれから複数の特徴量を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の劣化診断装置。
  3. 前記切り出し部は、さらに、前記複数の波形パターンより前の前記周期の波形パターンを基準波形パターンとして切り出し、
    前記第3の演算部は、正規化された前記複数の波形パターンのそれぞれから、前記波形パターンの振幅成分の前記基準波形パターンからのオフセットに関する第1の特徴量と前記波形パターンの前記基準波形パターンからの形状の差に関する第2の特徴量とを抽出し、
    前記劣化診断装置は、前記第1の特徴量と前記第2の特徴量とを複数の座標軸とする座標空間内に前記複数の波形パターンの前記第1の特徴量及び前記第2の特徴量を示す複数の座標をマッピングするマッピング部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の劣化診断装置。
  4. 前記マッピング部は、前記複数の座標を、速度及びパルスモードの少なくとも一方に関する複数の条件を識別した状態でマッピングする
    ことを特徴とする請求項3に記載の劣化診断装置。
  5. 車両に搭載された機器の劣化を診断する劣化診断方法であって、
    前記機器の動作状態の時間的変化に関する信号を取得する工程と、
    前記信号の波形と前記信号の波形を時間的に遅延させた遅延波形との自己相関を演算して、前記信号の波形の周期を求める工程と、
    前記信号の波形と、前記周期を有しており前記信号の波形に対して位相的に遅延させた正弦波との相互相関を演算して、前記信号の波形の前記正弦波に対する位相差を求める工程と、
    前記信号の波形における原点から前記位相差でずれた位置を基準として、前記信号の波形から前記周期の単位で複数の波形パターンを切り出す工程と、
    前記複数の波形パターンのそれぞれから当該波形パターンの形状のくずれを評価するための複数の特徴量を抽出する工程と、
    含むことを特徴とする劣化診断方法。
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